JP2008278497A - チャネルコーディングおよびデコーディングの方法および装置 - Google Patents

チャネルコーディングおよびデコーディングの方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】チャネルコーディングおよびデコーディングの方法および装置を提供すること。
【解決手段】dkエンコーダ段階(101)とプリコーディング段階(103)とを含むチャネルエンコーダにおいて、RMTR制約(r)の追従が達成される理由は、データが、dkエンコーダ(101)とプリコーダ(103)tの間でRMTRエンコーダ(102)を通過させられ、このRMTRエンコーダ(102)が、禁止パターン(fp)の発生を、禁止パターン(fp)と同じ長さを有する現在置換パターンによって置換するからである。2つの異なる置換パターン(rp1、rp2)の事前定義された組から、現在置換パターンを適切に選択することによって、エンコーダ出力に対するDC制御が達成される。対応するデコーダを記述してあり、これもパターン置換を利用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、変調および復調とも呼ばれることのある、チャネルコーディングおよびチャネルデコーディングに関し、特にRMTR制限コーディング(Repeated Minimum Transition Runlength limited coding)に関する。
時間における信号の変換としての記憶は、帯域制限されたチャネルとしてモデル化することが可能であり、特にデジタル信号読出しに対しては、ビットクロックは通常、読出し信号から再生される。両方の事実が、ランレングス制限チャネルコードまたはRLLチャネルコードがデジタル記憶媒体に使用されている理由である。(d,k)コードとして知られているそれらのコードは、任意のペイロードワード(payload word)の任意のシーケンスを、連続する「1」の間に少なくともd個、かつ最大でk個の「0」を有する、チャネルワードのシーケンスに変換する。その後のトランスコーディング(transcoding)またはプリコーディング(precoding)段階において、このように隔離された「1」を含むシーケンスが出力信号に変換され、この場合に、シーケンスにおける「1」のそれぞれが、その出力信号における状態変化を発生させる。デジタル光記憶において、そのような状態変化は、「ピット(pit)」から「スペース(space)」へ、またはその逆の変化であり、磁気記録においては、状態変化は「プラス」から「マイナス」の磁気方位へ、またはその逆の変化である。このトランスコーディングは、NRZIコーディングと呼ばれており、数学的な取扱いの容易さから、概念的には、振幅の出力値x∈{−1,+1}へのマッピングが続いて行われることがある。記憶装置の物理的基盤にかかわらず、シーケンスにおける「1」の距離についての制限は、上方および下方が制限された長さの記憶トラック上での、状態変化の間の物理的に均質な領域に変換される。
図3は、dkエンコーダ301とプリコーダ(precoder)302とを有する、従来技術RLLエンコーダのブロック図である。dkエンコーダ301は、事前定義された数のバイナリ要素からなる非制約データタプル(tuples)uを、{「0」,「1」}からバイナリ要素の制約タプルvへと変換する。ここで、「非制約(unconstrained)」とは、タプル内でいかなる要素値の組合せも発生可能であることを意味し、それに対応して、「制約(constrained)」とは、本明細書において記述する場合には、ある種の値の組合せが禁止されていることを意味する。このような制約条件の結果として、制約タプルvの長さまたは次元数は、データタプルuの次元数よりも大きくなることは避けられない。1つの典型的な例として、長さ2のデータタプルは、長さ3の制約タプルにdkエンコーディングされる。制約タプルvのシーケンスは、最小ランレングス制約dおよび最大ランレングス制約kを満足するか、またはそれに従う。d−制約は、連続する「1」の間に少なくともd個の「ゼロ」があることを要求し、k−制約は、任意の2つの連続する「1」の間に最大でk個の「ゼロ」があることを要求する。制約タプルvは、プリコーダ302においてNRZI手法によってプリコーディングされて、プリコーディングされたタプルxになり、それが記憶される。
図4は、対応する従来技術RLLデコーダのブロック図である。読出しタプルx’は、プリデコーダ(predecoder)402においてプリデコーディングされて、dkデコード可能なタプルv’となり、このdkデコード可能なタプルv’は、dkデコーダ401においてdkデコードされて、RLLデコーディングされたタプルu’となる。以下のすべてを通して、「dkエンコーダ」や「dkデコーダ」の用語は、変形することなく一般的な方法としてランレングス制限コーディングの原理を表記するために使用するが、これに対して、それぞれ関係する下方および上方の制限に対しては、具体的な変数を用いて「(d,k)」のような形式を利用することにする。
