JP2008273334A - 燃料タンクの配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの容量を大きくすることができ、燃料タンクの容量を損なうことなく、キャニスタとの間に配管することができる燃料タンクの配管構造を提供する。
【解決手段】燃料タンクの配管構造33では、燃料タンク13が車両12のアンダボデー15の下面を接続しているリヤクロスメンバ61の前方に配置され、リヤクロスメンバ61の後方に配置しているキャニスタ31が、燃料タンク13の天板部43に接続している連通路27によって導かれた蒸発ガスを処理し、且つ、アンダボデー15は、リヤクロスメンバ61から一部離れた膨らみ部51を備えている。膨らみ部51に沿って燃料タンク13の天板部43の一部を膨らませても、高位に配置する必要のある連通路27をアンダボデー15とリヤクロスメンバ61との間を通してリヤクロスメンバ61の後方のキャニスタ31に接続することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料の蒸発ガスを回収するキャニスタと連通する燃料タンクの配管構造に関するものである。
車両は、一般的に車体の床をなすアンダボデーの下に燃料タンク並びにキャニスタを配置して、燃料タンクにキャニスタを管で接続している。
キャニスタは、燃料タンク内の蒸発ガスを回収するため、燃料タンクの近傍、例えば、燃料タンクの後方のクロスメンバ間に配置されることで、後突から保護されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−143966公報(第7頁、図3)
特許文献1を次図で説明する。
図10は、従来の技術の説明図であり、従来のキャニスタの取付構造201では、キャニスタ202が車体フレーム203、前部クロスメンバ204、後部クロスメンバ205で形成された空間内に配置され、燃料タンク206に連通しているので、車両の後部からの衝撃からキャニスタ202を保護することができるというものである。
しかし、特許文献1のキャニスタの取付構造201では、キャニスタ202の配置位置を維持しながら、燃料タンク206の地上高を高くしたり、燃料タンク206の容量を大きくした場合、キャニスタ202に接続している管内に燃料が流入するのを防ぐために、燃料タンク206の上部207より上方に接続する必要がある管と前部クロスメンバ204とが干渉するという問題がある。
本発明は、燃料タンクの容量を大きくすることができ、燃料タンクの容量を損なうことなく、キャニスタとの間に配管することができる燃料タンクの配管構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、燃料タンクが車両のアンダボデー下のリヤクロスメンバの前方に配置され、リヤクロスメンバの後方に配置しているキャニスタが、燃料タンクの天板部に接続している連通路によって導かれた蒸発ガスを処理している燃料タンクの配管構造において、アンダボデーは、リヤクロスメンバから一部離れた膨らみ部を備え、連通路は、膨らみ部内に配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、膨らみ部に内装コンソール部材を取付けていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、アンダボデーに取付けられている座席のシートバックがリヤクロスメンバの上方に配置され、シートバックのシートバック下面に膨らみ部に沿って上に凹にした配管通し部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、リヤクロスメンバは、長手方向に直行する断面が多角形で、シートバック近傍に位置する前壁部の高さを、前壁部に対向している後壁部より低くしていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、シートバック下面は、シートバックを前に倒して折りたたんだ状態のときの膨らみ部に沿って溝状の凹部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アンダボデーは、リヤクロスメンバから一部離れた膨らみ部を備えているので、膨らみ部に沿って燃料タンクの天板部の一部を膨らませて、燃料タンクの容量を大きくすることができるという利点がある。
また、連通路は、膨らみ部内に配置されているので、膨らみ部に沿って燃料タンクの天板部の一部を膨らませても、燃料タンクの高位に配置する必要のある連通路をアンダボデーとリヤクロスメンバとの間を通すことができ、アンダボデーやリヤクロスメンバと干渉することなく、リヤクロスメンバの後方のキャニスタに接続することができる。従って、燃料タンクの容量を損なうことなく、キャニスタとの間に連通路を配管することができる。
請求項2に係る発明では、膨らみ部に内装コンソール部材を取付けているので、車室の内装の質感を向上させることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、座席のシートバックがリヤクロスメンバの上方に配置され、シートバックのシートバック下面に膨らみ部に沿って上に凹にした配管通し部が形成されているので、上に凹にした配管通し部に膨らみ部を貫通させることができ、燃料タンクの容量を損なうことなく、キャニスタとの間に連通路を配管することができる。
請求項4に係る発明では、リヤクロスメンバは、シートバック近傍に位置する前壁部の高さを、前壁部に対向している後壁部より低くしているので、前壁部から後壁部に連なる傾斜上壁部を形成して、リヤクロスメンバの強度を損なうことなく、シートバック下面までの距離を大きくすることができ、配管通し部を形成するために上に凹にする量を小さくすることができる。
請求項5に係る発明では、シートバック下面は、シートバックを前に倒して折りたたんだ状態のときの膨らみ部に沿って溝状の凹部が形成されているので、膨らみ部に干渉することなくシートバックを前に倒して折りたたむことができる。
また、シートバックを前に倒して折りたたんだときに、溝状の凹部が膨らみ部に載ることでストッパとなり、シートバックの前倒れ量を規制することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の燃料タンクの配管構造の概要を説明する図である。
図2は、図1の2矢視図であり、車両の下から見た状態を示している。
燃料タンクの配管構造33は、車両12の燃料タンク13に採用され、車体14の床をなすアンダボデー15に形成されている。具体的には後述する。
車両12は、アンダボデー15と、アンダボデー15に連なりサイドボデー16の下部であるサイドシル17と、車室18と、車室18の後に設けたリヤボデー21及び荷室22と、車室18内の後部に配置している座席(後部座席)25と、アンダボデー15に懸架装置(図に示していない)を介して支持されている後輪26と、燃料タンク13に連通路27を介して接続しているキャニスタ31と、連通路27を含む燃料タンクの配管構造33を備えている。
燃料タンク13は、前板部35、底板部36、後板部37、左の第1側板部41、右の第2側板部42、天板部43と、を有する。
底板部36には、バンド部材45を掛ける溝状のバンド掛け溝部46を左右にそれぞれ形成してる。
なお、燃料タンク13の材質は、鋼板でもよく、樹脂でもよい。
アンダボデー15は、左右のサイドシル17間にフロアパネル47が取付けられ、フロアパネル47の中央に膨らみ部であるところのセンタ膨らみ部51が形成され、センタ膨らみ部51のセンタ上部52を後部座席25のシートクッション54の上面55より高くしている。
また、アンダボデー15は、左のサイドシル17に一端を取付け、他端を右のサイドシル17に取付けた中央クロスメンバ57と、中央クロスメンバ57の前方下方に配置したタンク前クロスメンバ58と、中央クロスメンバ57の後方上方に配置したリヤクロスメンバであるところのタンク後端クロスメンバ61と、タンク後端クロスメンバ61の後方に配置した後部クロスメンバ62と、を有する。
タンク後端クロスメンバ61は、左のサイドシル17に一端が取付けられ、他端が右のサイドシル17に取付けられ、燃料タンク13の天板部43の後部に沿っている。
タンク前クロスメンバ58は、左右に2分割されて、センタ膨らみ部51を基準にほぼ左右対称であり、燃料タンク13の前板部35に沿っていて、燃料タンク13用のタンク前取付け部64が形成されている。
図3は、燃料タンクの配管構造を備えた車両の車体の下面図である。図1を併用して説明する。
タンク前クロスメンバ58は具体的には、例えば、鋼板を所定の形状に塑性加工したもので、中央で分割して、左ステー66を左のサイドシル17とセンタ膨らみ部51の間に取付け、右ステー67を右のサイドシル17とセンタ膨らみ部51の間に取付けている。
中央クロスメンバ57は、例えば、鋼板を所定の形状に塑性加工したものである。
タンク後端クロスメンバ61はまた、例えば、鋼板を所定の形状に塑性加工したもので、中央にセンタ膨らみ部51の後端接合部68が取付けられている。
センタ膨らみ部51は、車幅方向(X軸方向)の中央に配置され、且つ、サイドシル17に平行な溝形状で、車室18の内方(図1の矢印a1の方向)にセンタ上部52が膨出しているとともに、フロアパネル47にセンタ上部52が成形され、後部に取出し開口部71が形成され、取出し開口部71に連なる後端接合部68がタンク後端クロスメンバ61の中央に接続している。また、センタ上部52に溝状の内装コンソール部材73(図1参照)を取付けている。
サイドシル17は、左右が中心線Cを対称軸線にして、ほぼ対称であり、車室18の下部に位置しているサイドシル本体75と、サイドシル本体75の後部に連なっているリヤサイドメンバ76とからなる。
図4は、図1の4−4線断面図である。
