JP2008277058A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源装置のケース内に収容された電源集合体を好適に保持する電源装置を提供する。
【解決手段】複数の電源体35が積層された電源集合体30と、電源集合体30を収納するためのアッパーケース10及びロアーケース20とを備える電源装置の、当該アッパーケース10に、該電源集合体30の移動を阻止する当接面(T1、T2、T3)を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置に関し、詳しくは、電源装置のケース内に収容された電源集合体(複数の電源体の集合)を好適に保持・固定する電源装置に関する。
従来、特許文献1に記載のように、二次電池や電気二重層キャパシタ(コンデンサ)といった蓄電装置や燃料電池などの電源装置は、複数の電源体(電池セル)が積層された電源集合体が、アッパーケース及びロアーケースで構成されるケース内に収容されており、電源集合体(組電池、電池モジュール)とロアーケースとを、ボルト等の締結部材により固定している。
また、電源集合体をケース内に収容した電源装置は、ロアケース(及び/又はアッパーケース)を介して車体ボディ(フロア)に固定されて、車両に搭載されている。
図6は、従来の電池パックの一例を示す図であり、図6(a)は、電池パックの斜視図、図6(b)は断面図である。
図6(a)に示すように、電池パック100aは、アッパーケース10及びロアーケース20と、複数の電池セル35が複数積層された電源集合体30とで構成されている。電源集合体30は、ロアーケース20とボルト40により締結固定され、アッパーケース10及びロアーケース20とが締結固定される。
また、図6(b)に示すように、電源集合体30を構成する複数の電源体35の各々は、発電(蓄電)要素(斜線部)とこの発電要素を覆う樹脂部材で構成され、電源集合体30に設けられた結合部34とロアーケース20とが、電源集合体30の上下方向からボルト40により締結されている。
特開2001−268717号公報(図4、図13等) 特開平9−120812号公報 特開2006−140023号公報 特開平10−106637号公報
上記特許文献1に記載のように、電源集合体を構成する複数の電源体の各々は、電源集合体の積層方向に対する側面側に延設された結合部とロアーケースとがボルトにより締結され、電源集合体がケースに固定されている(図6(b)参照)。
しかしながら、この結合部は、上述のように電源体を構成する樹脂部材を延設して形成した結合部であり、電源集合体は、ロアーケースと該結合部のみで締結固定されている。このため、電源装置への衝撃や荷重に対して、好適な電源集合体の保持・固定とは言い難い。
すなわち、第1に、樹脂部材の強度的(締結強度)な課題がある。強度的な面から、電源体の結合部を樹脂よりも強度の高い金属で成形することも考えられるが、絶縁性、自重の増加、製造過程の複雑化などの観点から好ましくない
第2に、電源集合体がロアーケースのみと締結固定され、該締結固定以外に電源集合体が何ら支持されていないため、該締結箇所に衝撃等に対する荷重が集中してしまう課題がある。つまり、ケースと電源集合体との間には、電源集合体を冷却する観点から冷却媒体(冷却風)が流通するスペース(間隙)やケースと電源集合体等との組み付けの際の干渉を避ける観点から確保される非干渉スペースが必要となる。このため、これらのスペースが電源集合体の移動を許容してしまう空間となり、電源集合体は、電源装置外からの衝撃に対し、ロアーケースとの締結のみで耐えなければならない。
したがって、樹脂で成形された結合部とロアーケースとの締結では、該締結が解除された場合、ケース内で電源集合体が移動してしまうため、電源集合体が好適に保護することができない。
そこで、本発明の目的は、電源装置のケース内に収容された電源集合体を好適に保持する電源装置を提供することにある。
本発明の1つの観点としての電源装置は、複数の電源体が積層された電源集合体と、電源集合体を収納するためのアッパーケース及びロアーケースとを有し、上記アッパーケースに、該電源集合体の移動を阻止する当接面を設けたことを特徴とする。
なお、上記当接面を、電源集合体の上部側に対応した位置に設けることができる。
また、上記電源装置において、各電源体に、上記アッパーケースの当接面に当接する当接部を設けることができる。