最近の高密度記憶においては、コードがさらに別の制約に従うのが重要であることがわかっている。すなわち、過剰な数の最小許容長さdのランが、直後に連続することは禁止される(すなわち、チャネルコーディングされたビットストリームにおいて起きてはならない)。これは、RMTR制約(Repeated Minimum Transition Runlength constraint)として知られており、チャネルに対して要求されると、そのチャネルに使用される、すべてのチャネルエンコーディング方法および装置は、この追加の制約を満たすようにしなくてはならない。
RMTR制約RLLチャネルコードは、ブルーレーザーディスクのような最近の高密度光学記憶媒体に使用されている。従来技術チャネルコーディングにおいては、RMTR制約を満たすことは、チャネルコーダー(coder)またはコード生成ルール中に、直接または経験的に「埋め込まれる」ことが多かった。
特許文献1には、非制約2値化シーケンスを制約2値化シーケンスに可逆的に変換する有限状態マシン(FSM:Finite State Machine)、およびそれと共に使用される有限予見状態非依存型デコーダ(finite lookahead state−independent decoder)について記載されている。これに基づいて、特許文献2には、記憶および通信における、高デューティサイクル非制約バイナリ信号シーケンスを縮減する方法および手段が記載されている。所与のRLLコードを経験的に修正することによって、通常、高デューティサイクルRLLコードシーケンスにマッピングされる、バイナリシーケンスは、無限に繰り返されるのを防止されるか、または排除される。特許文献2に記載されている方法および手段は、実現がより複雑であることを意味する拡張有限状態マシン(FSM)をそれが使用するという、欠点を有することがわかる。また、それらの知見が一般化できるのかどうか、またはどのようにして一般化されるのかについては何も開示されていない。
特許文献3には、変調および復調用の装置および方法が記載されており、この場合には、コーディングされたデータ内に、最小ランが繰り返されるコードシーケンスを検出して、結果的にそれらを所定のビットシーケンスに変換することによって、RMTR制約が実現されている。所定のコードシーケンスに対して、異なる代替案が記載されており、選択のルールが与えられているが、いずれの実施形態においても、単一のそのような所定のコードシーケンスが常に使用される。
米国特許第4413251号明細書 国際公開第00/03392号パンフレット 米国特許第6369724号明細書
本発明は、特許文献3に開示されているコード置換方式では、単一の所定コードシーケンスが常に使用されるということが欠点となることを認識した。いくつかのそのようなパターンの組から1つの置換パターンを選択して応用することを可能にする置換方式は、その選択によって結果として得られるビットストリームの特徴、例えば、その累積デジタル和(running digital sum)に影響を与えることができるという利点をもたらすことになる。
従来技術と同様に、RMTR制限制約を満たすことは、概念的にはコード設計またはRLLコーディングとは分離され、別個のポストエンコーディング/プリデコーディングステップによって達成される。したがって、具体的には、外部的に望ましい最大ランレングスkよりも小さい内部最大ランレングスk1を有する、従来型(d,k1)RLL制限コードは、禁止されたRMTRを消去する、後続のポストエンコーディング段階と組み合わされる。この結果は、追加的にRMTL制限に従う、(d,k)RLL制約コーディングである。それに対応して、関連するデコーダは、ポストエンコーディング段階の逆動作を実行する、プリデコーディング段階と、それに加えて後続の(d,k1)デコーダを有する。
言い換えると、本発明は、従来型(d,k1)エンコーダまたはエンコーディングを、RMTR制約への準拠を達成する別個のポストプロセシング段階と組み合わせる、チャネルエンコーディング方法および装置を提案する。このポストプロセシングは、RMTR制約に違反する、禁止パターンとも言われるそれらのビットシーケンスを、内部最大ランレングス制限k1の範囲外であるが、制限k>k1の範囲内である、置換パターンと言われる他のビットシーケンスによって置き換えることによって、それを行う。本発明は、ポストエンコーディングステップが、RMTRに違反するビットパターンを置換するのに使用される代替置換パターンを提供することを、可能にする。代替置換パターンの間で適当な選択を行うことによって、ランニングデジタル和RDSによって説明される出力ビットストリームの低周波数コンテンツのような、結果として得られるビットストリームの性質および特性に、有利な影響を与えることができる。
有利には、本発明によるコードは、禁止されたランレングスの追加の特徴を有するように設計することが可能であり、この場合には、k1よりも大きく、kよりも小さい、あるランレングスは、出力ビットストリーム内では発生しないことになる。
