JP2008270038A - ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル配線時やケーブル使用時等における同軸ケーブルの断線を防止することができる複数本の同軸ケーブルが並列配置されたケーブルを提供すること。
【解決手段】並列配置された複数本の同軸ケーブル10を並列方向に所定本数の同軸ケーブル束21,22,23,24に纏めて少なくとも両端を一体化し、各同軸ケーブル束のケーブル長を並列方向に段階的に長くする。これにより、各同軸ケーブルの中間部の結束時に、各同軸ケーブル束の両端部に掛かる引張力を当該ケーブル長を変化させることで低減させることができるので、各同軸ケーブル束を構成する同軸ケーブルの断線を防止することができ、更に、ケーブル配線時やケーブル使用時等に、各同軸ケーブル束の両端部に掛かる引張力を当該同軸ケーブル束を構成する同軸ケーブルの本数で分散させることができるので、各同軸ケーブル束を構成する同軸ケーブルの断線を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数本の同軸ケーブルが並列配置されたケーブルに関する。
中心導体を誘電体により覆い、この誘電体の外周を導体から成るシールド層により覆い、更に、このシールド層の外周を外被(ジャケット)により覆って構成される同軸ケーブルは、一般的に知られ、高周波信号用の伝送線として広く使用されている。近年、該同軸ケーブルの細径化が進み、例えば中心導体の直径が0.1mm以下で、同軸ケーブルの外径が0.35mm程度の極めて細い同軸ケーブルが、携帯用電話機や小型のノート型パソコン等の電子機器に使用されるようになっている。
これらの電子機器では、複数本の同軸ケーブルを用いて例えば液晶表示部を備えた可動部と制御部を備えた本体部とを細い径を有するヒンジを介して電気的に接続する必要があるが、これらの配線・接続は手間が掛かる。そこで、複数本の同軸ケーブルを同一平面に並べ、各同軸ケーブルの両端部はコネクタに接続し、各同軸ケーブルの中間部は1つに束ねたケーブルが使用されている。このようなケーブルは、各同軸ケーブルの中間部を1つに束ねる際にコネクタ間のケーブル長が同一であると、並列両外側に位置する同軸ケーブルの両端部に引張力が掛かって当該同軸ケーブルが断線し易くなる。そこで、並列中央に位置する同軸ケーブルのケーブル長に対し、並列両外側に位置する同軸ケーブルのケーブル長を長くして、各同軸ケーブルの中間部を1つに束ねる際に並列両外側に位置する同軸ケーブルの両端部に掛かる引張力を低減させるようにしたケーブルが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−235690号公報
上述した従来のケーブルは、並列中央に位置する同軸ケーブルから並列両外側に位置する同軸ケーブルに向かって、当該ケーブル長が順次異なるように並列配置されている。即ち、従来のケーブルは、同軸ケーブルのケーブル長が直線的に増加するように、各同軸ケーブルが並列配置されている。このため、各同軸ケーブルの中間部の結束時には、並列両外側に位置する同軸ケーブルの両端部に掛かる引張力を低減させることができるが、例えばケーブルの配線時やケーブルの使用時等には、少なくとも最も外側に位置する1本の同軸ケーブルの両端部に引張力が集中するおそれがあり、当該同軸ケーブルが断線する場合がある。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、ケーブル配線時やケーブル使用時等における同軸ケーブルの断線を防止することができる複数本の同軸ケーブルが並列配置されたケーブルを提供することにある。
上記目的達成のため、本発明のケーブルは、複数本の同軸ケーブルを並列配置したケーブルであって、前記同軸ケーブルを並列方向に所定本数の同軸ケーブル束に纏めて少なくとも両端を一体化し、前記各同軸ケーブル束のケーブル長を並列方向に段階的に長くしたことを特徴としている。これにより、各同軸ケーブル束の中間部の結束時において、各同軸ケーブル束の両端部に掛かる引張力を当該ケーブル長を変化させることで低減させることができるので、各同軸ケーブル束を構成する同軸ケーブルの断線を防止することができ、更に、ケーブルの配線時やケーブルの使用時等において、各同軸ケーブル束の両端部に掛かる引張力を当該同軸ケーブル束を構成する同軸ケーブルの本数で分散させることができるので、各同軸ケーブル束を構成する同軸ケーブルの断線を防止することができる。
