JP2008268427A - 画像形成装置及び画像形成装置の排気方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置から排出される気体を排気する排気経路と、排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段と、臭気を除去する臭気除去手段と、臭気検知手段により検出された臭気の検出値に基づいて臭気除去手段の使用を制御する制御手段と、を有する画像形成装置である。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置から排出される気体を排気する排気経路と、排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段と、臭気を除去する臭気除去手段と、臭気検知手段により検出された臭気の検出値に基づいて臭気除去手段の使用を制御する制御手段と、を有する画像形成装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置及び画像形成装置の排気方法に関する。
例えば電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置では、ドラム状に形成された像保持体の表面を一様に帯電し、この像保持体の表面を画像情報に基づいて制御された光で露光して像保持体の表面上に静電荷像(静電潜像)を形成し、この静電荷像を静電荷像現像用トナー(以下、単に「トナー」と呼ぶ場合がある)を含む静電荷像現像用現像剤(以下、単に「現像剤」と呼ぶ場合がある)により現像してトナー画像とし、さらにこのトナー画像を記録紙等の被転写材に転写し、これを定着装置によって定着して画像形成している。
画像定着装置には種々の動作原理のものが提案されているが、最も多く採用されているものは、所定の温度に維持された定着ローラと、弾性層が表面に設けられている加圧ローラとの間で被転写材を送りつつ加熱してトナー画像を定着する加熱圧着方式である。この加熱圧着方式の場合、定着ローラ等の定着部材の表面と被転写材上のトナー画像とが加圧下で接触するため、熱効率が極めて良好であり迅速に定着を行うことができる。
このようなトナーの熱定着時に、定着画像を構成する組成物からの揮発成分が極微量発生することによりわずかながら臭いが発生することがある。この熱定着時の臭い成分の発生を低減するためにこれまで様々な検討がなされてきた。
例えば、特許文献1には、エアーフィルタの入口側に第一のフィルタユニットを、出口側に第二のフィルタユニットを配置した電子写真記録装置用のエアーフィルタが記載されている。また、特許文献2には、複写装置の吸排気ファンの吸気、排気を周期的に切り替え、この周期を複写装置本体内の雰囲気の温度またはオゾン濃度によって制御することが記載されている。また、特許文献3には、画像形成装置の空気経路部の上流側に揮発性有機物を分解して除去する第一除去部材を、下流側にオゾンを除去する第二除去部材を配置することが記載されている。
また、画像形成装置の方式に関わらず、臭い成分の発生を低減するためにこれまで様々な検討がなされてきている。
本発明は、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる画像形成装置及び画像形成装置の排気方法である。
本発明は、画像形成装置から排出される気体を排気する排気経路と、前記排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段と、前記臭気を除去する臭気除去手段と、前記臭気検知手段により検出された臭気の検出値に基づいて前記臭気除去手段の使用を制御する制御手段と、を有する画像形成装置である。
また、前記画像形成装置において、前記排気経路が複数の排気経路に分岐され、前記複数の排気経路の少なくとも1つに前記臭気除去手段が備えられ、前記複数の排気経路を切り替える排気経路切替手段を有することが好ましい。
また、前記画像形成装置において、前記臭気除去手段を前記排気経路内と前記排気経路外とに移動させる移動手段を有することが好ましい。
また、本発明は、画像形成装置から排出される気体の臭気を検出し、前記検出した臭気の検出値に基づいて臭気除去手段の使用を制御する画像形成装置の排気方法である。
本発明の請求項1によると、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の請求項2によると、簡易な構成で、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の請求項3によると、小型化が可能で、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の請求項4によると、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することが可能な画像形成装置の排気方法を提供することができる。
本発明の実施の形態について以下説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
