JP2008261338A - 車両の空気口の消音装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンジンルームの外側や内側への出っ張り量が少なく、通気性を十分確保でき、消音効果が高い車両の空気口の消音装置を提供する。
【解決手段】 エンジンルームカバーに設けた開口部と、開口部近傍に設けられ、開口部を経由してエンジンルーム内から外部へ漏れる騒音を消音する吸音部材とを備えた車両の空気口の消音装置において、前記開口部(16,18)に離間して開口部(16,18)を覆い、少なくとも開口部(16,18)よりも大きい面積を有するパネル(21,22)と、パネル(21,22)の中央部に開口部(16,18)に対向する吸音部材(31,41)とを備え、前記吸音部材(31,41)は、中央部が突出し、外縁部から中央部に向けて徐々に開口部に近づくような傾斜面を有することを特徴とする車両の空気口の消音装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 エンジンルームカバーに設けた開口部と、開口部近傍に設けられ、開口部を経由してエンジンルーム内から外部へ漏れる騒音を消音する吸音部材とを備えた車両の空気口の消音装置において、前記開口部(16,18)に離間して開口部(16,18)を覆い、少なくとも開口部(16,18)よりも大きい面積を有するパネル(21,22)と、パネル(21,22)の中央部に開口部(16,18)に対向する吸音部材(31,41)とを備え、前記吸音部材(31,41)は、中央部が突出し、外縁部から中央部に向けて徐々に開口部に近づくような傾斜面を有することを特徴とする車両の空気口の消音装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通気性を確保しながら、消音効果を発揮することが出来る車両の空気口の消音装置に関する。
従来、作業車両のエンジンルームの空気口の消音装置としては、例えば次に示すものがある。図18は図19に示すような油圧式掘削機161のエンジンルームの空気取入口152に装着した消音装置151の例を示した斜視図である。この消音装置151は油圧式掘削機161の空気取入口152よりエンジンの騒音が直接外部に出ないように空気取入口152を覆って箱状に形成されており、その左右側面と下面に空気の通過する通気孔を設けている。そして消音装置151の内面にはエンジンルームからの騒音を吸収するため、吸音材153が全面にわたって貼付けられている。
また、図20に示すのは作業車両であるダンプトラック171のラジエータ172の前方に吸音ブレード173を設けた消音装置174の例である。図21は、消音装置174の断面図である。図21に示すように、吸音ブレード173は板状の吸音材や板状部材に吸音材を貼ったもの等を所定の間隔を空けて略平行に並べて通気路175を形成し、騒音がその通気路175を通過する際に吸音ブレード173の吸音材により吸収され消音効果が生じる。
図22および図23に示すのは小型油圧式掘削機のエンジンルーム201に吸音ブレード202を設けた消音装置の例である。小型油圧式掘削機では狭い現場で作業機を備えた上部旋回体が旋回できるようにエンジンルーム201の外周面205を図22に示すように円弧状にしている。そのエンジンルーム内にエンジン206、ラジエータ203、油圧ポンプ204などを配置し、さらに吸音ブレード202を、図22に示すようにエンジンルーム201の外周面に合わせるため吸音ブレード202の長さFB1が一定ではなく一部は短い長さ寸法FB2の吸音ブレードにしている。
また、図24に示すのはホイールローダ221のエンジンルームの空気口の消音装置の例である。図24はエンジンルームの内部構造を示しているが、このエンジンルーム空気口の消音装置では、ラジエータ225の前方には側部と下部を閉じ、かつ、上部を開口して空気取入口としたパネル222を設け、エンジン226の上方にはエンジンルームカバー224に空気出口の開口部227を設け、その開口部227を覆うようにパネル231がエンジンルームカバー224の上に設けられている。また、エンジンルームカバー224に空気出口の開口部228を設け、その開口部228を覆うようにパネル223が上面板224の下に設けられている。そして、エンジンルームからの騒音を吸収するためパネル222およびパネル231,223の内面の全面にわたって図24に示すように吸音材229,230,232がそれぞれ貼り付けられている。
