JP4292520B2 - トレーニング器具 - Google Patents

トレーニング器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4292520B2
JP4292520B2 JP2006231258A JP2006231258A JP4292520B2 JP 4292520 B2 JP4292520 B2 JP 4292520B2 JP 2006231258 A JP2006231258 A JP 2006231258A JP 2006231258 A JP2006231258 A JP 2006231258A JP 4292520 B2 JP4292520 B2 JP 4292520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
training
rod
balance
shaped body
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006231258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008012273A (ja
Inventor
正輝 鈴木
Original Assignee
株式会社セレクション
正輝 鈴木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社セレクション, 正輝 鈴木 filed Critical 株式会社セレクション
Priority to JP2006231258A priority Critical patent/JP4292520B2/ja
Publication of JP2008012273A publication Critical patent/JP2008012273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4292520B2 publication Critical patent/JP4292520B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

本発明は、内部に2種以上の比重の異なる気体、液体、固体の混入された棒状体を使用し、内部の気体等の移動を利用しながら身体のバランスの回復、バランス調整又は負荷トレーニングを行うトレーニング器具に関する。
近年、トレーニングシステムの研究開発が進み、種々のトレーニングシステムが開発され、これらトレーニングシステムに使用するトレーニング器具も種々開発されている。例えば、筋肉自体を増大することを目的としたトレーニングに使用するパワー系の負荷の大きな器具、瞬発力等のスピードを向上することを目的としたトレニーングに使用するための負荷を与える器具、又は適切なフォームを習得することを目的とした修正用器具が周知である。
また、上記器具を使用する場合においても、使用者が正しい姿勢/利用方法で器具を連続して使用することができるようなトレーニング器具が種々開発されている。例えば、特願平3−146927号記載のトレーニング器具がある。このトレーニング器具は、使用者の身体のトレーニングすべき部分の運動の軌道を予め想定し、その想定された軌道から外れた運動した場合は、トレーニング継続中又は終了直後に検知手段を介して使用者に検知結果を知らせる構成である。これにより、使用者はフォームや身体各部の力の配分などを矯正することができ、筋力増強と同時に運動技術の改善を行うことができる。
また、バーベル等の過負荷を与えるトレーニング器具とはその使用目的が相違する、負荷の少ないストレッチ、健康促進用のトレーニング器具も種々開発されていることは周知である。
例えば、実用新案登録第3092615号の公報に記載のトレーニング器具がある。このトレーニング器具は、両端側に滑り止めグリップ部材が設けられた可撓性を有する棒状体と、該棒状体の中間部に、棒状体に沿って移動可能な緩衝材と指圧の効果を有する突起物とを設けた構造であり、使用例としては、首の後ろに突起物が当たるように引っ掛けて引っ張りながら首を大きく回す運動、仰向けに寝て、両足の裏に突起物が当たるように引っ張り、両足を揃えて足を伸ばしバランスうをとりながら足を左右に倒す運動等、全身の旋回運動、捻転運動、ストレッチ運動等、体の軸を中心とする全身の筋肉、骨格、神経系は、身体運動機能と身体機能に及ぶ全身の秩序的な連動になり、細胞の活性化、全筋肉の調整運動を実行できる。