JP2008265937A - 紙葉類繰出し装置およびその制御方法 - Google Patents

紙葉類繰出し装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】繰出し機能を実現する機構を何ら追加変更することなく、投入された紙葉類束のスキュー姿勢制御を可能にする。
【解決手段】幅方向に2個ずつ配置された繰出しローラ11,13を繰出し方向に所定時間駆動して投入口1に投入された紙幣10をいったん繰出し方向に取り込み、その後、繰出しローラ13を繰出し方向とは逆方向に所定時間駆動して紙幣投入方向とは反対の方向へ戻すように制御する。これにより、投入された紙幣10が傾いていた場合、繰出し方向の取り込みでは、傾いた状態のまま取り込まれるが、反対方向へ戻す際に、先に繰出しローラ13を抜けた側が繰出しローラ11と投入補助ソレノイド12とによって押さえられているので、もう一方の側の繰出しローラ13の搬送力で戻されることにより、紙幣10は、押さえられている点を中心に回転して傾きのない状態に姿勢制御される。
【選択図】図2

Description

本発明は紙葉類繰出し装置およびその制御方法に関し、特に紙幣等の複数の紙葉類が積層された状態で投入された紙葉類束を1枚ずつの紙葉類に分離して繰出すようにした紙葉類繰出し装置およびその制御方法に関する。
現金自動預け払い機のように紙幣の入金を受け付ける紙幣入金処理装置には、所定枚数までの複数の紙幣をまとめて投入できるようになっているものがある。そのような紙幣入金処理装置では、入金された紙幣の鑑別を1枚ずつ行う必要性から、束で投入された紙幣を1枚ずつに分離して繰出すようにした紙葉類繰出し装置を備えている。
紙葉類繰出し装置は、投入された紙幣の束から1枚ずつ引き抜いていくような方式で分離し、分離された紙幣を入金鑑別部への搬送路へ順次繰出す。ここで、紙幣束が投入方向に対して傾いた状態で投入された場合、分離された紙幣も傾いたままの状態で繰出されることになる。分離された紙幣が傾いたままの状態で搬送路に送出されると、搬送路上での紙詰まりが起きたり紙幣入金処理装置が停止したりする要因となり、また、入金鑑別部が傾いたままの状態で紙幣の鑑別を行うので鑑別精度が低下する等して紙幣の受付率が低下することになる。
これに対して、紙幣束を傾いたままの状態で投入されたとしても、その傾いた紙幣の姿勢を正すように制御する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。この特許文献1は、積層された紙幣を1枚ずつ分離して取り出す紙葉類取出装置に関するもので、斜め繰出し(スキュー)を防止することができるものである。その紙葉類取出装置では、スキュー防止のために、スキューを検知するリミットスイッチが備えられ、リミットスイッチがスキューを検知した場合に、紙幣の分離を行うために取り出し方向に直交して並置されている2個の逆転ローラに対してそれらのトルクを可変制御することにより、傾いた紙幣を取り出しながら姿勢制御している。
特開2002−160842号公報
しかしながら、従来の紙葉類取出装置では、スキュー防止のために、スキューを検知するリミットスイッチおよび1対の逆転ローラに対してトルクを可変制御する手段が必要であり、構成が複雑になってコストが高くなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、繰出し機能を実現する機構を何ら追加変更することなく、投入された紙葉類束のスキュー姿勢制御を可能にした紙葉類繰出し装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、投入口に投入された紙葉類束の下面に当接するよう繰出し方向に直交する方向に離間して並置され、繰出し方向にのみ空転および回転するようワンウェイクラッチが内蔵されて繰出し方向の回転駆動により前記紙葉類束を繰出し方向へ送る1対の第1の繰出しローラと、前記紙葉類束を前記第1の繰出しローラに押し付けることができるように配置された投入補助ソレノイドと、前