JP2008270649A - 表面実装機、及び、そのカメラ位置補正方法 - Google Patents

表面実装機、及び、そのカメラ位置補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラの位置によらず、照明を点灯するだけで、位置補正用マークの認識を可能とする表面実装機、及び、カメラ位置補正方法を提供する。
【解決手段】部品認識用カメラや基板認識用カメラ42を持った表面実装機において、カメラと認識対象物(基板8)との間に、光の一部を反射可能な光学部品(ハーフミラー60)を配置し、該光学部品からの距離が光学部品と認識対象物との距離と等しい位置にカメラの位置補正用マーク66を配置して、カメラとマークとを一体的に組み付け、照明を点灯した時に、そのマークの位置をカメラで認識できるようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、表面実装機、及び、そのカメラ位置補正方法に係り、特に、カメラによる撮像時のカメラ位置ずれを補正することが可能な表面実装機、及び、そのカメラ位置補正方法に関する。
IC、抵抗、コンデンサ等の多数の電子部品をノズルで吸着して、プリント基板や液晶基板等の各種基板に搭載する表面実装機(部品実装装置又はマウンタとも称する)が知られている。このような表面実装機の一例の構成を図1(全体)及び図2(ヘッド周辺)に示す。表面実装機(以下、単に実装機又はマシンとも称する)10の前後に部品供給装置12があり、部品を搭載する基板8をマシン左右方向から搬入する基板搬送装置14や、部品供給装置12から吸着した部品6の認識装置30が本体に配置され、基板8へ移動可能なヘッド20がXY軸のロボット(XYロボットと称する)16上に配置されている。該ヘッド20は、基板マーク8Aや吸着部品6等を認識可能な基板認識装置40や、部品6を部品供給装置12から基板8へ移動可能なように部品6を吸着可能な、例えば複数のノズル22を有している。又、ヘッド20は、ノズル22を支持して上下(Z)方向へ移動させ、Z方向の軸線廻りに回転させる機構(図示省略)を有している。
ノズル22で吸着した部品6を基板8上へ正確に搭載する場合、吸着した部品6のノズル22との位置関係を、何らかの認識、計測手段を用いて計算し、基板8上へのヘッド20の停止位置を補正した後に搭載する必要がある。図2に一例を示したように、表面実装機10に設置された部品認識装置30は、例えば上向きの部品認識カメラ32、レンズ34及び照明36で構成され、ノズル22に吸着した部品6を下方向から撮像し、ノズル22に対する部品吸着位置を計算する。そして、計算された部品6のノズル22に対する吸着位置に基づいて搭載位置を補正して、部品6を基板8に搭載する。
又、部品6を搭載する基板8には、搭載座標を補正するためのマーク8Aがあり、基板8の位置、角度、伸縮を、複数個のマーク8Aを認識した撮像結果から計算して求めることができる。基板認識装置40は、図2に一例を示した如く、ヘッド20に下向きに装着された基板認識カメラ42、レンズ44及び照明46で構成され、基板8のマーク8Aを上方向から撮像し、基板8のマーク位置を計算する。そして、計算された基板マーク位置から求められる基板8の位置、角度、伸縮から搭載位置を補正して、部品6を搭載する。
図3に表面実装機10の構成をブロック図で示す。この例では、大部品用の低倍率の部品認識カメラ32に加えて、小部品用の高倍率の高解像度部品認識カメラ38が設けられると共に、基板マーク認識用の左基板認識カメラ42に加えて、部品供給装置12チェック用の右基板認識カメラ48が設けられている、図において、18は制御装置である。
表面実装機を稼動していると、カメラ32、42の自己発熱や、駆動機構のモータ等の発熱による影響を受けて、部品認識カメラ32と基板認識カメラ42の位置がずれるため、正確に部品を搭載するためには、カメラの位置補正が必須となる。その一方、時間当たりの部品搭載点数の増大が市場より求められており、カメラの位置補正は、できるだけ短時間に実施する必要がある。
カメラの位置を補正する方法の一例としては、特許文献1に、部品認識カメラの上にマークを配置して、そのマークを部品認識カメラと基板認識カメラで認識し、そのマーク認識位置のずれ分をカメラの位置補正に使用する方法が記載されている。この方法では、部品認識カメラが部品を認識する際には、部品認識カメラの視野外に位置補正用マークを退避移動している。
