JP2003028012A - 漏出燃料蒸気除去装置 - Google Patents

漏出燃料蒸気除去装置

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JP2003028012A
JP2003028012A JP2001218509A JP2001218509A JP2003028012A JP 2003028012 A JP2003028012 A JP 2003028012A JP 2001218509 A JP2001218509 A JP 2001218509A JP 2001218509 A JP2001218509 A JP 2001218509A JP 2003028012 A JP2003028012 A JP 2003028012A
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fuel vapor
adsorbent
engine
intake passage
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JP2001218509A
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English (en)
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Toshiki Oba
敏記 大庭
Norihiko Matsushita
範彦 松下
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Roki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Roki Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】エンジンの停止中にインジェクタから漏出した
燃料蒸気の除去効率を格段に高める。 【解決手段】エンジン1の停止中にインジェクタ7から
漏出した燃料蒸気を吸気通路2に設置した吸着体8によ
り吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置において、吸着体
8の吸気通路2に対して交差する断面外側に空間部17
を形成した。吸着体8のエンジン側に整流板を設ける。
吸着体の大気側に開閉可能な開閉弁を設ける。吸着体8
はエンジン側から細孔分布の大きい順に複数層設置す
る。吸着体は活性炭を設けた吸着部15とエンジン側端
部に取り付けられたフィルタ部16とを備える。吸着体
8は吸気通路の下側に設置し吸気通路の上側を空間部と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去し、エンジン始動後に上記吸
着体から燃料蒸気を脱離させてエンジンに供給する漏出
燃料蒸気除去装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、インジェクタは、エンジン停止中
でも微小ながら燃料であるガソリンが漏出することがあ
り、この状態が放置され続けると、インテークマニホー
ルドおよびシリンダ内にエンジン始動前から燃料蒸気が
充満し、エンジンを起動している最中、すなわちクラン
キング時でさえも炭化水素(以下、HCという)を排出
するので、始動時の排出HCを増加させてしまい、エン
ジンから排出された燃料蒸気は、未燃HCとして大気中
に放出されてしまうこととなる。
【0003】また、エンジンの停止時には、上記インジ
ェクタから漏出した燃料蒸気が吸気通路の上流に配置さ
れたエアクリーナを通して大気中に放出されてしまうこ
ととなる。
【0004】これを解決する手段として従来では、特開
平11−82192号公報および特開2001−140
708号公報に開示された発明がある。これらの発明で
は、エンジンの停止時において、インジェクタに若干量
の燃料蒸気の漏れがある場合、この漏れた燃料蒸気は吸
気通路の上流側に流れるものの、この燃料蒸気は上記吸
気通路に設置した吸着材により吸着されるため、燃料蒸
気が吸気通路の上流側に設置されたエアクリーナを通し
て大気中に放出されるのを抑制するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の特開平11−82192号公報および特開20
01−140708号公報に開示された発明では、燃料
蒸気を吸着する吸着材として活性炭、ゼオライト、シリ
カゲルなどを使用しているものの、吸気通路に吸着材を
単に設置しただけであるため、燃料蒸気の除去効率が低
く、全米で施行されている自動車の蒸散規制を満足させ
るHC除去効果が得られていないのが現状である。ま
た、吸気通路に燃料蒸気の吸着効率の高い吸着材を設置
した場合には、逆にその吸着材によって通気抵抗が大幅
に増加してしまう課題があった。
