JP2008257755A - 記録装置、プログラム、及び記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録開始に際し、ユーザに対して、記録の可能性に関する情報を容易に認識させることができる記録装置を提供する。
【解決手段】各記録経路を、記録元の記録媒体の図形1から記録先の記録媒体の図形2に至る経路図形で表した記録経路図を表示する表示手段を備えた記録装置において、各記録経路について、記録元の記録媒体における所定の記録ソースに基づいて記録を行う場合に、設定された圧縮率に応じた形状31、4aで表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、装置に対して接続若しくは装着可能な又は固定された複数の記録媒体間における記録経路を表す図形を表示するようにした記録装置及び記録方法、並びに該装置としてコンピュータを機能させるプログラムに関する。
従来、図1に示すような構成を備えた録音再生装置が知られている。この装置においては、DSP12を介し、CDメカ部11のCDからUSBメモリ13やメモリカード14へ、USBメモリ13からメモリカード14へ、又はメモリカード14からUSBメモリ13へと、種々の記録媒体間で録音を行うことができるようになっている。
図10はこの録音再生装置における表示部21において表示される録音経路図を示す。録音経路図は各記録媒体の有無及び各記録媒体間の録音経路を示す。図中の81はCDを表すCD図形、82はUSBメモリ13を表すUSBメモリ図形、83はメモリカード14を表わすメモリカード図形、84aはCD及びUSBメモリ13間の録音経路を表わす経路図形、84bはCD及びメモリカード14間の録音経路を表す経路図形、84cはUSBメモリ13及びメモリカード14間の録音経路を表す経路図形、そして85は経路図形84a〜84cを構成する経路セグメントである。
CD図形81、USBメモリ図形82、及びメモリカード図形83はそれぞれ、CD、USBメモリ13、及びメモリカード14が録音再生装置に挿入又は接続されていて、システムマイコン20がそれを認識しているかどうかを表しており、認識している場合に表示される。各経路図形84a〜84cは、その録音経路により録音中でなければ、そのまま表示される。録音中であれば、録音元の記録媒体図形から録音先の記録媒体図形へ向かって伸びてゆく図形変化を伴いながら点滅表示される。
図11はこの点滅表示において変化する経路図形84aの各表示状態を示す。経路図形84aは、表示状態111a〜111gの順に、CD図形81側から経路セグメント85を順次点灯させてゆくことによって、CD図形81からUSBメモリ図形82まで伸びてゆくように変化させながら表示される。表示状態111gは経路図形84aの表示が完了した状態である。経路図形84aの表示が完了すると、経路図形84aは消去され、再度表示状態111aからの経路図形84aの表示過程が繰り返される。このようにして、経路図形84aの点滅が行われる。
このような録音経路図によれば、ユーザは、各記録媒体の有無及び録音経路を一目で認識することができる。
なお、このような種々の記録媒体間で録音を行うことができるようにした装置に関する技術として、たとえば特許文献1において開示されたものも知られている。この技術においては、CD等の非圧縮データを圧縮してハードディスク等に録音する場合に、ユーザに対して録音可能時間を通知したり、それがハードディスクにおいてどの程度の容量に相当するかを表示させたりすることができるようにしている。
特開2001−291379号公報
しかしながら、上述図10の従来の録音経路図によれば、録音を高ビットレート又は低ビットレートで行うかの録音モードの設定状態や、本当に録音を開始することができる状態にあるかどうかということを知ることはできない。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、記録開始に際し、ユーザに対して、記録の可能性に関する情報を容易に認識させることができる記録装置を提供することにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係る記録装置は、データを記録可能な媒体に対してデータを記録する際のデータ圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、装置に接続若しくは装着され又は内蔵された複数の前記媒体間における各記録経路を表す図形を前記圧縮率設定手段により設定された圧縮率に応じた形状で表示する表示手段とを有することを特徴とする。ここで、データを記録可能な媒体としては、たとえば、USBメモリや、メモリカード、ハードディスク、MD、CDが該当する。