特許第3129134号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法でカメラの位置補正を実施すると、次のような問題点がある。
(1)位置補正するためには、基板認識カメラが位置補正用マークの上に移動する必要があるため、基板の搬入待ち時間等の待機時間にカメラの位置補正を実施しないと、かかった時間だけ部品搭載点数を減らすことになる。
(2)基板認識カメラが部品認識カメラ上の位置補正マークの上に移動して、位置補正用マークを認識してマークのずれ分を基板認識カメラの位置補正量とすると、実際には、基板認識カメラの位置補正だけでなく、基板認識カメラを移動するXY軸のずれ分等、他の誤差要因も含めたずれ分しか補正できない。高精度にカメラ認識する場合、XY軸のずれ分等、他の誤差要因もカメラの自己発熱における認識位置ずれ量と同じ位大きいので、他の誤差要因と分けて補正することができれば、より正確なカメラ位置補正における温度補正が実施可能となる。
(3)1つの位置補正用マークを、基板認識カメラが上から、部品認識カメラが下から認識する場合、互いのカメラの焦点が位置補正用マークに合っている必要があり、カメラやレンズを設計する上で制約事項が増える。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたもので、高精度に短時間に少ない制約で位置補正を実施可能とすることを課題とする。
本発明は、部品認識用カメラや基板認識用カメラを持った表面実装機において、カメラと認識対象物との間に、光の一部を反射可能な光学部品を配置し、該光学部品からの距離が、光学部品と認識対象物の距離と等しい位置にカメラの位置補正用マークを配置して、カメラとマークとを一体的に組み付け、照明を点灯した時に、そのマークの位置をカメラで認識できるようにして、前記課題を解決したものである。
ここで、前記マークを、カメラ視野内の外側を照明が透過せず、内側を照明が透過する形状とし、マークと認識対象物が同時に視野内に写り込むようにすることができる。
あるいは、前記マークを、カメラ視野内のできるだけ外側に複数個設けて、マークと認識対象物が同時に視野内に写り込むようにすることもできる。
本発明は、又、前記の表面実装機において、部品認識カメラを基板認識カメラの上に移動し、どちらかの位置補正用マークを相手のカメラで認識することを特徴とする表面実装機のカメラ位置補正方法を提供するものである。
本発明によれば、カメラと位置補正用マークを一体的に組み付けておくことで、カメラの位置によらず、照明を点灯するだけで、位置補正用マークの認識が可能となり、カメラの位置補正のタイミングにおける自由度が極めて高い。又、XY軸のずれ分等、他の誤差要因が入り込む余地のない簡単な構造で、カメラの認識位置補正機構が構成できる。更に、基板認識カメラ、部品認識カメラが複数個有ったとしても、個別に、それぞれ独立して位置補正が可能である。又、光学部品の配設位置は、カメラと認識対象物の間であれば何処でも良く、光学部品から位置補正用マーク迄の距離が、光学部品から位置認識対象物迄の距離と等しければ、位置補正用マークの配設位置も自由度が高い。特に、位置補正用マークの固定方法を、カメラや照明からの熱の伝導を防ぐ構造としておけば、特許文献1のようなマークの退避移動も不要で可動部も無いため、位置も極めて安定している。
更に、位置補正用マークの位置を、相手のカメラの焦点深度内に合うように配置しておけば、基板認識カメラと部品認識カメラ同士の位置合わせが、他の誤差を含まないため極めて正確に実施できる。その上、基板認識カメラ、部品認識カメラ以外のカメラにおいても、同様のカメラの位置補正機構を取り入れることができ、認識位置を安定して補正することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
カメラの照明手段として、図4に基板認識装置40で例示する如く、カメラ42と認識対象物である基板8の間にハーフミラー(プリズムでも可)50を設置して、基板8へ真上からディフューザ54を介して照明52を当てる同軸落射照明が一般的な方法として用いられている。
本発明の第1実施形態は、図5に示す如く、基板認識装置40に、このハーフミラー(プリズムでも可)50を上下反転したハーフミラー60を設け、更に、同軸落射照明62とハーフミラー60との間で、ハーフミラー60からの距離が、ハーフミラー60と認識対象物である基板8の距離と等しくなる位置に、図6に例示するような形状の位置補正用マーク66を設置したものである。図5において、64は、照明62用のディフューザである。