画像形成装置に脱臭フィルタを装着して臭気を低減させることが従来行われているが、脱臭フィルタの臭気除去効果には寿命があり、そのため頻繁に脱臭フィルタを交換しなければならない。そこで、臭気検知手段により検出した臭気の検出値に基づいて脱臭フィルタ等の臭気除去手段の使用を制御することにより、臭気除去手段の寿命を長くすることができ、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる。
すなわち、本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成装置から排出される気体を排気する排気経路と、排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段と、臭気を除去する臭気除去手段と、臭気検知手段により検出された臭気の検出値に基づいて臭気除去手段の使用を制御する制御手段と、を有する。
このように、臭気検知手段により検出された臭気の検出値に基づいて臭気除去手段の使用を制御する方法としては、例えば、排気経路が複数の排気経路に分岐され、その複数の排気経路の少なくとも1つに臭気除去手段を備える画像形成装置において、臭気の検出値に基づいて複数の排気経路を切り替える方法、排気経路を備える画像形成装置において、臭気の検出値に基づいて臭気除去手段を排気経路内と排気経路外とに移動させる方法等が挙げられるが、これらに限られない。
まず、前者の方法による画像形成装置の一例の概略を図1に示し、その構成について説明する。画像形成装置1は、画像形成装置本体10と、画像形成装置本体10から排出される気体を排気する排気経路12と、排気経路12が分岐した複数の排気経路12a,12bと、排気経路12に設置された排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段14と、複数の排気経路12a,12bのうち少なくとも一方の排気経路12aに備えられた臭気を除去する臭気除去手段であるフィルタ16と、臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいてフィルタ16の使用を制御する制御手段である制御部18と、複数の排気経路12a及び12bの排気経路を切り替える排気経路切替手段であるバルブ20とを備える。制御部18は臭気検知手段14及びバルブ20に電気的に接続されている。
図1の画像形成装置1において、画像形成装置本体10から排出される気体は排気経路12を通り、排気経路12において臭気検知手段14により排出される気体の臭気が検出される。臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいて制御部18はバルブ20を制御する。例えば、臭気が予め設定した閾値以上であれば制御部18は、図1(a)のようにバルブ20をフィルタ16を備える排気経路12a側に切り替え、気体に含まれる臭気がフィルタ16により除去された後、気体は系外に排出される。一方、臭気が予め設定した閾値未満であれば制御部18は、図1(b)のようにバルブ20をフィルタ16を備えない排気経路12b側に切り替え、気体はそのまま系外に排出される。図1のように排気経路12aと12bとを統合して気体をまとめて排気してもよいし、排気経路12a及び12bからそれぞれ別々に排気してもよい。
このように、臭気検知手段14により気体中の臭気成分が検出されたときにフィルタ16を使用することによって、フィルタ16等の臭気除去手段の寿命を長くすることができ、簡易な構成で、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる。
次に、後者の方法による画像形成装置の一例の概略を図2に示し、その構成について説明する。画像形成装置2は、画像形成装置本体10と、画像形成装置本体10から排出される気体を排気する排気経路12と、排気経路12に設置された排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段14と、臭気を除去する臭気除去手段であるフィルタ16と、臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいてフィルタ16の使用を制御する制御手段である制御部18と、フィルタ16を排気経路12内と排気経路12外とに移動させる移動手段22とを備える。制御部18は臭気検知手段14及び移動手段22に電気的に接続されている。
図2の画像形成装置2において、画像形成装置本体10から排出される気体は排気経路12を通り、排気経路12において臭気検知手段14により排出される気体の臭気が検出される。臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいて制御部18は移動手段22を制御する。例えば、臭気が予め設定した閾値以上であれば制御部18は、図2(a)のように移動手段22を制御し、フィルタ16を排気経路12内に移動させ、気体に含まれる臭気がフィルタ16により除去された後、気体は系外に排出される。一方、臭気が予め設定した閾値未満であれば制御部18は、図2(b)のように移動手段22を制御し、フィルタ16を排気経路12外に移動させ、気体はそのまま系外に排出される。