そして、トレーニング器具を用いて運動することにより、自重を基本に左右、上下他、力の出力とその反作用による抑制力の均等な釣り合いによって身体のバランスが調和され、左右対象に振る運動を反復することで、軸を中心にした全身の捻転運動が実現でき、歩行運動と同等以上の効果をより短時間で求めることが可能であり、また、普段の生活では使う機械の少ない肩、腕周辺の筋運動を活発化することにより、血液循環機能向上、動脈硬化予防、自律神経、生体ホルモン、脳の活性化、内蔵の調整、腸の運動促進による便秘解消、骨格の調整に及ぶ身体運動機能、身体機能調和による心身の調和を実現でき、心身の調和は集中力の向上、精神の統一を導くのでストレスの解消にもなり、老若男女誰でも自重を体感しながら、過度の負荷を受けることなく安全且つ過度なトレーニングを簡単に何時、何処でも実行することが可能である。
特願平3−146927号公報 実用新案登録第3092615号公報
しかしながら、過度の負荷をかけて行うトレーニングの場合は、トレーニングを行う前に十分なストレッチを行わなければトレーニング中の故障、又はその原因を引き起こすことがあり、また年齢、身体能力に応じてトレーナー等の専門家による指示及び指導を受けなければ十分なトレーニング効果を得ることができないという欠点があった。
また、上記棒状体のトレーニング器具は負荷の少ない運動を可能にし、バランスをとりながら全身の旋回運動、捻転運動、又はストレッチ運動等、体の軸を中心とする全身の筋肉、骨格、神経系のトレーニングを行うことができるものの、上下左右のバランスを使用者自信で感知することができず、バランスのとれていない状態でトレーニングを行うとトレーニング効果が半減されるという欠点があった。
また、上記棒状体のトレーニング器具を使用する場合、使用者のリズムや、コントロール面については明記されておらず、トレーニングの継続性に欠点があった。
特に大きな問題点は、日常生活における身体本来の骨格、筋バランスの崩れを感知しない状態で上記各トレーニング器具は使用されている場合が多く、トレーニング効果を落とすだけでなく、故障の原因となる場合があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決することを目標とし、使用者自身の本来の身体のバランスを回復し、各種のトレーニングを使用者自身が感知しながら効果的に行うことのできるトレーニング器具を提供することを課題とする。
そして、上記課題を達成するための本発明の第1の解決手段は、請求項1に記載のように、身体のバランス回復、バランス調整又は負荷トレーニングに使用するトレーニング器具であって、該トレーニング器具が、略中央部を身体の一部に密着し両端側近傍に手の指先を位置させて担いだ状態、又は支えた状態で身体のバランスを認識しながら使用する1.5m前後の長さを有し、且つ両端側を閉塞し、傾けた方向に沿って空間部内を移動する気体、液体及び材質又は径の相違する球からなる固体が設けられている長尺筒状の棒状体から構成されていることを特徴とする。
また、第2の解決手段として、請求項2に記載のように、身体のバランス回復、バランス調整又は負荷トレーニングに使用するトレーニング器具であって、該トレーニング器具が略中央部を身体の一部に密着し両端側近傍に手の指先を位置させて担いだ状態、又は支えた状態で身体のバランスを確認しながら使用する1.5mm前後の長さを有し、且つ両端側を閉塞し、傾けた方向に沿って空間部内を移動する気体、液体及び材質又は径の相違する球からなる固体が設けられている長尺筒状の棒状体と、脚の位置を矯正、調整、又は負荷を与えるため矩形状の枠型の方向に多段階に傾斜角度を変更可能な脚保持板を有する脚保持体と、から構成されていることを特徴とする。
発明の作用、及び効果
次に、本発明の作用について説明する。
本発明はトレーニング器具であるために、使用者の運動レベル(運動能力、年齢、男女等)によって、使用方法が多岐にわたるために、一般的な使用方法(椅子に腰掛けた状態での使用/立ち姿勢での使用)について説明する。
先ず、トレーニングを行う者(以下、使用者と記載する)は、回転自在な椅子に座り、長尺状で内部の空間部に比重の異なる気体、液体、固体が混入された棒状体の略中央部を身体の一部(首の後ろ側、腰、肩)に密着し、棒状体に腕を回して両端側近傍に指先を位置させる。これにより使用者は棒状体を担いだ状態、又は支えた状態となる。
そして、両足を所定距離広げた状態でバランスを保ち(脚の地面への設置状態等を保つ)、身体の左右、前後のバランスを確認する。バランスの確認は、棒状体の左右又は前後の傾きによる空間部内の比重の異なる気体等の僅かな移動を感じることで確認することができる。
