JP2008276970A - 電源システム、電源システムの制御方法、および電源システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

電源システム、電源システムの制御方法、および電源システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】車両走行中であっても二次電池のSOCを高精度に推定可能な電源システムを提供する。
【解決手段】電源システム1は、二次電池6−1,6−2と、コンバータ8−1,8−2と、コンバータECU2と、電池ECU4とを備える。コンバータECU2は、コンバータ8−1,8−2を制御することによって、二次電池6−1,6−2のいずれか一方を一定電流で充電または放電させるとともに駆動力発生部3の電力要求に応じて他方の二次電池を充放電させる。電池ECU4は、一定電流で充電または放電している二次電池の電圧に基づいてその二次電池のSOCを推定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電源システムおよびその制御方法、ならびにその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、車両に搭載された二次電池の充電状態を推定する技術に関する。
ハイブリッド車両(Hybrid Vehicle)や電気自動車(Electric Vehicle)など電動機を用いて走行可能な車両においては、電動機に電力を供給する電源として、ニッケル水素電池やリチウム電池などの二次電池が用いられる。二次電池の充電状態を示す状態量としては、SOC(State of Charge)が一般的に用いられ、満充電状態をSOC=100%とし、充電量0の状態をSOC=0%として、二次電池の充電状態が表わされる(以下、充電状態を単に「SOC」とも称する。)。
特開2000−258513号公報は、電気自動車に搭載される二次電池のSOCを精度よく算出可能なSOC演算方法を開示する。このSOC演算方法では、電池に関して予め与えられる所定抵抗値を電池温度に基づき補正することによって電池の内部抵抗が算出される。そして、その算出された内部抵抗により定まる電池の電圧電流特性に基づいて開放端電圧(以下「OCV:Open Circuit Voltage」とも称する。)が算出され、OCVとSOCとの相間を示すOCV対SOC相関を用いて、算出されたOCVに基づいてSOCが算出される(特許文献1参照)。
特開2000−258513号公報 特開2004−93551号公報
しかしながら、車両の走行中は、走行状況に応じて二次電池の充放電電流および電圧が変動するので、精度の高いSOC推定ができない可能性がある。特に、低SOC領域および高SOC領域以外のSOC領域においてSOC変化に対する電圧変化が小さい電池(たとえばニッケル水素二次電池)では、電圧誤差に対するSOC推定誤差が大きいので、従来手法では十分なSOC推定精度を確保できない可能性がある。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両走行中であっても二次電池のSOCを高精度に推定可能な電源システムを提供することである。
また、この発明の別の目的は、車両走行中であっても二次電池のSOCを高精度に推定可能な電源システムの制御方法およびその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
この発明によれば、電源システムは、電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムであって、複数の二次電池と、複数のコンバータと、コンバータ制御部と、充電状態推定部とを備える。複数のコンバータは、複数の二次電池に対応して設けられ、各々が対応の二次電池と車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成される。コンバータ制御部は、複数のコンバータを制御することによって、複数の二次電池の一部を一定電流で充電または放電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる。充電状態推定部は、一部の二次電池の電圧に基づいて一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する。
好ましくは、コンバータ制御部は、一部の二次電池の充電状態が規定値よりも低いとき、複数のコンバータを制御することによって、一部の二次電池を一定電流で放電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる。
また、好ましくは、コンバータ制御部は、一部の二次電池の充電状態が規定値よりも高いとき、複数のコンバータを制御することによって、一部の二次電池を一定電流で充電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる。
好ましくは、一部の二次電池の各々は、ニッケル水素二次電池から成る。充電状態推定部は、一部の二次電池の電圧変化に基づいて一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する。
また、好ましくは、一部の二次電池の各々は、リチウム二次電池から成る。充電状態推定部は、一部の二次電池の電圧と充放電電流とに基づいて一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する。
また、この発明によれば、電源システムは、電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムであって、二次電池と、コンバータと、蓄電部と、コンバータ制御部と、充電状態推定部とを備える。コンバータは、二次電池と車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成される。蓄電部は、コンバータに並列してコンバータと駆動力発生部との間に接続され、駆動力発生部の電力要求に応じて電力を充放電可能に構成される。コンバータ制御部は、コンバータを制御することによって、二次電池を一定電流で充電または放電させる。充電状態推定部は、二次電池の電圧に基づいて二次電池の充電状態を推定する。
