JP2008275164A - シールアッセンブリおよびシールアッセンブリを備えた湿式のツインクラッチアッセンブリ - Google Patents

シールアッセンブリおよびシールアッセンブリを備えた湿式のツインクラッチアッセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】ピストン構成と無関係に簡単な構造によって特徴付けられていて、容易に交換可能である、任意の構造のクラッチアッセンブリに使用するためのシールアッセンブリを提供する。
【解決手段】個々のシール装置42が、作動装置とホルダ43とによって形成された溝44内に配置されており、該溝44を形成する、シール装置42に対する少なくとも2つの当付け面46,47が、作動装置に形成されるようになっているようにした。
【選択図】図1b

Description

本発明は、シールアッセンブリであって、圧力媒体操作可能な作動装置、特にピストンエレメントに用いられる少なくとも1つの弾性的なシール装置が設けられており、該シール装置が、作動装置に対応配置された、ツインクラッチアッセンブリに設けられた、圧力媒体で負荷可能なチャンバをシーリングするために設けられている形式のものに関する。
さらに、本発明は、ツインクラッチアッセンブリであって、少なくとも1つの入力体および2つの出力体と、入力体と出力体との間に配置された2つのクラッチ装置とが設けられており、各クラッチ装置が、入力部材と出力部材とを有しており、該入力部材と該出力部材とが、圧力媒体操作される作動装置によって作用結合可能であり、該作動装置に、圧力媒体で負荷可能な少なくとも1つのチャンバが対応配置されている形式のものに関する。
湿式のツインクラッチアッセンブリは、多数の構成において公知先行技術に基づき予め公知である。これらの構成は、1つの入力体と2つの出力体とを有している。この場合、入力体は連行ユニットによって形成される。この連行ユニットは、それぞれ湿式のツインクラッチの個々のクラッチアッセンブリの第1のクラッチ部材に結合されている。各クラッチアッセンブリは第2のクラッチ部材を有している。この第2のクラッチ部材は第1のクラッチ部材に作用結合可能であり、各出力体に相対回動不能に連結されている。このような形式のクラッチ構成は、しばしばディスク構造もしくは多板構造で形成されており、これによって、第1のクラッチ部材が第1の摩擦板アッセンブリによって形成され、第2のクラッチ部材が第2の摩擦板アッセンブリによって形成される。この場合、両摩擦板アッセンブリは、一般的に、圧力媒体操作されるピストンエレメントの形の作動装置を介して互いに摩擦接続的に作用結合可能となる。このためには、各クラッチアッセンブリが、有利にはピストンエレメントの形の固有の作動装置を有している。ピストンエレメントには、操作のために、圧力媒体で負荷可能な少なくとも1つのチャンバ、しかし、有利には、圧力媒体で負荷可能な2つのチャンバが対応配置されている。このチャンバは、ピストンエレメントの、互いに離れる方向に向けられた両端面に有効であり、この場合、圧力媒体で負荷可能な第1のチャンバが、直接ピストンを操作するための圧力チャンバとして働き、ピストンエレメントに対応配置された第2のチャンバが補償チャンバとして働く。チャンバは圧力媒体供給システムおよび案内システムに接続されている。この場合、1つのピストンエレメントに対応配置された個々のチャンバは別個に制御可能である。両チャンバにおける圧力差を介して、ピストンの圧着力を調整することができる。この場合、常にオイル内で作動する摩擦板の湿式作動に基づき、圧力媒体で負荷可能なチャンバが、湿式のツインクラッチの内室から分離されなければならない。個々のクラッチアッセンブリは、互いに同軸的にかつ半径方向で内外にかつ有利には軸方向で互いにほんの僅かなずれを備えてまたは全くずれなしに配置されている。内室に対する個々のチャンバのシーリングまたは互いに個々のチャンバのシーリングはシールアッセンブリを介して行われる。このシールアッセンブリは弾性的なシール装置を有している。このシール装置は、ここでは、運動させられるシール装置である。なぜならば、このシール装置は、一般的に、ピストンを定置の構成エレメントに対してシーリングし、ピストンの運動と共にシール面も一緒に運動させられるからである。したがって、シールアッセンブリは、一般的に、直接ピストンエレメントに加硫固着される。これは、シール装置を被着するために、ピストンエレメント全体ひいては比較的大きなかつ、構成に応じて、横断面図で見て複雑なジオメトリを備えた構成エレメントが扱われ、加硫プロセスにさらされなければならないことを意味している。ピストンのジオメトリは、シール装置の配置のほかに、圧力媒体で負荷可能なチャンバを仕切るエレメントの、シール装置に作用結合したい別のシール領域の配置および構成も規定する。したがって、確実なシール機能を実現するために、高い製造精度が必要となる。さらに、シール面の損傷時に個々のシール装置の簡単な交換可能性が付与されていない。
別の構成は、ピストンエレメントまたは圧力媒体で負荷可能なチャンバを仕切るエレメントへの溝の加工にある。この場合、溝横断面の構成は、溝を有するエレメントの横断面の設計時に一緒に考慮されなければならず、これによって、エレメントが比較的大きな厚さを備えて形成されなければならない。
同軸的な構成部材、特に孔と、この孔内で運動可能な回転対称的なエレメントとの間のシーリングのためのシール装置が、米国特許第6158744号明細書に基づき予め公知である。この公知のシール装置は、ここでは、溝内に嵌め込まれている。また、公知のシール装置には、環状の緊締エレメントによって軸方向で溝内でプリロードがかけられる。
米国特許第6158744号明細書
したがって、本発明の課題は、ピストン構成と無関係に簡単な構造によって特徴付けられていて、容易に交換可能である、任意の構造のクラッチアッセンブリ、特にツインクラッチアッセンブリに使用するためのシールアッセンブリを提供することである。
この課題を解決するために本発明のシールアッセンブリでは、個々のシール装置が、作動装置とホルダとによって形成された溝内に配置されており、該溝を形成する、シール装置に対する少なくとも2つの当付け面が、作動装置に形成されるようになっているようにした。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、ホルダが、各チャンバの低圧側で作動装置に配置されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、ホルダが、金属薄板エレメントとして形成されており、該金属薄板エレメントの厚さと、溝を形成する領域における作動装置の厚さとの比が、1:5〜1:7の比にある。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、作動装置における、溝を形成する領域が、シール装置に対する軸方向のかつ半径方向の少なくとも1つの当付け面を形成している。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、作動装置に設けられた個々の当付け面が、作動装置の製作時の形状付与、特に変形加工によって形成されるようになっている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、当付け面が、型押し加工によって形成されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、当付け面が、追補的な切削加工によって作動装置に加工されるようになっている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、金属薄板エレメントが、軸方向における当付け面を形成している。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、金属薄板エレメントが、作動装置に対する平らな軸方向の当付け面を備えたリングディスク状のエレメントとして形成されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、金属薄板エレメントが、作動装置に相対回動不能に結合されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、相対回動不能な結合部が解離可能である。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、相対回動不能な結合部が、摩擦接続的にまたは形状接続的に生ぜしめられている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、相対回動不能な結合部が解離不能である。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、相対回動不能な結合部が、形状接続的に形成されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、結合部が、リベット締め結合部であり、該リベット締め結合部が、別個のリベットによって形成されるようになっているかまたは作動装置から押し出されたリベットによって形成されるようになっている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、相対回動不能な結合部が、材料接続的に生ぜしめられている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、材料接続的な結合部が、スポット溶接によって生ぜしめられている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、金属薄板エレメントと作動装置との間の結合のための結合領域が、溝に対して僅かな間隔を置いて配置されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、当該シールアッセンブリが、ラジアルシールとして形成されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、ホルダが、その半径方向内側の領域に、シール装置に向けられた縁曲げ部を備えており、該縁曲げ部が、シール装置の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、これによって、シール装置が、半径方向にかつ/または軸方向に方向付けられるようになっている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、ホルダが、その半径方向内側の領域に、シール装置に向けられたエンボス加工部を備えており、該エンボス加工部が、シール装置の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、これによって、シール装置が、半径方向にかつ/または軸方向に方向付けられるようになっている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、縁曲げ部が、ホルダの表面に対してほぼ直角に方向付けられている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、縁曲げ部またはエンボス加工部が、シール装置の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、該溝が、シール装置のメインボディとシールリップとの間に配置されている。
本発明のシールアッセンブリの有利な構成によれば、縁曲げ部またはエンボス加工部が、シール装置の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、該溝が、シール装置のメインボディとシールリップとの間の全周にわたって延びる溝に対して付加的に配置されている。
さらに、前述した課題を解決するために本発明のツインクラッチアッセンブリでは、作動装置とチャンバのハウジング壁との間に、前述した形式のシールアッセンブリが配置されているようにした。
圧力媒体操作可能な作動装置に対応配置された圧力室を周辺、特にクラッチアッセンブリへの使用時には、このクラッチアッセンブリの内室に対してシーリングするための、圧力媒体操作可能な作動装置に用いられる少なくとも1つのシール装置を備えたシールアッセンブリは、本発明によれば、個々のシール装置が、作動装置と、この作動装置に結合された肉薄の金属薄板エレメントとによって形成された溝内に嵌め込まれており、この場合、金属薄板エレメントが、シール装置に対するただ1つの当付け面しか形成しておらず、溝を形成する領域が、主として、作動装置に成形されていることによって特徴付けられている。本発明による解決手段によって、シール装置を、単に作動装置における縁領域で、溝を成す領域を形成するための相応の切欠き内に嵌め込み、シールエレメントの低圧側で軸方向に金属薄板エレメントによって位置固定することが可能となる。これによって、シールエレメントが、圧力作用方向で作動装置のより肉厚の構成エレメント、特にピストンエレメントに支持されているのに対して、圧力作用方向と反対の側の領域ひいてはシールエレメントによってほとんど負荷されない領域では、金属薄板エレメントに対する当付け面を、極めて肉薄に形成された金属薄板エレメントに形成することができる。本発明による解決手段は、1つには、作動装置が溝のために不必要に弱化されず、しかし、同時に軸方向でのシール装置の最適な支持が付与されているという利点を提供する。さらに、個々のシール装置が、各接続エレメントとのもはや存在しない材料接続的な結合部に基づき、簡単に交換可能となる。このことは、特に保守目的に対して著しく重要となる。
金属薄板エレメントは極めて肉薄に形成されていてよい。極めて肉薄とは、溝を形成する領域における作動装置の厚さに対する金属薄板エレメントの厚さDの比が1:5〜1:7mmであるかもしくは金属薄板エレメントが、有利には0.5〜1.5の厚さ範囲で付与されていることを意味している。
平らな当付け面に成形された、シールエレメントを収容するための切欠きによって、作動装置における、溝を形成する領域が、軸方向のかつ半径方向の当付け面によって特徴付けられている。この場合、金属薄板エレメントは、半径方向のまたは軸方向の別の当付け面を形成するためにしか設けられていない。この場合、相応の機能は、ラジアルシールであれ、スラストシールであれ、シール部材の機能によって規定される。
作動装置に設けられた、溝を形成する当付け面は、作動装置への形状付与によって一緒に形成される。このことは、たとえば成形、たとえば鋳造での製作プロセスの間に行われてもよいし、構成において変形加工、特に型押し加工または深絞り加工によって行われてもよい。しかし、溝を形成する領域を加工するための切削加工、たとえば打抜き加工も可能である。この場合、溝を形成する領域は、内周面または外周面に形成されるかまたは軸方向に方向付けられた面を形成する領域に形成される。ラジアルシールには、作動装置における、溝を形成する領域が、内周面にまたは外周面を形成する部分領域に形成されていることが当てはまる。スラストシールには、溝を形成する領域が作動装置の一方の端面に形成されていることが当てはまる。
金属薄板エレメントは、最も簡単な事例では、単に平らなリングディスク状のエレメントとして形成されている。このエレメントは、作動装置に対して同軸的に配置されている。個々の金属薄板エレメントと、ディスクとの間では、結合が、有利には相対回動不能に行われ、これによって、シールエレメントと金属薄板エレメントとの間に相対運動が付与されない。相対回動不能な結合は、たとえば摩擦接続または形状接続によって解離可能に行われてよい。このことは、特にシールリング交換のために、シール装置の圧縮または直径にわたる被せが不要となり、シール装置を応力なしに嵌め込むことができるという利点を提供する。しかし、解離不能な結合も可能である。この事例では、この結合が形状接続的にまたは材料接続的に行われてよい。前者の事例では、有利には、リベット締め結合部が選択される。このリベット締め結合部は別個のリベットによって形成されてよい。しかし、作動装置からのリベットの押出しも可能である。材料接続的な結合は、たとえばスポット溶接結合にある。この場合、個々の結合は、有利には均一な間隔を置いて周方向に直径において分配されて行われる。
特に有利な構成によれば、周方向で一貫した結合が提供される。この事例では、これにより形成されたシール縁部に基づき、金属薄板エレメントと作動装置との結合部の間の漏れ流が確実に回避される。
金属薄板エレメントと作動装置、特にピストンエレメントとの間の結合領域自体は、有利には、シール装置への金属薄板エレメントの当付け領域の空間的にすぐ近傍に配置されている。
特に有利な使用事例は、少なくとも1つの入力体および2つの出力体と、入力体と出力体との間に配置された2つのクラッチ装置とを備えたツインクラッチアッセンブリである。この場合、各クラッチ装置は入力部材と出力部材とを有している。この入力部材と出力部材とは、圧力媒体操作される作動装置によって作用結合可能である。この作動装置には、圧力媒体で負荷可能な少なくとも1つのチャンバが対応配置されている。本発明によれば、圧力媒体で負荷可能な個々のチャンバのシーリングが、上述したように、作動装置とチャンバのハウジング壁との間へのシールアッセンブリの配置によって行われる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図2aおよび図2bには、湿式のツインクラッチアッセンブリ2の作動ユニット1の軸方向断面図の一部に基づく概略的に簡単な図で、公知先行技術において使用されるシールコンセプトの問題点が示してある。湿式のツインクラッチアッセンブリ2は2つのクラッチユニット(図示せず)を有している。両クラッチユニットは、半径方向で、有利には内外に配置されていて、軸方向でずれなしにまたは互いにほんの僅かなずれを備えて配置されている。この場合、個々の各クラッチユニットは、湿式のツインクラッチアッセンブリ2の入力体にも出力体にも結合可能である。連結は個々のクラッチユニットの個々のクラッチ部材を介して、このクラッチ部材が互いに作用結合されることによって行われる。湿式のツインクラッチアッセンブリでは、個々のクラッチユニットが、一般的に多板クラッチとして形成されている。この多板クラッチはそれぞれ、入力体に相対回動不能に結合された第1の摩擦板アッセンブリと、各出力体に相対回動不能に結合された第2の摩擦板アッセンブリとを有している。両摩擦板アッセンブリは作動ユニット1を介して互いに作用結合可能である。このためには、各クラッチユニットに別個の作動装置、つまり、作動装置3と作動装置4とが対応配置されている。両作動装置3,4は作動ユニット1にまとめられている。