このように、臭気検知手段14により気体中の臭気成分が検出されたときにフィルタ16を使用し、検出されないときにはフィルタ16を退避することによって、フィルタ16等の臭気除去手段の寿命を長くすることができ、排気経路が1経路であるため装置の小型化が可能で、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる。
臭気検知手段14としては、公知の臭気検知センサ等を用いることができる。また、臭気検知センサは、画像形成装置から発生する臭気成分の種類に応じて選択すれば良く特に制限されない。画像形成装置から発生する臭気成分が複数であればそれに応じて1つ又は複数の臭気検知センサを使用してもよい。
臭気除去手段としては、臭気成分を除去することができるものであれば良く特に制限はないが、臭気成分の吸着、分解、あるいは吸着及び分解等を行うことができる白金、パラジウム等の金属酸化触媒含有脱臭フィルタ等を用いることができる。また、脱臭フィルタは、画像形成装置から発生する臭気成分の種類に応じて選択すれば良く特に制限されない。画像形成装置から発生する臭気成分が複数であればそれに応じて1つ又は複数の脱臭フィルタを使用してもよい。また、画像形成装置から発生する臭気成分が複数であれば、それに応じて排気経路に複数の臭気除去手段を設置してもよい。また、臭気成分に応じた臭気除去手段を設置する排気経路を複数設けてもよい。すなわち、複数種類の脱臭フィルタを設け、特定種類の臭気を検知したときに特定の脱臭フィルタに排出気体を通過させてもよい。このように、臭気検知手段14により特定の臭気を検知したときに特定の脱臭フィルタに排出気体を導くことにより、脱臭フィルタの寿命を長くすることができる。
予め設定する閾値としては、適宜設定すればよく特に制限はないが、例えば、臭気検知手段14である臭気検知センサの検出限界とすることができる。また、発生する臭気成分の種類により人間が感知する閾値が異なるため、発生する臭気成分の種類に応じて閾値を設定してもよい。
本実施形態において、画像形成装置としては、電子写真方式の画像形成装置、インクジェット方式の画像形成装置、熱転写ドナーフィルム方式の画像形成装置等が挙げられ、画像形成の方式に依らないが、画質、生産性、枚当たり単価等の点から電子写真方式の画像形成装置であることが好ましい。
次に、画像形成装置が電子写真方式の画像形成装置である場合の例を説明する。
電子写真方式の画像形成装置本体50は、像保持体と、像保持体を帯電する帯電手段と、像保持体の表面に静電潜像を形成する潜像形成手段と、静電潜像を現像剤を用いて現像してトナー画像を形成する現像手段と、現像されたトナー画像を被転写体に転写する転写手段と、被転写体表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段とを備える。
本実施形態に係る画像形成装置本体の一例の概略を図3に示す。画像形成装置本体50は、帯電部52と、露光部54と、像保持体である電子写真感光体56と、現像部58と、転写部60と、クリーニング部62と、定着部64とを備える。
画像形成装置本体50において、電子写真感光体56の周囲には、電子写真感光体56の表面を帯電する帯電手段である帯電部52と、帯電された電子写真感光体56を露光し画像情報に応じて静電潜像を形成する潜像形成手段である露光部54と、静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する現像手段である現像部58と、電子写真感光体56の表面に形成されたトナー画像を被転写体66の表面に転写する転写手段である転写部60と、転写後の電子写真感光体56表面上に残存したトナーを除去するクリーニング手段であるクリーニング部62とがこの順で配置されている。また、被転写体66に転写されたトナー画像を定着する定着手段である定着部64が転写部60の左側(被転写体66の送付方向側)に配置されている。
本実施形態に係る画像形成装置本体50の動作について説明する。まず、帯電部52により電子写真感光体56の表面が均一に帯電される(帯電工程)。次に、露光部54により電子写真感光体56の表面に光が当てられ、光の当てられた部分の帯電電荷が除去され、画像情報に応じて静電荷像(静電潜像)が形成される(潜像形成工程)。その後、静電荷像が現像部58により現像され、電子写真感光体56の表面にトナー画像が形成される(現像工程)。例えば、電子写真感光体56として有機感光体を用い、露光部54としてレーザビーム光を用いたデジタル式電子写真複写機の場合、電子写真感光体56の表面は、帯電部52により負電荷を付与され、レーザビーム光によりドット状にデジタル潜像が形成され、レーザビーム光の当たった部分に現像部58でトナーを付与され可視像化される。この場合、現像部58にはマイナスのバイアスが印加されている。次に転写部60で、用紙等の被転写体66がこのトナー画像に重ねられ、被転写体66の裏側からトナーとは逆極性の電荷が被転写体66に与えられ、静電気力によりトナー画像が被転写体66に転写される(転写工程)。転写されたトナー画像は、定着部64において定着部材により熱及び圧力が加えられ、被転写体66に融着されて定着される(定着工程)。一方、転写されずに電子写真感光体56の表面に残存したトナーはクリーニング部62で除去される(クリーニング工程)。この帯電からクリーニングに至る一連のプロセスで一回のサイクルが終了する。なお、図3において、転写部60で用紙等の被転写体66に直接トナー画像が転写されているが、中間転写体等の転写体を介して転写されても良い。