上記棒状体を担いだ状態で背筋を伸ばしたスタートの姿勢を保つと、棒状体は床面に対して水平状態となるが、身体のバランスが悪いと、棒状体の両端側の位置が地面に対して平行状態とならず、傾いた方に向けて棒状体の空間部内で比重の異なる気体等の緩やかな移動がおこる。使用者はその移動を確認することで自身の身体の傾きを認識しバランスを修正することができる。
次に、上記座った状態で、背中を伸ばして棒状体によるバランスを認識をしながら棒状体を担いだ状態で上体の前後屈を行ったり、上体を左右に回転する運動をゆっくりと呼吸との連動を意識しながら又は無呼吸状態で行う。
上記のように、使用者は常に身体のバランスを認識しながら棒状体を利用したトレーニングを行うことで、使用者の骨格、筋バランスが調整され、本来の身体のバランスを取り戻すことができる。
また、棒状体を使用しての立ち姿勢でのトレーニング方法は、両足を肩幅分広げて立ち姿勢を保った状態で棒状体の略中央部を身体の一部(首の後ろ側、腰、肩)に密着し、棒状体に腕を回して両端側近傍に指先を位置させ、棒状体を担いだ状態、又は支えた状態とする。この状態で、身体の左右、前後のバランスを確認し、背筋を伸ばしたスタートの姿勢より、左右側屈を行うことで、バランス調整又は負荷トレーニングを行うことも可能である。
上記のように、トレーニングを行う者が基本姿勢時のバランスを自身で認識しながら各種のトレーニングを行うことができるので、その利用が容易である。
また、正しい姿勢、又は一定のフォームを繰り返してトレーニングできるのでそのトレーニング効果を格段に向上することができる。
また、棒状体内の比重の異なる気体等の移動時に発生する音がリズムを奏でることにより、独自の癒し効果を得ることができ、トレーニングの継続性を高めることができる。
また、棒状体を傾けた方向に空間部内では比重の異なる気体等の緩やかな移動がおこることで、動き始めからの荷重変動が緩やかな状態が作られることとなり、衝撃や負担の少ないトレーニングを行うことも可能で、子供や、高齢者、身体に障害のある者であってもトレーニングを行い易い。
身体のバランス回復、バランス調整又は負荷トレーニングに使用するトレーニング器具としては、上記棒状体の他に脚保持体がある。脚保持体は、使用者のO脚等に応じてトレーニング中の脚の位置を矯正、調整するのに使用したり、上級者用として、脚にアンバランスな状態で負荷を与えるのに使用したりする器具である。
上記脚保持体は、棒状体と組み合わせたり、脚保持体のみ、又は他のトレーニンイグ器具と組み合わせて使用することで、身体のバランス回復、バランス調整又は負荷トレーニングを効果的に行うことができるとともに、筋力トレーニングの前のストレッチの役割をはたすことができ、以後のバランス調整又は負荷トレーニングの効果を十分に上げることができる。
上記のように、本発明のトレーニング器具を使用することで、身体のバランスを自身で認識しながら、本来の身体のバランス(凝り固まって動きの悪くなった筋肉の周りの悪い血液の流れや、少なくなった代謝量、歪んだ骨盤等を改善し、骨盤・体幹を中心として身体に無理のかからない状態(以下、フラットな状態という))に改善し、以後のトレーニング効果、リハビリ効果、ダイエット効果を格段に高めることが可能となった。
発明の好ましい実施の形態
以下、本発明のトレーニング器具及び該トレーニング器具を使用したトレーニングシステムを図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるトレーニング器具の棒状体を示す一部断面斜視図で、図2は本発明のトレーニング器具の保持体を示す斜視図で、図3は図2の保持体にストッパーの設けられた状態の一例を示す平面図で、図4は図3の保持体にストッパーの設けられた状態を示す一部断面平面図で、図5は棒状体を担いだ状態を示す概略説明図で、図6は棒状体を腰に当接した状態を示す概略説明図で、図7、図8、図9は保持体の使用状態を示す説明平面図で、図10は棒状体空間部の気体等の移動の一例を示す説明断面図であり、図11は棒状体空間部の気体等の移動の他実施例を示す説明断面図で、図12は棒状体の端部に重り体の取り付けられた状態を示す一部断面説明図で、図13は略中央部を中心として略円弧状に形成した棒状体を示す概略説明図で、図14は保持体の他実施例を示す概略説明図で、図15は棒状体の他の使用方法を示す概略説明図で図16はトレーニング器具の保持体を示す平面図である。
本発明のトレーニング器具1は、金属、合成樹脂、又は強度のあるガラスで製造された長尺の棒状体2と脚保持体3との組み合わせで構成されている。
