JP2011255697A - シートバックフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化を図った簡易な構成で、車体側方からシートバックフレームへの荷重伝達効率を向上させることができるシートバックフレーム構造を提供する。
【解決手段】ロードパス構造は、一対の側部フレーム部13c,13dの下部同士を接続する下部フレーム部13bと、下部フレーム部13bの上部に配置されて、一対の側部フレーム部13c,13dのうち外側の側部フレーム部13cからシート幅方向内側、かつ下方に傾斜した傾斜チャンネル28を有するロードパスプレート25と、を備え、ロードパスプレート25の傾斜チャンネル28の幅方向外側の端部が、外側の側部フレーム部13cに接続されると共に、下部チャンネル27の下縁が下部フレーム部13bのシート幅方向の略全域に亘って接続されたことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

この発明は、車両側方から入力される衝撃荷重を車体の幅方向内側領域に伝達する機能を備えたシートバックフレーム構造に関するものである。
衝突時等に車両側方から入力される衝撃荷重を、シートを介して車体フロアに伝達するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的に、特許文献1に記載のシートバックフレームは、車幅方向両側に配置された一対の側部フレーム部と、車幅方向外側の側部フレーム部から車幅方向外側に向けて突出する荷重伝達片と、車幅方向外側の側部フレーム部における荷重伝達片と略同じ高さから、車幅方向内側の側部フレーム部の下部まで傾斜姿勢で延在する荷重伝達部材とを備えている。また、側部フレーム部の下端部には、側部フレーム部間を架け渡すように配置され、側部フレーム部を回動可能に支持するリクライニングシャフトが設けられている。
この構成によれば、車体側壁の下部に入力された衝撃荷重は、車幅方向外側の側部フレーム部からリクライニングシャフトを介して車幅方向内側の側部フレーム部に伝達される一方、車体側壁の上部に入力された衝撃荷重は、荷重伝達片から荷重伝達部材を介して車幅方向内側の側部フレーム部に伝達される。
特開2009−6895号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成では、荷重伝達部材が側部フレーム部間を架け渡すように、シートバックフレームに対して独立して設けられているため、曲げ剛性が低く、シートバックフレームに対する荷重伝達効率が充分に高いとは言えなかった。
これに対して、シート補強部材の曲げ剛性を確保するために、シート補強部材の板厚を厚くする等の改良も考えられるが、車両の重量化に繋がるとともに、構成が複雑になるという問題がある。
そこでこの発明は、軽量化を図った簡易な構成で、車体側方からシートバックフレームへの荷重伝達効率を向上させることができるシートバックフレーム構造を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、シート幅方向の左右両側に配置される一対の側部フレーム部(例えば、実施形態における側部フレーム部13c,13d)と、該一対の側部フレーム部の内側に配置されるロードパス構造と、を備えたシートバックフレーム構造において、前記ロードパス構造は、前記一対の側部フレーム部の下部同士を接続する下部補強プレート(例えば、実施形態における下部フレーム部13b)と、該下部補強プレートの上部に配置されて、前記一対の側部フレーム部のうち外側の前記側部フレーム部からシート幅方向内側、かつ下方に傾斜した傾斜補強部(例えば、実施形態における傾斜チャンネル28)を有する支持プレート(例えば、実施形態におけるロードパスプレート25)と、を備え、該支持プレートの前記傾斜補強部の幅方向外側の端部が、前記外側の側部フレーム部に接続されると共に、前記支持プレートの下縁が前記下部補強プレートのシート幅方向の略全域に亘って接続されたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記支持プレートの前記傾斜補強部に補強プレート(例えば、実施形態における補強プレート32)を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記傾斜補強部と前記補強プレートとで閉断面形状に形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記支持プレートと前記下部補強プレートとで閉断面形状に形成されて、シート幅方向に延びる下部補強部(例えば、実施形態における