また、前記各同軸ケーブル束は、当該ケーブル長が並列中央から並列両外側に向かうに従って長くなるように並列配置されていることを特徴としている。これにより、各同軸ケーブル束の中間部を一方の並列外側にて結束させたケーブルとすることができる。また、前記各同軸ケーブル束は、当該ケーブル長が一方の並列外側から他方の並列外側に向かうに従って長くなるように並列配置されていることを特徴としている。これにより、各同軸ケーブル束の中間部を並列中央にて結束させたケーブルとすることができる。
また、前記各同軸ケーブル束は、少なくとも1つの任意の個所にて1つに結束されていることを特徴としている。これにより、例えば液晶表示部を備えた可動部と制御部を備えた本体部とを繋ぐ細い径のヒンジ内を容易に配線することができる。
以下、本発明に係るケーブルの実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明に係るケーブルの第1の実施形態を示す平面図、図2及び図3は、図1の同軸ケーブルの軸に直角方向及び平行方向の拡大断面図、図4は、図1のA−A線断面図である。このケーブル1は、図1に示すように、複数本の同軸ケーブル10が並列配置されているが、それらの同軸ケーブル10が並列方向に例えば5本〜10本の所定本数毎に纏められて8つの同軸ケーブル10の束(以下、同軸ケーブル束21、22、23、24という)とされ、各同軸ケーブル束21、22、23、24の両端がラミネートシート31、32、33、34により一体化されてコネクタ40に接続されている。そして、各同軸ケーブル束21、22、23、24のケーブル長は、各同軸ケーブル束21、22、23、24においては同一であるが、並列中央の同軸ケーブル束21から同軸ケーブル束22、23、24と並列両外側に向かうに従って段階的に長くなるように形成されている。
この同軸ケーブル10は、図2及び図3に示すように、複数本の導体を撚り合わせて作られた中心導体11の周囲に絶縁材料から成る誘電体層12を形成し、この誘電体層12の外周に複数本の導体を横巻きに設けてシールド層13を形成し、更にシールド層13の外周に絶縁材料から成る外被14を形成して構成されている。この同軸ケーブル10は、例えば直径が0.15mm〜0.35mm程度と極めて細い径となっている。誘電体層12及び外被14の材料としては、例えばテトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(以下、「PFA」という)が用いられる。
また、ラミネートシート31、32、33、34は、図1に示すように、同軸ケーブル10の両端部分の外被14に融着固定されている。即ち、図1のA−A線断面図である図4に示すように、ラミネートシート31、32、33、34を融着層51、52、53、54側が上を向くように配置し、その上に上述したように同軸ケーブル10を融着固定したものである。尚、図4に示した例は、片面ラミネートシート構造であるが、もう1枚別のラミネートシート31、32、33、34を用意し、図5で示す同軸ケーブル10の上下から挟んで融着固定する両面ラミネートシート構造とすることもできる。
このラミネートシート31、32、33、34は、図4に示すように、ベース層51、52、53、54と融着層55、56、57、58との二層構造となっている。ベース層51、52、53、54は、例えば多孔質ポリテトラフルオロエチレン(以下、「EPTFE」という)を厚さ30μm〜100μmの帯状に加工した極薄のシートである。EPTFEは、原材料のポリテトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」という)を延伸加工することにより得ることができ、微細な連続多孔質構造を有するフッ素樹脂である。EPTFEは、耐熱性、耐薬品性、耐候性等に優れた特性を有し、厚さ30μm〜100μmの極薄シートに加工しても耐久性に優れると共に、柔軟性に富み、可撓性が極めて良好である。
