JP2008254456A - 隠蔽ハガキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】隠蔽ハガキ20は、必要事項を記入可能なハガキ本体21と、ハガキ本体21の片面に配置され、ハガキ本体21へ記入した情報が複写され、ハガキ本体21とほぼ同じ大きさの控え片26と、ハガキ本体21に折返用ミシン目dを介して連設されハガキ本体21とほぼ同じ大きさの隠蔽片本体23と、隠蔽片本体23の控え片26側の面とは反対側の面に形成され再剥離可能に擬似接着する再剥離粘着材層24と、再剥離粘着材層24を保護する剥離紙25とを有し、ハガキ本体21及び控え片26の端部を留めて、控え片26とハガキ本体21及び隠蔽片22とを冊子状に積層した状態で重ね合わせて綴じ、ハガキ本体21及び控え片26から切り離し可能に設けられたライングルーaと、を備える。
【選択図】図2
Description
そこで、例えば、剥離可能な構造を有する特殊な隠蔽ラベル片で被覆する形態の隠蔽ハガキが多く使用されている。隠蔽ラベル片は、申込みハガキ本体の一部又は近傍に貼り込まれており、申込欄に記入してから貼り替えるようになっており、申込者としてはわかりやすく、使いやすいものであった。
従来例の隠蔽ハガキ30は、裏面に記入欄を有するハガキ本体31と、ハガキ本体31の記入欄を隠蔽する隠蔽片(隠蔽ラベル片)32とを備えている。
隠蔽片32は、隠蔽片本体33と、隠蔽片本体33の片面に形成され、再剥離可能に擬似接着する再剥離粘着剤層34と、再剥離粘着剤層34を保護する剥離紙35とを備えている。
ハガキ本体31、隠蔽片本体33及び剥離紙35は、ライングルーaによって留められている。また、剥離紙35は、剥離する際に、スリットbから分離可能である。
次に、剥離紙35をスリットbから剥がして、隠蔽片本体33をハガキ本体31に貼付して、記入欄を隠蔽する。
最後に、ライングルーaで留められた端部を、ミシン目cで一括して切り離して投函する。
また、特許文献1には、申込者本人が申込内容を確認できるように、控えを取れる隠蔽情報表示用部材が開示されている。
(1)隠蔽ラベル片は、特殊な積層構造を有しているため、ラベル自体のコストが高く、例えば、ハガキ全面を貼り込むようにすると、それだけで大幅なコストアップとなり、あえてハガキを使用するメリットが薄れていく。
また、2回貼り込む作業自体もわかりにくく、使い難さがある。
本人が誤記していても、思い違いで思わぬクレームとなってしまうこともあるので、控えを持ってもらうことが顧客満足度が高まるからである。
一方、特許文献1の隠蔽情報表示用部材であれば、控えとして、記入者の自筆の紙片を残し、複写された紙片を宛先に送付することができる。ところが、実際の取引の場面等においては、取引上のトラブルを防止するために、自筆の紙片を正本として宛先に送付し、複写された紙片を控えにするといった要求がある。
しかし、特許文献1の隠蔽情報表示用部材では、この要求に応えることができない。また、特許文献1の隠蔽情報表示用部材は、製造工程が複雑であり、コストがかかるという問題がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の隠蔽ハガキにおいて、前記ハガキ本体の前記控え片側の面とは反対側の面を覆うように配置され、前記綴じ部に綴じられ、前記ハガキ本体とほぼ同じ大きさの紙片を備えること、を特徴とする隠蔽ハガキである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の隠蔽ハガキにおいて、前記ハガキ本体と前記控え片との間に設けられ、ノーカーボン紙、カーボン紙又はカーボンインキのうち1種以上からなる複写構造を備えることを特徴とする隠蔽ハガキである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。
図1は、本発明による隠蔽ハガキの第1実施形態を示す模式図である。
なお、以下に説明する各実施形態では、前述した従来例と同様の機能を果たす部分には、末尾に共通した符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第1実施形態の隠蔽ハガキ10は、必要事項を記入可能な控え片16と、控え片16へ記入した情報が複写されるハガキ本体11と、ハガキ本体11へ複写した情報(個人を特定し得る情報)を隠蔽する隠蔽片12と、を備えている。
まず、控え片16と剥離紙15の間で見開き、控え片16側に、申込み内容を記入すると、必要事項がハガキ本体11側に複写される。
次に、控え片16を切り取り、剥離紙15をスリットbから剥がして、隠蔽片本体13をハガキ本体11に貼付して、記入内容を隠蔽する。
最後に、ライングルーaで留められた端部を、ミシン目cで一括して切り離して投函する。
(1)隠蔽ハガキ10でありながら、控え片16を残すことができるようになった。
(2)冊子形状となるため、必要な書類が一括されており、また、枚数の増減が容易である。
(3)多列進行可能であり、製造能力が高い。
(4)ハガキ本体11と隠蔽片12が別体であるため、用紙の種類(紙質、米坪)について、得意先の広範なニーズに応えられる。
(5)折り工程が不要であり、短納期・低コスト対応が可能である。
図2は、本発明による隠蔽ハガキの第2実施形態を示す模式図である。
第2実施形態の隠蔽ハガキ20は、ハガキ本体21と折返用ミシン目dを介して透明タック紙からなる隠蔽片22が連接されている。
また、この隠蔽ハガキ20は、ハガキ本体21の上側に、複写片27を介して控え片26が、下側に、利用方法説明文などが印刷された印刷片28が、それぞれライングルーaで綴られて、冊子状になっている。
複写片27は、カーボンインキ27aが塗布されたカーボン紙が用いられている。
まず、隠蔽ハガキ20を裏返して、『ご利用方法説明文』のある印刷片28と隠蔽片22の間のスリットbから見開く。
ついで、ハガキ本体21の裏面の申込記入欄が出てくるので、必要事項を記入すると、記入内容が控え片26に複写される。
さらに、隠蔽片22の剥離紙25を剥がし、隠蔽片本体23をハガキ本体21側に折り畳んで、貼付する。
最後に、ライングルーaで留められた端部を、ミシン目cで一括して切り離して投函する。
また、複写片27として、カーボン紙を使用することにより、直接記入した側を申込書(ハガキ本体21)として使用可能である。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、複写構造は、既製のカーボン紙を用いてもよい。
隠蔽片が隠蔽する内容は、ハガキ本体へ記入・複写した情報に限らす、個人を特定し得る情報であれば、予め印字した情報であってもよい。
11,21 ハガキ本体
12,22 隠蔽片
13,23 隠蔽片本体
14,24 再剥離粘着剤層
15,25 剥離紙
16,26 控え片
17 複写構造
17a 発色剤層
17b 顕色剤層
27 複写片
27a カーボンインキ
Claims (3)
- 必要事項を記入可能なハガキ本体と、
前記ハガキ本体の片面に配置され、前記ハガキ本体へ記入した情報の少なくとも一部が複写され、前記ハガキ本体とほぼ同じ大きさの控え片と、
前記ハガキ本体に折返予定線を介して連設され前記ハガキ本体とほぼ同じ大きさの隠蔽片本体と、前記隠蔽片本体の前記控え片側の面とは反対側の面に形成され再剥離可能に擬似接着する再剥離粘着材層と、前記再剥離粘着材層を保護する剥離紙とを有し、前記剥離紙を剥がして前記隠蔽片本体を前記ハガキ本体に接着することによって、前記ハガキ本体へ記入した情報及び/又は個人を特定し得る情報の少なくとも一部を隠蔽する隠蔽片と、
前記ハガキ本体及び前記控え片の端部を留めて、前記控え片と前記ハガキ本体及び前記隠蔽片とを冊子状に積層した状態で重ね合わせて綴じ、前記ハガキ本体及び前記控え片から切り離し可能に設けられた綴じ部と、
を備える隠蔽ハガキ。 - 請求項1に記載の隠蔽ハガキにおいて、
前記ハガキ本体の前記控え片側の面とは反対側の面を覆うように配置され、前記綴じ部に綴じられ、前記ハガキ本体とほぼ同じ大きさの紙片を備えること、
を特徴とする隠蔽ハガキ。 - 請求項1に記載の隠蔽ハガキにおいて、
前記ハガキ本体と前記控え片との間に設けられ、ノーカーボン紙、カーボン紙又はカーボンインキのうち1種以上からなる複写構造を備えること
を特徴とする隠蔽ハガキ。
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