JP2008254419A - スクリーン印刷体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被印刷体10の上方に所定のクリアランスCを保持した状態で配設されたスクリーン3と、製版枠4とを備えたスクリーン製版5のスクリーン3上をスキージで摺動して、被印刷体10上に所定の印刷パターンが形成されたスクリーン印刷体を製造する方法である。製版枠4のスキージの摺動方向軸と直行する辺の内寸(LF)に対する、印刷パターンのスキージの摺動方向軸と直行する辺の長さ(LP)の比(LP/LF)が0.45以上であり、クリアランスCL(0.1〜2mm)と、印刷パターンの印刷位置ズレ量との相関関係に基づき、被印刷体10とスクリーン製版5との最適クリアランスを選択及び設定する。
【選択図】図1
Description
(1)0.1〜2mmの範囲内における任意の二点以上の値に前記クリアランスを設定して試し刷りを行い、第一の試行印刷体を得る。
(2)前記第一の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定した前記クリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量プロットして検量線を得る。
(3)0.1〜2mmの範囲内における任意の一点以上の値に前記クリアランスを設定して試し刷りを行い、第二の試行印刷体を得る。
(4)前記第二の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定した前記クリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量をプロットし、次いで、前記検量線をオフセットしてプロットした点を通る仮想検量線を得る。
(5)前記仮想検量線から、前記印刷パターンの印刷位置ズレ量が最も小さくなる前記最適クリアランスを選択及び設定する。
(6)0.1〜2mmの範囲内における任意の二点以上の値に前記クリアランスを設定して試し刷りを行い、第三の試行印刷体を得る。
(7)前記第三の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定した前記クリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量プロットして検量線を得る。
(8)前記検量線から、前記印刷パターンの印刷位置ズレ量が最も小さくなる前記最適クリアランスを選択及び設定する。
(1)0.1〜2mmの範囲内における任意の二点以上の値にクリアランスを設定して試し刷りを行い、第一の試行印刷体を得る(手順(1))。次いで、(2)第一の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定したクリアランスに対して測定した印刷位置ズレ量をプロットして検量線を得る(手順(2))。
(6)0.1〜2mmの範囲内における任意の二点以上の値にクリアランスを設定して試し刷りを行い、第三の試行印刷体を得る(手順(6))。次いで、(7)第三の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定したクリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量をプロットして検量線を得る(手順(7))。手順(6)において設定するクリアランスの点数は2点以上であればよいが、印刷位置ズレ量とのより高い相関性を得るためには、3点以上のクリアランスを設定することが好ましく、4〜5点のクリアランスを設定することが更に好ましい。但し、8点以上のクリアランスを設定とすると、手順が煩雑となるために好ましくない。
図4に示すような、内寸330mm×330mmのスクリーン製版5(ムラカミ社製、形成される印刷パターンのサイズ:200mm×200mm)を使用し、0.3〜1.5mmの範囲内においてクリアランスを0.1mm刻みで設定し、それぞれのクリアランスで試し刷りを行って、13個の第一の試行印刷体を作製した。作製した第一の試行印刷体の印刷位置ズレ量(設計中心からのズレ量)を測定した。測定結果をプロットしたグラフを図5〜7に示す。設定したそれぞれのクリアランス(mm)に対して、測定した印刷位置ズレ量(mm)をプロットし、図8に示す検量線を作成した。なお、図8においては、三次関数(y=−0.0352x3+0.086x2−0.049x+0.0044)で近似した場合の検量線(1)を示している。
異なるロットのスクリーン製版を用いたこと以外は、前述の実施例1の場合と同様の手順により、スクリーン印刷体を製造した。製造したスクリーン印刷体の印刷位置ズレ量を測定した結果をプロットしたグラフを図10〜12に示す。なお、図10〜12中、第二の試行印刷体の印刷位置ズレ量の測定結果をプロットした点を「塗り潰した三角」で示している。
図4に示すような、内寸330mm×330mmのスクリーン製版5(ムラカミ社製、形成される印刷パターンのサイズ:200mm×200mm)を使用し、クリアランスを0.5mmと1.0mmに設定し、それぞれのクリアランスで試し刷りを行って、2つの第三の試行印刷体を作製し、印刷位置ズレ量を測定した。設定したそれぞれのクリアランス(mm)に対して、測定した印刷位置ズレ量(mm)をプロットし、図13に示す検量線(3)を作成した。
異なるロットのスクリーン製版を用いたこと以外は、前述の実施例3の場合と同様の手順により、スクリーン印刷体を製造した。なお、それぞれのスクリーン印刷体を製造するに際して作成した検量線(4)及び(5)、並びに製造したスクリーン印刷体の印刷位置ズレ量を測定した結果をプロットしたグラフを図13に示す。
Claims (6)
- 平板状の被印刷体の上方に所定のクリアランスを保持した状態で平行に配設された、開口部が形成されたマスク材を有するスクリーンと、前記スクリーンが張設された製版枠とを備えたスクリーン製版の前記スクリーン上をスキージで所定方向に摺動して、前記被印刷体上に所定の印刷パターンが形成されたスクリーン印刷体を得るスクリーン印刷体の製造方法であって、
前記製版枠の前記スキージの摺動方向軸と直行する辺の内寸(LF)に対する、前記印刷パターンの前記スキージの摺動方向軸と直行する辺の長さ(LP)の比(LP/LF)が0.45以上であり、
0.1〜2mmの範囲内における前記クリアランスと、前記印刷パターンの印刷位置ズレ量との相関関係に基づき、前記被印刷体と前記スクリーンとの最適クリアランスを選択及び設定するスクリーン印刷体の製造方法。 - 前記最適クリアランスを、下記(1)〜(5)の手順に従って選択及び設定する請求項1に記載のスクリーン印刷体の製造方法。
(1)0.1〜2mmの範囲内における任意の二点以上の値に前記クリアランスを設定して試し刷りを行い、第一の試行印刷体を得る。
(2)前記第一の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定した前記クリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量をプロットして検量線を得る。
(3)0.1〜2mmの範囲内における任意の一点以上の値に前記クリアランスを設定して試し刷りを行い、第二の試行印刷体を得る。
(4)前記第二の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定した前記クリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量をプロットし、次いで、前記検量線をオフセットしてプロットした点を通る仮想検量線を得る。
(5)前記仮想検量線から、前記印刷パターンの印刷位置ズレ量が最も小さくなる前記最適クリアランスを選択及び設定する。 - 前記最適クリアランスを、下記(6)〜(8)の手順に従って選択及び設定する請求項1に記載のスクリーン印刷体の製造方法。
(6)0.1〜2mmの範囲内における任意の二点以上の値に前記クリアランスを設定して試し刷りを行い、第三の試行印刷体を得る。
(7)前記第三の試行印刷体の印刷位置ズレ量を測定するとともに、設定した前記クリアランスに対して測定した前記印刷位置ズレ量をプロットして検量線を得る。
(8)前記検量線から、前記印刷パターンの印刷位置ズレ量が最も小さくなる前記最適クリアランスを選択及び設定する。 - 前記クリアランスが、0.3〜1.5mmである請求項1〜3のいずれか一項に記載のスクリーン印刷体の製造方法。
- 前記被印刷体が、焼成されたセラミックス基板又はセラミックスグリーンシートである請求項1〜4のいずれか一項に記載のスクリーン印刷体の製造方法。
- 前記被印刷体が、前記セラミックスグリーンシートであり、
前記スクリーン印刷体が、その複数が積層されて得られる積層基板の構成要素である請求項5に記載のスクリーン印刷体の製造方法。
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