また、上記当接部は、冷却風が流通するチャンバスペースを形成する第1及び第2チャンバを電源集合体の左右側に隣接して設けるためのチャンバ取付部で構成することもできる。
また、上記当接面を、上記アッパーケースから内側に突出した突出面として構成することも可能である。
また、上記当接面を、電源集合体の上下方向の移動を阻止する第1の当接面と、電源集合体の左右方向の移動を阻止する第2の当接面とで構成することができる。
また、上記電源装置において、上記ロアーケースと上記電源集合体との間に振動吸収部材を設けることもできる。
また、上記電源装置において、上記電源集合体の左右方向に、該電源集合体と上記アッパーケースとの締結のために締結部を配置し、上記電源集合体と上記アッパーケースとが直接又は間接的に締結される構成とすることができる。
本発明によれば、アッパーケースに設けられた当接面により電源集合体の移動が阻止(制限)される。このため、電源集合体の一部に荷重が集中することなく、ケースと電源集合体との好適な締結を実現した電源装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1である電源装置について、図1及び図2を用いて説明する。ここで、本実施例では、電源装置の一例として蓄電装置について説明するが、燃料電池等の電源装置にも適用可能である。図1は、蓄電装置としての電池パック100の斜視図であり、図2は、該電池パック100の断面図である。図2(a)は、複数の電池セルの積層方向に直交する面内での断面図、図2(b)は、積層方向における断面図である。
図1及び図2において、電池パック100は、複数の電池セル(電源体)35が積層された電池モジュール(電源集合体)30と、該電池モジュール30を収容するアッパーケース10及びロアーケース20とで構成されている。なお、電池モジュール30を収納した電池パック100が、特許請求の範囲に記載の電源装置に相当する。
電池モジュール30を構成する複数の電池セル35の各々は、発電要素(斜線部)とこの発電要素を覆う樹脂部材で構成されている。電池モジュール30は、複数の電池セル35と、電池セル35の積層方向の両端部に配置される各エンドプレート36aと、拘束バー36bとで構成され、各電池セル35は、エンドプレート36a間で拘束されている。
また、本実施例の電池パック100は、電池パック100外から冷却風を取り入れて電池モジュール30を冷却する不図示の冷却装置を備え、冷却風が流通するチャンバスペースCSを形成するチャンバ31が電池モジュール30の両側面(左右方向)に隣接して設けられている。また、各電源セル35には、その側面における上部及び下部に、該側面から左右方向に突出した延設部33、34が設けられ、チャンバ31は、電池モジュール30の上下に位置するこの延設部33、34間に係合部32を介して係合配置される。本実施例の電池セル35の上部に配置された延設部33は、矩形状に形成されており、後述するように、当接部として機能するとともに、延設部34とともにチャンバ取付部材として機能する。なお、エンドプレート36aは、電池セル35の延設部33、34に対応した同じ断面形状を有するように形成されている。
したがって、図1に示すように、各電池セル35は積層されているため、延設部33、34は、積層方向において連続した1つの電池モジュール30の延設部として構成されることになる。
アッパーケース10は、内部に電池モジュール30を収容する空間が形成されているとともに、電池モジュール30の各延設部33の上面に対応する当接面T1と、該延設部33における側面(電池パック100の左右方向であって、アッパーケース10に面する面)に対応する当接面T2とを有する形状に形成されている。言い換えれば、アッパーケース10は、電池モジュール30の延設部33の上面の少なくとも一部と該延設部33の側面の少なくとも一部に当接する形状に形成され、図2(a)では、電池モジュール30の積層方向に直交する面内における断面形状が、各延設部33に対応する位置において凸形状となるように形成されている。
すなわち、図2(a)に示すように、電池モジュール30の延設部33は、少なくとも当接面T1(アッパーケース10の左右方向(水平方向)の面)の少なくとも一部と当接面T2(アッパーケース10の上下方向(左右方向に直交する方向)の面)の少なくとも一部に当接する当接部として機能する。また、アッパーケース10は、ロアーケース20との締結(車体ボディ1との締結を含む)のための締結穴15を有するフランジ部16を備えている。
