JP2008264096A - バランスボール補助枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】バランスボールを中央に固定でき、しかもバランスボールを動かすトレーニングができるバランスボール補助枠を提供すること。
【解決手段】弾性球体状のバランスボールBを安全に使用するための補助枠1であって、前記バランスボールBを内側にしてその周りを囲み、バランスボールBの枠外への移動を阻止する枠本体2と、前記枠本体2の略中間高さ部分に水平に設けられ、前記バランスボールBに当接する支持バー8と、使用者が前記バランスボールBに座ったときに把持可能な手摺り6,7を備える。また、枠本体2は、バランスボールBの後側に位置する後枠部3と、左側に位置する左枠部4と、右側に位置する右枠部5を備え、支持バー8は、後枠部3、左枠部4、右枠部5および前面に沿って設けられる矩形状で、バランスボールBに相対向する四方の位置にはバランスボールBに当接して回転する回転自在のローラー9を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、バランスボールを使用する際の安全性を確保するために用いるバランスボール補助枠に関するものである。
近年、一般家庭やあらゆる施設においてバランスボールが多く使用されている。このバランスボールは、例えば、その上に座り、バランスを保つように身体を動かすものであり、これにより、背筋や腹筋をはじめとするあらゆる筋肉を鍛え、ウォーキングと同じような全身運動効果により、肥満や生活習慣病を予防することができるものである。
こうしたことから、このバランスボールは、高齢者を含むあらゆる年齢層の人々に広く使用されているが、特に高齢者が使用する場合には、バランスボールから滑り落ちてしまうといった危険性を伴う。
この点に鑑み、バランスボールを使用する際の安全性を高める手段が、これまでに創案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
実用新案登録第3105923号公報 実用新案登録第3120517号公報
特許文献1に記載の発明は、バランスボールを中空円環状の滑り止めワッシャーの中に入れ、当該バランスボールが転がるのを防止するものである。
また、特許文献2に記載の発明は、前面部,左右側面部,背面部の4枚の生地からなる腰掛け部材を吊下げ式に脚付き枠部材に取付け、腰掛け部材と床面との間にバランスボールを設けたものである。
しかしながら、この従来の特許文献1に記載の手段は、単にバランスボールの転がりを防止しているにすぎず、そのため、例えば、使用者がバランスボールの上に座って使用した場合、そこから滑り落ちるのを防止することはできない。また、バランスボールは常に固定されているのでバランスボールを前後左右さまざまな方向に動かす動的トレーニングをすることができない。
また従来の特許文献2に記載の手段は、転倒の心配はないが、バランスボールが枠中央にないのでバランスボールの中央から外れた位置に座わると正しい姿勢がとれずトレーニングを有効に行うことができないという問題がある。よって、バランスボールに座るときには常にバランスボールを中央にもってくる必要性が生じる。
そこで、本発明の目的とするところは、バランスボールを中央に固定でき、しかもバランスボールを動かすトレーニングができるバランスボール補助枠を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のバランスボール補助枠(1)は、弾性球体状のバランスボール(B)を安全に使用するための補助枠(1)であって、前記バランスボール(B)を内側にしてその周りを囲み、バランスボール(B)の枠外への移動を阻止する枠本体(2)と、前記枠本体(2)の略中間高さ部分に略水平に設けられ、前記バランスボール(B)に当接する支持バー(8)と、使用者が前記バランスボール(B)に座ったときに把持可能な手摺り(6,7)とを備えることを特徴とする。
なお、ここでいう手摺りは、枠本体(2)に対して別体で取付けられたものの他、枠本体(2)の上端部を手摺りとするものも含まれることを意味する。また、枠本体(2)は、バランスボール(B)の周りを囲むが、全周を囲む場合の他、一部(例えば、バランスボールを枠本体内の入れるための開口部)を残して囲む場合も含まれる。
また、請求項2に記載の発明は、前記支持バー(8)は、バランスボール(B)に当接して回転する複数の回転自在のローラー(9)を備えることを特徴とする。
