JP2008267219A - 車両用エンジンの吸気音増幅装置 - Google Patents

車両用エンジンの吸気音増幅装置 Download PDF

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Abstract

【課題】吸気音導入通路内に配置された膜振動手段が破損した場合であっても、車室側に吸気通路内の燃料気化成分が導入されてしまうことを防止することができる車両用エンジンの吸気音増幅装置を提供する。
【解決手段】車両1のエンジンルーム3内に配設されたエンジン20の吸気音を車室2側に導入するための車両用エンジンの吸気音増幅装置30であって、エンジン20の吸気管23内に一端が連通され、カウルボックス10内又はダッシュパネル4を介して車室2内に他端が連通された吸気音導入通路(振動生成管部31,膜振動部33,振動伝達管部35)と、この吸気音導入通路内に配置され、エンジンの吸気通路内の吸気脈動により膜振動する膜振動部33と、を備え、吸気音導入通路内には、膜振動部33よりも車室2側に通気性部材40が配置され、この通気性部材40には、燃料気化成分吸着用の吸着剤41が混入されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用エンジンの吸気音増幅装置に係り、特にエンジンルーム内に配設されたエンジンの吸気通路に連通させた吸気音導入通路によって、車室側にエンジンの吸気音を伝達する車両用エンジンの吸気音増幅装置に関する。
従来、車両のエンジンの吸気音を増幅させて車室内に導入する吸気音増幅装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の吸気音増幅装置は、吸気音導入通路を備えており、この吸気音導入通路の一端はエンジンルーム内に配置されたエンジンの吸気通路に連通され、他端はエンジンルーム後部に形成された区画空間内に連通されている。
上記吸気音増幅装置の吸気音導入通路内には、エンジンの吸気通路側と区画空間側とを仕切るように膜振動手段が配設されており、上記吸気音増幅装置では、吸気音導入通路内で膜振動手段が吸気脈動による吸気音を増幅して区画空間内に伝達し、区画空間を介して車室内に増幅された吸気音を導入することができる。
特開2006−348915号公報
しかしながら、特許文献1に記載の吸気音増幅装置は、吸気音導入通路が区画空間(例えば、カウルボックス)に連通されているため、膜振動手段が破損した場合に、エンジンの吸気通路内の燃料気化成分が、吸気音導入通路及び区画空間を介して車室内に導入されてしまうおそれがあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、吸気音導入通路内に配置された膜振動手段が破損した場合であっても、車室側に吸気通路内の燃料気化成分が導入されてしまうことを防止することができる車両用エンジンの吸気音増幅装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両のエンジンルーム内に配設されたエンジンの吸気音を車室側に導入するための車両用エンジンの吸気音増幅装置であって、エンジンの吸気通路内に一端が連通され、カウルボックス内又はダッシュパネルを介して車室内に他端が連通された吸気音導入通路と、この吸気音導入通路内に配置され、エンジンの吸気通路内の吸気脈動により膜振動する膜振動手段と、を備え、吸気音導入通路内には、膜振動手段よりも車室側に通気性部材が配置され、この通気性部材には、燃料気化成分吸着用の吸着剤が混入されていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、吸気圧振動を音源とする吸気音を、エンジンの吸気管に連通された吸気音導入通路を介して膜振動手段に導いて増幅し、増幅した吸気音をさらに吸気音導入通路を介してカウルボックス又はダッシュパネルを介して車室内に伝達することができる。このとき、吸気音導入通路内に配置された通気性部材は、膜振動手段側とカウルボックス側又は車室側とを連通し通気可能としているので、吸気音を遮断若しくは減衰させることなく吸気音を通過させることができる。
そして、本発明によれば、吸気音導入通路内に通気性部材が配置されており、この通気性部材には、燃料気化成分吸着用の吸着剤が混入されている。これにより、膜振動手段が破損して、エンジンの吸気通路とカウルボックス側又は車室側とが連通された場合であっても、エンジンの吸気通路から流入してくる燃料気化成分を吸着剤によって吸着することができるので、車室側に燃料気化成分を流入させることを防止することが可能となる。
また、本発明において好ましくは、通気性部材は、連続気泡構造の発泡体基材内に、粒子状の吸着剤が分散混入されて構成されている。このように構成された本発明によれば、通気性部材を発泡によって形成するときに、吸着剤を通気性部材内に分散配置することができ、容易に形成することが可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明は、車両のエンジンルーム内に配設されたエンジンの吸気音を車室側に導入するための車両用エンジンの吸気音増幅装置であって、エンジンの吸気通路内に一端が連通され、カウルボックス内又はダッシュパネルを介して車室内に他端が連通された吸気音導入通路と、この吸気音導入通路内に配置され、エンジンの吸気通路内の吸気脈動により膜振動する膜振動手段と、を備え、吸気音導入通路内には、膜振動手段よりも車室側に通気性部材が配置され、この通気性部材は、燃料気化成分吸着用の吸着層と、吸気音導入通路内でこの吸着層を支持する通気層と、を備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、吸気圧振動を音源とする吸気音を、エンジンの吸気管に連通された吸気音導入通路を介して膜振動部に導いて増幅し、増幅した吸気音をさらに吸気音導入通路を介してカウルボックス又はダッシュパネルを介して車室内に伝達することができる。このとき、吸気音導入通路内に配置された通気性部材は、膜振動手段側とカウルボックス側又は車室側とを連通し通気可能としているので、吸気音を遮断若しくは減衰させることなく吸気音を通過させることができる。
そして、本発明によれば、吸気音導入通路内に通気性部材が配置されており、この通気性部材は、燃料気化成分吸着用の吸着層を吸気音導入通路内で通気層によって支持するように構成されている。これにより、膜振動手段が破損して、エンジンの吸気通路と車室側とが連通された場合であっても、エンジンの吸気通路から流入して来る燃料気化成分を吸着層によって吸着することができるので、車室側に燃料気化成分を流入させることを防止することが可能となる。
また、本発明において好ましくは、通気性部材は、少なくとも前記通気層が連続気泡構造の発泡体で形成されている。このように構成された本発明によれば、通気性部材を発泡ウレタン樹脂材等の連続気泡構造を有する発泡体で容易に形成することができる。
本発明の車両用エンジンの吸気音増幅装置によれば、吸気音導入通路内に配置された膜振動手段が破損した場合であっても、車室側に吸気通路内の燃料気化成分が導入されてしまうことを防止することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。先ず、図1乃至図4により、本発明の第1実施形態による車両用エンジンの吸気音増幅装置を説明する。
図1は本発明の第1実施形態における車両のエンジンルームを上方から見た図、図2は吸気音増幅装置を上方から見た図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は図3の一部拡大図である。
図1に示すように、車両1は、車室2の前方に、ダッシュパネル4によって仕切られたエンジンルーム3を有する。エンジンルーム3の後方には、閉空間であるカウルボックス10が設けられている。このカウルボックス10は、ダッシュパネル4の上部で、車室2の直前に位置し、凹状で車幅方向に延びるカウル本体11と、カウル本体11の上部開口を覆うカウルグリル12とを備えている(図3参照)。カウルグリル12には、カウルボックス10内に外気を取り込むためのメッシュ状の連通孔13が所定の領域に形成されている。
また、エンジンルーム3内の後方中央部には、気筒列方向を車両前後方向に向けた縦置き形式で直列4気筒エンジン20が配置されている。エンジン20の車両左側には吸気マニホールド21が配設され、車両右側には排気マニホールド22が配設されている。
