JP2008252381A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法および画像読取装置の制御プログラム - Google Patents

画像読取装置、画像読取装置の制御方法および画像読取装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】背景部材の色の切換えによって変化する画像データの色相を補正することで、原稿の背景色の変更に影響を受けない適正な画像信号を得ることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】この画像読取装置100は、原稿の画像を読み取る画像読取部11cと、画像読取部11cに対向して配置された2つの色を有する背景部材19と、画像読取部11cによって読み取られた画像データの色相を補正する色補正手段400と、背景部材19を移動させる移動手段20とを備える。そして、背景部材19の移動による該背景部材19の色の変更に応じて色補正手段400の補正量を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、読み取られた原稿画像の周囲に背景画像を形成するために配置される背景部材を切換える機能を有する画像読取装置、画像読取装置の制御方法および画像読取装置の制御プログラムに関する。
従来、スキャナやファックシミリなどの画像読取装置で原稿を読取る際に、画像読取ユニットから見て原稿の裏側に配置される背景部材を異なる色に切換える機能を有するものが提案されている(特許文献1参照)。
背景部材の色として一般に使用する色は、白色または黒色である。ファクシミリのように原稿の背景部分も読み込んで文字部分の画像データについて変化点を転送する場合には、白色の背景部材を使用することで背景画像の色(背景色)と原稿の下地色との濃度差が少なくなるので、不要な背景部分の画像データとの境界が変化点とならず、データを転送しなくて済む。また、原稿の背景色を白色とした場合には、原稿が薄く透過性があるときでも、下地色をより白くでき下地被りが発生しないメリットもある。
一方、スキャナ等の画像読取装置のように、原稿部分の画像情報だけを抽出したい場合には、背景部材を黒色とすると原稿との境界が明瞭になるので、原稿のサイズ検知が容易になる。
特開平3−135272号公報
しかし、画像読取装置においては、黒色の背景部材を選択すると、背景部材からの反射光が少なくなるために、原稿の透過性が高い場合には下地部分が灰色となり、下地被りが発生してしまう。また、原稿がカラー原稿の場合には、有彩色部分が背景部材の色の影響を受けて色調(明度と彩度)が変化してしまう。
もし、背景部材の白色と黒色とが反射率が異なるだけの等しい分光反射分布を有するのであれば、背景部材を切換えても理論上は画像信号の色相は同等となるが、一般的に分光反射率特性まで管理された背景部材を使用することはないので、背景部材を切換えることによって色相も変わってしまう。
図12は、背景色を変更するために背景部材を白色と黒色とで切換えるときに、原稿の画像の明度変化を補正したとしても、色バランスが変化してしまうことの例を示す図である。図において実線は背景色が白色の場合、破線は背景色が黒色の場合を示している。
図12に示す一例では、背景色が黒の色場合は、背景色が白の場合に対してRが高く、Bが低いカラーバランスとなっている。このように背景部材の切換えによって、読取られる被写体の色が変化する。従って、背景部材が白色の状態で適正化された画像処理パラメータを、背景部材を黒色に切換えた場合にそのまま使用すると、地被りや色味に影響を受けた画像信号が出力されるという問題がある。
そこで、本発明は、背景部材の切換えによって変化する画像データの色相を補正することで、原稿の背景色の変更に影響を受けない適正な画像信号を得ることができる画像読取装置、画像読取装置の制御方法および画像読取装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に、該画像読取部に対向して配置可能な少なくとも2つの色を有する背景部材、又は異なる色を有する複数の背景部材と、前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正手段と、前記背景部材と前記画像読取部との少なくとも一方を移動させる移動手段と、前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