JP2008260489A - 制駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】HV車両において、エンジンが始動している場合に制動力を最適に付与することが可能な制駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】走行環境又は走行状況に基づいて出力トルクを制御するハイブリッド車両の制駆動力制御装置であって、前記出力トルクの制御態様(S008)に基づいて、制動力を回生制御により付与するか(S010)、エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により付与するか(S007)を選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制駆動力制御装置に関し、特に、走行環境、走行状況に応じて、出力トルクを変更するハイブリッド(HV)車両の制駆動力制御装置に関する。
走行環境、走行状況に応じて、出力トルクを変更するハイブリッド(HV)車両の制駆動力制御装置が知られている。
例えば、特開2000−205000号公報(特許文献1)には、HV車両において、車両環境・走行状況に応じてエンジン停止・始動を決定する閾値を変える点が開示されている。即ち、ナビゲーション装置に記録された地図やデータやビーコン、基地局などの外部施設からの情報を用いて加速・減速が頻繁に繰り返される走行状況を推定し、推定結果に応じてエンジン始動の閾値を高車速側に移動してモータ走行を続けるようにしたり、またエンジン停止の閾値を低車速側に移動して無駄なエンジン始動・停止を防止する技術が開示されている。
また、例えば、特開2002−144921号公報(特許文献2)には、車両の減速時にはモータを回生作動させるとともに、その際、ブレーキ検出手段によりブレーキが作動状態であることが検出されるとエンジンを停止するとともにクラッチを開放し、ブレーキが作動状態から非作動状態に変化する際の変化度が所定値よりも大きくなったときにクラッチを接続するとともにエンジンを再始動する技術が開示されている。
特開2000−205000号公報 特開2002−144921号公報
HV車両において、エンジンが始動している場合の制動力の付与について十分な検討が行われていない。例えば、上記特許文献1の技術では、走行状況に応じエンジン始動・停止の閾値を変更しているだけであって、走行状況に応じた制動力の付与について検討されている訳ではない。また、上記特許文献2の技術でも、エンジン始動に向けたクラッチ接続タイミングを定義しているだけであって、走行状況に応じた制動力の付与については検討されていない。
本発明の目的は、HV車両において、エンジンが始動している場合に制動力を最適に付与することが可能な制駆動力制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、HV車両において、エンジンが始動している場合に燃費・ドライバビリティを向上させつつ制動力を確保することが可能な制駆動力制御装置を提供することである。
本発明の制駆動力制御装置は、走行環境又は走行状況に基づいて出力トルクを制御するハイブリッド車両の制駆動力制御装置であって、前記出力トルクの制御態様に基づいて、モータの回生制御により制動力を付与するか、エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により制動力を付与するかを選択することを特徴としている。
本発明の制駆動力制御装置において、前記出力トルクの制御態様には、予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御が含まれ、前記出力トルクの制御態様が、前記予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御に該当する場合には、前記制動力は、前記エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により付与されることを特徴としている。
本発明の制駆動力制御装置において、前記予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御に該当する前記出力トルクの制御態様には、アクセル急閉時制御、急減速ダウンシフト制御、及びコーナー制御の少なくともいずれか一つが含まれることを特徴としている。
本発明の制駆動力制御装置において、前記予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御に該当しない前記出力トルクの制御態様には、登降坂制御、追従ダウンシフト制御、交差点制御、高速道路退出路制御及び料金所制御の少なくともいずれか一つが含まれることを特徴としている。
本発明の駆動力制御装置において、前記出力トルクの制御態様に基づいて、制動力を回生制御により付与するか、エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により付与するかが仮に選択され、前記仮に選択された制動力の付与手段のみで目標制動力を実現することができない場合には、前記回生制御と前記エンジン回転数の上昇によりフリクションを増加させる制御が併用されることを特徴としている。
本発明によれば、HV車両において、エンジンが始動している場合に制動力を最適に付与することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
