JP2012060747A - 電動機のステータの製造方法および固定子用コイルの位置決め方法 - Google Patents

電動機のステータの製造方法および固定子用コイルの位置決め方法 Download PDF

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【課題】ステータを製造する際の固定子用コイルの位置決めをより容易に行なう。
【解決手段】少なくとも一部が発泡性樹脂によって構成された固定部66が本体62の平面部64の一方の面に取り付けられた位置決め用部材60の平面部64を、ステータコア41の軸方向の端面と固定子用コイル48との隙間に固定部66が固定子用コイル48側となるように挿入し、その状態で固定部66を加熱して体積を増加させることによって固定子用コイル48を固定してその位置決めを行なう。
【選択図】図6

Description

本発明は、電動機のステータの製造方法および固定子用コイルの位置決め方法に関し、詳しくは、ステータコアのスロットに固定子用コイルが巻回されてなる電動機のステータの製造方法およびステータを製造する際の固定子用コイルの位置決め方法に関する。
従来、素線束からなるコイル導体とコイル導体の外側に形成された絶縁層と絶縁層の外側に形成されたコロナ防止層とによって固定子コイルを構成するものにおいて、熱膨張粒子を分散して含有したゴム弾性を有する樹脂をシート状に形成することによってコロナ防止層を構成するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、固定子コイルを固定子鉄心スロット内に挿入し、固定子鉄心スロットの開口部に楔を打ち込み、コロナ防止層を加熱して体積を増加させることにより、固定子コイルの側面が固定子鉄心スロットの内側面に密接するようにしている。
特開2006−109600号公報
一般に、固定子コイルを固定子鉄心スロットに固定する際には、その際の固定子コイルのズレなどを抑制するために、固定子コイルの位置決めを行なってから固定子コイルを固定子鉄心スロットに固定することが好ましい。このため、この固定子コイルの位置決めをより容易に行なうことができるようにすることが望まれている。
本発明の電動機のステータの製造方法および固定子用コイルの位置決め方法は、ステータを製造する際の固定子用コイルの位置決めをより容易に行なうことを主目的とする。
本発明の電動機のステータの製造方法および固定子用コイルの位置決め方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電動機のステータの製造方法は、
ステータコアのスロットに固定子用コイルが巻回されてなる電動機のステータの製造方法であって、
前記ステータコアおよび前記固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有する位置決め用部材の少なくとも該平面部を、前記ステータコアの軸方向の端面と前記固定子用コイルのコイルエンドとの隙間に前記一方の面が前記コイルエンド側となるように挿入し、該挿入後に前記熱膨張部材を加熱して膨張させることによって前記固定子用コイルを前記位置決め用部材に対して固定して該固定子用コイルの位置決めを行なう工程と、
前記位置決めを行なった固定子用コイルを固定用部材を用いて前記ステータコアに固定する工程と、
を含むことを特徴とする。
この本発明の電動機のステータの製造方法では、ステータコアおよび固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有する位置決め用部材の少なくとも平面部を、ステータコアの軸方向の端面と固定子用コイルのコイルエンドとの隙間に一方の面がコイルエンド側となるように挿入して挿入後に熱膨張部材を加熱して膨張させることによって固定子用コイルを位置決め用部材に対して固定して固定子用コイルの位置決めを行なう工程と、位置決めを行なった固定子用コイルを固定用部材を用いてステータコアに固定する工程と、を含む。したがって、熱膨張部材の膨張によって固定子用コイルを位置決め用部材に対して固定してその位置決めを行なうから、固定子用コイルの位置決めをより容易に行なうことができる。
こうした本発明の電動機のステータの製造方法において、前記熱膨張部材は、少なくとも一部が発泡性樹脂によって構成されてなる部材である、ものとすることもできる。この場合、前記熱膨張部材は、両表面層が発泡性樹脂によって構成されると共に該両表面層に挟まれた中間層が該両表面層よりも強度が高い樹脂によって構成されてなる部材である、ものとすることもできる。こうすれば、熱膨張部材全体としての強度の低下を抑制することができると共に、表面層が過大に膨張することによる固着力の低下を抑制することができる。
本発明の固定子用コイルの位置決め方法は、
ステータコアのスロットに固定子用コイルが巻回されてなる電動機のステータを製造する際の固定子用コイルの位置決め方法であって、
前記ステータコアおよび前記固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有する位置決め用部材の少なくとも該平面部を、前記ステータコアの軸方向の端面と前記固定子用コイルのコイルエンドとの隙間に前記一方の面が前記コイルエンド側となるように挿入し、
該挿入後に前記熱膨張部材を加熱して膨張させることによって前記固定子用コイルを前記位置決め用部材に対して固定して該固定子用コイルの位置決めを行なう、
ことを特徴とする。
この本発明の固定子用コイルの位置決め方法では、ステータコアおよび固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有する位置決め用部材の少なくとも平面部を、ステータコアの軸方向の端面と固定子用コイルのコイルエンドとの隙間に一方の面がコイルエンド側となるように挿入し、挿入後に熱膨張部材を加熱して膨張させることによって固定子用コイルを位置決め用部材に対して固定して固定子用コイルの位置決めを行なう。したがって、熱膨張部材の膨張によって固定子用コイルを位置決め用部材に対して固定してその位置決めを行なうから、固定子用コイルの位置決めをより容易に行なうことができる。
本発明の一実施例としての電動機のステータの製造方法により製造されたステータ40を有する電動機20の構成の概略を示す構成図である。 電動機20のステータ40の外観を示す外観図である。 図2のA−A断面を示す断面図である。 位置決め用部材60の構成の概略を示す構成図である。 加熱前の固定部66の構成の概略を示す構成図である。 位置決め用部材60を端面エンド間隙間に挿入する際の様子を示す説明図である。 位置決め用部材60の配置の様子を示す説明図である。 固定部66によって固定子用コイル48が固定される様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての電動機のステータの製造方法により製造されたステータ40を有する電動機20の構成の概略を示す構成図であり、図2は電動機20のステータ40の外観を示す外観図であり、図3は図2のA−A断面を示す断面図であり、図4は位置決め用部材60の構成の概略を示す構成図であり、図5は加熱前の固定部66の構成の概略を示す構成図である。なお、図5は、断面図ではないが、見やすさを考慮してハッチングを付した。
実施例の電動機20は、図1に示すように、回転軸22に取り付けられたロータ30と、ステータコア41のスロット46に固定子用コイル48が巻回されたステータ40とを備える。
ロータ30は、無方向性電磁鋼板を打ち抜き加工により形成したロータ部材を複数積層して構成されたロータコア32と、ロータコア32の外周面近傍を軸方向に貫通する貫通孔に嵌挿された永久磁石34とを有し、焼き嵌めやスプライン嵌合などにより回転軸22に取り付けられている。
ステータ40は、複数の分割コア42を周方向に配置して組み付けて全体として略円環状に形成したステータコア41と、ステータコア41の複数のスロット46のそれぞれに巻回された固定子用コイル48と、ステータコア41を収納する外筒リング50と、を有する。ステータコア41は、内周向きに櫛歯が形成された略扇形の分割コア42を周方向に複数配置して組み付けることによって構成されており、それぞれの櫛歯がティース45を形成すると共に隣り合う二つのティース45間の空間がスロット46を形成する。分割コア42は、無方向性電磁鋼板を打ち抜き加工により形成したステータ部材を複数積層することによって構成されている。固定子用コイル48は、銅などによる素線とその素線を被覆するエナメル材などによる絶縁体とにより構成された導線47がスロット46に捲回されることによって構成されている。
このステータ40において、固定子用コイル48は、図3に示すように、位置決め用部材60によってステータコア41に対する軸方向や径方向,周方向の位置決めが行なわれた状態で接着部材69(例えば樹脂を含む液状のワニスなど、図1参照)によってステータコア41に固着されている。位置決め用部材60は、図3および図4に示すように、略平行な二本の平面部64を有する本体62と、平面部64の一方の面(固定子用コイル48のコイルエンド側の面)に取り付けられて本体62に対して固定子用コイル48を固定する固定部66と、を備える。固定部66は、図5に示すように、発泡性樹脂(具体的には、球状の発泡剤を複数内包する熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂など))によって構成された両表面層67と、両表面層67よりも強度が高い樹脂(例えば、ポリエチレンナフタレートなど)によって構成されて両表面層67に挟まれた中間層68と、を有する三層構造によって構成されており、加熱されると、両表面層67が軟化すると共に両表面層67の体積の増加によって固定部66全体としての体積が増加する。
次に、こうして構成された電動機20のステータ40を製造する方法、特に、ステータコア41に対する固定子用コイル48の位置決めを行なってから固定子用コイル48をステータコア41に固定するコイル固定工程の方法について説明する。なお、実施例では、コイル固定工程は、ステータコア41に固定子用コイル48を巻回する工程の後で且つステータコア41を外筒リング50に収納する工程の前に行なわれるものとした。
コイル固定工程では、まず、図6に示すように、複数の位置決め用部材60を、ステータコア41の軸方向の端面と固定子用コイル48のコイルエンドとの隙間(以下、端面エンド間隙間という)に、それぞれ固定部66がコイルエンド側となるように挿入する。このときの位置決め用部材60の配置の様子を図7に示す。なお、図7では、理解を容易にするために、固定子用コイル48のコイルエンドについては図示を省略した。
そして、その状態で固定部66を加熱する(例えば、ステータコア41や固定子用コイル48と共に加熱したり、固定子用コイル48への通電によって加熱したりするなど)と、固定部66の表面層67が軟化すると共に発泡によって体積が増加し、位置決め用部材60に対して固定子用コイル48を固定する。この様子を図8に示す。このように固定子用コイル48を固定することにより、固定子用コイル48の位置決め用部材60に対する位置決め、ひいては、固定子用コイル48のステータコア41に対する軸方向や径方向,周方向の位置決めを行なうことができる。また、図8に示すように、固定部66の一部が固定子用コイル48のコイルエンドの導線47間に入り込むことによってより確実に固定子用コイル48を固定することができる。さらに、図6に示したように、ステータコア41の軸方向の両方の端面の端面エンド間隙間に位置決め用部材60を挿入するから、ステータコア41の軸方向の一方の端面の端面エンド間隙間にだけ位置決め用部材60を挿入するものに比して固定子用コイル48をより適正に固定することができる。加えて、発泡性樹脂によって構成された両表面層67と両表面層67よりも強度が高い樹脂によって構成されて両表面層67に挟まれた中間層68とを有する固定部66を本体62の平面部64に取り付けた位置決め用部材60を用いるから、固定部66全体としての強度の低下や、表面層67の膨張程度が過大になることによる表面層67による固着力の低下などを抑制することができる。また、表面層67の体積の増加により、位置決め用部材60と固定子用コイル48との隙間や位置決め用部材60とステータコア41との隙間を埋めることができるから、電動機20の製造後において、電動機20の回転駆動時のコイルエンドの振動などをより抑制することができる。なお、端面エンド間隙間に挿入する位置決め用部材60の数は、固定子用コイル48の大きさや重量などに基づいて定めればよく、例えば、分割コア42の数の2倍の数やその半分または4分の1の数などとすることができる。
こうして固定子用コイル48の位置決めを行なうと、接着部材69(例えば、樹脂を含む液状のワニスなど)を固定子用コイル48とステータコア41のスロット46との隙間に塗布するなどして、固定子用コイル48をステータコア41のスロット46に固着させる。このように固定子用コイル48の位置決めを行なってから固定子用コイル48をステータコア41に固着させることにより、固定子用コイル48をより適正な位置で且つより容易にステータコア41に固着させることができる。
以上説明した実施例の電動機20のステータ40の製造方法によれば、発泡性樹脂によって構成された両表面層67と両表面層67よりも強度が高い樹脂によって構成されて両表面層67に挟まれた中間層68とを有する固定部66が本体62の平面部64の一方の面に取り付けられた位置決め用部材60の平面部64を、ステータコア41の軸方向の端面と固定子用コイル48との隙間である端面エンド間隙間に固定部66が固定子用コイル48のコイルエンド側となるように挿入し、その状態で固定部66を加熱して体積を増加させることによって固定子用コイル48を位置決め用部材60に対して固定してその位置決めを行なうから、固定子用コイル48の位置決めを容易に行なうことができる。しかも、固定部66の中間層68を強度が比較的高い樹脂によって構成するから、固定部66全体としての強度の低下や、表面層67の膨張程度が過大になることによる表面層67による固着力の低下などを抑制することができる。
実施例の電動機20のステータ40の製造方法では、固定部66は、発泡性樹脂によって構成された両表面層67と両表面層67よりも強度が高い樹脂によって構成されて両表面層67に挟まれた中間層68とにより構成されたものとしたが、この構成に限られず、例えば、中間層68がない構成とするなど、ステータコア41や固定子用コイル48に比して熱膨張率が高くなるように構成されたものであればよい。
実施例の電動機20のステータ40の製造方法では、図3や図6に示したように、ステータコア41の軸方向の両端面の端面エンド間隙間に位置決め用部材60を挿入して固定子用コイル48の位置決めを行なうものとしたが、ステータコア41の軸方向の一方の端面の端面エンド間隙間にだけ位置決め用部材60を挿入して固定子用コイル48の位置決めを行なうものとしてもよい。この場合、ステータコア41の他方の端面と固定子用コイル48との間には、位置決め用部材60から固定部66を除いた部材を挿入するものとしてもよいし、何も挿入しないものとしてもよい。
実施例の電動機20のステータ40の製造方法では、固定子用コイル48をステータコア41のスロット46に固着させるための接着部材69として、樹脂を含む液状のワニスなどを用いるものとしたが、固定部66と同様の部材を用いるものとしてもよい。この場合、例えば、固定部66と同様の部材を固定子用コイル48とステータコア41のスロット46との間に挿入して加熱することによって固定子用コイル48を固定するものとすることができる。
実施例の電動機20のステータ40の製造方法では、ステータコア41と固定子用コイル48との関係としては、複数の分割コア42を組み付けてステータコア41を形成すると共に形成したステータコア41のスロット46に導線47を捲回して固定子用コイル48を形成するものとしたが、導線を用いてかご形に固定子用コイルを形成すると共に形成したかご形の固定子用コイルにに複数の分割コアを組み付けてステータコア41を形成するものとしてもよい。
実施例では、電動機20のステータ40のステータコア41は、複数の分割コア42により構成されるものとしたが、円筒状の一体コアにより構成されるものとしてもよい。
実施例では、電動機20のステータ40の製造方法について説明したが、電動機20のステータ40を製造する際の固定子用コイル48の位置決め方法の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ステータコア41が「ステータコア」に相当し、固定子用コイル48が「固定子用コイル」に相当し、固定部66が本体62の平面部64の一方の面に取り付けられた位置決め用部材60が「位置決め用部材」に相当する。
ここで、「ステータコア」としては、複数の分割コア42により構成されるものに限定されるものではなく、例えば、一体コアにより構成されるものとするなど、如何なるタイプのステータコアとしても構わない。「固定子用コイル」としては、固定子用コイル48に限定されるものではなく、ステータコアのスロットに巻回されるものであれば如何なるタイプの固定子用コイルとしても構わない。「位置決め用部材」としては、位置決め用部材60に限定されるものではなく、ステータコアや固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有するものであれば如何なるタイプの位置決め用部材としても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動機の製造産業などに利用可能である。
20 電動機、22 回転軸、30 ロータ、32 ロータコア、34 永久磁石、40 ステータ、41 ステータコア、42 分割コア、45 ティース、46 スロット、47 導線、48 固定子用コイル、50 外筒リング、60 位置決め用部材、62 本体、64 平面部、66 固定部、67 表面層、68 中間層、69 接着部材。

Claims (4)

  1. ステータコアのスロットに固定子用コイルが巻回されてなる電動機のステータの製造方法であって、
    前記ステータコアおよび前記固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有する位置決め用部材の少なくとも該平面部を、前記ステータコアの軸方向の端面と前記固定子用コイルのコイルエンドとの隙間に前記一方の面が前記コイルエンド側となるように挿入し、該挿入後に前記熱膨張部材を加熱して膨張させることによって前記固定子用コイルを前記位置決め用部材に対して固定して該固定子用コイルの位置決めを行なう工程と、
    前記位置決めを行なった固定子用コイルを固定用部材を用いて前記ステータコアに固定する工程と、
    を含む電動機のステータの製造方法。
  2. 請求項1記載の電動機のステータの製造方法であって、
    前記熱膨張部材は、少なくとも一部が発泡性樹脂によって構成されてなる部材である、
    電動機のステータの製造方法。
  3. 請求項2記載の電動機のステータの製造方法であって、
    前記熱膨張部材は、両表面層が発泡性樹脂によって構成されると共に該両表面層に挟まれた中間層が該両表面層よりも強度が高い樹脂によって構成されてなる部材である、
    電動機のステータの製造方法。
  4. ステータコアのスロットに固定子用コイルが巻回されてなる電動機のステータを製造する際の固定子用コイルの位置決め方法であって、
    前記ステータコアおよび前記固定子用コイルに比して熱膨張率が高い熱膨張部材が一方の面に取り付けられた平面部を有する位置決め用部材の少なくとも該平面部を、前記ステータコアの軸方向の端面と前記固定子用コイルのコイルエンドとの隙間に前記一方の面が前記コイルエンド側となるように挿入し、
    該挿入後に前記熱膨張部材を加熱して膨張させることによって前記固定子用コイルを前記位置決め用部材に対して固定して該固定子用コイルの位置決めを行なう、
    固定子用コイルの位置決め方法。
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