融着層55、56、57、58は、ベース層51、52、53、54の同軸ケーブル10を固定する側に形成され、例えばテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(以下、「FEP」という)から成る厚さ10μm〜50μmの融着層である。FEPから成る融着層55、56、57、58は、熱融着により、PFAから成る同軸ケーブル10の外被14と、EPTFEから成るベース層51、52、53、54とを容易に融着し固定することが可能である。また、熱融着による固定により、融着固定後にラミネートシート31、32、33、34の一部にレーザー加工を施し、その部分を剥離することができる。
このような構成のケーブル1を作成する場合、先ず、各同軸ケーブル束21、22、23、24の同軸ケーブル10は、両端部分が揃えられて、両端部分の外被14がラミネートシート31、32、33、34に融着固定される。次に、作成された同軸ケーブル束21、22、23、24は、並列中央から並列両外側に向かうに従って長くなるように配列される。即ち、2つの同軸ケーブル束21が並んで配置され、その両外側に同軸ケーブル束22がそれぞれ並んで配置され、更にその両外側に同軸ケーブル束23がそれぞれ並んで配置され、最後にその両外側に同軸ケーブル束24がそれぞれ並んで配置される。
そして、配列された同軸ケーブル束21、22、23、24の同軸ケーブル10は、ラミネートシート31、32、33、34よりも先端部分のシールド層13及び誘電体層12が除去されて中心導体11が露出され、コネクタ40へ接続される。従って、このケーブル1の形状は、従来のように矩形帯状とはならず、ラミネートシート31、32、33、34間の部分が、並列中央の同軸ケーブル束21から並列両外側の同軸ケーブル束22、23、24に向かって膨らんだ樽形状となる。
ここで、例えば携帯用電話機の液晶表示部を備えた可動部と制御部を備えた本体部との間には、内径3.0mm〜5.5mm、深さ5.0mm〜20mm程度のヒンジ孔(貫通孔)が形成されたヒンジが使用されており、更に、内径が2.0mm〜3.0mm程度に小さいヒンジが使用されてきている。そこで、このように小径のヒンジ孔内に上述した構成のケーブル1を挿入・配線化するために、例えば図6に示すように、同軸ケーブル束21、22、23、24を重ねて束ねる。このとき、同軸ケーブル束21、22、23、24のケーブル長は並列中央から並列両外側に向かうに従って段階的に長くなっているため、特に両外側の同軸ケーブル束24の両端部分にあるラミネートシート34近傍部分に掛かる同軸ケーブル束21、22、23、24の結束時の引張力を低減することができ、同軸ケーブル束24を構成する同軸ケーブル10の断線を防止することができる。
そして、図7に示すように、結束されたケーブル1をヒンジ80に形成されたヒンジ孔80a(貫通孔)内に通過させて配線する。このとき、同軸ケーブル束21、22、23、24に纏められているため、特に両外側の同軸ケーブル束24の両端部分にあるラミネートシート34近傍部分に掛かるケーブル1の配線時の引張力を、同軸ケーブル束24を構成する同軸ケーブル10の本数で分散させることができ、同軸ケーブル束24を構成する同軸ケーブル10の断線を防止することができる。更に、ユーザは、携帯用電話機を使用及び携帯するために、液晶表示部を備えた可動部と制御部を備えた本体部を頻繁に開閉もしくはスライドさせる。このときも、同軸ケーブル束21、22、23、24に纏められているため、特に両外側の同軸ケーブル束24の両端部分にあるラミネートシート34近傍部分に掛かるケーブル1の使用時の引張力を、同軸ケーブル束24を構成する同軸ケーブル10の本数で分散させることができ、同軸ケーブル束24を構成する同軸ケーブル10の断線を防止することができる。