本発明の有利な発展においては、k制約を破ることなくsyncパターンを挿入するのに、禁止されたランレングスが使用される。言い換えると、本発明は、同期パターンの新しい概念を可能にする。従来技術において、(d,k)ランレングスコーディングされたデータストリーム中に、規則間隔で、間にあるデータチャンクの(d,k)ランレングス制約に意図的に違反するsyncパターンを挿入することが知られている。具体的には、RLLコードの最大許容ランレングスよりも大きいランレングスを含むsyncパターンが使用される。しかしながら、本発明によって生成されるコードは、それらが有する禁止されたランレングス特徴を利用することによって、同期目的で、(d,k)範囲内から1つまたは2つ以上のランレングスの所定の組を保留する。
それに対応して、本発明による方法は、データタプルの入力シーケンスに含まれるバイナリデータのチャネルエンコーディングを実行する。下方ランレングス制限、第2の上方ランレングス制限、およびRMTR制約への追従は、入力シーケンスを、下方ランレングス制限および第2の上方ランレングス制限よりも小さい第1の上方ランレングス制限を有する、RLLエンコーダを使用して制約タプルのシーケンスにエンコーディングすること、制約タプルのシーケンスから、RMTR制約に従う出力タプルのシーケンスを生成し、所定の禁止パターンの発生を、禁止パターンと同一の長さを有し、かつ2つの置換パターンの所定の組から選択される、現在の置換パターンによって置換すること、およびNRZI変調によって出力タプルのシーケンスを、チャネルで使用されるプリコーディングされたタプルのシーケンスにポストエンコーディングすること、によって達成される。
有利には、本発明による方法において、禁止パターンfpは、
Figure 2008278497
からなり、置換パターンの事前定義された組は、[0](d+1)[1][0](k)[1][0](t)[0](d)[1]からなる第1の置換パターンrp1と、[0](d+1)[1][0](d)[1][0](k)[1][0](t)からなる第2の置換パターンrp2とからなる。この点、および本出願の全説明を通して、[0]および[1]はそれぞれ、バイナリデータの第1および第2のバイナリ値を表わし、[x](y)の表記は、バイナリ値またはバイナリ値のストリングxのy倍の連続繰返しを示し、tは、次式
0≦2t≦(d+1)・r−1−kl (1)
に従う事前定義されたパラメータであり、rは最小ランレングスの最大許容繰返し数、すなわちRMTR制限である。
これらのパターンを使用することは、置換パターンが、NRZI変調信号のランニング
デジタル和に対する反対極性の寄与をもたらすという利点を有する。
有利には、本発明による方法においては、累積デジタル和が、例えばプリコーディングされたビットシーケンスから、またはRMTRコーディングされたシーケンスから計算され、置換パターンの組からの現在置換パターンの選択は、累積デジタル和ができる限りゼロに近く留まるように行われる。
本発明による別の方法は、下方ランレングス制限、第2の上方ランレングス制限、およびRMTR制約に従うバイナリデータをチャネルデコーディングする。非制約ペイロードデータタプルの復元への変換は、チャネルから読み出される読出しタプルのシーケンスから、NRZI復調によってプリデコーディングすることによってプリデコーディングされたタプルのシーケンスを生成すること、プリデコーディングされたタプルのシーケンスから、RMTRデコーダ内で、トリガーパターンの発生を、トリガーパターンと同じ長さのデコーディングされたパターンによって置換することによってdkデコーディング可能なタプルのシーケンスを生成すること、および下方ランレングス制限および第2の上方ランレングス制限より小さい第1の上方ランレングス制限を有する、dkデコーダを使用して、dkデコーディング可能なタプルのシーケンスをRLLデコーディングされたタプルにdkデコーディングすること、によって達成される。
有利には、この方法においては、トリガーパターンは、[1][0](k)[1][0](t)からなり、デコーディングされたパターンは
Figure 2008278497
からなる。これは、エンコーダ側でいずれの置換パターンが使用されていようとも、単一のトリガーパターンによって、逆置換を実行することができるという利点がある。
バイナリデータをチャネルエンコーディングするための、本発明による装置は、下方ランレングス制限を備えるdkエンコーダと、NRZI変調を行うプリコーダとを有する。下方ランレングス制限、第2の上方ランレングス制限、およびRMTR制約への追従を達成するために、上記装置内のdkエンコーダは、第2の上方ランレングス制限よりも小さい第1の上方ランレングス制限を有し、dkエンコーダとプリコーダの間で、データがRMTRエンコーダを通過させられて、禁止パターンと同じ長さを有する2つの置換パターンの一方による禁止パターンの置換が行われる。
下方ランレングス制限、第2の上方ランレングス制限、およびRMTR制約に追従するバイナリデータをチャネルデコーディングするための本発明による装置は、NRZI復調のためのプリデコーダと、下方ランレングス制限を備えるdkデコーダとを有する。非制約ペイロードデータタプルの復元へ変換するために、データは、プリデコーダとdkデコーダの間でRMTRデコーダを通過させられて、このRMTRデコーダは、トリガーパターンの発生があれば、それをトリガーパターンと同じ長さを有するデコーディングされたパターンによって置換する。この装置のdkデコーダは、第2の上方ランレングス制限よりも小さい第1の上方ランレングス制限を有する。
本発明の例示的な実施形態を、図面において示すとともに、より詳細には以下の記述において説明する。
図3に示す従来技術RLLエンコーダにおいては、dkエンコーダ301は、RMTR制限のいずれの処理も行わず、その結果、1≦ρ≦∞であるρ個の繰返し最小ランレングスを有する、次の形式
Figure 2008278497
の任意の繰返しパターンが、制約タプルvのシーケンスに表れる可能性がある。これらのパターンの内で、ρ>rを有するものは、除去しなくてはならないRMTR違反パターンである。これにおいて、上記のように定義される、表記「[x](y)」は、再帰的に使用され、[x](0)という特殊な場合が、xの値にかかわらず空のストリングまたはビットストリームであると解釈する、と定義することによって一般化される。
図1は、本発明によるRMTR−追従型RLLエンコーダのブロック図である。このエンコーダは、(d,k1)のランレングス制限に従う、従来型のdkエンコーダ101と、NRZI変調およびマッピング用の従来型プリコーダ103とを有する。本発明によれば、RMTRエンコーダ102が、dkエンコーダ101とプリコーダ103の間に配置されている。データタプルuのシーケンスから、dkエンコーダ101は、dkエンコーディングによって制約タプルvのシーケンスを生成する。この制約タプルvのシーケンスから、k=(d+1)・r−t−1>k1となるように適当に選択された設計パラメータt≧0を用いて、RMTRエンコーダ102は、制約タプルvのシーケンスの内部のすべての禁止パターン、すなわちρ>r
Figure 2008278497
である場合、を第1の置換パターン
rpl=[0](d+1)[1][0](k)[1][0](t)[0](d)[1] (2a)
または、第2の置換パターン
rp2=[0](d+1)[1][0](d)[1][0](k)[1][0](t) (2b)
で置換することによって、RMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンスを生成する。v内のその他のパターンはすべて、wへとバイパスされる。
式(2)、(2a)および(2b)を注意深く調べると次のことがわかる:
・置換する行為は、最大ランレングスをk1からk>k1へと増大させる。
・禁止パターンfpの全体長さ、
fp=(d+2)+(d+1)・(r+1)は、2つの置換パターンrp1、rp2のそれぞれの長さに等しい。すなわち、置換する行為は、シーケンス長さを変更しない。言い換えると、RMTRエンコーディングは、いかなる冗長性も追加することなく達成される。
・禁止パターンfpの先頭サブストリング[0](d+1)[1]は、実際にはそれ自体によって置換されており、これはまったく置換されないのと等価である。この先頭サブストリングを禁止パターンに含めることは、禁止最小遷移ランの開始に印をつけるか、またはそれを特徴づけるインジケータとしての役割だけを果たすものであり、先頭サブストリングは、禁止最小遷移ランの一部ではない。
・両置換パターンは、その中央または末尾に、それぞれ最小ラン[0](d)[1]の1つの事例を含む。したがって、上記の式が一見して示すこと以外に、実際に「置換されて除かれる」ものは、最小ランの(r+1)倍繰返しではなく、単にr倍繰返しである。
・禁止パターンfpにおける[1]の数は、r+2であり、置換パターンrp1、rp2の「1」の数は3で一定である。したがって、結果として得られるコードが、パリティ保存であると考えられるかどうかは、rに依存する。いずれの場合にも、置換パターンの間での選択によっては、パリティは変化しない。
・後続のNRZI変調を念頭におき、一般性を失うことなく、置換パターンの先頭サブストリング[0](d+1)[1]の後に、「ピット(pit)」または「プラス」のパリティがあると仮定すると、RDSは、第1の置換パターンを使用すると、寄与c1=−(k+1)+(t+d+1)だけ変わり、これに対して、第2の置換パターンを使用すると、RDS寄与c2=−(d+1)+(k+1)−tが結果として得られ、これはc1の正反対である。
置換において考慮に入れなくてはならない特殊な注意があり、それは、制約タプルvのシーケンスが非常に多数の最小レングスランを含む、すなわちρ>>rであると、その結果、RMTR制約を満たすために、実際には2つ以上の直接的に連続する置換が必要である場合である。上記の式(2)、(2a)、(2b)で定義される置換は、置換が以下のことを包含する場合にのみ、このような場合を範囲に含む:
・t=0の場合には、置換が行われた後に、次の[0](d+1)[1]パターンの探索は、それがどちらの置換パターンが使用されたかにはかかわらず置換の出力に発生するので、[0](k)[1]項の(d+1)個の最新のゼロにおいて、開始しなくてはならない。
・t>0の場合には、置換が行われた後に、次の[0](d+1)[1]パターンの探索は、それがどちらの置換パターンが使用されたかにはかかわらず置換の出力に発生するので、[0](t)項の最新のゼロから開始しなくてはならない。重要なことは、置換を行った後に、次の禁止パターンの探索は、実際には、出力されたばかりのビットストリング内の位置で開始しなくてはならないことである。
上記の式(2)、(2a)、(2b)で定義される置換は、RMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンス内に発生する「0」のランレングスについて、別の有利な特性がある:
・置換パターン内で内部的に、第1の置換パターンrp1は、長さkと(t+d)のランを含み、第2の置換パターンrp2は、長さdとkのランを含む。プレフィックス[0](d+1)[1]は、置換によって変化しないままであるので、これらの考慮には無視することができる。
・置換パターンの冒頭と末尾、すなわち置換パターンが先行および後続のビットストリーム部分と隣接する場所では、第1の置換パターンrp1の場合には、新しいランレングスは生成されていない。具体的には、この置換パターンの末尾における[1]のために、ビットストリーム内のすべての後続のゼロランは無変化のままになる。
・これに対して、第2の置換パターンrp2は、[0](t)で終了、すなわち長さtのゼロのランで終了する。しかしそのランは[1]で終了しないので、その有効長さは、置換パターンおよび後続の接続するビットストリームに注目しない限り、未定義のままである。
・後続のビットストリームは、禁止パターンfpの後のdkコーディングされたストリームからの起源が理由で、常に長さsのゼロのランで始まり、d≦s≦k1に従い、[1]がその後に続く。ここで留意すべきことは、d=0の場合には、このゼロのランは、実際には存在しない可能性があることである。どのような場合でも、長さsのゼロのランが後に続く、長さtのゼロのランは結合して、結果として長さ(t+s)のゼロのランとなる。特に、sが上述のように境界が定まっていると、結果として得られるランレングスは、実際にt+d≦t+s≦t+klによって境界が定まっている。
・要約すると、置換の結果として、dの長さ、およびd+tとk1+1の間(両端を含む)の任意の長さを有する、新しいゼロのランが生成される。ビットストリーム内で変化のないままであるゼロのランとともに、RMTRコーディングされたビットストリームは、間隔[d,k1+t]からのすべてのランレングスおよび単数ランレングスkを有する可能性がある。
・とりわけ、反対に、これらの中間の長さ、すなわちk1+t+1からk−1(両端を含む)の長さを有するランは、生成されないことになる。もちろん、この特性を具現化するためには、kl+t+1≦k−1が成立しなくてはならない。
より長いまたは短いランは生成されているのに対して、間隔[d,k]内からのあるランレングスが生成されていない、上記のコード構成において、これらの発生しないランレングスは、任意の種類の通知(signaling)目的、特に同期情報を移送するのに使用することができる。帯域制限チャネル用のd,kエンコーディングにおいては、RLLコーディングされたビットストリーム中に、規則間隔で、RLL符合の上方制限kに意図的に違反するゼロのランを含む、同期パターンをつなぎ合わせることによって、同期情報を提供することが知られている。本発明によるエンコーディング方法を用いて、非発生ランレングスの1つ、すなわち間隔[d,k]の高密度のサブセット内からのランレングスを含む、同期パターンを代わりにつなぎ合わせることができる。
図2は、図1に示すRMTR−追従RLLエンコーダの対応物である、本発明によるRMTR−追従RLLデコーダを示すブロックである。このデコーダは、逆マッピングとNRZI復調用の従来型プリデコーダ203と、(d,k1)のランレングス制限に従う、従来型dkデコーダ201とを有する。本発明によれば、以下にさらに詳細に述べるRMTRデコーダ202は、プリデコーダ203とdkデコーダ201の間に配置されている。
図5は、本発明による上記のRMTRエンコーダ102の実現形態を示すブロック図である。dkエンコーダ101からの制約タプルvのシーケンスが、DCコントローラ501に入力され、次いで、以下に説明するように、禁止パターン検出器502に、さらにファーストインファーストアウトメモリすなわちFIFO505に入力される。禁止パターン検出器502が禁止パターンfpの事例を検出しない限りFIFO505を介して遅延されている、制約タプルvは、RMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンス中に多重化507される。禁止パターン検出器502が禁止パターンfpの事例を検出すると、第1の置換パターン生成装置503からの式(2a)による第1の置換パターンrp1か、または第2の置換パターン生成装置504からの式(2b)による第2の置換パターンrp2が、RMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンス中に多重化507される。