この構成において、装置に接続若しくは装着され又は内蔵された複数の記録可能な媒体間における各記録経路を表す図形が、設定された圧縮率に応じた形状で表示される。各記録経路を表す図形は、接続若しくは装着される媒体が実際に接続又は装着されていない状態であっても、表示させるようにしてよい。各記録経路を表す図形は、現在装置において設定されている圧縮率を、その形状によりユーザに対して視認させる。
第2の発明に係る記録装置は、第1発明において、各記録経路において記録先となり得る記録先媒体が記録可能な状態にあるか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記表示手段は、前記判定手段により記録可能な状態であると判定された記録先媒体がその状態にあることを表す図形を表示することを特徴とする。
第3の発明に係る記録装置は、第1又は第2発明において、前記判定手段によって記録可能な状態であると判定された記録先媒体についての記録可能な残容量、及び該記録先媒体に対応する記録元媒体における記録対象となるデータの容量を取得し、該記録先媒体に対して該記録対象データを記録することが可能な条件を判断する記録条件判断手段をさらに備え、前記表示手段は、前記記録条件判断手段により判断された記録条件を表す図形を表示することを特徴とする。
第4の発明に係る記録装置は、第1の発明において、前記圧縮率設定手段により設定される圧縮率と、前記表示手段が表示する各記録経路を表す図形の形状との対応は、ユーザが設定可能であることを特徴とする、。
第5の発明に係るプログラムは、第1〜第4のいずれかの発明に係る記録装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第6の発明に係る記録方法は、データを記録可能な媒体に対してデータを記録する際のデータ圧縮率を設定する圧縮率設定工程と、装置に接続若しくは装着され又は内蔵された複数の前記媒体間における各記録経路を表す図形を前記圧縮率設定工程において設定された圧縮率に応じた形状で表示する表示工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、各記録経路について、記録元の記録媒体における所定の記録ソースに基づいて記録を行う場合に、設定されているビットレート(データ圧縮率)及び記録可能な記録経路が容易に認識可能に表示されるため、複数の媒体による記録再生が可能な装置において、記録ビットレート及び記録経路が容易に視認できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る録音再生装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この装置は、CDを再生して再生信号を出力するCDメカ部11、及びCDメカ部11から入力される信号に対し、符号化や復号化等の信号処理を施すデジタル・シグナル・プロセッサ(以下、「DSP」という。)12を備える。DSP12が処理した信号は、USBメモリ13やメモリカード14に出力される。DSP12と、USBメモリ13及びメモリカード14との間には、それぞれの間のインタフェースとして機能するUSBコントローラ15及びメモリカードスロット16が設けられている。
録音再生装置には、DSP12が処理した信号に基づいて音声を出力するために、DSP12が出力するデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するDAコンバータ17、DAコンバータ17からのアナログ信号を増幅するアンプ部18、及びアンプ部18で増幅された信号を音声に変換するスピーカ19が設けられている。また、装置全体を制御するために、システムマイコン20が設けられている。システムマイコン20には、システムマイコン20からの画像信号に基づく表示を行う表示部21、及びシステムマイコン20に対してユーザが指示を与えるための操作部22が接続されている。表示部21及び操作部22は、ユーザインタフェースを構成する。操作部22には録音開始の指示を受け入れるための録音キーや、録音停止の指示を受け入れるための停止キーが設けられている。
システムマイコン20はユーザからの指示に基づき、CDメカ部11、DSP12等を制御し、CDメカ部11、USBメモリ13、メモリカード14等からの信号に基づく音声の出力や、これらの信号に基づくUSBメモリ13やメモリカード14への録音等を行う。DSP12はその際に、CDメカ部11や、USBコントローラ15、メモリカードスロット16等の間に介在し、これらの間で送受される信号についてのエンコードやデコード等の必要な信号変換処理を行う。