尚、本実施形態に係るケーブル1において、同軸ケーブル束21、22、23、24の束数は8束としたが、特に制限はなく、また、ラミネートシート31、32、33、34によって一体化される同軸ケーブル10の本数も、特に制限はない。例えば、携帯用電話機では20本〜50本程度の同軸ケーブルから成るケーブルが使用されており、ノート型パソコン用ではさらに多数本の同軸ケーブルから成るケーブルが使用されており、何れにも本実施形態に係るケーブル1を適用することができる。
図9及び図10は、本発明に係るケーブルの第2の実施形態を図1及び図7に対応させて示す平面図であり、同一構成個所は同一番号を付して詳細な説明を省略する。このケーブル2は、図9に示すように、複数本の同軸ケーブル10が並列配置されているが、それらの同軸ケーブル10が並列方向に所定本数毎に纏められて同軸ケーブル束21、22、23、24とされ、各同軸ケーブル束21、22、23、24の両端がラミネートシート31、32、33、34により一体化されてコネクタ40に接続されている点は図1に示すケーブル1と同一である。そして、各同軸ケーブル束21、22、23、24のケーブル長は、各同軸ケーブル束21、22、23、24においては同一であるが、一方の並列外側の同軸ケーブル束21から他方の並列外側の同軸ケーブル束24へ向かうに従って段階的に長くなるように形成されている点で図1に示すケーブル1と相違している。従って、このケーブル2の形状は、従来のように矩形帯状とはならず、中央部が他方の並列外側(図示左側)に向かって膨らんだ形状となる。
このような構成のケーブル2は、図10に示すように、同軸ケーブル束21、22、23、24の結束時、ケーブル2の配線時及びケーブル2の使用時等においても、特に他方の並列外側の同軸ケーブル束24を構成する同軸ケーブル10の断線を防止することができる。ただし、結束部分は、図1に示すケーブル1のように並列中央には形成されず、一方の並列外側(図示右側)に形成されることになる。このため、例えば電子機器の液晶表示部を備えた可動部と制御部を備えた本体部を繋ぐヒンジが電子機器の側面側に設けられている場合に、スペースや作業性等に関して効果的に配線することができる。
尚、上述した実施形態では、ケーブル1、2の結束部分は、同軸ケーブル束21、22、23、24の中間部の中央に1個所形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、任意の部分に任意の数を形成するようにしても良い。
次に、本発明の実施例について説明する。以下に記す実施例1〜3のケーブル1を用いて、引張り試験を行った。
[実施例1]
直径25μmの銀メッキスズ入り銅合金で成る導体を7本撚った中心導体11の外周に外径が180μmとなるようにPFAから成る誘電体層12を設け、この誘電体層12の外周に直径30μmのスズメッキスズ入り銅合金で成る導体素線を20本横巻きに巻回して外部導体層13としての横巻シールド層を形成し、この外部導体層13の外周に35μm厚のPFAから成る外被14を設け、外径0.31mmとした極細同軸ケーブル10を用意した。そして、ケーブル端部間の長さを50.0mm、ケーブル端部の幅を16.0mm、ヒンジの長さを5.0mm、ヒンジの内径を4.0mm、ヒンジのオフセット量を0mmとし、40心を5心毎に纏めてそれぞれの外被14を厚さ150μmのラミネートシート31、32、33、34に融着固定して同軸ケーブル束21、22、23、24を作成した。そして、2つの同軸ケーブル束21を並べて配置し、その両外側に同軸ケーブル束22をそれぞれ並べて配置し、更にその両外側に同軸ケーブル束23をそれぞれ並べて配置し、最後にその両外側に同軸ケーブル束24をそれぞれ並べて配置して、同軸ケーブル束21、22、23、24の同軸ケーブル10の両先端部分をコネクタ40へ接続してケーブル1を作成した。
[実施例2]
上記極細同軸ケーブル10と同一のものを用意した。そして、ケーブル端部間の長さを26.0mm、ケーブル端部の幅を16.0mm、ヒンジの長さを5.0mm、ヒンジの内径を4.0mm、ヒンジのオフセット量を0mmとし、40心を上記同軸ケーブル束21、22、23、24と同一に纏めてケーブル1を作成した。
[実施例3]