図5は、図4の5−5線断面図である。
図6は、図1の6矢視図である。図1を併用して説明する。
後部座席25は、2人掛けで、アンダボデー15に取付けているシートクッション54と、シートクッション54に傾倒装置25aを介して折りたたみ自在に接続しているシートバック93とからなる。
傾倒装置25aは、シートバック93を必要に応じて少なくとも前方に矢印a2のように倒すことができるように支持しているもので、例えば、リクライニング装置でもよい。
シートクッション54は、シートバック93の下部に相当する腰当て部54aをセンタ膨らみ部51とほぼ同じ高さになるように、高さHで形成している。
シートバック93は、リヤクロスメンバ(タンク後端クロスメンバ)61の上方に配置されているとともに、腰当て部54aに連なるように形成され、シートバック下面94にセンタ膨らみ部51に沿って上に凹にしている配管通し部95が形成されている。
燃料タンク13は、具体的には、車体14の中央(中心線C)に一致する中央に中央連通アーチ部97が本体部98より所定高さHtで、且つ、シートクッション54から所定高さHsだけ高く形成され、中央連通アーチ部97にバルブ機構101が取付けられ、バルブ機構101に連通路、具体的にはチューブ102の一端を接続し、チューブ102の他端をキャニスタ31に接続している。
チューブ102は、直径が大きく、燃料タンク13内の蒸発ガスを排出する管である。
キャニスタ31は、燃料の蒸発ガスを処理する既存の構成で、フロアパネル47のリヤフロアパネル103の下面に取付けられ、且つ、タンク後端クロスメンバ61と後部クロスメンバ62との間に配置されている。
タンク後端クロスメンバ61は、具体的には、断面において、高さを一部低くしている。すなわち、車両12の後方へ向いている後壁部105に対して、車両12の前方へ向いている前壁部106が低く形成され、前壁部106に前下がり傾斜上壁部107が形成されている。そして、前壁部106及び前下がり傾斜上壁部107にセンタ膨らみ部51の取出し開口部71に連なる後端接合部68を接合している。
燃料タンクの配管構造33は、アンダボデー15の下面にキャニスタ31を取付け、このキャニスタ31とほぼ同じ高さに燃料タンク13の天板部43を配置し、この天板部43にバルブ機構101を介してチューブ102の一端を接合し、チューブ102の他端をキャニスタ31に接合するのに伴い、チューブ102がフロアパネル47(センタ膨らみ部51を含む。)とクロスメンバ(タンク後端クロスメンバ)61との間を通っていることを特徴とする。
具体的には、センタ膨らみ部51内に燃料タンク13の中央連通アーチ部97が収納されているとともに、センタ膨らみ部51内にバルブ機構101が配置され、チューブ102の一端から中央までがセンタ膨らみ部51内を通り、チューブ102の中央が取出し開口部71からセンタ膨らみ部51の外方に出ているとともに、タンク後端クロスメンバ61の前下がり傾斜上壁部107の上方に沿って配管され、且つ、タンク後端クロスメンバ61の上方と内装コンソール部材73との間を貫通して、タンク後端クロスメンバ61の後方に配管されてキャニスタ31に他端が接続している。
図7は、本発明の燃料タンクの配管構造を採用した車両の後部座席の斜視図である。図5及び図6を併用して説明する。
センタ膨らみ部51には、内装コンソール部材73を取付ける掛止孔108が複数開けられている。
内装コンソール部材73は、断面U字状で、車室18の上方へ向けて配置している天部111を有し、天部111に掛止ボス部112を掛止孔108及びピン113に対応するように形成している。そして、シートバック93の下面センタ94の配管通し部95を貫通している。
シートバック93はまた、中央にセンタ膨らみ部51に対応するように彫り込んだ溝状の凹部141が形成されている。溝状の凹部141は乗員の背中を支持する背当て部142に比べ、厚さを薄くした部位である。
このように、燃料タンクの配管構造33では、燃料タンク13が車両12のアンダボデー15の下面を接続しているリヤクロスメンバ(タンク後端クロスメンバ)61の前方に配置され、リヤクロスメンバ61の後方に配置しているキャニスタ31が、燃料タンク13の天板部43に接続している連通路27によって導かれた蒸発ガスを処理し、且つ、アンダボデー15は、リヤクロスメンバ61から一部離れた膨らみ部(センタ膨らみ部)51を備えているので、膨らみ部(センタ膨らみ部)51に沿って燃料タンク13の天板部43の一部を膨らませて、燃料タンク13の容量を大きくすることができる。
また、燃料タンクの配管構造33では、連通路27は、膨らみ部51内に配置されているので、膨らみ部(センタ膨らみ部)51に沿って燃料タンク13の天板部43の一部を膨らませても、燃料タンクの高位に配置する必要のある連通路27をアンダボデー15とリヤクロスメンバ61との間を通すことができ、アンダボデー15やリヤクロスメンバ61と干渉することなく、リヤクロスメンバ61の後方のキャニスタ31に接続することができる。従って、燃料タンク13の容量を損なうことなく、キャニスタ31との間に連通路27を配管することができる。
