JP2008259367A - 絶縁部材、回転電機の固定子、回転電機、及び回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

絶縁部材、回転電機の固定子、回転電機、及び回転電機の固定子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コイルの位置ずれ及びねじれを抑制することができる絶縁部材、当該絶縁部材を備える固定子及び当該固定子の製造方法、並びに当該固定子を備える回転電機を提供する。
【解決手段】環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材であって、前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、絶縁部材、電動機の固定子、回転電機、及び回転電機の固定子の製造方法の技術に関する。
一般に、回転電機は、固定子と回転子とを備え、固定子と回転子が電磁気的に相互作用することにより、回転子を回転させ、駆動力を発生させる。
図7は、電動機に使用される固定子の構成を示す一部模式平面図である。また、図8は、図7に示すA−A線における固定子の模式断面図である。図7及び8に示すように、固定子3は、環状のヨーク部32及びヨーク部32の半径方向に突出するティース部34を含む固定子コア30と、コイル36と、絶縁部材38とを備えている。
図7に示すような従来の固定子3では、製造時又は使用時に、ティース部34からコイル36又は絶縁部材38が脱落し易いため、これらの脱落を防止する様々な固定子が提案されている。
例えば、特許文献1には、ティース部から突出する突出部により、絶縁部材を固定することができる固定子が提案されている。
しかし、特許文献1の固定子では、絶縁部材を固定することは可能であるが、コイルが固定されていないため、コイルの位置ずれが起こり、固定子を製造する際の作業性が悪くなる場合がある。
コイルの位置ずれには、主に固定子の軸方向への位置ずれがある。図9(イ),(ロ)は、固定子の軸方向にコイルの位置ずれが生じた固定子の模式断面図である。固定子の軸方向へのコイルの位置ずれとは、図9(イ),(ロ)に示すよう、コイル36の位置が、固定子3の軸方向(固定子3の軸方向は、ヨーク部32の軸方向を意味する(図9に示す矢印X))上下に、ずれることである。コイル36は、各ティース部34に設けられているため、各ティース部34に設けられているコイル36が、固定子1の軸方向上下に、それぞれずれると、回転電機を製造する際の作業性、絶縁品質等が悪くなる場合がある。
コイルの位置ずれを抑制する方法として、例えば、特許文献2には、絶縁部材に巻線が巻かれるガイド溝を有する凸部を設けた固定子が提案されている。
しかし、特許文献2の固定子では、巻線の種類として、巻線の断面形状が円形である巻線(以下、通常の巻線)を使用している。巻線には、上記通常の巻線と、巻線の断面形状が四角形である巻線(以下、平角線)等がある。一般的に、通常の巻線を巻回したコイル(以下、通常のコイル)は、平角線を巻回したコイル(以下、平角コイル)と比較して、占積率(導体断面積/スロット面積)が低くなるため、回転電機の性能を向上させることが困難である。
また、平角コイルを用いた固定子の製造において、絶縁部材の外周に平角コイルを配置するには、予め平角線を巻回した平角コイルを絶縁部材に挿入する方法や、絶縁部材に平角線を直接巻回する方法等がある。上記のうち、固定子の製造における作業性の点から、予め平角線を巻回した平角コイルを絶縁部材に挿入する方法が好ましい。しかし、予め平角線を巻回した平角コイルには、応力が生じ、ねじれが発生し易い。
図10は、ねじれが発生した平角コイルを絶縁部材に挿入した状態における固定子の模式上面図である。図10に示すように、ねじれが発生した平角コイル40を絶縁部材38に挿入すると、平角コイル40が他の平角コイル40と接触又は緩衝してしまう場合がある。このような固定子3を回転電機に用いると、回転電機の性能が低下する場合がある。
特開2003−169430号公報 特許第2975902号明細書
本発明は、コイルの位置ずれ及びねじれを抑制することができる絶縁部材、当該絶縁部材を備える固定子及び当該固定子の製造方法、並びに当該固定子を備える回転電機である。
本発明は、環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材であって、前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有する。
また、前記絶縁部材において、前記平角コイルと接する突出部の面の少なくとも一部が、前記ヨーク部から前記ティース部に向かってテーパ状であることが好ましい。
また、本発明は、環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子であって、前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有する。
また、前記回転電機の固定子において、前記平角コイルと接する突出部の面の少なくとも一部が、前記ヨーク部から前記ティース部に向かってテーパ状であることが好ましい。
また、本発明は、環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子を備える回転電機であって、前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有する。
また、本発明は、環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子の製造方法であって、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有する絶縁部材に、予め平角線を巻回した平角コイルを配置する平角コイル配置工程を備える。
本発明によれば、環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部とティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、ティース部と平角コイルとを絶縁する絶縁部材が、少なくとも絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、平角コイルに向かって突出し、平角コイルと接する突出部を有することにより、コイルの位置ずれ及びねじれを抑制することができる絶縁部材、当該絶縁部材を備える固定子、及び当該固定子を備える回転電機を提供することができる。
また、本発明によれば、環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、ティース部と平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子の製造方法であって、少なくとも固定子の軸方向に直行する両側面から、固定子の軸方向に突出し、平角コイルと接する突出部を有する絶縁部材に平角コイルを配置する平角コイル配置工程を備えることによって、コイルの占積率を高めるとともに、コイルの位置ずれ及びねじれを抑制することができる固定子の製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態について以下説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る固定子の構成の一例を示す一部模式平面図である。また、図2は、図1のA−A線における固定子の模式断面図である。図1及び2に示すように、固定子1は、固定子コア10と、平角コイル12と、絶縁部材14とを備える。
固定子コア10は、環状のヨーク部16と、ヨーク部16の半径方向に突出するティース部18とを有する。
本実施形態に係る絶縁部材14は、平角コイル12とティース部18との間に設けられ、平角コイル12とティース部18とを絶縁するものである。絶縁部材14は、少なくとも絶縁部材14における軸方向端面側の両側面14aから平角コイル12に向かって突出し、平角コイル12と接する突出部20を有する。ここで、絶縁部材14における軸方向端面側の両側面14aとは、固定子コア10の軸方向(図2に示す矢印X)に直行(又は略直行)する面である。
突出部20を設けることによって、平角コイル12には、固定子1の軸方向への張力が付与され、平角コイル12を固定することができる。そのため、平角コイル12が、固定子1の軸方向に位置ずれする(図9参照)ことを抑制することができる。
次に、突出部20の寸法、形状等について説明する。図3は、図1のB−B線における固定子の模式断面図である。突出部20の厚み(図2に示すT)及び長さ(図3に示すL)は、平角コイル12に向かって突出し、平角コイル12と接するように規定されていれば特に制限されるものではない。例えば、図3に示す突出部20の長さは、平角コイル12の幅(図3に示すLに対応)と同等に規定されているが、これに限定されるものではなく、平角コイル12の幅より大きいものでも、小さいものでもよい。また、突出部20の高さ(図3に示すT)も上記同様であるが、平角コイル12とヨーク部16又はティース部18との絶縁を十分に確保することができる高さに規定することが好ましい。
突出部20の形状は、平角コイル12が固定子1の軸方向へ位置ずれすることを抑制することができれば、その形状は特に制限されるものではない。しかし、固定子の製造時の作業性を考慮すると、平角コイル12を絶縁部材14に挿入することが容易となる点で、平角コイル12と接する突出部20の面が、図3に示すヨーク部16からティース部18に向かって(すなわち、固定子コアの外周面から内周面に向かって(図3に示す矢印Y))テーパ状であることが好ましい。
図4は、テーパ状の突出部の一例を示す図1のB−B線における固定子の模式断面図である。図4に示すように、平角コイル12と接する突出部20の面が、ヨーク部16からティース部18に向かって(固定子コアの外周面から内周面に向かって(図4に示す矢印Y))テーパ状である。固定子1の製造時の作業性から、平角コイル12は、予め平角線を巻回した平角コイル12を作製し、作製した平角コイル12を絶縁部材14に挿入する場合がある。このような方法で固定子1を製造する場合には、突出部20が、ヨーク部16からティース部18に向かってテーパ状であることによって、予め平角線を巻回した平角コイル12を絶縁部材14に挿入することが容易となり、固定子1の製造における作業性が向上する。本実施形態では、平角コイル12と接する(又は対向する)突出部20の面全体がテーパ状であるが、これに限定されるものではなく、平角コイル12と接する(対向する)突出部20の面の一部が、テーパ状であってもよい。
突出部20の形状は、ヨーク部16からティース部18に向かって連続的に高さが変化するテーパ状であるものに限られず、ヨーク部16側の一部が突出するものであってもよい。図5は、ヨーク部側の一部が突出した突出部の一例を示す図1のB−B線における固定子の模式断面図である。図5に示すように、突出部20は、ヨーク部16側の一部が突出し、平角コイル12と接している。このような構成でも、固定子の製造における作業性を向上させることができる。
また、絶縁部材14に設けられる突出部20の個数等は、特に制限されるものではない。
絶縁部材14(及び突出部20)を構成する材料としては、非磁性及び絶縁性を有するものであれば特に制限されるものではなく、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアミド(PA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)、フェノール、LCP等の樹脂等を用いることができる。
本実施形態に用いられる平角コイル12は、平角線(巻線の断面形状が四角形)が巻回されたものである。平角線の材質は、タフピッチ銅、無酸素銅等の銅等を使用することができる。平角コイル12は、通常の巻線(巻線の断面形状が円形である)を巻回したコイルより、コイルの占積率を高くすることができる。したがって、本実施形態に係る固定子を用いることによって、回転電機の性能を向上させることができる。
また、上記でも説明したように、固定子1の製造において、作業性の点から、予め平角線を巻回した平角コイル12を絶縁部材14に挿入し、絶縁部材14の外周に配置される場合がある。このように、予め平角線を巻回した平角コイル12には、応力が生じ、ねじれが発生し易い。しかし、本実施形態の絶縁部材14には、突出部20が設けられているため、絶縁部材14に挿入された平角コイル12は、固定子1の軸方向への張力が付与される。そのため、ねじれた平角コイル12を正常に(図1に示すように、平角コイル12が固定子1の半径方向に沿った状態)戻すことができる。したがって、本実施形態の絶縁部材14を固定子1に設けることによって、他の平角コイル12と緩衝することを抑制することができるため(図10参照)、回転電機の性能を向上させることができる。
本実施形態に用いられるヨーク部16及びティース部18は、電磁鋼板を積層した積層体、圧粉磁性材料の成形体等であれば特に制限されるものではない。
本実施形態に用いられる圧粉磁性材料としては、例えば、純Fe系、Fe−Si系、Fe−Co系、Fe−Cr系、Fe−Cr−Ni系、Fe−Si−Al系等のFe系金属(合金)の粒子等が挙げられる。
さらに、圧粉磁性材料は、上記粒子等に、シリコン樹脂、フェノール樹脂等の絶縁剤を含有させたものであってもよい。
このように、本実施形態に係る固定子は、絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、平角コイルに向かって突出し、平角コイルと接する突出部を有する絶縁部材を備えているため、絶縁部材に配置される平角コイルの位置ずれ及びねじれを抑制することができる。
次に、本実施形態に係る固定子の製造方法について説明する。
固定子の製造方法は、少なくとも絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、平角コイルに向かって突出し、平角コイルと接する突出部を有する絶縁部材に平角コイルを配置する平角コイル配置工程を備えるものである。
絶縁部材14に平角コイル12を配置するには、上記説明したように、予め平角線を巻回した平角コイル12を絶縁部材14に挿入する方法や、絶縁部材14に平角線を直接巻回する方法等がある。上記でも説明したように、固定子1の製造時の作業性が容易である点で、予め平角線を巻回した平角コイル12を絶縁部材14に挿入する方法が好ましい。
上記でも説明したように、予め平角線を巻回した平角コイル12には、ねじれが発生し易い。したがって、従来の固定子の製造方法では、例えば、平角コイルを絶縁部材に挿入後、平角コイルのねじれを解消するために、中間成形を行う必要がある(中間成形工程)場合がある。しかし、本実施形態では、上記でも説明したように、絶縁部材14に設けられた突出部20によって、固定子1の軸方向へのテンションを平角コイル12に付与することができる。そのため、平角コイル12のねじれを正常に戻すことができ、その後の中間成形工程を必要としない場合がある。
本実施形態に用いられる固定子コア(例えば、図1に示す固定子コア10)は、環状のヨーク部及びティース部が一体成形されたものでも、複数個に分割された分割固定子コアを環状に配置したものでも特に制限されるものではない。分割固定子コアを環状に配置して固定子コアを得る場合には、ヨーク部の外周面に、非磁性リングを設け、やきばめすることによって、得られる。
次に本実施形態に係る固定子を備える回転電機について説明する。
図6は、本実施形態に係る回転電機の構成の一例を示す模式図である。回転電機は、ACモータ、SRモータ、クローポール型モータ等のパルスモータ等特に制限されるものでない。本実施形態では、SRモータ(以下単にモータと呼ぶ)を例に以下説明する。図6に示すように、回転電機2は、固定子1、回転子22、固定子1及び回転子22を収容する枠体(不図示)を備えている。本実施形態に用いられる固定子1は、上記説明した固定子と同様の構成を有する。また、固定子1は、枠体の内側に固定されている。
回転子22は、シャフト24、回転子コア26を備えるものである。図6に示すように回転子22は、中央に配設されたシャフト24の周りに回転子コア26が固定されている。また、回転子22は、固定子1との間に所定のギャップを有するように挿入配置されている。
回転子コア26には、複数の永久磁石(28a,28b・・・)が設けられている。また、回転子コア26は、プレス装置により打ち抜き加工された複数の上記電磁鋼板を積層して一体化すること等により構成されている。回転子コア26の構成はこれに限定されるものではなく、上記磁性粉を金型に投入し加圧成形されたものであってもよい。シャフト24は、枠体にベアリング(不図示)を介して支持されている。
次に、本実施形態に係る回転電機2の稼動について説明する。例えば、固定子1のティース部18aに設けられた平角コイル(不図示)に電流を流すことによって、永久磁石28aからティース部18a内へ磁束が流れ、永久磁石28aがティース部18aに引きつけられる。さらに、別のティース部18bの平角コイル(不図示)に電流を流すことによって、他の永久磁石28bがティース部18bに引き付けられる。これを連続的に行うことによって回転子22が回転し、トルクが発生する。
以上、図6により本実施形態に係る回転電機2について説明したが、回転電機の構成は、これに限定されるものではなく、例えば、永久磁石が回転子コア内に埋め込まれた埋め込み型モータ等であってもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更があっても、それらは、本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係る固定子の構成の一例を示す一部模式平面図である。また、 図1のA−A線における固定子の模式断面図である。 図1のB−B線における固定子の模式断面図である。 テーパ状の突出部の一例を示す図1のB−B線における固定子の模式断面図である。 ヨーク部側の一部が突出した突出部の一例を示す図1のB−B線における固定子の模式断面図である。 本実施形態に係る回転電機の構成の一例を示す模式図である。 電動機に使用される固定子の構成を示す一部模式平面図である。 図6に示すA−A線における固定子の模式断面図である。 固定子の軸方向に対してコイルの位置ずれが生じた固定子の模式断面図である。 ねじれが発生した平角コイルを絶縁部材に挿入した状態における固定子の模式上面図である。
符号の説明
1,3 固定子、2 回転電機、10,30 固定子コア、12,40 平角コイル、14,38 絶縁部材、14a 側面、16,32 ヨーク部、18,18a,18b,34 ティース部、20 突出部、22 回転子、24 シャフト、26 回転子コア、28a,28b 永久磁石、36 コイル。

Claims (6)

  1. 環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材であって、
    前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有することを特徴とする絶縁部材。
  2. 請求項1記載の絶縁部材であって、前記平角コイルと接する突出部の面の少なくとも一部が、前記ヨーク部から前記ティース部に向かってテーパ状であることを特徴とする絶縁部材。
  3. 環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子であって、
    前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有することを特徴とする回転電機の固定子。
  4. 請求項3記載の回転電機の固定子であって、前記平角コイルと接する突出部の面の少なくとも一部が、前記ヨーク部から前記ティース部に向かってテーパ状であることを特徴とする回転電機の固定子。
  5. 環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子を備える回転電機であって、
    前記絶縁部材は、少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有することを特徴とする回転電機。
  6. 環状のヨーク部から半径方向に突出するティース部と前記ティース部の外周に配置される平角コイルとの間に設けられ、前記ティース部と前記平角コイルとを絶縁する絶縁部材を含む回転電機の固定子の製造方法であって、
    少なくとも前記絶縁部材における軸方向端面側の両側面から、前記平角コイルに向かって突出し、前記平角コイルと接する突出部を有する絶縁部材に、予め平角線を巻回した平角コイルを配置する平角コイル配置工程を備えることを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。
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