ここでいう支持バーの形状は、円形状,矩形状,多角形状など様々であり特に限定されるものではない。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記複数のローラー(9)の配置を、使用者が前記バランスボール(B)に載らない状態では、前記ローラー(9)をバランスボール(B)に当接させ、バランスボール(B)を支持バー(8)の中心に配置して使用者がバランスボール(B)に載った状態では、前記ローラー(9)とバランスボール(B)との当接を解除する距離に設定したことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記支持バー(8)は、略矩形状で、前記バランスボール(B)に相対向する四方の位置に前記ローラー(9)を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記支持バー(8)は、略円形状または略正多角形状で、前記バランスボール(B)に相対向するとともに、略等間隔の位置に前記ローラー(9)を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記ローラー(9)の表面に、滑り止め用の抵抗層(10)を設けたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記支持バー(8)は、上下方向に移動調整自在であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記枠本体(2)は、前記バランスボール(B)の後側に位置する後枠部(3)と、左側に位置する左枠部(4)と、右側に位置する右枠部(5)を備え、前記後枠部(3)の上端部に第一布片(11b)を取付け、前記左枠部(4)の上端部に第二布片(11c)を取付け、前記右枠部(5)の上端部に第三布片(11d)を取付け、前記第一布片(11b)の前端部と、第二布片(11c)の右側端部と、第三布片(11d)の左側端部とを、主布片(11a)の後端部と、左側端部と、右側端部とに、それぞれ連結部材(12)で連結して、前記バランスボール(B)の上側を覆う安全布(11)を形成したことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記手摺りは、前記左枠部(4)の上端部に沿って平行に設けられた左手摺(6)と、前記右枠部(5)の上端部に沿って平行に設けられた右手摺(7)であることを特徴とする。
なお、カッコ内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に係るバランスボール補助枠によれば、弾性球体状のバランスボールを内側にしてその周りを枠本体で囲みバランスボールの枠外への移動を阻止するので、使用者がバランスボールの上に座った状態で当該バランスボールが移動しても、その移動は枠本体によって阻止され、大きく移動しない。従って、使用者がバランスボールから滑り落ちるのを防止することができ、特に高齢者やリハビリ中の使用者に効果的である。また、使用者がバランスボールに座ったときに把持可能な手摺りも設けられているので、バランスボールを安全に使用することができる。
また本発明によれば、枠本体の略中間高さ部分に略水平にバランスボールに当接する支持バーを設けたので、使用者がバランスボールを使用しないとき、バランスボールの動きを規制できる。よって、使用者がバランスボールに座るときにバランスボールは動きが規制され安定的に支持されるので極めて安全に使用することができる。
そして、使用者がバランスボールに座った後は、トレーニングでバランスボールが動くと支持バーに使用者が接触することによってバランスボールの動きが規制され、また使用者がバランスボールから落下することも防止される。また、使用者は支持バーを越えることはないのでバランスボールから滑り落ちることはない。
また請求項2に係る発明によれば、支持バーは、バランスボールに当接して回転する回転自在のローラーを備えるので、バランスボールとの当接時に摩擦係数を抑えバランスボールの動きをよくすることができる。なお、使用者がバランスボールに載ってトレーニングしているときに、使用者の臀部上部がローラーに当接するとローラーは使用者の重さによって回転しない。
また請求項3に係る発明によれば、複数のローラーの配置を、使用者がバランスボールに載らない状態では、ローラーをバランスボールに当接させ、バランスボールを支持バーの中心に配置して使用者がバランスボールに載った状態では、ローラーとバランスボールとの当接を解除する距離に設定するので、使用者がバランスボールに座った後は、当該バランスボールが下方に向けて撓み変形し、それまで当接していた支持バーから離れて、前後左右あらゆる方向に僅かに移動できる状態となる。従って、使用者は、撓み変形した状態で僅かに移動する、すなわち、使用者の体が支持バーに触れるまでの距離分、移動するバランスボールで動的運動を行うことができる。