正手段の補正量を変更する補正量変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の画像読取装置の制御方法は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に、該記画像読取部に対向して配置可能な少なくとも2つの色を有する背景部材、又は異なる色を有する複数の背景部材と、前記背景部材と前記画像読取部との少なくとも一方を移動させる移動手段と、を備えた画像読取装置の制御方法において、前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正ステップと、前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正ステップでの補正量を変更する補正量変更ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の画像読取装置の制御プログラムは、原稿の画像を読み取る画像読取部と、該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に、該記画像読取部に対向して配置可能な少なくとも2つの色を有する背景部材、又は異なる色を有する複数の背景部材と、前記背景部材と前記画像読取部との少なくとも一方を移動させる移動手段と、を備えた画像読取装置の制御プログラムにおいて、前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正ステップと、前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正ステップでの補正量を変更する補正量変更ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の画像読取装置は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に配置された着脱可能な背景部材と、該背景部材と交換可能な異なる色の背景部材と、前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正手段と、前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正手段の補正量を変更する補正量変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、選択された背景部材の色に起因する読取画像データの色味(色相および彩度と明度)の変化に対し、少なくとも色相を補正する際の補正量を変更しているので、原稿の背景色の変更に影響を受けない適正な画像信号を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である画像読取装置の概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態の画像読取装置100は、原稿を積載する原稿台12と、原稿台12を上下動させる原稿台モータ1と、給紙センサ6と、給紙センサ6が原稿を検知したときに作動するメインモータ2とを備える。
また、画像読取装置100は、給紙クラッチ3と、給紙クラッチ3が嵌合したときにメインモータ2により駆動されて原稿を給紙する給紙ローラ13と、分離給送クラッチ4と、分離給送クラッチ4が嵌合したときにメインモータ2により駆動されて原稿台12に積載されている原稿のうち最上位の原稿を送る給送ローラ15と、最上位以外の原稿を押し戻して分離する分離ローラ14とを備える。
更に、画像読取装置100は、原稿の先端及び後端を検知するレジストセンサ7と、レジストクラッチ5が嵌合したときにメインモータ2により駆動されて原稿を搬送するレジストローラ16,17と、原稿透過率検知センサ21を構成する赤外線発光手段112および赤外線受光手段113とを備える。
更に、画像読取装置100は、画像読取ユニット11と、画像読取ユニット11の上流側で原稿の先端及び後端を検知する原稿検知センサ2gと、CPU等が設けられたコントローラ基板18と、白色部19aと黒色部19bと有する背景部材19と、背景部材19の位置を変更する背景部材移動手段20と、メインモータ2の駆動により原稿を搬送する搬送ローラ2a〜2dと、原稿の先端及び後端を検知する排紙センサ9とを備える。
図2は、画像読取ユニット11を説明するための図である。