図2は表示部21において表示される録音経路図を示す。図中の1はCDを表わすCD図形、2はUSBメモリ13を表わすUSBメモリ図形、3はメモリカード14を表わすメモリカード図形、4a〜4dは録音再生装置において録音を高ビットレートで行うように設定されている場合の録音経路を太い線で表わした経路図形、5は録音経路における録音方向を表わす矢印セグメント、そして6は経路図形4a〜4dを構成する太い経路セグメントである。図2では録音を高ビットレートで行うように設定されている場合について示されており、各経路図形は経路セグメント6で構成されているが、録音を低ビットレートで行うように設定されている場合には、各経路図形は、経路セグメント6の代わりに細い経路セグメントを用いて構成される。
録音再生装置における録音経路としてはCDからUSBメモリ13への経路、CDからメモリカード14への経路、USBメモリ13からメモリカード14への経路、及びメモリカード14からUSBメモリ13への経路の4つの経路が存在する。経路図形4a〜4dはそれぞれこれらの経路を表している。
CD図形1はCDメカ部11においてCDが存在する場合に点灯され、存在しない場合には消灯される。USBメモリ図形2はUSBメモリ13がUSBコントローラ15を介して録音再生装置に接続され、録音再生装置によって認識されている場合に点灯され、他の場合には消灯される。メモリカード図形3はメモリカード14がメモリカードスロット16を介して録音再生装置に接続され、録音再生装置によって認識されている場合に点灯され、他の場合には消灯される。セグメント5及び6並びに細い経路セグメントは録音時以外のときに点灯され、録音時には点滅される。
矢印セグメント5は、録音先となるUSBメモリ13を表わすUSBメモリ図形2、又は録音先となるメモリカード14を表わすメモリカード図形3を指示するように、各録音経路における録音先側の端部において点灯される。ただし、録音先の記録媒体に対する、予め設定されたビットレートによる録音が不可能な状態にある録音経路については、点灯されない。録音が不可能な状態としては、たとえば録音先の記録媒体が書込み禁止となっている状態や、既に記憶容量が満杯となっている状態や、記録媒体が接続されていない状態が該当する。
図3は録音経路図におけるCD図形1及びUSBメモリ図形2間の経路図形を示す。同図(a)中の31は、録音再生装置において低ビットレートで録音を行うように設定されている場合に表示される細い経路図形である。同図(b)では録音再生装置において高ビットレートで録音を行うように設定されている場合に表示される経路図形4aが示されている。経路図形31は細い経路セグメント7で構成され、経路図形4aは太い経路セグメント6で構成されている。このように、録音経路図においては、低ビットレートで録音を行うように設定されている場合には録音経路を細い経路図形31で表し、高ビットレートで録音を行うように設定されている場合には録音経路を太い経路図形4aで表すことにより、設定されているビットレートを視覚的に暗示しながら、可能な録音経路を示すようにしている。
同図(a)及び(b)では経路図形31及び4aにおけるUSBメモリ図形2側の端部において矢印セグメント6が点灯されている。この矢印セグメント6は経路図形31及び32に結合してCD図形1からUSBメモリ図形2へ向かう細い矢印及び太い矢印を形成しており、それぞれCDからUSBメモリ13に対して低ビットレート及び高ビットレートで録音が可能な状態にあることを視覚的に示している。
図4は別の状態における録音経路図を示す。同図(a)ではUSBメモリ13への書込みが禁止されている場合の録音経路図が示されている。すなわち、録音経路4a及び4dにおけるUSBメモリ図形2側端部において、矢印セグメント5を点灯させないことにより、USBメモリ13への書込みが不能であることを示している。一方、録音経路4b及び4cにおけるメモリカード図形3側端部において矢印セグメント5を点灯させていることにより、メモリカード14への書込みが可能であることを示している。
一方、同図(b)ではUSBメモリ13が録音再生装置に接続されていない場合の録音経路図が示されている。USBメモリ図形2を表示しないことによりUSBメモリ13が接続されていないことを視覚的に示している。この場合も、同図(a)の場合と同様に、USBメモリ13への書込みが不能であるため、経路図形4a及び4dのUSBメモリ図形2側端部において矢印セグメント5は点灯されていない。なお、USBメモリ13が接続されていない場合には、関係する経路図形4a、4c及び4dは表示しないようにしてもよい。
