JP6819760B2 - ステータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両駆動用モータ(回転電機)に用いられるステータの製造方法に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車の駆動用モータとして小型で大きな出力トルクが得られるようにロータに永久磁石を埋め込んだ永久磁石型モータが用いられている。永久磁石型モータは、出力トルクが大きいと、ステータコアに流れる磁束も大きくなる。このため、磁束が飽和しないようにティース幅やヨーク幅を大きくとり、ステータコアのティースやヨークに流れる磁束を低くし、且つ、均一に分布するようにするとモータの効率が高くなる(例えば、特許文献1参照)。一方、ステータコアで磁気飽和が発生すると大きなトルク出力が出ず、モータ効率も低下してしまう。このため、ステータコアは、磁気飽和が発生しないような厚み、形状に設計されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−308198号公報 特開平5−252714号公報
ところで、高トルクを出力可能なモータを実現しようとすると、ステータコアのヨーク部を広く取る必要があり、ステータコアが径方向に大型化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、ステータコアの径方向への大型化を抑制しつつ、ステータコアのヨークでの磁気飽和を抑制して高トルク対応可能なステータを提供することを目的とする。
本発明のステータの製造方法は、環状のヨークと前記ヨークの内周面から半径方向内側に突出する複数のティースとを備えるステータコアの前記ティースの周囲に導体を巻回してコイルを成形するコイル成形工程と、前記コイル成形工程で成形された前記コイルの一部で、前記ティースの軸方向端面より軸方向外側に突出するコイルエンド部の外面を覆うように樹脂をモールドする樹脂モールド工程と、前記樹脂モールド工程の後、モールドされた前記樹脂の半径方向外側と前記ヨークの外周との間で露出した前記ヨークの環状の軸方向端面に、一のティースと隣接する他のティースとの間に磁路を形成するように周方向に延びる磁性体を取付ける磁性体取付け工程と、を備えることを特徴とする。
本発明は、ステータコアの径方向への大型化を抑制しつつ、ステータコアのヨークでの磁気飽和を抑制して高トルク対応可能なステータを提供することができる。
実施形態のステータの製造方法によって製造したステータの外形を示す斜視図である。 図1に示すステータのステータコアの外形を示す斜視図である。 図1に示すステータのティースに巻回されるコイルを示す斜視図である。 図1に示すステータにおいて各ティースにコイルが巻回されたステータアセンブリを示す斜視図である。 図4に示すステータアセンブリのコイルエンドに樹脂モールドをした状態のステータを示す斜視図である。 図5に示すステータへの磁性体の取り付けを示す斜視図である。 図1に示すステータを円周方向に展開した平面図、及びその立面図である。 他の実施形態のステータの製造方法によって製造したステータの外形を示す斜視図である。 図8に示すステータを円周方向に展開した平面図、及びその立面図である。
以下、実施形態のステータの製造方法によって製造したステータについて図面を参照しながら説明する。ステータ100は、ステータコア11と、ステータコア11の複数のティース13に巻回された複数のコイル17と、コイル17のステータコア11の軸方向端面11aより軸方向外側に突出したコイルエンド部18(図3,4に示す)を覆う樹脂モールド21と、ステータ100の軸方向端面11aの上に配置された磁性体31と、を含んでいる。以下の説明においては、図1に示すように、環状の外形のステータコア11の外周方向を「周方向」、ステータコア11の半径方向を「半径方向」、ステータコア11の厚さ方向を「軸方向」という。
次に、図2〜図6を参照しながら、ステータ100の構造と製造方法を説明する。図2に示すように、ステータコア11は、環状のヨーク12とヨーク12の内周面から半径方向内側に突出する複数のティース13とを備えている。ステータコア11は、複数の電磁鋼板を積層して製造してもよいし、磁性粉を加圧成形して製造してもよい。ステータコア11の外周面には、取り付け用のボス15が設けられている。ボス15には、図示しないケーシングにステータ100を固定するボルトを通す穴16が設けられている。
図3に示すように、ステータコア11の各ティース13の周囲に導体を巻回してコイル17を形成する。コイル17の巻回にはいくつかの方法があるが、図3に示すように、四角筒状で半径方向の両端面にフランジが張り出している絶縁材料で形成された絶縁部材20(ボビン)に導体を巻きつけてコイル17を形成しておき、絶縁部材20とコイル17とを一体としてティース13に挿入する方法がある。また、図2に示すティース13の間のスロット14に導体を挿入して溶接等でコイル17を形成するようにしてもよい。
導体をティース13の周囲に巻回してコイル17を形成すると、ティース13の軸方向端面13aの上の導体は、ティース13の軸方向端面13a、あるいは、ステータコア11の軸方向端面11aより軸方向外側に突出する。コイル17の内、ティース13の軸方向端面13a、あるいは、ステータコア11の軸方向端面11aから軸方向外側に突出した部分がコイルエンド部18である。そして、全てのティース13の周囲にコイル17を形成すると図4に示すようなステータアセンブリ90となる。
図4に示すようにコイルエンド部18の半径方向外側と、ヨーク12の外周との間にはステータコア11の軸方向端面11a(金属面)が露出した環状部分11bが形成されている。
次に、図4に示すステータアセンブリ90のコイルエンド部18の部分を樹脂成形用の型で覆い、型の中に樹脂を注入して、コイルエンド部18及び絶縁部材20を樹脂でモールドすると、図5に示すように、ステータコア11の軸方向端面11aの上にドーナツ状の樹脂モールド21が形成される。樹脂モールド21とヨーク12の外周との間には、ステータコア11の軸方向端面11a(金属面)が露出した環状部分11bが残っている。
次に、図6に示すように、環状部分11bの上にティース13の間に磁路を形成するように周方向に延びる磁性体31を取り付けていく。磁性体31は、例えば、電磁鋼板を重ねて成形してもよいし、磁性粉を加圧成形して形成してもよい。磁性体31は、円弧状で、内径は樹脂モールド21の外径と同一か少し大きい程度であり、外径は、ヨーク12の外径寸法よりも小さく、環状部分11bの上に設置可能な大きさとなっている。図6に示す実施形態では、磁性体31の円周方向の長さは、2つのティース13の円周方向の中心間距離よりも少し短い長さとなっている(図7(a)参照)。これにより、磁性体31は2つのティース13の間に磁路を形成することができる。
図7(a)は、磁性体31を取り付けたステータ100を円周方向に展開した平面図であり、図7(b)は、図7(a)の立面図である。図7(a)、図7(b)に示すように、ティース13の間の磁束の一部は、図7(a)の矢印91、図7(b)の矢印92に示すように、ティース13から磁性体31を通って隣接するティース13に流れていく。このため、本実施形態のステータ100は、ヨーク12が磁気飽和を起こしにくく、ステータコア11の径方向への大型化を抑制しつつ、高トルクを出力することができる。
次に図8、図9を参照しながら、他の実施形態について説明する。先に図1〜図7を参照して説明した部分と同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。
図8に示すように、ステータ200は、円環状の磁性体32を環状部分11bに取り付けたものである。図9(a)は、円環状の磁性体32を取り付けたステータ200を円周方向に展開した平面図であり、図9(b)は、図9(a)の立面図である。図9(a)、図9(b)に示すように、離間して配置されているティース13の間の磁束の一部は、図9(a)の矢印93、図9(b)の矢印94に示すように、ティース13から磁性体32を通って離間して配置された他のティース13に流れていく。ステータ200は、先に図1〜図7を参照して説明したステータ100と同様の作用効果を奏する。
以上の各実施形態では、コイルエンド部18を樹脂モールドし、その後、樹脂モールド21の外周とヨーク12の外周との間の環状部分11bに磁性体31、32を取り付けることとして説明したが、樹脂モールドを行わず、コイルエンド部18の半径方向外側とヨーク12との間の環状部分11bの上に磁性体31あるいは磁性体32を取り付けるようにしてもよい。
11 ステータコア、11a,13a 軸方向端面、11b 環状部分、12 ヨーク、13 ティース、14 スロット、15 ボス、16 穴、17 コイル、18 コイルエンド部、20 絶縁部材、21 樹脂モールド、31,32 磁性体、90 ステータアセンブリ、91〜94 矢印、100,200 ステータ。

Claims (1)

  1. ステータの製造方法であって、
    環状のヨークと前記ヨークの内周面から半径方向内側に突出する複数のティースとを備えるステータコアの前記ティースの周囲に導体を巻回してコイルを成形するコイル成形工程と、
    前記コイル成形工程で成形された前記コイルの一部で、前記ティースの軸方向端面より軸方向外側に突出するコイルエンド部の外面を覆うように樹脂をモールドする樹脂モールド工程と、
    前記樹脂モールド工程の後、モールドされた前記樹脂の半径方向外側と前記ヨークの外周との間で露出した前記ヨークの環状の軸方向端面に、一のティースと隣接する他のティースとの間に磁路を形成するように周方向に延びる磁性体を取付ける磁性体取付け工程と、
    を有することを特徴とするステータの製造方法。
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