記紙葉類束の投入位置前縁部にて繰出し方向に直交する方向に離間して並置され、前記第1の繰出しローラによって送られた前記紙葉類束の最下位の紙葉類を繰出し方向に送る1対の第2の繰出しローラと、前記第2の繰出しローラに圧接するように配置され、繰出し方向には回転しないようワンウェイクラッチが内蔵されていて前記第2の繰出しローラと協働して前記第1の繰出しローラによって送られた前記紙葉類束から最下位の前記紙葉類を分離する1対の分離ローラと、前記第1の繰出しローラおよび前記第2の繰出しローラを回転駆動する繰出しモータとを備え、投入された前記紙葉類束から前記紙葉類を1枚ずつ分離して繰出す紙葉類繰出し装置において、前記紙葉類束を1枚ずつ分離して繰出す動作を開始する前に、前記繰出しモータを繰出し方向に正転駆動して前記紙葉類束を繰出し方向に取り込んでから、前記繰出しモータを繰出し方向とは逆方向に逆転駆動することにより、傾いて投入された前記紙葉類束に対して傾きのない状態に姿勢制御するスキュー姿勢制御機能を有する制御部を備えていることを特徴とする紙葉類繰出し装置が提供される。
また、本発明によれば、投入された紙葉類束から紙葉類を1枚ずつ分離して繰出す紙葉類繰出し装置の制御方法において、投入補助ソレノイドを付勢して投入された前記紙葉類束をその下面に当接するよう配置されて繰出し方向にのみ回転可能な第1の繰出しローラへ押し付けるステップと、前記第1の繰出しローラと前記紙葉類束の投入位置前縁部にて繰出し方向には回転しない分離ローラに圧接された状態で配置された第2の繰出しローラとを繰出し方向に正転駆動して前記紙葉類を投入時の姿勢のまま分離して繰出し方向に取り込むステップと、前記紙葉類束を前記投入補助ソレノイドと前記第1の繰出しローラとで挟持したまま前記第2の繰出しローラを繰出し方向とは逆方向に逆転駆動して前記分離ローラと前記第2の繰出しローラとの圧接部に取り込んだ前記紙葉類を繰出し方向とは逆方向に送り出すステップと、を有していることを特徴とする紙葉類繰出し装置の制御方法が提供される。
このような紙葉類繰出し装置およびその制御方法によれば、紙葉類束の投入が検知されて紙葉類束の分離・繰出し動作を開始する前に、制御部は、投入補助ソレノイドを付勢して投入された紙幣の束を第1の繰出しローラに押し付けておいてから、繰出しモータを制御して、まず、第1の繰出しローラおよび第2の繰出しローラを繰出し方向に正転駆動して第2の繰出しローラと分離ローラとが紙葉類を繰出し方向に投入時の姿勢のまま取り込み、次に、第2の繰出しローラを逆転駆動して第2の繰出しローラと分離ローラとの間の圧接部に取り込まれた紙葉類を繰出し方向とは反対方向に送り出す。これにより、投入された紙葉類束が傾いていれば、1対の第2の繰出しローラの一方が分離ローラとの挟持状態を先に抜けることになる。この時点で、それとは反対側に位置する第2の繰出しローラはまだ分離ローラとともに紙葉類束を繰出し方向とは反対方向に送り出しており、先に第2の繰出しローラを抜けた側では投入補助ソレノイドが紙葉類束を第1の繰出しローラに押し付けているので、紙葉類は、押し付けられている点を中心に回転され、傾きのない状態に姿勢制御される。
本発明の紙葉類繰出し装置は、第1の繰出しローラ、投入補助ソレノイド、第2の繰出しローラおよび分離ローラの構成を変更することなく、紙幣繰出し動作に先立って、投入された紙葉類束を第1の繰出しローラと投入補助ソレノイドとで挟持しながら、第1の繰出しローラおよび第2の繰出しローラを繰出し方向に正転駆動し、第2の繰出しローラを逆転駆動するだけで、スキュー姿勢制御できるので、スキューを検知する手段およびスキューの検知に応答して傾きのない姿勢に制御する手段を必要とせず、したがって、コストを上げることなくスキュー防止を可能にし、紙葉類の受付率低下を防止することができるという利点がある。