図8は、本発明の燃料タンクの配管構造と後部座席の関係を説明する正面図である。
図9は、本発明の燃料タンクの配管構造と後部座席の関係を説明する断面図である。
燃料タンクの配管構造33では、座席(後部座席)25のシートバック93がリヤクロスメンバ(タンク後端クロスメンバ)61の上方に配置され、シートバック93のシートバック下面94に膨らみ部(センタ膨らみ部)51に沿って上に凹にした配管通し部95を形成すると、シートバック93に干渉することなく、フロアパネル47の中央に所望の高さ(例えば高さH相当)の膨らみ部(センタ膨らみ部)51を形成することができる。
結果的に、燃料タンク13の容量を損なうことなく、キャニスタ31との間に連通路27を配管することができる。
また、リヤクロスメンバ(タンク後端クロスメンバ)61は、シートバック93近傍に位置する前壁部106の高さを、前壁部106に対向している後壁部105より低くしているので、シートバック下面94までの距離を大きくすることができ、配管通し部95を形成するために上に凹に削る量を少なくすることができる。
燃料タンクの配管構造33では、座席(後部座席)25のシートバック93を傾倒装置25aによって車両前方へ矢印a2のように倒して折りたたむと、シートバック93の左右の中央に彫り込んだ溝状の凹部141がセンタ膨らみ部51に嵌ることでセンタ膨らみ部51を吸収するので、膨らみ部51に干渉することなくシートバック93をほぼ平坦に倒すことができる。
また、シートバック93の左右の中央に彫り込んだ溝状の凹部141がセンタ膨らみ部51に当接すると同時に、載るので、溝状の凹部141はストッパとなり、シートバック93の前倒れ量を規制することができる。
尚、本発明の燃料タンクの配管構造は、実施の形態では燃料タンクとキャニスタとの間に採用したが、キャニスタ以外の部品にも採用可能である。
本発明の燃料タンクの配管構造は、燃料タンクとキャニスタとの間にクロスメンバが介在し、燃料タンクの上部をアンダボデーの近傍に配置した状態での燃料タンクとキャニスタとの間の配管に好適である。
本発明の燃料タンクの配管構造の概要を説明する図である。 図1の2矢視図である。 燃料タンクの配管構造を備えた車両の車体の下面図である。 図1の4−4線断面図である。 図4の5−5線断面図である。 図1の6矢視図である。 本発明の燃料タンクの配管構造を採用した車両の後部座席の斜視図である。 本発明の燃料タンクの配管構造と後部座席の関係を説明する正面図である。 本発明の燃料タンクの配管構造と後部座席の関係を説明する断面図である。 従来の技術の説明図である。
符号の説明
12…車両、13…燃料タンク、15…アンダボデー、25…座席(後部座席)、27…連通路、31…キャニスタ、33…燃料タンクの配管構造、43…天板部、51…膨らみ部(センタ膨らみ部)、61…リヤクロスメンバ(タンク後端クロスメンバ)、73…内装コンソール部材、93…シートバック、94…シートバック下面、95…配管通し部、105…後壁部、106…前壁部、107…傾斜上壁部、141…凹部。

Claims (5)

  1. 燃料タンクが車両のアンダボデー下のリヤクロスメンバの前方に配置され、リヤクロスメンバの後方に配置しているキャニスタが、燃料タンクの天板部に接続している連通路によって導かれた蒸発ガスを処理している燃料タンクの配管構造において、
    前記アンダボデーは、前記リヤクロスメンバから一部離れた膨らみ部を備え、
    前記連通路は、前記膨らみ部内に配置されていることを特徴とする燃料タンクの配管構造。
  2. 前記膨らみ部に内装コンソール部材を取付けていることを特徴とする請求項1記載の燃料タンクの配管構造。
  3. 前記アンダボデーに取付けられている座席のシートバックが前記リヤクロスメンバの上方に配置され、
    前記シートバックのシートバック下面に前記膨らみ部に沿って上に凹にした配管通し部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料タンクの配管構造。
  4. 前記リヤクロスメンバは、長手方向に直行する断面が多角形で、前記シートバック近傍に位置する前壁部の高さを、前記前壁部に対向している後壁部より低くしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料タンクの配管構造。
  5. 前記シートバック下面は、前記シートバックを前に倒して折りたたんだ状態のときの前記膨らみ部に沿って溝状の凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料タンクの配管構造。
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