添付図面を参照して、本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態について説明する。
本実施形態は、アクセル開度と車速(ペラシャフト回転数)から決まるドライバー要求ペラシャフトトルク(ドライズシャフトトルク)または駆動力を実現するように、エンジン回転数、エンジントルク、MG1回転数、MG1トルク、MG2トルク等を決定するハイブリッドシステム制御装置(駆動力ディマンドでのパワートレーン制御装置)において、例えば登降坂制御等の走行環境に応じて、変速点(制駆動力)を変更する制御により、目標ペラトルク、エンジン回転数下限ガードを変更する場合、実施する制御に応じて、制動力付与を回生制御で実現するか、エンジン回転数上昇によるフリクション増加で実現するかを切り換える。例えば登降坂制御のように長時間行う制御では、燃費悪化抑制のため回生(エンジン停止許可)により制動力を実現し、例えば再加速性向上が狙いの急減速時制御やコーナー制御ではエンジン回転数上昇によるフリクション増加(エンジン停止禁止)で制動力を実現する。
尚、本実施形態では、以下の動作(1)、(2)が行われる。
(1)ドライバー要求ペラシャフトトルクから決まる目標エンジン回転数と、車速(ペラシャフト回転数)からドライバー要求目標変速段(目標変速比)を決定する。または、アクセル開度、車速(ペラシャフト回転数)、ドライバー要求ペラシャフトトルクから目標変速段を決定する。または、ドライバー要求エンジン回転数とペラシャフト回転数から変速比を算出し、目標変速段を決定する。その目標変速段(目標変速比)に、例えば登降坂制御、コーナー制御、車間距離制御等の、運転者による意識的なシフト操作以外の走行環境による走行規制制御(変速点制御)の変速段規制(変速比規制)を反映させる。
(2)目標変速段(目標変速比)毎にペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)または駆動力とエンジン回転数下限ガードを設定し、走行環境による走行規制制御の変速段規制(変速比規制)が反映される場合には、目標ペラシャフトトルク、目標エンジン回転数を変更し、目標エンジントルク、目標MG1回転数、目標MG1トルク、目標MG2トルクを算出する。
図9は、本発明の一実施形態としての制駆動力制御装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。本実施形態に係るハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、制駆動力制御装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。
動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。
モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度
Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された第1実施形態のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し(後述する図1のステップS002)、この要求トルクに対応する要求動力(ステップS003)がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。
エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、トルク変換運転モード、充放電運転モード、モータ運転モードなどがある。
トルク変換運転モードは、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する運転モードである。
充放電運転モードは、要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する運転モードである。
モータ運転モードは、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御する運転モードである。
本実施形態では、シフトレバー81がD(ドライブ)レンジやR(リバース)レンジに操作されたときにはエンジン22の効率やバッテリ50の状態に基づいて上述したトルク変換運転モード,充放電運転モード,モータ運転モードのうちのいずれかのモードでエンジン22やモータMG1,MG2を運転し、シフトレバー81がB(ブレーキ)レンジに操作されたときにはエンジンブレーキによる制動が行なわれるようにモータ運転モードによる運転が禁止されモータ運転モード以外のトルク変換運転モード,充放電運転モードのいずれかでエンジン22やモータMG1,MG2を運転する。
即ち、DレンジやRレンジでは、エンジン22の運転停止が行なわれるが、Bレンジでは、エンジン22の運転停止は行なわれない。なお、シフトレバー81がDレンジに操作されているときのエンジン22の運転停止は、駆動軸としてのリングギヤ軸32aの要求動力とバッテリ50の充放電に必要な動力との和として車両全体に要求される動力が、エンジン22を効率よく運転できる範囲を定める所定動力未満のときに行なわれる。
次に、図1を参照して、本実施形態の動作について説明する。
[ステップS001]
まず、ステップS001にて、アクセル開度PAPと、車速(ペラシャフト回転数)の読み込みが行なわれる。
[ステップS002]
次に、ステップS002にて、ドライバーが要求するペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)、即ち、ドライバー要求ペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)が算出される。例えば、図2に示すようなマップが参照されて、上記ステップS001にて読み込まれたアクセル開度PAPと、車速(ペラシャフト回転数)に基づいて、ドライバー要求ペラシャフトトルク(駆動力(目標ペラトルク))が算出される。
[ステップS003]
次に、ステップS003にて、ドライバーが要求するパワー(ドライバー要求パワー)と、ドライバーが要求するエンジン回転数(ドライバー要求エンジン回転数)が算出される。
ドライバー要求パワーは、上記ステップS002にて算出されたドライバー要求ペラシャフトトルクと、上記ステップS001にて読み込まれたペラシャフト回転数に基づいて、算出される。ここで、ドライバー要求パワー=ドライバー要求ペラシャフトトルク×ペラシャフト回転数である。
ドライバー要求エンジン回転数は、例えば、図3に示すようなマップが参照されて、燃費最適線301に基づいて算出される。ドライバー要求パワーがP1である場合、ドライバー要求エンジン回転数は、NE1となる。
[ステップS004]
次に、ステップS004にて、ドライバーが要求する目標変速段(ドライバー要求目標変速段)が算出される。例えば、図4に示すようなマップが参照されて、上記ステップS001にて読み込まれたアクセル開度PAP及び車速(ペラシャフト回転数)と、上記ステップS002にて算出されたドライバー要求ペラシャフトトルクに基づいて、ドライバー要求目標変速段が決定される。
ステップS004において、ドライバー要求目標変速段の算出方法は、上記図4を用いる方法に限定されない。例えば、上記ステップS003にて算出されたドライバー要求エンジン回転数と、上記ステップS001にて読み込まれたペラシャフト回転数に基づいて、変速比を算出し、図8のマップが参照されて、変速比に基づいて、ドライバー要求目標変速段が決定されることができる。
また、ステップS004では、上記図4又は図8を用いた方法の他に、図5のマップを用いる方法でもよい。図5では、各変速段の下限エンジン回転数が示されている。図5のマップが参照されて、上記ステップS003にて算出されたドライバー要求エンジン回転数と、上記ステップS001にて読み込まれた車速(ペラシャフト回転数)に基づいて、ドライバー要求目標変速段が決定されることができる。図5において、符号401はドライバー要求目標変速段が1速の領域、402は同2速の領域、403は同3速の領域、404は同4速の領域、405は同5速の領域、406は同6速の領域をそれぞれ示している。
[ステップS005]
次に、ステップS005では、登降坂制御、コーナー制御、追従ダウンシフト制御等の変速点制御の規制変速段が読み込まれる。例えば、登降坂制御が行われる場合、図11に示すようなマップが参照されて、規制変速段が決定される。図11は、道路勾配θに応じた目標変速段が記述されており、規制変速段は目標変速段よりも1段高速段側の変速段である。同様に、例えば、コーナー制御が行われる場合、図12に示すようなマップが参照されて、規制変速段が決定される。追従ダウンシフト制御が行われる場合、図10に示すようなマップが参照されて、規制変速段が決定される。図12及び図10のそれぞれは、目標変速段を示しており、規制変速段は、目標変速段よりも1段高速段側の変速段である。
[ステップS006]
次に、ステップS006では、ドライバー要求目標変速段が上記ステップS005にて求められた変速点制御の規制変速段以上か否かが判定される。その判定の結果、肯定的に判定された場合には、ステップS007に進み、そうでない場合には本制御はリターンされる。
[ステップS007]
ステップS007では、ドライバー要求ペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)Tp*が変更される。
図6に示すように、ドライバー要求ペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)Tp*が変更される。即ち、図6のマップが参照されて、例えば、上記ステップS005にて求められた変速点制御の規制変速段が4速で、車速(ペラシャフト回転数)がS1であるとき、ドライバー要求ペラシャフトトルクTp*はT1に変更される。
[ステップS008]
次に、ステップS008では、上記ステップS005で読み込まれた規制変速段が再加速性が必要な変速点制御に係るものであるか否かが判定される。ここで、再加速性が必要な変速点制御は、予め設定された再加速性の向上を狙った変速点制御であり、例えば、いわゆるアクセル急閉時制御、急減速時ダウンシフト制御、コーナー制御(いずれも公知)等が含まれる。一方、再加速性が必要な変速点制御以外の変速点制御(再加速性が不要な変速点制御)は、予め設定されており、例えば、いわゆる登降坂制御、追従ダウンシフト制御、交差点制御、高速道路退出路制御、料金上制御(いずれも公知)等が含まれる。
ステップS008の判定の結果、再加速性が必要な変速点制御に係るものではあると判定された場合には、ステップS009に進み、そうでない場合には、ステップS010に進む。
[ステップS009]
ステップS009では、ドライバー要求目標変速段に変速点制御の規制変速段を反映させて、変速段の規制(ダウンシフト)が実施される。また、このステップS009では、ドライバー要求エンジン回転数Ne*が変更される。さらに、このステップS009では、エンジン停止(NE=0)が禁止される。
図5に示すように、ドライバー要求エンジン回転数Ne*が変更される。例えば、車速(ペラシャフト回転数)がS1であるとき、下限エンジン回転数NeL*はNE2に変更される。
ステップS009では、再加速性向上が狙いの変速点制御が行われるため(ステップS008−Y)、エンジンの停止が禁止され、エンジン回転数上昇によるフリクション増加により、制動力を実現する。
[ステップS010]
ステップS010では、エンジンの停止が許可され、回生制御により制動力が実現される。再加速性向上が必要ではなく、例えば、登降坂制御・追従制御(ステップS008−N)のように長時間行う制御では、燃費の悪化の抑制のためにエンジンの停止(NE=0)が許可され、回生制御により制動力が実現される。
上記のように、本実施形態によれば、アクセル開度PAPと車速(ペラシャフト回転数)から決まるドライバー要求ペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)または駆動力を実現するようにエンジン回転数、エンジントルク、MG1回転数、MG1トルク、MG2トルク等を決定する駆動力制御システム(HVシステム)において、登降坂制御等の走行環境に応じて変速点(制駆動力)を変更する制御により、目標ペラトルク、エンジン回転数下限ガードを変更する場合、実施する制御に応じて、制動力を回生で実現するか、エンジン回転数上昇によるフリクション増加で実現するかを切り替える。
いわゆる登降坂制御・追従制御のように長時間、制動力の制御を行う制御、又は再加速性向上が不要な制御(ステップS008−N)では、燃費悪化防止のため回生(エンジン停止許可)により制動力を実現する(ステップS010)。一方、再加速性向上を目的の一つとした、いわゆるアクセル急閉時制御、急減速時制御やコーナー制御(ステップS008−Y)では、エンジン回転数上昇によるフリクション増加(エンジン停止禁止)で制動力を実現する(ステップS009)。
本実施形態によれば、走行状況に応じて、回生、またはエンジン回転数上昇によるフリクションにより制動力を実現する手段を切り替えるため、燃費への弊害を少なく、ドライバビリティの向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、図7を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、上記第1実施形態と共通する部分についての説明は省略する。
第2実施形態では、アクセル開度PAPと車速(ペラシャフト回転数)から決まるドライバー要求ペラシャフトトルク(ドライブシャフトトルク)または駆動力を実現するようにエンジン回転数、エンジントルク、MG1回転数、MG1トルク、MG2トルク等を決定する駆動力制御システム(HVシステム)において、上記制動力を回生で実現する場合(ステップS108−N)であっても、SOC量、バッテリー温度等に応じて、回生だけでは目標制動力を達成不可能な場合(ステップS111−N)には、エンジン回転数上昇によるフリクション増加による制動力アップも併用する(ステップS112)。
また、上記で制動力をエンジン回転数上昇によるフリクション増加で実現する制御の場合(ステップS108−Y)であっても、MG1の温度上昇によりマグネットの減磁の可能性がある場合や、ATF油温の上昇により、ブリーザー吹きの可能性がある場合には、エンジン回転数の上昇幅に規制をかけ(ダウンシフト量に規制をかけ)、目標制動力を実現するため、回生による制動力アップも併用する(ステップS112)。
次に、図7を参照して、第2実施形態の動作について説明する。
ステップS101〜ステップS108は、上記第1実施形態の図1のステップS001〜008と同様であるため、その説明を省略する。
[ステップS109]
ステップS108において、再加速性向上が必要な制御であると判定された場合(ステップS108−Y)には、上記第1実施形態のように直接、ステップS110に進むことなく、ステップS109が行われる。
即ち、ステップS109では、ステップS107において求められる目標ペラトルクに基づいて決定される目標制動力をダウンシフト(ステップS105の規制変速段へのダウンシフト)のみで実現可能か否かが判定される。その判定の結果、肯定的に判定された場合には、ステップS110に進み、上記第1実施形態のステップS009で上述した制御が実行される。一方、ステップS109において、否定的に判定された場合には、ステップS112に進む。
本実施形態のハイブリッドシステム(THS)では、ダウンシフト時にエンジン回転数を上昇させるが、そのエンジン回転数はMG1で制御される。エンジン回転数を高い状態にすることによりMG1が発熱し、温度が上昇し、マグネットが減磁する可能性がある。この場合には、ステップS109は否定的に判定される場合がある。また、MG1の温度上昇によりATFの油温が上昇し、これによりブリーザー吹きの可能性がある場合には、ステップS109は否定的に判定される場合がある。
[ステップS111]
ステップS108において、再加速性向上が不要な制御であると判定された場合(ステップS108−N)には、上記第1実施形態のように直接、ステップS113に進むことなく、ステップS111が行われる。
即ち、ステップS111では、ステップS107において求められる目標ペラトルクに基づいて決定される目標制動力を回生のみで実現可能か否かが判定される。その判定の結果、肯定的に判定された場合には、ステップS113に進み、上記第1実施形態のステップS010で上述した制御が実行される。一方、ステップS109において、否定的に判定された場合には、ステップS112に進む。
