JP2008254621A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008254621A
JP2008254621A JP2007100080A JP2007100080A JP2008254621A JP 2008254621 A JP2008254621 A JP 2008254621A JP 2007100080 A JP2007100080 A JP 2007100080A JP 2007100080 A JP2007100080 A JP 2007100080A JP 2008254621 A JP2008254621 A JP 2008254621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
internal combustion
combustion engine
fuel
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007100080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4265675B2 (ja
Inventor
Takenori Saoda
武則 竿田
Isao Matsumoto
功 松本
Hisafumi Magata
尚史 曲田
Hiroki Murata
宏樹 村田
Akira Yamashita
晃 山下
Hiroyuki Haga
宏行 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007100080A priority Critical patent/JP4265675B2/ja
Priority to US12/450,191 priority patent/US8291697B2/en
Priority to CN2008800112315A priority patent/CN101652551B/zh
Priority to PCT/IB2008/000812 priority patent/WO2008122866A2/en
Priority to EP08737383A priority patent/EP2145092B1/en
Publication of JP2008254621A publication Critical patent/JP2008254621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4265675B2 publication Critical patent/JP4265675B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】内燃機関の制御装置において、リッチスパイクを実施する際に、内燃機関から排出されるスモークを抑制すると共に異音の燃焼騒音の発生を抑制しつつ、NOx触媒の浄化率を維持し、内燃機関のトルク低下を補う技術を提供する。
【解決手段】吸蔵還元型NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために燃料添加弁によって燃料を添加し、かつ、低圧EGR通路を用いて低圧EGRガスを還流させる場合に、燃料添加弁からの燃料添加量を減量し(S103)、トルク変動抑制制御によるトルク変動の抑制度合いを低減し(S104)、内燃機関へ供給する吸気量を減量し(S105)、内燃機関のトルクが定常状態から低下した分だけのトルクをモータにアシストさせる(S106)。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関において、ターボチャージャを備え、ターボチャージャのタービンより下流かつ吸蔵還元型NOx触媒(以下、単にNOx触媒という)より下流の排気通路から排気の一部を低圧EGRガスとして取り込み、ターボチャージャのコンプレッサより上流の吸気通路へ当該低圧EGRガスを還流させる低圧EGR通路を備える。一方で、タービンより上流の排気通路から排気の一部を高圧EGRガスとして取り込み、コンプレッサより下流の吸気通路へ当該高圧EGRガスを還流させる高圧EGR通路を備える。そして、低温燃焼が行われる時に、機関要求負荷に基づいて低圧EGR通路を流れる低圧EGRガス量及び高圧EGR通路を流れる高圧EGRガス量を制御する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−076456号公報 特開2001−234772号公報 特開2005−069207号公報
ところで、NOx触媒より下流の排気通路から低圧EGRガスを取り出す構造の場合において、NOx触媒からNOxやSOxといった吸蔵物質を放出及び還元させるためにNOx触媒よりも上流の排気に燃料を添加する、いわゆるリッチスパイクを実施すると、吸気通路へ還流される低圧EGRガスのO濃度が急変し、内燃機関の燃焼が不安定になる。このため、内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁による燃料の主噴射の時期を進角させる又はパイロット噴射を実施して内燃機関のトルク変動を抑制する。しかし、前記したように内燃機関のトルク変動を抑制すると、内燃機関から排出されるスモークが多くなったり、異音の燃焼騒音が生じたりしていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものでその目的とするところは、内燃機関の制御装置において、リッチスパイクを実施する際に、内燃機関から排出されるスモークを抑制すると共に異音の燃焼騒音の発生を抑制しつつ、NOx触媒の浄化率を維持し、内燃機関のトルク低下を補う技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
内燃機関の排気通路に配置された吸蔵還元型NOx触媒と、
前記吸蔵還元型NOx触媒より下流の排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込み、内燃機関の吸気通路に当該EGRガスを還流させるEGR通路と、
前記吸蔵還元型NOx触媒よりも上流の排気に燃料を添加する燃料添加手段と、
前記吸蔵還元型NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために前記燃料添加手段によって燃料を添加する時に、内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射手段による燃料の主噴射の時期を進角させる又はパイロット噴射を実施して内燃機関のトルク変動を抑制するトルク変動抑制手段と、
電力によって作動し、内燃機関のトルクのアシストを行う電動機と、
前記吸蔵還元型NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために前記燃料添加手段によって燃料を添加し、かつ、前記EGR通路を用いて前記EGRガスを還流させる場合に、前記燃料添加手段からの燃料添加量を減量し、前記トルク変動抑制手段によるトルク
変動の抑制度合いを低減し、内燃機関へ供給する吸気量を減量し、内燃機関のトルクが定常状態から低下した分だけのトルクを前記電動機にアシストさせる制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置である。
NOx触媒より下流の排気通路からEGRガスを取り出す構造の場合において、NOx触媒からNOxやSOxといった吸蔵物質を放出及び還元させるためにNOx触媒よりも上流の排気に燃料を添加する、いわゆるリッチスパイクを実施すると、吸気通路へ還流されるEGRガスのO濃度が急変し、内燃機関の燃焼が不安定になり、内燃機関のトルク低下を招く。このため、内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁による燃料の主噴射の時期を進角させる又はパイロット噴射を実施して内燃機関のトルク変動(トルク低下)を抑制する。しかし、前記したように内燃機関のトルク変動(トルク低下)を抑制すると、内燃機関から排出されるスモークが多くなったり、異音の燃焼騒音が生じたりしていた。
そこで、本発明では、NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために燃料添加手段によって燃料を添加し、かつ、EGR通路を用いてEGRガスを還流させる場合に、燃料添加手段からの燃料添加量を減量し、トルク変動抑制手段によるトルク変動(トルク低下)の抑制度合いを低減し、内燃機関へ供給する吸気量を減量し、内燃機関のトルクが定常状態から低下した分だけのトルクを前記電動機にアシストさせるようにした。
これによると、まず、燃料添加手段によって燃料を添加するリッチスパイク時の燃料添加手段からの燃料添加量を減量し、吸気通路へ還流されるEGRガスのO濃度が急変することを抑制し、内燃機関の燃焼が不安定になることを抑制し、燃料添加手段から燃料を添加することで生じるトルク低下量を低減できる。このようにトルク低下量を低減できることから、トルク変動抑制手段によるトルク変動(トルク低下)の抑制度合いを低減しても、トルクが安定することになる。よって、トルク変動抑制手段でトルク変動を抑制することに起因して生じる、内燃機関から排出されるスモークが多くなったり、異音の燃焼騒音が生じたりするという弊害が抑制できる。
しかしながら、リッチスパイク時の燃料添加手段からの燃料添加量を減量してしまうと、NOx触媒に作用する燃料が減ってしまい、NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させる浄化率の低下を招く。そこで、リッチスパイク時の燃料添加手段からの燃料添加量を減量した際に、同時に、内燃機関へ供給する吸気量を減量し、NOx触媒へ流入する排気の流量を低減すると共に、排気の空燃比を下げている。これによって、NOx触媒では、低減された燃料でも好適な浄化率を維持することができる。
そして、内燃機関のトルクが定常状態から実際に低下した分だけのトルクを電動機でアシストして補うようにしている。このため、リッチスパイク時においても、トータルのトルクは低下しない。
前記制御手段により前記燃料添加手段からの燃料添加量を減量したことを考慮した前記燃料添加手段によって燃料を添加することで生じる内燃機関のトルク低下量と、前記制御手段により前記トルク変動抑制手段によるトルク変動の抑制度合いを低減したことを考慮した前記トルク変動抑制手段のトルク変動の抑制による内燃機関のトルク低下量の低減量と、前記制御手段により内燃機関へ供給する吸気量を減量したことによる内燃機関のトルク低下量と、の和が、トルクショックが起こらない閾値のトルク低下限界以下のトルク低下量であり、
前記制御手段は、当該和のトルク低下量を補うトルクを前記電動機にアシストさせるとよい。
トルク低下限界とは、それを超えるとトルクショックが起こってしまう閾値のトルク低下量であり、上記和は、トルク低下限界以下であり、前記制御手段を行ってもトルクショックは起こらない。また、この和のトルク低下量を補うトルクを電動機にアシストさせるので、トータルのトルクは維持される。
本発明によると、内燃機関の制御装置において、リッチスパイクを実施する際に、内燃機関から排出されるスモークを抑制すると共に異音の燃焼騒音の発生を抑制しつつ、NOx触媒の浄化率を維持し、内燃機関のトルク低下を補うことができる。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る内燃機関の制御装置を適用する内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4ストロークサイクル・ディーゼルエンジンである。内燃機関1には、吸気通路3及び排気通路4が接続されている。
内燃機関1に接続された吸気通路3の途中には、排気のエネルギを駆動源として作動するターボチャージャ5のコンプレッサハウジング5aが配置されている。また、コンプレッサハウジング5aよりも上流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する吸気の流量を調節する第1スロットル弁6が配置されている。この第1スロットル弁6は、電動アクチュエータにより開閉される。第1スロットル弁6よりも上流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する新気吸入空気(以下、新気という)の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ7が配置されている。このエアフローメータ7により、内燃機関1の新気量が測定される。
コンプレッサハウジング5aよりも下流の吸気通路3には、吸気と外気とで熱交換を行うインタークーラ8が配置されている。そして、インタークーラ8よりも下流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する吸気の流量を調整する第2スロットル弁9が設けられている。この第2スロットル弁9は、電動アクチュエータにより開閉される。
一方、内燃機関1に接続された排気通路4の途中には、ターボチャージャ5のタービンハウジング5bが配置されている。また、タービンハウジング5bよりも下流の排気通路4には、排気浄化装置10が配置されている。
排気浄化装置10は、酸化触媒と当該酸化触媒の後段に配置されたパティキュレートフィルタ(以下単にフィルタという)とを有して構成されている。フィルタには吸蔵還元型NOx触媒(以下単にNOx触媒という)が担持されている。
また、排気浄化装置10よりも下流の排気通路4には、該排気通路4内を流通する排気の流量を調節する排気絞り弁11が設けられている。この排気絞り弁11は、電動アクチュエータにより開閉される。
一方、ターボチャージャ5のタービンハウジング5bよりも上流の排気通路4には、排気に還元剤たる燃料を添加する燃料添加弁12が配置されている。燃料添加弁12から燃料を添加することにより、排気浄化装置10からNOxやSOxを放出及び還元させる。このような燃料添加弁12から燃料を添加し、排気の空燃比をストイキ又はリッチ側へ低下させ、排気浄化装置10のNOx触媒が吸蔵したNOxやSOxを放出及び還元させる
処理をリッチスパイクという。なお、燃料添加弁12が本発明の燃料添加手段に相当する。
そして、内燃機関1には、排気通路4内を流通する排気の一部を低圧で吸気通路3へ還流(再循環)させる低圧EGR装置30が備えられている。この低圧EGR装置30は、低圧EGR通路31、低圧EGR弁32、及び低圧EGRクーラ33を備えて構成されている。
低圧EGR通路31は、排気浄化装置10よりも下流且つ排気絞り弁11よりも上流側の排気通路4と、コンプレッサハウジング5aよりも上流且つ第1スロットル弁6よりも下流側の吸気通路3と、を接続している。この低圧EGR通路31を通って、排気が低圧で内燃機関1へ送り込まれる。そして、本実施例では、低圧EGR通路31を流通して還流される排気を低圧EGRガスと称している。この低圧EGR通路31が本発明のEGR通路に相当する。
また、低圧EGR弁32は、低圧EGR通路31の通路断面積を調整することにより、該低圧EGR通路31を流れる低圧EGRガスの量を調節する。なお、低圧EGRガス量の調節は、低圧EGR弁32の開度の調整以外の方法によって行うこともできる。例えば、第1スロットル弁6の開度を調整することにより低圧EGR通路31の上流と下流との差圧を変化させ、これにより低圧EGRガスの量を調節することができる。
さらに、低圧EGRクーラ33は、該低圧EGRクーラ33を通過する低圧EGRガスと、内燃機関1の機関冷却水とで熱交換をして、該低圧EGRガスの温度を低下させる。
一方、内燃機関1には、排気通路4内を流通する排気の一部を高圧で吸気通路3へ還流させる高圧EGR装置40が備えられている。この高圧EGR装置40は、高圧EGR通路41、及び高圧EGR弁42を備えて構成されている。
高圧EGR通路41は、タービンハウジング5bよりも上流側の排気通路4と、コンプレッサハウジング5aよりも下流側の吸気通路3と、を接続している。この高圧EGR通路41を通って、排気が高圧で内燃機関1へ送り込まれる。そして、本実施例では、高圧EGR通路41を流通して還流される排気を高圧EGRガスと称している。
また、高圧EGR弁42は、高圧EGR通路41の通路断面積を調整することにより、該高圧EGR通路41を流れる高圧EGRガスの量を調節する。なお、高圧EGRガス量の調節は、高圧EGR弁42の開度の調整以外の方法によって行うこともできる。例えば、第2スロットル弁9の開度を調整することにより高圧EGR通路41の上流と下流との差圧を変化させ、これにより高圧EGRガスの量を調節することができる。また、ターボチャージャ5が可変容量型の場合には、タービンの流量特性を変更するノズルベーンの開度を調整することによっても高圧EGRガスの量を調節することができる。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU13が併設されている。このECU13は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。
ECU13には、エアフローメータ7などの各種センサが電気配線を介して接続され、これら各種センサの出力信号がECU12に入力されるようになっている。
一方、ECU13には、第1スロットル弁6、第2スロットル弁9、排気絞り弁11、燃料添加弁12、低圧EGR弁32、及び高圧EGR弁42の各アクチュエータが電気配
線を介して接続されており、該ECU13によりこれらの機器が制御される。
また、この内燃機関1には、電力によって作動し、内燃機関1のトルクのアシストを行うモータ14が備えられている。モータ14は、本発明の電動機に相当するもので、例えば交流モータで構成され、その出力軸が減速機を介して負荷である駆動輪と連結されており、ECU13の指令に基づき、内燃機関と共に又は単独で、トルクを駆動輪に付与して駆動輪を回転させることができる。さらに、駆動輪の回転エネルギを利用してモータ14を発電運転させることにより、不図示のバッテリに電力を蓄えることもできる。
ところで、排気浄化装置10より下流の排気通路4から低圧EGR通路31を用いて低圧EGRガスを取り出す本実施例の構造の場合においては、排気浄化装置10のNOx触媒からNOxやSOxといった吸蔵物質を放出及び還元させるために、排気浄化装置10よりも上流の排気に燃料添加弁12から燃料を添加する、いわゆるリッチスパイクを実施すると、吸気通路3へ還流される低圧EGRガスのO濃度が急変し、内燃機関1の燃焼が不安定になり、内燃機関1のトルク低下を招く。このため、内燃機関1の気筒2内へ燃料を噴射する燃料噴射弁による燃料の主噴射の時期を進角させる又はパイロット噴射を実施して内燃機関1のトルク変動(トルク低下)を抑制する。これを以下、トルク変動抑制制御という。このトルク変動抑制制御が、本発明のトルク変動抑制手段に相当する。しかし、前記したようにトルク変動抑制制御を実施して内燃機関1のトルク変動(トルク低下)を抑制すると、内燃機関1から排出されるスモークが多くなったり、異音の燃焼騒音が生じたりしていた。
そこで、本実施例では、NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために燃料添加弁12によって燃料を添加し、かつ、低圧EGR通路31を用いて低圧EGRガスを還流させる場合に、燃料添加弁12からの燃料添加量を減量し、トルク変動抑制制御によるトルク変動(トルク低下)の抑制度合いを低減し、第2スロットル弁9を閉じ側に制御して内燃機関1へ供給する吸気量を減量し、内燃機関1のトルクが定常状態から低下した分だけのトルクをモータ14にアシストさせるようにした。
これによると、まず、燃料添加弁12によって燃料を添加するリッチスパイク時の燃料添加弁12からの燃料添加量を減量し、吸気通路3へ還流される低圧EGRガスのO濃度が急変することを抑制し、内燃機関1の燃焼が不安定になることを抑制し、燃料添加弁12から燃料を添加することで生じるトルク低下量を低減できる。このようにトルク低下量を低減できることから、トルク変動抑制制御によるトルク変動(トルク低下)の抑制度合いを低減しても、内燃機関1のトルクが安定することになる。よって、上述のようにトルク変動抑制制御を実施してトルク変動を抑制することに起因して生じる、内燃機関1から排出されるスモークが多くなったり、異音の燃焼騒音が生じたりするという弊害が抑制できる。
しかしながら、リッチスパイク時の燃料添加弁12からの燃料添加量を減量してしまうと、排気浄化装置10のNOx触媒に作用する燃料が減ってしまい、NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させる浄化率の低下を招く。そこで、リッチスパイク時の燃料添加弁12からの燃料添加量を減量した際に、同時に、第2スロットル弁9を閉じ側に制御して内燃機関1へ供給する吸気量を減量し、排気浄化装置10のNOx触媒へ流入する排気の流量を低減すると共に、排気の空燃比を下げている。これによって、図2に示すように排気浄化装置10のNOx触媒では、低減された燃料でも吸気量を少なくしてリッチスパイクが好適に行われ、好適な浄化率を維持することができる。
そして、内燃機関のトルクが定常状態から実際に低下した分だけのトルクをモータ14でアシストして補うようにしている。このため、リッチスパイク時においても、トータル
のトルクは低下せず、ドライバビリティの悪化を抑制できる。
ここで、具体的には、リッチスパイク時の燃料添加弁12からの燃料添加量を減量したことを考慮したリッチスパイク時の燃料添加弁12によって燃料を添加することで生じる内燃機関1のトルク低下量と、トルク変動抑制制御のトルク変動の抑制度合いを低減したことを考慮したトルク変動抑制制御を実施してトルク変動を抑制することによる内燃機関のトルク低下量の低減量と、第2スロットル弁9を閉じ側に制御して内燃機関1へ供給する吸気量を減量したことによる内燃機関1のトルク低下量と、の和が、図3に示すトルクショックが起こらない閾値のトルク低下限界以下のトルク低下量であり、当該和のトルク低下量を補うトルクを図3に示すようにモータ14にアシストさせている。
なお、トルク低下限界とは、それを超えるとトルクショックが起こってしまう閾値のトルク低下量であり、上記和は、トルク低下限界以下であり、上記のような制御を行ってもトルクショックは起こらない。また、この和のトルク低下量を補うトルクをモータ14にアシストさせるので、トータルのトルクは維持され、ドライバビリティの悪化を抑制できる。
次に、本実施例によるリッチスパイク時の制御ルーチンについて説明する。図4は、本実施例によるリッチスパイク時の制御ルーチンを示したフローチャートである。本ルーチンは、所定の時間毎に繰り返し実行される。なお、本ルーチンを実施するECU13が本発明の制御手段に相当する。
ステップS101では、ECU13は、リッチスパイク実施条件か否かを判別する。リッチスパイクの実施条件か否かは、排気浄化装置10のNOx触媒にNOxやSOxが限界まで吸蔵され、いわゆるNOx還元処理やSOx被毒回復処理が必要になった場合に実施条件と判断される。
ステップS101において、リッチスパイク実施条件ではないと判定された場合には、ECU13は、本ルーチンを一旦終了する。また、リッチスパイク実施条件を満たすと判定された場合には、ステップS102へ進む。
ステップS102では、ECU13は、低圧EGR通路31を用いて低圧EGRガスを流通させているか否かを判別する。低圧EGR通路31を用いて低圧EGRガスを流通させているか否かは、低圧EGR弁32の開度を不図示の開度センサで検出し、その開閉状態により判断される。
ステップS102において、低圧EGR弁32が閉弁状態であり、低圧EGRガスを流通させていないと判定された場合には、ECU13は、本ルーチンを一旦終了する。また、低圧EGR弁32が開弁状態であり、低圧EGRガスを流通させていると判定された場合には、ステップS103へ進む。
ステップS103では、ECU13は、燃料添加弁12から添加する燃料量を減量して、リッチスパイクを実施する。減量される燃料量は、実験などから予め定められた量である。
これにより、燃料添加弁12によって燃料を添加するリッチスパイク時の燃料添加弁12からの燃料添加量を減量し、吸気通路3へ還流される低圧EGRガスのO濃度が急変することを抑制し、内燃機関1の燃焼が不安定になることを抑制し、燃料添加弁12から燃料を添加することで生じるトルク低下量を低減できる。
次に、ステップS104では、ECU13は、トルク変動抑制制御によるトルク変動(トルク低下)の抑制度合いを低減してトルク変動抑制制御を実施する。すなわち、内燃機関1の気筒2内へ燃料を噴射する燃料噴射弁による燃料の主噴射の時期を進角させる量又はパイロット噴射の量などを低減して内燃機関1のトルク変動(トルク低下)を抑制する度合いを低減し、燃料噴射弁による燃料の主噴射の時期を進角させる又はパイロット噴射を実施する。トルク変動抑制制御によるトルク変動(トルク低下)の抑制度合いの低減量は、実験などから予め定められた量である。
これにより、トルク変動抑制制御を実施してトルク変動を抑制することに起因して生じる、内燃機関1から排出されるスモークが多くなったり、異音の燃焼騒音が生じたりするという弊害が抑制できる。
次に、ステップS105では、ECU13は、第2スロットル弁9を閉じ側に制御して内燃機関1へ供給する吸気量を減量する。減量される吸気量は、実験などから予め定められた量である。なお、吸気量の減量は、第2スロットル弁9の他に、第1スロットル弁6、低圧EGR弁32、高圧EGR弁42なども併用して行うようにしてもよい。
これにより、内燃機関1へ供給する吸気量を減量し、排気浄化装置10のNOx触媒へ流入する排気の流量を低減すると共に、排気の空燃比を下げている。よって、排気浄化装置10のNOx触媒では、低減された燃料でも少ない吸気量のためリッチスパイクが好適に行われ、好適な浄化率を維持することができる。
次に、ステップS106では、ECU13は、内燃機関1のトルクが定常状態から低下した分だけのトルクをモータ14にアシストさせる。
ここで、内燃機関1のトルクが定常状態から低下した分のトルクとは、リッチスパイク時の燃料添加弁12からの燃料添加量を減量したことを考慮したリッチスパイク時の燃料添加弁12によって燃料を添加することで生じる内燃機関1のトルク低下量と、トルク変動抑制制御のトルク変動の抑制度合いを低減したことを考慮したトルク変動抑制制御を実施してトルク変動を抑制することによる内燃機関のトルク低下量の低減量と、第2スロットル弁9を閉じ側に制御して内燃機関1へ供給する吸気量を減量したことによる内燃機関1のトルク低下量と、の和であり、この和は、トルクショックが起こらない閾値のトルク低下限界以下のトルク低下量となっている。そして、この和のトルク低下量を補うトルクをモータ14にアシストさせている。
これにより、リッチスパイク時においても、トータルのトルクは低下せず、ドライバビリティの悪化を抑制できる。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
実施例1に係る内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。 実施例1に係る燃料添加量と吸気量とNOx触媒の浄化率との関係を示す図である。 実施例1に係る燃料添加量とトルク低下量との関係を示す図である。 実施例1に係るリッチスパイク時の制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気通路
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
6 第1スロットル弁
7 エアフローメータ
8 インタークーラ
9 第2スロットル弁
10 排気浄化装置
11 排気絞り弁
12 燃料添加弁
13 ECU
14 モータ
30 低圧EGR装置
31 低圧EGR通路
32 低圧EGR弁
33 低圧EGRクーラ
40 高圧EGR装置
41 高圧EGR通路
42 高圧EGR弁

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気通路に配置された吸蔵還元型NOx触媒と、
    前記吸蔵還元型NOx触媒より下流の排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込み、内燃機関の吸気通路に当該EGRガスを還流させるEGR通路と、
    前記吸蔵還元型NOx触媒よりも上流の排気に燃料を添加する燃料添加手段と、
    前記吸蔵還元型NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために前記燃料添加手段によって燃料を添加する時に、内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射手段による燃料の主噴射の時期を進角させる又はパイロット噴射を実施して内燃機関のトルク変動を抑制するトルク変動抑制手段と、
    電力によって作動し、内燃機関のトルクのアシストを行う電動機と、
    前記吸蔵還元型NOx触媒から吸蔵物質を放出及び還元させるために前記燃料添加手段によって燃料を添加し、かつ、前記EGR通路を用いて前記EGRガスを還流させる場合に、前記燃料添加手段からの燃料添加量を減量し、前記トルク変動抑制手段によるトルク変動の抑制度合いを低減し、内燃機関へ供給する吸気量を減量し、内燃機関のトルクが定常状態から低下した分だけのトルクを前記電動機にアシストさせる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記制御手段により前記燃料添加手段からの燃料添加量を減量したことを考慮した前記燃料添加手段によって燃料を添加することで生じる内燃機関のトルク低下量と、前記制御手段により前記トルク変動抑制手段によるトルク変動の抑制度合いを低減したことを考慮した前記トルク変動抑制手段のトルク変動の抑制による内燃機関のトルク低下量の低減量と、前記制御手段により内燃機関へ供給する吸気量を減量したことによる内燃機関のトルク低下量と、の和が、トルクショックが起こらない閾値のトルク低下限界以下のトルク低下量であり、
    前記制御手段は、当該和のトルク低下量を補うトルクを前記電動機にアシストさせることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
JP2007100080A 2007-04-06 2007-04-06 内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP4265675B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007100080A JP4265675B2 (ja) 2007-04-06 2007-04-06 内燃機関の制御装置
US12/450,191 US8291697B2 (en) 2007-04-06 2008-04-04 Internal combustion engine control device
CN2008800112315A CN101652551B (zh) 2007-04-06 2008-04-04 内燃机控制装置
PCT/IB2008/000812 WO2008122866A2 (en) 2007-04-06 2008-04-04 Internal combustion engine control device
EP08737383A EP2145092B1 (en) 2007-04-06 2008-04-04 Internal combustion engine control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007100080A JP4265675B2 (ja) 2007-04-06 2007-04-06 内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008254621A true JP2008254621A (ja) 2008-10-23
JP4265675B2 JP4265675B2 (ja) 2009-05-20

Family

ID=39978639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007100080A Expired - Fee Related JP4265675B2 (ja) 2007-04-06 2007-04-06 内燃機関の制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4265675B2 (ja)
CN (1) CN101652551B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049259A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Samsung Electronics Co Ltd Memsミラー、ミラースキャナー、光走査ユニット及び光走査ユニットを採用した画像形成装置
JP2014517892A (ja) * 2011-05-10 2014-07-24 ウミコレ・アーゲー・ウント・コ・カーゲー 低圧EGRを備えたディーゼルエンジンのNOx吸蔵触媒コンバータを再生する方法
JP2015183553A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 ヤンマー株式会社 エンジン装置
JP5949945B2 (ja) * 2012-12-20 2016-07-13 トヨタ自動車株式会社 内燃機関
JP6024834B2 (ja) * 2013-12-20 2016-11-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8335634B2 (en) * 2010-05-04 2012-12-18 GM Global Technology Operations LLC Transient combustion noise control in a hybrid powertrain including an HCCI engine
US8103428B2 (en) * 2011-01-11 2012-01-24 Ford Global Technologies, Llc Method for controlling an engine

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3079933B2 (ja) * 1995-02-14 2000-08-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JP3277881B2 (ja) * 1998-04-06 2002-04-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
EP0997617A1 (de) * 1998-10-28 2000-05-03 Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company Verfahren zur Regeneration einer Stickoxidfalle im Abgassystem eines Verbrennungsmotors sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE10026806C1 (de) * 2000-05-31 2001-09-20 Daimler Chrysler Ag Verfahren zum Betreiben eines Dieselmotors und Dieselmotor
JP3674557B2 (ja) * 2001-09-04 2005-07-20 トヨタ自動車株式会社 排気ガス浄化装置
CN100453776C (zh) * 2002-02-12 2009-01-21 五十铃自动车株式会社 废气净化系统和废气净化方法
JP4114425B2 (ja) * 2002-07-29 2008-07-09 三菱ふそうトラック・バス株式会社 エンジン制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049259A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Samsung Electronics Co Ltd Memsミラー、ミラースキャナー、光走査ユニット及び光走査ユニットを採用した画像形成装置
JP2014517892A (ja) * 2011-05-10 2014-07-24 ウミコレ・アーゲー・ウント・コ・カーゲー 低圧EGRを備えたディーゼルエンジンのNOx吸蔵触媒コンバータを再生する方法
JP5949945B2 (ja) * 2012-12-20 2016-07-13 トヨタ自動車株式会社 内燃機関
JP6024834B2 (ja) * 2013-12-20 2016-11-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置
JP2015183553A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 ヤンマー株式会社 エンジン装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101652551B (zh) 2012-10-31
JP4265675B2 (ja) 2009-05-20
CN101652551A (zh) 2010-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8291697B2 (en) Internal combustion engine control device
JP4301295B2 (ja) 内燃機関のegrシステム
US8196404B2 (en) Exhaust gas recirculation system for internal combustion engine and method for controlling the same
JP4333725B2 (ja) 内燃機関の排気還流装置
JP4265675B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4225313B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
WO2008059362A2 (en) Exhaust gas recirculation system for internal combustion engine and method for controlling the same
JP6098835B2 (ja) エンジンの排気制御装置
JP2008057449A (ja) 内燃機関の排気再循環装置
JP4779926B2 (ja) 内燃機関の排気システム
JP4760684B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP4765966B2 (ja) 内燃機関の排気還流装置
JP2008051022A (ja) 内燃機関の排気再循環装置
JP2005016459A (ja) 過給機付内燃機関の制御装置
JP2008050946A (ja) 内燃機関の排気還流システム
JP2005320937A (ja) 内燃機関の過給圧制御装置
JP4321623B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2009209887A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2010151075A (ja) 内燃機関の排気還流装置
JP2008208720A (ja) 内燃機関の排気制御装置
JP2007127037A (ja) ディーゼルエンジン
JP2010007634A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4957478B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP6094735B2 (ja) エンジンの燃料噴射制御装置
JP2011185096A (ja) 内燃機関の排気還流装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090209

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4265675

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees