JP2008270417A - 半導体装置の製造装置及び製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造装置及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダイシングシート等の剥離不良を生じることなく、薄型化された半導体チップを安定してピックアップできる半導体装置の製造装置を提供すること。
【解決手段】マウンタ1は、ウェハ支持面1a内に、水平移動可能なスライダ2を備える。スライダ2の両側縁2b,2b及び端縁2cを、その直近内側の部分よりも高く形成する。スライダ2のチップ支持面2a上にピックアップ対象の半導体チップ6を配置した後、スライダ2の両側縁2b,2bに沿ってウェハ支持面1aに形成された吸引溝11と、スライダ2のガイド面13に形成された吸引孔14とに負圧を生成する。半導体チップ6のチップ支持面2a上の部分と、半導体チップ6のスライダ2の側縁2b及び端縁2cよりも外側の部分との間に形成される屈曲部6aの曲率が増大し、半導体チップ6の復元力Fが増大して、半導体チップ6の縁部がダイシングシート8から効果的に剥離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造工程において、ダイシング工程を経た後のウェハから半導体チップをピックアップするための半導体装置の製造装置に関する。
従来より、例えばフラッシュメモリ等の半導体装置の製造工程では、ウェハの表面部分に回路パターンを作り込んだ後、裏面に貼付したダイシングシートを介してウェハを保持し、表面側からダイシングを行って半導体チップを形成する。ダイシングの後、ピックアップ装置によってダイシングシートから各半導体チップを剥がしてピックアップする。
半導体チップのピックアップ装置としては、従来、ウェハのダイシングシートが貼付された裏面側を筒状ホルダーで支持すると共に、ピックアップ対象の半導体チップの表面をアームで吸着し、筒状ホルダーの上端に形成された吸引口でダイシングシートを吸引するものがある(例えば、特許文献1参照)。吸引によって半導体チップの中央部のダイシングシート部分を剥がした後、アームを上昇させて半導体チップをダイシングシートからピックアップする。
他の半導体チップのピックアップ装置としては、負圧を発生する複数の吸引溝をウェハの載置台に形成したものがある(例えば、特許文献2参照)。載置台にダイシングシートが接する状態で搭載されたウェハについて、ピックアップ対象の半導体チップに対応する複数の吸引溝に、半導体チップの周縁部から中央部に向かって負圧を順次生成することにより、半導体チップの姿勢変化を招くことなく半導体チップからダイシングシートを剥がすようにしている。全吸引溝に対応するダイシングシートの部分を剥がした後、真空吸引チャックにより、半導体チップをダイシングシートからピックアップしている。
他の半導体チップのピックアップ装置としては、ウェハのダイシングシート貼付面を支持すると共に複数の吸引口が設けられた吸着駒と、この吸着駒の中央部に組み込まれて半導体チップのダイシングシート側を突き上げる3つのブロックとを備えたものがある(例えば、特許文献3参照)。3つのブロックは、平面視において、ピックアップ対象の半導体チップの周縁よりも内側に位置するように、中央側に向かって順次配置されている。吸着駒とブロックとの隙間と各ブロック相互の隙間は、負圧を生成する吸引溝に形成されている。吸着駒及び3つのブロックの上面にダイシングシートを介してウェハを支持し、吸引口及び吸引溝に生成した負圧によってダイシングシートを吸引しながら、3つのブロックを外側から中央側に順次突出させることにより、半導体ウェハの割れを防止しつつ半導体チップをダイシングシートから剥がすようにしている。
最近、フラッシュメモリのメモリ容量増大等の要請に応えるべく、実装における半導体チップの多層化が進みつつあり、これに伴って半導体チップの薄型化が進みつつある。半導体チップの薄型化は、ウェハの表面部分に回路パターンを形成した後、ウェハの裏面研削を行うことによって実現される。裏面研削により薄型化されたウェハは割れや欠けが生じ易いため、裏面研削の際にウェハの表面に形成した回路保護用コーティングを、裏面研削後のダイシング及びピックアップ工程においても利用して破損防止を図っている。ダイシング工程では、ウェハの裏面にダイシングシートを貼付し、回路保護用コーティングとウェハを表面側からレーザーダイシングによって小片化している(例えば、特許文献4参照)。ピックアップ工程では、回路パターンならびにチップ自体の破損を防止するため、突き上げピンを使用しないニードルレスピックアップ方式のピックアップ装置が用いられている。
このような薄型の半導体チップのピックアップに用いられるピックアップ装置としては、半導体チップを支持する支持体をスライドさせるスライド式のピックアップ装置が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
図2(a)は、スライド式のピックアップ装置を示す斜視図であり、図2(b)は、このピックアップ装置を示す平面図である。図3は、ピックアップ装置のスライダ2の近傍部分を拡大して示した断面図である。このピックアップ装置は、ウェハ5を支持するウェハ支持面1aが上面に形成されたマウンタ1と、このマウンタ1のウェハ支持面1a内に設けられたスライダ2と、スライダ2の側縁2bに沿ってウェハ支持面1aに形成された吸引溝11とを備える。吸引溝11は、マウンタ1内に形成された減圧路12を介して、図示しない吸引ポンプに接続されている。スライダ2を水平移動自在に支持するガイド部13には、減圧路12と連通する吸引孔14が設けられている。
このピックアップ装置は、ウェハ5の裏面側をウェハ支持面1aで支持する。ウェハ5の表面には回路保護用コーティング7が形成されていると共に、裏面にはダイシングシート8が貼付されている。コーティング7及びウェハ5には、ダイシング工程で形成されたダイシング溝15が設けられている。
吸引溝11と吸引孔14に負圧を生成することにより、スライダ2の側縁2bと端縁2cに隣接する半導体チップ6の縁部から、ダイシングシート8を剥がす(図3参照)。半導体チップ6の裏面に沿ってスライダ2を図2の矢印S方向に水平移動させることにより、スライダ2の端縁2c近傍に形成されるダイシングシート8の剥離部分を水平方向に拡張して、半導体チップ6の裏面の全部からダイシングシート8を剥がすようにしている。ダイシングシート8が剥がされた半導体チップ6は、図3のように表面が吸着コレット4で吸着されて、上方にピックアップされる。
特開平2−137352号公報 特開平11−54594号公報 特開2005−117019号公報 特開2006−286900号公報 特開2004−63799号公報
しかしながら、上記スライド式のピックアップ装置は、薄型化された半導体チップの裏面からダイシングシートを剥がす際に剥離不良が生じるおそれがある。すなわち、図4の断面図に示すように、吸引溝11に負圧が生成されると、半導体チップ6の縁部が、ダイシングシート8と共に溝側に引き寄せられる。半導体チップ6の厚みが比較的大きい場合は、半導体チップ6の端部に生じる復元力が比較的大きいので、引き寄せられたダイシングシート8から半導体チップ6の縁部が分離する。しかしながら、半導体チップ6が薄型化されている場合は半導体チップ6の復元力が比較的小さいので、ダイシングシート8と共に半導体チップ6の縁部が溝側に引き寄せられたまま弓なり状に湾曲し、ダイシングシート8から半導体チップ6の縁部が分離せず、剥離不良が生じてしまう。このような半導体チップの薄型化に伴う剥離不良は、負圧を利用して半導体チップと粘着シートの分離を行うものであれば、スライダ式以外のピックアップ装置にも広く起こりうる。
そこで、本発明の課題は、ダイシングシート等の剥離不良を生じることなく、薄型化された半導体チップを安定してピックアップできる半導体装置の製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1の半導体装置の製造装置は、可撓性を有するシートに貼り付けられてダイシングされたウェハから半導体チップをピックアップする半導体装置の製造装置において、上記ウェハを支持するウェハ支持面を有するウェハ台と、上記ウェハ台に設けられ、上記半導体チップのシート側を支持するチップ支持面を有するチップ台と、上記チップ台のチップ支持面の周縁外側に負圧を生成する負圧生成部とを備え、上記チップ台のチップ支持面は、周縁の少なくとも一部が上記半導体チップの周縁よりも内側に位置しており、かつ、周縁部の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、ウェハ台のウェハ支持面にウェハが支持されると共に、チップ台のチップ支持面にピックアップ対象の半導体チップのシート側が支持される。この状態で、負圧生成部によってチップ支持面の周縁外側に負圧が生成され、これにより、半導体チップ及びシートの部分であってチップ支持面の周縁外側に対応する部分が、チップ支持面上の部分に対して屈曲する。ここで、チップ支持面の周縁部の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されているので、半導体チップ及びシートの屈曲部の曲率が従来よりも大きくなる。これにより、半導体チップに生じる応力が従来よりも大きくなり、応力に対応する復元力が大きくなるので、半導体チップのチップ支持面の端縁外側の部分をシートから効果的に分離できる。したがって、従来のようなシートの剥離不良を効果的に防止できる。