閉断面構造部H1)を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記支持プレートの前記傾斜補強部に補強プレートを備え、前記支持プレートが、前記支持プレート及び前記補強プレートで閉断面形状に形成された前記傾斜補強部と、前記支持プレート及び前記下部補強プレートで閉断面形状に形成されてシート幅方向に延びる下部補強部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、支持プレートと下部補強プレートとをシート幅方向の略全域に亘って接続することで、外側の側部フレーム部を介して傾斜補強部に伝達された衝撃荷重は、支持プレート及び下部補強プレートを含むロードパス構造の略全域に伝達しながら、下部補強プレートを介して内側の側部フレーム部に伝達される。すなわち、傾斜補強部に入力された衝撃荷重は、ロードパス構造のほぼ全域において受け止められ、ロードパス構造の全域に分散した後、下部補強プレートを介して内側の側部フレーム部に伝達されるようになる。
これにより、衝突荷重を車幅方向内側に速やかに伝達でき、シートバックフレーム構造に対する荷重伝達効率を向上できる。この場合、荷重伝達効率を向上できるので、曲げ剛性を確保するために、ロードパス構造の板厚等を厚くする必要がない。そのため、比較的板厚が薄く、軽量化を図った簡易な構成のロードパス構造を提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、傾斜補強部に補強プレートを備えることで、傾斜補強部の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム構造の変形を抑制できる。そのため、衝撃荷重を効果的に内側の側部フレーム部に伝達できる。
請求項3に記載の発明によれば、傾斜補強部と補強プレートとで閉断面形状を形成することで、ロードパス構造の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム構造の変形をより確実に抑制できる。
請求項4に記載の発明によれば、支持プレートと下部補強プレートとで閉断面形状に形成された下部補強部を備えることで、ロードパス構造の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム構造の変形をより確実に抑制できる。
請求項5に記載の発明によれば、側部フレーム部間において、2つの閉断面形状を形成することで、ロードパス構造の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム構造の変形をより確実に抑制できる。
実施形態における車両用シートの前席車室左側の後面図である。 実施形態における車両用シートを斜め前方側から見た斜視図ある。 実施形態における車両用シートの骨格部を斜め前方側から見た斜視図ある。 実施形態におけるシートバックの骨格部の分解斜視図である。 実施形態におけるシートバックの骨格部の拡大斜視図である。 実施形態においてバックパンを外した状態のシートバックの骨格部の拡大斜視図である。 実施形態におけるシートバックの骨格部を後面側から見た斜視図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は前席車室左側の後面図である。なお、図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印OUTは車両の幅方向外側を示すものとする。
図1に示すように、車体フロア9には車幅方向中央部に車体前後方向に沿って上に凸となるフロアトンネル12が形成されている。このフロアトンネル12の両側部に左右一対の前席のシート1,1が振り分けて配置されている。
左右のシート1,1の車室外側には車体フロア9の両側縁に接合される閉断面構造のサイドシル10が車体前後方向に沿って設けられ、このサイドシル10にはセンターピラー11の下部が接続されている。ここで、図1においてシート1は説明の都合上骨格のみが示されている(以下の図面において同様)。
フロアトンネル12上であって左右のシート1,1間には、上面側に収納部5aを凹設したコンソールボックス5が固定されている。
図2は車両の前席側に設置された車両用シート1を斜め前方側から見た斜視図であり、図3はその車両用シート1の骨格部を同様に斜め前方側から見た斜視図である。なお、以下の説明において、特に記載が無ければ幅方向は車幅方向(シート幅方向)と同じ方向とする。