記憶読出し側での信号再生に関係する様々な理由から、媒体に書き込まれている出力信号wが、「DCフリー」であること、言い換えると、少なくとも平均で、この信号が、「スペース」と同数の「ピット」を含むか、または磁気ケース内で「マイナス」と同数の「プラス」を含むことが重要である。この望ましい特性を評価する基準として、累積デジタル和またはRDSが使用される。対称的に評価された出力値w∈{−1,1}のドメインにおいて、RDSはある開始時間から現在時刻まで求めた時間積分に対応する。しかし、RDSは、NRZIプリコーダの前、すなわちdkエンコーディングされた制約タプルvのドメインにおいて、導出することもできる。帰するところ、隔離された「1」同士の間の「0」のランを連続的に使用して、アップダウンカウンタにおいて二者択一式にカウントアップおよびカウントダウンすることになる。RDSそれ自体に加えて、その変動も、コードがDCフリーであるかどうかの基準としても使用される。この変動は、デジタル和変動(Digital Sum Variation)またはDSVと名づけられ、DSV=max(RDS)−min(RDS)+1として定義される。
第1の置換パターンrp1と第2の置換パターンrp2との間で選択することによって、DC制御または累積デジタル和制御を、DCコントローラ501によって制御して、任意選択で実行してもよい。DC制御の1つの手法は、プリコーディングされたタプルのシーケンスの累積デジタル和を評価することである。
RMTRエンコーダ102からのRMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンスは、ランレングス制限(d,k)だけでなくRMTR制約rにも従う。上述のように、本発明による方法においては、本質的に、RMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンス内で正当な最大ランレングスkは、dkエンコーダ101の内部最大ランレングスk1よりも大きくなくてはならない。パラメータtは、式(1)で説明したように、ランレングス制限d、k1、kおよびRMTR制約rだけに制限されて、エンコーダ設計の自由度を構成する。
図6は、dkデコード可能なタプルv’のシーケンスを生成する、本発明によるRMTRデコーダ202の実現形態を示すブロック図である。有利には、式(2a)による第1の置換パターンrp1か、または式(2b)による第2の置換パターンrp2のいずれをエンコーディングに使用したかに関係なく、RMTR−デコーディングは、プリデコーディングされたタプルw’のシーケンス内で、所定のトリガーパターン
tp=[1][0](k)[1][0](t) (3)
の発生があればそれを、所定のデコーディングされたパターン
Figure 2008278497
によって置換することによって実行される。w’範囲内の任意その他のパターンは、変化することなくv’にバイパスされる。
図7は、本発明による、ブロック長さをLbとする、制約タプルvのシーケンスのブロックバイブロックRMTRエンコーディングを示す。ここで特別な注意が必要なのは、式(2)による禁止パターンfpは、その全体長さをLfp=(d+2)+(d+1)・(r+1)とすると、特に、事実上、それがブロック境界を越えるすべての位置を含み、ビットストリーム内のどこにでも出現する可能性があることである。したがって、パターンの見落としがないように注意が必要である。この問題は、連続するブロック間の各接合部において長さLoの可変オーバラップを使用することによって解決可能である。これは、最後のLoビットは、現在ブロック内ではエンコーディングされず、次のブロック内でエンコーディングされることを意味する。任意のブロックにおいてオーバラップ長さLoがとる個々の値は、まさに部分禁止パターンがブロックの末尾で見つかるかどうか、およびその場所に依存する。しかしながら、Loは、禁止パターンfpのビットの1つを除きすべてのビットがブロックの最後に含まれる場合に対応して、Lo,max=Lfp−1の最大値に制限され、その結果、その最後のビットは、後続のブロック内で見つかる。言い換えると、ブロックの最後のLo,maxビットを試験するために、禁止パターン検出装置502は、連続位置で始まるブロックテイル、すなわち直線的に減少する長さのビットストリームを、禁止パターンfpの最初から、相応して短縮されたサブストリングと比較する。この比較が発火するときにはいつも、ブロックの最後は、内部的に記録され、キャリーオーバとして後続ブロックのビットストリームへと前に付加される。