この場合、各作動装置3,4は、圧力媒体で操作可能なピストンエレメント5;6を有している。このためには、個々のピストンエレメント5,6が圧力媒体で負荷される。このためには、ピストンエレメント5に、圧力媒体で負荷可能なチャンバ7,8が対応配置されており、ピストンエレメント6に、圧力媒体で負荷可能なチャンバ9,10が対応配置されている。圧力媒体で負荷可能なチャンバ7,8における対応配置は、軸方向で見てピストンエレメント5の両側で行われ、これによって、チャンバ内の圧力が、ピストンエレメント5のそれぞれ1つの端面5.1;5.2を負荷するかもしくは圧力媒体で負荷可能なチャンバ9,10では、ピストンエレメント6の端面6.1;6.2を負荷する。この場合、チャンバ7,8;9,10の一方は常に圧力チャンバとして作用し、他方のチャンバは補償チャンバとして作用する。この場合、個々のピストンエレメント5,6は軸方向に移動可能に案内されている。この案内は、いわゆる「ピストンハブ11」において行われる。このピストンハブ11には、有利には両ピストンエレメント5,6が相対回動不能に配置されているものの、軸方向には少なくとも間接的に移動可能に案内されている。ピストンハブ11は、最も簡単な事例では、中空軸12として形成されている。この中空軸12は、湿式のツインクラッチアッセンブリ2の入力体に相対回動不能に結合されている。チャンバ7,8;9,10のシーリングは各ピストンエレメント5,6に対して行われる。この場合、ピストンエレメント5もしくはピストンエレメント6は、圧力媒体で負荷可能な個々のチャンバ7〜10のそれぞれ1つの仕切り壁を形成している。個々には、ピストンエレメント5が、その第1の端面5.1およびピストンハブに相対回動不能に結合されたハウジング部材13と共に、圧力媒体で負荷可能な第1のチャンバ7を形成しているのに対して、端面5.2は、定置の別のハウジング部材14と共に、圧力媒体で負荷可能な第2のチャンバ8を形成している。この第2のチャンバ8は、ここでは、有利には補償チャンバとして機能するのに対して、圧力媒体で負荷可能なチャンバ7は圧力チャンバとして作用する。類似して、ピストンエレメント6の端面6.2が、定置のハウジング部材13と共に、圧力媒体で負荷可能なチャンバ10を形成している。このチャンバ10は補償チャンバとして機能する。ピストンエレメント6の端面6.1は、有利にはピストンハブ11と一体に形成された定置の別のハウジング部材15と共に、圧力媒体で負荷可能なチャンバ9を形成している。このチャンバ9は、ここでは、圧力チャンバとして機能する。この場合、個々の圧力チャンバは、少なくとも1つの接続通路、ここでは、たとえば接続通路16,17,18,19を介して圧力媒体供給システムおよび案内システム、特に圧力媒体源またはシンクに接続されている。ここには例示したに過ぎない接続通路を介して、相応に圧力媒体で負荷可能なチャンバ7〜10内への圧力媒体の供給およびチャンバからの圧力媒体の導出を制御することができる。認めることができるように、作動ユニット1は、湿式のツインクラッチアッセンブリ2の残りの内室に対してシーリングされている。このシーリングは、それぞれシールアッセンブリ70’を介した個々のチャンバ7〜10のシーリングによって行われる。このためには、それぞれ個々のエレメントに、相応のシール装置が対応配置されている。圧力媒体で負荷可能な第1のチャンバ7のシーリングは第1のシール装置20を介して行われる。このシール装置20は、ピストンエレメント5の、半径方向で中心軸線Mに向けられた面領域24もしくは円筒状の部分と、定置のハウジング部材13の、半径方向で外側に向けられた領域との間に配置されている。このためには、第1のシール装置20が、ハウジング部材13の円筒状の部分領域の外周面に加工された溝21内に配置されていて、その外周面22でシール面23を形成している。このシール面23は、ピストンエレメント5、特にピストンエレメント5に形成された、半径方向で中心軸線Mに向けられた面領域24と共に、シール対偶を形成している。シール装置20は弾性的なシールリングである。このシールリングは、面領域24と協働して、運動させられる面にさらされている。さらに、チャンバ8に対する、圧力媒体で負荷可能なチャンバ7のシーリングが、有利には簡単なシールリングの形の、ピストンエレメント5の内周面25に配置された別のシール装置26を介して行われる。シールリングは、ピストンの内周面25に配置された溝27内に嵌め込まれている。この場合、シール部材の内側の表面28がシール面29を形成している。このシール面29は、ハウジング部材13に設けられた、相応に半径方向に方向付けられかつ外側の周面を形成する面領域30にまたはピストンハブ11に作用結合されていて、シール対偶を形成している。類似して、この構成が、別のチャンバ、特に圧力媒体で負荷可能なチャンバ8にも当てはまる。このチャンバ8はピストンエレメント5に対して、定置のハウジング部材14で内周面31に配置された溝32内に挿入されたシール装置33によってシーリングされている。チャンバ9のシーリングは、ピストンエレメント6の、内周面を形成する周面領域に配置されたシール装置、ここでは、特にシール装置38によって行われる。さらに、ハウジング部材15の、外周面を形成する部分領域35に、溝36が設けられている。この溝36内には、シール装置34が配置されている。ピストンエレメント6はその内周面37の領域でシール装置38を介して接続エレメント、特にピストンハブ11に対してシーリングされている。このシール装置も溝39内に挿入されている。この溝39は内周面37でピストンエレメント6に加工されている。圧力媒体で負荷可能なチャンバ10のシーリングはシール装置40を介して行われる。このシール装置40は、ピストンエレメント6と、接続エレメント、ここでは、特に定置のハウジング部材13との間に挿入されている。このためには、ピストンエレメント6の、外周面を形成する部分領域に、相応の溝41が設けられている。この溝41内にシール装置40が嵌め込まれている。いま、この構成の主要な問題は、圧力媒体で負荷可能なチャンバ9と、シール装置38とに対する図2bに示したように、圧力媒体負荷下でもはや最適なシール状況が生ぜしめられず、シール装置38が変形させられ、漏れ路が形成されることにある。この場合、シール装置38自体が、圧力媒体で負荷可能なチャンバ9内の圧力によって変形させられ、別のチャンバの方向にもしくは軸方向に押圧され、これによって、シール装置38がもはや完全に溝39内で、この溝39によって形成された面領域39.1,39.2,39.3に接触していない。流れ媒体によって生ぜしめられる力はシール装置38を半径方向内向きに押圧し、これによって、このシール装置38がピストンハブ11に接触し、押圧力が加えられる側に中間室もしくは溝を形成する。この場合、シール装置は、もはや、流れ媒体に起因した圧力の方向と、この方向に位置する面領域39.2と、ピストンハブ11の外周面とにしか押圧されない、すなわち、図示の事例では、圧力チャンバ9から離れる方向にかつ半径方向内向きにしか押圧されない。軸方向で溝39の面領域39.2と反対の側に位置する面領域39.1は圧力下で負荷軽減されていて、負荷されていない状態でのシール装置38の軸方向の位置決めのためにしか必要とならない。
シール装置20,26,33,34,38,40の配置事例と、特に溝21,27,36,41のサイズと、その防護とは、主として、接続エレメント、特にピストンエレメント5;6のサイズもしくはこのために必要となる材料厚さによって規定されている。しかし、ピストンエレメント5,6はその機能形式を保証するために、溝を有する領域で、相応の厚さを備えて形成されなければならない。このことを回避するために、本発明によれば、シール装置42が、ピストンエレメント、たとえばピストンエレメント5とホルダ43とによって形成された溝44内に配置されている。この溝44の形状は、ピストンエレメント5に設けられる溝を形成する領域によって設定される。ピストンエレメント5には、端面側で、ここでは、端面5.1で、縁開放した溝45の形の、周方向に延びる縁開放した切欠きが設けられている。この場合、ピストンエレメント5に設けられた、片側で開放した溝45は、いわば、シール装置42に対する半径方向の当付け面46と軸方向の当付け面47とを形成している。シール装置42は、たとえばシール装置26,33,34,38,40の1つに相当していてよく、溝45内に嵌め込まれ、肉薄の金属薄板エレメント48の形のホルダ43によって軸方向で位置固定される。ただし、この場合、金属薄板エレメント48は、圧力下でより僅かに負荷されている側、すなわち、圧力媒体で負荷可能なチャンバ内の圧力の作用方向の方向に向けられている側に配置されている。
本発明による解決手段の1つの例が、ピストンエレメント5の抜粋につき図1aおよび図1bに示してある。この場合、図1aには、抜粋につき、軸方向断面図で見て、本発明により形成されたシールアッセンブリ70を備えたピストンエレメント5の構成が示してある。シールアッセンブリ70は、ここでは、たとえばピストンエレメント5の内周面25の領域に配置されたシールアッセンブリ70であってよい。ピストンエレメント5は、軸方向に方向付けられた、シール装置42の端面42.2に対する当付け面47と、半径方向内側でクラッチアッセンブリの回転軸線Rもしくはピストンエレメント5の、回転軸線Rに合致する中心軸線Mに向けられた、シール装置42の、半径方向で中心軸線Mに向けられた面42.3に対する半径方向の当付け面46とを形成している。シール装置42の端面42.2と反対の側に位置する端面42.1は、金属薄板エレメント48によって確保される。この場合、この金属薄板エレメント28は軸方向の当付け面51として機能する。この場合、図1bには、ピストンエレメント5の軸方向断面図の拡大部分が示してある。ここから、ピストンエレメントへの、いわゆる保持金属薄板としての金属薄板エレメント48の固定が明らかになる。結合50は、有利には相対回動不能にかつ解離不能に行われる。図示の事例では、リベット締め結合部52が設けられている。この場合、リベットはピストンエレメント5から押し出されている、すなわち、ピストンエレメント5の材料によって形成される。この場合、有利には、均一の個数のこのような形式の結合部50が金属薄板エレメント48の周方向に設けられる。リベット締め結合部52は1つの例を成している。たとえばスポット溶接による別の可能性が可能となる。金属薄板エレメント48はディスク状のエレメントとして、最も簡単な事例では、横断面図で見て、付与された変形加工なしに形成されている。すなわち、金属薄板エレメント48の端面48.1,48.2が、互いに平行な平らな2つの平面によって形成可能となる。この場合、金属薄板エレメント48は一方の端面48.2でピストンエレメント5、特にピストンエレメント5の端面5.1に接触している。特に結合部50が圧力密に形成されている場合には、この面を介して付加的に更なるシーリングを実現することができる。
図1aおよび図1bに、ピストンエレメント5から押し出されたリベット52を備えた構成が示してある場合、図3には、ピストンエレメント5と金属薄板エレメント48とを軸方向に貫通したリベット53を備えた、図1bに対する択一的な構成が示してある。この場合、このリベット53を介して、金属薄板エレメント48がその軸方向の位置に位置固定される。ここでも、有利には均一に周方向に配置された複数のリベット53が設けられている。
図3に、リベットを備えた構成が示してある場合、図4には、材料接続的な結合部54の形の結合部50を備えた別の構成が示してある。この結合部50は、有利にはレーザ溶接によって形成される。この場合、材料接続は周方向に、全周にわたって延びる中断されていないシームによって実現することができるかまたはスポット溶接によって実現することができる。ここでも、シール装置42は、ピストンエレメント5に設けられた溝45内に組み込まれている。この溝45はシール装置42を軸方向で完全に収容していて、ホルダ43と共に溝44を形成している。
これに対して、図5には、「スタッキング」による結合部を備えた構成、すなわち、圧力の作用下で変形加工された、溝45に対して平行に配置された、ピストンエレメント5に設けられた溝49内に挿入された金属薄板エレメント48が示してある。ピストンエレメント5の内周面25に対するシール装置42の配置は不変である。溝49は同じく半径方向で見て周方向に延びていて、ピストンエレメント5に設けられた溝45に対して拡径された溝直径を備えて、この溝45に直接隣接して配置されている。すなわち、端面48.2に対する、ピストンエレメント5に設けられた当付け面55が、半径方向の当付け面46を軸方向で制限するピストン面に相当している。
図1および図3ないし図5には、ピストンエレメント5への形状付与による、このピストンエレメント5に設けられた溝45の成形部の構成、特に個々の領域の間の移行部が示してある。この移行部は、ここでは、丸み付けられて形成されている。溝45の成形もしくはピストンエレメントへの溝44の当付け面47,46の成形は切り屑なしに、たとえば変形加工、特に深絞り加工によって行われる。
図6には、型押し加工によるピストンエレメント5への、当付け面46,47を備えた片側で開放した溝45の形成の実施態様が示してある。この事例でも、型押し加工によって形成された切欠きが、軸方向に方向付けられた当付け面47と、半径方向に方向付けられた当付け面46とを形成している。さらに、ここでも、金属薄板エレメント48が、シール装置42を軸方向に位置決めするために設けられている。この場合、片側で開放した溝45の延びもしくは金属薄板エレメント48と一緒に形成された溝44の延びは、シール装置42の内周面56の領域にまで行われる。しかし、有利には、溝44はシール装置42と同一平面を成して閉じておらず、シール装置42が溝44から僅かに半径方向に張り出している。
図7および図8には、シール装置42を有する、内周面に配置された第1のシールアッセンブリ70と、ピストンエレメント5の、外周面57を形成する領域に配置された、シール装置58を備えた別の第2のシールアッセンブリ70.1とを備えたピストンエレメント5のそれぞれ1つの軸方向断面図が示してある。図7aおよび図8aには、ピストンエレメント5のそれぞれ1つの軸方向断面図が示してあり、図7bおよび図8bには、この軸方向断面図の一部が拡大して示してある。これらの図面から明らかであるように、図7bによれば、両シール装置42,58は軸方向で金属薄板エレメント48;59を介して位置固定されている。この金属薄板エレメント48,59は、ここでは、たとえばリングディスク状のエレメントとして形成されている。金属薄板エレメント48,59は、それぞれ組付け位置でピストンエレメント5に向けられた端面48.2,59.2でピストンエレメント5に軸方向で接触している。さらに、金属薄板エレメント48,59はその外周面または内周面の領域に、それぞれシール装置42;58に対する当付け面51;60を形成している。シール装置42は、ピストンエレメント5の内周面25に配置された、片側で開放しかつホルダ43によって確保された溝45内に配置されている。シール装置58は、ピストンエレメント5の外周面57に配置された、片側で開放しかつホルダ43.1によって確保された溝45.1内に配置されている。この溝45.1は、縁開放した環状の切欠き61として形成されていて、この場合、軸方向でピストンエレメント5に形成された当付け面62もしくは半径方向に方向付けられた、シール装置58に対する当付け面63を形成している。シール装置42に対する半径方向の当付け面46が、回転軸線Rに向けられた面ひいては内周面を形成する部分領域によって形成されるのに対して、半径方向に方向付けられた、シール装置58に対する当付け面63は、外周面を形成する部分領域によって形成される。ホルダ43,43.1、特に金属薄板エレメント48;59の間の相対回動不能な連結は、ここでは、たとえばそれぞれリベット締め結合部52によって行われる。この場合、別個のリベットは使用されず、ピストンエレメント5から押し出されたリベットが使用される。リベット締め結合部は、ここでは、第1の金属薄板エレメント48に対して符号52で示してあり、第2の金属薄板エレメント59に対して符号52.1で示してある。この場合、個々のリベットは、有利には周方向に互いに均一な間隔を置いてずらされて配置されている。
図7bには、型押し加工によってピストンエレメント5に加工された、溝を形成する領域の軸方向のかつ半径方向の当付け面62,63,46,47を備えた構成が示してある。これに対して、図8bには、溝45;45.1がピストンエレメント5に対する1回の形状付与過程で一緒に成形された構成が示してある。その他の点では、基本構造および構成は、図7bに示した構成に相当している。
すでに記載したように、シール装置のための溝を形成する本発明による解決手段は、ピストンエレメント5における外周面または内周面の領域にかつ低圧側に、特に肉薄であってよい別個の金属薄板エレメント48,59によって形成することができる。シール装置42,58の具体的な構成に関して決して制限はない。シール装置は、最も簡単な事例では、シールリングである。このシールリングは、方形リングまたはOリングであってよい。別のシール形状も同じく可能である。ピストンの軸方向の面と半径方向の面とに、高いシール作用を備えたシール対偶が得られることが重要となる。このシール対偶は、一貫して延びるシール領域を形成していて、漏れ流を許容しない。この場合、シール装置42.9は、図9に記載したように、たとえばU字形またはL字形に形成されてよい。ここでも、再び、製作時のピストンエレメント5への形状付与による成形された構成または溝45の、追補的に変形加工過程または切削加工、たとえば型押し加工によって行われる形成が区別されてよい。ピストンエレメント5への金属薄板エレメント48の固定の形式に関して、ここでも、これまで記載した全ての可能性が存在する。しかし、有利には、常に解離不能な結合が選択される。図10によって、本発明の別の構成が示してある。ここでは、ピストンエレメント5がシールアッセンブリ70の領域で段付けられている。言い換えるならば、図9では、ピストンエレメント5が、半径方向で見て、ほぼコンスタントな肉厚を有しているのに対して、図10では、シールアッセンブリ70の領域における肉厚が、シール装置を収容するために減少させられている。
図11〜図13によって、シール装置42の位置決めおよび/または方向付けの構成が示してある。ここでは、このシール装置42がホルダ43,43.1の構成を介して位置決めされ、かつ/または方向付けられる。図11〜図13の解決手段は、シール装置42がその外径もしくは切欠きの内径を介してピストン5内に案内されないかまたは位置決めされないかまたは方向付けられないという利点を有している。これによって、打抜き加工後の、ピストン5に設けられた切欠きに対する可能な後加工手間が省略される。
図11には、ホルダ43,43.1がその半径方向内側の領域に縁曲げ部71を有している。この縁曲げ部71は、シール装置42の、全周にわたって延びる溝内に係合している。この溝はメインボディとシールリップとの間に配置されている。
図12では、縁曲げ部71がより著しく際立っており、これによって、縁曲げ部71がホルダ43,43.1の表面に対してほぼ垂直に方向付けられている。さらに、図面に認めることができるように、シール装置42には、全周にわたって延びる付加的な溝が設けられており、ホルダがメインボディとシールリップとの間の溝内に係合しておらず、ホルダ43,43.1がこの付加的な溝内に係合している。
図13では、シール装置が、ホルダ43,43.1に設けられた全周にわたって延びるエンボス加工部によって実現されている。ホルダ43,43.1は、図11および図12の構成に比べて、このホルダ43,43.1の丸み付けられた領域がシール装置42に位置することになるという利点を有している。これによって、ホルダの半径方向内側のシャープなエッジが、シール装置42の軟質の材料に接触しない。これによって、シール装置42における考えられ得る損傷が回避される。
本発明によるシール装置の本発明による第1の構成を作動装置の軸方向断面図につき示す図である。 本発明によるシール装置の本発明による第1の構成を作動装置の軸方向断面図につき示す図である。 公知先行技術によるシールアッセンブリの構成の基本問題点をツインクラッチアッセンブリの作動装置の軸方向断面図につき示す図である。 公知先行技術によるシールアッセンブリの構成の基本問題点をツインクラッチアッセンブリの作動装置の軸方向断面図につき示す図である。 本発明により形成されたシール装置の構成を、慣用のリベットを備えた、図1bによる作動装置の軸方向断面図の一部につき示す図である。 本発明により形成されたシール装置の構成を、溶接結合部を備えた、図1bによる作動装置の軸方向断面図の一部につき示す図である。 本発明により形成されたシール装置の構成を、変形加工によって作動装置における溝内に挿入されたホルダを備えた、図1bによる作動装置の軸方向断面図の一部につき示す図である。 1つの構成を、作動装置に押込み加工された溝と、作動装置から押し出されたリベットとを備えた作動装置の軸方向断面図の一部につき示す図である。 2つのシールアッセンブリを備えた構成を軸方向断面図につき示す図である。 2つのシールアッセンブリを備えた構成を軸方向断面図の一部の拡大図につき示す図である。 2つのシールアッセンブリを備えた構成を軸方向断面図につき示す図である。 2つのシールアッセンブリを備えた構成を軸方向断面図の一部の拡大図につき示す図である。 U字形のエレメントを備えたシール装置の可能な構成を作動装置の軸方向断面図の一部につき示す図である。 U字形のエレメントを備えた、図9による別の構成を示す図である。 縁曲げ部を備えたホルダを示す図である。 直角な縁曲げ部を備えたホルダを示す図である。 エンボス加工部を備えたホルダを示す図である。
符号の説明
1 作動ユニット、 2 ツインクラッチアッセンブリ、 3 作動装置、 4 作動装置、 5 ピストンエレメント、 5.1 端面、 5.2 端面、 6 ピストンエレメント、 6.1 端面、 6.2 端面、 7 チャンバ、 8 チャンバ、 9 チャンバ、 10 チャンバ、 11 ピストンハブ、 12 中空軸、 13 ハウジング部材、 14 ハウジング部材、 15 ハウジング部材、 16 接続通路、 17 接続通路、 18 接続通路、 19 接続通路、 20 シール装置、 21 溝、 22 外周面、 23 シール面、 24 面領域、 25 内周面、 26 シール装置、 27 溝、 28 表面、 29 シール面、 30 面領域、 31 内周面、 32 溝、 33 シール装置、 34 シール装置、 35 部分領域、 36 溝、 37 内周面、 38 シール装置、 39 溝、 39.1 面領域、 39.2 面領域、 39.3 面領域、 40 シール装置、 41 溝、 42 シール装置、 42.1 端面、 42.2 端面、 42.3 面、 42.9 シール装置、 43 ホルダ、 43.1 ホルダ、 44 溝、 45 溝、 45.1 溝、 46 当付け面、 47 当付け面、 48 金属薄板エレメント、 48.1 端面、 48.2 端面、 49 溝、 50 結合部、 51 当付け面、 52 リベット締め結合部、 52.1 リベット締め結合部、 53 リベット、 54 結合部、 55 当付け面、 56 内周面、 57 外周面、 58 シール装置、 59 金属薄板エレメント、 59.2 端面、 60 当付け面、 61 切欠き、 62 当付け面、 63 当付け面、 70 シールアッセンブリ、 70’ シールアッセンブリ、 70.1 シールアッセンブリ、 71 縁曲げ部、 72 エンボス加工部、 D 厚さ、 M 中心軸線、 R 回転軸線

Claims (25)

  1. シールアッセンブリ(70,70.1)であって、圧力媒体操作可能な作動装置(3,4)、特にピストンエレメント(5,6)に用いられる少なくとも1つの弾性的なシール装置(42)が設けられており、該シール装置(42)が、作動装置(3,4)に対応配置された、ツインクラッチアッセンブリに設けられた、圧力媒体で負荷可能なチャンバ(7,8,9,10)をシーリングするために設けられている形式のものにおいて、個々のシール装置(42)が、作動装置(3,4)とホルダ(43,43.1)とによって形成された溝(44)内に配置されており、該溝(44)を形成する、シール装置(42)に対する少なくとも2つの当付け面(46,47)が、作動装置(3)に形成されるようになっていることを特徴とする、シールアッセンブリ。
  2. ホルダ(43,43.1)が、各チャンバ(7,8,9,10)の低圧側で作動装置(3,4)に配置されている、請求項1記載のシールアッセンブリ。
  3. ホルダ(43,43.1)が、金属薄板エレメント(38,59)として形成されており、該金属薄板エレメント(38,59)の厚さ(D)と、溝を形成する領域における作動装置(3,4)の厚さとの比が、1:5〜1:7の比にある、請求項1または2記載のシールアッセンブリ。
  4. 作動装置(2,3)における、溝を形成する領域が、シール装置(42,42.9)に対する軸方向のかつ半径方向の少なくとも1つの当付け面(46,47,62,63)を形成している、請求項1から3までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  5. 作動装置(3,4)に設けられた個々の当付け面(46,47,62,63)が、作動装置(3,4)の製作時の形状付与、特に変形加工によって形成されるようになっている、請求項4記載のシールアッセンブリ。
  6. 当付け面(46,47,62,63)が、型押し加工によって形成されている、請求項4記載のシールアッセンブリ。
  7. 当付け面(46,47,62,63)が、追補的な切削加工によって作動装置(3,4)に加工されるようになっている、請求項4記載のシールアッセンブリ。
  8. 金属薄板エレメント(48,59)が、軸方向における当付け面(51,60)を形成している、請求項1から7までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  9. 金属薄板エレメント(48,59)が、作動装置(3,4)に対する平らな軸方向の当付け面を備えたリングディスク状のエレメントとして形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  10. 金属薄板エレメント(48,59)が、作動装置(3,4)に相対回動不能に結合されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  11. 相対回動不能な結合部(50)が解離可能である、請求項10記載のシールアッセンブリ。
  12. 相対回動不能な結合部(50)が、摩擦接続的にまたは形状接続的に生ぜしめられている、請求項11記載のシールアッセンブリ。
  13. 相対回動不能な結合部(50)が解離不能である、請求項10記載のシールアッセンブリ。
  14. 相対回動不能な結合部(50)が、形状接続的に形成されている、請求項13記載のシールアッセンブリ。
  15. 結合部(50)が、リベット締め結合部(52)であり、該リベット締め結合部(52)が、別個のリベットによって形成されるようになっているかまたは作動装置(3,4)から押し出されたリベット(53)によって形成されるようになっている、請求項14記載のシールアッセンブリ。
  16. 相対回動不能な結合部(50)が、材料接続的に生ぜしめられている、請求項13記載のシールアッセンブリ。
  17. 材料接続的な結合部(54)が、スポット溶接によって生ぜしめられている、請求項16記載のシールアッセンブリ。
  18. 金属薄板エレメント(48,59)と作動装置(3,4)との間の結合のための結合領域が、溝(44)に対して僅かな間隔を置いて配置されている、請求項1から17までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  19. 当該シールアッセンブリ(70,70.1)が、ラジアルシールとして形成されている、請求項1から18までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  20. ホルダ(43,43.1)が、その半径方向内側の領域に、シール装置(42)に向けられた縁曲げ部(71)を備えており、該縁曲げ部(71)が、シール装置(42)の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、これによって、シール装置(42)が、半径方向にかつ/または軸方向に方向付けられるようになっている、請求項1から19までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  21. ホルダ(43,43.1)が、その半径方向内側の領域に、シール装置(42)に向けられたエンボス加工部(72)を備えており、該エンボス加工部(72)が、シール装置(42)の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、これによって、シール装置(42)が、半径方向にかつ/または軸方向に方向付けられるようになっている、請求項1から19までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  22. 縁曲げ部(71)が、ホルダ(43,43.1)の表面に対してほぼ直角に方向付けられている、請求項20記載のシールアッセンブリ。
  23. 縁曲げ部(71)またはエンボス加工部(72)が、シール装置(42)の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、該溝が、シール装置(42)のメインボディとシールリップとの間に配置されている、請求項20から22までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  24. 縁曲げ部(71)またはエンボス加工部(72)が、シール装置(42)の、全周にわたって延びる溝内に係合しており、該溝が、シール装置(42)のメインボディとシールリップとの間の全周にわたって延びる溝に対して付加的に配置されている、請求項20から22までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ。
  25. ツインクラッチアッセンブリ(2)であって、少なくとも1つの入力体および2つの出力体と、入力体と出力体との間に配置された2つのクラッチ装置とが設けられており、各クラッチ装置が、入力部材と出力部材とを有しており、該入力部材と該出力部材とが、圧力媒体操作される作動装置(2,3)によって作用結合可能であり、該作動装置(2,3)に、圧力媒体で負荷可能な少なくとも1つのチャンバ(7,8,9,10)が対応配置されている形式のものにおいて、作動装置(3,4)とチャンバ(6,7,8,9)のハウジング壁との間に、請求項1から19までのいずれか1項記載のシールアッセンブリ(70,70.1)が配置されていることを特徴とする、ツインクラッチアッセンブリ。
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