また、本発明の紙葉類繰出し装置は、上位制御装置から繰出し要求の指示を受けたときに、投入補助ソレノイドをいったん付勢して消勢する動作をさせるだけで、投入口に紙葉類が側壁に乗り上げた状態で投入された場合であっても、その乗り上げ状態を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を、紙幣入金処理装置に適用した場合を例に、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の紙葉類繰出し装置を適用した紙幣入金処理装置の構成例を示す概略図である。
この紙幣入金処理装置は、図の左側が正面になっていて、その上部に紙幣の投入口1が設けられている。投入口1は、複数の紙幣が積層された束の状態で投入できるようになっていて、そこには、投入された紙幣の束から紙幣を1枚ずつ分離して繰出す紙葉類繰出し装置2が配置されている。その紙葉類繰出し装置2から紙幣が繰出される方向には、紙幣の真贋および金種を鑑別する入金鑑別部3が配置されている。入金鑑別部3の下流側には、入金された紙幣を収納しておく複数の、図示の例では、2つの金庫4,5が搬送路を介して接続されている。これらの金庫4,5と並列に、かつ、入金鑑別部3に近い側の搬送路にこの紙幣入金処理装置内の在り高を精査するとき等に使用される精査庫6が設置されており、精査庫6と金庫4,5との間を接続する搬送路には出金鑑別部7が設けられている。
また、紙幣入金処理装置の正面には、投入口1の下方に出金口8が設けられ、さらに、その下方には回収庫9が配置されている。これら出金口8および回収庫9は、入金鑑別部3の下流側に搬送路を介して接続されている。
以上の構成の紙幣入金処理装置において、投入口1に紙幣の束が投入されると、その紙幣の束は、紙葉類繰出し装置2によって1枚ずつに分離されて繰出される。繰出された紙幣は、入金鑑別部3で鑑別され、鑑別された紙幣は、真貨なら金種に対応した金庫4,5に搬送されて収納され、真貨と判別できなかった場合は、出金口8へ搬送されて返却される。なお、この紙幣入金処理装置は紙幣出金処理装置としても機能させることができる。その場合、出金しようとする金種の紙幣は、金庫4,5から繰出されて出金鑑別部7により鑑別され、出金可能と鑑別された紙幣は、出金口8へ搬送されて出金され、出金不可能と鑑別された紙幣は、精査庫6へ搬送されて収納される。
図2は本発明による紙葉類繰出し装置の構成を示す図である。
この紙葉類繰出し装置は、投入口1に投入された紙幣10の束が載置される紙幣載置面の下部に、載置された紙幣10の束の下面に当接するよう、繰出しローラ11が配置されている。この繰出しローラ11は、繰出し方向に対し直交する方向に離間して2個設けられている。また、この繰出しローラ11は、図示はしないが、繰出し方向にのみ空転および回転駆動できるようワンウェイクラッチが内蔵されている。
投入口1の上部には、繰出しローラ11に対して接離自在な投入補助ソレノイド12が配置されている。この投入補助ソレノイド12は、紙幣10が投入されたときに、紙幣10の束を繰出しローラ11に押し付けて、繰出しローラ11による紙幣10の繰出しを助ける作用をする。
投入口1の一番奥である紙幣10の投入位置前縁部において、紙幣載置面の下部に繰出しローラ13が配置されている。紙幣載置面の上部には、分離ローラ14が配置され、繰出しローラ13とともに投入された紙幣10の束を堰き止めるように、繰出しローラ13に圧接している。この分離ローラ14は、繰出し方向とは逆方向には回転するが、繰出し方向には回転しないようにするためのワンウェイクラッチが内蔵されている。これら繰出しローラ13および分離ローラ14も、繰出し方向に対して直交する幅方向に離間してそれぞれ2個設けられており、繰出しローラ11によって送られた紙幣10の束から最下位の紙幣10を1枚だけ分離して繰出し方向に繰出す機能を有している。
繰出しローラ11と繰出しローラ13との間には、投入検知センサ15が配置されている。この投入検知センサ15は、投入された紙幣10で光軸が遮られることにより紙幣10の投入を検知するようにした光学式のセンサである。
繰出しローラ13の繰出し側には、繰出された紙幣を受け取って下流側へ送り出す搬送ローラ16が配置されている。この搬送ローラ16も、紙幣の繰出し方向に対し直交する幅方向に離間して2個設けられている。
搬送ローラ16の繰出し側には、繰出された紙幣の通過を検出する光学式の入金準備センサ17および繰出された紙幣を入金鑑別部3へ搬送する搬送ローラ18が配置されている。
ここで、繰出しローラ11,13および搬送ローラ16は、繰出しモータ19によって回転駆動され、搬送ローラ18は搬送モータ20によって回転駆動されるように構成されている。そして、この紙葉類繰出し装置は、これを制御する制御部21を備えており、この制御部21には、投入検知センサ15、入金準備センサ17、繰出しモータ19および搬送モータ20が接続されている。この制御部21は、さらに、紙幣入金処理装置全体の制御を行っている上位制御装置22にも接続されている。次に、この制御部21のハードウェア構成例について説明する。
図3は、紙葉類繰出し装置の制御部の構成例を示すブロック図である。
制御部21は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33およびインタフェース部(I/F)34を備え、互いに内部バス35を介して相互に接続されている。さらに、制御部21は、繰出しモータ19を駆動する駆動回路36、搬送モータ20を駆動する駆動回路37および投入補助ソレノイド12を駆動する駆動回路38を備え、これらの駆動回路36,37,38は、インタフェース部34に接続されている。また、インタフェース部34は、投入検知センサ15および入金準備センサ17の検出出力信号を受けるよう接続され、さらに上位制御装置22にも接続されている。
ROM32には、CPU31に実行させる基本ソフトウェア、この紙葉類繰出し装置を上位制御装置22と連携して制御するプログラム、後述するスキュー姿勢制御および乗り上げ姿勢制御の機能を実現するプログラムなどが格納されている。
RAM33には、ROM32からロードした基本ソフトウェアおよびプログラムの少なくとも一部が一時的に格納され、CPU31による処理に係る各種データが一時的に格納される。以上のようなハードウェア構成によって、紙葉類繰出し装置がスキュー姿勢制御および乗り上げ姿勢制御の処理機能を実現することができる。次に、制御部21と上位制御装置22との処理例について説明する。
図4は紙幣入金処理装置の上位制御装置および紙葉類繰出し装置の制御部の第1の処理例を示すフローチャートである。
ここで、紙幣入金処理装置の上位制御装置22および紙葉類繰出し装置2の制御部21の処理の流れについて説明するが、上位制御装置22の処理については、紙葉類繰出し装置2に関連する処理だけを示している。
上位制御装置22の処理は、紙幣入金処理装置に紙幣入金処理のイベントが発生したとき開始され、上位制御装置22は、まず、紙葉類繰出し装置2の制御部21から紙幣の投入検知情報の通知があるかどうかを判断する(ステップS1)。上位制御装置22は、制御部21から紙幣の投入検知情報の通知がなければ、投入検知情報の通知を受けるまで待機する。
ここで、制御部21から紙幣10の投入検知情報の通知を受けた場合、上位制御装置22は、紙幣の投入検知の確認をし、紙葉類繰出し装置2の制御部21に向けて紙幣繰出し要求の指示を出して、この処理を終了する(ステップS2)。
次に、紙幣入金処理装置の上位制御装置22と連携して動作する紙葉類繰出し装置2の制御部21の処理例について説明する。
制御部21の処理は、紙幣入金処理装置に紙幣入金処理のイベントが発生したとき開始され、制御部21は、投入検知センサ15が投入口1への紙幣10の投入を検知すると、上位制御装置22に投入検知情報を通知する(ステップS11)。
その投入検知情報の通知後、制御部21は、上位制御装置22から紙幣繰出し要求の指示を受けるまで待機する(ステップS12)。
ここで、上位制御装置22から紙幣繰出し要求の指示を受けると、制御部21は、後述するスキュー姿勢制御を実行する(ステップS13)。このスキュー姿勢制御は、投入された紙幣10が実際にスキューしているかどうかに関係なく、制御部21が、上位制御装置22から紙幣繰出し要求の指示を受けるたびに毎回行われる。
スキュー姿勢制御が完了すると、制御部21は、紙葉類繰出し装置2による繰出し動作を開始するに先立って、搬送モータ20を起動し、搬送ローラ18を回転して、搬送路をあらかじめ紙幣搬送可能状態にしておく(ステップS14)。
次に、制御部21は、繰出しモータ19を起動させ、繰出しローラ11,13、搬送ローラ16を繰出し方向に回転駆動して紙幣繰出し動作を開始する(ステップS15)。この紙幣繰出し動作において、繰出しローラ11は、紙幣10を繰出しローラ13と分離ローラ14との接触部に送り込む動作を行い、回転駆動される繰出しローラ13および回転しない分離ローラ14が、これらの摩擦力により束の一番下にある紙幣10を1枚ずつ分離して繰出す。繰出された紙幣10は、搬送ローラ16に引き渡されて、搬送ローラ16が、その下流側に配置された搬送ローラ18に搬送する。この搬送ローラ18の手前に入金準備センサ17が配置されていて、この入金準備センサ17が搬送ローラ16によって搬送ローラ18に搬送される紙幣10の通過を検知する。この紙幣10が入金準備センサ17を通過して搬送ローラ18の位置に到達した後、制御部21は、繰出しモータ19を停止させる。このとき、搬送ローラ18に到達した紙幣10は、搬送ローラ18によって入金鑑別部3へ搬送されることになる。
次に、制御部21は、投入口1に紙幣10が残っているかどうかを判断する(ステップS16)。投入口1に紙幣10が残っていれば、ステップS15に戻り、制御部21は、紙幣繰出し動作を再開する。
ステップS16にて、投入口1に紙幣が残っていないと判断されると、制御部21は、搬送モータ20を停止して搬送ローラ18を停止し、投入補助ソレノイド12を繰出しローラ11から離れる方向に制御して、この紙幣繰出し処理を終了する(ステップS17)。
次に、ステップS13のスキュー姿勢制御処理について説明する。
図5は、スキュー姿勢制御の処理の流れを示すフローチャートである。
このスキュー姿勢制御の処理は、制御部21が上位制御装置22から紙幣繰出し要求の指示を受けることで開始される。まず、制御部21は、投入補助ソレノイド12を付勢して紙幣10の束を繰出しローラ11に押し付ける方向へ加圧する(ステップS21)。
次に、制御部21は、繰出しモータ19を正転駆動させることにより、繰出しローラ11および繰出しローラ13を繰出し方向に回転させ、紙幣10を投入時の姿勢のまま繰出し方向に繰出すことで分離して繰出しローラ13と分離ローラ14との圧接部に取り込む(ステップS22)。このとき、制御部21は、繰出しモータ19の正転駆動開始と同時に、タイマを起動しておく。
ステップS22で起動されたタイマがタイムアウトしたかどうかを判断し、タイマがタイムアウトしていない場合は、制御部21は、タイムアウトするまで待機する(ステップS23)。
繰出しローラ11および繰出しローラ13を繰出し方向に所定時間回転駆動した後、制御部21は、繰出しモータ19を停止し、繰出しローラ11および繰出しローラ13の回転を停止させる(ステップS24)。
その後、制御部21は、繰出しモータ19を逆転駆動するよう制御し、逆転駆動開始と同時に、タイマを起動しておく(ステップS25)。このとき、繰出しローラ11は回転しないので、投入補助ソレノイド12とともに紙幣10の挟持状態を保持しており、繰出しローラ13のみが分離ローラ14とともに繰出し方向とは逆の方向に紙幣10を送り出すことになる。
ステップS25で起動されたタイマがタイムアウトしたかどうかを判断し、タイマがタイムアウトしていない場合は、制御部21は、タイムアウトするまで待機する(ステップS26)。
繰出しローラ13を繰出し方向とは逆方向に所定時間逆転駆動した後、制御部21は、繰出しモータ19を停止し、繰出しローラ13を停止させて、このスキュー姿勢制御の処理を終了し、図4の処理に戻る(ステップS27)。
次に、以上のスキュー姿勢制御の処理によって、繰出し方向に対して傾いた状態で投入された紙幣10がその姿勢を傾きのない姿勢に正すように制御される機構について説明する。
図6はスキュー姿勢制御の第1工程を示す説明図、図7はスキュー姿勢制御の第2工程の前半を示す説明図、図8はスキュー姿勢制御の第2工程の後半を示す説明図、図9はスキュー姿勢制御完了の状態を示す説明図、図10はスキュー姿勢制御による紙幣の姿勢変遷状態を示す説明図である。
これらの説明図は、紙葉類繰出し装置2を上方から見た図である。ここで、紙幣10は、短手方向に投入されるものとし、紙幣投入方向には、繰出しローラ11、投入検知センサ15、繰出しローラ13、搬送ローラ16、入金準備センサ17、搬送ローラ18がこの順にそれぞれペアで配置されている。
さて、紙幣10が投入されたときに、図6に示したように、紙幣の左側が前方に傾いていたとする。スキュー姿勢制御の最初の工程では、投入補助ソレノイド12が紙幣10を繰出しローラ11へ押圧した後、繰出しローラ11,13、搬送ローラ16が繰出し方向に回転して、紙幣10を紙幣投入方向に繰出す。これにより、紙幣10は、傾いた姿勢のまま繰出しローラ13と分離ローラ14との間に取り込まれる。
スキュー姿勢制御の次の工程では、まず、取り込まれた紙幣10は、繰出しローラ13の逆転動作により、図7に示したように、傾いた姿勢のまま紙幣投入方向とは反対の方向へ戻される。このとき、繰出しローラ13は、その上に紙幣10があると、逆転方向に搬送する力を紙幣10に与えるが、繰出しローラ11の部分では、紙幣10は、繰出しローラ11と投入補助ソレノイド12とによって押さえられていて、紙幣10を逆方向に搬送する力を阻止するように作用する。繰出しローラ13の搬送力は、繰出しローラ11の阻止力より大きく設定しているので、紙幣10は、傾いた姿勢のまま紙幣投入方向とは反対の方向へ戻される。
紙幣10が傾いた姿勢のまま逆方向へ戻されると、やがて、図8に示したように、紙幣10は、繰出しローラ13の右側を抜けることになる。抜けた側は、紙幣10に与えられていた搬送力が失われるので、抜けていない側(図の左側)の繰出しローラ13により紙幣10に搬送力が加えられると、紙幣10は、繰出しローラ13を抜けた側(図の右側)の繰出しローラ11と投入補助ソレノイド12とによって挟み込まれた点を支点として回転する。この回転は、紙幣10が図の左側の繰出しローラ13を抜けて搬送力が失われるまでであるので、これにより、紙幣10は、図9に示したように、左右ともに、ほぼ繰出しローラ13を抜けた位置に停止することになり、傾きのない姿勢に制御される。
以上の紙幣10が回転する様子をまとめると、図10に示したようになる。すなわち、紙幣10が紙幣投入方向と逆方向に戻される過程において、まず、紙幣10が右側の繰出しローラ13を抜ける(状態a)と、今度は、左側の繰出しローラ13だけの搬送力だけで逆方向に戻される。このとき、紙幣10は、右側の繰出しローラ11と投入補助ソレノイド12とによって挟み込まれているが、右側の繰出しローラ13による搬送力はないので、挟み込まれている点αを中心にして反時計回りの方向に回転する(状態b)。この回転は、紙幣10が左側の繰出しローラ13を抜けたときに止まり、紙幣10の前縁が左右とも左右の繰出しローラ13を抜けた位置になって、紙幣10は、傾きのない状態に姿勢制御される(状態c)。このようなスキュー姿勢制御は、図示の例では、反時計回りの方向に回転したが、傾き方向が逆の場合は、紙幣10は、時計回りの方向に回転して、傾きのない状態姿勢制御される。これによって、紙幣入金処理装置は、紙幣の受付率が低下することがなくなる。
ところで、紙幣の束を投入口1に投入する場合、紙幣10を傾きなく真っ直ぐに投入したとしても、紙幣10が投入口1の左右どちらかの側壁に乗り上げた状態で投入されることがある。このような場合も、紙幣の受付率低下の要因になることがある。
図12は紙幣の束の一端が投入口の側壁に乗り上げた状態を示す説明図であって、(A)は上から見た図、(B)は紙幣投入口方向から見た図である。
紙幣10を横方向(図示の例では左方向)に偏った状態で投入口1に投入した場合、紙幣10は、投入口1の側壁に乗り上げることがある。このような場合においても、紙葉類繰出し装置2は、側壁に乗り上げた状態のままで繰出してしまうことになり、これも斜め繰出しの場合と同様に、紙幣10の受付率低下の要因となっている。次に、このような乗り上げ状態の紙幣投入に対処した乗り上げ姿勢制御に関して説明する。
図11は紙幣入金処理装置の上位制御部および紙葉類繰出し装置の制御部の第2の処理例を示すフローチャートである。なお、この図11において、上位制御装置22の側の処理については、図4に示したものと同じであるので、その説明は省略する。
まず、制御部21は、投入検知センサ15が投入口1への紙幣10の投入を検知すると、上位制御装置22に投入検知情報を通知し(ステップS31)、上位制御装置22から紙幣繰出し要求の指示を待つ(ステップS32)。
上位制御装置22から紙幣繰出し要求の指示を受けると、制御部21は、乗り上げ姿勢制御を実行する(ステップS33)。この乗り上げ姿勢制御は、紙幣10の繰出し動作のときに繰出しローラ11とともに紙幣10を挟み込む投入補助ソレノイド12を使って行われるが、その動作機構については後述する。
この乗り上げ姿勢制御を実行した後、制御部21は、スキュー姿勢制御を実行し(ステップS34)、搬送モータ20を起動し、搬送ローラ18を回転させて搬送可能状態にする(ステップS35)。
次に、制御部21は、繰出しモータ19を起動し、紙幣10の分離繰出しを行って、繰出しモータ19を停止する(ステップS36)という紙幣繰出し動作を、投入口1に紙幣10がなくなるまで繰り返し実行する(ステップS37)。そして、投入口1に紙幣10がなくなると、制御部21は、搬送モータ20を停止し、投入補助ソレノイド12を繰出しローラ11から離れる方向に制御して、この紙幣繰出し処理を終了する(ステップS38)。
図13は乗り上げ姿勢制御による紙幣の姿勢変遷状態を示す説明図であって、(A)は乗り上げ姿勢制御の第1工程を示す説明図、(B)は乗り上げ姿勢制御の第2工程を示す説明図、(C)は乗り上げ姿勢制御完了の状態を示す説明図である。
まず、紙幣10が、たとえば図示の例では左方向に偏った状態で投入口1に投入されて紙幣10の左端が投入口1の左側壁に乗り上げたとした場合、制御部21の乗り上げ姿勢制御は、その第1工程として、図13の(A)に示されるように、投入補助ソレノイド12を付勢して紙幣10を上から繰出しローラ11に押し付けるようにする。そして、制御部21は、第2工程として、図13の(B)に示されるように、投入補助ソレノイド12を消勢して投入補助ソレノイド12を繰出しローラ11から離れる方向に上昇させる。
このように、投入口1の左側壁に乗り上げた紙幣10に対し、いったん投入補助ソレノイド12を押し下げることで、乗り上げている側の紙幣10の一端を撓ませ、次いで、投入補助ソレノイド12を押し上げることにより、紙幣10に加えていた外力を一気に開放する。これにより、紙幣10の撓んでいた乗り上げ部分が元の真っ直ぐな形状に戻ろうとする反発力が生まれ、この紙幣10自身の反発力によって、紙幣10全体を投入口1の中央へ移動し、図13の(C)に示されるようになる。このようにして、紙幣10の乗り上げがあったとしても、繰出し動作を開始する前に乗り上げ状態が解消されていることにより、安定した紙幣の繰出しを可能にしている。なお、紙幣10の乗り上げのない通常の投入姿勢の状態では、この乗り上げ姿勢制御は、紙幣10に対し何の作用もしない。
本発明の紙葉類繰出し装置を適用した紙幣入金処理装置の構成例を示す概略図である。 本発明による紙葉類繰出し装置の構成を示す図である。 紙葉類繰出し装置の制御部の構成例を示すブロック図である。 紙幣入金処理装置の上位制御装置および紙葉類繰出し装置の制御部の第1の処理例を示すフローチャートである。 スキュー姿勢制御の処理の流れを示すフローチャートである。 スキュー姿勢制御の第1工程を示す説明図である。 スキュー姿勢制御の第2工程の前半を示す説明図である。 スキュー姿勢制御の第2工程の後半を示す説明図である。 スキュー姿勢制御完了の状態を示す説明図である。 スキュー姿勢制御による紙幣の姿勢変遷状態を示す説明図である。 紙幣入金処理装置の上位制御部および紙葉類繰出し装置の制御部の第2の処理例を示すフローチャートである。 紙幣の束の一端が投入口の側壁に乗り上げた状態を示す説明図であって、(A)は上から見た図、(B)は紙幣投入口方向から見た図である。 乗り上げ姿勢制御による紙幣の姿勢変遷状態を示す説明図であって、(A)は乗り上げ姿勢制御の第1工程を示す説明図、(B)は乗り上げ姿勢制御の第2工程を示す説明図、(C)は乗り上げ姿勢制御完了の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 投入口