以下、図3の画像形成装置本体50における帯電手段、像保持体、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、定着手段について説明する。
(帯電手段)
帯電手段である帯電部52としては、例えば、図3に示すようなコロトロンなどの帯電器が用いられるが、導電性又は半導電性の帯電ロールを用いても良い。導電性又は半導電性の帯電ロールを用いた接触型帯電器は、電子写真感光体56に対し、直流電流を印加するか、交流電流を重畳させて印加してもよい。例えばこのような帯電部52により、電子写真感光体56との接触部近傍の微小空間で放電を発生させることにより電子写真感光体56表面を帯電させる。なお、通常は、−300V以上−1000V以下に帯電される。また前記の導電性又は半導電性の帯電ロールは単層構造あるいは多重構造でも良い。また、帯電ロールの表面をクリーニングする機構を設けてもよい。
帯電手段である帯電部52としては、例えば、図3に示すようなコロトロンなどの帯電器が用いられるが、導電性又は半導電性の帯電ロールを用いても良い。導電性又は半導電性の帯電ロールを用いた接触型帯電器は、電子写真感光体56に対し、直流電流を印加するか、交流電流を重畳させて印加してもよい。例えばこのような帯電部52により、電子写真感光体56との接触部近傍の微小空間で放電を発生させることにより電子写真感光体56表面を帯電させる。なお、通常は、−300V以上−1000V以下に帯電される。また前記の導電性又は半導電性の帯電ロールは単層構造あるいは多重構造でも良い。また、帯電ロールの表面をクリーニングする機構を設けてもよい。
(像保持体)
像保持体は、少なくとも静電潜像(静電荷像)が形成される機能を有する。像保持体としては、電子写真感光体が好適に挙げられる。電子写真感光体56は、円筒状の導電性の基体外周面に有機感光体等を含む塗膜を有する。塗膜は、基体上に、必要に応じて下引き層、及び、電荷発生物質を含む電荷発生層と、電荷輸送物質を含む電荷輸送層とを含む感光層がこの順序で形成されたものである。電荷発生層と電荷輸送層の積層順序は逆であってもよい。これらは、電荷発生物質と電荷輸送物質とを別個の層(電荷発生層、電荷輸送層)に含有させて積層した積層型感光体であるが、電荷発生物質と電荷輸送物質との双方を同一の層に含む単層型感光体であってもよく、好ましくは積層型感光体である。また、下引き層と感光層との間に中間層を有していてもよい。また、有機感光体に限らずアモルファスシリコン感光膜等他の種類の感光層を使用してもよい。
像保持体は、少なくとも静電潜像(静電荷像)が形成される機能を有する。像保持体としては、電子写真感光体が好適に挙げられる。電子写真感光体56は、円筒状の導電性の基体外周面に有機感光体等を含む塗膜を有する。塗膜は、基体上に、必要に応じて下引き層、及び、電荷発生物質を含む電荷発生層と、電荷輸送物質を含む電荷輸送層とを含む感光層がこの順序で形成されたものである。電荷発生層と電荷輸送層の積層順序は逆であってもよい。これらは、電荷発生物質と電荷輸送物質とを別個の層(電荷発生層、電荷輸送層)に含有させて積層した積層型感光体であるが、電荷発生物質と電荷輸送物質との双方を同一の層に含む単層型感光体であってもよく、好ましくは積層型感光体である。また、下引き層と感光層との間に中間層を有していてもよい。また、有機感光体に限らずアモルファスシリコン感光膜等他の種類の感光層を使用してもよい。
(露光手段)
露光手段である露光部54としては、特に制限はなく、例えば、像保持体表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光源を、所望の像様に露光できる光学系機器等が挙げられる。
露光手段である露光部54としては、特に制限はなく、例えば、像保持体表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光源を、所望の像様に露光できる光学系機器等が挙げられる。
(現像手段)
現像手段である現像部58は、像保持体上に形成された潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー画像を形成する機能を有する。そのような現像装置としては、上述の機能を有している限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、静電荷像現像用トナーをブラシ、ローラ等を用いて電子写真感光体56に付着させる機能を有する公知の現像器等が挙げられる。電子写真感光体56には、通常直流電圧が使用されるが、更に交流電圧を重畳させて使用してもよい。
現像手段である現像部58は、像保持体上に形成された潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー画像を形成する機能を有する。そのような現像装置としては、上述の機能を有している限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、静電荷像現像用トナーをブラシ、ローラ等を用いて電子写真感光体56に付着させる機能を有する公知の現像器等が挙げられる。電子写真感光体56には、通常直流電圧が使用されるが、更に交流電圧を重畳させて使用してもよい。