図2に示すように、画像読取ユニット11は、光源11a、結像レンズ11b、および画像読取センサ11cを備える。
光源11aで原稿の表面を照射し、その反射光を結像レンズ11bを介して画像読取センサ11cに入射させて原稿の表面の画像を読み取る。搬送路を挟んで画像読取ユニット11に対向する位置には背景部材19が配置されている。
背景部材19は、白色部19aと黒色部19bとを有し、背景部材移動手段20によって搬送路に沿って移動することで、画像読取センサ11が原稿を読み取る際の背景色を変更する。画像読取ユニット11上に原稿がないときには、画像読取センサ11cに背景部材19によって反射された光が入射する。
なお、背景部材は、特に限定されず、例えば、表面に白色部、裏面に黒色部を有して、回転動作により原稿の背景色を変更するものや、円周方向に白色領域と黒色領域とを有して、回転動作により背景色を変更するもの等を用いてもよい。また、一方の色の部材を移動させ、固定された他方の色の部材に重なり合うようにしてもよい。
背景部材移動手段20はモータなどで構成され、コントローラ基板18内に設けられた制御部310(図3参照)からの指示で背景部材19を移動させる。なお、手動で背景部材19を移動するようにしてもよく、また、背景部材19を着脱可能にして、異なる色の背景部材と交換するようにしてもよい。また、背景部材は固定しておき、画像読取ユニットを移動させてもよく、また、両方を移動させてもよい。
実際に画像読取ユニット11に対向している背景部材19の色は、画像読取ユニット11で背景部材19を直接読み取った際の画像データを参照することで、制御部310が認識することができる。
このため、本実施形態では、背景色検知手段を設けていないが、勿論専用の背景色検知手段を設けることも可能である。また、他にも、選択したい背景色に合せてユーザが手動で設定を変更するためのスイッチを設けるか、或いは画像読取装置に接続される外部機器からの検知した背景色の通知を背景色検知結果の代わりに使用するようにしてもよい。
図3は、コントローラ基板18の回路構成を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、アナログ画像処理部304は、画像読取センサ11cの出力であるアナログ画像信号に対して、アナログ画像処理(黒レベル調整、ゲイン調整等)を行う。A/D変換部305は、アナログ画像処理部304の出力をデジタル信号である画像データに変換する。デジタル画像処理部306は、A/D変換部305の出力に対してデジタル画像処理を行う。
デジタル画像処理用記憶部307は、黒レベル補正データ・シェーディング補正データ等が保持される。記憶部307に保持される黒レベル補正データ・シェーディング補正データを用いて、黒レベル補正・シェーディング補正処理等がデジタル画像処理部306で実行される。なお、デジタル画像処理用記憶部307には、一般にSRAM等のメモリが使用される。
画像メモリ308は、デジタル画像処理部306からの画像データを一時的に保持するものであり、一般にDRAM等のメモリが使用される。タイミング信号発生部309は、画像読取センサ11cから画像メモリ308までが画像読取動作を行うために必要な同期信号やクロック信号及び光源11aの点滅を制御する光源制御信号等を出力する。
制御部310は、上述の各部が所定の画像読取動作を行うように、各種の設定及び制御を行う。なお、制御部310は、色補正処理部410(図4参照)に補正係数を設定する設定手段を有する。
I/F(インタフェース)部311は、外部機器との間で画像データやコマンドの送受信を行なう。プログラム記憶部(ROM:リードオンリーメモリ)312は、制御部310のプログラムを記憶する。
メモリ部(RAM:ランダムアクセスメモリ)313は、制御部310がワークメモリとして使用する。不揮発性メモリ(EEPROM)314は、画像読取装置毎に固有の情報や原稿の読取枚数カウント値等の情報を記憶する。
図4は、デジタル画像処理部306の構成を説明するためのブロック図である。
図4に示すように、デジタル画像処理部306は、シェーディング補正回路403、解像度変換回路404、画像メモリI/F回路405、色補正処理部410、解像度変換回路406、エッジ強調手段402を備える。色補正処理部410は、色補正手段400および1次元γ補正手段401を備える。
シェーディング補正回路403は、黒レベル補正・シェーディング補正を実行する。解像度変換回路404は、シェーディング補正回路403から出力された画像データに対して解像度を変更する処理を行う。画像メモリI/F回路405は、画像メモリ308に対しての画像データの書き込みと読み出しを制御する。