SOC量やバッテリ温度等により回生不可能な場合があり、この場合には、ステップS111において否定的に判定される場合がある。
第2実施形態によれば、上記のように、ハードからの影響を最小限にして、目標の制動力を実現することができる。
本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、ドライバー要求ペラシャフトトルクを算出するためのマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、ドライバー要求エンジン回転数を算出するためのマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、ドライバーの要求変速段を算出するためのマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、ドライバー要求変速段を算出するための他のマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、変速段規制時の目標ペラトルクの例を示す図である。 本発明の制駆動力制御装置の第2実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、ドライバー要求変速段を算出するための他のマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、前方車両との相対的位置関係に応じた変速段を示すマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、道路勾配と目標変速段の関係を示すマップである。 本発明の制駆動力制御装置の第1実施形態において、コーナーの曲がり度合いに応じた目標変速段を示すマップである。
符号の説明
20 ハイブリッド車両
22 エンジン
24 エンジンECU
26 クランクシャフト
28 ダンパ
30 動力分配機構
31 サンギヤ
32 リングギヤ
32a リングギヤ軸
33 ピニオンギヤ
34 キャリア
35 減速ギヤ
40 モータECU
41 インバータ
42 インバータ
43 回転位置検出センサ
44 回転位置検出センサ
50 バッテリ
51 温度センサ
52 バッテリECU
54 電力ライン
60 ギヤ機構
62 デファレンシャルギヤ
63a 駆動輪
63b 駆動輪
70 ハイブリッド用電子制御ユニット
72 CPU
74 ROM
76 RAM
80 イグニッションスイッチ
81 シフトレバー
82 シフトポジションセンサ
83 アクセルペダル
84 アクセルペダルポジションセンサ
85 ブレーキペダル
88 車速センサ
401 1速の領域
402 2速の領域
403 3速の領域
404 4速の領域
405 5速の領域
406 6速の領域
Acc アクセル開度
BP ブレーキペダルポジション
MG1 モータジェネレータ
MG2 モータジェネレータ
PAP アクセル開度
SP シフトポジション
V 車速

Claims (5)

  1. 走行環境又は走行状況に基づいて出力トルクを制御するハイブリッド車両の制駆動力制御装置であって、
    前記出力トルクの制御態様に基づいて、モータの回生制御により制動力を付与するか、エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により制動力を付与するかを選択する
    ことを特徴とする制駆動力制御装置。
  2. 請求項1記載の制駆動力制御装置において、
    前記出力トルクの制御態様には、予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御が含まれ、
    前記出力トルクの制御態様が、前記予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御に該当する場合には、前記制動力は、前記エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により付与される
    ことを特徴とする制駆動力制御装置。
  3. 請求項2記載の制駆動力制御装置において、
    前記予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御に該当する前記出力トルクの制御態様には、アクセル急閉時制御、急減速ダウンシフト制御、及びコーナー制御の少なくともいずれか一つが含まれる
    ことを特徴とする制駆動力制御装置。
  4. 請求項2または3に記載の制駆動力制御装置において、
    前記予め設定された前記車両の再加速性向上を目的とした制御に該当しない前記出力トルクの制御態様には、登降坂制御、追従ダウンシフト制御、交差点制御、高速道路退出路制御及び料金所制御の少なくともいずれか一つが含まれる
    ことを特徴とする制駆動力制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の制駆動力制御装置において、
    前記出力トルクの制御態様に基づいて、制動力を回生制御により付与するか、エンジン回転数の上昇によるフリクションの増加により付与するかが仮に選択され、前記仮に選択された制動力の付与手段のみで目標制動力を実現することができない場合には、前記回生制御と前記エンジン回転数の上昇によりフリクションを増加させる制御が併用される
    ことを特徴とする制駆動力制御装置。
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