しかし、図18に示すような油圧式掘削機161のエンジンルームの空気取入口152に装着した消音装置151の例では、空気取入口152を覆う面積が大きく、また、内部に貼った吸音材153の厚さにより冷却風の通過スペースが少なくなるため、エンジンの冷却空気の風量を確保するためには、左右と下部の通気孔の面積は大きくしなければならず、消音装置151は空気取入口152から外側へ大きく突出することになる。よって、油圧式掘削機161のような作業車両の場合、旋回する上部旋回体の出っ張りが大きくなり、外観上、回りの作業者に圧迫感を与え好ましくない。
図20に示す作業車両であるダンプトラック171のラジエータ172の前方に吸音ブレード173を設けた消音装置174の例では、吸音ブレード173の消音効果を確保するためにはその吸音ブレード173の車両の長さ方向寸法EBを長くしなければならないので、消音装置174はダンプトラック171の前方へ大きく突出することになる。この結果、ダンプトラック171の全長は大きくなり、小回り性が損なわれたり、駐車スペースが大きくなるなどの問題がある。
図22および図23に示す小型油圧式掘削機のエンジンルーム201に吸音ブレード202を設けた消音装置の例では、小型油圧式掘削機は狭い現場で作業機を備えた上部旋回体が旋回できるようにエンジンルーム201の外周面205を図22に示すように円弧状にしているため、そのエンジンルーム201内にエンジン206、ラジエータ203、油圧ポンプ204などを配置するのはスペースが少なく困難である上に、さらに吸音ブレード202をエンジンルーム内に出っ張らせて設けるのは更に困難である。従って、図22に示す吸音ブレード202はエンジンルーム21の外周面205に合わせるため吸音ブレード202の長さFB1が一定ではなく一部は短い長さ寸法FB2の吸音ブレードにせざるを得ず、騒音が通過する通路が一部短くなり、吸音ブレード202の消音効果が十分ではない。
図24に示すホイールローダ221のエンジンルームの消音装置の例では、パネル222およびパネル231,223の内面の全面にわたって吸音材229,230,232が設けられているため、吸音材229,230,232の厚さTa,Tb,Tcの分だけ空気の通過する通風面積が減ってしまう。その結果、パネル222とエンジンルーム上面板224との隙間Mおよびパネル231,223とエンジンルーム上面板224との隙間La,Lbは大きくしなければ空気の通過面積が大きくならず、エンジンの冷却用の風量が確保できない。また、逆に隙間Mや隙間La,Lbを大きくすると、そこから漏れる騒音は大きくなり消音装置としての効果が低下するという問題がある。そして、風量も確保し、騒音も低減するには隙間Mや隙間La,Lbを大きくすると共に、吸音材の厚さTa,Tb,Tcを増さなければならず、そうするとパネル222やパネル231はエンジンルームの外側へ出っ張ってしまう。それにより、外観上の圧迫感が増したり、パネル222がエンジンルームの外側へ出っ張るとホイールローダの全長は大きくなり、小回り性が損なわれたり、駐車スペースが大きくなるなどの問題がある。また、パネル223はエンジンルームの内部へ出っ張ってしまうので、エンジン226との干渉を避けるために出っ張り寸法は限られ、そのために、消音効果あるいは風量が十分確保できないなどの問題がある。
つまり、従来の作業車両に適用されている消音装置においては、いずれも、消音装置を取り付けると車両の外側に消音装置部分が出っ張ってしまい、車両の外形寸法が大きくなってしまうことによる外観上の圧迫感が増したり、ホイールローダやダンプトラックなどでの全長が大きくなり、小回り性が損なわれたり、駐車スペースが大きくなるなどの問題がある。また、車両の内部に消音装置を収納しようとして車両の内部に消音装置を出っ張らせるとそのスペースが十分確保できず前記の小型油圧式掘削機やホイールローダ例のように消音効果あるいは風量が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、エンジンルームの外側や内側への出っ張り量が少なく、通気性を十分確保でき、消音効果が高い空気口の消音装置を提供することを目的とし、さらに、従来の消音装置と出っ張りが同じであれば、風量が多く、消音効果が大きい空気口の消音装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1構成に記載の発明は、エンジンルームカバーに設けた開口部と、開口部近傍に設けられ、開口部を経由してエンジンルーム内から外部へ漏れる騒音を消音する吸音部材とを備えた車両の空気口の消音装置において、前記開口部に離間して開口部を覆い、少なくとも開口部よりも大きい面積を有するパネルと、パネルの中央部に開口部に対向する吸音部材とを備え、前記吸音部材は、中央部が突出し、外縁部から中央部に向けて徐々に開口部に近づくような傾斜面を有している。
また第2構成の発明は、第1構成記載の車両の空気口の消音装置において、前記傾斜面は、凹状の曲面形状をしている。
また第2構成の発明は、第1構成記載の車両の空気口の消音装置において、前記傾斜面は、凹状の曲面形状をしている。
第1構成の発明によれば、エンジンルーム内の騒音は直接開口部から外部へは出ずに、パネルの中央部に開口部に対向して設けてある吸音材に衝突して減衰し、エンジンルームカバーとパネルとの隙間の空気取入口、空気吐出口から外部へ出て行くことになるが、吸音材の中央部は突出しているので吸音材の体積は大きく、このためこの突出部分の吸音効果は大きくなる。
また、空気は吸音部材に設けた傾斜面の表面に沿って滑らかに方向を変えて流れるので、通風抵抗が少なくなる。従って、通風抵抗が少ない分、エンジンルームカバー13とパネルとの間の隙間は少なくでき、よって、エンジンルームの外側へのパネルの出っ張り量が少ないので、作業車両の外観上の圧迫感は少なく、作業車両の全長の増加も少なくてすみ、小回り性が良好で、駐車スペースが小さくできる。
また第2構成の発明によれば、傾斜面が凹状の曲面形状をしているので、空気がより滑らかに流れ、通風抵抗がさらに少なくなる。
また、空気は吸音部材に設けた傾斜面の表面に沿って滑らかに方向を変えて流れるので、通風抵抗が少なくなる。従って、通風抵抗が少ない分、エンジンルームカバー13とパネルとの間の隙間は少なくでき、よって、エンジンルームの外側へのパネルの出っ張り量が少ないので、作業車両の外観上の圧迫感は少なく、作業車両の全長の増加も少なくてすみ、小回り性が良好で、駐車スペースが小さくできる。
また第2構成の発明によれば、傾斜面が凹状の曲面形状をしているので、空気がより滑らかに流れ、通風抵抗がさらに少なくなる。
以下、図を参照しながら、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。尚、各実施形態において、前記従来技術の説明に使用した図、及びその実施形態よりも前出の実施形態の説明に使用した図と同一の要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。
図1および図2に基づいて第1実施形態を説明する。図1は第1実施形態に係る消音装置を適用した作業車両のエンジンルームの断面図であり、図2はそのエンジンルームの斜視図である。エンジン12の前方にはラジエータ11が配されている。エンジンルーム全体はエンジンルームカバー13で覆われている。エンジンルームカバー13の前面には、開口部16が設けられていてエンジンルーム内に空気を吸い込むようになっている。開口部16の前方には、開口部16の全面を覆うようにパネル14がエンジンルームカバー13と離間して設けられている。図2に示すように、作業車両の左右方向でのパネル14の左右両側と下部はエンジンルームカバー13側に折り曲がり、エンジンルームカバー13に固着されている。パネル14の上端部とエンジンルームカバー13との間には空気取入口17が形成されていて、空気はここから吸い込まれ、開口部16を通りラジエータ11へ導かれる。パネル14の上部はパネル14の正面側から見てエンジンルームカバー13と所定距離L1だけ重なっている部分を持っている。パネル14の中央部で、かつ、エンジンルームカバー13の前面の開口部16と対向する部分には消音機能を持つ吸音材19が設けられ、パネル14の正面側から見てエンジンルームカバー13と所定距離L1だけ重なっている部分には吸音材は設けられていない。
なお、図3に示すように、パネル14の正面側から見てエンジンルームカバー13と所定距離L1だけ重なっている部分に近い吸音材19の上端部の形状は、コーナ部Cに円弧状または直線状の面取りを設けて通風面積を確保するようにしても良い。