また、使用者がバランスボールから降りるとバランスボールはもとの球状となりローラーに当接して支持され、静止状態となる。このとき、バランスボールがローラーに当接すると、回転自在のローラーが回転するので、バランスボールは撓み変形した状態から通常の球状に自動的にしかも素早く戻される。これによって、バランスボールは枠本体の中央から外れた位置にあったとしても枠本体の中央に自動的に戻される。
また、請求項4に係る発明や請求項5に係る発明によれば、支持バーは、略矩形状か、略円形状または略正多角形状であり、バランスボールの前面にも支持バーが設けられるので、バランスボールが前方に移動することがない。従って、バランスボールを上手くコントロールすることができないために、当該バランスボールが前方に転がってしまい、身体が後方に傾き、転げ落ちるといった事態を防止することができる。
また請求項6に係る発明によれば、ローラーの表面に、滑り止め用の抵抗層を設けたので、バランスボールの当接によってローラーはからまわりすることなく円滑に回転する。
また請求項7に係る発明によれば、支持バーは、上下方向に移動調整自在であるので、バランスボールの回転範囲や、支持する部位を容易に変化させることができる。
また請求項8に係る発明によれば、第一布片、第二布片、第三布片および主布片をジッパーなどの連結部材で連結して安全布を形成し、この安全布でバランスボールの上側を覆うので、安全性をさらに大きく高めることができる。
すなわち、使用者は、連結された安全布を介してバランスボールの上に座るので、当該バランスボールから滑っても、当該安全布によって支えられ、よって、床面に落ちることがない。
また、バランスボールに座る際にも、当該バランスボールと補助枠との間の隙間は、安全布によって覆われているので、その隙間に滑り落ちてしまうことはない。従って、極めて安全性に優れる。
さらに、安全布でバランスボールの上を覆うことで、使用者の身体が直接バランスボールに接触しないので、当該バランスボールの動きを遅くすることができる。これによっても、安全性を高めることができる。
また請求項9に係る発明によれば、左枠部の上端部に沿って平行に左手摺りを設けると共に、右枠部の上端部に沿って平行な右手摺りを設けたので、使用者は、この左手摺りおよび右手摺りを掴むことによって、バランスボールから滑り落ちるのを確実に防止することができる。また、使用者は左手摺りおよび右手摺りを握って当該バランスボールを使用することができるので、個々の身体の状態に応じたあらゆる動きを自由に、かつ安全に行うことができる。
図1乃至図6を参照して、本発明の実施形態に係るバランスボール補助枠1について説明する。図1はバランスボール補助枠1を示す斜視図であり、図2はその正面図、図3はその平面図である。図4は、図1の正面図において安全布を取付けた状態を示し、図5はその平面図である。図6は支持バーおよびローラーを示す部分断面正面図である。
本発明の実施形態に係るバランスボール補助枠1は、弾性球体状のバランスボールBを安全に使用するためのものであり、枠本体2を備える。この枠本体2は、平面矩形状であり、バランスボールBの後側に位置する後枠部3と、左側に位置する左枠部4と、右側に位置する右枠部5とを備え、バランスボールBの周りを囲み、バランスボールBの枠外への移動を阻止する。後枠部3,左枠部4,右枠部5には、それぞれバランスボールBの移動を阻止するストッパーとしての縦格子3a,3b,4a,4b,5a,5bが設けられている。なお、これに加えて開閉自在の前枠部(図示せず)を設けることもできる。また、この枠本体2は、バランスボールBがやや移動できる(例えば、半回転未満移動できる)スペースを有している。なお、枠本体2は、直線状の枠材をジョイント14で連結して構成することができ、また、所望部分(例えば、底面部)に補強材13を設けて補強することができる。補強材13は棒状のものでも板状のものでもよい。
また、このバランスボール補助枠1には、左枠部4の内側上端部に沿って平行に左手摺り6が設けられ、右枠部5の上端部内側に沿って平行に右手摺り7が設けられている。左手摺6および右手摺7は、それぞれ連結材6a,7aによって固定されている。使用者は、バランスボールBに座ったときに、この左右手摺り6,7を把持してトレーニングをすることができる。
また、枠本体2内側のほぼ中間高さ部分に、水平方向(略水平方向でもよい)に、その後枠部3、左枠部4、右枠部5および前面に沿って、バランスボールBの後側、左側、右側および前側の中間高さ部分に当接する矩形状の支持バー8を設けている。支持バー8は上下方向に移動調整自在に設けられている。なお、この支持バー8のバランスボールBに相対向する四方の位置には、バランスボールBに当接して回転する回転自在のローラー9を嵌装しており、このローラー9の表面には、当該ローラー9より摩擦抵抗の大きい滑り止め用の抵抗層10を設けている。