この吸気マニホールド21内に外気を導入する上流側吸気管21aには、L字形状の吸気管23の下流端が連結されている。吸気管23の上流端には、エンジンルーム3内の前方に配置されたエアクリーナ24が連結されている。また、吸気マニホールド21の上流側吸気管21aには、スロットルボディ21bが取り付けられている。本実施形態では、上流側吸気管21a,吸気管23等によって、エンジン20の吸気通路が構成されている。
図2に示すように、本実施形態の吸気音増幅装置30は、吸気管23に一端が連結された振動生成管部31と、振動生成管部31の他端側に取り付けられた膜振動部33と、膜振動部33に一端が連結され、ダッシュパネル4に他端が連結された振動伝達管部35とを備えている。本実施形態では、振動生成管部31,膜振動部33,振動伝達管部35によって、吸気音導入通路が構成されている。
振動生成管部31は、複数の管体によって所定管長に形成されており、吸気管23との連結部から膜振動部33まで直線的に延びるのではなく、吸気管23との連結部から車両前方外側に延びて迂回した経路を通って膜振動部33に連結されている。
膜振動部33は、図3に示すように、筒状体33aの内部に合成樹脂製又はゴム製の振動膜33bが配置された構成であり、ブラケットを介してエンジンルーム3の内壁に固定されている。この振動膜33bは、振動生成管部31内と振動伝達管部35内とを車両前後方向に仕切っており、後述するようにエンジン20の吸気脈動によって膜振動し、吸気音を増幅して車室2側へ伝達するようになっている。本実施形態では、膜振動部33が膜振動手段を構成している。
振動伝達管部35は、膜振動部33の筒状体33aに一端が外嵌めされたダクト部36と、ダクト部36の他端に外嵌めされた接続受け部材37とを有している。
接続受け部材37は、ダクト部36に連結される筒状部37aと、筒状部37aの車室2側端部から径方向に拡がる環状のフランジ部37bとを有している(図4参照)。エンジンルーム3と車室2とを仕切るダッシュパネル4には、開口4aが穿設されており、接続受け部材37は、この開口4aに筒状部37aが車両後方から差し込まれ、フランジ部37bがダッシュパネル4に締結手段で固定されることにより、ダッシュパネル4に取り付けられている。
なお、本実施形態では、筒状部37aがフランジ部37bから車両前方のみに延びているが、これに限らず、筒状部37aがフランジ部37bから車室2側に延びていてもよい。
図4に示すように、膜振動部33よりも車室2側であって、振動伝達管部35のダクト部36の車室2側の端部付近には、通気性部材40が配設されている。
この通気性部材40は、発泡ウレタン樹脂材等の連続気泡構造を有する発泡体であり、所定軸方向長さを有する円柱状又は楕円形状に形成されている。通気性部材40は、ダクト部36の内径部に挿入され固定されている。通気性部材40は、硬質なものでもあってよいし、軟質で弾性を有するものであってもよい。
通気性部材40は、連続気泡を有するため、空気を通すことが可能なように軸方向の一端側と他端側とが連通しており、後述するように吸気圧変動を音源とする吸気音を遮断若しくは減衰させないようになっている。
また、通気性部材40には、車両用燃料の気化成分吸着用の吸着剤41が混入されている。本実施形態では、この吸着剤41は活性炭粒である。この通気性部材40は、樹脂溶液に活性炭粒を混合し、発泡処理することにより形成されており、活性炭粒が内部に分散配置されている。
また、通気性部材40は、ダクト部36の後端部付近以外にも、図4に仮想線で示されているように、接続受け部材37の筒状部37a内に配置してもよい。
次に、上述した実施形態による車両用エンジンの吸気音増幅装置の作用(動作)を説明する。
エンジン20の作動中には、吸気マニホールド21及び吸気管23内で、吸気脈動による圧力変動が生じており、この圧力変動による吸気音が吸気音増幅装置30によって増幅され、車室2側へ伝達される。特に、アクセルペダルを踏み込んで車両1を加速するとき、吸気音が車室2内へ導入されることにより、ドライバに躍動感を与えることができる。
詳しくは、吸気管23内の吸気脈動が、先ず、振動生成管部31を介して膜振動部33に伝達される。これにより、膜振動部33は、振動膜33bによって吸気脈動に伴う吸気音を増幅し、この増幅した吸気音を振動伝達管部35に伝達する。
振動伝達管部35に伝達された吸気音、すなわち吸気脈動は、連続気泡構造を有する通気性部材40では、ほとんど減衰されることなく通過し、ダッシュパネル4を介して車室2内に導入される。
吸気音増幅装置30の振動生成管部31は、吸気管23及び吸気マニホールド21を介してエンジン20の吸気ポートに連通されているので、振動生成管部31内には、燃料気化成分が浮遊する。しかしながら、本実施形態の吸気音増幅装置30では、膜振動部33が振動生成管部31内と振動伝達管部35内とを仕切っているので、燃料気化成分が、車室2側へ流入しないようになっている。
ところが、膜振動部33の振動膜33bが経年劣化等によって破損した場合、燃料気化成分が振動生成管部31から膜振動部33及び振動伝達管部35を介して車室2内へ流入してしまう。この場合、乗員は、車室2内に流入した燃料気化成分によって不快感を感じる。
本実施形態の吸気音増幅装置30では、このように振動膜33bが破損した場合であっても、燃料気化成分が車室2内へ流入することを防止し、乗員が不快感を感じることがないように構成されている。すなわち、本実施形態の吸気音増幅装置30では、振動膜33bの破損に伴い、振動伝達管部35に燃料気化成分が流入してきた場合、通気性部材40内に混入されている吸着剤41が燃料気化成分を吸着し、車室2側へ燃料気化成分が流入することを防止することができる。
また、本実施形態の吸気音増幅装置30では、吸着剤41を含む通気性部材40が、振動膜33bよりも車室2側に位置しているので、通常時は燃料気化成分を吸着せずに燃料気化成分吸着性能を維持したまま待機することができる。そして、通気性部材40は、万が一、振動膜33bが破損した場合に、維持していた燃料気化成分吸着性能を発揮することができる。
次に、図5により、本発明の第2実施形態による吸気音増幅装置の通気性部材を説明する。第2実施形態において通気性部材以外の構成については、第1実施形態と同様である。
図5に示すように、本実施形態では、通気性部材40は、発泡ウレタン樹脂材等の連続気泡構造を有する発泡体であり、吸着層44を振動伝達管部35の長手方向の両側で通気層42,43によって挟持して保持するように構成されている。通気層42,43は、共に断面ほぼ円形又は楕円形であり、通気層42には通気層43側の側面に凹部42aが形成され、通気層43には通気層42側の側面に凹部42aに嵌合可能な凸部43aが形成されている。吸着層44は、吸着剤41を含んでおり、凹部42a内に嵌まり込む径寸法の円板形状に形成されている。
なお、吸着層44を、連続気泡構造の基材なしに粒状,粉状又はこれらの(半)固形状の吸着剤のみで構成してもよい。このように構成すれば、より製造を容易にすることができる。
この通気性部材40は、通気層42の凹部42a内に吸着層44を配置し、さらに通気層43の凸部43aを凹部42a内に嵌入させることにより一体部材として構成される。
このように通気性部材40を構成しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、通気層42,43が吸着層44を振動伝達管部35の長手方向の両側で挟持するように構成されていたが、これに限らず、複数の通気層によって吸着層を支持する構成であればよい。例えば、半円柱形状の2つ通気層によって吸着層を挟持する構成であってもよいし、1つの通気層に吸着層を接着等により固定してもよい。
また、吸着剤としては、活性炭以外に、活性炭素繊維、分子ふるい炭素、シリカゲル、活性アルミナ、ゼオライト等が利用できる。
次に、図6により、本発明の第3実施形態による吸気音増幅装置を説明する。第3実施形態において、第1実施形態と同一の要素については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、吸気音増幅装置30は、ダッシュパネル4ではなくカウルボックス10に連結された構成となっている。
本実施形態では、カウル本体11の車両前側の縦壁11aには、底壁から上方に離間した上側部分に開口11bが穿設されており、接続受け部材37は、この開口11bに筒状部37aが車両後方から差し込まれ、フランジ部37bが縦壁11aに締結手段で固定されることにより、カウルボックス10に取り付けられている。
また、通気性部材40は、振動伝達管部35のダクト部36又は接続受け部材37に配置することができる。また、通気性部材40は、第1実施形態のように吸着剤41が混入されているものでもよいし、第2実施形態のように吸着層44が支持されたものであってもよい。
このように構成された吸気音増幅装置30では、エンジン20側から振動生成管部31,膜振動部33及び振動伝達管部35を介して伝達された吸気音は、カウルボックス10に導入され、カウル本体11の壁部を介して、また、カウル本体11に接続され車室2内と連通している空調装置通路(図示せず)を介して、車室2内へ導入することができる。
そして、本実施形態においても、振動膜33bが破損した場合には、上記実施形態と同様に、通気性部材40によって、燃料気化成分を吸着することができるので、燃料気化成分を車室2内へ流入させることを防止することができる。
上記実施形態では、通気性部材40は、発泡成形により連続気泡構造として、通気性を確保した部材が用いられているが、これに限らず、他の通気性を有する部材を用いてもよい。例えば、合成繊維によるパッド状の不織布を用いてもよい。
本発明の第1実施形態における車両のエンジンルームを上方から見た図である。 本発明の第1実施形態における吸気音増幅装置を上方から見た図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態における吸気音増幅装置の通気性部材の断面図である。 本発明の第3実施形態における吸気音増幅装置の断面図である。
符号の説明
1 車両
2 車室
3 エンジンルーム
4 ダッシュパネル
10 カウルボックス
12 カウルグリル
13 連通孔
20 エンジン
21 吸気マニホールド
22 排気マニホールド
23 吸気管
24 エアクリーナ
30 吸気音増幅装置
31 振動生成管部
33 膜振動部
33a 筒状体
33b 振動膜
35 振動伝達管部
36 ダクト部
37 接続受け部材
37a 筒状部
37b フランジ部
40 通気性部材
41 吸着剤
42a 凹部
42,43 通気層
43a 凸部
44 吸着層

Claims (4)

  1. 車両のエンジンルーム内に配設されたエンジンの吸気音を車室側に導入するための車両用エンジンの吸気音増幅装置であって、
    エンジンの吸気通路内に一端が連通され、カウルボックス内又はダッシュパネルを介して車室内に他端が連通された吸気音導入通路と、
    この吸気音導入通路内に配置され、エンジンの吸気通路内の吸気脈動により膜振動する膜振動手段と、を備え、
    前記吸気音導入通路内には、前記膜振動手段よりも車室側に通気性部材が配置され、
    この通気性部材には、燃料気化成分吸着用の吸着剤が混入されていることを特徴とする車両用エンジンの吸気音増幅装置。
  2. 前記通気性部材は、連続気泡構造の発泡体内に、粒子状の前記吸着剤が分散混入されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジンの吸気音増幅装置。
  3. 車両のエンジンルーム内に配設されたエンジンの吸気音を車室側に導入するための車両用エンジンの吸気音増幅装置であって、
    エンジンの吸気通路内に一端が連通され、カウルボックス内又はダッシュパネルを介して車室内に他端が連通された吸気音導入通路と、
    この吸気音導入通路内に配置され、エンジンの吸気通路内の吸気脈動により膜振動する膜振動手段と、を備え、
    前記吸気音導入通路内には、前記膜振動手段よりも車室側に通気性部材が配置され、
    この通気性部材は、燃料気化成分吸着用の吸着層と、前記吸気音導入通路内でこの吸着層を支持する通気層と、を備えていることを特徴とする車両用エンジンの吸気音増幅装置。
  4. 前記通気性部材は、少なくとも前記通気層が連続気泡構造の発泡体で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用エンジンの吸気音増幅装置。
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