表は、異なるRLLコードに対する、本発明によるRMTRパターンエンコーディングの例をリストしている。それぞれの例において、表に「a」から「i」として指名されて、コードパラメータ値が示され、その後に制約タプルvのシーケンスから採取したと仮定される、RMTR制約rに違反する短いランのシーケンスの事例を示す、例示ビットストリームが続いている。その下には、RMTRエンコーディングされたタプルwのシーケンスから採取されたと仮定されるために、「1)w」と名づけられて、ビットストリングが示されており、この場合には、禁止パターンfpが第1の置換パターンrp1によって置換されている。同様に、表の「2)w」と名づけられた行は、禁止パターンfpが第2の置換パターンrp2によって置換されている、ビットストリームを示す。
例「a」から「c」は、ほとんどの重要な場合が、「1」が直ちに連続するビットストリームであるので、最小ランレングス制約d=0を仮定し、その結果として、NRZI変調信号は、それぞれの直後で変更を有することになる。
それに対応して、例「d」および「e」はd=1であり、例「f」から「i」はd=2である。
本発明によるRMTRエンコーダ/デコーダは、それ自体はRMTR制限に対処しない、任意の既存のRLLコードに、RMTR制約rを加える。これは、コード中にいかなる冗長性も導入することなく行われる。したがって、下地になるRLLコードの設計は、より簡単かつ容易に保つことができる。DC制御は、任意選択のエンコーディングによって実施することができる。これは、最大RMTR長rを1だけ増大させる。
本発明の核心は、k1−制約RLLコーディングされたシーケンス内のrの繰返し最小遷移ラン(RMTR)を、エンコーディングによってk>k1の連続ゼロのランにすることである。rおよびkを適切に選択すれば、エンコーディングは、DCまたはRDS制御可能な方法で行うことができる。本発明は、ポストエンコーディング/プリデコーディングステップとして、任意のRLLコードに応用することができる。
言い換えると、dkエンコーダ段階101とプリコーディング段階103を備えるチャネルエンコーダにおいては、RMTR制約rの追従が達成されるが、その理由は、dkエンコーダ101とプリコーダ103との間で、データがRMTRエンコーダ102を通過させられ、このRMTRエンコーダ102が、禁止パターンfpの発生を、この禁止パターンfpと同じ長さを有する、現在置換パターンによって置換するからである。それぞれの現在置換パターンを、事前定義された2つの異なる置換パターンrp1、rp2の組から適切に選択することによって、エンコーダ出力に対するDC制御が達成される。対応するデコーダについて記述されており、これもパターン置換を利用する。
Figure 2008278497
本発明によるチャネルエンコーダを示すブロック図である。 本発明によるチャネルデコーダを示すブロック図である。 既知のRLLチャネルエンコーダを示すブロック図である。 既知のRLLチャネルデコーダを示すブロック図である。 本発明によるRMTRエンコーダを示す図である。 本発明によるRMTRデコーダを示す図である。 本発明によるブロック−バイ−ブロックRMTRエンコーディングを示す図である。

Claims (8)

  1. 下方ランレングス制限(d)、第2の上方ランレングス制限(k)、およびRMTR制約(r)に従うように、データタプル(u)の入力シーケンスに含まれるバイナリデータをチャネルエンコーディングする方法であって、
    RLLエンコーダを使用して前記入力シーケンスを制約タプル(v)のシーケンスにエンコーディングするステップと、
    前記制約タプル(v)のシーケンスから、前記制約タプル(v)のシーケンスにおいて発生する所定の禁止パターン(fp)の発生があればそれを、前記禁止パターン(fp)と同じ長さを有する現在の置換パターンによって置換することによって、前記RMTR制約(r)に従う出力タプル(w)のシーケンスを生成するステップと、
    NRZI変調によって、前記出力タプル(w)のシーケンスを、チャネルで使用されるプリコーディングされたタプル(x)のシーケンスにポストエンコーディングするステップとを含み、
    下方ランレングス制限(d)と、第2の上方ランレングス制限(k)よりも小さい第1の上方ランレングス制限(kl)とを有する、RLLエンコーダによって、エンコーディングが行われるとともに、
    前記生成するステップにおいて、現在の置換パターンが、2つの置換パターン(rp1,rp2)の事前定義された組から選択されることを特徴とする方法。
  2. バイナリ信号の値範囲が、第1のバイナリ値([0])および第2のバイナリ値([1])を含み、前記禁止パターン(fp)は
    Figure 2008278497
    からなり、ここで前記置換パターンの事前定義された組は、[0](d+1)[1][0](k)[1][0](t)[0](d)[1]からなる第1の置換パターン(rp1)と、[0](d+1)[1][0](d)[1][0](k)[1][0](t)からなる第2の置換パターン(rp2)とからなり、表記[x](y)は、バイナリ値またはバイナリ値のストリングxのy倍の連続繰返しを示し、tは、次式