ここで前後左右に位置するローラー9のうち、前後のローラー9の間隔と左右のローラー9の間隔を、使用者がバランスボールBに載らない状態では、前後左右のローラー9をバランスボールに当接させ、バランスボールBを支持バー8の中心に配置して使用者がバランスボールBに載った状態では、前後左右のローラー9とバランスボールBとの当接を解除する距離に設定している。
例えば、使用者がバランスボールBに座った状態でバランスボールBを半回転未満移動できる程度の距離に、前後のローラー9の間隔と左右のローラー9の間隔を設定することが望ましい。
枠本体2および左手摺6および右手摺7の形成材料は限定されないが、金属や硬質樹脂で形成することができる。また、ローラー9の形成材料も限定されないが、例えば、発泡スチロールなどの樹脂が適当である。抵抗層10は、ゴムや軟質樹脂で形成することができる。
さらに、本実施形態では、後枠部3の上端部に第一布片11bを取付け、左枠部4の上端部に第二布片11cを取付け、右枠部5の上端部に第三布片11dを取付けている。また、第一布片11bの前端部と、第二布片11cの右側端部と、第三布片11dの左側端部とを、平面矩形状の主布片11aの後端部と、左側端部と、右側端部とに、それぞれジッパー12などの連結部材で連結して安全布11を形成している。そして、安全布11で、バランスボールBの上側を覆うようにしている。
このように構成された本実施形態に係るバランスボール補助枠1は、枠本体2に左手摺り6と右手摺り7を設けているので、バランスボールBは枠本体2によってその移動が抑制され、また、使用者は左手摺り6および右手摺り7を握ってバランスボールBを使用することができるので、動的運動を安全に行うことができる。また、枠本体2と両手摺り6,7によって、使用者は、それぞれの身体の状態に応じた動きを自由に行うことができる。
また、バランスボールBに当接する支持バー8を設けているので、例えば、バランスボールBに座っていない状態では、当該バランスボールBはその後側、左側、右側および前側の全てが支持バー8に当接し、静止状態を維持する。使用者は、この静止状態にあるバランスボールBに座ることができるので、安全に使用することができる。
なお、バランスボールBに座った後は、当該バランスボールBが下方に向けて撓み変形し、それまで当接していた支持バー8から離れて、前後左右に僅かに移動できる状態となる。これにより、使用者は、撓んだ状態で僅かに移動する、すなわち使用者の体が支持バー8のローラー9に接触するまでバランスボールBで動的運動を安全に行うことができる。
また、支持バー8にローラー9を嵌装し回転自在にしているので、バランスボールBとの当接時に摩擦係数を抑えバランスボールBの動きをよくすることができる。なお、使用者がバランスボールBに載ってトレーニングしているときに、使用者の臀部上部がローラー9に当接するとローラー9は使用者の重さによって回転しない。
また、使用者がバランスボールBから降りるとバランスボールBはもとの球状となり四方が前後左右の4個のローラー9に当接して支持され、静止状態となる。このとき、バランスボールBがローラー9に当接すると、回転自在のローラー9が回転するので、バランスボールBは撓み変形した状態から通常の球状に自動的にしかも素早く戻される。これによって、バランスボールBは、枠本体2の中央から外れた位置にあったとしても、枠本体2の中央に自動的に戻される。
さらに、ローラー9の表面に、当該ローラー9より摩擦抵抗の大きい抵抗層10を設けているので、前後左右のローラー9はからまわりすることなく効果的に回転する。
また体重が極端に軽い人が乗った場合、バランスボールBの下方向への変形が小さくなり、支持バー8に対する当接が完全に解除されない場合があるが、ローラー9が回転することによりバランスボールBを動かすことができるのでその場合でも動的トレーニングを行うことができる。
またさらに、安全布11でバランスボールBの上側を覆うようにしているので、使用者は、この安全布11を介してバランスボールBの上に座ることになる。従って、バランスボールBから滑っても、使用者は、当該布片によって支持され、床面に落下することがなく、極めて安全である。
なお、バランスボールBに座る際にも、当該バランスボールBと補助枠1との間の隙間は、安全布11によって覆われているので、その隙間から床面に滑り落ちてしまうことはない。従って、極めて安全性に優れる。
また、安全布11でバランスボールBの上を覆うことで、使用者の身体が直接バランスボールBに接触しないので、当該バランスボールBの動きを遅くすることができ、これによっても、安全性を高めることができる。
本実施形態では、安全布11でバランスボールBの上を覆うようにしたが、安全布11で覆わないようにすることもできる。この場合には、万一、使用者がバランスボールBから落ちるような場合が発生したとしても、ローラー9付きの支持バー8が使用者を下から支えるので転倒の心配はなく安全である。
