JP2008256114A - 通気弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い空間に配設可能であって安定した通気性能を確実に発揮できる通気弁であり、負圧の発生時に弁体作動時のチャタリングを防いで騒音の発生を防ぎつつ、弁体閉止時には高いシール性を発揮して機能性の高い通気弁を提供すること。
【解決手段】通常は閉止状態を保持し、内部が負圧になったときに弁体20がボデー11内を移動して通気可能とした通気弁において、弁体20が移動して開閉する弁の低開度領域Rに制動機構15を設け、この制動機構15により、弁軸22を調芯しつつ制動を与えることにより、弁体20のチャタリングを防止し、かつ、均一な弁座シールを可能とした通気弁である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排水流路に接続して排水管内に発生した負圧を軽減させる通気弁に関する。
建造物の排水設備において、洗面、台所等の排水器具から排水が流れる際には、排水管内には負圧が生じている。通気弁は、弁開状態において通気管内に空気を取り込むことにより、この負圧を軽減して排水設備に設けられた各種排水器具による排水動作を正常に行い得るようにしたものである。このうち、例えば、内部に環状弁座と、この弁座に着座可能な弁体を有し、弁内が負圧になったときに弁体が弁の外方側に持ち上がって流路を開放できるようにした構造の通気弁がある。この通気弁は、それまでの伸頂通気管の先端に通気弁を設ける場合に比較してコンパクト化が可能になっており、床下などの狭いパイプスペースに設置して排水設備の配管全体の通気性を確保でき、逆流による漏水も防ぐことが可能になっている。
更に、同種の通気弁として、閉止時には弁体をスプリングで弾発保持し、負圧発生時にはこの弁体をスプリングの弾発力に抗して弁本体の内方側に移動させることで通気路を開放させるようにした通気弁もある。このタイプの通気弁は、負圧になったときに弁体が持ち上がるタイプの通気弁に比較してよりコンパクト化を図ることができ、更に狭いスペースに配設できるなど、応用性に富んだ使用が可能になっている。
この種の通気弁は、一般的に、排水管内に50Pa前後の微小負圧が発生したときに弁体が作動する必要がある。このときの弁体が作動するときの最低負圧を決定する要素は、上記通気弁においては受圧面に対する弁体の自重、又は、弁体を閉方向に移動させるスプリングの付勢力であるが、微小負圧によって作動させるために弁体の作動負圧を低く抑えるには、この自重や付勢力を小さく設定する必要がある。特に、スプリングを用いた通気弁の場合、弁体の開動作をスプリングの弾発力に抗して行うようにし、弁体の作動特性は、このスプリングのばね定数によって決めているため、低い負圧によって通気抵抗を少なく作動させるために細かいばね定数の設定が必要になり、このため、このばね定数の調整が難しくなっている。
一方で、弁体の自重や付勢力は、同時に弁体のシール力にも影響を及ぼしており、これらの大きさに比例して弁体のシール力は大きくなる。これにより、自重や付勢力が小さすぎるとシール力が不足し、排水管から臭気が漏れることに繋がるという相反する問題も考慮しなければならない。
上記のように、通気弁は、排水管内の微小負圧の発生によって弁体を動作させているため、この負圧よりも小さい圧力(例えば、50Paよりも小さい負圧)の発生でも弁体が動作することがある。この場合、弁体の動作が不安定になって頻繁に開閉動作を繰り返す、いわゆる、チャタリング現象が起こることがある。このチャタリング現象は、弁体を作動させるときの最も小さい微圧の変動が生じたときに、弁体の低開度領域においてより激しくなる。チャタリングが起こると、弁体が激しく振動してこの弁体の弁座への接離が繰り返し行われ、大きな騒音を発生するという問題がある。
チャタリングを防ぐようにしたバルブとして、例えば、特許文献1に開示された逆止弁がある。この逆止弁は、弁体と弁本体(弁座)との間に形成される流路をテーパ状に絞ることにより、弁の低開度領域において上昇する流体圧を利用して、自重により着座しようとする弁体に制動を与えてチャタリングを防止しようとした逆止弁である。
また、特許文献2の吸気弁は、弁体に重りを装着したものであり、これにより、弁軸支持部における摩擦抵抗を上げ、バネにて弁座方向に付勢された弁体に制動を与えてチャタリングを防止しようとしたものである。具体的には、通気弁の空気取込み時に弁体に振動が発生すると、重りによって重量的にアンバランスとなっている弁体に回転力が作用し、この回転力によりガイドポストと弁体ガイド筒部とが摺動することで弁体の振動を減衰させるようにしている。
実開平59−189966号公報 特許第2702389号公報
しかしながら、特許文献1の逆止弁は、弁本体内部を正圧の流体が流れるときに、この流体により生じるチャタリングを、流体が流れるときの流体圧を利用して防ごうとしたものである。このため、この逆止弁を上記通気弁のような、通常時は閉止状態であって排水管内への微小負圧の発生によって弁体が作動する態様の通気弁に対して、チャタリングの問題を解決するために適用することはできない。
一方、特許文献2の吸気弁のように、弁体に重りを設けて重量的にアンバランスにすると、弁体閉止時に環状シール面に対して均一にシール力が発揮できなくなるという問題がある。また、この偏った重量の弁体によって最低限のシール力を確保するためには、バネによる付勢力を増加させなければならず、その結果、弁体が作動する最低負圧が高くなり、通気弁に要求される極小さい微小負圧の発生時に通気量を確保するのも難しくなる。
また、重りを設けることで弁体の軸方向に偏った負荷が生じ、これにより、摺動部分の偏磨耗が進行して作動時の安定性や耐久性を損なう可能性がある。
更に、この吸気弁は、弁体摺動時の摺動抵抗を上げることによりチャタリングを防ごうとしているが、この弁体の摺動部位は、弁作動時の作動範囲の全域に及んでいるため、この大きく連続した摺動抵抗によって弁を全開状態にするまでに時間がかかり、負圧発生時の通気量の確保が不十分になって、通気弁としての機能が大きく損なわれるおそれがあった。
本発明は、上記の課題点に鑑み、鋭意研究の結果開発に至ったものであり、その目的とするところは、狭い空間に配設可能であって安定した通気性能を確実に発揮できる通気弁であり、負圧の発生時に弁体作動時のチャタリングを防いで騒音の発生を防ぎつつ、弁体閉止時には高いシール性を発揮して機能性の高い通気弁を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、通常は閉止状態を保持し、内部が負圧になったときに弁体がボデー内を移動して通気可能とした通気弁において、弁体が移動して開閉する弁の低開度領域に制動機構を設け、この制動機構により、弁軸を調芯しつつ制動を与えることにより、弁体のチャタリングを防止し、かつ、均一な弁座シールを可能とした通気弁である。
請求項2に係る発明は、弁軸を調芯しつつ制動を与える制動機構を弁体とボデーの接触部位に設け、制動機構により、弁体の可動方向に対して周方向に摩擦力を持たせた通気弁である。
請求項3に係る発明は、ボデーの上端にこのボデー内を密閉可能な密閉部材を接合し、この密閉部材に弁体をスプリングを介して付勢して当接させ、通常は、弁体が弁本体の上端より突出することなく閉止状態を保持し、弁本体内が負圧になったとき、弁体がボデーの内方側へ開放駆動するようにした通気弁である。
請求項4に係る発明は、弁体を保持する弁体保持体の装着側先端に割り溝を形成し、この割り溝を介して先端方向に広がる接触部を設け、この接触部をボデーに設けた接触面に接触させた通気弁である。
請求項5に係る発明は、密閉部材の外周側にボデーの外周側を覆う筒状の外筒を取付け、この外筒の内周側とボデー外周側の間を流体の接液領域とし、制動機構をボデー内周側の非接液領域に配設した通気弁である。
請求項6に係る発明は、ボデーの上端に略中央に案内軸を有するキャップを取付け、案内軸に弁体を昇降動自在に設けてこの弁体を弁室内に設けた環状弁座に開閉自在に着座させ、この弁体は、通常は自重により弁座に着座し、かつ負圧に応答して大気圧によって開くようにした通気弁である。
請求項7に係る発明は、案内軸の先端に割り溝を設け、この割り溝を介して先端方向に広がる接触部を設け、この接触部を弁体に設けた接触面に接触させた通気弁である。
請求項1に係る発明によると、床下などの狭い空間に配設可能であって、排水管内の微小負圧の発生に応じてスムーズに作動して安定した通気性能を確実に発揮できる通気弁であり、弁体作動時のチャタリングを防いで騒音の発生を防止しつつ、かつ、通常の弁体閉止時には高いシール性を維持して臭気漏れなども防ぐことができる機能性の高い通気弁を提供することができる。
請求項2に係る発明によると、排水管内に通気する必要の無い極僅かな負圧が発生した場合には弁体が開動作するのを抑えることができ、これにより、弁体の低開度領域におけるチャタリング現象による騒音を確実に防止することができる通気弁である。
請求項3に係る発明によると、全体の高さを低く抑えてコンパクト化を図ることができ、狭い床下などにも配設して排水管内の通気を行うことができると共に、弁体を調芯しながら可動することができ、弁閉時には、この弁体が偏芯することなく弁座に均等に着座して安定したシール性を保持することができる通気弁である。
請求項4に係る発明によると、簡単な構造によって製作することができ、通気の必要の無い極僅かな負圧の発生時には弁体の開動作を防ぐと共に、通気時には弁体がスムーズに作動して必要な通気量を迅速に確保して優れた通気機能を発揮できる通気弁である。
請求項5に係る発明によると、ボデーの外周側に継手部を設けて二重筒構造とし、非接液領域によって制動機構が接液するのを防いで、接液に伴う制動機構の作動不良を防止できる通気弁である。
請求項6に係る発明によると、排水管内の微小負圧の発生に応じて確実に弁体を可動して高精度の通気作動を行うことができ、また、通気流量を確保して安定した弁体動作を行うことができる通気弁である。
請求項7に係る発明によると、部品点数が増えることなく簡単な構造により製作することができ、微小負圧の発生時には弁体の作動不良を防ぎ、通気時には、弁体がスムーズに作動して優れた通気性能を発揮できる通気弁である。
以下に、本発明における通気弁の実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1ないし図3に示すように、通気弁本体10のボデー11は、外形を略漏斗状に形成し、上下側に開口部位を形成している。ボデー11の内側には、複数の板状のジスクガイド11aを放射状に突設形成しており、このジスクガイド11aにより、弁体20の外周を囲むように収納保持してこの弁体20の開閉動作を案内している。ジスクガイド11aは、ボデー11の略中央付近まで延設され、弁体保持体12と一体形成している。弁体保持体12は、ボデー11の中心位置に形成し、弁体20を保持可能に設けている。
この弁体保持体12は、中央に穿孔穴13を有しており、この穿孔穴13の一部を図6のように縮径して環状の接触面14を設けている。穿孔穴13には、弁体20の略中央位置に形成した弁軸22を遊嵌保持可能に設けており、弁体保持体12に弁軸22を調芯しながら弁体20を上下に摺動可能に設けている。
図4、図5に示すように、弁体20は、ジスクホルダ21と前記弁軸22を有し、弁軸22をジスクホルダ21の中心部位から垂下形成するように設けている。
弁軸22は、ジスクホルダ11a側に細径の小径部22aを有し、この小径部22aから先端側に向けてテーパ面22bを介して拡径した大径部22cを有している。平面部22dは、テーパ面22bから大径部22cにかけて四方を弁軸22と平行に切欠き形成したものであり、この平面部22dを形成することで、大径部22cの一部を残している。この一部の大径部22cは、弁体保持体12の穴径よりも僅かに大きく形成し、これを接触部23とし、この接触部23は、接触面14に接触可能に設けている。割り溝22eは、弁体20の弁体保持体12への装着側先端に設けており、この弁体20の材質を、例えば、ABS樹脂とすることで、弁軸22の先端側が周方向に弾性力を有するようにしている。これにより、接触部23を、この割り溝22eを介して先端方向に広がるようにし、また、縮径方向に変形可能にしている。
本実施形態では、平面部22dを、対面する四方向に設けているが、この平面部は、二方向に設けるようにしてもよい。この場合、接触部23の接触面14に対する接触面積を大きくできる。更には、この平行な平面部を六方向や八方向に設けることもでき、このように、平面部の数を変えて接触部の接触面積を調節でき、弁体20が弁体保持体12を摺動するときの摺動抵抗を変えることができる。
また、弁軸22の外周側には円筒状の案内筒22fを形成し、この案内筒22fの内径は、弁体保持体12の外径よりやや大きく形成している。また、弁体20の後述の弁座26への着座部分に、ゴム等の弾性材料で形成した環状のシール部材23を装着している。 弁体20は、弁軸22を弁体保持体12の穿孔穴13に挿入し、かつ、案内筒22f内に弁体保持体12を挿入させるようにジスクガイド11aの内側に装着する。
弁体20は、スプリング28を弁軸22外周側の弁体保持体12との間に装着しながらボデー11に取付けることにより、密閉部材25側に弾発付勢可能に設けている。これにより、通常は、弁体20が弾発して、シール部材23が密閉部材25の弁座26に着座して弁本体10内部を密封し、この弁体20が弁本体10の上端より突出することなく閉止状態を保持できるように設けている。一方、弁本体10内が負圧になったときには、弁体20がボデー11の内方側へ移動して通気可能としている。弁体20の弁座26へのシール時には、シール部材23と弁座26とのシール部位が略ドーナツ状の1ヵ所になっており、例えば、図示しないが、二重筒の外側の筒と内筒の間を空気の流路にして外側の筒と内筒にそれぞれシール部材を当接させて密閉シールさせた場合よりも、面接触シール性が高くなり、これにより、優れたシール性を発揮している。
弁本体10は、弁体20が移動して開閉する弁の低開度領域Rに制動機構15を設け、この制動機構15により、弁軸22を調芯しつつ制動を与えることにより、弁体20のチャタリングを防止し、かつ、均一な弁座シールを可能としている。本実施形態においては、制動機構15を弁体20とボデー11の接触部位に設け、この制動機構15により、弁体20の可動方向に対して周方向に摩擦力を持たせている。
制動機構15は、接触部23と接触面14からなり、この接触部23と接触面14の接触時に弁体20の制動力を発揮できるようにしている。
ボデー11の上端開口側には、このボデー11内を密閉可能な前記の密閉部材25を接合している。密閉部材25は、略環状に形成し、その中央部位に開口部25aを形成している。開口部25aの外周側にはボデー11への取付け側にめねじ部25bを形成し、このめねじ部25bをボデー11に形成したおねじ部11bに螺着して一体化している。ボデー11と密閉部材25の接合後には、密閉部材25の中央部に形成した開口部25aより、ボデー11内が大気と連通可能に設けている。図示しないが、このボデー11と密閉部材25の接合は、螺合に限ることなく、凹凸嵌合や接着等の別の接合手段であってもよい。
密閉部材25の開口部25a内側の周縁部位には、弁座26を設けており、この弁座26に弁体20のシール部材23がシールできるようにしている。
密閉部材25のボデー11への取付けは、めねじ部25bとおねじ部11bを螺着して取付け、これにより、ボデー11は、弁本体10の上端側である密閉部材25より内方側に配設される。また、ボデー11は、螺着固定されることで、密閉部材25に対して調芯されながら一体化され、密閉部材25の開口部25aの軸心は、ボデー11の軸心に合うようになっている。
ボデー11は、その下方側に雄ねじ11cを形成しており、この雄ねじ11cにボデー11と別体に形成した筒体35の雌ねじ35aを螺着してこの筒体35を固定可能に設けている。ボデー11と筒体35との接続は、螺合に限ることなく、凹凸嵌合であってもよい。筒体35は、例えば、ゴム材料等の可撓性材料によって形成し、これにより、排水中の異物が接触した際にこの筒体35が弾性変形し、また、復元できるようにしている。筒体35の外周面側には、半径方向に複数の外周溝35bを形成しており、異物がボデー11に接触した場合、この外周溝35bにより筒体35の可撓性が向上し、異物を除去することができる。また、筒体35は、可撓性を有する材料以外で形成することもでき、例えば、ボデー11と一体に成形することもできる。
筒体35は、所定の長さを有するように形成し、この筒体35の内部には通気路35cが形成される。この通気路35cにより、筒体35内部には、排水が上昇しようとしたときに弁本体内への逆流防止用の図示しない空気層が形成される。
密閉部材25の外周側には、ボデー11の外周側を覆う筒状の外筒36を設けている。これにより、外筒36内には、ボデー11と筒体35が配置されている。外筒36内周側とボデー11外周側の間は流体の接液領域Tとなり、前記した制動機構15は、ボデー11内周側の非接液領域Uに配設される。
蓋体37は、円盤状に形成し、この蓋体37の内周面側には外筒36に形成したオネジ36aに螺着可能なメネジ37aを形成し、このメネジ37aを介して弁本体10の密閉部材25の上部に着脱自在に取付けている。蓋体37の外側面には、複数個の開口窓37bを均等に形成し、この開口窓37bから求心方向に向けて蓋体37の下面に案内フィン37cを形成して横通気路37dを構成している。また、蓋体37の上部には、カバー部37eを設け、このカバー部37eにより、密閉部材25の上方に向けて開口している開口部25aを覆うように遮音して排水音が床材等に伝わらないようにし、さらに、埃などのゴミ等の浸入も防いでいる。
蓋体37は、外筒36に取付ける際に、同時に密閉部材25を固定できるようにしており、取付け時にはボデー11の密閉部材25の上方から取付け、密閉部材25のボデー11上端に載置された拡径部25cをボデー11との間に挟むようにメネジ37aをオネジ36aに螺着して固定する。このとき、密閉部材25は、ボデー11上方側の開口側の内側に嵌め込むように取付けられ、取付け後には、拡径部25cが外筒36の上端部に当接して所定の取付け状態に保持される。また、拡径部25cの下側にはOリング27を装着しており、密閉部材25の取付け後には、このOリング27によって、ボデー11と密閉部材25とを密封シールしている。
また、図8の他の実施形態に示すように、ボデー40の上方側付近を円盤状に拡径し、鍔部41を設けるようにしてもよい。この場合、鍔部41の外周縁側を外筒45の内周に形成した段部46に係止し、更に、この上から密閉部材25を載置した状態で、外筒45にボデー40と密閉部材25を挟着した状態で蓋体37により固定している。これにより、外筒36に対してボデー40が落下するのを防ぐことができる。また、外筒36に対するボデー40の軸心の触れを防ぎながら、ボデー40を外筒45に対して強固に固定することができる。なお、この実施形態以降において、上記実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。
また、蓋体37は省略することもでき、この場合、密閉部材25の拡径部25c付近からボデー11の雄ねじ11cに螺着できる図示しないメネジをあらたに形成することで、密閉部材25が自然に外れるのを防ぐことが可能になる。蓋体37を設けない場合には、弁本体10をよりコンパクト化できる。
また、本実施形態においては、上記のようにボデー11を密閉部材25と別体に設け、これらを一体化しているが、ボデー11と密閉部材25は一体形成してもよい。また、ボデー11は、外筒に対して上記と異なる位置に設けることもできる。
本実施形態における弁本体10は、例えば、戸建住宅、或は集合住宅等の建造物内の図示しない排水設備に設けられる。この排水設備は、図示しない排水立て管と排水横枝管を有し、排水横枝管には、浴室、洗面器、台所流し、便器等の衛生機器等などの器具から排水が流れている。弁本体10は、例えば、外筒36の下部に形成される図示しないオネジなどの接続部によって排水立て管の上部に接続される。
次に、本発明における通気弁の上記実施形態における動作並びに作用を説明する。
弁本体10を排水設備に取付け、この排水設備内を排水が流下して負圧が発生すると、それまで図1のように閉止状態を維持していた弁本体10の弁体20は、図2に示すように、スプリング28の弾発付勢力に抗して下方に移動して開口部25aが開かれ、この開口部25aから排水設備内に大気が流入する。このように、負圧発生時には、負圧と大気圧との圧力差に応じて弁体20が開放駆動して弁開状態になることで大気が排水設備内に取り込まれ、これにより排水設備内の圧力差が小さくなって負圧が軽減される。このとき、排水していない器具の図示しないトラップ封水が負圧によって減少することも防止される。続いて、図3は、通気弁本体の全開になった状態を示したものである。
次に、弁開動作によって排水設備内の圧力差が小さくなり、弁本体10が弁閉動作するときには、スプリング28の弾発力によって弁体20が閉方向に摺動して、この弁体20のシール部材23が弁座26に着座して弁閉する。着座の際、弁軸22のテーパ面22bが、弁体保持体12の穿孔穴13に設けられた接触面14に摺動することにより、弁軸を調芯しつつ制動が与えられる。このようにして弁体が調芯され、均一な弁座シールが可能となる。弁体20が着座すると、ボデー11内が密閉状態に戻り、排水設備内の臭気が大気側(床下等)に逃げるのが防がれる。
排水設備内の詰まり等によって排水が逆流し、弁本体10内に排水立て管から排水の水位が上昇した場合には、この排水によって通気路35cの入口側である流入口35dが塞がれて筒体35またはボデー11内の空気層が密閉状態となり、この空気層の密閉状態が保持されることによって逆流が防がれて、外部への排水の飛散や流出などの漏れが防止される。しかも、このとき弁本体10には正圧が作用するため、弁閉状態を安定的に保持でき、空気層の密閉状態を維持して確実に逆流を防止する。
続いて、以上の弁動作における制動機構15の動作を詳しく述べる。通常時には、弁体20の接触部23の外径は、ボデー11の接触面14の内径よりも大径に設けているため、図1において、この弁体20を弁体保持体12に保持させて、弁体20が閉止状態になっているときには、弁軸22が割り溝22eによって弾性変形して縮径し、図6(a)、図7(a)に示すように、接触部23が接触面14に接触した状態となる。
図2のように、負圧が発生すると、接触部23が接触面14に接触しながら摺動し、このとき弾性変形によって割り溝22eが閉じる方向(縮径方向)に接触部23が変形し、接触部23と接触面14の間には適度の摺動抵抗が生じながら弁体20が下方に移動する。
更に、弁体20が移動すると、接触部23が接触面14を通過し、図6(b)、図7(b)に示すように、小径部22aが接触面14内に到達する。この小径部22aの外径は、接触面14の内径よりも小さいため、小径部22aと接触面14との間には接触抵抗が働き難くなっている。
このように、弁本体10は、弁体20が移動して開閉する弁の低開度領域Rに制動機構15を設け、この制動機構15により、弁軸を調芯しつつ制動を与えることにより、弁体20が開き始める時、または閉じる時に、弁軸22に形成された大径部である接触部23が穿孔穴13内壁の接触面14に接触し、弁軸22の弾性変形によって割り溝22eが閉じて適度な摺動抵抗を生じさせることによって、弁軸22の接触面14内での振動を防止し、チャタリング現象を抑制することが可能になる。これにより、不快な振動音やチャタリングによる作動音の発生を抑制することができる。特に、弁開度が大きくなると弁開状態への復元力が増すような構造は、チャタリング現象が生じやすくなっているが、上記の構造によりこの問題が解消される。
これにより、摺動抵抗を増加させるための重りを弁体20に設ける必要がなく、弁体20が重量的にアンバランスになるのを防いで、弁閉時には、弁体20を弁座26に対して均一に弁座シールさせてシール力を安定させ、作動負圧の設定を低い値にすることができる。しかも、低開度領域R以外では摺動抵抗が低いため、スプリング28の弾発力を確保して弁体20のシール力を高くできる。このため、スプリング28の弾発力を大きくする必要もなく、弁体20の作動力を増すことなく、極小さい微小負圧発生における通気量も確保できる。また、弁軸22が傾くことなく適度な抵抗により摺動が案内されるため、偏磨耗による作動不具合を防止して弁体20作動時の安定性や耐久性も確保できる。
また、接触部位は、弁の低開度領域Rに設けられているので、弁の開度が大きくなると弁体20の摺動抵抗が小さくなり、速やかに弁全開状態にすることができ、負圧発生時の通気量を十分に確保して、通気弁としての機能性を確保することができる。
更には、通常時には、弁体20が弁本体10の上端より突出することなく閉止状態を保持し、弁本体10が負圧になったときに弁体20をボデー11内方側へ開放駆動させるような構造であるため、弁本体10の高さを最小限に抑えることができ、全体をコンパクト化できる。これにより、弁本体10は、狭い床下空間の寸法に制約されることなく、所定の通水口径を維持しながら配設することができ、設置スペースを小さくして居住スペースなどを大きくできる。
更に、上記実施形態のように、密閉部材25の上方に蓋体37を配置した場合には、弁本体10と蓋体37の間に横通気路37dが確保されることにより、弁本体10を床の下面等に近接配置しても、負圧の解消に必要な十分な通気を行うことができる。
図9ないし図11においては、本発明における通気弁の更に他の実施形態を示している。この実施形態では、ボデー51の弁室51aを弁本体50の円筒部51bで区画形成し、この円筒部51bと同心円状に内側の環状弁座52と外側の環状弁座53を形成している。弁本体50は、ボデー51の上端に、略中央下面に垂下形成した案内軸56を有するキャップ55を取付け、案内軸56には弁体57を昇降動自在に設けてこの弁体57を弁室51a内に設けた環状弁座52、53に開閉自在に着座させるようにしたものである。これにより、弁体57は、通常は自重により弁座52、53に着座し、かつ負圧に応答して大気圧によって持ち上げられて流路が開くようにしている。
図11のように、キャップ55の案内軸56は、断面略十字形に形成し、これに先端側から割り溝60を設けて、周方向に弾性を有する4つの放射状の接触部58を設けている。接触部58は、案内軸56の先端方向に開くようなテーパ状に設けており、弁閉時に弁体57が位置する接触部58の外径を接触面となる穴部59の内径よりも大きくなるように形成している。これにより、弁閉時から低開度領域R´においては、図11(a)のように、接触部58が縮径しながら穴部59に接触することで摺動抵抗が大きくなる。また、低開度領域R´以上の開度の領域では、図11(b)に示すように、接触部58の外径が穴部59の内径よりも小さくなるため、接触部58が穴部59に接触し難くなり、接触抵抗は小さくなる。
よって、前記の上記実施形態と同様に、弁体57の低開度領域R´のみにおける摺動抵抗を大きくすることができ、この領域R´では、弁体57が動作するための微小負圧以下の負圧によってみだりに動作することがない。従って、チャタリング等の不良動作を防ぎつつ、弁閉時におけるシール性を確保でき、前記実施形態と同様の効果を発揮できる。
本発明における通気弁の一実施形態を示した縦断面図である。 図1の通気弁が作動を開始した状態を示した縦断面図である。 図1の通気弁の全開状態を示した縦断面図である。 ジスクホルダの斜視図である。 ジスクホルダの底面図である。 (a)は、図1の通気弁の要部拡大図である。(b)は、図3の通気弁の要部拡大図である。 (a)は、図6(a)におけるA−A線端面図である。(b)は、図6(b)におけるB−B線端面図である。 本発明における通気弁の他の実施形態を示した縦断面図である。 本発明における通気弁の更に他の実施形態を示した縦断面図である。 図9の通気弁が作動した状態を示した断面図である。 (a)は、図9におけるC−C線端面図である。(b)は、図10におけるD−D線端面図である。
符号の説明
10、50 弁本体
11 ボデー
12 弁体保持体
14 接触面
15 制動機構
20 弁体
22e 割り溝
23 接触部(緩衝面)
25 密閉部材
26 弁座
28 スプリング
36 外筒
51a 弁室
52,53 環状弁座
55 キャップ
56 案内軸
57 弁体
R 低開度領域

Claims (7)

  1. 通常は閉止状態を保持し、内部が負圧になったときに弁体がボデー内を移動して通気可能とした通気弁において、前記弁体が移動して開閉する弁の低開度領域に制動機構を設け、この制動機構により、弁軸を調芯しつつ制動を与えることにより、前記弁体のチャタリングを防止し、かつ、均一な弁座シールを可能としたことを特徴とする通気弁。
  2. 前記弁軸を調芯しつつ制動を与える制動機構を前記弁体とボデーの接触部位に設け、前記制動機構により、前記弁体の可動方向に対して周方向に摩擦力を持たせた請求項1記載の通気弁。
  3. 前記ボデーの上端にこのボデー内を密閉可能な密閉部材を接合し、この密閉部材に前記弁体をスプリングを介して付勢して当接させ、通常は、前記弁体が弁本体の上端より突出することなく閉止状態を保持し、弁本体内が負圧になったとき、前記弁体が前記ボデーの内方側へ開放駆動するようにした請求項2に記載の通気弁。
  4. 前記弁体を保持する弁体保持体の装着側先端に割り溝を形成し、この割り溝を介して先端方向に広がる接触部を設け、この接触部を前記ボデーに設けた接触面に接触させた請求項3に記載の通気弁。
  5. 前記密閉部材の外周側に前記ボデーの外周側を覆う筒状の外筒を取付け、この外筒の内周側とボデー外周側の間を流体の接液領域とし、前記制動機構をボデー内周側の非接液領域に配設した請求項3又は4に記載の通気弁。
  6. 前記ボデーの上端に略中央に案内軸を有するキャップを取付け、前記案内軸に前記弁体を昇降動自在に設けてこの弁体を弁室内に設けた環状弁座に開閉自在に着座させ、この弁体は、通常は自重により弁座に着座し、かつ負圧に応答して大気圧によって開くようにした請求項2に記載の通気弁。
  7. 前記案内軸の先端に割り溝を設け、この割り溝を介して先端方向に広がる接触部を設け、この接触部を前記弁体に設けた接触面に接触させた請求項6に記載の通気弁。
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