(転写手段)
転写手段である転写部60としては、例えば、図3に示すような被転写体66の裏側からトナーとは逆極性の電荷を被転写体66に与え、静電気力によりトナー画像を被転写体66に転写するもの、あるいは被転写体66の表面に被転写体66を介して直接接触して転写する導電性又は半導電性のロール等を用いた転写ロール及び転写ロール押圧装置を用いることができる。転写ロールには、像保持体に付与する転写電流として、直流電流を印加してもよいし、交流電流を重畳させて印加してもよい。転写ロールは、帯電すべき画像領域幅、転写帯電器の形状、開口幅、プロセススピード(周速)等により、任意に設定することができる。また、低コスト化のため、転写ロールとして単層の発泡ロール等が好適に用いられる。転写方式としては、紙等の被転写体66に直接転写する方式でも、中間転写体を介して被転写体66に転写する方式でもよい。
転写手段である転写部60としては、例えば、図3に示すような被転写体66の裏側からトナーとは逆極性の電荷を被転写体66に与え、静電気力によりトナー画像を被転写体66に転写するもの、あるいは被転写体66の表面に被転写体66を介して直接接触して転写する導電性又は半導電性のロール等を用いた転写ロール及び転写ロール押圧装置を用いることができる。転写ロールには、像保持体に付与する転写電流として、直流電流を印加してもよいし、交流電流を重畳させて印加してもよい。転写ロールは、帯電すべき画像領域幅、転写帯電器の形状、開口幅、プロセススピード(周速)等により、任意に設定することができる。また、低コスト化のため、転写ロールとして単層の発泡ロール等が好適に用いられる。転写方式としては、紙等の被転写体66に直接転写する方式でも、中間転写体を介して被転写体66に転写する方式でもよい。
中間転写体としては、公知の中間転写体を用いることができる。中間転写体に用いられる材料としては、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリアルキレンフタレート、PC/ポリアルキレンテレフタレート(PAT)のブレンド材料、エチレンテトラフロロエチレン共重合体(ETFE)/PC、ETFE/PAT、PC/PATのブレンド材料等が挙げられるが、機械的強度の観点から熱硬化ポリイミド樹脂を用いた中間転写ベルトが好ましい。
(クリーニング手段)
クリーニング手段であるクリーニング部62については、像保持体上の残留トナーを清掃するものであれば、ブレードクリーニング方式、ブラシクリーニング方式、ロールクリーニング方式を採用したもの等、適宜選定して差し支えない。これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、シリコーンゴム等が挙げられる。中でも、耐摩耗性に優れていることから、特にポリウレタン弾性体を用いることが好ましい。但し、転写効率の高いトナーを使用する場合にはクリーニング部62を使用しない態様もありえる。
クリーニング手段であるクリーニング部62については、像保持体上の残留トナーを清掃するものであれば、ブレードクリーニング方式、ブラシクリーニング方式、ロールクリーニング方式を採用したもの等、適宜選定して差し支えない。これらの中でもクリーニングブレードを用いることが好ましい。また、クリーニングブレードの材質としてはウレタンゴム、ネオプレンゴム、シリコーンゴム等が挙げられる。中でも、耐摩耗性に優れていることから、特にポリウレタン弾性体を用いることが好ましい。但し、転写効率の高いトナーを使用する場合にはクリーニング部62を使用しない態様もありえる。
(定着手段)
定着手段(画像定着装置)である定着部64としては、被転写体66に転写されたトナー像を加熱、加圧あるいは加熱加圧により定着するものであり、定着部材を具備する。
定着手段(画像定着装置)である定着部64としては、被転写体66に転写されたトナー像を加熱、加圧あるいは加熱加圧により定着するものであり、定着部材を具備する。
(被転写体)
トナー画像を転写する被転写体(用紙)66としては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンタ等に使用される普通紙、OHPシート等が挙げられる。定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、被転写体の表面もできるだけ平滑であることが好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等を好適に使用することができる。
トナー画像を転写する被転写体(用紙)66としては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンタ等に使用される普通紙、OHPシート等が挙げられる。定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、被転写体の表面もできるだけ平滑であることが好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等を好適に使用することができる。