解像度変換回路406は、画像メモリI/F回路部405を通じて画像メモリ308から読み出された後、色補正手段400で処理された画像データに解像度変換を行う。
色補正手段400は、主に画像データの色相と彩度の補正を行い、1次元γ補正手段401は、主に明度の変更を行う。
色補正手段400としては、例えば、次式(1)の計算を行う演算器を用いることができる。
Figure 2008252381
画像メモリ308から送られてくる画像データ[Rin,Gin,Bin]に対して、色補正手段400で上式(1)の演算を行うことで、色補正された画像データ[Rout,Gout,Bout]を得る。また、制御部310からの制御で色補正係数を書き換え可能に色補正手段400を構成することで、色補正の処理内容を変更することができる。
1次元γ補正手段401には、SRAMや不揮発性メモリなどに記憶される1次元ルックアップテーブル(LUT)が使用可能である。即ち、R,G,Bの各色毎にLUTを設けて、例えば入力値Rに対する出力値R′を出力するようにLUTを構成しておく(G,Bについても同様)。
ルックアップテーブルの内容を制御部310からの制御で書き換え可能に構成することで、画像データの明度に関する処理内容を変更することができる。
図6は、1次元γ補正手段401に設定する補正テーブルデータの一例を示す図である。
図6において、補正データAは、背景部材19が白色に切り換えられている場合に使用するデータである。
一方、補正データBは、背景部材19が黒色に切り換えられている場合に使用するデータである。入出力が比例関係である領域では、同一の入力値xに対して、補正データAの場合は出力値yが得られるが、補正データBの場合は補正データAのα倍の値である「α*y」が出力される。
この結果、背景色を黒色に変更することによって低下する画像信号の明度を補正することができる。
色補正手段400および1次元γ補正手段401に設定する設定値は、ROM等のプログラム記憶部312に記憶されている。ここで、例えば、図5に示すように、プログラム記憶部312内の設定値格納領域を複数の領域に分け、背景部材19の色によって使用する領域を切り換えることができる。
即ち、背景部材19が白色の場合に使用する領域を「領域A」、背景部材19が黒色の場合に使用する領域を「領域B」として、夫々の領域に対応する背景部材19の色に適した補正係数の設定値を記憶させておく。
制御部310は、背景部材移動手段20を作動させて背景部材19を移動することで所望の背景色に設定すると、対応した設定値をROM等のプログラム記憶部312から読出して、色補正手段400および1次元γ補正手段401に設定する。
この結果、背景部材19の背景色に合せて色補正手段400では彩度補正が行われ、1次元γ補正手段401で明度補正が行われるので、背景部材19の背景色に適した画像処理で原稿の画像を読み取ることができる。
なお、本実施形態では、プログラム記憶部312の設定値格納領域を背景部材19の色毎の領域に分けるようにしたが、選択した背景部材19の色に応じた補正データを引き出せる構成であれば、例えば、領域分けされておらず、補正データが連続して書き込まれている構成でもよい。
ところで、次式(2)に示すように、色補正手段400が行う色補正演算処理で使用する色補正係数をα倍することは、上式(1)の計算結果をα倍することに等しい。
Figure 2008252381
この計算は、1次元γ補正手段401に設定する補正テーブルデータを前述した背景色が白色の場合に使用する「補正データA」から背景色が黒の場合に使用する「補正データB」に変更した場合と同じ結果を得られる。
即ち、色補正手段400で使用する色補正係数を使用する背景部材19の色によって変更することにより、色補正手段400で色相だけでなく彩度と明度を補正することができるので、色補正手段400の色補正係数だけを選択した背景色によって切換えることも可能である。
また、色補正手段400に、3次元ルックアップテーブル(LUT)を使用する「テーブル参照法」を使用することもできる。1次元ガンマ処理部401で説明したLUTと同様に、予め入力(R,G,B)の組み合わせに対して補正された出力データである(R′,G′,B′)を出力するための補正テーブルを構成しておく方法である。
但し、入力値が3変数なのでLUTの容量が膨大になるため、一般には出力色空間の補間を用いてテーブル容量を減らす「テーブル補間法(オーム社 カラー画像工学 第1版第3刷 P.100参照)」が良く使用される。このテーブル補間法ではRGBの各軸をN等分することでLUTを複数のブロックに分割し、各ブロックの頂点にあたる「格子点」毎に補正データを設定する。
入力された画像データを上位ビットと下位ビットに分割し、上位ビットは使用するブロックを選択するために使用される。下位ビットに対して、選択されたブロックが持つ格子点の補正データを用いて3次元補間を行うことで最終の出力値を得る。
即ち、テーブル補間法で使用する格子点データを「背景部材:白」用と「背景部材:黒」用の二種類用意して、例えば夫々をプログラム記憶手段312の「領域A」と「領域B」に記憶しておく。
これにより、制御部310が選択した背景色に適した格子点データを色補正手段400に設定することができるので、背景色に適した画像処理で原稿の画像を読取ることができる。
なお、演算器を用いた場合と同様に、原稿の背景色が黒の場合の格子点データを背景色が白の場合の格子点データに対してα倍したデータとすることにより、テーブル補間法でも色相だけでなく彩度と明度も補正することができるので、格子点データだけを選択した背景色によって切換えることも可能である。
以上説明したように、本実施形態では、選択された背景部材19の色(原稿の背景色)の変更に起因する読取画像データの色味(色相および彩度と明度)の変化に対し、少なくとも色相を補正する処理に用いる係数の値を変更しているので、原稿の背景色の変更に影響を受けない適正な画像信号を得ることができる。
なお、本実施形態では、搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る画像読取装置に本発明を適用した場合を例示したが、これに限定されず、図13に示すように、圧板31によりプラテンガラス30に押し付けられる原稿の画像を読み取る画像読取装置に本発明を適用してもよい。
図13に示す画像読取装置は、プラテンガラス30に載置された原稿を開閉可能な圧板31を閉じることにより押し付ける。圧板31の開閉状態は、圧板開閉検知手段32により検知される。
プラテンガラス30の下方には画像読取ユニット11が配置され、画像読取ユニット11が不図示のメインモータによって図中の矢印の方向に移動することで、プラテンガラス30上に載置されている原稿の画像情報を読み取る。
圧板31の原稿と対向する面には背景部材19が取り付けられており、背景部材19により読取画像の原稿部分の周囲の背景画像を形成する。この例では、背景部材19を異なる色の部材に交換することによって、原稿の背景色の切り替えが可能となる。
画像読取ユニット11には赤外線発光手段112が設けられ、背景部材19の一部には赤外線受光手段113が設けられている。赤外線発光手段112と赤外線受光手段113とは、圧板31が閉じられた状態で、且つ画像読取センサ11が所定の位置にあるときに互いに対向して透過率検知手段を構成する。
(第2の実施形態)
次に、図7〜図11を参照して、本発明の第2の実施形態である画像読取装置について説明する。なお、上記第1の実施形態と重複する部分については同一符号を用いてその説明を省略する。
図10は、原稿の透過率が異なる場合に、背景部材19の色の違いが原稿の画像データに及ぼす影響の差の一例を示す図である。
図10に示すように、背景部材19の色が白色の場合は、原稿111の厚みが薄く透過率が高いときでも原稿を透過して見える部分が白色のために地被りは発生せず、画像情報の色味もほとんど変化しない。
従って、背景部材19の色が白色の場合は、地被りや色調の変化に関して原稿111の透過率を考慮する必要はない。
一方、背景部材19の色が黒色の場合は、原稿111の透過率が高い程、背景部材19の色の影響を多く受けるために地被りや色味の変化が強く出る。
従って、背景部材19の色が黒色の場合は、黒色の背景部材19が画像に及ぼす影響(地被り・色味の変化)を適度に補正するには、上記第1の実施形態の構成に加えて、原稿の透過率検知部を設けて原稿の透過率を検知し、該検知結果に応じて画像データの補正量を調整する必要がある。
図7は、赤外線を利用して原稿の透過率を検知する透過率検知部21と制御部310との概要を示すブロック図である。
図7において、赤外線発光手段112は、赤外発光ダイオード(赤外LED)などからなり、原稿111に対して赤外線を発光する。赤外線受光手段113は、赤外フォトトランジスタなどからなり、赤外線発光手段112の発光する赤外線を受光する。赤外線受光手段113は、原稿111を透過した赤外線を受光可能なように原稿111の搬送路を挟んで赤外線発光手段112と対向するように配置されている。