前記棒状体2は、手で把持できる径の円筒状で所望の長さ(使用者の身長や目的に応じて決定されるが、一般に1.5m前後の長尺状に形成されている)を有し、密閉された空間部4を形成すべくその両端部には閉塞体5が設けられている。閉塞体5は両端側を閉塞することができるなら円筒状の径と同一の円板を固着してもよく又は蓋状の筒体を固着してもよい。
前記空間部4には比重の異なる気体8、液体7、固体6が単種又は混合して混入されている。実施例では、同じ大きさの複数の数の金属球(固体6)と水(液体7)と空気(気体8)とを混入しいる。棒状体2の一方側を下方に傾斜すると空間部4内では傾いた上方側に比重の軽い空気が速やかに移動し、傾いた下方側に水が移動するとともにその水の中を複数の金属球が水の抵抗力に逆らいながら空気中に比し緩やかにそれぞれ空間部4内を下方側に移動することで、緩やかな全体の荷重の移動が行われる。この際、空間部4内では水の移動に伴う音や、それぞれの金属球が水の中でぶつかり合う音が緩やかな全体の荷重の移動に伴ってリズムを奏でることとなる。
これらの空気(気体8)、水(液体7)、金属球(固体6)による緩やかな荷重の移動を利用して、動き始めからの荷重変動が緩やかな状態が作られ全体として初期の衝撃がなく、負担の少ないトレーニングを行うことができる。
また、水(液体7)の移動による音や、それぞれの金属球(固体6)がぶつかり合う音が和やかなリズムを奏でることで、トレーニング中の身心をリラックスな状態に置くことができ、結果としてトレーニング効果を高め、さらにトレーニングの継続性を高めることが可能となる。
尚、空間部8内の組み合わせは、上記実施例の固体6、液体7、気体8の組み合わせに限定されるものでなく、固体6、液体7、気体8のそれぞれ比重を変更したり、又は固体7の数や大小を変更することにより、それぞれの移動速度、音によるリズムを自在に変更することができる。固体6と液体7とを組み合わせの場合、液体7を比重の相違する2種類で構成し、固体6を大きさの相違する金属球で構成することにより、液体7自体の移動においても比重の大きい液体比重の小さい液体の順で移動させるとともに、金属球の移動もそれぞれの液体中で移動速度を相違させ、さらに金属球の大きさの相違においても移動速度を相違させることができる。これにより、トレーニング時の荷重のかかり方、音の発生を変更し、上記実施例とは相違するトレーニング効果等を得るように組み合わせることも可能である。
また、他の例として、固体7を金属球と樹脂球と(又は樹脂球とガラス球と)で構成することで、金属球と樹脂球との移動速度の相違及び金属球と樹脂球との衝突による緩和された音を利用することで、トレーニング時の荷重のかかり方、音の発生を変更し、上記実施例とは相違するトレーニング効果等を得るように組み合わせることも可能である。また、固体6の場合は、固体6を径の相違する金属球、樹脂球又はガラス球とし、樹脂球の径を空間部4の径(以後、大径という)に近づけるとともに、樹脂球の間に径の小さな(以後、小径という…それぞれの径を相違する場合又は同一にする場合)金属球又はガラス球を同一個数配置する(中空部4内を傾いた方向に移動した後、大径の球間の距離Lが一定となる)ことで、一定の荷重の移動速度及び音による規則的なリズムを与えることも可能である。
このように、固体6、液体7、気体8を自在に組み合わせ、気体8の種類、液体7の質量、固体8の材質、数、大きさを自在に変更することで空間部4内での固体6、液体7、気体8それぞれの移動速度、移動に伴うリズム、移動による負荷を調整することができる。
また、棒状体2を透明の材質で構成し、且つ空間部4内部の固体6、液体7、気体8を着色することでそれぞれの移動を目視できる状態にして、上記気体8等の移動速度及び音による規則的なリズムを視覚を通しても感じることができるようにすることも可能である。
また、棒状体2の略中央部には身体に当接する部分として軟質の樹脂で構成され一定の幅(首の後側、腰部分に当接するのに十分な幅)を有する略円筒状の当接部9が嵌入して固着され、該当接部9の両端側近傍にはネジ等で棒状体2の長尺方向に沿って移動可能で、使用者の肘部分を載置すべく円弧状の当接部を有する金属や樹脂製のガイド体10が設けられている。尚、当接部9及びガイド体10を設けることは必須の構成ではなく、棒状体2のみで使用することも可能である。
前記脚保持体3は、両脚を投入する矩形状の枠型11と、枠型11内の各方向で、多段階に傾斜角度を変更可能(実施例では枠型11の枠に、脚保持板12の下面に設けられた複数の突起を引っ掛けることで脚保持板12の傾斜を多段に設定する)な脚保持板12とから構成されている。前記脚保持板12には、複数の孔13が穿設され、該孔13に足の移動を阻止するための棒状のストッパー14に設けられた突起(図示せず)を挿入することで、脚保持板12の所望の位置にストッパー14を取り付けることができる。