なお、使用者は、体重や身長など体格的に個人差があるので、枠本体2に対して支持バー8を上下に高さ調整し、使用者にあった運動ができるようにすることが望ましい。
また、本実施形態では、枠本体2をバランスボールBの出入口となる開口部を有する平面コ字状としたが、平面矩形状,平面円形状(筒状)あるいは多角形型状にすることもできる。また、それに対応して、支持バー8についても矩形状に限らず、略円形状あるいは略正多角形状にすることもできる。支持バー8を略円形状あるいは略正多角形状にする場合、複数のローラー9はバランスボールBに相対向する位置で、しかも等間隔(略等間隔でもよい)で配置されることが望ましい。また、その場合、ローラー9は支持バー8において直線形状の部位に回転自在に設けられることが望ましい。ローラ9の数は、特に限定されるものではないが、少なくともバランスボールBに相対向する位置で、かつ等間隔で、少なくとも3個以上、より望ましくは4個以上にする方がよい。
また、支持バー8のうち前面に位置するバーの部分だけを独立させて上下に高さ調整するようにしてもよい。これによれば、使用者の脚が前面に位置するバーに当たり運動の邪魔になることを防止することができる。
本実施形態に係るバランスボール補助枠を示す斜視図である。 図1に示すバランスボール補助枠を示す正面図である。 図1に示すバランスボール補助枠を示す平面図である。 図1に示すバランスボール補助枠に安全布を取付けた状態を示す正面図である。 図1に示すバランスボール補助枠に安全布を取付けた状態を示す平面図である。 図1に示すバランスボール補助枠における支持バーおよびローラーを示す部分断面正面図である。
符号の説明
1 バランスボール補助枠
2 枠本体
3 後枠部
3a 縦格子
3b 縦格子
4 左枠部
4a 縦格子
4b 縦格子
5 右枠部
5a 縦格子
5b 縦格子
6 左手摺り
6a 連結材
7 右手摺り
7a 連結材
8 支持バー
9 ローラー
10 抵抗層
11 安全布
11a 主布片
11b 第一布片
11c 第二布片
11d 第三布片
12 ジッパー
13 補強材
14 ジョイント
B バランスボール

Claims (9)

  1. 弾性球体状のバランスボールを安全に使用するための補助枠であって、
    前記バランスボールを内側にしてその周りを囲み、バランスボールの枠外への移動を阻止する枠本体と、
    前記枠本体の略中間高さ部分に略水平に設けられ、前記バランスボールに当接する支持バーと、
    使用者が前記バランスボールに座ったときに把持可能な手摺りとを備えることを特徴とするバランスボール補助枠。
  2. 前記支持バーは、バランスボールに当接して回転する複数の回転自在のローラーを備えることを特徴とする請求項1に記載のバランスボール補助枠。
  3. 前記複数のローラーの配置を、
    使用者が前記バランスボールに載らない状態では、前記ローラーをバランスボールに当接させ、バランスボールを支持バーの中心に配置して使用者がバランスボールに載った状態では、前記ローラーとバランスボールとの当接を解除する距離に設定したことを特徴とする請求項2に記載のバランスボール補助枠。
  4. 前記支持バーは、略矩形状で、前記バランスボールに相対向する四方の位置に前記ローラーを備えることを特徴とする請求項3に記載のバランスボール補助枠。
  5. 前記支持バーは、略円形状または略正多角形状で、前記バランスボールに相対向するとともに、略等間隔の位置に前記ローラーを備えることを特徴とする請求項3に記載のバランスボール補助枠。
  6. 前記ローラーの表面に、滑り止め用の抵抗層を設けたことを特徴とする請求項2乃至5のうちいずれか一つに記載のバランスボール補助枠。
  7. 前記支持バーは、上下方向に移動調整自在であることを特徴とする請求項2乃至6のうちいずれか一つに記載のバランスボール補助枠。
  8. 前記枠本体は、前記バランスボールの後側に位置する後枠部と、左側に位置する左枠部と、右側に位置する右枠部を備え、
    前記後枠部の上端部に第一布片を取付け、前記左枠部の上端部に第二布片を取付け、前記右枠部の上端部に第三布片を取付け、
    前記第一布片の前端部と、第二布片の右側端部と、第三布片の左側端部とを、主布片の後端部と、左側端部と、右側端部とに、それぞれ連結部材で連結して、前記バランスボールの上側を覆う安全布を形成したことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載のバランスボール補助枠。
  9. 前記手摺りは、前記左枠部の上端部に沿って平行に設けられた左手摺りと、前記右枠部の上端部に沿って平行に設けられた右手摺りであることを特徴とする請求項8に記載のバランスボール補助枠。
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