この構成において、照明62を点灯すると、カメラ42には、図7(B)に示す様に、位置補正用マーク66が写り、認識可能となる。一方、照明62を消灯し、リング状照明46を点灯すると、図7(A)に示す如く、基板マーク8Aが認識可能となる。
本実施形態の場合、位置補正用マーク66を認識する際に、基板8や部品6等の認識対象物と同時には認識できない。
そこで、図8に手順を示す如く、先ず基板認識カメラ42を、基板マーク8Aがカメラ視野に入ると予測される位置へ移動する(ステップS100)。
その後、照明62を点灯し、図7(B)に示した如く、基板認識カメラ42で位置補正用マーク66を認識する(認識結果をX1、Y1とする)(ステップS102)。
マーク認識結果と記憶部に保存してある位置補正用マークの座標(X0,Y0)との差分(X1−X0,Y1−Y0)が、基板認識カメラの位置ずれ量であるので、これを計算する(ステップS104)。
次いで、照明62を消灯し、照明46を点灯して、図7(A)に示す如く、基板マーク8Aを認識する(認識結果をXm,Ymとする)(ステップS106)。
この基板マーク認識結果を、基板認識カメラ42の位置ずれ量分だけ補正する(ステップS108)。補正結果は、Xm−(X1−X0)、Ym−(Y1−Y0)と計算される。
この際に、図9に示す如く、位置補正用マーク66がカメラ視野内に複数個入るように配置すると、基板認識カメラ42の位置だけでなく、角度やカメラの拡大率(スケーリング)まで同時に補正可能となる。角度とスケーリング補正を実施する際には、記憶部に複数個の位置補正用マーク座標をそれぞれ保存しておく。位置補正用マークを2個使用する場合、1つのマーク座標と、もう1つのマーク座標を結んで得られる角度を角度補正に、座標同士のX方向距離、Y方向距離をスケーリング補正に使用する。
図10に示す如く、等ピッチでマトリックス上に位置補正用マーク66を配置しておけば、カメラのディストーション補正を同時実施することも可能となる。
図8の手順では、ステップS100で基板マーク8A上に基板認識カメラ42が移動した後にカメラの位置補正を実施しているが、基板マーク8Aへの移動前に位置補正を実施しても構わない。又、カメラ42による認識前に毎回補正を実施することが望ましいが、補正のタイミングは、どのタイミングでカメラの位置がずれるのか分かっている場合(例えば休日明けの立ち上がり)には、ずれが問題になるタイミング(例えば休日明けの立ち上がり30分間)等のみで補正を実施すれば良い。
この構成では、カメラ42、レンズ44、照明62、位置補正用マーク66を一体構造としておくことで、カメラ42(ヘッド20)の位置によらず、照明62を点灯だけで、位置補正用マーク66の認識が可能となる。又、位置補正用マーク66の固定方法を、カメラ42や照明62からの熱の伝導を防ぐ構造としておけば、特許文献1のようなマークの移動も不必要なため、カメラ42と位置補正用マーク66との位置も極めて安定している。更に、ハーフミラー60の配設位置は、カメラ42と認識対象物との間であれば何処でも良く、ハーフミラー60から位置補正用マーク66迄の距離が、ハーフミラー60から認識対象物迄の距離と等しいという条件を守れば、位置補正用マーク66の配設位置も自由度が高い。従って、カメラ以外の誤差要素が入り込む余地のない、簡単な構造の位置補正機構が構成される。
図11に、位置補正マークを部品認識装置30側に設けた第2実施形態を示す。図において、70はハーフミラー、72は同軸落射照明、74はディフューザ、76は、図6と同様な形状の位置補正マークである。
第2実施形態の処理手順を図12に示す。ステップS200〜S210は、図8のステップS100〜S110と対応しているので、説明は省略する。
更に、図13に示す基板認識装置40側の第3実施形態の如く、従来と同様の同軸落射用ハーフミラー50を、カメラ42と認識対象物(基板8)の間に、カメラ42の位置補正用ハーフミラー60とは高さを変えて配設することで、同軸落射照明も利用可能とすることができる。部品認識装置30側も同様である。
又、位置補正用マークの形状を、図14に符号67で示す如く、カメラ視野外からカメラ視野内のある位置までの照明を遮り、内側を照明が透過するように構成すると、図15に示す第4実施形態の如く、照明62点灯時に、図16(B)に示す如く、位置補正用マーク67と基板マーク8Aの両方が一度にカメラ視野内に入り、同時認識が可能になる。
前記位置補正用マーク67としては、図14に示した如く、マークの形状を四角形、大きさはカメラ視野範囲内で最大サイズ、マークの内側が光を通し易い色で、マークの外側は光を通し難い色とすることができる。この四角形の位置、角度、大きさを認識することにより、カメラの位置、角度、スケーリング補正ができる。又、この四角形の角を1つの座標として認識し、2つ以上の角の座標からカメラの位置、角度、スケーリング補正を実施することも可能である。このマークの場合、位置補正用マークの四角形の中に認識対象物が入る必要があり、カメラの視野サイズと位置補正用マークサイズとの差分だけ認識対象物の認識可能サイズが小さくなる。
又、位置補正用マークは、図17に符号68で示すような形状を採ることも可能である。これは、カメラの視野内の最外角に1以上のマークを配置する方法であるが、この場合、認識対象物サイズに影響を与えないためには、位置補正用マークが小さい方が良い。小さいと、位置補正用マークの認識精度が悪くなる関係にあるので、適度な大きさで位置補正用マークを構成する。又、この場合も、複数個のマークで位置補正用マークを構成することにより、カメラの位置、角度、スケーリングの補正が可能である。又、カメラによる認識時に、毎回補正を実施することが望ましいが、補正のタイミングは、どのタイミングでカメラの位置がずれるか分かっている場合には、ずれる前のタイミングで補正を実施すれば良い。
本実施形態における処理手順を図18に示す。図8との違いは、ステップS106が無く、位置補正用マーク67、68と認識対象物(基板8)が同時認識可能なことである。
図18では、基板マーク8Aに基板認識カメラ42が移動後にカメラの位置補正を実施しているが、基板認識カメラ42の位置補正は、基板マーク8Aへの移動前に実施しても構わない。この場合、基板認識カメラ42の焦点深度内の高さに位置補正用マークを写す対象物を設置しておき、その対象物を基板認識カメラで認識して、カメラの位置補正を実施することとなる。
以上は、位置補正マークを基板認識装置40側に設けた場合であるが、図19に示す第5実施形態の如く、部品認識装置30側に設けることもできる。図において、77は、図14又は図17に示したような形状の位置補正用マークである。
本実施形態における補正の流れも、図20に示す如く、認識対象物が変わる以外は、基板認識カメラ42における補正と同様である。
更に、第4、第5実施形態の場合、基板認識カメラ42と部品認識カメラ32同士の位置合わせも可能である。図21に、第4実施形態で、基板認識カメラ42と部品認識カメラ32の認識対象物(基板8又は部品6)の高さが、それぞれのカメラの焦点深度内に入っている場合を示す。基板認識カメラ42を部品認識カメラ32上に移動した後、照明62を点灯すると、部品認識カメラ32には、基板認識カメラ42側の位置補正マーク67が認識できるので、その位置ずれ量を、互いにカメラの位置ずれ量として補正する。
具体的には、図22に手順を示す如く、まず、基板認識カメラ42を部品認識カメラ32の上に移動する(ステップS300)。
その後、照明62を点灯し、部品認識カメラ32で位置補正用マーク67を認識する(認識結果をXa1、Ya1とする)(ステップS302)。
次いで、マーク認識結果と記憶部に保存してある位置補正用マークの座標(Xa0,Ya0)との差分(Xa1−Xa0,Ya1−Ya0)が、お互いのカメラの位置ずれ量であるので、これを計算で求める(ステップS304)。
部品認識カメラ32に対する基板認識カメラ42の位置を、この位置ずれ量分だけ補正する(ステップS306)。
この際に、位置補正用マークをカメラ視野内に複数個入るように配置すると、カメラの位置だけではなく、角度も補正可能となる。角度補正を実施する際には、記憶部には複数個の位置補正用マーク座標をそれぞれ保存しておく。位置補正用マークを2個使用する場合、1つのマーク座標ともう1つのマーク座標を結んで得られる角度を角度補正に使用する。又、どちらかの認識カメラにおける認識前に、毎回補正を実施することが望ましいタイミングが分かっていれば、ずれる前のタイミングで補正を実施すれば良い。
又、基板認識カメラや部品認識カメラが複数個ある場合は、例えば1つの部品認識カメラに対するそれぞれの基板認識カメラとの補正を実施すれば良い。
この方法は、基板認識カメラ42と部品認識カメラ32の認識対象物(基板8、部品6)の高さが、それぞれのカメラの焦点深度内に入っていない場合でも、位置補正用マーク67の位置を、位置補正側のカメラの焦点深度内に合わせておけば位置合わせ可能である。
又、この例では、基板認識カメラ42側に位置補正用マーク67を設けているが、図19に示した第5実施形態のように、反対に、部品認識カメラ32側に位置補正用マーク77を設けて、図23のように、基板認識カメラ42でマーク77を認識し、補正を実施することも可能である。
この場合の処理手順を図24に示す。ステップS400〜S406は、図22のステップS300〜S306と対応しており、認識対象が変わる以外は、図22の手順と同じである。
特許文献1において、基板認識カメラで部品認識カメラの近辺や部品認識カメラ上に配置した位置補正用マークを認識して、基板認識カメラの位置を補正しているが、これは、XY軸平面内を移動可能に配置している基板認識カメラと、ベース側に固定されて配置している部品認識カメラの位置がずれた分を補正することが目的である。これに対して、本実施形態のように、片方のカメラで相手のカメラを直接認識できれば、他の誤差等が含まれずに補正ができるため、正確な補正が可能となる。
なお、前記実施形態においては、部品認識カメラ32と基板認識カメラ42の位置を補正していたが、補正対象はこれに限定されず、例えば図3に示した高解像度部品認識カメラ38や部品供給装置用の右基板認識カメラ48等、他のカメラの位置補正にも同様に適用できる。ハーフミラー60、70も、プリズム等、他の光学部品でも良い。
従来の表面実装機の一例の全体構成を示す斜視図 同じく部品認識カメラ及び基板認識カメラを示す斜視図 表面実装機の構成を示すブロック図 同じく同軸落射照明の構成を示す縦断面図 本発明の第1実施形態の構成を示す縦断面図 第1実施形態の位置補正用マークの形状を示す図 同じく各照明点灯時のカメラ視野を示す図 同じく処理手順を示す流れ図 同じく角度、スケーリング補正時のカメラ視野を示す図 位置補正用マークの変形例を示す図 本発明の第2実施形態の構成を示す縦断面図 同じく処理手順を示す流れ図 本発明の第3実施形態の構成を示す縦断面図 本発明の第4実施形態の位置補正用マークの形状を示す図 第4実施形態の構成を示す縦断面図 同じく各照明点灯時のカメラ視野を示す図 位置補正用マークの変形例を示す図 第4実施形態の処理手順を示す流れ図 本発明の第5実施形態の構成を示す縦断面図 同じく処理手順を示す流れ図 第4実施形態を用いて上下のカメラを位置補正している状態を示す縦断面図 同じく処理手順を示す流れ図 第5実施形態を用いて上下のカメラを位置補正している状態を示す縦断面図 同じく処理手順を示す流れ図
符号の説明
6…部品
8…基板
8A…基板マーク
10…表面実装機
20…ヘッド
22…ノズル
30…部品認識装置
32、42…カメラ
36、46、52、62…照明
40…基板認識装置
50、60、70…ハーフミラー
66、67、68、76、77…位置補正用マーク

Claims (4)

  1. 部品認識用カメラや基板認識用カメラを持った表面実装機において、
    カメラと認識対象物との間に、光の一部を反射可能な光学部品を配置し、
    該光学部品からの距離が、光学部品と認識対象物の距離と等しい位置にカメラの位置補正用マークを配置して、カメラとマークとが一体的に組み付けられ、
    照明を点灯した時に、そのマークの位置をカメラで認識できるようにしたことを特徴とする表面実装機。
  2. 前記マークを、カメラ視野内の外側を照明が透過せず、内側を照明が透過する形状とし、マークと認識対象物が同時に視野内に写り込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載の表面実装機。
  3. 前記マークを、カメラ視野内のできるだけ外側に複数個設けて、マークと認識対象物が同時に視野内に写り込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載の表面実装機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の表面実装機において、部品認識カメラを基板認識カメラの上に移動し、どちらかの位置補正用マークを相手のカメラで認識することを特徴とする表面実装機のカメラ位置補正方法。
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