2 紙葉類繰出し装置
10 紙幣
11 繰出しローラ
12 投入補助ソレノイド
13 繰出しローラ
14 分離ローラ
15 投入検知センサ
16 搬送ローラ
17 入金準備センサ
18 搬送ローラ
19 繰出しモータ
20 搬送モータ

Claims (4)

  1. 投入口に投入された紙葉類束の下面に当接するよう繰出し方向に直交する方向に離間して並置され、繰出し方向にのみ空転および回転するようワンウェイクラッチが内蔵されて繰出し方向の回転駆動により前記紙葉類束を繰出し方向へ送る1対の第1の繰出しローラと、
    前記紙葉類束を前記第1の繰出しローラに押し付けることができるように配置された投入補助ソレノイドと、
    前記紙葉類束の投入位置前縁部にて繰出し方向に直交する方向に離間して並置され、前記第1の繰出しローラによって送られた前記紙葉類束の最下位の紙葉類を繰出し方向に送る1対の第2の繰出しローラと、
    前記第2の繰出しローラに圧接するように配置され、繰出し方向には回転しないようワンウェイクラッチが内蔵されていて前記第2の繰出しローラと協働して前記第1の繰出しローラによって送られた前記紙葉類束から最下位の前記紙葉類を分離する1対の分離ローラと、
    前記第1の繰出しローラおよび前記第2の繰出しローラを回転駆動する繰出しモータとを備え、投入された前記紙葉類束から前記紙葉類を1枚ずつ分離して繰出す紙葉類繰出し装置において、
    前記紙葉類束を1枚ずつ分離して繰出す動作を開始する前に、前記繰出しモータを繰出し方向に正転駆動して前記紙葉類束を繰出し方向に取り込んでから、前記繰出しモータを繰出し方向とは逆方向に逆転駆動することにより、傾いて投入された前記紙葉類束に対して傾きのない状態に姿勢制御するスキュー姿勢制御機能を有する制御部を備えていることを特徴とする紙葉類繰出し装置。
  2. 前記制御部は、前記紙葉類束の投入検知に応答して前記スキュー姿勢制御機能を実行し、前記紙葉類の繰出しを行う間、前記紙葉類束を前記第1の繰出しローラに押し付けるように動作する前記投入補助ソレノイドに対し、前記スキュー姿勢制御機能を実行する前に、前記投入補助ソレノイドを一時的に付勢および消勢させる乗り上げ姿勢制御機能を有していることを特徴とする請求項1記載の紙葉類繰出し装置。
  3. 投入された紙葉類束から紙葉類を1枚ずつ分離して繰出す紙葉類繰出し装置の制御方法において、
    投入補助ソレノイドを付勢して投入された前記紙葉類束をその下面に当接するよう配置されて繰出し方向にのみ回転可能な第1の繰出しローラへ押し付けるステップと、
    前記第1の繰出しローラと前記紙葉類束の投入位置前縁部にて繰出し方向には回転しない分離ローラに圧接された状態で配置された第2の繰出しローラとを繰出し方向に正転駆動して前記紙葉類を投入時の姿勢のまま分離して繰出し方向に取り込むステップと、
    前記紙葉類束を前記投入補助ソレノイドと前記第1の繰出しローラとで挟持したまま前記第2の繰出しローラを繰出し方向とは逆方向に逆転駆動して前記分離ローラと前記第2の繰出しローラとの圧接部に取り込んだ前記紙葉類を繰出し方向とは逆方向に送り出すステップと、
    を有していることを特徴とする紙葉類繰出し装置の制御方法。
  4. 前記紙葉類束を前記第1の繰出しローラへ押し付けるステップの前に、前記投入補助ソレノイドを一度付勢して消勢するステップを有していることを特徴とする請求項3記載の紙葉類繰出し装置の制御方法。
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