本発明のトレーニング器具1は上記のように棒状体2と脚保持体3とのセットで構成され、次に該トレーニング器具1を用いての基本トレーニングの一例について説明する。このトレーニングの基本は、使用者自身で身体のバランスを認識しながら身体の骨盤・体幹を中心とした、骨格や筋バランスを本来のバランスに戻すことであり、これにより、トレーニング効果を格段に向上させ、故障の原因を取り除くことである。
第1に椅子に座った状態での基本のトレーニングについて説明する。
先ず、トレーニングをする者(使用者)は、椅子に座り、身体の後ろ側の肩部分に棒状体2の中央部分の当接部9を位置させて棒状体2を両腕で担ぎ、指先を棒状体2の先端側近傍へ位置させる。この際、ガイド体10の設けられた棒状体2を使用すると、ガイド体10に肘部分を当接することで、このトレーニングに対しての初心者や、身体に怪我や障害のある者でも容易に棒状体2を両腕で担ぐことができる。
その後、両脚を所定距離広げた状態で角度が調整された脚保持板12に脚を載置する。この際、脚保持板12に設けられたストッパー14で足の位置を決定する。前記脚保持板12及びストッパー14の取り付け位置は、脚のO脚、X脚の強度に応じて枠型11の所望の方向の枠部分に取り付けた後、ストッパー14を取り付けることで決定する。これにより、トレーニング時の脚の移動を押さえ座った正しい姿勢の維持を可能として、身体のバランスの崩れを抑制しながらトレーニングを行うことができる。
次に、上記座った状態で、背中を伸ばして身体の左右、前後のバランスを確認する。バランスの確認は、座った姿勢(骨盤・体幹を中心とした姿勢)が正しければ棒状体2の両端側の位置が平行状態となり、棒状体2内の気体8等は移動することはないが、バランスが取れていない場合は、傾いた方に棒状体2内で気体8等の僅かな移動(傾きの状態に応じて移動状態(速度、距離等)は変更する)がおこる。この気体8等の移動を自身で認識することで傾きの方向、傾きの具合を確認し、平行状態になるように調整する。
上記バランスを確認した状態で、上体の前後屈を行う。前後屈は、先ず棒状体2を肩の位置で担いで背中を伸ばした状態でゆっくりと息を吐きながら上体を前方へ傾け、その後ゆっくりと息を吸いながら上体を元の位置に戻すことを数回繰り返して行う運動である。
体力、目的等に応じて前後屈運動の次に上体の左右の回転運動を行う。左右の回転運動は、棒状体2を肩の位置で担いで背中を伸ばした状態でゆっくりと息を吐きながら上体を左側(又は右側)に回転し、ゆっくりと息を吸いながら上体を元の位置に戻したり、又は息を吐いたり、吸ったりしながら上体を左右に連続して回転する運動である。
前記棒状体2は肩部分に当接部9を当接して担いだが、例えば、棒状体2の当接部9を腰に当接し両腕をそれぞれ棒状体2に回すようにして支持して、上体の前後屈を行ったり、左右の回転運動を行うことも可能である。この場合も上記と同様に体力、目的等に応じてその速度、回数を決定する。
次に、立ち姿勢(正面を向いた姿勢)での棒状体2を使用してのトレーニング方法について説明する。
基本姿勢での棒状体2及び脚保持体3の使用は、立ち姿勢の状態で上記と同様に身体の後ろ側の肩部分に棒状体2の中央部分の当接部9を位置させて棒状体2を両腕で担ぎ、指先を棒状体2の先端側近傍へ位置させ、両脚を所定距離広げた状態で角度が調整された脚保持板12に脚を載置して使用する。
この基本姿勢で、棒状体2内の気体8等の移動がないことで立った姿勢がバランスがとれていることを確認した後、前屈運動を行う。前屈運動は、ゆっくりと息を吐きながら上体を棒状体2に預けるようにして前方に傾け、その後ゆっくりと息を吸いながら上体を棒状体2に預けるようにして基本姿勢に戻することを数回繰り返す。
次に、体力等に応じて左右側屈伸運動を行う。左右側屈伸運動は、ゆっくりと息を吐きながら上体を棒状体2に預けるようにして左側に傾け、その後ゆっくりと息を吸いながら上体を棒状体2に預けるようにして基本姿勢に戻り、次にゆっくりと息を吐きながら上体を棒状体2に預けるようにして右側に傾け、その後ゆっくりと息を吸いながら上体を棒状体2に預けるようにして基本姿勢に戻ることを数回繰り返して行う。
身体の傾けは、浅い角度(例えば30°位)からはじめ、棒状体2の先端が地面に対して垂直になるようにするとともに徐々にリズムを速くして、棒状体2の慣性利用した動きと、ヘアピンの形状のような動作を連動したり、骨盤を基本姿勢(センター位置)からずらす場合と、ずらさない場合との可動域と荷重変化を確認しながら行ったり、又は上体に左右の回転を加える運動を行ったりすることで、負荷を変更したトレーニングを自在に組み合わせて行うことも可能である。
