JP2008277297A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. コイルと、
   前記コイルにより生じる磁力線を収束する磁性体コアと、
   前記コイルと前記磁性体コアの間の前記所定のスペース内に挿入される、絶縁体と、
   前記コイル、前記絶縁体及び前記磁性体コアを位置決めする、位置決めホルダと、
   液状で成型した後に硬化して、位置決めされた前記コイル、前記絶縁体及び前記磁性体コアを、前記位置決めホルダと共に固定する、固定体とを具備することを特徴とするコイルユニット。
2. 絶縁性の位置決めホルダと、
   前記位置決めホルダに支持されるコイルと、
   前記コイルにより生じる磁力線を収束する磁性体コアと、
   前記コイルと前記磁性体コアの間に挿入される絶縁体と、
   前記コイル、前記絶縁体及び前記磁性体コアを、前記位置決めホルダに一体に保持する絶縁性の固定体とを具備することを特徴とするコイルユニット。
3. 前記絶縁固定体は、液状にて前記コイル、前記絶縁体、前記磁性体コア及び前記位置決めホルダを一体にモールドした後硬化することを特徴とする請求項１または請求項２記載のコイルユニット。
4. 前記絶縁体の成型温度は前記固定体の成型温度未満であることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のコイルユニット。
5. 前記絶縁体は、厚さが一様で無いことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のコイルユニット。
6. 金属導電層を有する被加熱部材と、
   前記被加熱部材の外周に配置され、コイルと、前記コイルにより生じる磁力線を収束する磁性体コアと、前記コイルと前記磁性体コアの間の前記所定のスペース内に挿入される絶縁体と、前記コイル及び前記絶縁体並びに前記磁性体コアを位置決めする位置決めホルダと、液状で成型した後に硬化して、位置決めされた前記コイル及び前記絶縁体並びに前記磁性体コアを、前記位置決めホルダと共に固定する固定体を有する、コイルユニットと、
   前記被加熱部材に圧接して前記被加熱部材と共に被定着媒体を所定方向に挟持搬送する加圧部材とを具備することを特徴とする定着装置。
7. 金属導電層を有する被加熱部材と、
   前記被加熱部材の外周に配置され、絶縁性の位置決めホルダと、前記位置決めホルダに支持されるコイルと、前記コイルにより生じる磁力線を収束する磁性体コアと、前記コイルと前記磁性体コアの間に挿入される絶縁体と、前記コイル、前記絶縁体及び前記磁性体コアを、前記位置決めホルダに一体に保持する絶縁性の固定体を有する、コイルユニットと、
   前記被加熱部材に圧接して前記被加熱部材と共に被定着媒体を所定方向に挟持搬送する加圧部材とを具備することを特徴とする定着装置。
8. 前記コイルユニットは、前記被加熱部材の回転軸方向に、複数個配置されることを特徴とする請求項６又は請求項７に記載の定着装置。
9. 前記複数個のコイルユニットと前記被加熱部材とのギャップが、前記複数個のコイルユニット毎に設定されることを特徴とする請求項８記載の定着装置。
10. 前記複数個のコイルユニットを支持するフレームと、
    前記コイルユニットと前記フレームとの間に介在され、前記複数個のコイルユニット毎に厚さの異なる位置調整部材とを更に有することを特徴とする請求項８又は請求項９記載の定着装置。
11. 前記絶縁体は、厚い領域と薄い領域とを有し、前記複数個のコイルユニット毎に前記厚い領域と前記薄い領域の配置パターンが異なることを特徴とする請求項８乃至請求項１０のいずれかに記載の定着装置。
12. コイルと磁性体コアとの間に絶縁体を挟んで、前記コイルと前記磁性体コアを位置決めホルダに取着する工程と、
    前記コイル、前記絶縁体、前記磁性体コア及び前記位置決めホルダを金型にセットする工程と、
    前記金型と、前記コイル、前記絶縁体、前記磁性体コア及び前記位置決めホルダとのスペースにモールド材を注入して、前記コイル、前記絶縁体及び前記磁性体コアを前記位置決めホルダに封止する工程とを具備することを特徴とするコイルユニットの製造方法。