【0006】そこで本発明は、上記事情を考慮してなさ
れたもので、エンジンの停止中にインジェクタから漏出
した燃料蒸気の除去効率を格段に高めた漏出燃料蒸気除
去装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、エンジンの停止中にインジ
ェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着
体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置において、
前記吸着体の外周面に空間部を形成したことを特徴とす
る。
【0008】請求項1記載の発明によれば、吸着体の外
周面に空間部を形成したことにより、吸着体表面を広範
囲に活用することができるため、漏出した燃料蒸気の除
去効率を格段に向上させることができ、排出されるHC
濃度を低減させることができるとともに、吸着体による
通気抵抗を低減させることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の漏
出燃料蒸気除去装置において、前記空間部の出入口にそ
れぞれテーパ部を形成するとともに、これらのテーパ部
の先端および後端にそれぞれアール部を形成したことを
特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、空間部の出
入口にそれぞれテーパ部を形成するとともに、これらの
テーパ部の先端および後端にそれぞれアール部を形成し
たことにより、漏出した燃料蒸気がテーパ部およびアー
ル部に沿って円滑に流れるため、通気抵抗を低減させる
ことが可能となる。
【0011】請求項3記載の発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置に
おいて、前記吸着体の前記エンジン側に整流板を配置し
たことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、吸着体のエ
ンジン側に整流板を配置したことにより、燃料蒸気を適
度に拡散させることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置に
おいて、前記吸着体の大気側に開閉可能な開閉弁を配置
したことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、吸着体の大
気側に開閉可能な開閉弁を配置したことにより、エンジ
ンの停止中に開閉弁を閉じて吸気通路を閉塞しておくこ
とで、燃料蒸気を吸着体に確実に吸着させることができ
る。なお、開閉弁は、エンジンの駆動時に開弁して吸気
通路を確保する。
【0015】請求項5記載の発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置に
おいて、前記吸着体の取付流路と別流路に開閉可能な開
閉弁を配置したことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、吸着体の取
付流路と別流路に開閉可能な開閉弁を配置したことによ
り、エンジンの停止中に開閉弁を閉じて燃料蒸気を吸着
体に確実に吸着させる一方、エンジンの駆動時に開閉弁
を開弁して吸気通路を確保し、通気抵抗を低減させるこ
とが可能となる。
【0017】請求項6記載の発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置に
おいて、前記吸着体は、前記エンジン側において前記吸
気通路の上側から下側方向に軸方向長さが漸次長くなる
ように形成したことを特徴とする。
【0018】漏出した燃料蒸気の蒸発成分は空気より重
い成分であることから、吸着しなければならない燃料蒸
気は吸気通路の下側が多くなるため、請求項6記載の発
明のように吸着体は、エンジン側において吸気通路の上
側から下側方向に軸方向長さが漸次長くなるように形成
したことにより、燃料蒸気を効率よく吸着することがで
きる。
【0019】請求項7記載の発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置に
おいて、前記吸着体は、前記エンジン側において外周側
から中央部にかけて軸方向長さが漸次短くなるように形
成したことを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明によれば、吸着体は、
エンジン側において外周側から中央部にかけて軸方向長
さが漸次短くなるように形成したことにより、通気抵抗
を低減させることができる。
【0021】請求項8記載の発明は、エンジンの停止中
にインジェクタから漏出した燃料蒸気を吸気通路に設置
した吸着体により吸着除去する漏出燃料蒸気除去装置に
おいて、前記吸着体は、前記エンジン側から細孔分布の
大きい順に複数層設置したことを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明によれば、吸着体は、
エンジン側から細孔分布の大きい順に複数層設置したこ
とにより、大気側に最も放出されやすい高沸点分子を最
終層で吸着することで、燃料蒸気の除去効果を高めると
ともに、吸着体の耐久劣化に対しても有効となる。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
のいずれかに記載の漏出燃料蒸気除去装置において、前
記吸着体は、活性炭を設けた吸着部と、この吸着部の少
なくとも前記エンジン側端部に取り付けられたフィルタ
部とを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項9記載の発明によれば、吸着体は、
活性炭を設けた吸着部と、この吸着部の少なくとも前記
エンジン側端部に取り付けられたフィルタ部とを備えた
ことにより、燃料蒸気の除去効果を高め、エンジンへ活
性炭の微粉が侵入するのを防ぐことができる。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9のいずれかに記載の漏出燃料蒸気除去装置において、
前記吸着体は、前記吸気通路の下側に設置し、この吸気
通路の上側を前記空間部としたことを特徴とする。
【0026】請求項10記載の発明によれば、吸着体を
吸気通路の下側に設置し、この吸気通路の上側を空間部
としたことにより、空気より重い燃料蒸気の蒸発成分を
効率よく吸着することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 [第1実施形態]図1は本発明に係る漏出燃料蒸気除去
装置の第1実施形態の設置状態を示す概略構成図であ
る。図1に示すように、エンジン1の上流側には吸気通
路2が接続され、この吸気通路2の最上流にはエアクリ
ーナ3が配置され、このエアクリーナ3の上流側は外部
(大気中)と連通されている。
【0028】また、吸気通路2内におけるエアクリーナ
3の下流側には、吸気量を調節するためのスロットルバ
ルブ4が配設され、さらにそのスロットルバルブ4の下
流側にはエンジン1の吸気脈動を防止するためのサージ
タンク5が配設されている。そして、このサージタンク
5とエンジン1の間には、サージタンク5とエンジン1
の各気筒とを接続するためのインテークマニホールド6
が配設されている。また、このインテークマニホールド
6内には、ガソリンをエンジン1の燃焼室に向けて噴射
するインジェクタ7が配備されている。
【0029】さらに、吸気通路2内におけるエアクリー
ナ3とスロットルバルブ4との間には、インジェクタ7
から漏出した燃料蒸気を吸着可能な吸着体8が設置され
ている。この吸着体8は、低温においては燃料(ガソリ
ン)蒸気を吸着する一方、高温においては燃料蒸気を脱
離する。すなわち、吸着体8は、エンジン1の停止中に
インジェクタ7から漏出した燃料蒸気を吸着除去し、エ
ンジン1の始動開始時には吸着体8から燃料蒸気を脱離
させ、その燃料蒸気をエンジン1に供給する。
【0030】一方、インジェクタ7は、エンジン1の運
転時、燃料タンク9内に設けた燃料ポンプ10によって
供給パイプ11を通して圧送された燃料を噴射するよう
に構成されている。そして、必要以上の燃料は、リター
ンパイプ12を通して燃料タンク9内に戻るようになっ
ている。
【0031】また、エンジン1の下流側には、図示しな
いエキゾーストマニホールドを介して排気管13が接続
されており、この排気管13には触媒装置14が設置さ
れ、この触媒装置14の下流側には、図示しないマフラ
ーが配備されている。
【0032】次に、吸着体8の構成を図2および図3に
基づいて説明する。図2は図1の吸着体8の取付状態を
示す構成図、図3は図2のA−A線断面構成図である。
【0033】図2および図3に示すように、吸着体8は
全体が円柱状に形成され、その軸方向が吸気通路2に沿
って配置されており、活性炭をウレタンや不織布で保持
した吸着部15と、この吸着部15の軸方向両端に取り
付けられ、吸着部15の活性炭を両側から保持するフィ
ルタ部16とを備えている。そして、吸着体8の取付位
置における吸気通路2は、径方向に拡大して吸着体8の
外周面に円環状の空間部17が形成されている。すなわ
ち、空間部17は、吸着体8の吸気通路2に対して直交
する断面外側に形成されている。
【0034】また、吸着体8のフィルタ部16には、合
成樹脂や金属などから円環状に一体成形された固定部材
18の内周端が固定されるとともに、この固定部材18
の外周端が拡径された吸気通路2の内周面に固定される
ことで、吸着体8が吸気通路2の内部中央に配置されて
いる。
【0035】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0036】本実施形態では、吸気通路2に設置した吸
着体8の外周面に空間部17を形成したことにより、エ
ンジン1の停止中にインジェクタ7から漏出した燃料蒸
気は、吸気通路2を経て空間部17に流入した後、吸着
部15の外周面から内部に流入してその活性炭によって
吸着される一方、フィルタ部16から吸着部15の内部
に流入してその活性炭によって吸着される。
【0037】そして、エンジン1の始動開始時には、吸
着体8から燃料蒸気を脱離させ、その燃料蒸気をエンジ
ン1に供給する。
【0038】このように本実施形態によれば、吸気通路
2に設置した吸着体8の吸気通路2に対して直交する断
面外側に空間部17を形成したことにより、吸着体8表
面を広範囲に活用することができるため、漏出した燃料
蒸気の除去効率を格段に向上させることができ、排出さ
れるHC濃度を低減させることができる。また、吸着体
8の吸気通路2に対して直交する断面外側に空間部17
を形成したことにより、吸着体8による通気抵抗を低減
させることができる。
【0039】また、本実施形態によれば、吸着体8は、
活性炭を設けた吸着部15と、この吸着部15の軸方向
両端に取り付けられ、吸着部15の活性炭を保持するフ
ィルタ部16とを備えたことにより、燃料蒸気の除去効
果を高め、エンジンへ活性炭の微粉が侵入するのを防ぐ
ことができる。
【0040】なお、本実施形態では、吸気通路2を局部
的に径方向に拡大して吸着体8の外周面に円環状の空間
部17を形成したが、これに限らず吸気通路2を径方向
に拡大せずに吸着体8の径を小さくして吸着体8の外周
面に空間部を形成するようにしてもよい。つまり、吸気
通路2の内径と吸着体8の外径との相対値を変えて空間
部を形成すればよい。
【0041】また、本実施形態では、空間部17を吸着
体8の吸気通路2に対して直交する断面外側に形成した
が、これに限らず空間部17を吸着体8の吸気通路2に
対して交差する断面外側に形成すればよい。
【0042】さらに、本実施形態では、フィルタ部16
を吸着部15の軸方向両端に取り付けたが、これに限ら
ず吸着部15の外周面に取り付けてもよく、要するに吸
着部15の少なくともエンジン1側端部に取り付けるよ
うにすればよい。
【0043】[第2実施形態]図4は本発明に係る漏出
燃料蒸気除去装置の第2実施形態を示す概略構成図であ
る。なお、前記第1実施形態と同一または対応する部分
には、図1〜図3と同一の符号を用いて説明する。そし
て、重複する説明は省略し前記第1実施形態と異なる構
成および作用のみを説明する。以下の他の実施形態も同
様である。
【0044】図4に示すように、本実施形態では、空間
部17の出入口にそれぞれテーパ部19,20が形成さ
れるとともに、これらのテーパ部19,20の先端およ
び後端にそれぞれアール部21が形成されている。
【0045】したがって、本実施形態では、エンジン1
の停止中にインジェクタ7から漏出した燃料蒸気は、吸
気通路2を経て空間部17に流入してテーパ部19,2
0およびアール部21に沿って円滑に流れ、吸着体8の
吸着部15の外周面から内部に流入してその活性炭によ
って吸着される一方、吸着体8のフィルタ部16から吸
着部15の内部に流入してその活性炭によって吸着され
る。
【0046】このように本実施形態によれば、空間部1
7の出入口にそれぞれテーパ部19,20を形成すると
ともに、このテーパ部19,20の先端および後端にそ
れぞれアール部21を形成したことにより、漏出した燃
料蒸気がテーパ部19,20およびアール部21に沿っ
て円滑に流れるため、通気抵抗を低減させることが可能
となる。
【0047】[第3実施形態]図5は本発明に係る漏出
燃料蒸気除去装置の第3実施形態を示す概略構成図であ
る。
【0048】図5に示すように、本実施形態では、前記
第1実施形態の構成に加え、吸着体8の下流側(エンジ
ン1側)に整流板22が配置されている。すなわち、こ
の整流板22は、空間部17の近傍における吸気通路2
内に配置され、ウレタン、不織布、ハニカム状プラスチ
ックおよび金属から成形されている。
【0049】したがって、本実施形態では、エンジン1
の停止中にインジェクタ7から漏出した燃料蒸気は、吸
気通路2を経て整流板22により適度に拡散された後、
空間部17に流入した後、吸着体8の吸着部15の外周
面から内部に流入してその活性炭によって吸着される一
方、吸着体8のフィルタ部16から吸着部15の内部に
流入してその活性炭によって吸着される。
【0050】このように本実施形態によれば、吸着体8
のエンジン1側に整流板22を配置したことにより、燃
料蒸気を適度に拡散させることができる。その結果、漏
出した燃料蒸気の除去効率を高めることができる。
【0051】[第4実施形態]図6は本発明に係る漏出
燃料蒸気除去装置の第4実施形態を示す概略構成図であ
る。
【0052】図6に示すように、本実施形態では、吸着
体8の上流側(大気側)に開閉可能な開閉弁23が配置
されている。この開閉弁23は電磁弁であり、燃料蒸気
の発生を検出する燃料蒸気センサ24と、エンジン1の
駆動を検出するエンジン駆動センサ25とから得られた
検出信号によって作動する。つまり、燃料蒸気センサ2
4が燃料蒸気の発生を検出すると、開閉弁23は閉弁す
る一方、エンジン駆動センサ25がエンジン1の駆動を
検出すると、開閉弁23は開弁するように構成されてい
る。
【0053】したがって、本実施形態では、エンジン1
の停止中にインジェクタ7から燃料蒸気が吸気通路2内
に漏出し、この燃料蒸気を燃料蒸気センサ24が検出す
ると、この検出信号に基づいて開閉弁23が閉弁して吸
気通路2を閉塞する。これにより、燃料蒸気は吸着体8
の位置で滞留することとなり、燃料蒸気が吸着体8のフ
ィルタ部16から吸着部15の内部に流入してその活性
炭によって確実に吸着される。また、エンジン1の駆動
時には、エンジン駆動センサ25がエンジン1の駆動を
検出すると、この検出信号に基づいて開閉弁23が開弁
して吸気通路2を確保する。
【0054】このように本実施形態によれば、吸着体8
の大気側に開閉可能な開閉弁23を配置したことによ
り、エンジン1の停止中に開閉弁23を閉じて吸気通路
2を閉塞しておくことで、吸着体8に燃料蒸気を確実に
吸着させることができる。
【0055】[第5実施形態]図7は本発明に係る漏出
燃料蒸気除去装置の第5実施形態を示す概略構成図であ
る。
【0056】図7に示すように、本実施形態では、吸着
体8aの取付流路と別流路に開閉可能な開閉弁23が配
置されている。吸着体8aは例えば半円柱体に形成さ
れ、吸気通路2の拡大径部26の下側に設置されてい
る。なお、吸着体8aの基本的な構造および機能は、前
記各実施形態の吸着体8と同様であり、形状が異なるだ
けである。
【0057】また、開閉弁23は、吸着体8aの設置流
路以外の空気流路27に設置され、すなわち拡大径部2
6の上側に設置されており、前記第4実施形態と同様に
燃料蒸気の発生を検出する燃料蒸気センサ24と、エン
ジン1の駆動を検出するエンジン駆動センサ25とから
得られた検出信号によって作動する。つまり、燃料蒸気
センサ24が燃料蒸気の発生を検出すると、開閉弁23
は閉弁する一方、エンジン駆動センサ25がエンジン1
の駆動を検出すると、開閉弁23は開弁するように構成
されている。
【0058】したがって、本実施形態では、吸着体8a
の設置流路とは別に空気流路27を設け、この空気流路
27に開閉弁23を設置したことにより、エンジン1の
停止中にインジェクタ7から燃料蒸気が吸気通路2内に
漏出し、この燃料蒸気を燃料蒸気センサ24が検出する
と、この検出信号に基づいて開閉弁23が閉弁して吸気
通路2を閉塞する。これにより、燃料蒸気は吸着体8a
の位置で滞留することとなり、燃料蒸気が吸着体8aの
フィルタ部16から吸着部15の内部に流入してその活
性炭によって確実に吸着される。
【0059】このように本実施形態によれば、吸着体8
aの取付流路と別流路に開閉可能な開閉弁23を配置し
たことにより、エンジン1の停止中に開閉弁23を閉じ
て燃料蒸気を吸着体8aに確実に吸着させる一方、エン
ジン1の駆動時に開閉弁23を開弁して吸気通路2を確
保し、通気抵抗を低減させることが可能となる。
【0060】また、吸着体8aを半円柱体に形成し、吸
気通路2の拡大径部26の下側に設置したことにより、
吸着体8aの小型、軽量化を図るとともに、空気より重
い燃料蒸気の蒸発成分を効率よく吸着することができ
る。
【0061】[第6実施形態]図8は本発明に係る漏出
燃料蒸気除去装置の第6実施形態を示す概略構成図であ
る。
【0062】図8に示すように、本実施形態では、前記
第2実施形態の構成に加え、吸着体8bがエンジン1側
において吸気通路2の上側から下側方向に軸方向長さが
漸次長くなるように斜面部28が形成されている。
【0063】したがって、本実施形態では、エンジン1
の停止中にインジェクタ7から漏出した燃料蒸気は、吸
気通路2を経て空間部17に流入した後、吸着体8bの
吸着部15の外周面から内部に流入してその活性炭によ
って吸着される一方、吸着体8bのフィルタ部16から
吸着部15の内部に流入してその活性炭によって吸着さ
れる。
【0064】ところで、エンジン1の停止中にインジェ
クタ7から漏出した燃料蒸気の蒸発成分は、空気より重
い成分であるため、吸着しなければならない燃料蒸気は
吸気通路2の下側が多くなる。
【0065】そのため、本実施形態の吸着体8bは、エ
ンジン1側において吸気通路2の上側から下側方向に軸
方向長さが漸次長くなるように形成したことにより、燃
料蒸気を効率よく吸着することができる。
【0066】[第7実施形態]図9は本発明に係る漏出
燃料蒸気除去装置の第7実施形態を示す概略構成図であ
る。
【0067】図9に示すように、本実施形態では、前記
第1実施形態の構成に加え、吸着体8cがエンジン1側
において外周側から中央部にかけて軸方向長さが漸次短
くなるように円弧面部29が形成されている。