また、この発明によれば、電源システムの制御方法は、電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムの制御方法である。電源システムは、複数の二次電池と、複数のコンバータとを備える。複数のコンバータは、複数の二次電池に対応して設けられ、各々が対応の二次電池と車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成される。制御方法は、第1および第2のステップを含む。第1のステップでは、複数のコンバータを制御することによって、複数の二次電池の一部を一定電流で充電または放電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる。第2のステップでは、一部の二次電池の電圧に基づいて一部の二次電池の充電状態がそれぞれ推定される。
好ましくは、第1のステップにおいて、一部の二次電池の充電状態が規定値よりも低いとき、複数のコンバータを制御することによって、一部の二次電池を一定電流で放電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる。
また、好ましくは、第1のステップにおいて、一部の二次電池の充電状態が規定値よりも高いとき、複数のコンバータを制御することによって、一部の二次電池を一定電流で充電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる。
好ましくは、一部の二次電池の各々は、ニッケル水素二次電池から成る。第2のステップにおいて、一部の二次電池の電圧変化に基づいて一部の二次電池の充電状態がそれぞれ推定される。
また、好ましくは、一部の二次電池の各々は、リチウム二次電池から成る。第2のステップにおいて、一部の二次電池の電圧と充放電電流とに基づいて一部の二次電池の充電状態がそれぞれ推定される。
また、この発明によれば、電源システムの制御方法は、電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムの制御方法である。電源システムは、二次電池と、コンバータと、蓄電部とを備える。コンバータは、二次電池と車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成される。蓄電部は、コンバータに並列してコンバータと駆動力発生部との間に接続され、駆動力発生部の電力要求に応じて電力を充放電可能に構成される。そして、制御方法は、コンバータを制御することによって、二次電池を一定電流で充電または放電させるステップと、二次電池の電圧に基づいて二次電池の充電状態を推定するステップとを含む。
また、この発明によれば、記録媒体は、コンピュータ読取可能な記録媒体であって、上述したいずれかのの電源システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録する。
この発明においては、複数の二次電池の一部を一定電流で充電または放電させるとともに駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させるように複数のコンバータが制御される。そして、一定電流で充電または放電中の二次電池の電圧に基づいてその二次電池のSOCを推定するので、車両走行中であっても、充放電電流および電圧が安定した状態でSOC推定が行なわれる。
したがって、この発明によれば、車両走行中であっても二次電池のSOCを高精度に推定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電源システムを搭載した車両の全体ブロック図である。図1を参照して、この車両100は、電源システム1と、駆動力発生部3とを備える。駆動力発生部3は、インバータ30−1,30−2と、モータジェネレータ34−1,34−2と、動力伝達機構36と、駆動軸38と、駆動ECU(Electronic Control Unit)32とを含む。
インバータ30−1,30−2は、主正母線MPLおよび主負母線MNLに並列接続される。そして、インバータ30−1,30−2は、電源システム1から供給される駆動電力(直流電力)を交流電力に変換してそれぞれモータジェネレータ34−1,34−2へ出力する。また、インバータ30−1,30−2は、それぞれモータジェネレータ34−1,34−2が発電する交流電力を直流電力に変換して回生電力として電源システム1へ出力する。
なお、各インバータ30−1,30−2は、たとえば、三相分のスイッチング素子を含むブリッジ回路から成る。そして、インバータ30−1,30−2は、それぞれ駆動ECU32からの駆動信号PWM1,PWM2に応じてスイッチング動作を行なうことにより、対応のモータジェネレータを駆動する。
モータジェネレータ34−1,34−2は、それぞれインバータ30−1,30−2から供給される交流電力を受けて回転駆動力を発生する。また、モータジェネレータ34−1,34−2は、外部からの回転力を受けて交流電力を発生する。モータジェネレータ34−1,34−2は、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える三相交流回転電機から成る。そして、モータジェネレータ34−1,34−2は、動力伝達機構36と連結され、動力伝達機構36にさらに連結される駆動軸38を介して回転駆動力が車輪(図示せず)へ伝達される。
なお、車両100がハイブリッド車両の場合には、モータジェネレータ34−1,34−2は、動力伝達機構36または駆動軸38を介してエンジン(図示せず)にも連結される。そして、駆動ECU32によって、エンジンの発生する駆動力とモータジェネレータ34−1,34−2の発生する駆動力とが最適な比率となるように制御が実行される。なお、モータジェネレータ34−1,34−2のいずれか一方を専ら電動機として機能させ、他方のモータジェネレータを専ら発電機として機能させてもよい。
駆動ECU32は、図示されない各センサの検出信号、走行状況およびアクセル開度などに基づいて、モータジェネレータ34−1,34−2のトルク目標値TR1,TR2および回転数目標値MRN1,MRN2を算出する。そして、駆動ECU32は、モータジェネレータ34−1の発生トルクおよび回転数がそれぞれトルク目標値TR1および回転数目標値MRN1となるように駆動信号PWM1を生成してインバータ30−1を制御し、モータジェネレータ34−2の発生トルクおよび回転数がそれぞれトルク目標値TR2および回転数目標値MRN2となるように駆動信号PWM2を生成してインバータ30−2を制御する。また、駆動ECU32は、算出したトルク目標値TR1,TR2および回転数目標値MRN1,MRN2を電源システム1のコンバータECU2(後述)へ出力する。
一方、電源システム1は、二次電池6−1,6−2と、コンバータ8−1,8−2と、平滑コンデンサCと、コンバータECU2と、電池ECU4と、電流センサ10−1,10−2と、電圧センサ12−1,12−2,18とを含む。
二次電池6−1,6−2は、ニッケル水素二次電池から成る。そして、二次電池6−1は、正極線PL1および負極線NL1を介してコンバータ8−1に接続され、二次電池6−2は、正極線PL2および負極線NL2を介してコンバータ8−2に接続される。