ここで、このような電子写真方式の画像形成装置である場合の排気方法の例を説明する。
図4に示す画像形成装置3は、画像形成装置本体の帯電部52から排出される気体を排気する排気経路24aと、現像部58から排出される気体を排気する排気経路24bと、定着部64から排出される気体を排気する排気経路24cと、それら排気経路24a,24b,24cが統合され1つになった排気経路12と、排気経路12が分岐した複数の排気経路12a,12bと、排気経路12に設置された排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段14と、複数の排気経路12a,12bのうち少なくとも一方の排気経路12aに備えられた臭気を除去する臭気除去手段であるフィルタ16と、臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいてフィルタ16の使用を制御する制御手段である制御部18と、複数の排気経路12a及び12bの排気経路を切り替える排気経路切替手段であるバルブ20とを備える。制御部18は臭気検知手段14及びバルブ20に電気的に接続されている。また、排気経路12には、フィルタ16の上流側にオゾン除去手段であるオゾン除去フィルタ26と、排気ファン28とが設けられてもよい。
図4の画像形成装置3において、画像形成装置本体の帯電部52から排出される気体は排気経路24aを、現像部58から排出される気体は排気経路24bを、定着部64から排出される気体は排気経路24cをそれぞれ通り、排気経路12において一緒になった後、オゾン除去フィルタ26によりオゾンが除去され、臭気検知手段14により気体の臭気が検出される。臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいて制御部18はバルブ20を制御する。例えば、臭気が予め設定した閾値以上であれば制御部18は、図4(a)のようにバルブ20をフィルタ16を備える排気経路12a側に切り替え、気体に含まれる臭気がフィルタ16により除去された後、気体は系外に排出される。一方、臭気が予め設定した閾値未満であれば制御部18は、図4(b)のようにバルブ20をフィルタ16を備えない排気経路12b側に切り替え、気体はそのまま系外に排出される。図4のように排気経路12aと12bとを統合して気体をまとめて排気してもよいし、排気経路12a及び12bからそれぞれ別々に排気してもよい。
このように、臭気検知手段14により気体中の臭気成分が検出されたときにフィルタ16を使用することによって、フィルタ16等の臭気除去手段の寿命を長くすることができ、長期間にわたって電子写真方式の画像形成時に発生する臭気を低減することができる。
通常、定着部64からはトナーに起因する揮発性有機物質等を含有する臭気成分の他に温風が排出されるため、温風と共に臭気成分を含む気体を処理すればよい。また、トナーに起因する揮発性有機物質の種類に基づいて、フィルタ16の種類を選択してもよい。また、帯電部52からはオゾン等が排出されるが、このオゾンはオゾン除去フィルタ26によって除去することができる。このように画像形成装置本体50の帯電部52、現像部58、定着部64からの排出気体を一経路で排気することができる。
次に、後者の方法による画像形成装置の一例の概略を図5に示す。画像形成装置4は、画像形成装置本体の帯電部52から排出される気体を排気する排気経路24aと、現像部58から排出される気体を排気する排気経路24bと、定着部64から排出される気体を排気する排気経路24cと、それら排気経路24a,24b,24cが統合され1つになった排気経路12と、排気経路12に設置された排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段14と、臭気を除去する臭気除去手段であるフィルタ16と、臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいてフィルタ16の使用を制御する制御手段である制御部18と、フィルタ16を排気経路12内と排気経路12外とに移動させる移動手段22とを備える。制御部18は臭気検知手段14及び移動手段22に電気的に接続されている。また、排気経路12には、フィルタ16の上流側にオゾン除去手段であるオゾン除去フィルタ26と、排気ファン28とが設けられてもよい。
図5の画像形成装置4において、画像形成装置本体の帯電部52から排出される気体は排気経路24aを、現像部58から排出される気体は排気経路24bを、定着部64から排出される気体は排気経路24cをそれぞれ通り、排気経路12において一緒になった後、オゾン除去フィルタ26によりオゾンが除去され、臭気検知手段14により気体の臭気が検出される。臭気検知手段14により検出された臭気の検出値に基づいて制御部18は移動手段22を制御する。例えば、臭気が予め設定した閾値以上であれば制御部18は、移動手段22を制御し、フィルタ16を排気経路12内に移動させ、気体に含まれる臭気がフィルタ16により除去された後、気体は系外に排出される。一方、臭気が予め設定した閾値未満であれば制御部18は、移動手段22を制御し、フィルタ16を排気経路12外に移動させ、気体はそのまま系外に排出される。