ロアーケース20は、電池モジュール30が載設される載設部21と、アッパーケース10の締結穴15及びフランジ部16に対応した締結穴22を有するフランジ部23を備えている。
このように本実施例のアッパーケース10は、衝撃等の外力に対して収容される電池モジュール30の上下方向の移動を阻止(制限)する当接面(第1の当接面)T1と、電池モジュール30の左右方向の移動を阻止する当接面(第2の当接面)T2とを備えているため、電池モジュール30の一部、すなわち、ロアーケース20との締結箇所(延設部34)に荷重が集中することなく、ケース内における電池モジュール30の好適な保持及び固定を実現できる。
言い換えれば、電池モジュール30が、上下方向においてアッパーケース10(当接面T1)とロアーケース20の両ケースに当接して上下方向の移動が阻止され、左右方向において電池モジュール30がアッパーケース10の内部両側面(当接面T2)に当接して当該左右方向の移動が阻止している。すなわち、電池モジュール30の上面又は側面の少なくとも一部をケースと当接させることにより、衝撃に対する電池モジュール30の移動を許容する間隙(空間)をなくし、電池モジュール30の好適な保持・固定を提供することが可能となる。
また、当接面T1、T2は、アッパーケース10の電池モジュール30の上部に対応した位置に形成されることが好ましく、電池セル35の延設部33も、アッパーケース10の上部に対応した位置に形成されることが好ましい。すなわち、電池モジュール30のロアーケース20との締結と電源モジュール30上部のアッパーケース10との当接とにより、衝撃等に対する該締結箇所への負荷をより分散させることが可能となる。
また、図2(b)に示すように、アッパーケース10は、電池モジュール30の積層方向における内側端部に、電池モジュール30を構成するエンドプレート36aと当接する当接面T3を有する当接部材33aを備えることができる。このように積層方向においても電池モジュール30の移動を阻止するように、エンドプレート36aに当接する当接面T3を設けることで、各当接面T1、T2、T3により、電池モジュール30の上下方向、左右方向、積層方向の計6方向の移動を阻止することが可能となり、さらなる電池モジュール30の好適な保持・固定を実現することが可能となる。
なお、この当接部材33aは、アッパーケース10及びエンドプレート36aとは別体に設けることも可能であり、また、アッパーケース10又はエンドプレート36aと一体に設けることも可能である。例えば、アッパーケース10の積層方向端部から、電池モジュール30のエンドプレートに向けて突出する突出部を当該アッパーケース10と一体に設けることが可能である。そして、この突出部の突出面が当接面T3として機能し、電池モジュール30の積層方向への移動を阻止することができる。また、当接面T3の大きさ(面積)は、エンドプレート36aの積層方向と直交する方向の断面積に対して、所定以上の面積を有するように構成することが好ましい。あまり面積が小さいと、当接面T3を介して伝達される外部からの衝撃が、エンドプレート36aに対して局所的に作用し、また、作用反作用の法則から、アッパーケース10に対しても局所的な衝撃が作用することになる。
(実施例2)
本発明の実施例2である電源装置について、図3を用いて説明する。図3(a)は、電池セル35に当接部として設けられる延設部33が、上記実施例1の矩形状に対して曲率を有する形状に形成された一例を示す図であり、図3(b)は、上記実施例1の当接部としての延設部33が、電池セル35とは別体に構成された一例を示す図である。
図3(a)に示す本実施例の当接部(延設部33b)は、アッパーケース10の当接面T1と当接面T2に対して、1つの連続した曲面の少なくとも一部が異なる位置で各々当接する形態となっている。このため、アッパーケース10の当接面T1、T2に対して、当接部としての延設部33bの曲面の一部が必ず当接することになり、ガタつきことなく、電池モジュール30とアッパーケース10の当接面T1、T2との安定した当接を行うことが可能となる。また、上記実施例1のように、延設部33が矩形の場合、当接面T1、T2は、延設部33の上面及び側面の形状に対する精度(アッパーケース10の成形精度、組み付け精度)が要求されるが、本実施例では、ある程度の製造誤差を許容できる。
次に、上記実施例1の各電池セル35の一部が、当接部として当該電池セル35と一体に形成され、電池セル35(電池モジュール30)が直接当接面T1、T2に当接している。これに対して本実施例の図3(b)に示す当接部は、電池セル35と別体に構成され、電池セル35(電池モジュール30)は、当接部材33cを介して間接的に当接面T1、T2に当接している。すなわち、電池セル35の上部における延設部33dを、チャンバ31を取り付けるためのチャンバ取付部として構成している。
また、本実施例の電池モジュール30は、アッパーケース10の当接面T1、T2に対して、当接部材33cを介して間接的に当接しているので、例えば、電池セル35と一体に延設部33cを形成しなくても、チャンバ31を取り付けるためのチャンバ取付部材を当接部材として構成することもできる。
(実施例3)
本発明の実施例3である電源装置について、図4及び図5を用いて説明する。本実施例は、上記実施例1にように電池モジュール30とロアーケース20とを締結するのではなく、電池モジュール30とアッパーケース10とを締結している。なお、上記実施例と同じ構成については、同符号を付し、説明を省略する。
図4及び図5において、電池パック200は、上記実施例1と同様に、複数の電池セル(電源体)35が積層された電池モジュール(電源集合体)30と、該電池モジュール30を収容するアッパーケース10及びロアーケース20とで構成されており、アッパーケース10は、電池パック100の左右方向における側面に、電池モジュール30との締結を行うための締結穴14を有する締結部13が設けられている。この締結部13は、電池モジュール30に対して凸状(アッパーケース10の側面に対して凹状)に形成され、凸面が後述する延設部34の側面に当接する。
そして、電池モジュール30下部の延設部34は、その左右方向側面、すなわち、電池パック200の左右方向においてアッパーケース10に面する側面に、締結部13の締結穴14に対応した締結穴39が設けられている。したがって、アッパーケース10の締結部13と締結部としての延設部34とにより、電池モジュール30とアッパーケース10との締結が行われ、電池モジュール30は、ロアーケース20に対して締結部材40等により直接締結されていない。
なお、本実施例では、アッパーケース10との締結のための締結部としての延設部34が、電池セル35と一体に設けられているが、これに限らず、別個の電池モジュール載設部材を配設して、この部材に締結穴39を備えた締結部を構成することも可能である。
また、ロアーケース20の載設部21、当接面T1、及び当接面T2に振動を吸収するゴムなどの振動吸収部材60が配設されている。
図5は、本実施例の電池パック200の組み付け状態における断面図であり、電池セル35の積層方向に直交する面での断面を示している。図5に示すように、本実施例の電池パック200は、ロアーケース20の載設部21に振動吸収部材60を介して電池モジュール30が載設される。このとき、電池モジュール30及びロアーケース20は、ボルト等の締結部材40、又は係合・嵌合等による締結がなされていない。次に、ロアーケース20に電池モジュール30が載設された状態で、アッパーケース10が上方から組み付けられ、アッパーケース10の締結部13と電池モジュール30の締結部としての延設部34とが締結され、アッパーケース10のフランジ部16とロアーケース20のフランジ部23とが締結される。
このように組み付けられた本実施例の電池モジュール30は、アッパーケース10との締結により、締結部13に対応したアッパーケース10の面T4と延設部34とが当接する。すなわち、アッパーケース10は、当接面T4を備え、電池モジュール30の左右側面が、当接面T2と当接面T4との二箇所で当接し、電池モジュール30の左右方向の移動を制限している。
また、電池モジュール30とロアーケース20との間、各当接面T1、T2と延設部33との間には、振動を吸収する振動吸収部材60が設けられているため、電池パック200に伝達される振動を当該振動吸収部材60が吸収し、電池モジュール30の振動を抑制している。
このように本実施例では、電池モジュール30をアッパーケース10と締結することにより、当接面T4が新たに備えられ、電池モジュール30のさらに好適な保持・固定を提供することができる。
なお、本実施例は、電池モジュール30の左右方向に、該電池モジュール30とアッパーケース10との締結のために締結部(13、34)を配置し、締結部材40が、電池モジュール30の左右方向に位置している。このため、従来のように結露水が到達するロアーケース20(電池セル35の下方)に電池モジュール30との締結部が配置されていないため、結露水が締結部(13、34)に影響を及ぼすことがない。
より詳細に説明すると、上記実施例1の図2に示すように、ロアーケース20と電池モジュール30とを締結する場合、締結軸は、電池パック100の上下方向となる。このため、結露が発生した場合、生じた結露水は当然に、下方のロアーケース20に流れることから、ロアーケース20と電池モジュール30とを締結部は、結露水と接触してしまう。本実施例では、締結軸が電池パック200の左右方向と略平行であり、かつ電池モジュール30とアッパーケース10とが締結される構成であるため、ロアーケース20に流れる結露水から直接の影響を受けることがない。このため、結露水による液短絡等の不具合を好適に防止することが可能となっている。
以上、好適な実施例に則して本発明を説明したが、各実施例は、各々個別の形態として限定されることはない。すなわち、各実施例の構成は、適宜組み合わせ可能であり、例えば、実施例3の振動吸収部材60を実施例1、2に適用することも可能であり、実施例3において、振動吸収部材60を配置しない構成とすることも可能である。また、実施例3では、アッパーケース10は、電池モジュール30との締結による当接面T4を備えるため、当接面T1及びT2が配設されていない構成とすることも可能である。
本発明の実施例1における電源装置の斜視図である。 本発明の実施例1における電源装置の断面図である。 本発明の実施例2における電源装置の断面図である。 本発明の実施例3における電源装置の斜視図である。 本発明の実施例3における電源装置の断面図である。 従来の電源装置を説明するための図である。
符号の説明
100 電池パック
1 車体ボディ
10 アッパーケース
20 ロアーケース
30 電源モジュール
31 チャンバ
33 延設部(当接部)
35 電池セル
T1 当接面(第1の当接面)
T2 当接面(第2の当接面)
T3 当接面(第3の当接面)

Claims (8)

  1. 複数の電源体が積層された電源集合体と、
    前記電源集合体を収納するためのアッパーケース及びロアーケースとを有し、
    前記アッパーケースに、該電源集合体の移動を阻止する当接面を設けたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記当接面は、前記電源集合体の上部側に対応した位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記各電源体に、前記当接面と当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記当接部は、冷却風が流通するチャンバスペースを形成する第1及び第2チャンバを前記電源集合体の左右側に隣接して設けるためのチャンバ取付部で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記当接面は、前記アッパーケースから内側に突出した突出面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  6. 前記当接面は、前記電源集合体の上下方向の移動を阻止する第1の当接面と、前記電源集合体の左右方向の移動を阻止する第2の当接面とで構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の電源装置。
  7. 前記ロアーケースと前記電源集合体との間に振動吸収部材を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の電源装置。
  8. 前記電源集合体の左右方向に、該電源集合体と前記アッパーケースとの締結のために締結部を配置し、前記電源集合体と前記アッパーケースとが締結されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の電源装置。
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