コンバータ8−1は、二次電池6−1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU2からの駆動信号PWC1に基づいて、二次電池6−1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。コンバータ8−2は、二次電池6−2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU2からの駆動信号PWC2に基づいて、二次電池6−2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。
平滑コンデンサCは、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に接続され、主正母線MPLおよび主負母線MNLに含まれる電力変動成分を低減する。電圧センサ18は、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧Vhを検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。
電流センサ10−1,10−2は、二次電池6−1に対して入出力される電流Ib1および二次電池6−2に対して入出力される電流Ib2をそれぞれ検出し、対応の検出値をコンバータECU2および電池ECU4へ出力する。なお、電流センサ10−1,10−2は、対応の二次電池から出力される電流(放電電流)を正値として検出し、対応の二次電池に入力される電流(充電電流)を負値として検出する。なお、この図1では、電流センサ10−1,10−2がそれぞれ正極線PL1,PL2の電流を検出する場合が示されているが、電流センサ10−1,10−2は、それぞれ負極線NL1,NL2の電流を検出してもよい。電圧センサ12−1,12−2は、二次電池6−1の電圧Vb1および二次電池6−2の電圧Vb2をそれぞれ検出し、対応の検出値をコンバータECU2および電池ECU4へ出力する。
電池ECU4は、電圧センサ12−1および電流センサ10−1からの各検出値ならびにコンバータECU2からの信号RE1に基づいて、後述の方法により、二次電池6−1のSOCを示す状態量SOC1を推定し、その推定された状態量SOC1をコンバータECU2へ出力する。
また、電池ECU4は、電圧センサ12−2および電流センサ10−2からの各検出値ならびにコンバータECU2からの信号RE2に基づいて、後述の方法により、二次電池6−2のSOCを示す状態量SOC2を推定し、その推定された状態量SOC2をコンバータECU2へ出力する。
コンバータECU2は、電流センサ10−1,10−2および電圧センサ12−1,12−2,18からの各検出値、電池ECU4からの状態量SOC1,SOC2、ならびに駆動ECU32からのトルク目標値TR1,TR2および回転数目標値MRN1,MRN2に基づいて、コンバータ8−1,8−2をそれぞれ駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成する。そして、コンバータECU2は、その生成した駆動信号PWC1,PWC2をそれぞれコンバータ8−1,8−2へ出力し、コンバータ8−1,8−2を制御する。
ここで、コンバータECU2は、状態量SOC1をリセットするものと判定すると、電池ECU4へ出力される信号RE1を活性化する。なお、状態量SOC1のリセットとは、後述のように状態量SOC1は初期値に電流積算値を加算することによって算出されるところ、この初期値を推定することである。そして、コンバータECU2は、信号RE1を活性化するとともに、後述の方法により、二次電池6−1が一定電流で充電または放電し、かつ、駆動力発生部3の要求電力を満たすように、コンバータ8−1,8−2を制御する。
また、コンバータECU2は、状態量SOC2をリセットするものと判定すると、電池ECU4へ出力される信号RE2を活性化する。そして、コンバータECU2は、後述の方法により、二次電池6−2が一定電流で充電または放電し、かつ、駆動力発生部3の要求電力を満たすように、コンバータ8−1,8−2を制御する。
図2は、状態量SOCのリセットが実行されるときの電力の流れを示した図である。なお、この図2では、一例として、二次電池6−2のSOCを示す状態量SOC2のリセットが実行されるときの電力の流れが示されている。
図2を参照して、状態量SOC2のリセットが実行されるとき、二次電池6−2の放電電流(または充電電流)が一定に制御される。そして、二次電池6−1,6−2のトータルの充放電電力が駆動力発生部3の要求電力に一致するように、二次電池6−1の充放電量が制御される。
なお、特に図示していないが、状態量SOC1のリセットが実行されるときは、二次電池6−1の放電電流(または充電電流)が一定に制御され、二次電池6−1,6−2のトータルの充放電電力が駆動力発生部3の要求電力に一致するように、二次電池6−2の充放電量が制御される。
図3は、図1に示した二次電池のSOCと電圧Vbとの相関を示した図である。図3を参照して、ニッケル水素二次電池においては、低SOC領域および高SOC領域以外のSOC領域では、電圧VbのSOC依存性が小さく、電圧VbからSOCを推定することは難しい。したがって、電流Ibを積算することによってSOCが算出される。
一方、低SOC領域および高SOC領域では、電圧VbのSOC依存性が大きくなる。そこで、低SOC領域または高SOC領域において、電圧Vbの変化を検出することによってSOCを正確に推定することができる。
そして、この車両100においては、複数の二次電池および対応の複数のコンバータが搭載されているので、一方の二次電池を放電または充電させてその二次電池のSOCを低SOC領域または高SOC領域に移行させ、かつ、他方の二次電池を用いて駆動力発生部3の要求電力を満足させることが可能である。
ここで、二次電池の充放電電流が変化すると、内部抵抗による電圧降下量が変化し、電圧Vbに基づいてSOCを正確に推定できないところ、この実施の形態1においては、一方の二次電池を一定電流で放電または充電させながらその二次電池のSOCを低SOC領域または高SOC領域に移行させる。これにより、低SOC領域または高SOC領域において、電圧Vbに基づいてSOCを正確に推定することができる。
図4は、図1に示したコンバータ8−1,8−2の概略構成図である。なお、コンバータ8−2の構成および動作は、コンバータ8−1と同様であるので、以下ではコンバータ8−1の構成および動作について説明する。図4を参照して、コンバータ8−1は、チョッパ回路40−1と、正母線LN1Aと、負母線LN1Cと、配線LN1Bと、平滑コンデンサC1とを含む。チョッパ回路40−1は、トランジスタQ1A,Q1Bと、ダイオードD1A,D1Bと、インダクタL1とを含む。
