JPH10238644A - 吸気弁 - Google Patents

吸気弁

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JPH10238644A
JPH10238644A JP4224997A JP4224997A JPH10238644A JP H10238644 A JPH10238644 A JP H10238644A JP 4224997 A JP4224997 A JP 4224997A JP 4224997 A JP4224997 A JP 4224997A JP H10238644 A JPH10238644 A JP H10238644A
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JP
Japan
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valve
intake
opening
pipe
intake port
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JP4224997A
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Inventor
Akira Nomura
昭 能村
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Maezawa Kasei Kogyo KK
Original Assignee
Maezawa Kasei Kogyo KK
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水管路内に発生する負圧によって各吸気口
を開閉し、外気を吸気してトラップの封水破壊を防止す
るとともに弁体と吸気口の弁座縁との密着性が安定し、
確実に吸気性能を高める。 【解決手段】 弁本体11の弁室10の底面12に排水管路に
連通する開口部15を形成し、この開口部15に隣接して形
成した3箇所以上の外気を吸引する吸気口17をそれぞれ
形成する。各吸気口17の周縁に沿って形成した弁座縁19
に接離してそれぞれ吸気口17を開閉する弁体30を設け
る。各吸気口17の開口面積はそれぞれこの排水管路に連
通する開口部15の開口面積より小さく形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中高層の建物に配
管された排水管路内が負圧になったとき、外部から排水
管路に空気を吸入して負圧状態を解消し、排水管路に接
続したトラップの封水の吸い出しが生じないように排水
管路を大気中に連通させる吸気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中高層の建物に配管された屋内排
水管路には、便器、流し台、風呂などの排水設備が接続
されるとともにこの排水管路の下流側は屋外の排水管が
接続され、この排水管の下流側は排水横主管を経て道路
に埋設されている下水本管に合流している。
【0003】そして、この下水本管内の雑多な臭気は、
屋内の排水管路を上ってくるので、この臭気が部屋内に
洩れないように各排水設備にはトラップが付設されてい
る。また、排水管路の各配管の接続部は漏水、臭気が洩
れないように接着などで密閉されている。
【0004】このような密封状態の配管では、排水管路
内に排水が流れると部分的に排水管路内が満管状態にな
る場合があり、排水管路が満管状態になると、満管状態
の上流側が負圧(減圧)になり、上流側の空気を吸引す
ることになり、排水設備のトラップの封水を吸引し、こ
のトラップの封水が破壊されると、排水管路内の臭気が
部屋内に漏洩し、不快感を与えることになる。
【0005】このような、封水破壊の現象を防止するた
め、図9に示す建物の各排水設備1が接続されている屋
内の各排水横枝管2を連通させた排水縦管3の頂上延長
通気管4から管内圧力を大気に開放し、排水管路の満管
状態に生じる負圧を解消するための通気方式が知られて
いる。
【0006】この通気方式は排水管路の排水の流れが途
絶えると、頂上延長通気管4の開放部5から排水管路及
び下水本管に連通する排水横主管6などの臭気が周辺に
放出される問題がある。
【0007】また、特公昭54−39048号公報に記
載されているように、屋内の排水縦管の頂上延長通気管
に吸気弁を取付け、排水管路の途中が満管状態になる
と、その上流側が負圧となって排水管路内と大気圧との
差圧により前記吸気弁が開くことにより、外部の空気が
排水管路内に吸引され、また、排水管路内の負圧状態が
解消することにより吸気弁が閉じ、臭気が排水管路の外
部に漏れないようにした方法が知られている。
【0008】そして、この吸気弁は、弁本体の弁室の底
部に形成した排水管路に連通される開口部の外周縁に沿
ってこの開口部と同芯状に吸気口を開口し、この排水管
路に連通する開口部の同縁に内側弁座縁を形成するとと
もに吸気口の外周縁に外側弁座縁を形成し、この両弁座
縁に内外周縁が接離する環状の弁体を弁本体内に設け、
この弁体は常時、内外弁座縁に接触して吸気口を閉塞
し、排水管路が負圧になると、弁体が吸引されることに