図2に示すように、車両用シート1は、乗員の臀部を支持するシートクッション2と、このシートクッション2の後端部に連結されて、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック3と、このシートバック3の上部に支持されて、乗員の頭部及び首部を支持するヘッドレスト4(図3で骨格のみ示す)とを備えている。
図3に示すように、シートクッション2は、後端部に幅方向に沿って延出する後部クロスメンバ6が取り付けられたシートクッションフレーム7を備え、そのシートクッションフレーム7がシートレール8,8を介して車体フロア9に前後スライド可能に取り付けられている。
シートクッションフレーム7はコの字状に形成された部材で左右の後端部をやや斜め上方に向かって延ばし、内側にクッションスプリング17が張設されている(図3参照)。
(シートバックフレーム構造)
図4は、シートバック3の骨格部の分解斜視図である。
これらの図3,図4に示すように、シートバック3は、上部フレーム部13aと左右の側部フレーム部13c,13dと、下部フレーム部13bとから成る略矩形枠形状のシートバックフレーム13を備え、そのシートバックフレーム13の下端がシートクッションフレーム7の後端部に傾動可能に結合されている。
上部フレーム部13aは、略コ字状のパイプ材から成り、幅方向に延出する上辺部の中央にヘッドレスト4を昇降可能に支持する支持パイプ44が取り付けられている。また、上部フレーム部13aには、幅方向両端側を架け渡すように上部クロスメンバ15が設けられている。上部クロスメンバ15は、幅方向両側から中央部にかけて後方に湾曲しており、上述した支持パイプ44の基端側が固定されている。
左右の側部フレーム部13c,13dは、水平方向の断面が略コ字状のパネル材から成り、上下方向の略中央部よりも上方側の領域は前後幅が狭く、略中央部よりも下方側の領域は相対的に前後幅が広く形成されている。側部フレーム部13c,13dの前後幅の狭い上方側の領域は、コ字状断面部分で幅方向の外側から包み込むようにして上部フレーム部13aの対応する側辺部に溶接固定されている。また、側部フレーム部13c,13dの下端側には、シートクッションフレーム7の後端部と連結されるヒンジ部16と、シートバックフレーム13の傾動角度を調整するためのリクライニング機構18とが取り付けられている。なお、左右のリクライニング機構18は、幅方向に延出する作動ロッド45によって相互に連動可能に連結されている。
下部フレーム部13bは、鉛直方向の断面が略S字状のパネル材からなり(図8参照)、その上半部分で作動ロッド45を後方から囲繞するように幅方向に沿って延在し、両端部が左右の側部フレーム部13c,13dの下端に連結されている。
左右の側部フレーム部13c,13dは、幅方向外側の側壁30の前後に、幅方向内側に屈曲する前壁31aと後壁31bとがそれぞれ連設されて成り、側壁30部分が、上述のように略中央部よりも上方側の幅が狭く、下方側の幅が広くなるように形成されている。具体的に、側壁30は、後端側が上下全域でほぼストレートに形成されているが、前端側は上部から上下方向の中央領域までほぼストレートに形成され、その中央領域から下方に向かって緩やかに前方に膨出するように湾曲している。したがって、側部フレーム部13c,13dの前壁31aには、側壁30の前端側の湾曲形状に沿う湾曲面が設けられている。
図5はシートバック3の骨格部の拡大斜視図である。
図3〜図5に示すように、側部フレーム部13c,13d間には、例えば樹脂製で、三次元的に湾曲形成されたプレート材からなるバックパン47が配置されている。具体的に、バックパン47は、水平方向の断面がコ字状に形成された骨盤支持体22と、骨盤支持体22の両側から延在し、側部フレーム部13c,13dの前壁31a側から側壁30の外面まで回り込むように形成された先端部24とを有している。
骨盤支持体22は、側部フレーム部13c,13dの前後方向後部側で、側部フレーム部13c,13d間を架け渡すように延在するとともに、両側が側部フレーム部13c,13dの側壁30の内面に沿って前方に向けて延在している。すなわち、骨盤支持体22は、乗員のシート1着座時において、乗員の骨盤から腰椎の下部周辺までを後方から囲むように支持するものであり、幅方向中央部において、下縁部が下部フレーム部13bにビス等によって締結固定されている。
また、先端部24は、側部フレーム部13c,13dの外面側でビス等によって締結固定されている。
(ロードパス構造)
図6はバックパン47を外した状態におけるシートバック3の骨格部の拡大斜視図であり、図7はシートバック3を後面側から見た斜視図である。また、図8は、図6のA−A線に沿う断面図である。
