JP7241112B2 - 包装された魚介製品およびその製造方法 - Google Patents
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Description
前者の手間については、調理済みの魚介食品を包装体に収容した、包装された魚介製品を販売することにより、魚の消費量を増加させることができる。このような魚介製品は、扱いの容易さから、長期間にわたり常温保管が可能であることが望ましい。
常温で保管可能な魚介製品として、本出願人らは、調理済の非成形魚介食品を真空包装体中に収納してなる製品であって、魚介食品の硬さが、6×105N/m2以下でかつ2×104N/m2以上であり、魚介食品はレトルト臭を有さず、かつ、加熱殺菌処理されたものであり、非成形魚介食品は、真空包装体中で、25±2℃にて90日間保管後において、食品衛生検査指針微生物編(改定第2版 2018年)に記載の方法に準拠して検査した際、標準寒天培地を用いて検査した一般生菌数が300CFU/g未満、XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌群が陰性、XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌が陰性、かつ卵黄加マンニット食塩寒天培地を用いて検査した黄色ブドウ球菌が陰性となる無菌性条件を満たすものである包装された調理済魚介製品等を開発した(特許文献1)。
特許文献1の魚介製品によれば、包装体内の魚介食品は上記無菌性条件を満たすため、魚介製品の腐敗が生じ難い。
(1) 魚介食品が真空包装体中に収納され常温で保管される包装された魚介製品であって、
前記真空包装体の包装体は、23℃、相対湿度90%における酸素透過率が0.9cc/m2/day以下且つ40℃、相対湿度90%における水蒸気透過率が1.0g/m2/day以下であり、
前記魚介食品は、前記真空包装体中で、30±2℃にて90日間保管後において、食品衛生検査指針微生物編(改定第2版 2018年)に記載の方法に準拠して検査した際、
標準寒天培地を用いて検査した一般生菌数が300CFU/g未満、
XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌群が陰性、
XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌が陰性、かつ
卵黄加マンニット食塩寒天培地を用いて検査した黄色ブドウ球菌が陰性となる
無菌性条件を満たすものである包装された魚介製品。
本発明に係る製品(「包装された魚介製品」とも記載する)は、魚介食品が真空包装体中に収納され常温で保管される包装された魚介製品であって、真空包装体の包装体は、23℃、相対湿度90%における酸素透過率が0.9cc/m2/day以下且つ40℃、相対湿度90%における水蒸気透過率が1.0g/m2/day以下であり、魚介食品は、真空包装体中で、30±2℃にて90日間保管後において、食品衛生検査指針微生物編(改定第2版 2018年)に記載の方法に準拠して検査した際、標準寒天培地を用いて検査した一般生菌数が300CFU/g未満、XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌群が陰性、XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌が陰性、かつ卵黄加マンニット食塩寒天培地を用いて検査した黄色ブドウ球菌が陰性となる無菌性条件を満たすものである
なお、本明細書において、「魚介食品に由来する臭い」は、腐敗していない魚介食品が有する魚介食品本来の臭いであり、魚介食品の腐敗により生じる臭いは含まれない。腐敗していない魚介食品が有する魚介食品本来の臭いは、例えば魚油の臭いである。
包装された魚介製品の臭いに関して、従来、魚介食品の腐敗により生じる臭いを抑制する検討はなされてきた。しかしながら、腐敗臭とは質的・量的に異なる臭いである、魚介食品本来の臭いについては、検討されていなかった。
本発明者らは、腐敗により生じる臭いを抑制することにより、魚介食品本来の臭いも消費者等の購入意欲に影響を与え得ることを知見し、これをも抑制するものである。
なお、本明細書において、「消費される」とは「食される」ことである。
製造から90日間以上365日間以下の期限までに消費される包装された魚介製品とは、例えば、消費期限が、製造から90日間以上365日間以下の製品である。当該消費期限は、製造から120日間以上や、製造から240日間以上でもよい。
当該製造からある程度経過した後に消費される包装された魚介製品としては、例えば、非常時に備える保存食等、製造から消費されるまでにある程度の期間があることが予想される製品である。
本発明に係る包装された魚介製品においては、魚介食品の外部が真空包装体により包装されている。ここで、本明細書において「真空包装」とは、食品包装の分野において、一般的に用いられるような内部減圧度をもって包装することを意味し、絶対真空の状態に限られるものではない。具体的には、例えば、包装体内部が、大気圧よりも減圧された状態、特に限定されるものではないが、例えば、内部圧力が2×102Pa以下、より好ましくは101Pa以下に減圧された状態とすることができる。
標準寒天培地を用いて検査した一般生菌数が300CFU/g未満、
XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌群が陰性、
XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌が陰性、かつ
卵黄加マンニット食塩寒天培地を用いて検査した黄色ブドウ球菌が陰性となる
無菌性条件を満たすことができることを特徴とするものであって、
さらに好ましくは、120日間保管後、より好ましくは240日間保管後、あるいはそれ以上の期間(例えば365日間)の保管後においても、上記の無菌性条件を満たすことができるものである。
なお、本発明に係る包装された魚介製品は、後述するように、その製造工程において製造された直後に、出荷まで冷凍保管される場合があるが、ここで規定される30±2℃にて90日間保管後、120日間保管後、240日間保管後等といった日数は、このような出荷までの冷凍保管の期間は含むものではなく、冷凍保管されていた製品に関しては、真空包装体中で解凍後、30±2℃にて保管した時点からの日数である。同様に、前述の90日間以上365日間以下の期限までに消費、製造から90日目又は90日以上経過後に消費等といった日数は、このような出荷までの冷凍保管の期間は含むものではなく、冷凍保管されていた製品に関しては、真空包装体中で解凍後、常温で保管した時点からの日数である。
本発明において、包装体に収納される魚介食品の形態は、特に限定されず、味付け調理済み、練り、及び未調理のいずれでもよい。
(魚介食品が味付け調理済みの魚介食品である、包装された魚介製品)
まず、魚介食品が味付け調理済みの魚介食品である包装された魚介製品(以下「包装された調理済魚介製品」とも記載する)について、説明する。
包装体に収納される味付け済みの魚介食品を製造するための、処理対象となる原料としての魚介材料(魚介ないし魚介肉)としては、一般的に加熱調理して食される魚介材料であれば特に限定されず、種々のものを用いることができる。また、魚介材料(被加工原料)の形状も、特に制限されず、魚介の種類および調理方法等に応じて、魚体全体そのまま(ラウンド)、適宜加工処理された魚体全体(セミドレス、ドレス、パンドレス等)、魚体から得た切り身やブロック(フィレー、チャンク等)、さらに、必要に応じて、皮、卵巣、白子等の部分を有していてもよい。
魚介材料の調理形態としても、加熱調理するものであれば、各種の調理形態やレシピを用いることができる。基本的な調理法として、例えば、焼く、煮る、油調(揚げる)、蒸す、といったいずれの調理の形態としてもよい。具体的には、例えば、塩焼き、照り焼き、煮付け、味噌煮、生姜煮、ケチャップ煮、和風蒸し、西京漬け、粕漬け、糀漬け、素揚げ等が例示できるが、もちろん、これらに何ら限定されるものではない。また、調理に際しては、各種調味料、香辛料はもちろんのこと、調理のレシピに応じて、各種野菜、特に薬味野菜、その他、チーズや食用ペースト、餡等の副材を製品中に併せて含有することが可能である。
魚介食品においては、食塩以外のその他の調味料が添加され得る。調味料は、加熱調理中に魚介材料の内部に浸透することにより魚介肉のもつ本来的な旨みを引き出して味を良くするとともに、魚介材料を軟化させる役割を有するものである。例えば煮付け用の調味料は、果糖ぶどう糖液糖、醤油、水飴、酒、澱粉、香辛料、食塩、魚介エキス、水およびその他の微量添加成分を含むことができる。また、照焼き用の調味料としては、例えば、醤油、砂糖、米発酵調味料、澱粉、魚介エキス、食塩、水およびその他の微量添加成分を含み得る。また塩焼き用の調味料は、食塩の他、必要に応じて、上記照焼き用の調味料と同様な成分を配合比を代えて含み得ることができる。
次にこのような包装された調理済魚介製品の製造方法について、具体的な態様に基づき詳細に説明する。
包装体の外側の洗浄方法は、特に次亜塩素酸水に浸漬した後、水で洗い流す方法が挙げられる。次亜塩素酸水は、例えば厚生労働省の答申案の成分規格案に従う。次亜塩素酸水は、塩酸又は塩化ナトリウム水溶液を電解することにより得られる、次亜塩素酸を主成分とする水溶液であり、例えば有効塩素10~80mg/kgを含む。
さばの味噌煮の形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明すると、まず外部より、魚介材料である冷凍品であるさばの切り身を、原料受入れ工程で受け入れ、品名、規格、賞味期限、産地等に問題がないか点検を行う。なお、原料としては、冷凍品でなく、鮮魚の切り身を用いることももちろん可能であるが、原料供給路ないし工場設備等における季節変動や温度変化といった因子の影響を受けることなく、均一でかつ安定した製品品質を保つ上では、冷凍品を用いる方がその管理が容易である。原料自体に起因する製品不良の発生を防止する上から、搬入される原料が品温-18℃以下で、また包装の箱破れ等が無いかを検査する。
また、さばの煮付けの形態として包装された調理済魚介製品も、上記のさばの味噌煮を製造する場合とほぼ同様の手順によって製造可能である。すなわち、タレ入れ工程において、上述した味噌タレに変えて生姜醤油タレを用いる以外は、基本的に、上記と同じ手順を行うものである。
いわしの生姜煮の形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。ここで上述の各工程は、いわしの生姜煮等において共通するものであるため、以下の説明において、その説明を簡略化する場合もあることを理解していただきたい。まず外部より、魚介材料である冷凍品であるいわしドレスを、原料受入れ工程で受け入れ、検品工程、原料開封工程を経たのち、並べ工程において、原料を凍ったまま、例えばステンレストレー等の上に配置する。そして加熱・加圧工程において、凍結したままのいわしドレスを、120℃、0.12MPaで20分の加熱加圧処理を、例えばレトルト釜において行う。これにより、いわしドレスはその骨部までが柔らかい状態となり、ドリップも除去される。加熱加圧処理が終わったら取り出し工程において、レトルト釜より加熱加圧処理したいわしドレスを取り出し、ただちに凍結工程で、いわしドレスを凍結庫に入れ、30分以内に20℃以下の温度へと急冷し、さらに凍結させる。このように急速に冷却を行うことで、加熱加圧処理したいわしドレスの保形性を高めまた環境下で付着する菌体の増殖を抑制する。
にしんの土佐煮の形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。ここで、上述の各工程は、にしんの土佐煮等において共通するものであるため、以下の説明において、その説明を簡略化する場合もあることを理解していただきたい。まず外部より、魚介材料である冷凍品であるにしんフィレーを、原料受入れ工程で受け入れ、検品工程、原料開封工程を経たのち、切り身加工工程においてフィレーを凍ったまま半分にカットする。カットした切り身を凍ったまま、漬込み工程で漬込み液に投入し、味付けおよび軟化工程で、15℃以下にて15~22時間程度、代表的には1晩程度漬込み、切り身を漬込み液内で解凍するとともに、味付けおよび軟化させてから、取り出し工程で液から取り出し液を落す。
さけの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。ここで、上述の各工程は、さけの塩焼き等において共通するものであるため、以下の説明において、その説明を簡略化する場合もあることを理解していただきたい。まず外部より、魚介材料である冷凍品であるさけの切り身を、原料受入れ工程で受け入れ、検品工程にかける。一方、これと並行して、漬込み液調製工程において、食塩濃度3~6容積%、代表的には食塩濃度5容積%の漬込み液を、水に食塩を加えて調製する。原料開封工程を経たのち、凍結したままのさけの切り身を、上述したように別途調製しておいた漬込み液に投入し、味付けおよび軟化工程で、15℃以下にて15~22時間程、代表的には1晩程度漬込み、切り身を漬込み液内で解凍するとともに、味付けおよび軟化させる。塩焼きの形態に関しては、煮物の形態の場合とは異なり、包装容器体に調味液を入れて加熱殺菌の際の加熱により調味液の塩分が魚介肉に浸透し軟化するということがもたらせないため、このように予め所定の塩分濃度の漬込み液に浸漬し、魚介肉に塩分を付与しておくことが望ましい。次いで、鉄板並べ工程で、漬込み液より取り出した切り身を鉄板上に配置し、焼き加熱工程で、切り身を、その中心温度75℃以上90℃未満、より好ましくはその中心温度75℃以上85℃未満の温度でオーブンにて焼き加熱し、表面に焼き色を付ける。焼き加熱後、取り出し工程でオーブンより取り出した切り身を異物混入防止のための専用容器に入れ、ただちに冷却工程で、さけ切り身を冷蔵庫に入れ、30分以内に20℃以下の温度へと急冷する。このように急速に冷却を行うことで、さけの切り身に環境下で付着する菌体の増殖を抑制する。なお、さけの切り身は焼き身であるのでこの段階では、上記したような煮物用に加圧下で加熱したものと比べて、比較的形状性は良好であるので、保形性のために、冷凍まで行う必要はなく冷蔵まででも十分である。
さばの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。さばの塩焼きの場合であっても、上記したさけの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合と、原料がさけの切り身の冷凍品から、さばの切り身の冷凍品に変わるのみで、それ以外は基本的に同一の工程を経て、さばの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造することができる。
しまほっけの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。しまほっけの塩焼きの場合についても同様に、上記したさけの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合と、原料がさけの切り身の冷凍品から、しまほっけの切り身の冷凍品に変わるのみで、それ以外は基本的に同一の工程を経て、しまほっけのの塩焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造することができる。
ぶりの照焼きの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。ここで、上述の各工程は、ぶりの照焼き等において共通するものであるため、以下の説明において、その説明を簡略化する場合もあることを理解していただきたい。まず外部より、魚介材料である冷凍品であるぶりの3枚卸しフィレーを、原料受入れ工程で受け入れ、検品工程にかける。次いで、切り身加工工程において所定質量の切り身へとカットする。次いで、このような切り身の漬込み液として予め調製しておいた、醤油ダレの漬込み液に、ぶりの切り身を投入し、味付けおよび軟化工程で、15℃以下にて15~22時間程、代表的には1晩程度漬込み、味付けおよび軟化させる。照焼きの形態に関しては、包装体に魚介原料とともに調味液を入れるが、その量は煮物の形態のものと比較して少量であり、加熱殺菌の際の加熱により調味液の塩分が魚介肉全体に浸透し軟化するということが十分にはもたらせないため、上記したような塩焼きの形態の場合と同様に、予め所定の塩分濃度の漬込み液に浸漬し、魚介肉に塩分を付与しておくことが望ましい。次いで、焼き網並べ工程で、漬込み液より取り出した切り身を網上に配置し、焼き加熱工程で、切り身を、その中心温度75℃以上90℃未満、より好ましくはその中心温度75℃以上85℃未満の温度でガスロースターにて焼き加熱し、表面に焼き色を付ける。焼き加熱後、ただちに冷却工程で、ぶり切り身を冷蔵庫に入れ、30分以内に20℃以下の温度へと急冷しする。このように急速に冷却を行うことで、ぶりの切り身に環境下で付着する菌体の増殖を抑制する。なお、ぶりの切り身は焼き身であるのでこの段階では、上記したような煮物用に加圧下で加熱したものと比べて、比較的形状性は良好であるので、保形性のために、冷凍まで行う必要はなく冷蔵まででも十分である。
かれいのあんかけの形態として包装された調理済魚介製品を製造する場合について説明する。ここで、上述の各工程は、かれいのあんかけ等において共通するものであるため、以下の説明において、その説明を簡略化する場合もあることを理解していただきたい。まず外部より、魚介材料である冷凍品であるかれいの骨無し切り身を、原料受入れ工程で受け入れ、検品工程にかける。一方、これと並行して、漬込み液調製工程において、このような切り身の漬込み液として、食塩濃度1~3容積%、代表的には食塩濃度2容積%の漬込み液を、水に食塩を加えて調製する。原料開封工程を経たのち、凍結したままのかれいの切り身を、15℃以下にて1時間程漬込み、味付けさせる。所定時間経過後、漬込み液より取り出し十分に水切りした後、打ち粉、バッター付け工程において、切り身に小麦粉、指定配合のバッター液を付着量が過多ならないように分量に注意しながら付け、バッター液を付け終わった切り身をフライヤーに投入し、油調工程で、切り身を、その中心温度75℃以上90℃未満、より好ましくはその中心温度75℃以上85℃未満の温度でフライヤーにて揚げ加熱する。揚げ加熱後、取り出し工程でフライヤーより取り出した切り身を異物混入防止のための専用容器に入れ、ただちに冷却工程で、かれいの切り身を冷蔵庫に入れ、30分以内に20℃以下の温度へと急冷しする。このように急速に冷却を行うことで、かれいの切り身に環境下で付着する菌体の増殖を抑制する。なお、かれいの切り身は揚げ身であるのでこの段階では、上記したような煮物用に加圧下で加熱したものと比べて、比較的形状性は良好であるので、保形性のために、冷凍まで行う必要はなく冷蔵まででも十分である。
次に、魚介食品が練り魚介食品である場合について説明する。
練り魚介食品(以下「魚肉練り食品」とも記載する)の原料としては、特に限定されるものではないが、例えば、グチ、オキギス、エソ、ハモ、タチウオ、トビウオ、イトヨリダイ、キントキダイなどの暖水性,熱帯性魚;スケソウダラ、底ダラ類、ホッケ、キチジ、ワラズカ、サケなどの冷水性魚;パシフィクホワイティング、ホキ、ミナミダラなどのメルルーサ(タラ目メルルーサ科の海水魚);マグロ、カジキ、サメ類などの遠洋大型原魚、イワシ類、サバ、アジなどの赤身魚;イカ、タコなどの頭足類;エビ、カニ、オキアミなどの甲殻類;さらにこれらの卵などを、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。なお、以下においては、その記載を簡略化するために、単に「魚」、「魚肉」と表記するが、これは魚類のみならず、上記したような頭足類、甲殻類などの魚類以外の水産物ないし水産物の身を含めたものを意味するものであることを留意されたい。
例えば、玉ねぎ、ねぎ、ゴボウ、ニンジン、しょうが、壬生菜等の野菜や、イカ、タコ、エビ、カニ等の切り身やじゃこなどの小魚、ウズラの卵、豆腐、チーズその他の加工食品等を適量加えることが可能である。
魚肉練り食品には、種々の調味料が添加され得る。例えば、砂糖、醤油、酒、みりん、香辛料、食塩、ごま油、水およびその他の微量添加成分が含まれてよい。
魚肉練り食品の形態は、特に限定されず、従来知られる各種のいずれであってもよい。具体的には、例えば、蒲鉾(板付き蒲鉾、カニカマ、すじかまぼこ、簀巻き等を含む。)、はんぺん、魚肉ソーセージなどの蒸し物;ちくわ、笹かまぼこ、伊達巻などの焼き物;はんぺん、つみれ、鳴門巻きなどの茹で物;および、揚げ蒲鉾(さつまあげ、テンプラ、つけあげ、えび天、じゃこ天、がんす等を含む。)などの揚げ物などが挙げられる。揚げ蒲鉾としては、上記した名称のほか、前記副原料を各種の態様で加えた種々名称が付された態様のものが含まれる。
調理方法
魚肉練り食品またはその原料の形態として、各種の形態を用いることができる。基本的な調理法は、例えば、焼く、煮る、油調(揚げる)、蒸す、といったいずれの調理形態であってもよい。また、調理に際しては、各種調味料、香辛料はもちろん、上記したような各種野菜、特に薬味野菜、海産物、その他の副原料を製品中に含有させてもよい。
次にこのような魚肉練り食品(練り魚介食品)を用いた包装された魚介製品(包装された魚肉練り製品)の製造方法について、具体的な態様に基づき詳細に説明する。
包装体の外側の洗浄方法は、上記で述べた方法と同様である。
次に、魚介食品が未調理魚介食品である場合について説明する。
未調理の魚介食品は特に限定されず、例えば、上記味付け調理済みの魚介食品における魚介肉素材(魚介材料)が挙げられる。
生の魚介材料(例えば、魚体全体そのまま、又は、魚体から得た切り身、又は、貝類及び貝ムキ身)やこれらをボイル及びスチーム等で加熱処理した冷凍品を、上述の包装体内に収納して真空包装した後、殺菌処理する。加熱により殺菌する場合、殺菌条件は、例えば、100℃で、100分間である。
包装体の外側の洗浄方法は、上記で述べた方法と同様である。
なお、以下の実施例において、評価した各特性値の評価方法は以下によるものであった。
包装体に収納した状態にて、実施例1、実施例3、比較例1及び比較例2においては解凍後に、また、実施例2においては冷却後に、30±2℃にて30日間保管、30±2℃にて90日間保管、30±2℃にて365日間保管、又は8±2℃90日間保管した。製造後(実施例1、実施例3、比較例1及び比較例2においては凍結前、実施例2においては冷却前)、及び保管後において、包装体より取り出した魚介食品を、食品衛生検査指針微生物編(改定第2版 2018年)に記載の方法に準拠し、標準寒天培地を用いて一般生菌数、XM-G寒天培地を用いて大腸菌群数、XM-G寒天培地を用いて大腸菌数、卵黄加マンニット食塩寒天培地を用いて黄色ブドウ球菌数を調べた。結果を表2及び表3に示す。なお、実施例1~3及び比較例1~2の全てにおいて、製造後においては、一般生菌0(CFU/g)であり、大腸菌群、大腸菌及び黄色ブドウ球菌は陰性であった。
魚介食品を包装体に収納した状態にて、実施例1、実施例3、比較例1及び比較例2においては解凍後に、また、実施例2においては冷却後に、30±2℃にて30日間保管、30±2℃にて90日間保管後、30±2℃にて365日間保管、又は8±2℃にて90日間保管した。製造後(実施例1、実施例3、比較例1及び比較例2においては凍結前、実施例2においては冷却前)、及び保管後、魚介食品を包装体に収納した状態にて、男女10名のパネラーに、魚介食品の腐敗臭及び魚介食品由来の臭いの有無について評価してもらった。魚介食品の腐敗臭の結果を表4に示し、魚介食品に由来する臭いの結果を表5に示す。なお、ご協力いただいたパネラーの年代構成は、30代 3名、40代 4名、50代 3名であり、男女比は6:4であった。
なお、評価基準は以下の通りであり、それぞれのパネラーによる採点結果を平均し、小数点以下を四捨五入して得られた値を評価結果とした。なお、協力いただいたパネラーには、各製品がどのような工程を経て得られたものであるか等については、一切予め教えることなく、またそれぞれのパネラーに提供する各魚介食品の順番についても、予測できないように無作為なものとした。
5:魚介食品の腐敗臭は全く感じられない。
4:なんとなく魚介食品の腐敗臭がある気がする。
3:魚介食品の腐敗臭をやや感じる。
2:魚介食品の腐敗臭をはっきり感じる。
1:魚介食品の腐敗臭がきつい。
5:魚介食品由来の臭いは全く感じられない。
4:なんとなく臭いに違和感がある気がする。
3:魚介食品由来の臭いをやや感じる。
2:魚介食品由来の臭いをはっきり感じる。
1:魚介食品由来の臭いがきつい。
0:魚介食品の腐敗臭のため、魚介食品由来の臭いが判別できない。
魚介材料である冷凍品のさばの切り身(70g)を、15℃以下の温度で一晩自然解凍し、解凍した切り身を、水道水の流水で15分間洗浄し、洗浄後水を30分間自然落下させて水切りを行った後、3層のラミネートフィルムである包装体A(キョーラク株式会社製EMCBAGバリアタイプの三方シール袋。一層にバリアロックス、1011SBR2、東レフィルム加工株式会社製、PET/酸化アルミ/コーティングの積層フィルムを使用。その他の二層に、NY、レトルトCPPを使用。)に、予め所定調合により調製しておいた味噌ダレ(30g)と共に切り身を入れ、真空包装機を用いて減圧した後、開放部を高周波誘導加熱等によりヒートシールして密閉した。そして真空包装後、製品をレトルト釜にて、100℃で100分という条件にて加熱殺菌処理した。加熱殺菌処理後、包装体ごと、次亜塩素酸水に浸漬した後、水で洗い流し洗浄した。その後凍結し保管した。
解凍後、上記細菌検査および臭い評価に供した。5パックの魚介製品について上記細菌検査および臭い評価を行い、その平均値(小数点以下は四捨五入する。以下、同様。)を、表2~5に示す。
加熱処理して得られた揚げかまぼこを、実施例1と同じ包装体Aに入れ、真空包装機を用いて減圧した後、開放部を高周波誘導加熱等によりヒートシールして密閉した。そして真空包装後、製品をボイル槽にて、95℃で50分2回という条件にて加熱殺菌処理した。その後、冷蔵庫を用いて冷却した。
冷却後、上記細菌検査および臭い評価に供した。5パックの魚介製品について上記細菌検査および臭い評価を行い、その平均値を、表2~5に示す。
ボイルホタテを、実施例1と同じ包装体Aに入れ、真空包装機を用いて減圧した後、開放部を高周波誘導加熱等によりヒートシールして密閉した。そして真空包装後、製品をレトルト釜にて、100℃で100分という条件にて加熱殺菌処理した。加熱殺菌処理後、包装体ごと、次亜塩素酸水に浸漬した後、水で洗い流し洗浄した。その後凍結し保管した。
解凍後、上記細菌検査および臭い評価に供した。5パックの魚介製品について上記細菌検査および臭い評価を行い、その平均値を、表2~5に示す。
包装体として、包装体Aの代わりに、包装体B(福助工業株式会社製ラミネート製品レンジシールFKバリアタイプの三方シール袋)を用いたことの他は、実施例1と同様にした。
包装体として、包装体Aの代わりに、包装体C(キョーラク株式会社製EMCBAG冷温タイプの三方シール袋。)を用いたことの他は、実施例1と同様にした。
包装体Aの代わりに、包装体D(凸版印刷株式会社製、品名:GL-ARY、酸素透過率:0.5cc/m2/day、水蒸気透過率:8.0g/m2/day)を用いたことの他は、実施例1と同様にした。
包装体A~Dについて、JISK7126B法に基づく、23℃、相対湿度90%における酸素透過率、及びJISK7129Bに基づく、40℃、相対湿度90%における水蒸気透過率を表1に示す。
一方、酸素透過度が0.9cc/m2/day以下且つ水蒸気透過率が1.0g/m2/day以下を満たさない包装体を用いた比較例1~3の包装された魚介製品は、魚介食品に由来する臭いを感じた。
Claims (5)
- 魚介食品が真空包装体中に収納され常温で保管され製造から90日間以上365日間以下の期限までに消費される包装された魚介製品であって、
前記真空包装体の包装体は、23℃、相対湿度90%における酸素透過率が0.9cc/m2/day以下且つ40℃、相対湿度90%における水蒸気透過率が1.0g/m2/day以下であり、
前記魚介食品は、前記真空包装体中で、30±2℃にて90日間保管後において、食品衛生検査指針微生物編(改定第2版 2018年)に記載の方法に準拠して検査した際、
標準寒天培地を用いて検査した一般生菌数が300CFU/g未満、
XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌群が陰性、
XM-G寒天培地を用いて検査した大腸菌が陰性、かつ
卵黄加マンニット食塩寒天培地を用いて検査した黄色ブドウ球菌が陰性となる
無菌性条件を満たすものであり、
常温保管時の前記魚介食品に由来する臭いが抑制された包装された魚介製品。 - 前記魚介食品の形態が、味付け調理済み、練り、及び未調理からなる群から選択されるいずれかの形態である、請求項1に記載の包装された魚介製品。
- 常温で保管され製造から90日間以上365日間以下の期限までに消費され、常温保管時の魚介食品に由来する臭いが抑制された包装された魚介製品の製造方法であって、
魚介食品を、23℃、相対湿度90%における酸素透過率が0.9cc/m2/day以下且つ40℃、相対湿度90%における水蒸気透過率が1.0g/m2/day以下である包装体内に収納して真空包装した後、真空包装した魚介食品を殺菌処理することを特徴とする、包装された魚介製品の製造方法。 - 前記殺菌処理が、加熱による殺菌処理である、請求項3に記載の包装された魚介製品の製造方法。
- 前記真空包装した後に、前記包装体の外側を洗浄する、請求項3又は4に記載の包装された魚介製品の製造方法。
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