より浮上して吸気口を開き、また、排水管路内の負圧状
態が解消すると、弁体が内外弁座縁に自重で接触して吸
気口を閉塞し、排水管路内の臭気が外部に洩れないよう
にした構造が採られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排水管
路内が大気圧のときには臭気の漏出を防止するため、弁
体と弁座とは密着していなければならないが、上記公報
に記載されている構造の吸気弁では、弁体が接触する吸
気口の弁座縁は弁本体の開口部の周縁に沿って環状の2
重縁となり、周長も長くなるので、弁体との密着性が問
題になり、また、弁体と弁座縁にゴムなどの弾性体を設
けて平滑性を保持しても、この弾性体が経時変化で劣化
して変形すると、弁体と弁座縁の間に隙間ができ、密着
性が維持できずに、排水管路内の臭気が洩れる不具合を
発生する。
【0010】そして、この傾向は排水管の口径が大きく
なる程、これに連通する吸気弁の吸気口の径も大きくな
り、さらに、2重の弁座縁の周長が長くなり、弁体との
密着性が問題となる。
【0011】また、弁体を弁座縁にスプリングなどの付
勢力を利用して吸気口を密閉するようにした吸気弁も知
られているが、スプリングなどの部品数が増え構造が複
雑となるとともに耐久性に問題を有している。
【0012】本発明では、上記課題解決に鑑みてなされ
たものであって、外気を吸引する吸気口を開閉する弁体
が当接する弁座縁の周長を短くして弁体と弁座縁との密
着性を安定させ、確実な吸気性能を有する吸気弁を提供
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の吸
気弁は、弁室の底面に排水管路に連通する開口部とこの
開口部に隣接して3箇所以上の外気を吸引する吸気口と
この吸気口の周縁に沿ってそれぞれ形成した弁座縁とを
設けた弁本体と、この弁本体の各吸気口の弁座縁にそれ
ぞれ接離して各吸気口をそれぞれ開閉する3個以上の弁
体とを備え、前記各吸気口の開口面積はそれぞれ前記排
水管路に連通する開口部の開口面積より小さく形成した
ものである。
【0014】そして、吸気口の開口部に接続した排水管
路内に満管状態が生じて、満管状態の箇所より上流側が
負圧になると弁室内が負圧状態となり、各弁体が外気と
排水管路内との差圧により浮上して各吸気口が開いて、
外気が吸気口から吸気され弁室を経て排水管路に流入
し、排水管路内の負圧状態が解消されて排水管路に接続
した排水設備のトラップの封水が吸引されることがな
い。
【0015】また、排水管路内の負圧状態が解消される
と、各弁体は自重で降下して弁座縁に接触して吸気口を
閉じ、排水管路内の臭気が外部に漏洩することがなく、
この吸気口を開閉する弁体は3個以上でかつ各吸気口の
開口面積は開口部の開口面積より小さく形成したため、
各弁体が当接する各吸気口の弁座縁の周長が短くなり、
各弁体の弁座縁への密着性が安定し、経時変化による変
形量も少なく、各吸気口は各弁体によって確実に開閉さ
れている。
【0016】請求項2記載の発明の吸気弁は、請求項1
記載の吸気弁において、各吸気口は開口部の周縁に沿っ
て並設したものである。
【0017】そして、この開口部の周縁に沿って並設し
た各吸気口から外気が均等に吸引され、弁体の開口時に
迅速に排水管路に吸引される。また、吸気弁をコンパク
トに成形することができる。
【0018】請求項3記載の発明の吸気弁は、請求項1
または2記載の吸気弁において、各吸気口を開閉する弁
体の上面を中心部から周辺に向かって下方に傾斜した傾
斜面としたものである。
【0019】そして、この弁体には排水管路で発生する
雑多な成分や水滴が流下して付着しにくく、また、弁体
の剛性を高める。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
1ないし図8に基づいて説明をする。
【0021】図1および図4に示す弁室10を形成する弁
本体11は、前記弁室10の底面12を形成する基板部材13と
この基板部材13に嵌合される覆い部材14とにて構成され
ている。
【0022】前記基板部材13は塩化ビニール樹脂などの
合成樹脂にて図6に示すように略矩形形状に形成され、
この基板部材13の中央部には円形の開口部15が開口さ
れ、この開口部15の周縁には、図1および図6に示すよ
うに下方に向けて排水管路に連通した通気縦管に接続さ
れる筒状の接続管部16が一体に形成されている。
【0023】また、図1および図3に示すようにこの基
板部材13には前記開口部15に隣接してこの開口部15の周
囲に沿って各角隅部にそれぞれ吸気口17が並設開口され
ている。
【0024】さらに、図1ないし図4に示すようにこの
各吸気口17の周囲にはそれぞれ環状の立上がり筒部18が
上方に向けて形成され、立上がり筒部18の上縁にて弁座
縁19がそれぞれ形成されている。さらに、立上がり筒部
18の下部に連続して支持筒部20が下方に向けて一体に形
成され、この支持筒部20の内周下部には中心に向けて放
射状に支持片21が一体に突設され、この支持片21の中心
部には支持管部22が上方に向けて一体に突設されてい
る。また、この基板部材13の外周には嵌合縁23が全周に
亘って一体に形成されている。
【0025】そして、各吸気口17の開口面積S1 は前記
開口部15の開口面積S2 より小さくそれぞれ形成されて
いる。
【0026】また、図1に示すように前記覆い部材14は
塩化ビニール樹脂などの合成樹脂にて下面を開口した矩
形函状に成形され、下部周縁には前記基板部材13の嵌合
縁23に嵌合される嵌着縁部24が外側に拡幅される段部25
を介して形成されている。
【0027】そして、図1ないし図4に示すように前記
覆い部材14の嵌着縁部24は前記基板部材13の嵌合縁23に
嵌合接着され、基板部材13と覆い部材14にて覆われる空
間にて前記弁室10が形成される。
【0028】次に、図1、図3および図4に示す弁体30
は、ABS樹脂などにて上面を中心部から周辺に向かっ
て下方に傾斜した傾斜面の円錐形状部31とし、この円錐
形状部31の周縁に水平環状受け縁部32を有する形状に成
形され、この円錐形状部31の周縁部に形成した環状突部
33に外向きに開口した保持溝部34にゴムなどにて成形し
た環状パッキング35が内周縁部に止着され、このパッキ
ング35は前記水平環状受け縁部32の下面に添設され、こ
のパッキング35が前記吸気口17の弁座縁19に当接されて
この吸気口17を閉塞するようになっている。
【0029】この弁体30の中心部には下方に向って垂直
に案内杆36が突設され、この案内杆36は前記基板部材13
の吸気口17に臨ませられている支持管部22に昇降自在に
嵌挿され、この案内杆36の案内による弁体30の昇降で前
記パッキング35が弁座縁19から離反または接触される。
【0030】なお、前記覆い部材14の上面内側には前記
弁体30の上昇範囲を規制するストッパ37が各弁体30の昇
降位置に臨ませて固定されている。
【0031】次に、排水管路を図7に基いて説明する。
【0032】各階の便器、風呂場、洗面所などの各排水
設備40は図示しないトラップを介して排水横枝管41に接
続され、この各階の排水横枝管41は、排水縦管42に接続
されている。また、この排水縦管42の上端部には頂上延
長通気管43が接続され、この頂上延長通気管43の上端に
ソケット44を介して前記弁本体11の接続管部16が接続さ
れている。さらに、この排水縦管42の下端部は地下の排
水横主管45を介して下水本管に接続されている。
【0033】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0034】図1に示すように、弁体30は、常時、弁体
30の自重により下降しており、パッキング35が弁座縁19
に当接して吸気口17を閉塞している。この状態では、排
水管路内の臭気は頂上延長通気管43から漏洩することが
ない。
【0035】また、排水設備40から急激に排水される
と、排水管路の排水縦管42が満管状態となると、この満
管状態の部分より上方が負圧状態となり、弁本体11の開
口部15に連通する弁室10も負圧状態となり、図2に示す
ように、各弁体30は外気と排水管路内との差圧により案
内杆36が支持管部22を案内して上方に浮上し、弁体30の
パッキング35が弁座縁19より離反して各吸気口17が開口
し、この各吸気口17から外気が弁本体11の弁室10に吸気
され、弁室10に吸気された空気は、開口部15を通じて図
7に示す排水縦管42に吸引され排水管路内の負圧状態を
解消する。
【0036】また、各弁体30は外気と排水管路内との差
圧が小さいときは、振動により断続的に各吸気口17を開
閉し、この各弁体30の振動により発生する騒音は各弁体
30が3個以上形成されているため、小型軽量になるので
振動音が小さくなる。
【0037】このように排水管路内の負圧状態が生じて
も各弁体30が開口して負圧状態を解消するので、排水設
備40のトラップの封水が吸い出されることがない。
【0038】次に、排水管路内が外気の吸気により通常
の大気圧に戻ると、弁体30は案内杆36が支持管部22に案
内されて自重で下降し、各弁体30のパッキング35は弁座
縁19に当接して、各吸気口17を閉塞し、排水管路内の臭
気が頂上延長通気管43から漏洩することがない。
【0039】また、各吸気口17のそれぞれの開口面積S
1 が開口部15が開口面積S2 より小さく形成されている
ので、各吸気口17の弁座縁19の周長が短くなり弁体30お
よびそのパッキング35の変形も少なく、弁体30のパッキ
ング35が弁座縁19との接触が確実となり、常時、各吸気
口17は、安定して密閉される。
【0040】さらに、弁体30は小形となり、軽量で機能
性が高められるとともに上面を中心部から周辺に向かっ
て下方に傾斜させたので剛性を高めることができる。
【0041】また、弁体30は円錐形状部31により中央部
が高く、その円周方向に向って下方に傾斜する形状に形
成されているので、排水管路内で発生する雑多な成分、
例えば、水蒸気、油分などが各弁体30の上面に滴下して
も、これらの雑多な成分は、各弁体30の円錐形状部31の
傾斜面を流下して水平環状受け縁部32から下方の開口部
15に流れ落ちるので、弁体30に水滴などが付着しにく
い。
【0042】また、各吸気口17を開閉する弁体30のいず
れかが作動不良になっても、他の弁体30が吸気口17を開
口するので、排水管路の負圧状態を解消できる。
【0043】さらに、上記実施の形態では、吸気口17が
弁本体11の開口部15の周縁に沿って角隅部の4箇所に設
けた構造についての実施の形態を説明したが、この構造
では各吸気口17から均等に吸気ができるが、この吸気口
17を配設する位置は開口部15に隣接した適宜の位置でも
よく、また、吸気口17は4箇所に限定されることなく、
3箇所以上適宜に設けることができる。
【0044】なお、前記実施の形態では、弁本体11は略
矩形形状としたが、円形形状とすることができる。
【0045】また、前記実施の形態では弁本体11の基板
部材13の嵌合縁23に覆い部材14の嵌着縁部24を嵌合接着
したが、着脱自在に嵌着して各弁体30を点検、交換する
ことができるようにすることもできる。
【0046】なお、前記実施の形態では各弁体30の各弁
座縁19に接触するパッキング35を装填したが、このパッ
キング35を設けず各弁体30が直接弁座縁19に接触する構
成として、部品数を減らすことが可能である。
【0047】さらに、図8に示すように、各階の排水横
枝管41にループ通気管46を接続し、このループ通気管46
を頂上延長通気管44に接続することもできる。
【0048】また、各排水設備40毎、または、排水設備
40群毎に排水横枝管41に通気管46bを接続して、この通
気管46b に吸気弁の弁本体11の開口部15を接続すること
もできる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外気を吸
引する3箇所以上の吸気口を設けたことにより、弁体が
当接する各吸気口の弁座縁の周長さを短くでき、弁体の
弁座縁への密着性が安定し、ゴムなどの弾性部材の経時
変化による変形量も少なくなり、各吸気口は弁体により
確実に開閉することができ、弁体は経時的にも安定して
確実に開閉動作をすることができる。
【0050】また、外気を吸気する3箇所以上の吸気口
を設けたため、その1つの吸気口が例え、開閉不能にな
っても、その残りの吸気口により外気を吸気して、排水
管路内の負圧を解消でき、トラップの封水の吸い出しを
防止するとともに排水管路内の臭気の洩れを防止するこ
とができる。
【0051】さらに、吸気口を3箇所以上に設けて吸気
口をそれぞれ3個以上の弁体にて開閉するようにしたた
め、各弁体をそれぞれ小型、軽量にでき、外気と排水管
路内との差圧が小さいときに各弁体の振動も少なく、騒
音を小さくできる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、各吸気口は
開口部の周縁に沿って並設したので、各吸気口から外気
が均等に吸引され、各弁体の開口時に迅速に排水管路に
吸引することができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、弁体の上面
が傾斜面となっているため排水管路内で発生する雑多な
成分や水滴などが流下して付着しにくく、また、弁体の
剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す吸気弁の縦断正面
図である。
【図2】同上の吸気弁の弁体が吸気口を開口した状態を
示す縦断正面図である。
【図3】同上の吸気弁の横断平面図である。
【図4】同上の吸気弁の縦断側面図である。
【図5】同上の吸気弁の正面図である。
【図6】同上の吸気弁の底面図である。
【図7】本発明の吸気弁を取付ける排水管系の一例を示
す説明図である。
【図8】本発明の吸気弁を取付ける排水管系の他の例を
示す説明図である。
【図9】従来の排水管系を示す説明図である。
【符号の説明】
10 弁室 11 弁本体 12 底面 15 開口部 17 吸気口 19 弁座縁 30 弁体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁室の底面に排水管路に連通する開口部
    とこの開口部に隣接して3箇所以上の外気を吸引する吸
    気口とこの吸気口の周縁に沿ってそれぞれ形成した弁座
    縁とを設けた弁本体と、 この弁本体の各吸気口の弁座縁にそれぞれ接離して前記
    各吸気口をそれぞれ開閉する3個以上の弁体とを備え、 前記各吸気口の開口面積はそれぞれ前記排水管路に連通
    する開口部の開口面積より小さく形成したことを特徴と
    する吸気弁。
  2. 【請求項2】 各吸気口は開口部の周縁に沿って並設し
    たことを特徴とする請求項1記載の吸気弁。
  3. 【請求項3】 各吸気口を開閉する弁体の上面を中心部
    から周辺に向かって下方に傾斜した傾斜面としたことを
    特徴とする請求項1または2記載の吸気弁。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011027134A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Aron Kasei Co Ltd 排水用通気弁
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KR101885768B1 (ko) * 2017-09-26 2018-08-06 강한표 통기 밸브 구조물

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