上記座った姿勢の場合と同様に、棒状体2の当接部9を腰に当接し両腕をそれぞれ棒状体2に回すようにして支持して、上体の前後屈を行ったり、左右側屈伸運動を行うことも可能である。
立ち姿勢での棒状体2を使用してのトレーニング方法は、上記の運動及び姿勢に限定されるものでなく、右側(又は左側)を向いた状態で、棒状体2を身体の後ろ側の肩部分に棒状体2の中央部分の当接部9を位置させて棒状体2を両腕で担ぎ、両脚を前後に広げた状態で角度が調整された脚保持板12に脚を載置した状態で運動を行うことも可能である。この姿勢では、さらに高度な身体全体を利用した回転を利用しての棒状体2の回転や捻じり運動を組み合わせて行うこともできる。
また、座った姿勢、又は立ち姿勢の状態であっても、脚保持板12の角度を急傾斜に調整することで積極的にアンバランスな状態を作ったりすることで、負荷のかかるトレーニングとしても有効に利用することができる。
このように、座った姿勢、又は立ち姿勢の状態であっても、棒状体2の空間部4内では、傾いた上方側に速やかな気体8の移動と、傾いた下方側に液体7の移動と、液体7の中での固体(金属球)6の緩やかな移動がおこるとともに、液体7の移動による音、緩やかでリズムのある固体(金属球)6のぶつかり合う音が発生する。
この空間部4内での液体7等の移動により、動き始めの荷重変動が少ない状態から緩やかな荷重変動を得られることにより、棒状体2を用いてのトレーニングの動作がスムーズに行え、子供、高齢者、身体に障害のある者にとっても容易にトレーニングを行うことができ、また、競技者にとっても負荷のかからないストレッチトレーニングを行うことができる。
また、空間部4内での液体7等の移動時に発生する音を認識しながらトレーニングを行うことができるので、音のない通常の棒体の場合に比し、格段に高い癒し効果を得ることができ、精神的にリラックスした状態(安定した状態)でトレーニングを行うことができ、且つトレーニングの継続性も格段に向上することができるという効果を得られる。
さらに本発明特有の効果は、トレーニング器具1を使用することで、使用者が自身の身体のバランスを認識しながらトレーニングでき、結果として身体の骨盤・体幹を中心とする無理のかからないフラットな本来の身体の状態に改善することができる。このため、バランスが取れた状態で、トレーニング、リハビリ、ダイエットを効果的に行うことができる。
また、上記フラットな本来の身体の状態に改善することで、筋バランスや血流も改善することとなり、現在人に多い肥満、肩こり、腰痛、関節痛等の解消にも役立つこととなる。
また、上記のようにトレーニング器具1を用いて部分運動から全身運動へ変化することで、所望の筋肉の引き締め、代謝量の増加、部分的なダイエット効果を高めることもできる。
また、本発明のトレーニング器具1を用いてのトレーニング時に、息を吸いながら身体を傾け、息を吐きながら身体を元の位置に戻す又はレベルにより無呼吸状態で各運動を行う等、呼吸と運動との連動を常に認識しながらバランス調整及びトレーニングを行うことで、その効果を格段に上げることができる。
尚、上記実施例では、棒状体2は直線状に形成されているが、棒状体2の形状は直線状に限定されるものでなく、例えば、初心者、お年寄り、身体に怪我や障害のある者がトレーニングを行う場合は、略中央部を身体の一部に密着し、腕を回して両端側近傍に指先を位置させる最初の基本姿勢そのものが、負担を伴う場合があり、この場合の対応として、棒状体2の略中央部を中心として略円弧状に曲げて形成することで、略中央部が身体の一部に密着し易くすることも可能であり、また、腕を載せる部分も曲げることでさらに身体へ密着しやすく構成することも可能である。
また、上記実施例では、棒状体2の重量は本体部分と中空部4内の固体、液体のみであったが、例えば閉塞体5部分に重量の調整できる重体16を取り付けることで、棒状体2の重量を荷重し、動き始めに一定の負荷をかけた状態と負荷の大きなトレーニングを行うことも可能である。
また、上記実施例では、棒状体2の断面は円形に形成されているが、断面の形状は円形に限定されるものでなく、中空状であれば多角形状に形成することも可能能である。
また、上記実施例では、脚保持体3の構成は枠型11と脚保持板12とで構成したが、例えば、クッション状の脚保持体12のみで構成することも可能である。要は、脚の位置を保持すること及び脚の矯正/調整することができるならその構成は自在に変更可能である。