請求項2の半導体装置の製造装置は、請求項1に記載の半導体装置の製造装置において、上記チップ台のチップ支持面は、上記周縁部の少なくとも一部に隣接する溝を有する。
上記実施形態によれば、上記チップ支持面の周縁部の少なくとも一部を、容易な構造によって直近内側の部分よりも高く形成できる。
請求項3の半導体装置の製造装置は、請求項1に記載の半導体装置の製造装置において、上記チップ台のチップ支持面は、上記周縁部よりも内側が低い擂鉢状に形成されている。ここで「擂鉢状」は一例であって、チップ支持面の形状は擂鉢状に限定されるものではない。チップ支持面のほぼ全面がフラットであっても、請求項1の構成を具備してその中央領域に負圧を導入可能であれば本発明を適用可能である。
上記実施形態によれば、半導体チップの被支持部分が、擂鉢状のチップ支持面に沿って湾曲することにより、この半導体チップの被支持部分と、半導体チップのチップ支持面よりも外側部分との間に形成される屈曲部の曲率を効果的に増大できる。したがって、半導体チップの屈曲部の復元力を効果的に増大して、シートから半導体チップを効果的に分離することができる。
請求項4の半導体装置の製造装置は、請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、上記チップ台のチップ支持面は、上記周縁部の少なくとも一部が、上記ウェハ台のウェハ支持面の上記チップ台の隣接部よりも高く形成されている。
上記実施形態によれば、チップ支持面の周縁外側に負圧が生成されるに伴い、半導体チップの周縁部よりも外側の部分を、効果的にウェハ支持面側に屈曲させることができる。
請求項5の半導体装置の製造装置は、請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、上記チップ台は、上記チップ支持面の周縁部が上記半導体チップの被支持面に沿ってスライド駆動されるように形成されている。
上記実施形態によれば、チップ支持面の周縁外側に負圧が生成されるに伴い、チップ支持面の端縁外側に対応する半導体チップ及びシートの部分が屈曲され、このチップ支持面の端縁外側の半導体チップの部分がシートから分離する。この状態でチップ台がスライド駆動されることにより、半導体チップとシートとの分離部分が半導体チップの被支持面に沿って拡大される。チップ台の端縁が半導体チップの被支持面の全範囲を横切ることにより、半導体チップの被支持面の全部をシートから分離できる。
請求項6の半導体装置の製造装置は、請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、上記チップ台に、上記チップ支持面から先端が突出して半導体チップを突き上げる突き上げ部材を備える。
上記実施形態によれば、チップ支持面の周縁外側に対応する半導体チップとシートを分離した後、突き上げ部材によって半導体チップの全部を容易にシートから分離できる。上記突き上げ部材としては、棒状のものやブロック状のものを用いることができるが、半導体チップの破損を防止するため、半導体チップに接触する接触面を広く形成するのが好ましい。
請求項7の半導体装置の製造装置は、請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、上記チップ台のチップ支持面に負圧を生成する支持面負圧生成部を備える。
上記実施形態によれば、チップ支持面に負圧を生成することにより、当該チップ支持面上に半導体チップ及びシートを密着させて、この半導体チップのチップ支持面の周縁外側の部分を、半導体チップのチップ支持面上の部分に対して大きな曲率で屈曲させることができる。したがって、半導体チップの屈曲部の復元力を効果的に増大して、チップ支持面の周縁外側の半導体チップの部分を効果的にシートから分離できる。
請求項8の半導体装置の製造装置は、請求項1乃至7のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、上記半導体チップの厚みが100μ以下である。
上記実施形態によれば、多層化に対応する薄型の半導体チップについて、割れや欠け等の不都合を防止しつつ、剥離不良が生じることなくシートからピックアップできる。
請求項9の半導体装置の製造方法は、可撓性を有するシートに貼り付けられてダイシングされたウェハを準備する工程と、周縁部の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されたチップ支持面を有するウェハ支持面上に、上記ウェハを載置する工程と、上記チップ支持面の周縁の少なくとも一部が、ピックアップすべき半導体チップの周縁よりも内側に位置するように位置合わせを行う工程と、上記チップ支持面の周縁外側に負圧を与えることにより、上記シートを半導体チップの周縁部から剥がす工程とを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、ウェハ支持面にウェハが支持され、チップ支持面にピックアップ対象の半導体チップのシート側が支持される。この状態で、チップ支持面の周縁外側に負圧を与えることにより、半導体チップ及びシートの部分であってチップ支持面の周縁外側に対応する部分が、チップ支持面上の部分に対して屈曲する。ここで、チップ支持面の周縁部の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されているので、半導体チップ及びシートの屈曲部の曲率が従来よりも大きくなる。これにより、半導体チップの屈曲部に生じる応力が従来よりも大きくなり、応力に対応する復元力が大きくなるので、シートから半導体チップが効果的に分離する。したがって、従来のようなシートの剥離不良を効果的に防止できる。
本発明の半導体装置の製造装置によれば、シートが貼付されたウェハに形成された半導体チップを、周縁部の少なくとも一部がその直近内側の部分よりも高く形成されたチップ支持面で支持することにより、この支持面上の半導体チップ及びシートの部分と、支持面の周縁外側の半導体チップ及びシートの部分との間を従来よりも大きい曲率で屈曲することができ、半導体チップの復元力を増大でき、したがって、剥離不良を招くことなく半導体チップとシートを分離できる。その結果、多層化に対応する薄型の半導体チップを、割れや欠け等の不都合を防止しつつピックアップできる。
以下、本発明に係る半導体装置の製造装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明の半導体装置の製造装置としての半導体チップのピックアップ装置が備えるスライダの近傍部分を示す断面図である。図2は、従来のピックアップ装置を示すものであるが、本発明のピックアップ装置の基本的な構成を説明するために便宜的に援用する。
このピックアップ装置は、ウェハ支持面1aが上面に形成されたウェハ台としてのマウンタ1と、このマウンタ1のウェハ支持面1a内に、長手方向に水平移動可能に設けられたチップ台としてのスライダ2を備える。このスライダ2は、略円形のウェハ支持面1aの略中心から径方向に延在するように配置されている。このスライダ2は、長手方向に延びる両側縁2b,2bが、ピックアップすべき半導体チップよりも小さい寸法に形成されている。図2(b)において、ピックアップ対象となる半導体チップの配置位置Cを破線で示している。
マウンタ1のウェハ支持面1aには、スライダ2の両側縁2b,2bに沿って吸引溝11が形成されている。この吸引溝11は、マウンタ1内に形成された減圧路12を介して、図示しない吸引ポンプに接続されている。マウンタ1のウェハ支持面1aは、径方向内側ほど低い擂鉢状に形成されている。
スライダ2の表面は、ピックアップ対象の半導体チップ6を支持するチップ支持面2aに形成されている。このチップ支持面2aは、図1に一部が示されるように、横断面において側縁2b,2bの上端が最も高い一方、中央部が最も低い擂鉢状に形成されている。また、図示しないが、側縁2b,2bの間に連なる端縁2cも側縁2b,2bと同じ高さに形成されており、この端縁2cからスライド方向側に向かうにつれて、側縁2b,2bの間の中央部と同じ標高まで下っている。なお、チップ支持面2aは、側縁2b,2b及び端縁2cから中央に向かうにつれて下る傾斜面で形成されてもよい。また、チップ支持面2aは、側縁2b,2b及び端縁2cから内側に所定距離をおいて溝が形成されていてもよい。あるいは、側縁2b,2b及び端縁2cの上端をナイフエッジ状に形成してもよい。要は、スライダ2の側縁2b,2b及び端縁2cの上端部分の少なくとも一部を、その直近内側の部分よりも高く形成すればよい。スライダの側縁2b,2b及び端縁2cは、ウェハ支持面1aのスライダ2に隣接する部分よりも高く形成している。
マウンタ1の吸引溝11,11間は、ウェハ支持面1aに対して溝状に形成されてスライダ2を水平移動自在に支持するガイド部13になっている。このガイド部13の表面に、減圧路12と連通された吸引孔14が開口している。
上記構成のピックアップ装置は、以下のように動作する。
まず、マウンタ1のウェハ支持面1a上にウェハ5を配置する。このウェハ5は、多層化に対応する半導体チップとするために、裏面研削によって厚みが100μ以下に形成されている。回路パターンが形成された表面に、裏面研削時に形成された回路保護用コーティングが残存している。また、ダイシング工程で貼付されたダイシングシート8が裏面を覆っている。ダイシング工程では、レーザ又はダイシングソーによってコーティング7とウェハ5が切断され、複数の半導体チップ6がダイシングシート8上に貼り付けられた状態になっている。15は、ダイシング工程で形成されたダイシング溝である。このダイシングシート8上からピックアップすべき半導体チップ6が、図2(b)の破線位置となるように、マウンタ1の支持面1a上におけるウェハ5の位置が調整される。
引き続いて、図示しない吸引ポンプを起動し、減圧路12を通して吸引溝11に負圧を生成する。これにより、図1に示すように、チップ支持面2aの両側縁2b,2bよりも外側にある半導体チップ6、コーティング7及びダイシングシート8の部分が、吸引溝11側に屈曲する。ここで、スライダ2のチップ支持面2aが擂鉢状に形成されていて、側縁2b,2b及び端縁2cが直近内側の部分よりも高く形成されているので、半導体チップ6の支持面2a上の部分と、半導体チップ6の側縁2b外側の部分との間に形成される屈曲部の曲率が、従来よりも大きくなる。これにより、半導体チップ6に屈曲に伴って生じる応力が従来よりも大きくなり、この応力に対応して生じる復元力Fが従来よりも大きくなる。その結果、吸引溝11側に屈曲したダイシングシート8から、半導体チップ6の側縁2b外側の部分を確実に剥がすことができ、従来のように剥離不良の発生を防止できる。
さらに、減圧溝12を減圧した状態で、スライダ2を長手方向に矢印Sで示すように水平移動させる。これに伴って、スライダ2の端縁2c外側に、吸引孔14を介して負圧が与えられ、このスライダ2の端縁2cよりも外側にある半導体チップ6、コーティング7及びダイシングシート8の部分が、吸引孔14側に屈曲する。このスライダ2の端縁2cもまた、スライダ2の移動側に隣接する直近内側の部分よりも高く形成されているので、半導体チップ6の支持面2a上の部分と、支持面2aの端縁2c外側の部分との間に形成される屈曲部の曲率が従来よりも大きい。したがって、半導体チップ6に屈曲に伴って生じる応力が従来よりも大きくなって、従来よりも大きい復元力が得られるので、吸引孔14側に屈曲したダイシングシート8から半導体チップ6の端縁2c外側の部分を確実に剥がすことができる。この半導体チップ6の端縁2c外側の部分における剥離は、スライダ2が半導体チップ6の裏面に沿って矢印Sの方向に水平移動することにより、半導体チップ6の裏面の全てに拡張される。その結果、半導体チップ6を、効果的かつ確実に、ダイシングシート8から剥がすことができる。半導体チップ6の剥離が完了すると、吸着コレットによって半導体チップ6の表面側を覆うコーティング7の表面を吸着し、半導体チップ6を上方にピックアップする。
以上のように、本実施形態の半導体チップのピックアップ装置によれば、薄型化されて厚みが100μm以下のウェハ5について、割れや欠けを生じることなく、半導体チップ6をダイシングシート8から確実かつ効果的に剥がしてピックアップすることができる。特に、高密度実装型パッケージに使用される厚さ20〜30μmの半導体チップは、ダイシングシートと共に湾曲しやすく、屈曲したときの応力(復元力)が極めて小さいことから、本実施形態のピックアップ装置によりピックアップするのが有効である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、ウェハ5の表面に回路保護用コーティング7が設けられていたが、このコーティング7は無くてもよい。
また、本実施形態のピックアップ装置は、ピックアップ対象の半導体チップの裏面を水平方向に移動するスライダを備えたスライダ式であったが、半導体チップの裏面を突き上げピンによって上方に突き上げる形式や、半導体チップの裏面を多段式のブロックによってテレスコープ状に押し上げる形式であってもよい。要は、半導体チップの裏面を支持する支持部の周縁の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されていることにより、負圧生成に伴って半導体チップに高い応力(復元力)が生じるように構成されていればよい。
また、スライダ2のチップ支持面2aに、支持面負圧生成部としての溝や孔を形成し、この溝や孔に負圧を生成することにより、半導体チップ6の裏面側をチップ支持面2a上に密着させてもよい。これにより、半導体チップ6の支持面2a上の部分と、半導体チップ6の周縁外側の部分との間の屈曲部6aの曲率を効果的に増大させて、半導体チップ6の復元力Fを効果的に増大できる。
本発明の半導体チップのピックアップ装置が備えるスライダの近傍部分を示す断面図である。 図2(a)は従来のピックアップ装置を示す斜視図であり、図2(b)は図2(a)のピックアップ装置の平面図である。 従来のピックアップ装置のスライダの近傍部分を拡大して示した断面図である。 半導体チップの縁部が負圧によって溝側に引き寄せられた様子を示す断面図である。
符号の説明
1 マウンタ
1a ウェハ支持面
2 スライダ
2a チップ支持面
2b 側縁
2c 端縁
5 ウェハ
6 半導体チップ
6a 半導体チップの屈曲部
7 回路保護用コーティング
8 ダイシングシート

Claims (9)

  1. 可撓性を有するシートに貼り付けられてダイシングされたウェハから半導体チップをピックアップする半導体装置の製造装置において、
    上記ウェハを支持するウェハ支持面を有するウェハ台と、
    上記ウェハ台に設けられ、上記半導体チップのシート側を支持するチップ支持面を有するチップ台と、
    上記チップ台のチップ支持面の周縁外側に負圧を生成する負圧生成部とを備え、
    上記チップ台のチップ支持面は、周縁の少なくとも一部が上記半導体チップの周縁よりも内側に位置しており、かつ、周縁部の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されていることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造装置において、
    上記チップ台のチップ支持面は、上記周縁部の少なくとも一部に隣接する溝を有することを特徴とする半導体装置の製造装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置の製造装置において、
    上記チップ台のチップ支持面は、上記周縁部よりも内側が低い擂鉢状に形成されていることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、
    上記チップ台のチップ支持面は、上記周縁部の少なくとも一部が、上記ウェハ台のウェハ支持面の上記チップ台の隣接部よりも高く形成されていることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、
    上記チップ台は、上記チップ支持面の周縁部が上記半導体チップの被支持面に沿ってスライド駆動されるように形成されていることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  6. 請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、
    上記チップ台に、上記チップ支持面から先端が突出して半導体チップを突き上げる突き上げ部材を備えることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、
    上記チップ台のチップ支持面に負圧を生成する支持面負圧生成部を備えることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造装置において、
    上記半導体チップの厚みが100μ以下であることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  9. 可撓性を有するシートに貼り付けられてダイシングされたウェハを準備する工程と、
    周縁部の少なくとも一部が、その直近内側の部分よりも高く形成されたチップ支持面を有するウェハ支持面上に、上記ウェハを載置する工程と、
    上記チップ支持面の周縁の少なくとも一部が、ピックアップすべき半導体チップの周縁よりも内側に位置するように位置合わせを行う工程と、
    上記チップ支持面の周縁外側に負圧を与えることにより、上記シートを半導体チップの周縁部から剥がす工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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