また、エンジンルームの上面には空気の出口としての開口部18が設けられ、開口部18から空気が吐き出されるようになっている。開口部18の上方には開口部18の全面を覆うように断面コの字状のパネル15がエンジンルームカバー13と離間して設けられており、図2に示すようにパネル15の作業車両の左右方向の両側端部は折れ曲がってエンジンルームカバー13に固着されている。パネル15の作業車両の前後方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気吐出口15a,15bが形成され、ここから空気はエンジンルーム外部へ吐き出される。パネル15の中央部でかつ、エンジンルームの開口部18と対向する部分には消音機能を有する吸音材19aが設けられている。パネル15の作業車両の前後方向両端部には、所定長さL2,L3だけエンジンルームカバー13と重なる部分が設けられており、所定長さL2,L3部分には吸音材は設けられていない。なお、この例では空気取入口をエンジンルーム前部とし、空気吐出口をエンジンルーム上面としているがこの逆の場合でも良いことはもちろんである。
また、パネル15の作業車両の前後方向の両側端部が折れ曲がってエンジンルームカバー13に固着され、パネル15の作業車両の左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気吐出口15a,15bを形成してもよい。
また、図4に示すように、パネル15の作業車両の前後方向両端部の所定長さL2,L3だけエンジンルームカバー13と重なっている部分に近い吸音材19aの端部の形状は、コーナ部Cに円弧状または直線状の面取りを設けて通風面積を確保するようにしても良い。
つぎに、第1実施形態の作用について説明する。図1のパネル14,15はそれぞれ、少なくとも開口部16,18よりも大きい面積を有して、開口部16,18の全面を覆っており、エンジンルーム内の騒音は直接開口部16,18から外部へは出ずに、パネル14,15の中央部に設けてある吸音材19,19aに衝突して減衰し、エンジンルームカバーとパネルとの隙間の空気取入口17,空気吐出口15a,15bから外部へ出て行くことになる。
一方、エンジンルームに吸い込まれる空気は、パネル14とエンジンルームカバー13の空気取入口17より吸い込まれるが、パネル14の正面側から見てエンジンルームカバー13と所定距離L1だけ重なっている部分には吸音材は設けられていないので、通風面積は大きく、よって、通風抵抗が少なく、風量は十分に確保できる。また、パネル14の表面側から見てエンジンルームカバー13と重なっている部分に近い吸音材19の端部には、コーナ部Cに円弧状または直線状の面取りを設けると、さらに、通風面積が大きくなり風量は十分に確保できる。従って、吸音材は設けられていない分、エンジンルームカバー13とパネル14との間の隙間は少なくできるのでパネルの外部への出っ張り量L1Hは小さくてすむ。
また、エンジンルームから吐き出される空気は、エンジンルームカバー13とパネル15との間の空気吐出口15a,15bからエンジンルームの外部に吐き出されるが、パネル15の作業車両の前後方向両端部のエンジンルームカバー13とそれぞれ所定長さL2,L3だけ重なっている部分には吸音材は設けられていないので、通風面積は大きく、よって、通風抵抗が少なく、風量は十分に確保できる。また、パネル15の作業車両の前後方向両端部の、エンジンルームカバー13と重なっている部分に近い吸音材19aの端部にはコーナ部Cに円弧状または直線上の面取りを設けると、さらに、通風面積が大きくなるので、風量は十分に確保できる。従って、吸音材は設けられていない分、エンジンルームカバー13とパネル15との間の隙間は少なくできるのでパネル15の外部への出っ張り量N1Hは小さくてすむ。
また、パネル15の作業車両の前後方向の両側端部が折れ曲がってエンジンルームカバー13に固着され、パネル15の作業車両の左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気吐出口15a,15bを形成した場合にはエンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなり、ラジエータの冷却効率が良い。
図5〜8に基づいて第2実施形態を説明する。エンジンルーム全体の断面形状、およびエンジンルームの外観形状は第1実施形態と同一であるので省略する。図5は、第2実施形態に係る消音装置を適用した作業車両のエンジンルームの前部のパネル14の取付部の構造の詳細を示した断面図である。パネル14はエンジンルームの開口部16の前面を覆うように、正面部はエンジンルームカバー13と離間して設けられ、パネル14の作業車両での左右方向の左右側面と下部がエンジンルームカバー13に固着され、上部にはエンジンルームカバー13との間に空気取入口17が設けられている。空気取入口17において、パネル14の外部への出っ張り量はL2Hである。また、パネル14の上部とエンジンルーム13との重なり量はL2Lである。パネル14の中央部には、吸音材32が設けてある。この吸音材32は図5,6に示すように、開口部16の下部に向かって、徐々に開口部16に近づくような傾斜面で、かつ、凹状の曲面形状を有している。