また、上記実施例では、脚保持板12は固定して使用したが、本発明において脚保持板12を固定することは必須の条件ではなく、例えは、揺動自在な脚保持板12を構成することで、トレーニングのレベルをさらに向上することも可能である。
また、上記実施例では、本発明のトレーニング器具1を棒状体2と脚保持体3とのセットで構成したが、本発明のトレーニング器具1の構成はこれに限定されるものでなく、例えば、トレーニング器具1を棒状体2のみで構成し、上記ような立ち姿勢(脚保持体3のない状態)でのトレーニング又は椅子に座った姿勢(脚保持体3のない状態)でのトレーニングを行うことも可能であり、また、脚保持体3のみを使用しての立ち姿勢又は椅子に座った姿勢でのトレーニングを行うことも可能であり、さらに脚保持体3と他のトレーニング器具(単なる棒等)セットとしてトレーニングを行うことも可能である。これらそれぞれのトレーニング器具1を単独で使用した場合においても、身体のバランス回復、バランス調整、負荷トレーニングとしての効果を得ることができる。
また、上記実施例では、使用者は棒状体2を担いだ状態、又は支えた状態とした身体の体幹方向に対して横方向で使用したが、棒状体2の使用方法はこれに限定されるものでなく、例えば、体幹方向に対して縦方向(背骨に沿った方向)に位置させて、上半身をを前後方向に回転するようにして使用することも可能である。要は、棒状体2を利用して身体を伸縮したり、回転や捩じれを加える運動をするように使用すればその使用方法は実施例に限定されるものでない。
また、上記実施例では脚保持板12で足の位置を固定したが、足の移動方向、回脚方向の印の設けられたマット等の足位置表示体15を使用することも可能である。この場合は、立ち姿勢で棒状体2を使用しながら足の位置を表示に沿って移動することで、場所を選ばずに一人で身体のバランス回復、バランス調整、負荷トレーニングとして使用することができる。
本発明の一実施例であるトレーニング器具の棒状体を示す一部断面斜視図。 本発明のトレーニング器具の保持体を示す斜視図。 図2の保持体にストッパーの設けられた状態の一例を示す平面図。 図3の保持体にストッパーの設けられた状態を示す一部断面平面図。 棒状体を担いだ状態を示す概略説明図。 棒状体を腰に当接した状態を示す概略説明図。 保持体の使用状態を示す説明平面図。 保持体の使用状態を示す説明平面図。 保持体の使用状態を示す説明平面図。 棒状体空間部の気体等の移動の一例を示す説明断面図。 棒状体空間部の気体等の移動の他実施例を示す説明断面図。 棒状体の端部に重り体の取り付けられた状態を示す一部断面説明図。 略中央部を中心として略円弧状に形成した棒状体を示す概略説明図。 保持体の他実施例を示す概略説明図。 棒状体の他の使用方法を示す概略説明図。 トレーニング器具の保持体を示す平面図。
符号の説明
1−トレーニング器具、2−棒状体、3−脚保持体、6−固体、7−液体、8−気体

Claims (2)

  1. 身体のバランス回復、バランス調整又は負荷トレーニングに使用するトレーニング器具であって、該トレーニング器具が、略中央部を身体の一部に密着し両端側近傍に手の指先を位置させて担いだ状態、又は支えた状態で身体のバランスを認識しながら使用する1.5m前後の長さを有し、且つ両端側を閉塞し、傾けた方向に沿って空間部内を移動する気体、液体及び材質又は径の相違する球からなる固体が設けられている長尺筒状の棒状体から構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
  2. 身体のバランス回復、バランス調整又は負荷トレーニングに使用するトレーニング器具であって、該トレーニング器具が略中央部を身体の一部に密着し両端側近傍に手の指先を位置させて担いだ状態、又は支えた状態で身体のバランスを確認しながら使用する1.5mm前後の長さを有し、且つ両端側を閉塞し、傾けた方向に沿って空間部内を移動する気体、液体及び材質又は径の相違する球からなる固体が設けられている長尺筒状の棒状体と、脚の位置を矯正、調整、又は負荷を与えるため矩形状の枠型の方向に多段階に傾斜角度を変更可能な脚保持板を有する脚保持体と、から構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
JP2006231258A 2006-06-05 2006-07-31 トレーニング器具 Expired - Fee Related JP4292520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006231258A JP4292520B2 (ja) 2006-06-05 2006-07-31 トレーニング器具

