JP2008253003A - Dc−dcコンバータ、電源電圧供給方法および電源電圧供給システム - Google Patents

Dc−dcコンバータ、電源電圧供給方法および電源電圧供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】事前に回路定数等を調整することなく、入力される制御信号のチャタリングの影響を排除することができるDC−DCコンバータ等を提供すること。
【解決手段】ソフトスタート制御回路10Gには外部から動作制御信号CNTが入力される。またソフトスタート制御回路10Gには、充放電制御回路30Gから出力される出力電圧制御信号VCSか、またはパワー部50Gから出力される出力電圧Voutが入力される。ソフトスタート制御回路10Gは、DC−DCコンバータ1Gのソフトスタート動作の開始からソフトスタート動作が完了するまでの期間中に停止指令を無視する第1の動作か、または、前記DC−DCコンバータの停止開始から出力電圧Voutがゼロ近傍まで下降して前記DC−DCコンバータの停止が完了するまでの期間中に前記動作指令を無視する第2の動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC−DCコンバータ、電源電圧供給方法および電源電圧供給システムに関し、特に入力される制御信号のチャタリングの影響を排除することが可能なものに関する。
図10に、特許文献1に係るソフトスタートDC−DCコンバータ100を示す。DC−DCコンバータ制御回路102に備えられる誤差増幅器ERA101の反転入力端子にはノードN101が接続され、第1の非反転入力端子には基準電圧e101が入力され、第2の非反転入力端子にはコンデンサCSが接続される。また充放電制御回路130には、外部から動作制御信号CNTが入力される。
DC−DCコンバータ100の起動時には、動作制御信号CNTがローレベルからハイレベルとされる。ハイレベルの動作制御信号CNTに応じて、充放電制御回路130のスイッチSW101が導通状態とされ、スイッチSW102が非導通状態とされる。よってコンデンサCSが定電流回路CCを流れる電流i101により充電され、コンデンサCSから出力される出力電圧制御信号VCSが0Vから除々に上昇する。このとき出力電圧制御信号VCSが、誤差増幅器ERA101の非反転入力に入力される電圧のうちの最低電圧であるため、出力電圧Voutは出力電圧制御信号VCSにより制御される。よって出力電圧VoutはコンデンサCSの充電に伴い除々に上昇する。このように、動作制御信号CNTに応じてソフトスタート動作が行われる。
またチャタリング除去の従来例として用いられる、シュミットトリガを用いたチャタリング除去回路200を図11に示す。チャタリング除去回路200は、ローパスフィルタ201とシュミットトリガ回路202とを備える。ローパスフィルタ201は、抵抗203およびコンデンサ204を備える。抵抗203の一端には入力端子Tinが接続され、他端はシュミットトリガ回路202およびコンデンサ204の一端に接続される。またコンデンサ204の他端は接地される。シュミットトリガ回路202の出力端子は、出力端子Toutに接続される。ここでシュミットトリガ回路202は、 入力電圧に対して上限値と下限値の二つのスレッショルド・レベルをもち、これらの値より入力が高くなるか、または低くなるかで状態が変化する回路である。電圧の上限値と下限値の差をヒステリシス電圧といい、これが大きいほどチャタリング除去能力が高くなる。
DC−DCコンバータ100の動作制御信号CNTのチャタリング除去のために、従来のチャタリング除去回路200を使用する場合を説明する。この場合、動作制御信号CNTが入力端子Tinに入力される。動作制御信号CNTはローパスフィルタ201で波形のひずみが滑らかにされた上でシュミットトリガ回路202に入力される。シュミットトリガ回路202では、スレッショルド・レベルを超えることに応じて出力信号が反転する。そして出力端子Toutからは、チャタリング除去後の動作制御信号CNTが出力され、DC−DCコンバータ制御回路102に入力される。
尚、上記の関連技術として特許文献1ないし4が開示されている。
特開平10−323026 特開平11−75365号公報 特開2005−51956号公報 特開2006−311729号公報
動作制御信号CNTは外部から入力されるため、チャタリングの継続時間やパルス幅等のパラメータは様々な値となる。しかし従来のチャタリング除去回路200では、シュミットトリガ回路202のヒステリシス電圧の値、ローパスフィルタ201の抵抗203の抵抗値およびコンデンサ204の容量値など、各種回路定数をチャタリングのパラメータに応じて事前に最適に設計する必要がある。すると回路設計が困難となるため問題である。
本発明は前記背景技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、事前に回路定数等を調整することなく、入力される制御信号のあらゆるチャタリングの影響を排除することが可能であるDC−DCコンバータ、電源電圧供給方法および電源電圧供給システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の第1概念に係るDC−DCコンバータでは、ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えたDC−DCコンバータにおいて、ソフトスタート終了時にソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、検知回路の検知結果に基づいて出力電圧を制御する出力電圧制御手段と
を備えることを特徴とする。
また本発明の第1概念に係る電源電圧供給方法は、ソフトスタート信号を受信して、該ソフトスタート信号の活性化に応じてソフトスタートを開始し、ソフトスタートの終了時にソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知し、検知結果に基づいて出力電圧を制御することを特徴とする。
また本発明の第1概念に係る電源電圧供給システムは、CPUと、CPUからのソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うDC−DCコンバータとを備え、DC−DCコンバータは、ソフトスタート終了時にソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、検知回路の検知結果に基づいて出力電圧を制御する出力電圧制御手段とを備えることを特徴とする。
ソフトスタート動作とは、DC−DCコンバータの起動時において、出力電圧をゼロから設定電圧まで徐々に上げていくことにより、突入電流の発生を防止する動作である。DC−DCコンバータ、電源電圧供給方法または電源電圧供給システムは、ソフトスタート信号に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始させる。そして検知回路または検知するステップでは、ソフトスタート終了時にソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する。
DC−DCコンバータの起動時においては、DC−DCコンバータ制御回路に活性化されたソフトスタート信号が入力される。 このとき、ソフトスタート信号の活性化と不活性化とが短時間の間に交互に入れ替わるチャタリングが発生する場合がある。この場合不活性なソフトスタート信号が複数回入力されることになるが、DC−DCコンバータ、電源電圧供給方法または電源電圧供給システムでは、一番最初の活性化されたソフトスタート信号に応じてソフトスタート動作を開始する。そしてソフトスタート終了までに入力される活性化されたソフトスタート信号は無視されるため、ソフトスタート動作が継続される。その後出力電圧が終止電圧まで上昇すると、ソフトスタート動作が終了する。
ソフトスタート動作の終了時に、ソフトスタート信号が活性化されているか否かの検知結果が得られ、該検知結果に基づいて出力電圧が制御される。
これにより、ソフトスタート動作の開始から完了までの、ソフトスタート信号のチャタリングの影響を排除することが可能となる。
また従来はチャタリングの影響を排除するために、チャタリング除去回路を備えると共に、チャタリング除去回路の各種回路定数を、チャタリングの継続時間やパルス幅等の各種パラメータに応じて事前に最適に設計する必要があった。しかしDC−DCコンバータ、電源電圧供給方法または電源電圧供給システムでは、ソフトスタート終了時にソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する形態であるため、チャタリングの各種パラメータにかかわらず、チャタリングの影響を排除することができる。よって回路定数の最適化等が不要であるため、回路設計の簡略化を図る事が可能となる。
また目的を達成するために、本発明の第2概念に係るDC−DCコンバータでは、ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えたDC−DCコンバータにおいて、ソフトスタート信号の活性化に基づいて出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始することを特徴とする。
DC−DCコンバータは、出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始する。DC−DCコンバータの起動時においては、ソフトスタート信号が、不活性状態から活性状態に遷移する。このときチャタリングが発生すると、DC−DCコンバータでは、不活性状態から活性状態への一番最初の遷移に応じてソフトスタート動作を開始するため、DC−DCコンバータの出力電圧が上昇する。そして、引き続くソフトスタート信号の活性状態から不活性状態への遷移に応じて、ソフトスタート動作を終了するため、出力電圧が下降する。そしてDC−DCコンバータの停止開始後に活性化されたソフトスタート信号が入力されると、検知される出力電圧が接地電位を含む所定の範囲を超えて高い値となるため、出力電圧は下降し続け、その後DC−DCコンバータが停止完了状態とされる。
そしてDC−DCコンバータが停止完了した後にソフトスタート信号が活性化されると、出力電圧が接地電位を含む所定の範囲内とされるため、ソフトスタート動作が再度開始される。
これによりDC−DCコンバータの停止開始から停止完了までのチャタリングの影響を排除することが可能となる。
また従来は、チャタリング除去回路の各種回路定数をチャタリングの継続時間やパルス幅等の各種パラメータに応じて事前に最適に設計する必要があった。しかし本発明の第2概念に係るDC−DCコンバータでは、ソフトスタート信号の活性化に基づいて出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始する形態であるため、チャタリングの各種パラメータにかかわらず、チャタリングの影響を排除することができる。よって回路定数の最適化等が不要であるため、回路設計の簡略化を図る事が可能となる。
本発明のDC−DCコンバータ、電源電圧供給方法および電源電圧供給システムによれば、事前に回路定数等を調整することなく、入力される制御信号のあらゆるチャタリングの影響を排除することができるDC−DCコンバータ、電源電圧供給方法および電源電圧供給システムを提供することが可能となる。
本発明の原理図を図1に示す。DC−DCコンバータ1Gは、DC−DCコンバータ制御回路2Gおよびパワー部50Gを備える。パワー部50Gからは出力電圧Voutが出力される。DC−DCコンバータ制御回路2Gは、ソフトスタート制御回路10G、充放電制御回路30G、スイッチング制御回路40Gを備える。ソフトスタート制御回路10Gには外部から動作制御信号CNTが入力される。さらにソフトスタート制御回路10Gには、充放電制御回路30Gから出力される出力電圧制御信号VCSが入力されるか、または、パワー部50Gから出力される出力電圧Voutが入力される。ソフトスタート制御回路10Gから出力される内部動作制御信号ICNTは、充放電制御回路30Gに入力される。スイッチング制御回路40Gには、充放電制御回路30Gから出力される出力電圧制御信号VCSと、出力電圧Voutとが入力される。スイッチング制御回路40Gの出力端子はパワー部50Gに接続される。
DC−DCコンバータ1Gの動作について説明する。DC−DCコンバータ制御回路2Gは、動作指令であるハイレベルの動作制御信号CNTに応じてDC−DCコンバータ1Gのソフトスタート動作を開始させ、停止指令であるローレベルの動作制御信号CNTに応じてDC−DCコンバータ1Gを停止させる。そしてDC−DCコンバータ制御回路2Gは、DC−DCコンバータ1Gを停止状態から起動させる時に、出力電圧Voutをゼロから予め定められる設定電圧まで徐々に上げていくことにより突入電流の発生を防止するソフトスタート動作を行う。
ソフトスタート制御回路10Gは、出力電圧制御信号VCSまたは出力電圧Voutを監視する。そしてソフトスタート制御回路10Gは、ソフトスタート動作の開始から出力電圧Voutが設定電圧まで上昇してソフトスタート動作が完了するまでの期間中に停止指令を無視する第1の動作か、または、DC−DCコンバータの停止開始から出力電圧Voutがゼロ近傍まで下降してDC−DCコンバータの停止が完了するまでの期間中に動作指令を無視する第2の動作を行う。
まず、上記第1の動作について説明する。DC−DCコンバータ1Gの起動時においては、動作制御信号CNTがローレベルからハイレベルに遷移する。このとき動作制御信号CNTでは、ローレベルとハイレベルとが短時間の間に交互に複数回入れ替わるチャタリングが発生する場合がある。するとソフトスタート制御回路10Gは、動作制御信号CNTのローレベルからハイレベルへの一番最初の遷移に応じて、内部動作制御信号ICNTをローレベルからハイレベルに遷移させる。充放電制御回路30Gは、ハイレベルの内部動作制御信号ICNTに応じて、出力電圧制御信号VCSを0Vから除々に上昇させる。スイッチング制御回路40Gは、出力電圧制御信号VCSの上昇に応じて出力電圧Voutを上昇させるように、パワー部50Gを制御する。すなわちDC−DCコンバータ制御回路2Gは、動作制御信号CNTのローレベルからハイレベルへの一番最初の遷移に応じてソフトスタート動作を開始する。
そしてソフトスタート動作の開始から完了までの間にチャタリングによってローレベルの動作制御信号CNTが入力されると、ソフトスタート制御回路10Gは当該ローレベルの信号をマスクする。よって内部動作制御信号ICNTはハイレベルに維持されるため、ソフトスタート動作が継続される。一方、ソフトスタート動作の完了後にローレベルの動作制御信号CNTが入力されると、ソフトスタート制御回路10Gは当該ローレベルの信号をマスクすることはない。よって内部動作制御信号ICNTはローレベルとされ、DC−DCコンバータ1Gの動作は停止される。これにより、ソフトスタートの開始から完了までにおける、動作制御信号CNTのチャタリングの影響を排除することが可能となる。
次に、上記第2の動作について説明する。DC−DCコンバータ1Gの起動時において、動作制御信号CNTがローレベルからハイレベルに遷移する際にチャタリングが発生すると、DC−DCコンバータ制御回路2Gは、ローレベルからハイレベルへの一番最初の遷移に応じて、ソフトスタート動作を開始する。そして引き続く動作制御信号CNTのハイレベルからローレベルへの遷移に応じて、DC−DCコンバータ制御回路2Gは、ソフトスタート動作を終了しDC−DCコンバータ1Gの停止を開始するため、出力電圧Voutが下降する。
そしてDCコンバータ1Gの停止開始から停止完了までの期間中にチャタリングによってハイレベルの動作制御信号CNTが入力されると、ソフトスタート制御回路10Gは当該ハイレベルの信号をマスクする。よって内部動作制御信号ICNTはローレベルに維持されるため、DCコンバータ1Gの停止が継続される。一方、DC−DCコンバータ1Gの停止完了後にハイレベルの動作制御信号CNTが入力されると、ソフトスタート制御回路10Gは当該ハイレベルの信号をマスクすることはない。よって内部動作制御信号ICNTはハイレベルとされ、DC−DCコンバータ1Gはソフトスタート動作を再度開始する。これにより、DC−DCコンバータ1Gの停止開始から停止完了までにおける、動作制御信号CNTのチャタリングの影響を排除することが可能となる。
そしてソフトスタート制御回路10Gでは、ソフトスタート動作の開始から完了までの間の停止指令を無視する形態、または、DC−DCコンバータ1Gの停止開始から停止完了までの間の動作指令を無視する形態であるため、チャタリングの継続時間やパルス幅等の各パラメータにかかわらず、チャタリングの影響を排除できる。よって従来のように、各種回路定数をチャタリングの各種パラメータに応じて事前に最適に設計したチャタリング除去回路を備える必要がない。これにより、回路設計の簡略化を図る事が可能となる。
