JP2009068568A - サックバックバルブ - Google Patents

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    • F16K23/00Valves for preventing drip from nozzles

Abstract

【課題】開閉弁にサックバルブ機能を備えたサックバックバルブを提供すること。
【解決手段】ピストン31と弁体11とが軸部50を介して連結され、流体圧力により弁体11の開閉動作を行う開閉弁10がサックバック機能を備えているサックバックバルブSVであって、開閉弁10の弁内流路に形成されたサックバック室17とピストン31を動作させるアクチュエータ30との間が軸部50に連結されて一体に動作するダイヤフラム60により分離され、軸部50を弁体側軸部及びピストン側軸部に分割するとともに、弁体側軸部にピストン側軸部を遊嵌して軸方向の独立した動作を許容し、弁体11の閉動作時には、軸部50がピストン31及びダイヤフラム60とともに弁体11の全閉位置まで移動する閉弁動作段階と、ピストン側軸部がピストン31及びダイヤフラム60とともに移動してサックバック室17の空間容積を増すサックバック動作段階との二段階動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉弁の全閉操作時に液だれが生じることを防止するサックバック機能を備えたサックバックバルブに関する。
従来、たとえば薬液等の液体を取り扱う配管系統に設置される開閉弁においては、全閉操作時に生じる液だれ(流体のボタ落ち)を防止するため、別体のサックバック専用バルブを併設することが行われている。このようなサックバック専用バルブは、開閉弁の閉動作に同期して作動するものであり、サックバック室の空間容積を増す方向へダイヤフラムを動作させることにより、出口側の液体をサックバック室側に吸引して液だれを防止することができる。(たとえば、特許文献1参照)
特開2002−316085号公報
しかしながら、上述した従来のサックバック専用バルブは、開閉弁とサックバック専用バルブとが別体であるから、装置全体としての設置スペースが大きくなるという問題を有している。
また、開閉弁及びサックバック専用バルブは、各々が空気圧等を用いたアクチュエータにより動作させるものであるから、両アクチュエータを同期させて液だれ確実に防止することは困難であった。
さらに、サックバック専用バルブが取り扱う液体によっては、サックバックを行う動作部に固着した液体が動作不良の原因となることも懸念される。
このような背景から、設置スペースの低減や同期の問題を解決するため、開閉弁にサックバック機能を備えたサックバックバルブ、すなわち、開閉弁とサックバック専用バルブとを一体化したサックバックバルブが求められている。また、このようなサックバックバルブにおいては、取り扱う液体の固着により生じるサックバック機能の動作不良対策が施されていることが望ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開閉弁にサックバルブ機能を備えたサックバックバルブを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るサックバックバルブは、開閉操作用の流体圧力を受けるピストンと弁体とが軸部を介して連結され、前記流体圧力により弁体の開閉動作を行う開閉弁がサックバック機能を備えているサックバックバルブであって、前記開閉弁の弁内流路に形成されたサックバック室と前記ピストンを動作させる開閉操作部との間が前記軸部に連結されて一体に動作するダイヤフラムにより分離され、前記軸部を弁体側軸部及びピストン側軸部に分割するとともに、前記弁体側軸部に前記ピストン側軸部を遊嵌して軸方向の独立した動作を許容し、前記弁体の閉動作時には、前記軸部が前記ピストン及び前記ダイヤフラムとともに前記弁体の全閉位置まで移動する閉弁動作段階と、前記ピストン側軸部が前記ピストン及び前記ダイヤフラムとともに移動して前記サックバック室の空間容積を増すサックバック動作段階との二段階動作を行うことを特徴とするものである。
このような本発明によれば、開閉弁の弁内流路に形成されたサックバック室とピストンを動作させる開閉操作部との間が軸部に連結されて一体に動作するダイヤフラムにより分離され、軸部を弁体側軸部及びピストン側軸部に分割するとともに、弁体側軸部にピストン側軸部を遊嵌して軸方向の独立した動作を許容し、弁体の閉動作時には、軸部がピストン及びダイヤフラムとともに弁体の全閉位置まで移動する閉弁動作段階と、ピストン側軸部がピストン及びダイヤフラムとともに移動してサックバック室の空間容積を増すサックバック動作段階との二段階動作を行うサックバックバルブとなるので、ひとつサックバックバルブがアクチュエータを共用して、弁の開閉及び液だれ防止のサックバックを行うことができる。
上記の発明において、前記ピストン側軸部を前記弁体側軸部に遊嵌した遊嵌部は、前記ダイヤフラムより前記開閉操作部側に設けられていることが好ましく、これにより、遊嵌部が弁内流路を流れる流体と接触することを防止できる。
この場合、前記遊嵌部の外周は前記ダイヤフラムと一体のベローズにより覆われていることが好ましく、これにより、遊嵌部が弁内流路を流れる流体と接触することなくスムーズに動作できるようになり、しかも、その動作範囲を増すことができる。
上記の発明において、前記ピストン側軸部の軸方向動作量を規制するサックバック量調整手段を設けることが好ましく、これにより、諸条件に応じて適宜サックバック量を調整して最適化することができる。
上述した本発明によれば、弁の開閉操作及びサックバック機能をひとつのアクチュエータにより実施できるようになり、開閉弁にサックバック機能を備えたサックバックバルブを提供することができる。この結果、開閉弁とサックバック専用バルブとを一体化したサックバックバルブとなるので、設置スペースの低減が可能となり、アクチュエータの同期問題も解消される。
また、サックバック動作を行う遊嵌部が弁内流路を流れる流体と接触することのない構成になっているので、取り扱う薬液等の液体が遊嵌部に固着することはない。従って、サックバック機能の動作不良が生じることを防止し、サックバックバルブの信頼性を増すことができる。
以下、本発明に係るサックバックバルブの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3に示すサックバックバルブSVは、薬液等の液体を流す流路に設置され、全閉時の液だれを防止するサックバック機能を備えている開閉弁10と、開閉操作用のアクチュエータ30とが一体に構成されている。すなわち、サックバックバルブSVは、アクチュエータ操作用の空気圧(開閉操作用の流体圧力)を受けるアクチュエータ30のピストン31と、開閉弁10の開閉操作を行う弁体11とが軸部50を介して連結され、空気圧により開閉動作を行う開閉弁10がサックバック機能を備えたものとなる。
なお、図示のサックバックバルブSVにおいて、図1は開閉弁10が全開の状態、図2は開閉弁10を全閉にしてサックバック機能が動作する前の状態、図3は図2の状態からサックバック機能が動作した状態を示している。
開閉弁10の基本構成は、バルブ本体(ケーシング)12に流体入口13及び流体出口14を備え、バルブ本体12の内部空間15には流体流路16を開閉する弁体11が配設されている。流体流路16の上方には、流体流路16を介して内部空間15と連通するサックバック室17が形成されている。このサックバック室17は、開閉弁10内において液体を流す流路(以下、「弁内流路」と呼ぶ)の一部となり、かつ、弁体11に連結された軸部50の一部が配設された空間である。また、このサックバック室17は、後述するダイヤフラム60を動作させることにより、空間容積を増してサックバック機能を発揮する空間でもある。
なお、流体入口13は入口流路13aを介して内部空間15と連通し、流体出口14は出口流路14aを介してサックバック室17と連通している。
上述した弁体11は、後述するアクチュエータ30に連動してピストン31及び軸部50とともに内部空間15内を上下方向へ動作し、開閉弁10内に形成された流体流路16を開閉する。内部空間15の上端部には、換言すれば、流体流路16の入口部には、シート部18が設けられている。そして、この開閉弁10においては、弁体11が上方へ動作してシート部18に密着すると流体流路16を閉じ、弁体11が下方へ移動してシート部18から離間すると流体流路16を開く。
開閉弁10内に形成された弁内流路は、開閉弁10内の流れ方向から順に、流体入口13、入口流路13a、内部空間15、流体流路16、サックバック室17、出口流路14a及び流体出口14に配列されている。
また、図示の開閉弁10において、図中の符号19は基部19aが弁体11の下部に連結された下部ダイヤフラム、20は基部19aを上向きに付勢するコイルバネ、21は排気流路である。なお、弁体11の下部を絞って小径にしているので、下部ダイヤフラム19を小径化することができる。
アクチュエータ30は、アクチュエータ本体32に形成された内部空間のシリンダ部33内にピストン31を配設し、ピストン31により分割されたシリンダ部33のいずれか一方に空気圧を供給して開閉弁10を開閉操作するものである。図示の構成例では、アクチュエータ本体32には二つの空気圧供給口34,35が設けられ、いずれか一方を選択して使用できるようになっている。この場合、上方に配置された空気圧供給口34は、シリンダ部33内を軸方向に摺動するピストン31の上面側に空気圧を供給し、下方に配置された空気圧供給口35は、シリンダ部33を軸方向に摺動するピストン31の下面側に空気圧を供給するようになっている。
なお、図示の例では、上方の空気圧供給口34から空気圧が供給され、下方の空気圧供給口35はプラグ36により閉じられている。
上述したピストン31は、コイルバネ37から上向き(弁体11が閉の方向)の付勢を常時受けており、従って、図示の開閉弁10は空気圧の供給がない状態で常時閉のノーマルクローズ型となる。すなわち、弁体11はコイルバネ37の付勢により常時閉の状態にあるが、空気圧供給口34から空気圧を供給してピストン31を下向きに押圧すると、コイルバネ20,37の付勢に打ち勝って軸部50を介して連結された弁体11を押し下げる。この結果、弁体11はシート部18から離間して開状態となる。
なお、空気圧供給口34の空気圧供給を停止すると、ピストン31による下向きの押圧力がなくなるので、弁体11はコイルバネ20,37の付勢を受けてシート部18に密着する閉状態となる。
また、上述したアクチュエータ30は、後述するサックバック機能について、ピストン31側の軸部50の軸方向動作量を規制するサックバック量調整手段を備えている。このサックバック整量調整手段は、ハンドル38の操作により軸方向へ移動する螺合軸39であり、先端部39aがシリンダ部33内へ突出する量の調整を可能とするものである。すなわち、先端部39aがシリンダ部33内へ突出する量を増せば、ピストン31が上昇可能となる範囲(ピストンストローク)が減少するので、後述するダイヤフラム60の動作量(変形量)によって定まるサックバック量(サックバック室17の容積変化量)も減少する。
なお、図中の符号40はコイルバネ設置スペースであり、開閉弁10やアクチュエータ30の動作方式(ノーマルクローズやノーマルオープン)を選択して変更する場合等において、必要に応じて使用される。
続いて、ピストン31と弁体11との間を連結し、アクチュエータ30の動作により開閉弁10の弁体11を開閉させる部材である軸部50について説明する。
この軸部50は、ピストン31の下面側に設けられたピストン軸部51と、弁体11の上部に設けられた弁体軸部22とを備えている。ピストン軸部51には、下面から下方へ突出するようにして、遊嵌軸部52が軸中心位置に螺合されている。この遊嵌軸部52には、下端面52aから軸中心位置を通って軸側面へ連通する排気流路53が設けられている。この排気流路53は、後述するサックバック機能をスムーズに動作させるため、遊嵌軸部53により狭められる遊嵌部54内の空気を大気へ流出させる流路となる。なお、排気流路53を通って遊嵌部54の外部へ流出した空気は、アクチュエータ本体32に設けた貫通孔41を通って大気へ流出する。
弁体軸部22の上面には、ダイヤフラム60の基部61が螺合により連結されている。基部61には、上述した遊嵌軸部52の周囲を覆うベローズ62が一体に設けられ、さらに、ベローズ62の上端部は、遊嵌軸部52に係合された上端基部63aが設けられている。この上端基部63aは、遊嵌軸部52と一体に軸方向へ動作するように、互いの凹凸により係合されている。
そして、上端基部63aには、水平方向へ延びるダイヤフラム本体63が一体に設けられている。さらに、ダイヤフラム本体63の外周部には、開閉弁10とアクチュエータ30との間に挟み込んで固定される外縁部64が設けられている。従って、ダイヤフラム本体63は、サックバルブ室17の上部を覆ってアクチュエータ30側との間を分離するとともに、ダイヤフラム本体63が遊嵌軸部52と一体に動作するようになっている。
また、基部61の上面側には、遊嵌軸部52を軸方向に移動可能とする遊嵌部54がベローズ62の内側に形成されている。従って、遊嵌部54は、ダイヤフラム60よりアクチュエータ30側に設けられており、開閉弁10の内部を流れる流体は、ダイヤフラム60によりアクチュエータ30の駆動部から完全に分離されている。すなわち、ダイヤフラム60は、開閉弁10側のサックバック室17とアクチュエータ30とを分離するように設置されており、アクチュエータ30の遊嵌軸部52は、薬液等の流体と接触しない領域で動作するように構成されている。
このように、本発明のサックバックバルブSVは、開閉弁10の弁内流路に形成されたサックバック室17とピストン31を動作させるアクチュエータ30との間が軸部50に連結されて一体に動作するダイヤフラム60により分離されている。また、軸部50は、弁体軸部22により構成される弁体側軸部と、ピストン軸部51及び遊嵌軸部52により構成されるピストン側軸部とに分割され、弁体側軸部22と一体に連結されたダイヤフラム60の基部61にはピストン側軸部の遊嵌軸部52を遊嵌して軸方向の独立した動作を許容している。
従って、弁体11の閉動作時には、軸部50がピストン31及びダイヤフラム60とともに弁体11の全閉位置まで移動する閉弁動作段階と、ピストン側軸部のピストン軸部51及び遊嵌軸部52がピストン31及びダイヤフラム60のダイヤフラム本体63とともに移動してサックバック室17の空間容積を増すサックバック動作段階との二段階動作を行うようになっている。
より具体的に説明すると、図1に示す全開状態にあるサックバックバルブSVは、空気圧供給口34への空気圧供給を停止することにより、ピストン31による下向きの押圧力がなくなるので、コイルバネ20,37の付勢により弁体11がピストン及び軸部50とともに押し上げられる。この結果、開閉弁10は、図2に示すように、弁体11がシート部18に密着して流体流路16を閉じる全閉状態となるので、弁体11の閉弁動作段階が完了する。なお、この段階では、上述した図1の全開状態と同様に、遊嵌軸部52の下端面52aがダイヤフラム60の基部61に密着しているので、サックバック機能は動作していない。
上述した閉弁動作段階が完了した後には、弁体11がシート部18に係止されてこれ以上の上昇を阻止されるため、遊嵌軸部52が基部61から離間してピストン31及び軸部50とともに上昇する。この結果、ダイヤフラム本体63の上端基部63aが遊嵌軸部52とともに引き上げられることにより、図3に示すように、ダイヤフラム本体63が変形してサックバック室17の容積を増すこととなる。そして、ピストン31がアクチュエータ本体32の上端部まで戻ると、サックバック室17内の容積増加も終了し、サックバック動作段階が完了する。こうしてサックバック室17の容積が増すと、弁体11が閉じて分断された開閉弁10の弁内流路では、弁体11より下流側に残った流体がサックバック室17側へ吸引されるため、液だれの防止が可能となる。
また、ハンドル38を操作して螺合軸39aの突出量を変化させれば、ピストン31が上昇して戻る位置が変化するので、遊嵌軸部52のストローク量及びダイヤフラム本体63の変形量も変化する。従って、ダイヤフラム本体17が変形することに応じて増加するサックバック室17の容積は、変化量(サックバック量)の調整が可能となる。
このように、本発明のサックバックバルブSVによれば、開閉弁10の開閉操作及びダイヤフラム60によるサックバック機能をひとつのアクチュエータ30により実施できるようになる。すなわち、本発明によれば、開閉弁10にサックバック機能を備えたサックバックバルブSVを提供することができるので、開閉弁の機能及びサックバック機能が一体化したサックバックバルブSVにより、設置スペースの低減が可能となり、アクチュエータ30の同期問題も解消される。
また、サックバック動作を行う遊嵌部54においては、サックバック機能の動作を行う湯間軸部52がベローズ62により分離されて、弁内流路を流れる流体と接触することのない構成になっているので、取り扱う薬液等の液体が遊嵌部に固着することはない。従って、サックバック機能の動作不良が生じることを防止し、サックバックバルブSVの信頼性を増すことができる。
ところで、上述した実施形態では、遊嵌部54がベローズ62により覆われているが、これに限定されることはない。しかし、ベローズ62は軸方向へ容易に伸縮するので、遊嵌軸部52の動作をスムーズに行うことができる。なお、遊嵌軸部52のストロークによっては、ベローズ62のような伸縮部を設ける代わりに、適当な撓みを設けて対応するようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係るサックバックバルブの一実施形態を示す断面図であり、開閉弁が全開の状態を示している。 本発明に係るサックバックバルブの一実施形態を示す断面図であり、開閉弁を全閉にしてサックバック機能が動作する前の状態を示している。、図3は図2の状態からサックバック機能が動作した状態を示している 本発明に係るサックバックバルブの一実施形態を示す断面図であり、図2の状態からサックバック機能が動作した状態を示している。
符号の説明
10 開閉弁
11 弁体
12 バルブ本体
13 流体入口
13a 入口流路
14 流体出口
14a 出口流路
15 内部空間
16 流体流路
17 サックバック室
18 シート部
19 下部ダイヤフラム
19a 基部
20 コイルバネ
21 排気流路
22 弁体軸部
30 アクチュエータ
31 ピストン
32 アクチュエータ本体
33 シリンダ部
34,35 空気圧供給口
36 プラグ
37 コイルバネ
38 ハンドル
39 螺合軸
39a 先端部
40 コイルバネ設置スペース
41 貫通孔
50 軸部
51 ピストン軸部
52 遊嵌軸部
52a 下端面
53 排気通路
54 遊嵌部
60 ダイヤフラム
61 基部
62 ベローズ
63 ダイヤフラム本体
64 外縁部

Claims (4)

  1. 開閉操作用の流体圧力を受けるピストンと弁体とが軸部を介して連結され、前記流体圧力により弁体の開閉動作を行う開閉弁がサックバック機能を備えているサックバックバルブであって、
    前記開閉弁の弁内流路に形成されたサックバック室と前記ピストンを動作させる開閉操作部との間が前記軸部に連結されて一体に動作するダイヤフラムにより分離され、
    前記軸部を弁体側軸部及びピストン側軸部に分割するとともに、前記弁体側軸部に前記ピストン側軸部を遊嵌して軸方向の独立した動作を許容し、
    前記弁体の閉動作時には、前記軸部が前記ピストン及び前記ダイヤフラムとともに前記弁体の全閉位置まで移動する閉弁動作段階と、前記ピストン側軸部が前記ピストン及び前記ダイヤフラムとともに移動して前記サックバック室の空間容積を増すサックバック動作段階との二段階動作を行うことを特徴とするサックバックバルブ。
  2. 前記ピストン側軸部を前記弁体側軸部に遊嵌した遊嵌部が、前記ダイヤフラムより前記開閉操作部側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサックバックバルブ。
  3. 前記遊嵌部の外周が前記ダイヤフラムと一体のベローズにより覆われていることを特徴とする請求項2に記載のサックバックバルブ。
  4. 前記ピストン側軸部の軸方向動作量を規制するサックバック量調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサックバックバルブ。
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