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183870 2006-06-05
JP2006231258A JP4292520B2 (ja) 2006-06-05 2006-07-31 トレーニング器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008012273A JP2008012273A (ja) 2008-01-24
JP4292520B2 true JP4292520B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=39069883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006231258A Expired - Fee Related JP4292520B2 (ja) 2006-06-05 2006-07-31 トレーニング器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4292520B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6831234B2 (ja) * 2016-12-20 2021-02-17 水口 栄二 運動トレーニング器具
JP7140646B2 (ja) * 2018-11-20 2022-09-21 株式会社 Mtg トレーニング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008012273A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7628734B1 (en) Exercising and physiotherapy system
US5941807A (en) Torso muscle and spine exercise apparatus
AU2008328550B2 (en) A prone crawling exerciser
JP3763840B1 (ja) トレーニング器具
JP3750868B2 (ja) 体力良好維持、リハビリテーションおよび治療のためのストレッチ療法器械
US11185730B2 (en) Neuromuscular activation vertical exercise device and method
CN204447147U (zh) 体育教学用蹬伸锻炼器
JPS6365880A (ja) 運動用装置
EP2537564B1 (en) Foot, leg, and arm support for exercise
JP4072182B2 (ja) トレーニング器具
JP4478208B1 (ja) 運動補助装置
US20220233914A1 (en) Pelvis training device
JP2019534769A (ja) 人の肩帯、腰帯、及び体幹筋を同時に訓練するための楕円運動器具
JP2005342177A (ja) 腹部腰部諸筋トレーニング器具
KR20130134802A (ko) 다리운동 겸용 복부 운동기구
JP4292520B2 (ja) トレーニング器具
US6432029B1 (en) Exercise assembly
JP2016168337A (ja) 足圧連動トレーニング器具
AU2004224932B2 (en) Cardiovascular spine exerciser
CN208838976U (zh) 一种便携式俯撑综合健身器
JP2006043406A (ja) 健康器具
Brignell The Pilates Handbook
US20190282853A1 (en) Abdominal Exerciser Utilizing Musculature of Lower Body
KR101590921B1 (ko) 운동기구
JP7466082B2 (ja) アキレス腱ストレッチ健康運動器具

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070420

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150417

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees