JP2008253253A - 無菌魚肉の製造方法及びその保存方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】即殺するか又は氷〆めにした魚体から滅菌した用具を使用して、魚肉が鰭、鰓、外皮表面、内臓内容物のどれにも接触しないようにすると共に内臓を破裂させないで魚肉を取り出し、取り出した魚肉の表面全周を滅菌した後、滅菌した容器に無菌的に収納して密封するか、又は、取り出した魚肉を真空包装してその包装体を沸騰水に短時間浸漬する無菌魚肉の製造方法。得られた無菌魚肉を密封したまま24〜30℃で3〜7日間保存して魚肉を熟成させる無菌魚肉の保存方法。
【選択図】 なし
Description
<魚体から無菌魚肉を取り出せる確率>
即殺したトラフグの魚体を次亜塩素酸とエタノールで表面を殺菌した後、実施例1と同じ無菌的な方法で魚肉を取り出し、取り出した魚肉を1gずつ10mLの標準液体培地3本及び人工海水に0.5%濃度でペプトン類を溶かしたPPES−II液体培地3本に接種した。また希釈液を作るための試料原液として50mL液体培地に5gの魚肉を入れ、これを試験管ミキサーで攪拌した後、攪拌液の1mL及び0.1mLをそれぞれの培地10mLに3本ずつ接種した。標準液体培地の培養液は35℃で2日間、PPES−II液体培地の培養液は20℃で10日培間養した。培養後液体培地から一白金耳を取り、それぞれの寒天平板培地に接種し、35℃及び20℃で培養した。平板培地上にコロニーが観察された場合に魚肉が汚染されていると判定した。また、汚染されていた場合の細菌数をMPN法により計算した。その結果、11回無菌的に取り出しを行なって3回失敗した。すなわち、11回中の3回は汚染が生じたことになる。また、汚染が起きたときの細菌数は魚肉1g当たり6〜17細胞であった。
(2)魚肉を火炎で短時間炙る方法
(3)魚肉をアルコール液に短時間浸漬した後、魚肉に付着したアルコールを燃焼し 尽くす方法
(4)魚肉を有機酸液に短時間浸漬する方法
(5)魚肉を次亜塩素酸液に短時間浸漬する方法
さらに、同じく請求項3に記載する発明は、上記第1と第2の課題を解決するための発明であって、即殺するか又は氷〆めにした魚体から滅菌した用具を使用して、魚肉が鰭、鰓、外皮表面、内臓内容物のどれにも接触しないようにすると共に内臓を破裂させないで魚肉を取り出し、取り出した魚肉を真空包装して、その包装体を沸騰水に短時間浸漬することを特徴とする無菌魚肉の製造方法である。
(1)生きたトラフグをオートクレーブで滅菌したタオルの上に載せ、エタノールで滅菌した包丁で尾鰭と背鰭と胸鰭を切り離し、背中を上にして首の部分から脊椎の下まで縦に切り込みを入れて延髄を切断した後、滅菌した手袋を嵌めた右手で頭部を掴み、同左手で胴部を持って魚体の切断面を押し出すように折り曲げた。そうすると、切断面に魚肉が露呈するので、これを新たな滅菌した手袋を嵌めた右手で掴み、同左手で尾部を握って尾の方向に剥ぐように引っ張った。すると、外皮が筒状のまま頭部と内臓を伴った状態で捲くれるようにして剥がれ、内面を表にして捲くれた外皮と尾部で繋がった骨付きのフグ肉が露出した。そこで、フグ肉と外皮を反対方向に引っ張るとフグ肉が切り離された。こうして、内臓を破裂させずにかつ外皮表面がフグ肉に触れないようにして骨付きのフグ肉を取り出した。フグ肉を取り出した後には、内臓と外皮と腹側の皮で繋がった頭部と胴部が残った。
(2)骨付きのフグ肉に付着した血は直ちに滅菌水で洗浄し、滅菌したタオルで拭った。(3)洗浄後の骨付きのフグ肉を滅菌したタオルの上に載せ、滅菌した包丁で直ちに三枚に下ろし、フグのフィレーを作った。
(4)このフィレーをエタノール液に浸漬し、その容器ごとクリーンベンチへ運んだ。
(5)エタノール液に浸漬してから5分経過した後、滅菌した鉗子でフィレーを掴み、クリーンベンチ内で無菌の空気をフィレーの表面に吹きつけながら、表面に付着したエタノールに着火してアルコール分を燃焼し尽くした。
(6)次いで、クリーンベンチ内で無菌の空気を吹きつけながら、フィレーを市販の滅菌したビニール袋に入れ、口部をヒートシーラーでシールした。
(7)このフィレーの包装体をシールしたまま25℃の恒温槽に入れて7日間保存した後開封し、それぞれのフィレーの一般生細菌数、大腸菌群数、腸炎ビブリオ数を食品衛生法に定める公定法に基づいて調べた。その結果を表1に示す。なお、表1には、比較例1〜4として、実施例1の方法と一部相違する方法で処理したフィレーの検査結果についても記載してある。
(8)表1から、25℃で7日間保存する場合、保存後も無菌状態のフグ肉を得るには、実施例1の方法(滅菌した包丁で魚体の脊椎骨を切断し、滅菌した包丁で内臓と外皮を除去すると共に魚体をエタノール液に浸漬し、その後、付着したエタノールを燃焼し尽くす方法)が有効であることが確認された。また、無菌的に取り出した魚肉であっても、その魚肉の表面全周を滅菌処理しないときは細菌汚染のリスクが高くなることが確認された。
トラフグを原料とし、実施例1と同じ無菌的な方法で魚体から魚肉を取り出し、実施例1と同じ無菌的な方法で三枚に下ろした5片のフィレーを以下の(1)〜(5)の方法によってそれぞれの表面全周を滅菌した後、クリーンベンチ内で無菌の空気を吹きつけながら市販の滅菌したビニール袋に実施例1と同じ方法で無菌的に収納し、口部をヒートシーラーでシールした。この5通りのフグ肉の包装体をシールしたまま25℃の恒温槽に入れて7日間保存した後、開封してそれぞれの包装体からフグ肉を2gずつ採取し、その一般細菌数とビニール袋内のドリップの一般細菌数を食品衛生法に定める公定法に基づいて調べると共に、フグ肉とドリップのpHを電極法で調べた。その結果を表2に示す。
(1)フィレーをガスバーナーの火炎中に入れ、回転させながら75秒間炙った後、滅菌したタオルに挟んで余熱を除去した。
(2)フィレーを沸騰水に20秒間浸漬した後、取り出して滅菌したタオルに挟んで余熱を除去した。
(3)フィレーを濃度5%の酢酸液に60秒間浸漬した後、取り出して滅菌したタオルで水分を拭った。
(4)フィレーをエタノール液に5分間浸漬した後、取り出して着火し、表面に付着したエタノールを燃焼し尽くした。
(5)フィレーを次亜塩素酸濃度20ppmの滅菌水に4分間浸漬した後、取り出して滅菌したタオルで水分を拭った。
(1)生きたトラフグを次亜塩素酸濃度100ppmの海水中で15分間泳がせた後、海水から取り出してその表面をエタノールで拭って殺菌し、滅菌したタオルで表面の滑りを拭き取った。この殺菌済みの生きたトラフグを滅菌したタオルの上に載せ、実施例1と同じ無菌的な方法で捌いてフグのフィレーを作った。得られたフグのフィレーを、市販の滅菌済みビニール袋に実施例1と同じ無菌的な方法で収納して、口部をヒートシーラーでシールして実施例1と同じように保存した後、実施例1と同じ内容の細菌検査を行なった。細菌検査の結果は、表3に比較例5として表示してある。なお、この試作は2回ずつ行なったので、表3には、1回目の試作品をA、2回目の試作品をBで示してある(表3の実施例3と比較例6についても同様である)。
(2)表3に示すように、比較例5の方法では、生きたフグの表面全周を次亜塩素酸とエタノールで殺菌すると共に滅菌した包丁で脊椎骨を切断し、かつ、滅菌した包丁を使用して外皮と内臓を一気に除去したので、一応、無菌フグ肉を作ることができた筈であるが、取り出した魚肉の表面全周を滅菌しなかった。そのため、試作品Bでは無菌化に成功したものの、試作品Aではドリップに細菌が検出され、無菌のフグ肉を安定して製造できなかった。そこで、取り出した魚肉の表面全周を次亜塩素酸で滅菌する方法を導入してみた。
(1)即殺したトラフグの魚体から実施例1と同じ方法で無菌的に取り出したフグのフィレー(表面全周滅菌処理をしてないもの)の複数個をそれぞれ市販のポリエチレン袋に入れて真空包装した後、この包装体を沸騰水中に60秒間浸漬した。
(2)この包装体を25℃で2日間保存した後、開封して魚肉25gを採取し、食品衛生法に定める標準液体培地に接種して35℃で2日間保存した。保存後、1白金耳の液を無菌的に取って標準寒天培地に塗布し、35℃で2日間培養した。その結果を表4に示す。なお、表4の数値は8個のフィレーについての平均値である。表4に示すとおり、いずれの魚肉からも細菌は全く検出されなかった。よって、この製造方法(真空包装後加熱法)によっても無菌魚肉が製造できることが確認された。
トラフグを原料とし、実施例1と同じ無菌的な方法で取り出し、実施例1と同じ無菌的な方法で三枚に下ろしたフィレーを、実施例2に示した(1)〜(5)の方法で、ただし処理時間を変化させて滅菌し、実施例1と同じ方法で市販の滅菌したビニール袋に無菌的に収納し、口部をヒートシーラーでシールした。また、実施例4と同じ方法で無菌魚肉の包装体を作り、その包装体を浸漬時間を変化させて沸騰水に浸漬した。これらの包装体を25℃で2日間保存した後、各包装体から魚肉を1gずつ取り出し、標準液体培地10mL3本に接種し、35℃で2日間培養した。培養後、1白金耳を取り、標準寒天平板培地に塗布して35℃で2日間培養し、コロニーの出現の有無を観察して魚肉が滅菌されているかどうかを調べた。なお、全ての試験は繰り返して4回行なって確認した。
(1)魚肉を沸騰水に浸漬する方法の場合は、20〜30秒間の浸漬で有効な滅菌がなされること、また、あまり長く浸漬すると魚肉の表面が白濁すること、
(2)魚肉を火炎で炙る方法の場合は、炙る時間が75秒未満では滅菌効果が乏しく、75〜90秒程度の炙りで有効な滅菌がなされること、
(3)魚肉をアルコール液に浸漬した後、付着したアルコール分を燃焼し尽くす方法の場合は、浸漬時間が1分未満では滅菌効果が乏しく、1〜5分間の浸漬で有効な滅菌がなされること、
(4)魚肉を有機酸液に浸漬する方法の場合は、5%酢酸液では3〜60秒間の浸漬で有効な滅菌がなされること、また乳酸液やクエン酸液を用いても同じ効果が得られること、(5)魚肉を次亜塩素酸液に浸漬する方法の場合は、20ppm溶液では浸漬時間が3分間以下では滅菌効果が乏しく、4〜6分間の浸漬で有効な滅菌がなされること、
(6)魚肉を真空包装した後で沸騰水に浸漬する方法の場合は、浸漬時間が10秒以下では滅菌効果が乏しく、30〜60秒間の浸漬で有効な滅菌がなされること、また、あまり長く浸漬すると魚肉の表面が白濁すること
即殺したトラフグの魚体から実施例1と同じ方法で取り出したフィレー(表面全周滅菌処理をしてないもの)を、実施例4と同じ方法で真空包装した後沸騰水に60秒間浸漬して無菌魚肉の包装体を複数個作った。これらの包装体を10℃と25℃に分けて保存し、3日後に開封してそれぞれのフグ肉の一般細菌の有無を実施例4と同じ方法と嫌気ジャーを用いる方法の両方によって調べた。また、熟練したパネラー10名によって官能検査を実施した。これらの試験結果を表5、表6及び表7に示す。
即殺したトラフグの魚体から実施例6と同じ方法(真空包装後加熱法)で無菌フグ肉の包装体を複数個作った。これらの包装体を4℃で保存し、適時開封してそれぞれのフグ肉の一般細菌の有無を実施例6と同じ方法で調べた。また、魚肉から遊離アミノ酸や核酸を抽出し、高速液体クロマトグラフィーで調べた。一般細菌については、嫌気ジャーを用いて嫌気性細菌についても調べた。また、熟練した10名のパネラーによって官能検査を行なった。これらの試験結果を表8、表9及び表10に示す。
(1)延髄刺殺した体重約2.5kgのブリをエアガンで神経破壊した後、魚体表面を食塩で5分間塩揉みして滑りを取り除き、滅菌した金タワシで鱗を除去した後、エタノール液に3分間浸漬した。浸漬の間も滅菌した金タワシで魚体表面、口蓋、鰓の内側を擦り、エタノールが外皮内部や口蓋、鰓内部にも浸透するようにした。
(2)このブリを、滅菌したビニール手袋を嵌めた手でエタノール液から取り出し、滅菌したタオルの上に載せて、別の滅菌済みのタオルで表面のエタノールを拭った。
(3)次いで、滅菌したまな板の上に背側を手前に向けて載せ、滅菌した包丁で胸鰭から頭部背筋にかけての横断線に沿って脊椎骨の上まで縦に切れ目を入れた。さらに、滅菌した包丁で側線に沿って先の横断面から尾部に向かって、縦に脊椎骨まで切れ目を入れた。(4)次に、背筋に沿って滅菌した包丁で背骨・肋骨の上をなぞるようにして脊椎まで切り、皮付きの背肉を取り出した。この皮付きの魚肉から滅菌した包丁を用いて外皮を除去し、ブリのフィレーを作った。
(5)得られたフィレーの血を滅菌したタオルで拭い、エタノール液に浸漬した。このフィレーを市販のポリエチレン袋に入れて真空包装した後、この包装体を沸騰水に60秒間浸漬した。
(6)得られた包装体を4℃で12日間保存し、適時に開封して核酸とドリップの変化を調べた。また、一般細菌による汚染の状況を調べた。その結果を表11と表12に示す。
(1)スラッシュアイス(氷の量対海水の量=2:1)に4時間漬けて氷〆めにした体重約3.0kgのブリの活魚を用い、実施例8と同じ方法で塩揉みし、鱗を除去した後、実施例8と同じ方法でエタノール液に浸漬して殺菌を済ませた。このブリの魚体を滅菌した包丁を用いて、内臓を切らないように注意しながら、腹鰭の中央から肛門の後ろまで腹に切れ目を入れた。
(2)次に、滅菌した包丁で頭部背筋から胸鰭の後ろを通って腹鰭まで内臓を切らないようにして切れ目を入れる操作を両面について行なった。このとき、頭部は脊椎骨から切断されているが、頭部と内臓は食道を介して繋がっており、内臓は肛門で胴体と繋がっている状態である。
(3)次に、滅菌した手袋を嵌めた手で頭部を持ち、尾部を包丁で押さえて、頭部を内臓ごと一気に尾部に向かって引いて、引きちぎった。ちぎれた肛門部分は滅菌した包丁で抉るようにして除去した後、腹腔内及び魚体表面を20ppmの次亜塩素酸液で2.5分間洗浄した。
(4)得られたブリ肉を濃度5%の酢酸液に40秒間浸漬して表面全周を滅菌した後、滅菌したタオルの上に載せ、別の滅菌済みのタオルを用いて付着した酢酸液を拭った。
(5)この滅菌済みのブリのフィレーを滅菌した市販のビニール袋に実施例1と同じ方法で無菌的に収納して口部をヒートシーラーでシールし、これを実施例1と同じ条件で同じ期間(25℃で7日間)保存した後、実施例6と同じ内容の細菌検査を行なった。その結果、好気・嫌気いずれの場合にも細菌は検出されなかった。
(6)本実施例の方法(表面全周滅菌法)によれば、ブリについても無菌魚肉を安定して製造できることが確認された。
(1)即殺してから直ちに急速凍結処理をしたカツオの魚体を、外部との通路を除菌フィルターで遮断したクリーンルーム内に置いて一晩空気解凍し、実施例9と同じ方法(表面全周滅菌法)で無菌魚肉の包装体を作った。この包装体を実施例6と同じ条件で同じ期間(4℃で7日間及び25℃で7日間)保存した後、実施例6と同じ内容の細菌検査を行なった。その結果は表13に示すとおりである。
(2)細菌検査の結果、無菌的に取り出して保存したカツオ肉からは、好気・嫌気いずれの場合にも細菌は検出されなかった。
Claims (4)
- 即殺するか又は氷〆めにした魚体から滅菌した用具を使用して、魚肉が鰭、鰓、外皮表面、内臓内容物のどれにも接触しないようにすると共に内臓を破裂させないで魚肉を取り出し、取り出した魚肉の表面全周を滅菌した後、滅菌した容器に無菌的に収納して密封することを特徴とする無菌魚肉の製造方法。
- 請求項1に記載の製造方法において、取り出した魚肉の表面全周を滅菌する手段として以下の(1)〜(5)のいずれかの方法又は以下の(1)〜(5)のいずれかの方法を適宜組み合わせた方法を採る無菌魚肉の製造方法。
(1)魚肉を沸騰水に短時間浸漬する方法
(2)魚肉を火炎で短時間炙る方法
(3)魚肉をアルコール液に短時間浸漬した後、魚肉に付着したアルコールを燃焼し 尽くす方法
(4)魚肉を有機酸液に短時間浸漬する方法
(5)魚肉を次亜塩素酸液に短時間浸漬する方法 - 即殺するか又は氷〆めにした魚体から滅菌した用具を使用して、魚肉が鰭、鰓、外皮表面、内臓内容物のどれにも接触しないようにすると共に内臓を破裂させないで魚肉を取り出し、取り出した魚肉を真空包装して、その包装体を沸騰水に短時間浸漬することを特徴とする無菌魚肉の製造方法。
- 請求項1から3のいずれかに記載の製造方法で得られた無菌魚肉を密封したまま24〜30℃で3〜7日間保存して魚肉を熟成させることを特徴とする無菌魚肉の保存方法。
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