図5はCDからUSBメモリ13への録音が行われている場合の録音経路図を示す。図中の51a〜51hは、CD図形1からUSBメモリ図形2へ向かう経路図形の点滅に際し、経路図形を表示する際の表示過程における各表示状態である。同図のように、システムマイコン20は、表示状態51a〜51hの順に、CD図形1側から経路セグメント6を順次点灯させてゆくことによって、CD図形1からUSBメモリ図形2まで伸びてゆく経路図形を表示する。表示状態51hは表示が完了した経路図形4aを含んでいる。経路図形の表示が完了すると、経路図形4aを消去し、再度、表示状態51aからの表示過程を繰り返す。このようにして、経路図形の点滅が行われる。
図6はシステムマイコン20による録音経路図の書換え処理を示すフローチャートである。まずステップ61において、録音を行う際のビットレートの変更がなされたかどうかを判定する。ビットレートの変更とは、高ビットレート及び低ビットレート間の変更を意味する。高ビットレートとは、所定値以上のビットレートであり、たとえば、192[kbps]や、256[kbps]がこれに含まれる。低ビットレートとは、前記所定値未満のビットレートであり、たとえば、128[kbps]や64[kbps]がこれに含まれる。
一例として、ユーザが通常の記録動作において高音質で録音を行いたい場合は256[kbps]で録音し、その他の録音の場合は128[kbps]で録音している場合、高ビットレートとして256[kbps]、低ビットレートとして128[kbps]をユーザが設定することにより、これらの各ビットレートに対する設定及び記録の可否が容易に視認できる。
ビットレートの変更がなされていないと判定した場合にはステップ63へ進む。ビットレートの変更がなされたと判定した場合にはステップ62において経路図形の幅を変更する。すなわち、ビットレートの変更が高ビットレートから低ビットレートへの変更である場合には、太い経路セグメント6を用いて表示されている太い経路図形の表示を細い経路セグメント7を用いた細い経路図形の表示に変更する。低ビットレートから高ビットレートへの変更である場合には、逆に現在表示中の細い経路図形を太い経路図形に変更する。その後、ステップ63へ進む。
ステップ63では、CD、USBメモリ13、又はメモリカード14の脱着があったかどうかを判定する。脱着がなかったと判定した場合にはステップ65へ進む。脱着があったと判定した場合には、ステップ64へ進み、CD図形1、USBメモリ図形2、又はメモリカード図形3の点灯又は消灯を行う。すなわち、CDが装着された場合にはCD図形1を点灯させ、CDが取り出された場合にはCD図形1を消灯させる。USBメモリ13が装着された場合にはUSBメモリ図形2を点灯させるとともに、USBメモリ13への書込みが可能であれば、USBメモリ図形2へ向かう経路図形のUSBメモリ図形2側端部において矢印セグメント5を点灯させる。USBメモリ13が取り出された場合にはUSBメモリ図形2を消灯させ、USBメモリ図形2側端部において点灯されている矢印セグメント5を消灯させる。メモリカード14の場合もUSBメモリ13の場合と同様である。その後、ステップ65へ進む。
ステップ65では、録音が開始され又は終了したかどうかを判定する。開始も終了もされていないと判定した場合には図6の処理を終了する。録音が開始され又は終了したと判定した場合には、ステップ66において、録音元及び録音先のCD、USBメモリ13、又はメモリカード14間の録音経路に対応する経路図形の点滅表示を開始し又は終了する。その後、図6の処理を終了する。
本実施形態によれば、録音再生装置において現在設定されている録音用のビットレートが高ビットレートか又は低ビットレートであるかを、経路図形が太いか又は細いかによって、視覚的に認識することができる。また、ユーザが行おうとしている録音経路による録音が現在可能な状態にあるかどうかを、矢印セグメント5の有無により、視覚的に認識することができる。
図7は本発明の別の実施形態に係る録音再生装置における録音経路図を示す。この録音再生装置は、図1の構成に加え、MDメカ部を備える。システムマイコン20はユーザからの指示に基づき、該MDメカ部、CDメカ部11、DSP12等を制御し、該MDメカ部、CDメカ部11、USBメモリ13、メモリカード14等からの信号に基づく音声の出力や、これらの信号に基づくMDや、USBメモリ13、メモリカード14への録音等を行う。DSP12はその際に、該MDメカ部、CDメカ部11、USBコントローラ15、メモリカードスロット16等の間に介在し、これらの間で送受される信号についてのエンコードやデコード等の必要な信号変換処理を行う。
図7の録音経路図には、図2中の各図形に加え、MD図形8が追加されている。また、CD図形1からMD図形8に向かう経路図形4e、USBメモリ図形2からMD図形8に向かう経路図形4f、メモリカード図形3からMD図形8に向かう経路図形4g、MD図形8からUSBメモリ図形2に向かう経路図形4h、MD図形8からメモリカード図形3に向かう経路図形4iが追加される。CD、USBメモリ13、及びメモリカード14からMDへの録音が可能であり、またMDからUSBメモリ13及びメモリカード14への録音が可能だからである。
図7の録音経路図は、高ビットレートで録音を行うように設定がなされており、かつCD、MD、USBメモリ13、及びメモリカード14のすべてが装着されており、かつMD、USBメモリ13、及びメモリカード14への録音が可能な状態にある場合について示されている。他の点については、上述の実施形態の場合と同様である。
図8は本発明のさらに別の実施形態に係る録音再生装置における録音経路図を示す。録音再生装置の構成は図1のものと同様である。図8では、表示部21において表示される録音経路図が示されている。この録音経路図では、図形要素として、図2のものに加え、録音可能な録音ソースを示す「1」のマーク71、フォルダマーク72、及び「ALL」のマーク73が追加されている。「1」マーク71は、それが付随する経路図形の録音経路における録音元の記録媒体中の楽曲であって、現在再生しており又は指定されている1つの楽曲が、録音先の記録媒体に対して録音可能であることを示す。フォルダマーク72は、それが付随する経路図形の録音経路における録音元の記録媒体中の現在選択されているフォルダに含まれる全曲が、録音先の記録媒体に対して録音可能であることを示す。「ALL」マーク73は、それが付随する経路図形の録音経路における録音元の記録媒体中の全曲が、録音先の記録媒体に対して録音可能であることを示す。ただし、これらのマークは、録音生装置において現在設定されているビットレートで録音を行う場合について、記録可能であることを示している。言い換えれば、現在のビットレートで記録先に対する録音を行うための、録音ソースについての容量上の条件を表しているということができる。
図8ではたとえば、録音経路4aについては、CD中の現在再生しており又は指定されている楽曲の1曲分のデータ、及びCD中の全楽曲のデータがUSBメモリ13に記録可能であることが、経路図形4aに付随する「1」マーク71及び「ALL」マーク73によって示されている。また、その記録は、現在の記録モードとして設定されている高ビットレートで可能であることが、経路図形が太いことによって示されている。
システムマイコン20はたとえば、設定中のビットレートが変更された場合や、CD、USBメモリ13、又はメモリカード14の着脱により、可能な録音経路について増減が生じた場合に、必要な各録音経路について、各マーク71〜73の表示の見直しを行う。その際、CDからのUSBメモリ13又はメモリカード14への録音経路については、CDにおける現在再生又は指定中の1曲分のデータ、及び全曲分のデータについて、記録容量の面からみて、USBメモリ13又はメモリカード14に対して録音が可能であるかどうかを判定し、判定結果に応じて、「1」のマーク71、又は「ALL」のマーク73の表示又は消去を行う。
USBメモリ13からメモリカード14への録音経路、又はメモリカード14からUSBメモリ13への録音経路については、USBメモリ13又はメモリカード14における現在再生又は指定中の1曲分のデータ、現在選択中のフォルダにおける全曲分のデータ、及びUSBメモリ13又はメモリカード14中の全曲分のデータについて、記録容量の面からみて、メモリカード14又はUSBメモリ13に対し録音が可能であるかどうかを判定し、判定結果に応じて「1」のマーク71、フォルダマーク72、又は「ALL」のマーク73の表示又は消去を行う。
記録容量の面からみて録音が可能であるかどうかの判定は、設定されているビットレート、録音元の記録媒体における録音ソースの容量、記録ソースにおけるデータ形式、及び録音先の記録媒体へ記録を行う際のデータ形式に基づき、録音に要する容量を算出し、算出した容量に対して十分な空き容量が録音先の記録媒体において存在するかどうかにより行う。
本実施形態によれば、各録音経路について、録音先の記録媒体における録音可能な残容量に応じ、録音元の記録媒体における指定された1曲の録音が可能であれば「1」のマーク71を表示し、録音元の記録媒体における指定されたフォルダ内の全曲の録音が可能であればフォルダマーク72を表示し、録音元の記録媒体における全曲の録音が可能であれば「ALL」のマーク73を表示するようにしたため、ユーザは、各録音経路について、録音元の記録媒体中の指定した楽曲やフォルダ、又は記録媒体全体について録音を行うことができる余地が録音先の記録媒体にあるかどうかを視覚的に判断することができる。
図9は本発明の他の実施形態に係る録音再生装置における処理を示すフローチャートである。録音再生装置の構成は図1のものと同様である。この処理は、CDからの録音先としてUSBメモリ13が録音再生装置に接続された場合に、システムマイコン20によって行われる。この処理では、USBメモリ13が接続されたとき、USBメモリ13における残容量に対し、録音元のCDの全曲又は再生中の曲を録音ソースとした場合に高ビットレート又は低ビットレートで録音可能であるか否かに応じ、図2のような録音経路図において、USBメモリ13へ向かう図3のような経路図形を太線若しくは細線で表示し、又は表示しないようにしている。
すなわち、システムマイコン20は、まずステップ91において、USBメモリ13が接続されるのを待機する。この接続を検出すると、ステップ92において、USBメモリ13の残容量を確認する。次に、ステップ93において、録音元のCDにおけるいずれかのトラックが再生中であるかどうかを判定し、再生中ではないと判定した場合にはステップ94へ進み、再生中であると判定した場合にはステップ100へ進む。
ステップ94では、CD全体の容量を確認し、CD全体を所定の低ビットレート及び高ビットレートで圧縮した場合の容量を算出する。次に、ステップ95において、その算出値と、USBメモリ13の残容量とを比較し、CD全体を低ビットレートで圧縮した場合にUSBメモリ13に録音が可能かどうかを判定する。録音可能ではないと判定した場合には、ステップ96において、CDからUSBメモリ13への経路図形を表示することなく、図9の処理を終了する。
ステップ95において録音が可能であると判定した場合には、ステップ97において、CD全体を高ビットレートで圧縮した場合にUSBメモリ13に録音が可能かどうかを判定する。録音が可能ではないと判定した場合にはステップ98において、録音元のCDからUSBメモリ13への経路図形を細線で表示し、図9の処理を終了する。録音が可能であると判定した場合にはステップ99において、録音元のCDからUSBメモリ13への経路図形を太線で表示し、図9の処理を終了するする。
一方、ステップ100では、再生中の楽曲のデータ量を確認し、これを所定の低ビットレート及び高ビットレートで圧縮した場合の容量を算出する。次に、ステップ101において、その算出値と、USBメモリ13の残容量とを比較し、当該楽曲データを低ビットレートで圧縮した場合にUSBメモリ13に録音が可能かどうかを判定する。録音可能ではないと判定した場合には、ステップ102において、CDからUSBメモリ13への経路図形を表示することなく、図9の処理を終了する。
ステップ101において録音が可能であると判定した場合には、ステップ103において、当該楽曲ソースを高ビットレートで圧縮した場合にUSBメモリ13に録音が可能かどうかを判定する。録音が可能ではないと判定した場合にはステップ104において、CDからUSBメモリ13への経路図形を細線で表示し、図9の処理を終了する。録音が可能であると判定した場合にはステップ105において、CDからUSBメモリ13への経路図形を太線で表示し、図9の処理を終了する。
これによれば、CDの録音先としてUSBメモリ13が接続されたとき、USBメモリ13における残容量に対し、録音元のCDにおける全楽曲又は再生中の楽曲を高ビットレートで録音可能である場合には、録音元のCDからUSBメモリ13へ向かう経路図形を太線で表示し、高ビットレートで録音可能ではないが低ビットレートで録音可能であれば該経路図形を細線で表示し、いずれのビットレートでも録音可能ではない場合には該経路図形を表示しないようにしたため、ユーザは経路図形の表示の有無により録音の可否を認識するとともに、経路図形の太さにより、いずれかのビットレートで録音が可能か否かを視覚的に認識することができる。
なお、CDの録音先としてメモリカード14が接続された場合についても、同様にして記録経路の表示を行うことができる。また、USBメモリ13及びメモリカード14の双方が接続され、USBメモリ13からメモリカード14への記録経路が可能となった場合や、逆の記録経路が可能となった場合にも、それらの記録経路について、記録ソースが1曲か、全曲か等に応じ、記録が可能なビットレートを判定し、その結果に応じた太さで経路図形の表示を行い、又は行わないようにすることができる。その際、記録ソースが1曲か、全曲か等に応じ、図8の実施形態のような「1」マークや「ALL」マークを経路図形に付随させるようにしてもよい。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては記録先の記録媒体としてUSBメモリ及びメモリカードを用いているが、これに加え、他の記録媒体、たとえば、録音再生装置に内蔵されたハードディスクを用いるようにしてもよい。
また、上述においては、録音時のビットレートを高ビットレート及び低ビットレートの2段階に分け、これに対応させ、経路図形として太い経路図形及び細い経路図形の2種類を用いているが、この代わりに、ビットレートを高、中、低の3段階に分け、これに対応させて、経路図形として、太い経路図形、普通の経路図形、細い経路図形の3種類のものを用いるようにしてもよい。