図6,図7に示すように、前後方向においてバックパン47と下部フレーム部13bとの間には、前後方向でバックパン47に重なり合うようにロードパスプレート(支持プレート)25が設けられている。ロードパスプレート25は、例えば金属製で、前後方向から見て略三角形状に形成されている。具体的に、ロードパスプレート25は、鉛直方向の断面がコ字状に形成されるとともに、前後方向から見て略Y字状に延在するチャンネル部26を備えている。具体的に、チャンネル部26は、側部フレーム部13c,13d間を架け渡すように形成された断面視コ字状の下部チャンネル27と、下部チャンネル27の延在方向における中途部から分岐した断面視コ字状の傾斜チャンネル(傾斜補強部)28とを備えている。
図4,図6,図7に示すように、下部チャンネル27は、コ字状断面の開口部分が後方に向くように配置されるとともに、下部フレーム部13bの上半部に噛み合うように配置されており、下縁部及び上縁部の全域が下部フレーム部13bに溶接固定されている。具体的に、下部チャンネル27は、上縁部が下部フレーム部13bの上縁部に固定される一方、下縁部が下部フレーム部13bの前面に固定されている。これにより、下部チャンネル27と下部フレーム部13bとは、側部フレーム部13c,13d間で幅方向に沿って延出する断面視矩形状の閉断面構造部H1を形成し、側部フレーム部13c,13d間の荷重伝達に寄与するようになっている。
また、下部チャンネル27は、幅方向外側の端部が側部フレーム部13cの側壁30の内面に溶接固定される一方、幅方向内側の端部は側部フレーム部13dの側壁30の内面との間に僅かに隙間を有している。具体的に、下部チャンネル27の幅方向内側の端部は、下部フレーム部13bの幅方向における中央部よりも内側まで延在し、前後方向から見て側部フレーム部13dの後壁31bに重なる位置まで形成されている。すなわち、下部チャンネル27と下部フレーム部13bとは、下部フレーム部13bの幅方向略全域に亘って接続されている。そのため、上述した閉断面構造部H1についても、幅方向外側の端部が側部フレーム部13cの側壁30の内面に当接する一方、幅方向内側の端部は側部フレーム部13dの側壁30の内面との間に僅かに隙間を有している。下部チャンネル27と下部フレーム部13bとは、下部フレーム部13bの幅方向外側端部から幅方向中央部よりも内側に至るまでの範囲で接続されている。下部チャンネル27と下部フレーム部13bとは、下部チャンネル27の下端の幅方向において略全域で下部フレーム部13bと前後方向において重ね合っている。
傾斜チャンネル28は、下部チャンネル27から連続的に形成され、下部チャンネル27との分岐位置Kから幅方向外側に向かうにつれ斜め上方に延在している。傾斜チャンネル28の幅方向外側の端部には、外側に屈曲された取付片28b(図6参照)が形成されており、この取付片28bが側部フレーム部13cの側壁30の内面に固定されている。この場合、傾斜チャンネル28の幅方向外側の端面は、側部フレーム部13cを間に挟んで、後述する荷重伝達ブロック21に対向配置されている。なお、傾斜チャンネル28は、幅方向外側に向かうにつれ幅広に形成されるとともに、傾斜チャンネル28の周面には、外側に向けて膨出するビード28aが形成されている。
また、下部チャンネル27と傾斜チャンネル28との間には、下部チャンネル27の上縁部と傾斜チャンネル28の下縁部とで囲まれた領域を架け渡すように平板部29が各チャンネル27,28に一体形成されている。これにより、傾斜チャンネル28と下部フレーム部13bとは、下部チャンネル27及び平板部29を介して、傾斜チャンネル28の延在方向全域で接続されている。
また、ロードパスプレート25の後面側には、傾斜チャンネル28の開口部分を覆うように、補強プレート32が設けられている。補強プレート32は、鉛直方向の断面視でL字状に形成された板材であり、上側が傾斜チャンネル28の上縁部まで回り込むように形成されている。具体的に、補強プレート32は、基端部が下部フレーム部13bの後面に溶接固定されたベース部32a(図7参照)と、ベース部32aから幅方向外側に向かうにつれ、傾斜チャンネル28に倣って傾斜する傾斜部32bとを備えている。傾斜部32bは、上縁部が傾斜チャンネル28の上縁部全域に亘って溶接固定されるとともに、下縁部が平板部29の後面に溶接固定されている。これにより、補強プレート32と傾斜チャンネル28とは、分岐位置Kから幅方向外側に向かうにつれ斜め上方に延在する断面視矩形状の閉断面構造部H2(図8参照)を形成し、側部フレーム部13c,13d間の荷重伝達に寄与するようになっている。
すなわち、本実施形態では、側部フレーム部13c,13d間において、幅方向に沿って延在する閉断面構造部H1と、閉断面構造部H1から分岐して、幅方向外側に向かうにつれ上方に傾斜する閉断面構造部H2とを有しており、シート1の幅方向外側において、鉛直方向で2つの閉断面構造部H1,H2を有している。なお、ロードパスプレート25、下部フレーム部13b及び補強プレート32により、ロードパス構造を構成している。
(面状弾性体及び支持体ワイヤ)
ここで、図3,図5に示すように、バックパン47と上部クロスメンバ15との間において、前後方向に開放された開口部14には、バックパン47と上部クロスメンバ15との間を架け渡すように、支持体ワイヤ20及び面状弾性体60が設けられている。
まず、支持体ワイヤ20は、例えばクランク状に折り曲げられた金属製のワイヤであり、バックパン47の骨盤支持体22に形成されたフック19と、側部フレーム部13c,13dとの間を弾性的に架け渡すように設けられている。具体的に、支持体ワイヤ20は、バックパン47のフック19に係止された係止部35(図4参照)と、係止部35の両端から幅方向に沿って延在する延在部36と、延在部36の先端に形成されて側部フレーム部13c,13dにそれぞれ連結された折り返し部37(図5参照)とを備えている。なお、バックパン47の上述したフック19は、骨盤支持体22の上部が切り起こされるように形成され、下方に向けて延在する舌片状の部材である。
係止部35は、上方に向けて開口する略コ字状に屈曲形成され、その底辺部分がバックパン47のフック19に係止されるとともに、底辺部分の両端は、それぞれ上方に向けて屈曲されている。
延在部36は、基端側が係止部35の両端からそれぞれ側部フレーム部13c、13dに向けて延在するとともに、先端側が前方に向けて屈曲され、側部フレーム部13c,13dの側壁30の内面に沿って延在している。
折り返し部37は、延在部36の先端側が後方に向けて折り返されるように形成され、側部フレーム部13c,13dの前壁31aに回りこんで、前壁31aに形成された貫通孔41内に挿入されている。これにより、支持体ワイヤ20の両端が、支持フレーム部13c,13dに連結される。
また、開口部14における支持体ワイヤ20と上述した上部クロスメンバ15との間には、支持ワイヤ20と上部クロスメンバ15とを弾性的に架け渡す面状弾性体60が設けられている。面状弾性体60は、上部クロスメンバ15と支持体ワイヤ20との間で、格子状に張架された金属等のワイヤからなり、上部クロスメンバ15と支持体ワイヤ20とを架け渡す一対のボルスターワイヤ61と、ボルスターワイヤ61間を架け渡す複数のストリンガーワイヤ62と、各ストリンガーワイヤ62同士をまとめて連結する連結ワイヤ63とを備えている。
各ボルスターワイヤ61は、シート1の幅方向両側において、鉛直方向に沿って互いに平行に延在している。ボルスターワイヤ61は、上端部が上部クロスメンバ15に形成された一対の取付片64にそれぞれ差込固定される一方、下端部が支持体ワイヤ20の各延在部36とともに、結束具65によってそれぞれ束ねられている。この際、ボルスターワイヤ61及び支持体ワイヤ20は、結束具65内においてワイヤ20,61のそれぞれの軸線回りに回動可能に束ねられている。
各ストリンガーワイヤ62は、幅方向に沿って延在しており、その両端部が各ボルスターワイヤ61にそれぞれ巻付固定されている。各ストリンガーワイヤ62は、鉛直方向に沿ってそれぞれ平行に配列されており、各ストリンガーワイヤ62間のピッチは上部に比べて下部の方が狭く設定されている。そのため、面状弾性体60は、上部から下部にかけて段階的に剛性が高く設定されている。
連結ワイヤ63は、ボルスターワイヤ61と平行に延在しており、各ストリンガーワイヤ62の延在方向中央部同士を連結するように配されている。
ワイヤ61〜63の線径は、上述した支持体ワイヤ20の線径に比べて細く形成されている。そのため、面状弾性体60は支持体ワイヤ20に比べて剛性が低く設定されている。すなわち、本実施形態のシートバックフレーム13の開口部14は、支持体ワイヤ20及び面状弾性体60によって架け渡されており、板状のバックパン47から支持体ワイヤ20、面状弾性体60の順に段階的に剛性が低くなるように設定されている。
(荷重伝達部材)
図9は図5のB−B線に沿う断面図である。
図5,図7,図9に示すように、側部フレーム部13cの幅方向外側の側壁30には、幅方向外側に向けて突出する突出部70が設けられている。突出部70は、幅方向内側に向けて開口する中空の箱型形状に形成されたものであり、後面70aが前面70bに比べて幅方向に長く形成されている。すなわち、前面70bの先端部が側部フレーム部13cの側壁30における前後方向中央部に当接する一方、後面70aの先端部が側部フレーム部13cの後壁31b側まで回り込んで側部フレーム部13cに連結されている。また、突出部70の前面70bには、後述するサイドエアバッグ装置51を取り付けるための取付孔70cが形成されている。なお、突出部70の外周面には、幅方向に沿って延在するビード70dが形成されており、突出部70の座屈を抑制しうるように構成されている。
突出部70の側面70eには貫通孔71が形成され、この貫通孔内71に筒状のガイドパイプ72が挿入された状態で溶接固定されている。すなわち、ガイドパイプ72は、幅方向に沿って延在している。なお、ガイドパイプ72の軸方向端面と側部フレーム部13cの側壁30との間には、僅かに間隙を有している。
図4,図7,図9に示すように、ガイドパイプ72には荷重伝達ブロック21が嵌合状態で固定されている。荷重伝達ブロック21は、車両の側面衝突時に車体側壁に入力された衝撃荷重を側部フレーム部13cに伝達する部材である。荷重伝達ブロック21は、その内部に幅方向に延出する複数のリブ75により、筒状断面が並列に配置されたハニカム構造とされ、全体が樹脂によって上下方向に長い直方体状に形成されている。また、荷重伝達ブロック21は、側部フレーム部13cに突設されたガイドパイプ72が嵌入される嵌合孔34を備え、この嵌合孔34をガイドパイプ72に嵌合した状態において、突出部70にビス等によって締結固定されている。
さらに、荷重伝達ブロック21の内側には、上述した突出部70を受け入れる収容部73が形成されている。これにより、荷重伝達ブロック21は、幅方向外側から突出部70に被さるように取り付けられている。この場合、荷重伝達ブロック21は、幅方向内側の端面が側部フレーム部13cの側壁30に当接するとともに、リブ75の幅方向内側の端面が突出部70の側面70eに当接した状態で、ガイドパイプ72に嵌合される。また、荷重伝達ブロック21の前面側は、荷重伝達ブロック21と突出部70との嵌合状態において、突出部70の取付孔70cを含む前面70bを露出させる切欠き部74が形成されている。
こうして締結固定された荷重伝達ブロック21は、側壁30の前後中心に対して後方側に偏倚した位置に突設される。なお、この実施形態においては、ガイドパイプ72と荷重伝達ブロック21が荷重伝達部材を構成している。なお、側部フレーム部13cを間に挟んで荷重伝達部材の反対側には、上述した傾斜チャンネル28と補強プレート32とからなる閉断面構造部H2が配置されている。
そして、図2,図9に示すように、側部フレーム部13cの側壁30であって、荷重伝達ブロック21の前方には、乗員保護用のサイドエアバッグ装置51が取り付けられている。
サイドエアバッグ装置51は、図9に示すように、衝撃を感知してガスを発生するインフレータ52と、インフレータ52のガス圧を受けて展開する折り畳まれた袋体53と、を備え、これらが開閉可能なリッド部を備えたバッグケース54に収容された状態で側部フレーム部13cに取り付けられるようになっている。
インフレータ52は、図3に示すように、円筒状の本体部52aとガス放出口52bとを備え、本体部52aが側部フレーム部13cの長手方向に沿うようにして側部フレーム部13cに取り付けられている。インフレータ52は、荷重伝達ブロック21の前方において、側部フレーム部13cの上部に設けられたサポートプレート77と、突出部70の取付孔70cとに、ビス等により締結固定されている。
袋体53は、インフレータ52のガス放出口52bの幅方向の外側で、かつ荷重伝達ブロック21の前面21a(突出部70の前面70b)に対向する位置に配置されている。また、袋体53は、先端側から付根部側に向かってインフレータ52方向に複数回ロール状に巻き込んだかたちで折り畳まれている。したがって、袋体53はインフレータ52からガス圧を受けると、巻き込みが付根部側から解放されるかたちで幅方向外側と車体前方側に向かってスムーズに展開する。このとき、袋体53は荷重伝達ブロック21の前面21a(突出部70の前面70b)に対向していることから、荷重伝達ブロック21の前面によって展開方向が車両前方方向に規制された状態で、センターピラー11やドアライニング(不図示)等の車体側壁に沿って前方側に展開するようになる。すなわち、荷重伝達ブロック21及び突出部70の前面21a,70bは、袋体53の支持面として機能している。
なお、図9中55は、シートバックフレーム13と、荷重伝達ブロック21及びサイドエアバッグ装置51の周域に配置されるパッド材であり、56は、パッド材55の外表面を覆う表皮材である。本実施形態の場合、パッド材55には幅方向の外側に開口するスリット状の開口57が設けられ、その開口57内に荷重伝達ブロック21とサイドエアバッグ装置51が配置されている。側面衝突時にインフレータ52から袋体53にガスが供給された場合には、袋体53が開口57から外側に飛び出し、シートバック3の側部の表皮材56を破断することによって前方に展開する。
また、図9に示すように、袋体53が折り畳まれて側部フレーム部13cに取り付けられたサイドエアバッグ装置51は、車両用シート1の幅方向の外側の端部(荷重伝達ブロック21の先端部)よりも内側に位置されるように設定されている。このため、荷重伝達ブロック21の前方側の幅方向外側の領域にスペース的な余裕ができ、この部位を有効に活用することが可能になる。
また、図4に示すように、左右両側の側部フレーム部13c,13dの下端の上述したリクライニング機構18の外側(幅方向の外側)には荷重伝達ブロック38,39がそれぞれ取り付けられている。この各荷重伝達ブロック38,39は、上部側の荷重伝達ブロック21と同様に、幅方向に延出する複数の筒状断面が並列に配列されたハニカム構造とされている。また、幅方向内側の側部フレーム部13dに取り付けられる荷重伝達ブロック39は、幅方向中央のコンソールボックス5の側面に対向している。
(作用)
以上の構成において、車両の側面衝突時に衝撃荷重が車体側部に入力されると、センサがその衝撃を感知してサイドエアバッグ装置51のインフレータ52がガスを発生する。インフレータ52で発生したガスは袋体53に供給され、袋体53がシート1側部の表皮材56を破断してシート1の側部から前方側に膨出する。これにより、袋体53はシート1に着座した乗員と車体の側壁の間に展開する。
この際、本実施形態の車両用シート1では、袋体53が荷重伝達ブロック21(突出部70)の前面21b,70bに対向する位置に配置されているため、前面21b,70bが袋体53の支持面として機能する。すなわち、袋体53の展開時の反力を、荷重伝達ブロック21(突出部70)によって確実に受け止めることができるので、袋体53のより迅速な展開を実現できる。
また、車両の側面衝突時にセンターピラー11等の車体側壁がシートバック3方向(幅方向内側)に変形すると、側壁が車両用シート1の側部の荷重伝達ブロック21や38に当接し、これらに荷重が入力される。
まず、下方の荷重伝達ブロック38に荷重が入力されると、シート1全体の幅方向内側方向へ移動とともに、幅方向内側下方の荷重伝達ブロック39がコンソールボックス5に当接する。このとき、ロードパスプレート25の下部チャンネル27、及びシートバックフレーム13の下部フレーム部13bからなる閉断面構造部H1を介して荷重が幅方向内側に伝達される。その後、閉断面構造部H1に伝達された荷重は、閉断面構造部H1の幅方向内側の端部から下部フレーム部13bに伝達され、下部フレーム部13bを介して幅方向内側の側部フレーム部13dに伝達される。そして、側部フレーム部13dに伝達された荷重は、荷重伝達ブロック39及びコンソールボックス5を介してフロアトンネル12に伝達される。この際、閉断面構造部H1を形成することで、ロードパス構造の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム13の変形を抑制し、衝撃荷重を効果的にコンソールボックス5に伝達できる。
また、上方の荷重伝達ブロック21に衝撃荷重が入力されると、その荷重は荷重伝達ブロック21からシートバックフレーム13の幅方向外側の側部フレーム部13cに真横から伝達される。
そして、側部フレーム部13cに伝達された荷重は、傾斜チャンネル28及び補強プレート32からなる閉断面構造部H2に伝達され、その後、幅方向内側に向かうにつれ斜め下方に伝達される。具体的に、閉断面構造部H2に伝達された荷重は、閉断面構造部H2及び平板部29の全域を伝って、閉断面構造部H1に伝達される。そして、閉断面構造部H1に伝達された荷重は、閉断面構造部H1の幅方向内側の端部から下部フレーム部13bに伝達され、下部フレーム部13bを介して幅方向内側の側部フレーム部13dに伝達される。そして、側部フレーム部13dに伝達された荷重は、荷重伝達ブロック39とコンソールボックス5を介してフロアトンネル12に伝達される。
このように、荷重伝達ブロック21に入力された衝撃荷重は、ロードパスプレート25のほぼ全域において受け止められ、ロードパスプレート25の全域に分散した後、下部フレーム部13bを介して内側の側部フレーム部13dに伝達されるようになる。この際、側部フレーム部13c,13d間において、閉断面構造部H1,H2を形成することで、ロードパス構造の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム13の変形を抑制できる。そのため、衝撃荷重を効果的にコンソールボックス5に伝達できる。
ここで、本実施形態では、荷重伝達ブロック21がガイドパイプ72に嵌入されるとともに、箱状の突出部70に被さるように固定されている。そのため、例えば車体の斜め前方や斜め後方(幅方向に交差する方向)から荷重伝達ブロック21に衝撃荷重が入力された場合であっても、荷重伝達ブロック21がずれることなく、幅方向内側に向けて荷重を伝達させることができる。
本実施形態では、ロードパスプレート25(下部チャンネル27)と下部フレーム部13bとを幅方向略全域で接続することで、荷重伝達部材を介してロードパスプレート25に入力された衝撃荷重は、ロードパス構造のほぼ全域において受け止められ、ロードパス構造の全域に分散した後、下部フレーム部13bを介して内側の側部フレーム部13dに伝達されるようになる。
これにより、衝突荷重を車幅方向内側に速やかに伝達でき、シートバックフレーム13に対する荷重伝達効率を向上できる。この場合、荷重伝達効率を向上できるので、曲げ剛性を確保するために、ロードパス構造(ロードパスプレート25等)の板厚等を厚くする必要がない。そのため、比較的板厚が薄く、軽量化を図った簡易な構成のロードパス構造を提供できる。
また、傾斜チャンネル28の後面側に、傾斜チャンネル28の開口部分を覆うように補強プレート32を設けることで、傾斜チャンネル28の曲げ剛性を向上させ、シートバックフレーム13の変形を抑制できる。
さらに、本実施形態では、側部フレーム部13cを間に挟んで荷重伝達部材の反対側に、上述した閉断面構造部H2を配置することで、荷重伝達部材を介して側部フレーム部13cに入力された衝突荷重を効率的にロードパス構造に伝達できる。これにより、シートバックフレーム13に対する荷重伝達効率をさらに向上できる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、上方の荷重伝達ブロック21を箱型の突出部70に組付ける構成について説明したが、下方の荷重伝達ブロック38を箱型の突出部に組付ける構成にしても構わない。
また、ロードパスプレート25(下部チャンネル27)と下部フレーム部13bとの接続範囲は、下部チャンネル27の下端の幅方向において略全域で下部フレーム部13bと前後方向において重ね合っていれば、適宜設計変更が可能である。下部フレーム部13bにおける幅方向中央部よりも内側であれば尚良く、この場合、下部チャンネル27の両端を側部フレーム部13c,13d間に架け渡すように固定しても構わない。
13…シートバックフレーム
13b…下部フレーム部(下部補強プレート)
13c,13d…側部フレーム部
25…ロードパスプレート
28…傾斜チャンネル(傾斜補強部)
32…補強プレート
H1…閉断面構造部(下部補強部)

Claims (5)

  1. シート幅方向の左右両側に配置される一対の側部フレーム部と、
    該一対の側部フレーム部の内側に配置されるロードパス構造と、を備えたシートバックフレーム構造において、
    前記ロードパス構造は、前記一対の側部フレーム部の下部同士を接続する下部補強プレートと、
    該下部補強プレートの上部に配置されて、前記一対の側部フレーム部のうち外側の前記側部フレーム部からシート幅方向内側、かつ下方に傾斜した傾斜補強部を有する支持プレートと、を備え、
    該支持プレートの前記傾斜補強部の幅方向外側の端部が、前記外側の側部フレーム部に接続されると共に、前記支持プレートの下縁が前記下部補強プレートのシート幅方向の略全域に亘って接続されたことを特徴とするシートバックフレーム構造。
  2. 前記支持プレートの前記傾斜補強部に補強プレートを備えたことを特徴とする請求項1記載のシートバックフレーム構造。
  3. 前記傾斜補強部と前記補強プレートとで閉断面形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載のシートバックフレーム構造。
  4. 前記支持プレートと前記下部補強プレートとで閉断面形状に形成されて、シート幅方向に延びる下部補強部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3いずれか1項に記載のシートバックフレーム構造。
  5. 前記支持プレートの前記傾斜補強部に補強プレートを備え、
    前記支持プレートが、前記支持プレート及び前記補強プレートで閉断面形状に形成された前記傾斜補強部と、
    前記支持プレート及び前記下部補強プレートで閉断面形状に形成されてシート幅方向に延びる下部補強部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のシートバックフレーム構造。
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