    0≦2t≦(d+1)・r−1−kl
    に従う事前定義されたパラメータであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. さらに、
    累積デジタル和(RDS)が計算されること、および
    前記置換パターンの組(rp1,rp2)からの前記現在の置換パターンの選択は、前記累積デジタル和(RDS)ができる限りゼロに近く留まるように行われることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2の上方ランレングス制限(k)、前記第1の上方ランレングス制限(k1)、および前記事前定義されたパラメータ(t)は、前記第1の上方ランレングス制限(k1)と前記事前定義されたパラメータ(t)との和が、前記第2の上方ランレングス制限(k)−2以下となるように選択され、前記第1の上方ランレングス制限+事前定義されたパラメータ+1、すなわち(k1+t+1)から、前記第2の上方ランレングス制限−1、すなわち(k−1)ビットまでを有するsyncパターンが、前記プリコーディングされたタプル(x)のシーケンスに挿入されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 下方ランレングス制限(d)、第2の上方ランレングス制限(k)、およびRMTR制約(r)に従うバイナリデータをチャネルデコーディングする方法であって、
    チャネルから読み出される読出しタプル(x’)のシーケンスから、NRZI復調によってプリデコーディング(203)することによって、プリデコーディングされたタプル(w’)のシーケンスを生成するステップ、
    トリガーパターン(tp)の任意の発生を、前記トリガーパターン(tp)と同じ長さを有するデコーディングされたパターン(dp)によって置換することによって、前記プリデコーディングされたタプル(w’)のシーケンスを、dkデコード可能なタプル(v’)のシーケンスにRMTRデコーディングするステップと、
    前記dkデコード可能なタプル(v’)のシーケンスをRLLデコーディングされたタプル(u’)のシーケンスに、dkデコーディングするステップとを含み、
    前記dkデコーディングは、前記下方ランレングス制限(d)および前記第2の上方ランレングス制限(k)より小さい第1の上方ランレングス制限(kl)を有する、dkデコーダ(201)を用いて行われることを特徴とする方法。
  6. 前記バイナリ信号の値範囲が、第1のバイナリ値([0])および第2のバイナリ値([1])を含み、前記トリガーパターン(tp)は、[1][0](k)[1][0](t)からなり、デコーディングされたパターンは
    Figure 2008278497
    からなり、表記[x](y)は、バイナリ値またはバイナリ値のストリングxのy倍の連続繰返しを示し、tは、次式
    0≦2t≦(d+1)・r−1−kl
    に従う事前定義されたパラメータであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 下方ランレングス制限(d)、第2の上方ランレングス制限(k)、およびRMTR制約(r)に従うように、バイナリデータをチャネルエンコーディングするための装置において、前記下方ランレングス制限(d)を備えるdkエンコーダ(101)と、NRZI変調を行うプリコーダ(103)とを有し、前記dkエンコーダ(101)と前記プリコーダ(103)との間で、データが、禁止パターン(fp)を該禁止パターン(fp)と同じ長さを有する現在の置換パターンにより置換するRMTRエンコーダ(102)を通過させられる装置であって、
    前記dkエンコーダ(101)は、第2の上方ランレングス制限(k)より小さい第1の上方ランレングス制限(k1)を有し、
    前記現在の置換パターンは、2つの事前定義された置換パターンの組(rp1,rp2)から選択されることを特徴とする装置。
  8. 下方ランレングス制限(d)、第2の上方ランレングス制限(k)、およびRMTR制約(r)に従うバイナリデータをチャネルデコーディングするための装置において、
    トリガーパターン(tp)を、該トリガーパターン(tp)と同じ長さを有するデコーディングされたパターン(dp)により置換するRMTRデコーダ(202)に接続された、NRZI変調のためのプリデコーダ(203)を有し、後者はより低いランレングス制限(d)を有するdkデコーダ(201)に接続されている装置であって、
    前記dkデコーダ(201)は、前記第2の上方ランレングス制限(k)よりも小さい第1の上方ランレングス制限(k1)を有することを特徴とする装置。
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