このように、臭気検知手段14により気体中の臭気成分が検出されたときにフィルタ16を使用し、検出されないときにはフィルタ16を退避することによって、フィルタ16等の臭気除去手段の寿命を長くすることができ、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる。
トナーは特に限定しないが、結着樹脂と着色剤を主成分とし、必要に応じて離型剤等を含有する公知のものである。トナーは混練粉砕法のような乾式製法で製造されたものであってもよいし、乳化重合凝集法、溶解懸濁法、懸濁重合法等の湿式製法により製造されたものであってもよい。特に、乳化重合凝集法等の湿式製法により製造されたトナーの場合、揮発性有機物質を含有する場合があり、臭気成分の原因となることがある。
このようなトナーに起因する揮発性有機物質としては、例えば、バレロアルデヒド等が知られている。本実施形態では、臭気検知手段により気体中のバレロアルデヒドが検出されたときにバレロアルデヒドを吸着、分解する白金触媒フィルタ等のフィルタを使用することによって、フィルタの臭気除去手段の寿命を長くすることができ、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができる。また、用いるトナーにより発生する臭気成分の量に違いがある場合でも、臭気検知手段により気体中の臭気成分の量を検出することによって、フィルタ等の臭気除去手段の寿命を長くすることができる。したがって、トナーの消費量に応じて臭気除去手段を制御する場合に比べて、臭気除去手段の寿命を長くすることができる。
以下、実施例および比較例を挙げ、本発明をより具体的に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図4に示すように、富士ゼロックス株式会社製モノクロ複合機DocuCentre a1100の活性炭含有オゾンフィルタの下流側に、臭気検知手段(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SR)と、排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えた排気経路と、排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えない排気経路と、排気経路切替手段とを設けた。臭気検知手段が臭気を検出したときはオゾンフィルタからの排出空気を、排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えた排気経路を通して排出させ、臭気検知手段が臭気を検出しないとき(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SRの相対的臭い強度0.5以下)は排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えない排気経路を通して排気されるようにした。臭気除去手段である揮発性有機物質除去フィルタには三菱製紙株式会社製白金触媒フィルタUF−P35を用いた。トナーとしては乳化重合凝集法により製造したものを用いた。
図4に示すように、富士ゼロックス株式会社製モノクロ複合機DocuCentre a1100の活性炭含有オゾンフィルタの下流側に、臭気検知手段(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SR)と、排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えた排気経路と、排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えない排気経路と、排気経路切替手段とを設けた。臭気検知手段が臭気を検出したときはオゾンフィルタからの排出空気を、排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えた排気経路を通して排出させ、臭気検知手段が臭気を検出しないとき(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SRの相対的臭い強度0.5以下)は排気経路中に揮発性有機物質除去フィルタを備えない排気経路を通して排気されるようにした。臭気除去手段である揮発性有機物質除去フィルタには三菱製紙株式会社製白金触媒フィルタUF−P35を用いた。トナーとしては乳化重合凝集法により製造したものを用いた。
画像密度1%と50%の原稿を10,000枚毎に交換しながら画像形成を行い、500,000枚画像形成直後と1,000,000枚画像形成直後に成人男女の試験者、各10人、合計20人に排気口の臭いを嗅がせて、「好ましくない臭気を感じる」、「好ましくない臭気を感じない」の二者択一で回答を求めた。500,000枚画像形成直後、1,000,000枚画像形成直後とも20人全員が「好ましくない臭気を感じない」と回答した。
また、1,000,000枚画像形成直後に画像形成装置の排気口からの排気を捕集して、ガスクロマトグラフィ装置(ジーエルサイエンス株式会社製、高速・小型ガス分析計Micro GC CP4900型)によりヘッドスペース法で分析を行ったところ、バレロアルデヒドは検出されなかった(検出限界1ppm以下)。