【0068】したがって、本実施形態では、エンジン1
の停止中にインジェクタ7から漏出した燃料蒸気は、吸
気通路2を経て空間部17に流入した後、吸着体8cの
吸着部15の外周面から内部に流入してその活性炭によ
って吸着される一方、吸着体8cのフィルタ部16から
吸着部15の内部に流入してその活性炭によって吸着さ
れる。
【0069】このように本実施形態によれば、吸着体8
cは、エンジン1側において外周側から中央部にかけて
軸方向長さが漸次短くなるように形成したことにより、
空間部17を形成した構成と相俟って通気抵抗を格段に
低減させることができる。
【0070】[第8実施形態]図10は本発明に係る漏
出燃料蒸気除去装置の第8実施形態を示す概略構成図で
ある。
【0071】図10に示すように、本実施形態では、吸
着体30がエンジン1側から細孔分布の大きい順に第1
層吸着体31、第2層吸着体32が設置され、つまり第
1層吸着体31の細孔径が第2層吸着体32より相対的
に大きくなっている。第1層吸着体31は、燃料蒸気の
低沸点分を吸着する一方、第2層吸着体32が高沸点分
を吸着する。なお、これ以外の吸着体30における第1
層吸着体31、第2層吸着体32の構造は、前記第1実
施形態の吸着体と同様であるので、図10でも前記第1
実施形態と同一の符号を付してある。
【0072】したがって、本実施形態では、エンジン1
の停止中にインジェクタ7から漏出した燃料蒸気は、吸
気通路2を経て空間部17に流入して燃料蒸気の低沸点
分が第1層吸着体31により吸着された後、燃料蒸気の
高沸点分が第2層吸着体32により吸着される。よっ
て、大気側に最も放出されやすい高沸点分子が第2層吸
着体32により吸着除去される。
【0073】なお、本実施形態では、吸着体をエンジン
1側から細孔分布の大きい順に2層設置したが、3層以
上を設置してもよい。
【0074】このように本実施形態によれば、吸着体3
0をエンジン1側から細孔分布の大きい順に第1層吸着
体31、第2層吸着体32として設置したことにより、
大気側に最も放出されやすい高沸点分子を最終層である
第2層吸着体32によって吸着することで、燃料蒸気の
除去効果を高めるとともに、吸着体30の耐久劣化に対
しても有効となる。
【0075】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
ることなく、種々の変更が可能である。例えば、吸着体
8をエアクリーナ3とスロットルバルブ4との間に設置
したが、これに限らずエアクリーナ3の上流側に設置し
てもよく、要するに吸気通路2内であれば如何なる位置
に設置してもよい。
【0076】また、上記各実施形態における固定部材1
8は、円環状に形成したが、これに限らず、図11
(A)に示すように棒状に形成した上下2本の固定部材
18aでもよく、また長尺板状に形成して放射状に延び
る4本の固定部材18bとしてもよい。いずれにしても
固定部材18は、吸気通路2の内部に吸着体8を固定す
る部材であれば、いかなるものでもよい。
【0077】さらに、上記第5実施形態を除く各実施形
態では、吸着体の全体形状をほぼ円柱体に形成したが、
これに限らずその各実施形態が第5実施形態のように半
円柱体に形成して吸気通路2の下側に設置し、この吸気
通路2の上側を空間部17としても、燃料蒸気の蒸発成
分が空気より重いことからほぼ同様の吸着効果を得るこ
とができる。
【0078】そして、上記各実施形態における吸着部1
5は、活性炭をウレタンや不織布で保持した構成として
が、これに限定することなく、活性炭で一体成形しても
よく、また上記活性炭の代わりにゼオライト、シリカゲ
ルなどの他の吸着材を用いてもよく、また吸着部15を
セラミックスフィルタなどの他のフィルタで構成するよ
うにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
着体の吸気通路に対して交差する断面外側に外周面に空
間部を形成したことにより、吸着体表面を広範囲に活用
することができるため、漏出した燃料蒸気の除去効率を
格段に向上させることができ、排出されるHC濃度を低
減させることができるとともに、吸着体による通気抵抗
を低減させることができる。
【0080】また、本発明によれば、吸着体のエンジン
側に整流板を配置したことにより、燃料蒸気を適度に拡
散させることができる。その結果、漏出した燃料蒸気の
除去効率を高めることができる。
【0081】さらに、本発明によれば、吸着体の大気側
に開閉可能な開閉弁を配置したことにより、エンジンの
停止中に開閉弁を閉じて吸気通路を閉塞しておくこと
で、吸着体に燃料蒸気を確実に吸着させることができ
る。
【0082】そして、本発明によれば、吸着体をエンジ
ン側から細孔分布の大きい順に複数層設置したことによ
り、燃料蒸気の除去効果を高めるとともに、吸着体の耐
久劣化に対しても有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第1実施
形態の設置状態を示す概略構成図である。
【図2】図1の吸着体の取付状態を示す構成図である。
【図3】図2のA−A線断面構成図である。
【図4】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第2実施
形態を示す概略構成図である。
【図5】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第3実施
形態を示す概略構成図である。
【図6】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第4実施
形態を示す概略構成図である。
【図7】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第5実施
形態を示す概略構成図である。
【図8】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第6実施
形態を示す概略構成図である。
【図9】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第7実施
形態を示す概略構成図である。
【図10】本発明に係る漏出燃料蒸気除去装置の第8実
施形態を示す概略構成図である。
【図11】(A),(B)はそれぞれ保持部の変形例を
示す断面構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 吸気通路 3 エアクリーナ 4 スロットルバルブ 5 サージタンク 7 インジェクタ 8,8a,8b,8c 吸着体 15 吸着部 16 フィルタ部 17 空間部 19 テーパ部 20 テーパ部 21 アール部 22 整流板 23 開閉弁 27 空気流路 28 斜面部 29 円弧面部 30 吸着体 31 第1層吸着体 32 第2層吸着体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、 前記吸着体の前記吸気通路に対して交差する断面外側に
    空間部を形成したことを特徴とする漏出燃料蒸気除去装
    置。
  2. 【請求項2】 前記空間部の出入口にそれぞれテーパ部
    を形成するとともに、これらのテーパ部の先端および後
    端にそれぞれアール部を形成したことを特徴とする請求
    項1記載の漏出燃料蒸気除去装置。
  3. 【請求項3】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、 前記吸着体の前記エンジン側に整流板を配置したことを
    特徴とする漏出燃料蒸気除去装置。
  4. 【請求項4】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、 前記吸着体の大気側に開閉可能な開閉弁を配置したこと
    を特徴とする漏出燃料蒸気除去装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、 前記吸着体の取付流路と別流路に開閉可能な開閉弁を配
    置したことを特徴とする漏出燃料蒸気除去装置。
  6. 【請求項6】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、前記吸着体
    は、前記エンジン側において前記吸気通路の上側から下
    側方向に軸方向長さが漸次長くなるように形成したこと
    を特徴とする漏出燃料蒸気除去装置。
  7. 【請求項7】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、 前記吸着体は、前記エンジン側において外周側から中央
    部にかけて軸方向長さが漸次短くなるように形成したこ
    とを特徴とする漏出燃料蒸気除去装置。
  8. 【請求項8】 エンジンの停止中にインジェクタから漏
    出した燃料蒸気を吸気通路に設置した吸着体により吸着
    除去する漏出燃料蒸気除去装置において、 前記吸着体は、前記エンジン側から細孔分布の大きい順
    に複数層設置したことを特徴とする漏出燃料蒸気除去装
    置。
  9. 【請求項9】 前記吸着体は、活性炭を設けた吸着部
    と、この吸着部の少なくとも前記エンジン側端部に取り
    付けられたフィルタ部とを備えたことを特徴とする請求
    項1ないし8のいずれかに記載の漏出燃料蒸気除去装
    置。
  10. 【請求項10】 前記吸着体は、前記吸気通路の下側に
    設置し、この吸気通路の上側を前記空間部としたことを
    特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の漏出燃
    料蒸気除去装置。
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