また、上述においては特に言及しなかったが、録音経路図には、設定中のビットレートや、録音経路を示す経路図形に付随させてその録音経路において録音可能なビットレートを表示するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る録音再生装置の構成を示すブロック図である。 図1の装置における表示部において表示される録音経路図を示す図である。 図1の装置における録音経路図におけるCD図形及びUSBメモリ図形間の経路図形を示す図である。 図1の装置における別の状態における録音経路図を示す図である。 図1の装置におけるCDからUSBメモリへの録音が行われている場合の録音経路図を示す図である。 図1の装置における録音経路図の書換え処理を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る録音再生装置における録音経路図を示す図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る録音再生装置における録音経路図を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る録音再生装置における処理を示すフローチャートである。 従来の録音再生装置において表示される録音経路図を示す図である。 図10の録音経路図における点滅表示において変化する経路図形の各表示状態を示す図である。
符号の説明
1:CD図形、2:USBメモリ図形、3:メモリカード図形、4a〜4i:経路図形、5:矢印セグメント、6:経路セグメント、7:経路セグメント、8:MD図形、11:CDメカ部、12:DSP、13:USBメモリ、14:メモリカード、15:USBコントローラ、16:メモリカードスロット、17:DAコンバータ、18:アンプ部、19:スピーカ、20:システムマイコン、21:表示部、22:操作部、31:経路図形、51a〜51h:表示状態、71:「1」マーク、72:フォルダマーク、73:「ALL」マーク、81:CD図形、82:USBメモリ図形、83:メモリカード図形、84a〜84c:経路図形、85:経路セグメント、111a〜111g:表示状態。

Claims (6)

  1. データを記録可能な媒体に対してデータを記録する際のデータ圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、
    装置に接続若しくは装着され又は内蔵された複数の前記媒体間における各記録経路を表す図形を前記圧縮率設定手段により設定された圧縮率に応じた形状で表示する表示手段とを有することを特徴とする、記録装置。
  2. 各記録経路において記録先となり得る記録先媒体が記録可能な状態にあるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記判定手段により記録可能な状態であると判定された記録先媒体がその状態にあることを表す図形を表示することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記判定手段によって記録可能な状態であると判定された記録先媒体についての記録可能な残容量、及び該記録先媒体に対応する記録元媒体における記録対象となるデータの容量を取得し、該記録先媒体に対して該記録対象データを記録することが可能な条件を判断する記録条件判断手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記記録条件判断手段により判断された記録条件を表す図形を表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記圧縮率設定手段により設定される圧縮率と、前記表示手段が表示する各記録経路を表す図形の形状との対応は、ユーザが設定可能であることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかの記録装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  6. データを記録可能な媒体に対してデータを記録する際のデータ圧縮率を設定する圧縮率設定工程と、
    装置に接続若しくは装着され又は内蔵された複数の前記媒体間における各記録経路を表す図形を前記圧縮率設定工程において設定された圧縮率に応じた形状で表示する表示工程とを有することを特徴とする、記録方法。
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