正母線LN1Aは、一方端がトランジスタQ1Bのコレクタに接続され、他方端が主正母線MPLに接続される。また、負母線LN1Cは、一方端が負極線NL1に接続され、他方端が主負母線MNLに接続される。
トランジスタQ1A,Q1Bは、負母線LN1Cと正母線LN1Aとの間に直列に接続される。具体的には、トランジスタQ1Aのエミッタが負母線LN1Cに接続され、トランジスタQ1Bのコレクタが正母線LN1Aに接続される。ダイオードD1A,D1Bは、それぞれトランジスタQ1A,Q1Bに逆並列に接続される。インダクタL1は、トランジスタQ1AとトランジスタQ1Bとの接続点に接続される。
配線LN1Bは、一方端が正極線PL1に接続され、他方端がインダクタL1に接続される。平滑コンデンサC1は、配線LN1Bと負母線LN1Cとの間に接続され、配線LN1Bおよび負母線LN1C間の直流電圧に含まれる交流成分を低減する。
そして、チョッパ回路40−1は、コンバータECU2(図示せず)からの駆動信号PWC1に応じて、二次電池6−1の放電時には、正極線PL1および負極線NL1から受ける直流電力(駆動電力)を昇圧し、二次電池6−1の充電時には、主正母線MPLおよび主負母線MNLから受ける直流電力(回生電力)を降圧する。
以下、コンバータ8−1の動作(昇圧動作および降圧動作)について説明する。昇圧動作時において、コンバータECU2は、トランジスタQ1Bをオフ状態に維持し、かつ、トランジスタQ1Aを所定のデューティー比でオン/オフさせる。トランジスタQ1Aのオン期間においては、二次電池6−1から配線LN1B、インダクタL1、ダイオードD1B、および正母線LN1Aを順に介して、放電電流が主正母線MPLへ流れる。同時に、二次電池6−1から配線LN1B、インダクタL1、トランジスタQ1A、および負母線LN1Cを順に介して、ポンプ電流が流れる。インダクタL1は、このポンプ電流により電磁エネルギーを蓄積する。そして、トランジスタQ1Aがオン状態からオフ状態に遷移すると、インダクタL1は、蓄積した電磁エネルギーを放電電流に重畳する。その結果、コンバータ8−1から主正母線MPLおよび主負母線MNLへ供給される直流電力の平均電圧は、デューティー比に応じてインダクタL1に蓄積される電磁エネルギーに相当する電圧だけ昇圧される。
一方、降圧動作時において、コンバータECU2は、トランジスタQ1Bを所定のデューティー比でオン/オフさせ、かつ、トランジスタQ1Aをオフ状態に維持する。トランジスタQ1Bのオン期間においては、主正母線MPLから正母線LN1A、トランジスタQ1B、インダクタL1、および配線LN1Bを順に介して、充電電流が二次電池6−1へ流れる。そして、トランジスタQ1Bがオン状態からオフ状態に遷移すると、インダクタL1が電流変化を妨げるように磁束を発生するので、充電電流は、ダイオードD1A、インダクタL1、および配線LN1Bを順に介して流れ続ける。一方で、電気エネルギー的にみると、主正母線MPLおよび主負母線MNLから直流電力が供給されるのはトランジスタQ1Bのオン期間だけであるので、充電電流が一定に保たれるとすると(インダクタL1のインダクタンスが十分に大きいとすると)、コンバータ8−1から二次電池6−1へ供給される直流電力の平均電圧は、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の直流電圧にデューティー比を乗じた値となる。
このようなコンバータ8−1の動作を制御するため、コンバータECU2は、トランジスタQ1Aのオン/オフを制御するための駆動信号PWC1AおよびトランジスタQ1Bのオン/オフを制御するための駆動信号PWC1Bから成る駆動信号PWC1を生成する。
図5は、図1に示したコンバータECU2の機能ブロック図である。図5を参照して、コンバータECU2は、目標値設定部70と、電圧制御部72−1と、電流制御部72−2とを含む。
目標値設定部70は、駆動ECU32からのトルク目標値TR1,TR2および回転数目標値MRN1,MRN2、ならびに電池ECU4からの状態量SOC1,SOC2に基づいて、後述の方法により、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧Vhの目標値を示す目標電圧VRおよび二次電池6−2の充放電電流の目標値を示す目標電流IRを生成する。
電圧制御部72−1は、減算部74−1,78−1と、PI制御部76−1と、変調部80−1とを含む。減算部74−1は、目標電圧VRから電圧Vhを減算し、その演算結果をPI制御部76−1へ出力する。PI制御部76−1は、目標電圧VRと電圧Vhとの偏差を入力として比例積分演算を行ない、その演算結果を減算部78−1へ出力する。
演算部78−1は、電圧Vb1/目標電圧VRで示されるコンバータ8−1の理論昇圧比の逆数からPI制御部76−1の出力を減算し、その演算結果をデューティー指令Ton1として変調部80−1へ出力する。変調部80−1は、デューティー指令Ton1と図示されない発振部により生成される搬送波(キャリア波)とに基づいて駆動信号PWC1を生成し、その生成した駆動信号PWC1をコンバータ8−1へ出力する。
電流制御部72−2は、減算部74−2,78−2と、PI制御部76−2と、変調部80−2とを含む。減算部74−2は、目標電流IRから電流Ib2を減算し、その演算結果をPI制御部76−2へ出力する。PI制御部76−2は、目標電流IRと電流Ib2との偏差を入力として比例積分演算を行ない、その演算結果を減算部78−2へ出力する。
演算部78−2は、電圧Vb2/目標電圧VRで示されるコンバータ8−2の理論昇圧比の逆数からPI制御部76−2の出力を減算し、その演算結果をデューティー指令Ton2として変調部80−2へ出力する。変調部80−2は、デューティー指令Ton2と図示されない発振部により生成される搬送波(キャリア波)とに基づいて駆動信号PWC2を生成し、その生成した駆動信号PWC2をコンバータ8−2へ出力する。
図6は、図1に示したコンバータECU2の制御構造を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理は、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図6を参照して、コンバータECU2は、状態量SOCをリセットする二次電池を決定する(ステップS10)。たとえば、コンバータECU2は、状態量SOC1,SOC2を定期的に交互にリセットするものとしてもよいし、低SOC領域または高SOC領域に近づいた二次電池に対応する状態量SOCをリセットするものとしてもよい。
そして、コンバータECU2は、二次電池6−1の状態量SOC1をリセットするものと決定すると(ステップS20において「6−1」)、電池ECU4へ出力される信号RE1を活性化する(ステップS30)。次いで、コンバータECU2は、状態量SOC1が規定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS40)。
状態量SOC1が規定値よりも小さいと判定されると(ステップS40においてYES)、コンバータECU2は、二次電池6−1が一定電流で放電するように、駆動力発生部3の要求電力に基づいて二次電池6−2の目標電流IRを生成する(ステップS50)。なお、駆動力発生部3の要求電力は、トルク目標値TR1,TR2および回転数目標値MRN1,MRN2に基づいて算出することができる。
一方、ステップS40において状態量SOC1が規定値以上であると判定されると(ステップS40においてNO)、コンバータECU2は、二次電池6−1が一定電流で充電されるように、駆動力発生部3の要求電力に基づいて二次電池6−2の目標電流IRを生成する(ステップS60)。なお、上記の規定値は、たとえば、低SOC領域と高SOC領域との中間点(たとえばSOC50%)とすることができる。
そして、ステップS50またはS60において目標電流IRが生成されると、コンバータECU2は、電圧Vhが目標電圧VRに一致するようにコンバータ8−1を電圧制御し、電流Ib2が目標電流IRに一致するようにコンバータ8−2を電流制御する(ステップS70)。なお、目標電圧VRは、予め設定された所定値であってもよいし、駆動力発生部3の要求電力に基づいて可変設定されてもよい。
一方、ステップS20において二次電池6−2の状態量SOC2をリセットするものと決定されると(ステップS20において「6−2」)、コンバータECU2は、電池ECU4へ出力される信号RE2を活性化する(ステップS80)。次いで、コンバータECU2は、状態量SOC2が規定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS90)。
状態量SOC2が規定値よりも小さいと判定されると(ステップS90においてYES)、コンバータECU2は、二次電池6−2が一定電流で放電するように二次電池6−2の目標電流IR(一定値)を生成する(ステップS100)。
一方、ステップS90において状態量SOC2が規定値以上であると判定されると(ステップS90においてNO)、コンバータECU2は、二次電池6−2が一定電流で充電されるように二次電池6−2の目標電流IR(一定値)を生成する(ステップS110)。
そして、ステップS100またはS110において目標電流IRが生成されると、コンバータECU2は、ステップS70へ処理を進め、電圧Vhが目標電圧VRに一致するようにコンバータ8−1を電圧制御し、電流Ib2が目標電流IR(一定値)に一致するようにコンバータ8−2を電流制御する。
図7は、図1に示した電池ECU4の制御構造を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理も、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図7を参照して、電池ECU4は、コンバータECU2からの信号RE1が活性化されているか否かを判定する(ステップS210)。信号RE1が活性化されていると判定されると(ステップS210においてYES)、電池ECU4は、電圧Vb1の変化に基づいて状態量SOC1を推定する(ステップS220)。具体的には、状態量SOC1と電圧Vb1との相関を示すマップ(図3)を用いて、電圧Vb1の変化を検出することによって状態量SOC1を推定することができる。
一方、電池ECU4は、二次電池6−2については、電流Ib2の積算値に基づいて状態量SOC2を算出する(ステップS230)。
ステップS210において信号RE1が非活性化されていると判定されると(ステップS210においてNO)、電池ECU4は、コンバータECU2からの信号RE2が活性化されているか否かを判定する(ステップS240)。信号RE2が活性化されていると判定されると(ステップS240においてYES)、電池ECU4は、電圧Vb2の変化に基づいて状態量SOC2を推定する(ステップS250)。具体的には、状態量SOC2と電圧Vb2との相関を示すマップ(図3)を用いて、電圧Vb2の変化を検出することによって状態量SOC2を推定することができる。
一方、電池ECU4は、二次電池6−1については、電流Ib1の積算値に基づいて状態量SOC1を算出する(ステップS260)。
ステップS240において信号RE2が非活性化されていると判定されると(ステップS240においてNO)、電池ECU4は、電流Ib1の積算値に基づいて状態量SOC1を算出し(ステップS270)、電流Ib2の積算値に基づいて状態量SOC2を算出する(ステップS280)。
以上のように、この実施の形態1においては、二次電池6−1,6−2の一方を一定電流で充電または放電させるとともに駆動力発生部3の電力要求に応じて他方の二次電池を充放電させるようにコンバータ8−1,8−2が制御される。そして、一定電流で充電または放電中の二次電池の電圧Vbに基づいてその二次電池のSOCを推定するので、車両走行中であっても、充放電電流および電圧が安定した状態でSOC推定が行なわれる。したがって、この実施の形態1によれば、車両走行中であっても二次電池6−1,6−2のSOCを高精度に推定することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、二次電池6−1,6−2は、ニッケル水素二次電池から成るものとしたが、実施の形態2では、二次電池6−1,6−2は、リチウム二次電池から成る。
図8は、実施の形態2における二次電池のSOCと電圧Vbとの相関を示した図である。図8を参照して、リチウム二次電池においては、全SOC領域において電圧VbのSOC依存性が大きい。そこで、リチウム二次電池においては、低SOC領域および高SOC領域以外のSOC領域でも、電圧Vbに基づいてSOCを正確に推定することが可能である。
一方、図示されるようなSOC−電圧特性を有するリチウム二次電池においても、入出力される電流Ibが変化すると、内部抵抗rによる電圧降下量ΔVbが変化することにより電圧Vbが変動し、電圧Vbに基づいてSOCを正確に推定することはできない。そこで、この実施の形態2においても、一方の二次電池を一定電流で放電または充電させ、電圧Vbが安定している状態で、電圧Vbに基づいてSOCが推定される。
なお、二次電池の電圧降下量ΔVbは、電流Ibに基づいて算出できるので、電流Ibに基づいて電圧降下量を算出し、SOCと電圧Vbとの相関を示すマップ(図8)を用いて、電圧Vbに基づいてSOCを推定することができる。
実施の形態2における車両の全体構成は、図1に示した実施の形態1における車両100と同じである。また、実施の形態2におけるコンバータECU2の制御構造は、図6に示したフローチャートと同じである。
図9は、実施の形態2における電池ECU4の制御構造を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理も、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図9を参照して、このフローチャートは、図7に示したフローチャートにおいて、ステップS220,S250に代えてそれぞれステップS225,S255を含む。すなわち、ステップS210において信号RE1が活性化されていると判定されると、電池ECU4は、電圧Vb1および電流Ib1に基づいて状態量SOC1を推定する(ステップS225)。具体的には、電池ECU4は、電流Ib1に基づいて二次電池6−1の電圧降下量を算出し、状態量SOC1と電圧Vb1との相関を示すマップ(図8)を用いて、電圧Vb1に基づいて状態量SOC1を推定する。そして、状態量SOC1が推定されると、電池ECU4は、ステップS230へ処理を移行して状態量SOC2を算出する。
また、ステップS240において信号RE2が活性化されていると判定されると、電池ECU4は、電圧Vb2および電流Ib2に基づいて状態量SOC2を推定する(ステップS255)。具体的には、電池ECU4は、電流Ib2に基づいて二次電池6−2の電圧降下量を算出し、状態量SOC2と電圧Vb2との相関を示すマップ(図8)を用いて、電圧Vb2に基づいて状態量SOC2を推定する。そして、状態量SOC2が推定されると、電池ECU4は、ステップS260へ処理を移行して状態量SOC1を算出する。
以上のように、この実施の形態2によれば、二次電池6−1,6−2がリチウム二次電池から成る場合においても、車両走行中に二次電池6−1,6−2のSOCを高精度に推定することができる。
[実施の形態3]
図10は、実施の形態3による電源システムを搭載した車両の全体ブロック図である。図10を参照して、この車両100Aは、図1に示した実施の形態1における車両100の構成において、二次電池およびそれに対応するコンバータをさらに備える。なお、この図10では、一例として、二次電池6−3とコンバータ8−3とが備えられる場合が示されている。
二次電池6−3は、ニッケル水素二次電池から成る。二次電池6−3は、コンバータ8−3に接続される。コンバータ8−3は、二次電池6−3と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU2(図示せず)からの駆動信号に基づいて、二次電池6−3と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。
コンバータ8−3は、コンバータ8−2と同様に、コンバータECU2によって電流制御される。そして、二次電池6−3のSOCを示す状態量SOC3をリセットするものと判定されると、二次電池6−3が一定電流で充電または放電するようにコンバータ8−3が制御される。このとき、駆動力発生部3の要求電力を満たすように、コンバータ8−1,8−2の少なくとも一方が制御される。そして、二次電池6−3が一定電流で充電または放電しているとき、二次電池6−3の電圧の変化を検出することによって状態量SOC3が推定される。
また、状態量SOC1がリセットされるときは、コンバータ8−3は、二次電池6−1が一定電流で充電または放電するように、駆動力発生部3の要求電力に応じて二次電池6−3の充放電電流を制御する。また、状態量SOC2がリセットされるときは、コンバータ8−3は、駆動力発生部3の要求電力に応じて二次電池6−3の充放電電流を制御する。
なお、車両100Aのその他の構成は、図1に示した車両100と同じである。
なお、二次電池6−3は、リチウム二次電池であってもよい。この場合は、実施の形態2で説明したように、状態量SOC3をリセットするものと判定されると、二次電池6−3が一定電流で充電または放電している状態において、二次電池6−3の電圧および充放電電流に基づいて状態量SOC3が推定される。
以上のように、二次電池および対応のコンバータが3つ以上設けられるこの実施の形態3においても、実施の形態1,2と同様に、車両走行中であっても各二次電池のSOCを高精度に推定することができる。
[実施の形態4]
図11は、この発明の実施の形態4による車両の全体ブロック図である。図11を参照して、この車両100Bは、電源システム1Aと、駆動力発生部3とを備える。電源システム1Aは、図1に示した電源システム1の構成において、二次電池6−2およびコンバータ8−2に代えて蓄電部7を備え、コンバータECU2および電池ECU4に代えてそれぞれコンバータECU2Aおよび電池ECU4Aを備える。
蓄電部7は、充放電可能な直流電源であり、たとえば、電気二重層キャパシタや二次電池から成る。蓄電部7は、主正母線MPLおよび主負母線MNLに直接接続される。
図12は、図11に示したコンバータECU2Aの機能ブロック図である。図12を参照して、コンバータECU2Aは、目標値設定部70Aと、電流制御部82とを含む。目標値設定部70Aは、トルク目標値TR1,TR2、回転数目標値MRN1,MRN2および状態量SOC1に基づいて、後述の方法により、二次電池6−1の充放電電流の目標値を示す目標電流IRを生成する。
電流制御部82は、減算部84,88と、PI制御部86と、変調部90とを含む。減算部84は、目標電流IRから電流Ib1を減算し、その演算結果をPI制御部86へ出力する。PI制御部86は、目標電流IRと電流Ib1との偏差を入力として比例積分演算を行ない、その演算結果を減算部88へ出力する。
演算部88は、電圧Vb1/電圧Vhで示されるコンバータ8−1の理論昇圧比の逆数からPI制御部86の出力を減算し、その演算結果をデューティー指令Ton1として変調部90へ出力する。変調部90は、デューティー指令Ton1と図示されない発振部により生成される搬送波(キャリア波)とに基づいて駆動信号PWC1を生成し、その生成した駆動信号PWC1をコンバータ8−1へ出力する。
図13は、図11に示したコンバータECU2Aの制御構造を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理も、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図13を参照して、コンバータECU2Aは、二次電池6−1の状態量SOC1をリセットするものと決定すると、電池ECU4Aへ出力される信号RE1を活性化する(ステップS310)。なお、コンバータECU2Aは、状態量SOC1を定期的にリセットするようにしてもよいし、状態量SOC1が低SOC領域または高SOC領域に近づいたときに状態量SOC1をリセットするようにしてもよい。
次いで、コンバータECU2Aは、状態量SOC1が規定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS320)。そして、状態量SOC1が規定値よりも小さいと判定されると(ステップS320においてYES)、コンバータECU2Aは、二次電池6−1が一定電流で放電するように二次電池6−1の目標電流IR(一定値)を生成する(ステップS330)。
一方、ステップS320において状態量SOC1が規定値以上であると判定されると(ステップS320においてNO)、コンバータECU2Aは、二次電池6−1が一定電流で充電されるように二次電池6−1の目標電流IR(一定値)を生成する(ステップS340)。
そして、ステップS330またはS340において目標電流IRが生成されると、コンバータECU2Aは、電流Ib1が目標電流IRに一致するようにコンバータ8−1を電流制御する(ステップS350)。なお、このとき、蓄電部7は、駆動力発生部3の要求電力に応じて充放電を行なう。
図14は、図11に示した電池ECU4Aの制御構造を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理も、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図14を参照して、電池ECU4Aは、コンバータECU2Aからの信号RE1が活性化されているか否かを判定する(ステップS410)。信号RE1が活性化されていると判定されると(ステップS410においてYES)、電池ECU4Aは、電圧Vb1の変化に基づいて状態量SOC1を推定する(ステップS420)。具体的には、状態量SOC1と電圧Vb1との相関を示すマップ(図3)を用いて、電圧Vb1の変化を検出することによって状態量SOC1を推定することができる。
一方、ステップS410において信号RE1が非活性化されていると判定されると(ステップS410においてNO)、電池ECU4Aは、電流Ib1の積算値に基づいて状態量SOC1を算出する(ステップS430)。
なお、上記においては、二次電池6−1は、ニッケル水素二次電池から成るものとしたが、リチウム二次電池であってもよい。この場合、実施の形態2で説明したように、電池ECU4Aは、コンバータECU2Aからの信号RE1が活性化されると、電圧Vb1および電流Ib1に基づいて状態量SOC1を推定する。
以上のように、この実施の形態4によれば、車両走行中であっても二次電池6−1のSOCを高精度に推定することができる。
なお、上記の各実施の形態1〜3においては、二次電池6−1〜6−3は、全てニッケル水素二次電池から成るか、あるいは全てリチウム二次電池から成るものとしたが、ニッケル水素二次電池とリチウム二次電池とが混載した電源システムであってもよい。
また、上記の各実施の形態1〜3においては、コンバータ8−1を電圧制御し、その他のコンバータを電流制御するものとしたが、コンバータ8−1以外のコンバータを電圧制御し、その他のコンバータを電流制御するようにしてもよい。あるいは、各コンバータを電圧制御および電流制御可能とし、SOCリセット対象の二次電池に対応するコンバータを電流一定で電流制御するとともに、他のコンバータの一つを電圧制御し残余のコンバータを電流制御するようにしてもよい。
また、上記の各実施の形態において、電動車両100(100A,100B)は、燃料を用いて運動エネルギーを発生する内燃機関を搭載したハイブリッド車両や、内燃機関を搭載しない電気自動車、燃料を用いて電気エネルギーを発生する燃料電池(Fuel Cell)をさらに搭載した燃料電池車であってもよい。
なお、上記において、コンバータECU2,2Aおよび電池ECU4,4Aにおける各制御は、実際には、CPU(Central Processing Unit)によって実行され、CPUは、各実施の形態において説明したフローチャートの各ステップを備えるプログラムをROM(Read Only Memory)から読出し、その読出したプログラムを実行してフローチャートに従って処理を実行する。したがって、ROMは、各実施の形態において説明したフローチャートの各ステップを備えるプログラムを記録したコンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に相当する。
なお、上記において、二次電池6−1,6−2,6−3は、この発明における「複数の二次電池」に対応し、コンバータ8−1,8−2,8−3は、この発明における「複数のコンバータ」に対応する。また、コンバータECU2,2Aは、この発明における「コンバータ制御部」に対応し、電池ECU4,4Aは、この発明における「充電状態推定部」に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による電源システムを搭載した車両の全体ブロック図である。 状態量SOCのリセットが実行されるときの電力の流れを示した図である。 図1に示す二次電池のSOCと電圧との相関を示した図である。 図1に示すコンバータの概略構成図である。 図1に示すコンバータECUの機能ブロック図である。 図1に示すコンバータECUの制御構造を説明するためのフローチャートである。 図1に示す電池ECUの制御構造を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2における二次電池のSOCと電圧との相関を示した図である。 実施の形態2における電池ECUの制御構造を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3による電源システムを搭載した車両の全体ブロック図である。 この発明の実施の形態4による車両の全体ブロック図である。 図11に示すコンバータECUの機能ブロック図である。 図11に示すコンバータECUの制御構造を説明するためのフローチャートである。 図11に示す電池ECUの制御構造を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1,1A 電源システム、2,2A コンバータECU、3 駆動力発生部、4,4A 電池ECU、6−1,6−2,6−3 二次電池、7 蓄電部、8−1,8−2,8−3 コンバータ、10−1,10−2 電流センサ、12−1,12−2,18 電圧センサ、30−1,30−2 インバータ、32 駆動ECU、34−1,34−2 モータジェネレータ、36 動力伝達機構、38 駆動軸、40−1,40−2 チョッパ回路、70,70A 目標値設定部、72−1 電圧制御部、72−2,82 電流制御部、74−1,74−2,78−1,78−2,84,88 減算部、76−1,76−2,86 PI制御部、80−1,80−2,90 変調部、100,100A,100B 車両、MPL 主正母線、MNL 主負母線、C 平滑コンデンサ、PL1,PL2 正極線、NL1,NL2 負極線、LN1A,LN2A 正母線、LN1B,LN2B 配線、LN1C,LN2C 負母線、Q1A,Q1B,Q2A,Q2B トランジスタ、D1A,D1B,D2A,D2B ダイオード、L1,L2 インダクタ。

Claims (13)

  1. 電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムであって、
    複数の二次電池と、
    前記複数の二次電池に対応して設けられ、各々が対応の二次電池と前記車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成された複数のコンバータと、
    前記複数のコンバータを制御することによって、前記複数の二次電池の一部を一定電流で充電または放電させるとともに前記駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させるコンバータ制御部と、
    前記一部の二次電池の電圧に基づいて前記一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する充電状態推定部とを備える電源システム。
  2. 前記コンバータ制御部は、前記一部の二次電池の充電状態が規定値よりも低いとき、前記複数のコンバータを制御することによって、前記一部の二次電池を一定電流で放電させるとともに前記駆動力発生部の電力要求に応じて前記残余の二次電池を充放電させる、請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記コンバータ制御部は、前記一部の二次電池の充電状態が規定値よりも高いとき、前記複数のコンバータを制御することによって、前記一部の二次電池を一定電流で充電させるとともに前記駆動力発生部の電力要求に応じて前記残余の二次電池を充放電させる、請求項1に記載の電源システム。
  4. 前記一部の二次電池の各々は、ニッケル水素二次電池から成り、
    前記充電状態推定部は、前記一部の二次電池の電圧変化に基づいて前記一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源システム。
  5. 前記一部の二次電池の各々は、リチウム二次電池から成り、
    前記充電状態推定部は、前記一部の二次電池の電圧と充放電電流とに基づいて前記一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源システム。
  6. 電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムであって、
    二次電池と、
    前記二次電池と前記車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成されたコンバータと、
    前記コンバータに並列して前記コンバータと前記駆動力発生部との間に接続され、前記駆動力発生部の電力要求に応じて電力を充放電可能な蓄電部と、
    前記コンバータを制御することによって、前記二次電池を一定電流で充電または放電させるコンバータ制御部と、
    前記二次電池の電圧に基づいて前記二次電池の充電状態を推定する充電状態推定部とを備える電源システム。
  7. 電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムの制御方法であって、
    前記電源システムは、
    複数の二次電池と、
    前記複数の二次電池に対応して設けられ、各々が対応の二次電池と前記車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成された複数のコンバータとを備え、
    前記制御方法は、
    前記複数のコンバータを制御することによって、前記複数の二次電池の一部を一定電流で充電または放電させるとともに前記駆動力発生部の電力要求に応じて残余の二次電池を充放電させる第1のステップと、
    前記一部の二次電池の電圧に基づいて前記一部の二次電池の充電状態をそれぞれ推定する第2のステップとを含む、電源システムの制御方法。
  8. 前記第1のステップにおいて、前記一部の二次電池の充電状態が規定値よりも低いとき、前記複数のコンバータを制御することによって、前記一部の二次電池を一定電流で放電させるとともに前記駆動力発生部の電力要求に応じて前記残余の二次電池を充放電させる、請求項7に記載の電源システムの制御方法。
  9. 前記第1のステップにおいて、前記一部の二次電池の充電状態が規定値よりも高いとき、前記複数のコンバータを制御することによって、前記一部の二次電池を一定電流で充電させるとともに前記駆動力発生部の電力要求に応じて前記残余の二次電池を充放電させる、請求項7に記載の電源システムの制御方法。
  10. 前記一部の二次電池の各々は、ニッケル水素二次電池から成り、
    前記第2のステップにおいて、前記一部の二次電池の電圧変化に基づいて前記一部の二次電池の充電状態がそれぞれ推定される、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の電源システムの制御方法。
  11. 前記一部の二次電池の各々は、リチウム二次電池から成り、
    前記第2のステップにおいて、前記一部の二次電池の電圧と充放電電流とに基づいて前記一部の二次電池の充電状態がそれぞれ推定される、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の電源システムの制御方法。
  12. 電力を用いて走行駆動力を発生可能な車両に搭載される電源システムの制御方法であって、
    前記電源システムは、
    二次電池と、
    前記二次電池と前記車両の駆動力発生部との間で電圧変換可能に構成されたコンバータと、
    前記コンバータに並列して前記コンバータと前記駆動力発生部との間に接続され、前記駆動力発生部の電力要求に応じて電力を充放電可能な蓄電部とを備え、
    前記制御方法は、
    前記コンバータを制御することによって、前記二次電池を一定電流で充電または放電させるステップと、
    前記二次電池の電圧に基づいて前記二次電池の充電状態を推定するステップとを含む、電源システムの制御方法。
  13. 請求項7から請求項12のいずれか1項に記載の電源システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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