(実施例2)
図5に示すように、富士ゼロックス株式会社製モノクロ複合機DocuCentre a1100の活性炭含有オゾンフィルタの下流側に、臭気検知手段(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SR)と、排気経路内から排気経路外に移動可能な揮発性有機物質除去フィルタと、揮発性有機物質除去フィルタの移動手段とを設けた。臭気検知手段が臭気を検出したときは揮発性有機物質除去フィルタを排気経路内に移動させ、臭気検知手段が臭気を検出しないとき(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SRの相対的臭い強度0.5以下)は揮発性有機物質除去フィルタを排気経路外に移動させるよう制御した。臭気検知手段と揮発性有機物質除去フィルタには実施例1と同じものを用いた。
図5に示すように、富士ゼロックス株式会社製モノクロ複合機DocuCentre a1100の活性炭含有オゾンフィルタの下流側に、臭気検知手段(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SR)と、排気経路内から排気経路外に移動可能な揮発性有機物質除去フィルタと、揮発性有機物質除去フィルタの移動手段とを設けた。臭気検知手段が臭気を検出したときは揮発性有機物質除去フィルタを排気経路内に移動させ、臭気検知手段が臭気を検出しないとき(神栄株式会社製ハンディーにおいモニタOMX−SRの相対的臭い強度0.5以下)は揮発性有機物質除去フィルタを排気経路外に移動させるよう制御した。臭気検知手段と揮発性有機物質除去フィルタには実施例1と同じものを用いた。
画像密度1%と50%の原稿を10,000枚毎に交換しながら画像形成を行い、500,000枚画像形成直後と1,000,000枚画像形成直後に成人男女の試験者、各10人、合計20人に排気口の臭いを嗅がせて、「好ましくない臭気を感じる」、「好ましくない臭気を感じない」の二者択一で回答を求めた。500,000枚画像形成直後、1,000,000枚画像形成直後とも20人全員が「好ましくない臭気を感じない」と回答した。
また、1,000,000枚画像形成直後に画像形成装置の排気口からの排気を捕集して、ガスクロマトグラフィ装置により分析を行ったところ、バレロアルデヒドは検出されなかった(検出限界1ppm以下)。
(比較例1)
実施例2の画像形成装置から臭気検知手段と移動手段とを除外し、常に排出空気が揮発性有機物質除去フィルタに導かれるようにした以外は、実施例2と同様とした。
実施例2の画像形成装置から臭気検知手段と移動手段とを除外し、常に排出空気が揮発性有機物質除去フィルタに導かれるようにした以外は、実施例2と同様とした。
実施例と同様に画像密度1%と50%の原稿を10,000枚毎に交換しながら画像形成を行い、500,000枚画像形成直後と1,000,000枚画像形成直後に成人男女の試験者、各10人、合計20人に排気口の臭いを嗅がせて、「好ましくない臭気を感じる」、「好ましくない臭気を感じない」の二者択一で回答を求めた。500,000枚画像形成直後は20人全員が「好ましくない臭気を感じない」と返答した。しかし、1,000,000枚画像形成直後は20人全員が「好ましくない臭気を感じる」と回答した。
また、1,000,000枚画像形成直後に画像形成装置の排気口からの排気を捕集して、ガスクロマトグラフィ装置により分析を行ったところ、バレロアルデヒドが検出された。
このように、実施例1,2の画像形成装置を用いることにより、長期間にわたって画像形成時に発生する臭気を低減することができた。
1,2,3,4 画像形成装置、10,50 画像形成装置本体、12,12a,12b,24a,24b,24c 排気経路、14 臭気検知手段、16 フィルタ、18 制御部、20 バルブ、22 移動手段、26 オゾン除去フィルタ、28 排気ファン、52 帯電部、54 露光部、56 電子写真感光体、58 現像部、60 転写部、62 クリーニング部、64 定着部、66 被転写体。
Claims (4)
- 画像形成装置から排出される気体を排気する排気経路と、
前記排出される気体の臭気を検出する臭気検知手段と、
前記臭気を除去する臭気除去手段と、
前記臭気検知手段により検出された臭気の検出値に基づいて前記臭気除去手段の使用を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記排気経路が複数の排気経路に分岐され、前記複数の排気経路の少なくとも1つに前記臭気除去手段が備えられ、
前記複数の排気経路を切り替える排気経路切替手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記臭気除去手段を前記排気経路内と前記排気経路外とに移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置から排出される気体の臭気を検出し、前記検出した臭気の検出値に基づいて臭気除去手段の使用を制御することを特徴とする画像形成装置の排気方法。
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