本発明の第1実施形態を、図2ないし図6を用いて説明する。図2に、第1実施形態に係るDC−DCコンバータ1を備える電源電圧供給システムを示す。DC−DCコンバータ1は、DC−DCコンバータ制御回路2およびパワー部50を備える。パワー部50に於いて、メインスイッチング素子であるトランジスタFET1の入力端子に入力電圧Vinが接続され、トランジスタFET1の出力端子にチョークコイルL1の入力端子が接続される。チョークコイルL1の出力端子からは、出力電圧Voutが出力される。またトランジスタFET1の制御端子には、DC−DCコンバータ制御回路2の出力端子DH1が接続される。同期整流スイッチング素子であるトランジスタFET2の入力端子はグランドに接地され、出力端子はチョークコイルL1の入力端子に接続される。またトランジスタFET2の制御端子には、DC−DCコンバータ制御回路2の出力端子DL1が接続される。チョークコイルL1の出力端子とグランドとの間には平滑コンデンサC1が接続される。
DC−DCコンバータ制御回路2には、ソフトスタート制御回路10、充放電制御回路30、スイッチング制御回路40が備えられる。またDC−DCコンバータ制御回路2の入力端子TR1には、CPU60から動作制御信号CNTが入力される。また入力端子TR2には一端が接地されたコンデンサCSが接続され、出力電圧制御信号VCSが入力される。
スイッチング制御回路40を説明する。入力端子FB1とグランドとの間には、入力抵抗R1と接地抵抗R2とがノードN1を介して接続される。誤差増幅器ERA1の反転入力端子にはノードN1が接続される。また誤差増幅器ERA1の第1の非反転入力端子には基準電圧e1が入力され、第2の非反転入力端子には出力電圧制御信号VCSが入力される。基準電圧e1は、出力電圧Voutの設定電圧Vsetを定めるために、予め定められる電圧である。誤差増幅器ERA1は、基準電圧e1と出力電圧制御信号VCSとの低い方の電圧と、反転入力に入力される分圧電圧VN1との差を増幅する動作を行う。位相補償回路41は互いに直列接続される抵抗R3とコンデンサFCとを備える。抵抗R3の一端がノードN1に接続されると共に、コンデンサFCの一端が誤差増幅器ERA1の出力端子に接続される。また誤差増幅器ERA1の出力端子は、PWM比較器PWM1の非反転入力に接続される。三角波発振器OSC1の出力信号は、PWM比較器PWM1の反転入力に入力される。PWM比較器PWM1の非反転出力端子Qから出力される出力信号VQ1は、出力端子DH1に入力される。また反転出力端子*Qから出力される*VQ1は、出力端子DL1に入力される。
充放電制御回路30を説明する。充放電制御回路30は、定電流回路CC、抵抗RD、スイッチSW1およびSW2を備える。定電流回路CCはスイッチSW1を介してコンデンサCSに接続される。抵抗RDの一端はグランドに接続され、他端はスイッチSW2に接続される。スイッチSW1とSW2とはノードN2で接続される。スイッチSW1とSW2とは、内部動作制御信号ICNT1に応じて相補に導通する。ノードN2は、入力端子TR2およびソフトスタート制御回路10に接続される。
図3を用いて、ソフトスタート制御回路10の回路構成を説明する。ソフトスタート制御回路10には動作制御信号CNTおよび出力電圧制御信号VCSが入力され、内部動作制御信号ICNT1が出力される。ソフトスタート制御回路10は、検出回路12およびラッチ回路13を備える。検出回路12の比較器COMP11の反転入力端子には出力電圧制御信号VCSが入力され、非反転入力端子には基準電圧e11が入力される。基準電圧e11は、出力電圧Voutの設定電圧Vsetを定めるために、予め定められる電圧である。検出回路12からは出力信号V11が出力される。ラッチ回路13はフリップフロップFF11およびオア回路OR11を備える。フリップフロップFF11は、立ち上がりエッジに応じてデータ信号を取り込むDタイプのフリップフロップである。フリップフロップFF11のクロック端子には動作制御信号CNTが入力され、クリア端子CLには出力信号V11が入力され、データ端子Dには電源電位VCCが入力され、非反転出力端子Qからは出力信号VQ11が出力される。オア回路OR11には出力信号VQ11および動作制御信号CNTが入力され、内部動作制御信号ICNT1が出力される。
また図4を用いて、ラッチ回路13の回路構成を説明する。ラッチ回路13はフリップフロップFF11およびオア回路OR11を備える。フリップフロップFF11は、ナンド回路ND11ないしND14、インバータ回路INV11を備える。ナンド回路ND11ないしND14からは、出力信号Vx11ないしVx14が出力される。ナンド回路ND12には出力信号V11、動作制御信号CNTおよび出力信号Vx11が入力される。ナンド回路ND13には、出力信号Vx12、Vx14および動作制御信号CNTが入力される。ナンド回路ND11には出力信号Vx12およびVx14が入力される。ナンド回路ND14には出力信号V11および出力信号Vx13が入力される。またインバータ回路INV11には出力信号Vx12が入力され、出力信号VQ11が出力される。またオア回路OR11は、ノア回路NOR11およびインバータ回路INV12を備える。ノア回路NOR11には出力信号VQ11および動作制御信号CNTが入力される。ノア回路NOR11の出力端子はインバータ回路INV12の入力端子に接続され、インバータ回路INV12からは内部動作制御信号ICNT1が出力される。
図5、図6を用いて、DC−DCコンバータ1の動作を説明する。DC−DCコンバータ制御回路2は、動作指令であるハイレベルの動作制御信号CNTに応じてDC−DCコンバータ1のソフトスタート動作を開始させ、停止指令であるローレベルの動作制御信号CNTに応じてDC−DCコンバータ1を停止させる。そしてDC−DCコンバータ制御回路2は、DC−DCコンバータ1を停止状態から起動させる時に、出力電圧Voutをゼロから予め定められる設定電圧まで徐々に上げていくソフトスタート動作を行う。
図5を用いて、DC−DCコンバータ1の起動時の動作を説明する。時刻t1以前においては動作制御信号CNTはローレベルとされ、出力電圧Voutはゼロとされ、DC−DCコンバータ1は停止状態である。
時刻t1において動作制御信号CNTがローレベルからハイレベルへ遷移されることで、DC−DCコンバータ1が起動される。このとき動作制御信号CNTにチャタリングが発生し、ハイレベルとローレベルとが短時間の間に交互に複数回行われる現象が発生する(図5、領域R11)。
フリップフロップFF11は、動作制御信号CNTの一番最初の立ち上がりエッジに応じて、出力信号VQ11をローレベルからハイレベルへ遷移させる(矢印A1)。ハイレベルの出力信号VQ11によって、オア回路OR11から出力される内部動作制御信号ICNT1は、動作制御信号CNTに関わらずハイレベルに確定されるため、動作制御信号CNTがマスクされる(矢印A2)。
ハイレベルの内部動作制御信号ICNT1に応じて、充放電制御回路30のスイッチSW1が導通状態とされ、スイッチSW2が非導通状態とされる。よってコンデンサCSが定電流回路CCを流れる電流i1により充電され、コンデンサCSから出力される出力電圧制御信号VCSが0Vから除々に上昇する(矢印A3)。起動時においては出力電圧制御信号VCSの方が基準電圧e1よりも低いため、誤差増幅器ERA1では出力電圧制御信号VCSと分圧電圧VN1との差を増幅する。
PWM比較器PWM1は、出力信号Vop1と三角波発振器OSC1の出力電圧を比較し、出力信号Vop1が三角波発振器OSC1の出力電圧よりも高いときにハイレベルの出力信号VQ1を出力する。よってPWM比較器PWM1は、出力信号Vop1の大きさに応じたパルス幅のパルスを出力する出力電圧パルス幅変換器の動作を行う。出力信号VQ1がハイレベルの間は、トランジスタFET1は導通状態とされ、トランジスタFET2は非導通状態とされる。一方、出力信号VQ1がローレベルの間は、トランジスタFET1は非導通状態とされ、トランジスタFET2は導通状態とされる。トランジスタFET1が導通状態とされると、入力電圧VinからチョークコイルL1を介して負荷に電流が供給され、またチョークコイルL1にエネルギが蓄積される。次いでトランジスタFET1が非導通状態とされると、トランジスタFET2が導通状態とされ、チョークコイルL1に蓄積されたエネルギーが放電される。よって、出力電圧Voutは出力電圧制御信号VCSの上昇に伴って上昇する(矢印A4)。すなわちDC−DCコンバータ制御回路2は、動作制御信号CNTの一番最初の立ち上がりエッジに応じてソフトスタート動作を開始する。
時刻t2において、チャタリングによって動作制御信号CNTがローレベルへ遷移する。フリップフロップFF11は、立ち下がりエッジには反応しないため、出力信号VQ11はハイレベルに維持される(矢印A5)。オア回路OR11はハイレベルの出力信号VQ11に応じて、内部動作制御信号ICNT1をハイレベルへ維持する(矢印A6)。よってソフトスタート制御回路10によりローレベルの動作制御信号CNTはマスクされるため、出力電圧Voutは上昇状態が維持される(矢印A7)。
そして時刻t3において、出力電圧制御信号VCSが基準電圧e11に到達すると、検出回路12において出力信号V11がハイレベルに反転する(矢印A11)。すなわち検出回路12において、出力電圧Voutが設定電圧Vsetまで上昇し、ソフトスタート動作が完了したことが検知される。時刻t3以後は、基準電圧e1の方が出力電圧制御信号VCSよりも低いため、誤差増幅器ERA1では基準電圧e1と分圧電圧VN1との差を増幅する。よって出力電圧Voutは、設定電圧Vsetにレギュレートされる。
フリップフロップFF11は、ハイレベルの出力信号V11がクリア端子CLに入力されることに応じて、出力信号VQ11をハイレベルからローレベルへ遷移させる(矢印A12)。よってオア回路OR11による動作制御信号CNTのマスク動作が解除され、ソフトスタート制御回路10はローレベルの動作制御信号CNTを通過させる動作を行う。図5の例では、時刻t3以降は動作制御信号CNTはハイレベルに維持される。よって内部動作制御信号ICNT1はハイレベルに維持され(矢印A13)、DC−DCコンバータ1は動作継続状態とされる。
図6を用いて、動作制御信号CNTにノイズが発生した場合のDC−DCコンバータ1の動作を説明する。例として、動作制御信号CNTに、図6の領域R12に示すような短時間に複数の立ち上がりエッジを含むノイズが発生した場合を説明する。前述したようにDC−DCコンバータ制御回路2は、動作制御信号CNTの一番最初の立ち上がりエッジに応じてソフトスタート動作を開始するため、出力電圧Voutは出力電圧制御信号VCSの上昇に伴い除々に上昇する(矢印A21)。そして時刻t13までの間は、ソフトスタート制御回路10によりローレベルの動作制御信号CNTはマスクされるため、出力電圧Voutは上昇状態が維持される。
そして時刻t13において、出力電圧制御信号VCSが基準電圧e11に到達すると、検出回路12において出力信号V11がハイレベルに反転し、ソフトスタート動作の完了が検出される(矢印A22)。フリップフロップFF11は、ハイレベルの出力信号V11がクリア端子CLに入力されることに応じて、出力信号VQ11をハイレベルからローレベルへ遷移させる(矢印A23)。よってオア回路OR11による動作制御信号CNTのマスク動作が解除され、ソフトスタート制御回路10はローレベルの動作制御信号CNTを通過させる動作を行う。
図6では時刻t13において動作制御信号CNTはローレベルであるため、内部動作制御信号ICNT1はローレベルに遷移する(矢印A24)。よってローレベルの内部動作制御信号ICNT1に応じて、充放電制御回路30のスイッチSW1が非導通状態とされ、スイッチSW2が導通状態とされる。よってコンデンサCSの電荷が抵抗RDにより放電されるため、出力電圧制御信号VCSが低下し、出力電圧Voutも低下する(矢印A25、A26)。
これによりソフトスタート制御回路10によって、ソフトスタート動作が開始される時刻t11から、ソフトスタート動作が完了する時刻t13までの期間中は、停止指令であるローレベルの動作制御信号CNTが無視される。そしてソフトスタート動作の完了後は、ローレベルの動作制御信号CNTが無視されないため、ローレベルの動作制御信号CNTに応じてDC−DCコンバータが停止される。
以上詳細に説明したとおり、第1実施形態に係るDC−DCコンバータ1は、ソフトスタート制御回路10によって、ソフトスタート動作の開始から完了までの間における、動作制御信号CNTのチャタリングの影響を排除することが可能となる。そしてソフトスタート制御回路10では、停止指令であるローレベルの動作制御信号CNTを、ソフトスタート動作の開始から完了までの期間中は無視する形態であるため、チャタリングの継続時間やパルス幅等の各種パラメータにかかわらず、チャタリングの影響を排除できる。よって従来のように、チャタリング除去回路の各種回路定数を、チャタリングのパラメータに応じて事前に最適に設計する必要がない。これにより、様々なチャタリングのパラメータに対応して、チャタリングを除去することが可能となる。
本発明の第2実施形態を、図7ないし図9を用いて説明する。第2実施形態に係るDC−DCコンバータ1aを備える電源電圧供給システムを図7に示す。DC−DCコンバータ制御回路2aは、第1実施形態のDC−DCコンバータ1のソフトスタート制御回路10に代えて、ソフトスタート制御回路10aを備える。ソフトスタート制御回路10aにはCPU60から出力される動作制御信号CNTと、出力電圧Voutとが入力される。ソフトスタート制御回路10aから出力される内部動作制御信号ICNT2は、充放電制御回路30に入力される。またその他の構成は、図2に示すDC−DCコンバータ1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図8を用いて、ソフトスタート制御回路10aの回路構成を説明する。ソフトスタート制御回路10aは、検出回路22およびラッチ回路23を備える。検出回路22の比較器COMP21の反転入力端子には出力電圧Voutが入力され、非反転入力端子にはしきい値電圧Vthが入力される。しきい値電圧VthはDC−DCコンバータ1aが停止状態であるか否かを判断するための電圧であり、出力電圧Voutがしきい値電圧Vthよりも高いときにはDC−DCコンバータ1aは動作状態であり、出力電圧Voutがしきい値電圧Vthよりも低いときにはDC−DCコンバータ1aは停止状態であると判断される。検出回路22からは出力信号V21が出力される。
ラッチ回路23はフリップフロップFF21、FF22、オア回路OR21およびアンド回路AND21を備える。フリップフロップFF21およびFF22は、立ち上がりエッジに応じてデータ信号を取り込むDタイプのフリップフロップである。フリップフロップFF21のクロック端子には動作制御信号CNTが入力され、データ端子Dには出力信号V21が入力され、非反転出力端子Qからは出力信号VQ21が出力される。またフリップフロップFF22のクロック端子には出力信号V21が入力され、データ端子Dには動作制御信号CNTが入力され、非反転出力端子Qからは出力信号VQ22が出力される。オア回路OR11には出力信号VQ21およびVQ22が入力され、出力信号VOR21が出力される。アンド回路AND21には、出力信号VOR21および動作制御信号CNTが入力され、内部動作制御信号ICNT2が出力される。
図9を用いて、DC−DCコンバータ1aの起動時の動作を説明する。時刻t21以前においては動作制御信号CNTはローレベルとされ、出力電圧Voutはゼロとされ、DC−DCコンバータ1aは動作停止状態である。時刻t21において動作制御信号CNTがローレベルからハイレベルへ遷移されることで、DC−DCコンバータ1aが起動される。このとき動作制御信号CNTに、領域R21に示すようなチャタリングが発生する場合を説明する。
フリップフロップFF21は、動作制御信号CNTの立ち上がりエッジが入力され動作指令が行われる時に、DC−DCコンバータ1aが停止状態のときは、ハイレベルの出力信号VQ21を出力する回路である。フリップフロップFF21は、動作制御信号CNTの一番最初の立ち上がりエッジに応じて、ハイレベルの出力信号V21を取り込む(矢印A31)。ハイレベルの出力信号VQ21によって、オア回路OR21から出力される出力信号VOR21はハイレベルに確定される(矢印A32)。アンド回路AND21には、ハイレベルの動作制御信号CNTと出力信号VOR21とが入力されるため、アンド回路AND21から出力される内部動作制御信号ICNT2はハイレベルに遷移する(矢印A33)。ハイレベルの内部動作制御信号ICNT2に応じて、充放電制御回路30によってコンデンサCSが電流i1により充電され、出力電圧制御信号VCSが0Vから除々に上昇するため、出力電圧Voutは出力電圧制御信号VCSの上昇に伴って上昇する(矢印A34)。すなわちDC−DCコンバータ制御回路2aは、動作制御信号CNTの一番最初の立ち上がりエッジに応じてソフトスタート動作を開始する。
そして時刻t22において、出力電圧Voutが、しきい値電圧Vthまで上昇すると、検出回路22において出力信号V21がローレベルに反転し、DC−DCコンバータが停止状態を脱したことが検知される(矢印A35)。
アンド回路AND21は、ローレベルの動作制御信号CNTは通過させる。よって時刻t23において、チャタリングによって動作制御信号CNTがローレベルへ遷移すると、アンド回路AND21から出力される内部動作制御信号ICNT2はローレベルに遷移する(矢印A36)。ローレベルの内部動作制御信号ICNT2に応じて、充放電制御回路30によってコンデンサCSが放電され、出力電圧制御信号VCSが下降するため、出力電圧Voutも下降する(矢印A37)。
時刻t24において、チャタリングによって動作制御信号CNTがハイレベルへ遷移する。フリップフロップFF21は、動作制御信号CNTの立ち上がりエッジに応じて、ローレベルの出力信号V21を取り込む(矢印A38)。オア回路OR21にはローレベルの出力信号VQ21およびVQ22が入力されるため、出力信号VOR21はローレベルに遷移する(矢印A39)。アンド回路AND21にはローレベルの出力信号VOR21が入力されるため、内部動作制御信号ICNT2はローレベルに維持される(矢印A40)。よってアンド回路AND21によりハイレベルの動作制御信号CNTがマスクされるため、出力電圧Voutは下降状態が維持される。
そして時刻t25において、出力電圧Voutがしきい値電圧Vthまで下降すると、検出回路22において出力信号V21がハイレベルに反転し、DC−DCコンバータが再度停止状態となったことが検知される(矢印A41)。フリップフロップFF22は、DC−DCコンバータ1aが停止状態のときに、動作制御信号CNTの立ち上がりエッジが入力され動作指令が行われたときは、ハイレベルの出力信号VQ22を出力する回路である。よってフリップフロップFF22は、出力信号V21の立ち上がりエッジに応じて、ハイレベルの動作制御信号CNTを取り込み、出力信号VQ22をハイレベルとする(矢印A42)。ハイレベルの出力信号VQ22によって、オア回路OR21から出力される出力信号VOR21はハイレベルに確定される。よってアンド回路AND21による、ハイレベルの動作制御信号CNTをマスクする動作が解除される。
アンド回路AND21には、ハイレベルの動作制御信号CNTと出力信号VOR21とが入力されるため、内部動作制御信号ICNT2はハイレベルに遷移し、出力電圧Voutは上昇する(矢印A43)。すなわちDC−DCコンバータ制御回路2aは、DC−DCコンバータ1aが停止完了した後の動作制御信号CNTの立ち上がりエッジに応じて、ソフトスタート動作を再度開始する。
これによりソフトスタート制御回路10aによって、DC−DCコンバータ1aの停止が開始される時刻t23から、DC−DCコンバータ1aの停止が完了する時刻t24までの期間中は、動作指令であるハイレベルの動作制御信号CNTが無視される。そしてDC−DCコンバータ1aの停止完了後はハイレベルの動作制御信号CNTが無視されないため、時刻t25において、ハイレベルの動作制御信号CNTに応じて、DC−DCコンバータ1aのソフトスタート動作が開始される。
以上詳細に説明したとおり、第2実施形態に係るDC−DCコンバータ1aは、ソフトスタート制御回路10aによって、DC−DCコンバータ1aの停止開始から停止完了までの期間中における、動作制御信号CNTのチャタリングの影響を排除することが可能となる。そしてソフトスタート制御回路10aでは、動作指令であるハイレベルの動作制御信号CNTを、ソフトスタート動作の開始後からDC−DCコンバータが停止するまでの期間中は無視する形態であるため、チャタリングの継続時間やパルス幅等の各種パラメータにかかわらず、チャタリングの影響を排除できる。よって従来のように、チャタリング除去回路の各種回路定数を、チャタリングのパラメータに応じて事前に最適に設計する必要がない。これにより、様々なチャタリングのパラメータに対応して、チャタリングを除去することが可能となる。
DC−DCコンバータ1aの停止開始から停止完了までの期間中におけるチャタリングの影響を排除できない場合には、当該期間中において、動作指令が短時間に繰り返し行われることになるため、出力電圧制御信号VCSが繰り返し上昇する。誤差増幅器ERA1は、出力電圧制御信号VCSと出力電圧Voutとの差に応じて出力信号Vop1を上昇させるため、出力電圧制御信号VCSが繰り返し上昇することに応じて、出力信号Vop1も繰り返し上昇する。するとコンデンサFCは、出力信号Vop1によって繰り返し充電されるため、放電時間が十分に得られない場合がある。この場合には、コンデンサFCに蓄えられた電荷によって出力信号Vop1が高い状態が維持され、PWM比較器PWM1は最大オンデューティで動作することになる。その結果、停止指令が行われているにも関わらず出力電圧Voutが上昇し、DC−DCコンバータ1aが制御不能になる事態が発生する場合がある。しかしDC−DCコンバータ制御回路2aによって、DC−DCコンバータ1aの停止開始から停止完了までの期間中において、動作制御信号CNTの動作指令を無視することで、コンデンサFCの放電時間を十分に取ることができるため、DC−DCコンバータ1aが制御不能となる事態を防止する事が可能となる。
なお、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(1)動作指令に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始し、停止指令に応じて前記DC−DCコンバータを停止するDC−DCコンバータの制御回路であって、
前記ソフトスタート動作の開始から前記DC−DCコンバータの立ち上げが完了するまでの期間中は前記停止指令を無視する第1ソフトスタート制御回路
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
(2)前記第1ソフトスタート制御回路は、
前記DC−DCコンバータの立ち上げが完了した際に前記停止指令が入力されている場合には前記DC−DCコンバータを動作状態から停止状態へ遷移させ、
前記DC−DCコンバータの立ち上げが完了した際に前記動作指令が入力されている場合には前記DC−DCコンバータを動作継続状態とすることを特徴とする(1)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(3)前記第1ソフトスタート制御回路は、
前記DC−DCコンバータの立ち上げの完了を検出する第1検出回路と、
前記DC−DCコンバータの起動時における前記停止指令から前記動作指令への一番最初の遷移に応じて前記動作指令を取り込み、前記第1検出回路の検出動作が行われるまでの期間中において前記停止指令をマスクする第1ラッチ回路と
を備えることを特徴とする(1)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(4)前記第1ラッチ回路は、
前記DC−DCコンバータの起動時における前記停止指令から前記動作指令への一番最初の遷移に応じて出力信号を第1状態から第2状態へ遷移させ、
第2状態に遷移後は、前記第1検出回路の検出動作が行われるまでは前記停止指令にかかわらず前記出力信号を第2状態に維持し、
前記第1検出回路による検出動作に応じて前記出力信号を前記第2状態から前記第1状態へ遷移させる第1フリップフロップ回路と、
前記第1フリップフロップ回路の出力信号が前記第1状態であり前記停止指令が行われている場合に前記停止指令を通過させる第1論理回路と
を備えることを特徴とする(3)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(5)前記第1フリップフロップ回路は、
クロック端子へ前記動作指令および前記停止指令が入力され、クリア端子に前記第1検出回路の出力信号が入力され、データ端子に前記第2電位レベルの電圧が入力される第1Dフリップフロップを備えることを特徴とする(4)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(6)前記第1検出回路は、
一端にソフトスタート動作に応じて充放電されるコンデンサが接続され、
他端に前記出力電圧の設定電圧を定める第1基準電圧が入力される第1比較器を備えることを特徴とする(3)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(7)前記第1検出回路は、
一端に前記出力電圧が入力され、
他端に前記出力電圧の設定電圧が入力される第2比較器を備えることを特徴とする(3)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(8)動作指令に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始し、停止指令に応じて前記DC−DCコンバータを停止するDC−DCコンバータであって、
前記ソフトスタート動作の開始から前記DC−DCコンバータの立ち上げが完了するまでの期間中は前記停止指令を無視する第1ソフトスタート制御回路
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(9)動作指令に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始し、停止指令に応じて前記DC−DCコンバータを停止するDC−DCコンバータの制御方法であって、
前記ソフトスタート動作を開始するステップと、
前記ソフトスタート動作の開始から前記DC−DCコンバータの立ち上げが完了するまでの期間中は前記停止指令を無視するステップと
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
(10)動作指令に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始し、停止指令に応じて前記DC−DCコンバータを停止するDC−DCコンバータの制御回路であって、
前記DC−DCコンバータの停止開始から停止完了までの期間中は前記動作指令を無視する第2ソフトスタート制御回路
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
(11)前記第2ソフトスタート制御回路は、
前記DC−DCコンバータの停止が完了した際に前記動作指令が入力されている場合には前記DC−DCコンバータを停止状態から動作状態へ遷移させ、
前記DC−DCコンバータの停止が完了した際に前記停止指令が入力されている場合には前記DC−DCコンバータを停止継続状態とすることを特徴とする(10)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(12)前記第2ソフトスタート制御回路は、
前記DC−DCコンバータの停止完了を検出する第2検出回路と、
前記動作指令から前記停止指令への一番最初の遷移に応じて前記停止指令を取り込み、前記第2検出回路の検出動作が行われるまでの期間中において前記動作指令をマスクする第2ラッチ回路と
を備えることを特徴とする(10)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(13)前記第2ラッチ回路は、
前記動作指令時に前記DC−DCコンバータが停止状態のときは出力信号を第1状態から第2状態へ遷移させる第2フリップフロップ回路と、
前記DC−DCコンバータが停止状態のときに前記動作指令が入力されることに応じて前記出力信号を第1状態から第2状態へ遷移させる第3フリップフロップ回路と、
前記第2フリップフロップ回路または前記第3フリップフロップ回路の少なくとも一方が前記第2状態であり、かつ前記動作指令が行われるときには前記動作指令を通過させる第2論理回路と
を備えることを特徴とする(12)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(14)前記第2フリップフロップ回路は、
クロック端子へ前記動作指令および前記停止指令が入力され、データ端子に前記第2検出回路の出力信号が入力される第2Dフリップフロップを備え、
前記第3フリップフロップ回路は、
クロック端子へ前記第2検出回路の出力信号が入力され、データ端子に前記動作指令および前記停止指令が入力される第3Dフリップフロップを備えることを特徴とする(13)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(15)前記第2検出回路は、
一端にソフトスタート動作に応じて充放電されるコンデンサが接続され、
他端に前記しきい値電圧を定める第1基準電圧が入力される第2比較器を備えることを特徴とする(12)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(16)前記第2検出回路は、
一端に前記出力電圧が入力され、
他端に前記しきい値電圧が入力される第2比較器を備えることを特徴とする(12)に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(17)動作指令に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始し、停止指令に応じて前記DC−DCコンバータを停止するDC−DCコンバータであって、
前記DC−DCコンバータの停止開始から停止完了までの期間中は前記動作指令を無視する第2ソフトスタート制御回路
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(18)動作指令に応じてDC−DCコンバータのソフトスタート動作を開始し、停止指令に応じて前記DC−DCコンバータを停止するDC−DCコンバータの制御方法であって、
前記DC−DCコンバータを停止するステップと、
前記DC−DCコンバータの停止開始から停止完了までの期間中は前記動作指令を無視するステップと
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。本発明のソフトスタート制御回路のポイントは、DC−DCコンバータの出力電圧Voutをフィードバックして所定の期間を検出し、当該所定の期間において動作指令や停止指令を無視することにある。よってソフトスタート制御回路には、出力電圧Voutを直接フィードバックしてもよいし、出力電圧Voutを定める出力電圧制御信号VCSをフィードバックしても良いことは言うまでもない。よって、第1実施形態に示すDC−DCコンバータ制御回路2では、出力電圧制御信号VCSをソフトスタート制御回路10へフィードバックするとしたが、出力電圧Voutをフィードバックしてもよい。また第2実施形態に示すDC−DCコンバータ制御回路2aでは、出力電圧Voutをソフトスタート制御回路10aへフィードバックするとしたが、出力電圧制御信号VCSをフィードバックしてもよい。
また第1実施形態のソフトスタート制御回路10は、ソフトスタート動作の開始から完了までの期間中にローレベルの動作制御信号CNTを無視するとした。また第2実施形態のソフトスタート制御回路10aは、DC−DCコンバータ1aの停止開始から停止完了までの期間中にハイレベルの動作制御信号CNTを無視するとした。しかしソフトスタート制御回路10と10aとは、それぞれDC−DCコンバータの起動時と終了時との異なる期間におけるチャタリング防止のための動作を行うものである。よってソフトスタート制御回路は、ソフトスタート制御回路10と10aとの両方の機能を備えるとしてもよいことは言うまでもない。
また本実施形態のDC−DCコンバータ制御回路2および2aは、単一または複数の半導体チップなどにより構成してもよい。また本実施形態のトランジスタFET1およびFET2は、独立したディスクリートのパワー素子であってもよいし、DC−DCコンバータ制御回路2および2aにLSIとして搭載されてもよい。またDC−DCコンバータ1および1aを単一または複数の半導体チップにより構成してもよい。またDC−DCコンバータ1とDC−DCコンバータ制御回路1とは、モジュールとして構成してもよい。また本実施形態に係るDC−DCコンバータ1および1aを、各種の電源装置に適用可能であることは言うまでもない。
また本実施形態では、電圧モード型のDC−DCコンバータについて説明した。ここで本発明のポイントは、DC−DCコンバータの出力電圧を監視し、所定の期間において動作指令や停止指令を無視することにある。よって、電圧モード型のみならず、電流モード型のDC−DCコンバータにおいても本発明を適用することができることは言うまでもない。
なお、検出回路12および22は検知回路の一例、ラッチ回路13は出力電圧制御手段の一例、動作制御信号CNTは外部ソフトスタート信号の一例、内部動作制御信号ICNTは内部ソフトスタート信号の一例、充放電制御回路30はソフトスタート開始部の一例、ソフトスタート制御回路10および10aはソフトスタート変換部の一例、ラッチ回路23はソフトスタート信号生成回路の一例、比較器COMP21は比較回路の一例、フリップフロップFF21は第1のラッチ回路の一例、フリップフロップFF22は第2のラッチ回路の一例、オア回路OR21およびアンド回路AND21は論理演算回路のそれぞれ一例である。
また、ソフトスタート制御回路10は第1ソフトスタート制御回路の一例、ソフトスタート制御回路10aは第2ソフトスタート制御回路の一例、検出回路12は第1検出回路の一例、検出回路22は第2検出回路の一例、ラッチ回路13は第1ラッチ回路の一例、ラッチ回路23は第2ラッチ回路の一例、フリップフロップFF11は第1Dフリップフロップの一例、フリップフロップFF21は第2Dフリップフロップの一例、フリップフロップFF22は第3Dフリップフロップの一例、オア回路OR11は第1論理回路の一例、オア回路OR21およびアンド回路AND21は第2論理回路の一例、基準電圧e11は第1基準電圧の一例、しきい値電圧Vthは第2基準電圧の一例、比較器COMP11は第1比較器の一例、比較器COMP21は第2比較器のそれぞれ一例である。
ここで、本発明の技術思想により、背景技術における課題を解決するための手段を以下に列記する。
(付記1)ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えたDC−DCコンバータにおいて、
ソフトスタート終了時に前記ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
前記検知回路の検知結果に基づいて出力電圧を制御する出力電圧制御手段と
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記2)前記出力電圧制御手段は、
前記検知結果がソフトスタート信号の活性化を示す場合には前記出力電圧をそのまま維持し、前記検知結果がソフトスタート信号の非活性化を示す場合には前記出力電圧を下げること
を特徴とする付記1に記載のDC−DCコンバータ。
(付記3)前記ソフトスタート終了時は、前記出力電圧が前記ソフトスタート機能で設定される終止電圧に達することで判断されること
を特徴とする付記1または付記2に記載のDC−DCコンバータ。
(付記4)ソフトスタート用信号を入力するための入力部を備え出力電圧信号と基準電圧信号との差を増幅して出力する誤差増幅器と、前記誤差増幅器の出力を用いて第1スイッチングトランジスタと第2スイッチングトランジスタとのオンとオフとを制御するPWM制御回路とを備えたDC−DCコンバータにおいて、
前記出力電圧信号が所定電圧に達したときに前記ソフトスタート信号のレベルを検知する検知回路と、
前記検知結果に基づいて出力電圧信号を制御する出力電圧制御手段と
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記5)前記出力電圧制御手段は、
前記検知結果がソフトスタート信号の活性化を示す場合には前記出力電圧をそのまま維持し、前記検知結果がソフトスタート信号の非活性化を示す場合には前記出力電圧を下げること
を特徴とする付記4に記載のDC−DCコンバータ。
(付記6)外部からの外部ソフトスタート信号が入力される入力部と、
前記外部ソフトスタート信号を内部ソフトスタート信号に変換するソフトスタート変換部と、
前記内部ソフトスタート信号の活性化に応答してソフトスタートを開始するソフトスタート開始部と
を備え、
前記ソフトスタート変換部は、
ソフトスタート終了時に前記外部ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
前記検知回路の検知結果に基づいて内部ソフトスタート信号の出力を制御する制御手段と
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記7)ソフトスタート信号を受信して、該ソフトスタート信号の活性化に応じてソフトスタートを開始し、
前記ソフトスタートの終了時に前記ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知し、
前記検知結果に基づいて出力電圧を制御すること
を特徴とする電源電圧供給方法。
(付記8)前記検知結果がソフトスタート信号の活性化を示す場合には前記出力電圧をそのまま維持し、前記検知結果がソフトスタート信号の非活性化を示す場合には前記出力電圧を下げること
を特徴とする付記7に記載の電源電圧供給方法。
(付記9)外部からソフトスタートを受信し、
前記ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートの開始を指示する内部ソフトスタート信号を生成し、
前記内部ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを開始し、
出力電圧が所定電圧に達したか否かを判定し、
前記出力電圧が所定電圧に達した場合に前記外部ソフトスタート信号が活性化されているか否かを判定し、
前記外部ソフトスタート信号が活性化されていない場合には、ソフトスタートを行わない旨を指示する内部ソフトスタート信号を生成すること
を特徴とする電源電圧供給方法。
(付記10)CPUと、
前記CPUからのソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うDC−DCコンバータと
を備え、
前記DC−DCコンバータは、
ソフトスタート終了時に前記ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
前記検知回路の検知結果に基づいて出力電圧を制御する出力電圧制御手段と
を備えることを特徴とする電源電圧供給システム。
(付記11) CPUと、
前記CPUからの外部ソフトスタート信号を受信するDC−DCコンバータと、
を備え、
前記DC−DCコンバータは、
外部からの外部ソフトスタート信号が入力される入力部と、
前記外部ソフトスタート信号を内部ソフトスタート信号に変換するソフトスタート変換部と、
前記内部ソフトスタート信号の活性化に応答してソフトスタートを開始するソフトスタート開始部と
を備え、
前記ソフトスタート変換部は、
ソフトスタート終了時に前記外部ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
前記検知回路の検知結果に基づいて内部ソフトスタート信号の出力を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする電源電圧供給システム。
(付記12)ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えたDC−DCコンバータにおいて、
前記ソフトスタート信号の活性化に基づいて出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始すること
を特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記13)ソフトスタート用信号を入力するための入力部を備え出力電圧信号と基準電圧信号との差を増幅して出力する誤差増幅器と、前記誤差増幅器の出力を用いて第1スイッチングトランジスタと第2スイッチングトランジスタとのオンとオフとを制御するPWM制御回路とを備えたDC−DCコンバータにおいて、
前記ソフトスタート信号が活性化された場合に出力電圧を検知する検知回路と、
前記検知結果に基づいてソフトスタートを開始する信号を生成するソフトスタート信号生成回路と
を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記14)前記検知回路と前記ソフトスタート信号生成回路とは、
前記出力電圧と接地電位とを比較し比較結果を出力する比較回路と、
前記外部ソフトスタート信号に応答して前記比較結果をラッチする第1のラッチ回路と、
前記比較結果に応答して前記外部ソフトスタート信号をラッチする第2のラッチ回路と、
前記第1のラッチ回路の出力と前記第2のラッチ回路の出力を論理演算する論理演算回路と
を備えることを特徴とする付記13に記載のDC−DCコンバータ。
(付記15)外部からの外部ソフトスタート信号が入力される入力部と、
前記外部ソフトスタート信号を内部ソフトスタート信号に変換するソフトスタート変換部と、
前記内部ソフトスタート信号の活性化に応答してソフトスタートを開始するソフトスタート開始部と
を備え、
前記ソフトスタート変換部は、
外部ソフトスタート信号活性化時に出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合に、前記内部ソフトスタート信号を活性化させること
を特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記16)前記ソフトスタート変換部は、
前記出力電圧と接地電位とを比較し比較結果を出力する比較回路と、
前記外部ソフトスタート信号に応答して前記比較結果をラッチする第1のラッチ回路と、
前記比較結果に応答して前記外部ソフトスタート信号をラッチする第2のラッチ回路と、
前記第1のラッチ回路の出力と前記第2のラッチ回路の出力を論理演算する論理演算回路と、
を備えることを特徴とする付記15に記載のDC−DCコンバータ。
(付記17)電源投入時又はリセット時に活性化されるソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを開始することで電源電圧の供給を開始する電源電圧供給方法において、
ソフトスタート信号を受信し、
前記ソフトスタート信号の活性化に基づいて出力電圧を検知し、
前記出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始すること
を特徴とする電源電圧供給方法。
(付記18)外部からの外部ソフトスタート信号を受信し、
前記外部ソフトスタート信号活性化時に出力電圧を検知し、
前記出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合に、ソフトスタートを開始する内部ソフトスタート信号を生成し、
前記内部ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを開始して電源電圧の供給を開始すること
を特徴とする電源電圧供給方法。
(付記19)CPUと、
前記CPUからのソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えた電源電圧供給システムと
を備え、
前記DC−DCコンバータは、
前記ソフトスタート信号の活性化に基づいて出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始すること
を特徴とする電源電圧供給システム。
(付記20)CPUと、
前記CPUからの外部ソフトスタート信号を受信するDC−DCコンバータと
を備え、
前記DC−DCコンバータは、
外部からの外部ソフトスタート信号が入力される入力部と、
前記外部ソフトスタート信号を内部ソフトスタート信号に変換するソフトスタート変換部と、
前記内部ソフトスタート信号の活性化に応答してソフトスタートを開始するソフトスタート開始部と
を備え、
前記ソフトスタート変換部は、
外部ソフトスタート信号活性化時に出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合に、前記内部ソフトスタート信号を活性化させること
を特徴とする電源電圧供給システム。
本発明の原理図 第1実施形態に係るDC−DCコンバータの回路図 第1実施形態に係るソフトスタート制御回路の回路構成図 第1実施形態に係るラッチ回路の回路構成図 第1実施形態に係るDC−DCコンバータのタイミングチャート(その1) 第1実施形態に係るDC−DCコンバータのタイミングチャート(その2) 第2実施形態に係るDC−DCコンバータの回路図 第2実施形態に係るソフトスタート制御回路の回路構成図 第2実施形態に係るDC−DCコンバータのタイミングチャート 従来技術に係るDC−DCコンバータの回路図 従来技術に係るチャタリング除去回路の回路図
符号の説明
1、1a DC−DCコンバータ
2、2a DC−DCコンバータ制御回路
10、10a ソフトスタート制御回路
13 ラッチ回路
30 充放電制御回路
40 スイッチング制御回路
50 パワー部
CNT 動作制御信号
COMP11、COMP21 比較器
CS コンデンサ
ERA1 誤差増幅器
FET1、FET2 トランジスタ
FF11、FF21、FF22 フリップフロップ
SW1、SW2 スイッチ
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧
Vset 設定電圧
Vth しきい値電圧

Claims (10)

  1. ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えたDC−DCコンバータにおいて、
    ソフトスタート終了時に前記ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
    前記検知回路の検知結果に基づいて出力電圧を制御する出力電圧制御手段と
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 前記出力電圧制御手段は、
    前記検知結果がソフトスタート信号の活性化を示す場合には前記出力電圧をそのまま維持し、前記検知結果がソフトスタート信号の非活性化を示す場合には前記出力電圧を下げること
    を特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記ソフトスタート終了時は、前記出力電圧が前記ソフトスタート機能で設定される終止電圧に達することで判断されること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のDC−DCコンバータ。
  4. ソフトスタート用信号を入力するための入力部を備え出力電圧信号と基準電圧信号との差を増幅して出力する誤差増幅器と、前記誤差増幅器の出力を用いて第1スイッチングトランジスタと第2スイッチングトランジスタとのオンとオフとを制御するPWM制御回路とを備えたDC−DCコンバータにおいて、
    前記出力電圧信号が所定電圧に達したときに前記ソフトスタート信号のレベルを検知する検知回路と、
    前記検知結果に基づいて出力電圧信号を制御する出力電圧制御手段と
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 外部からの外部ソフトスタート信号が入力される入力部と、
    前記外部ソフトスタート信号を内部ソフトスタート信号に変換するソフトスタート変換部と、
    前記内部ソフトスタート信号の活性化に応答してソフトスタートを開始するソフトスタート開始部と
    を備え、
    前記ソフトスタート変換部は、
    ソフトスタート終了時に前記外部ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
    前記検知回路の検知結果に基づいて内部ソフトスタート信号の出力を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  6. ソフトスタート信号を受信して、該ソフトスタート信号の活性化に応じてソフトスタートを開始し、
    前記ソフトスタートの終了時に前記ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知し、
    前記検知結果に基づいて出力電圧を制御すること
    を特徴とする電源電圧供給方法。
  7. CPUと、
    前記CPUからのソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うDC−DCコンバータと
    を備え、
    前記DC−DCコンバータは、
    ソフトスタート終了時に前記ソフトスタート信号が活性化されているか否かを検知する検知回路と、
    前記検知回路の検知結果に基づいて出力電圧を制御する出力電圧制御手段と
    を備えることを特徴とする電源電圧供給システム。
  8. ソフトスタート信号に基づいてソフトスタートを行うソフトスタート機能を備えたDC−DCコンバータにおいて、
    前記ソフトスタート信号の活性化に基づいて出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合にソフトスタート開始すること
    を特徴とするDC−DCコンバータ。
  9. ソフトスタート用信号を入力するための入力部を備え出力電圧信号と基準電圧信号との差を増幅して出力する誤差増幅器と、前記誤差増幅器の出力を用いて第1スイッチングトランジスタと第2スイッチングトランジスタとのオンとオフとを制御するPWM制御回路とを備えたDC−DCコンバータにおいて、
    前記ソフトスタート信号が活性化された場合に出力電圧を検知する検知回路と、
    前記検知結果に基づいてソフトスタートを開始する信号を生成するソフトスタート信号生成回路と
    を備えることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  10. 外部からの外部ソフトスタート信号が入力される入力部と、
    前記外部ソフトスタート信号を内部ソフトスタート信号に変換するソフトスタート変換部と、
    前記内部ソフトスタート信号の活性化に応答してソフトスタートを開始するソフトスタート開始部と
    を備え、
    前記ソフトスタート変換部は、
    外部ソフトスタート信号活性化時に出力電圧を検知し、該出力電圧が接地電位を含む所定の範囲にある場合に、前記内部ソフトスタート信号を活性化させること
    を特徴とするDC−DCコンバータ。
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