また、図7はエンジンルームカバー13の上面のパネル15の構造の詳細を示した断面図である。パネル15はエンジンルームカバー13とは離間して設けられており、外部への出っ張り量はN2Hである。またパネル15の作業車両前後方向の端部とエンジンルームカバー13との重なり量はN1L,N2Lである。パネル15の中央部には、吸音材51が設けてある。吸音材51は図7,8に示すように、吸音材51はエンジンルームの開口部18の略中央部に向かって突出し、かつ、開口部18の外縁部から中央部に向けて徐々に開口部18に近づくような傾斜面で、かつ、凹状の曲面形状を有している。吸音材の底部52の形状は図7に示すようにパネル15の前後方向の端部とエンジンルームカバー13と所定量N1L,N2Lだけ重なっている部分に延長しても良い。
また、第1実施形態と同様に、パネル15の作業車両の前後方向の両側端部が折れ曲がってエンジンルームカバー13に固着され、パネル15の作業車両の左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気吐出口15a,15bを形成してもよい。
第2実施形態の作用について説明する。図5のパネル14は少なくとも開口部16よりも大きい面積を有して、開口部16の全面を覆っているためエンジンルーム内の騒音は直接開口部16から外部へは出ずにパネルに設けてある吸音材32に衝突して減衰し、エンジンルームカバー13とパネル14との間の空気取入口17から外部へ出て行くことになる。吸音材32の下部は突出しているので、吸音材の厚さが厚くなり、体積は大きくなるし、表面積も大きくなる。吸音材が厚くなると吸音効率は増し、表面積が大きいほど吸音効率は増すので、この突出部分の吸音効果は大きい。さらに、吸音材32の形状を図5に示すようにパネル14とエンジンルームカバー13と所定量L2Lだけ重なっている部分に延長すればさらに、この部分の吸音効果が加わる。
図7のパネル15は少なくとも開口部18よりも大きい面積を有して、開口部18の全面を覆っているためエンジンルーム内の騒音は直接開口部18から外部へは出ずにパネルの中央部に設けてある吸音材51に衝突して減衰し、エンジンルームカバー13とパネル15との間の空気吐出口15a,15bから外部へ出て行くことになる。吸音材51の中央部は突出しているので吸音材の厚さが厚くなり、体積は大きくなるし、表面積も大きくなる。吸音材が厚くなると吸音効率は増し、表面積が大きいほど吸音効率は増すので、この突出部分の吸音効果は大きい。さらに、吸音材51の形状を図7に示すようにパネル15とエンジンルームカバー13と所定量N1L,N2Lだけ重なっている部分に延長すればさらに、この部分の吸音効果が加わる。
一方、エンジンルームに吸い込まれる空気は、パネル14とエンジンルームカバー13の間の空気取入口17より吸い込まれ、パネル14に設けられた凹状の曲面形状で、かつ、開口部16の下部に向けて徐々に開口部16に近づくような傾斜面を有している吸音材32の表面に沿って滑らかに方向を変えてエンジンルーム内に流入するので、通風抵抗が少なく風量は十分に確保できる。従って、エンジンルームカバー13とパネル14との隙間は少なくても風量は確保できるのでパネル14の外部への出っ張り量L2Hは小さくてすむ。
また、エンジンルームの上面から吐き出される空気は、パネル15の中央部に設けられた凹状の曲面形状で、かつ、開口部18の外縁部から中央部に向けて徐々に開口部18に近づくような傾斜面を有している吸音材51の表面に沿って滑らかに方向を変えてエンジンルームカバー13とパネル15との隙間の空気吐出口15a,15bからエンジンルームの外部に吐き出されるので通風抵抗が少なく風量は十分に確保できる。従って、エンジンルームカバー13とパネル15との間の隙間は少なくても風量は確保できるのでパネル15の外部への出っ張り量N2Hは小さくてすむ。また、パネル15の作業車両の前後方向の両側端部が折れ曲がってエンジンルームカバー13に固着され、パネル15の作業車両の左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気吐出口15a,15bを形成した場合にはエンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなり、ラジエータの冷却効率が良い。
次に、消音装置の実験結果により、消音装置の消音効果と通気性能を説明する。図16は、従来の消音装置と本発明の第2実施形態の消音装置の実験結果を示した図である。従来の消音装置の構造は図17に示してあるようにパネル230の全面にわたって吸音材231を貼ってある。従来の消音装置のパネル230のエンジンルームカバー224からの出っ張り量を100mmとした場合に、パネル230とエンジンルームカバー224との重なり量を210mmとすると、騒音低減量は10dB(A)で、風量ロスは36%であった。それに対し、本発明の第2実施形態の消音装置では同じ騒音低減量10dB(A)を得るのに、パネルとエンジンルームカバーとの重なり量を同じく210mmとすると、パネルの出っ張り量は90mmであった。また、風量ロスは22%であった。つまり、従来の消音装置より本発明の第2実施形態の消音装置では、消音部材の形状を適宜設定することで、パネルの出っ張り量は10mm少なくてすみ、さらに風量ロスは14%と大幅に向上し、十分な消音効果を確保した上にパネルの出っ張り量を小さくしても大幅に通気性が向上できる効果が得られた。なお、この例では空気取入口をエンジンルーム前部とし、空気出口をエンジンルーム上面としているがこの逆の場合でも良いことはもちろんである。
図9〜11に基づいて第3実施形態を説明する。図9,10は、第3実施形態に係る消音装置を適用した作業車両のエンジンルームの前部のパネル22の取付部の構造の詳細を示したそれぞれ側面視断面図、平面視断面図である。パネル22はエンジンルームの方形の開口部16の前面を覆うように、正面部はエンジンルームカバー13と離間して設けられ、図11に示すように、パネル22の角部4ヶ所には脚部22aが設けられ、エンジンルームカバー13に固着されている。そして、パネル22の作業車両の上下左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気取入口17a,17b,17c,17dが形成され、ここから空気はエンジンルーム内部へ吸い込まれる。空気取入口17a,17b,17c,17dにおいて、パネル22の外部への出っ張り量はL2Hである。また、パネル22のとエンジンルーム13との重なり量は作業車両の上下方向でL2L、L2LL、左右方向でL2M、L2MMである。パネル22の中央部には吸音材31が設けてある。この吸音材31は図9〜11に示すように、開口部16の略中央部に向かって突出し、かつ、開口部16の外縁部から中央部に向けて徐々に開口部16に近づくような傾斜面で、かつ、凹状の曲面形状を有している。吸音材31の底部31aの形状は一例として円形のものを示したが、方形でも多角形でも良い。また、吸音材31の突出部31bの形状も一例として円形のものを示したが、前記と同様に、方形でも多角形でも良い。
一例として、パネル22の脚部22aはパネル22の角部4ヶ所としたが、角部の中間部にさらに必要に応じて複数設けても良い。また、開口部16も一例として方形のものを示したが、円形でも多角形でも良いし、パネル22の形状も一例として方形のものを示したが、開口部16の形状に合わせて円形でも多角形でも良い。
また、パネル22の作業車両の上下左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間の空気取入口17a,17b,17c,17dのうち、エンジンルームの上面に向いたパネル22の上端部の空気取入口17aはエンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなるように、ふさいでも良い。
吸音材の底部31aの形状は図9,10に示すようにパネル22の上下左右方向の端部とエンジンルームカバー13と所定量L2L,L2LL,L2M,L2MMだけ重なっている部分に延長しても良い。
第3実施形態の作用について説明する。図9,10のパネル22は少なくとも開口部16よりも大きい面積を有して、開口部16の全面を覆っているためエンジンルーム内の騒音は直接開口部16から外部へは出ずにパネルの中央部に設けてある吸音材31に衝突して減衰し、エンジンルームカバー13とパネル22との間の空気取入口17a,17b,17c,17dから外部へ出て行くことになる。吸音材31の中央部は突出しているので中央部に近づくに従い、吸音材の厚さが厚くなり、体積は大きくなるし、表面積も大きくなる。吸音材が厚くなると吸音効率は増し、表面積が大きいほど吸音効率は増すので、この突出部分の吸音効果は大きい。さらに、吸音材31の形状を図9,10に示すようにパネル22とエンジンルームカバー13と所定量L2L,L2LL,L2M,L2MMだけ重なっている部分に延長すればさらに、この部分の吸音効果が加わる。
また、エンジンルームに吸い込まれる空気は、パネル22の中央部に設けられた凹状の曲面形状で、かつ、開口部16の外縁部から中央部に向けて徐々に開口部16に近づくような傾斜面を有している吸音材31の表面に沿って滑らかに方向を変えてエンジンルームカバー13とパネル22との間の空気取入口17a,17b,17c,17dからエンジンルームの内部に吸い込まれるので通風抵抗が少なく風量は十分に確保できる。従って、エンジンルームカバー13とパネル22との間の空気取入口17a,17b,17c,17dの隙間は少なくても風量は確保できるのでパネル22の外部への出っ張り量L2Hは小さくてすむ。また、パネル22の作業車両の上下左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間の空気取入口17a,17b,17c,17dのうち、エンジンルームの上面に向いた、パネル22の上端部の空気取入口17aをふさいだ場合は、エンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなり、ラジエータの冷却効率が良い。消音装置の実験結果による、第3実施形態の消音装置の消音効果と通気性能は前記の第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
図12〜15に基づいて第4実施形態を説明する。図12は第4実施形態に係る消音装置を適用した作業車両のエンジンルームのの斜視図である。エンジンルームの上面には空気の出口としての開口部18が設けられ、開口部18から空気が吐き出されるようになっている。開口部18の上方には開口部18の全面を覆うようにパネル21がエンジンルームカバー13と離間して設けられている。そして、パネル21の角部4ヶ所には脚部21aがエンジンルームカバー13に固着されている。パネル21の作業車両の前後左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間に空気吐出口15a,15b,15c,15dが形成され、ここから空気はエンジンルーム外部へ吐き出される。
一例として、パネル21の脚部21aはパネル21の角部4ヶ所としたが、角部の中間部にさらに必要に応じて複数設けても良い。また、開口部18も一例として方形のものを示したが、円形でも多角形でも良いし、パネル21の形状も一例として方形のものを示したが、開口部18の形状に合わせて円形でも多角形でも良い。
また、パネル21の作業車両の前後左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間の空気吐出口15a,15b,15c,15dのうち、エンジンルームの空気吸い込み口が形成されている空気取入口17の方向に向いた空気吐出口15aはエンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなるように、ふさいでも良い。
図13は図12のAA断面図、図14は図12のBB断面図であり、それぞれ、エンジンルームカバー13の上面のパネル21の構造の詳細を示した断面図である。パネル21はエンジンルームカバー13とは離間して設けられており、外部への出っ張り量はN2Hである。またパネル21の前後方向の端部とエンジンルーム13との重なり量はN1L,N2Lであり、パネル21の左右方向の端部とエンジンルーム13との重なり量はN1LL,N2LLである。パネル21の中央部には、吸音材41が設けてある。吸音材41は図12〜15に示すように、開口部18の略中央部に向かって突出し、かつ、開口部18の外縁部から中央部に向けて徐々に開口部18に近づくような傾斜面で、かつ、凹状の曲面形状を有している。吸音材の底部41aの形状は図13,14に示すようにパネル21前後方向の端部とエンジンルームカバー13と所定量N1L,N2L,N1L,N2Lだけ重なっている部分に延長しても良い。また、エンジンルームカバー13のパネル21前後方向の端部とエンジンルームカバー13と所定量N1L,N2L,N1L,N2Lだけ重なっている部分に孔を設け、この孔に後述する通気性を有する消音パネル77をはめ込んでも良い。これにより、通気性が更に、向上する。
第4実施形態の作用について説明する。図12のパネル21は少なくとも開口部18よりも大きい面積を有して、開口部18の全面を覆っているためエンジンルーム内の騒音は直接開口部18から外部へは出ずにパネルの中央部に設けてある吸音材41に衝突して減衰し、エンジンルームカバー13とパネル21との間の空気吐出口15a,15b,15c,15dから外部へ出て行くことになる。吸音材41の中央部は突出しているので吸音材の体積は大きく、吸音材の厚さが厚くなり、体積は大きくなるし、表面積も大きくなる。吸音材が厚くなると吸音効率は増し、表面積が大きいほど吸音効率は増すので、この突出部分の吸音効果は大きい。さらに、吸音材41の形状を図13,14に示すようにパネル21とエンジンルームカバー13と所定量N1L,N2L,N1LL,N2LLだけ重なっている部分に延長すればさらに、この部分の吸音効果が加わる。
また、エンジンルームの上面から吐き出される空気は、パネル21の中央部に設けられた凹状の曲面形状で、かつ、開口部18の外縁部から中央部に向けて徐々に開口部18に近づくような傾斜面を有している吸音材41の表面に沿って滑らかに方向を変えてエンジンルームカバー13とパネル21との間の空気吐出口15a,15b,15c,15dからエンジンルームの外部に吐き出されるので通風抵抗が少なく風量は十分に確保できる。従って、エンジンルームカバー13とパネル21との間の空気吐出口15a,15b,15c,15dの隙間は少なくても風量は確保できるのでパネル21の外部への出っ張り量N2Hは小さくてすむ。
また、パネル21の作業車両の前後左右方向両端部とエンジンルームカバー13との間の空気吐出口15a,15b,15c,15dのうち、エンジンルームの空気吸い込み口が形成されている空気取入口17の方向に向いた空気吐出口15aはエンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなるように、ふさいだ場合は、エンジンルームから吐き出される空気が、循環して、またエンジンルームに吸い込まれることが少なくなり、ラジエータの冷却効率が良い。消音装置の実験結果による、第4実施形態の消音装置の消音効果と通気性能は前記の第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
なお、以上の本発明においては、空気の吸い込みでも吐き出しでも効果には変わりがない。
また、本発明の実施の形態に用いる吸音材はウレタン、グラスウールおよびフェルト等をはじめとして、吸音効果を持つものならば前記材料に限らずどのような材料でも同様の作用、及び効果を有することはもちろんである。
従って、本発明の消音装置を作業車両に適用することにより、エンジンルームの外部にパネルを設ける場合には、エンジンルームの外側へのパネルの出っ張りが少ないので外観上の圧迫感は少なく、作業車両の全長の増加も少なくてすみ、小回り性が良好で、駐車スペースが小さくできる。
また、前記のように消音性能は向上しているので消音効果が十分確保できる。さらに、エンジンルームの内部に消音装置を設ける場合には、エンジンルームの内側へのパネルの出っ張りが少ないので少ないエンジンルームのスペースを有効に活用できるし、エンジンルームの外側への出っ張りがなくなり、外観デザインを損なうことがない。
11 ,172 ,203,225;ラジエータ、12 ,206;エンジン、13;エンジンルームカバー、14,24,15,21,22,61,71,81;パネル、16,18 ,227,228;開口部、19,19a,41,31,32,51,63,121,153,229,230,232;吸音材、31a,41a;吸音材の底面、31b,41b;突出部、62,72,77;消音パネル、151,174;消音装置、173,202;吸音ブレード、204;油圧ポンプ、222,223,231;パネル。
Claims (2)
- エンジンルームカバーに設けた開口部と、
開口部近傍に設けられ、開口部を経由してエンジンルーム内から外部へ漏れる騒音を消音する吸音部材とを備えた車両の空気口の消音装置において、
前記開口部(16,18)に離間して開口部(16,18)を覆い、少なくとも開口部(16,18)よりも大きい面積を有するパネル(21,22)と、
パネル(21,22)の中央部に開口部(16,18)に対向する吸音部材(31,41)とを備え、
前記吸音部材(31,41)は、中央部が突出し、外縁部から中央部に向けて徐々に開口部に近づくような傾斜面を有する
ことを特徴とする車両の空気口の消音装置。 - 請求項1記載の車両の空気口の消音装置において、
前記傾斜面は、凹状の曲面形状をしている
ことを特徴とする車両の空気口の消音装置。
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