上記極細同軸ケーブル10と同一のものを用意した。そして、ケーブル端部間の長さを200.0mm、ケーブル端部の幅を40.0mm、ヒンジの長さを5.0mm、ヒンジの内径を4.0mm、ヒンジのオフセット量を0mmとし、40心を上記同軸ケーブル束21、22、23、24と同一に纏めてケーブル1を作成した。
上記各ケーブル1のいずれも、内径4.0mm、深さ5.0mmの貫通孔を有するヒンジを通過させて行った引張り試験において、本発明のケーブル束を有するものは、従来の同軸ケーブルのケーブル長が直線的に増加するものよりも、液晶表示部を備えた可動部の開閉、スライドあるいは捻回時等において、一層大きな引張り力に耐えることができた。
以上のように本実施形態のケーブル1、2によれば、並列配置された複数本の同軸ケーブル10を並列方向に所定本数の同軸ケーブル束21、22、23、24に纏めて少なくとも両端をラミネートシート31、32、33、34により一体化し、各同軸ケーブル束21、22、23、24のケーブル長を並列方向に段階的に長くしたので、各同軸ケーブル束21、22、23、24の中間部の結束時において、各同軸ケーブル束21、22、23、24の両端部に掛かる引張力を当該ケーブル長を変化させることで低減させることができ、各同軸ケーブル束21、22、23、24を構成する同軸ケーブル10の断線を防止することができる。更に、ケーブル1、2の配線時やケーブル1、2の使用時等において、各同軸ケーブル束21、22、23、24の両端部に掛かる引張力を当該同軸ケーブル束21、22、23、24を構成する同軸ケーブル10の本数で分散させることができ、各同軸ケーブル束21、22、23、24を構成する同軸ケーブル10の断線を防止することができる。
なお、本発明の範囲は上述した実施形態や実施例に限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に反しない限り、他の様々な実施形態に適用可能である。また、本発明に係るケーブルに端末加工を行って、ケーブルの用途・機能を更に向上させることも可能である。
本発明に係るケーブルは、携帯電話機やパソコン等の電子機器で使用される他、自動車等の分野においても適用が可能である。
本発明に係るケーブルの第1の実施形態を示す平面図である。 図1の同軸ケーブルの軸に直角方向の拡大断面図である。 図1の同軸ケーブルの軸に平行方向の拡大断面図である。 図1のケーブルのA−A線断面図である。 図1のケーブルに使用されるラミネートシートの別例の断面図である。 図1のケーブルを結束した状態を示す断面図である。 図1のケーブルをヒンジに通した状態を示す平面図である。 本発明に係るケーブルの第2の実施形態を示す平面図である。 図8のケーブルをヒンジに通した状態を示す平面図である。
符号の説明
1、2 ケーブル、10 同軸ケーブル、11 中心導体、12 誘電体層、13 シールド層、14 外被、21、22、23、24 同軸ケーブル束、31、32、33、34 ラミネートシート、40 コネクタ、51、52、53、54 ベース層、55、56、57、58 融着層、80 ヒンジ

Claims (4)

  1. 複数本の同軸ケーブルを並列配置したケーブルであって、
    前記同軸ケーブルを並列方向に所定本数の同軸ケーブル束に纏めて少なくとも両端を一体化し、前記各同軸ケーブル束のケーブル長を並列方向に段階的に長くしたことを特徴とするケーブル。
  2. 前記各同軸ケーブル束は、当該ケーブル長が並列中央から並列両外側に向かうに従って長くなるように並列配置されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
  3. 前記各同軸ケーブル束は、当該ケーブル長が一方の並列外側から他方の並列外側に向かうに従って長くなるように並列配置されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
  4. 前記各同軸ケーブル束は、少なくとも1つの任意の個所にて1つに結束されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のケーブル。
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