赤外線発光制御手段114は、赤外線発光手段112を制御するためのものであり、赤外線を発光するためのアナログ信号、或いはON/OFF信号を駆動手段115に供給する。駆動手段115は、赤外線発光制御手段114より供給されたアナログ信号、或いはON/OFF信号を基に赤外線発光手段112を発光させる。
A/D変換器117は、信号増幅手段116で増幅した赤外線受光手段113からの赤外線受光信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して、信号解析手段118へ出力する。信号解析手段118は、A/D変換器117においてデジタル化した赤外線受光信号を解析して、解析結果を透過率判定手段109へ出力する。
図8は、原稿の透過率と赤外線受光信号の強度との関係を示すグラフ図であり、両者は比例関係にある。
従って、原稿111を透過した時の赤外線受光手段113からの赤外線受信信号の強度と、原稿111が存在しない状態での赤外線受信信号の強度とを信号解析手段118が比較した結果を用いて、透過率判定手段109は原稿111を透過率の大小でランク分けすることが可能である。
図8では、「ランクa:透過率が高く、背景色の影響が大きい原稿」、「ランクb:標準的な透過率で、背景色の影響も標準的な原稿」、「ランクc:透過率が低く、背景色の影響が無視できる原稿」の3ランクに分けた場合を示している。もちろん必要に応じて、2ランク或いは更に4以上にランク分けしてもよい。
図11は、原稿の背景色が黒色の場合に透過率判定手段109の判定結果のランクに応じて切換える1次元γ補正手段401の補正データと、原稿の背景色が白色の場合に使用する補正データとの関係を示すグラフ図である。
図11から判るように、原稿の背景色が白色の場合や黒色の場合でも、透過率は低いランクcのときは、入力値xに対して出力値yとなる関係の補正データを使用する。
一方、原稿の背景色が黒色で原稿の透過率が高いランクaの場合は、入力値xに対して出力値がα2*yとなる。すなわち、補正量がα2倍大きい補正データを使用している。
また、原稿の背景色が黒色で原稿の透過率が中間的なランクbの場合は、入力値xに対して出力値がα1*yと中間的な値となる。すなわち、補正量がα1倍大きい補正データを使用している。
この結果、図10で示した画像データが背景色の影響を強く受ける透過率の高い原稿の場合は、補正量の大きい補正データで補正することにより地被りなどの現象を排除できるので、原稿の背景色が白色の場合の画像データに近づけることができる。
一方、原稿の背景色の影響をほとんど受けない透過率の低い原稿の場合は、背景色が白色のときに使用される補正量がない補正データを使用するので、過剰に補正されることがなく、背景色が白色の場合と同じ画像データを得ることができる。
本実施形態では、例えば図9に示すように、色補正手段400および1次元γ補正手段401に設定する補正データを記憶しているROM等のプログラム記憶部312に設けた「背景色:黒」に対応した「領域B」を更に複数領域に分割してあり、図8の透過率a,b,c…に対応した設定値を保持するように構成している。
制御部310は、背景部材移動手段20を駆動して原稿の背景色を黒色に設定した場合に、透過率判定手段109の判定結果を用いてプログラム記憶部312から原稿の透過率に合せた補正データを読み出し、色補正手段400および1次元γ補正手段401に設定する。
これにより、原稿の背景色を黒色に切り替えたことによる地被り・色味の変化という画像信号への影響を、原稿の透過率に応じて適切に補正することが可能になる。その他の構成および作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、図13に示す画像読取装置の場合は、圧板31が閉じた状態を圧板開閉検知手段32が検知した状態で画像読取ユニット11を所定の位置に移動すると、原稿を保持するプラテンガラス30を挟んで赤外線発光手段112と赤外線受光手段113とが対向することで、原稿を透過した赤外線を受光可能なように構成されている。従って、図7の構成で透過率判定手段109は解析結果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、色補正手段400と1次元γ補正手段401とをハードウェアで構成して、設定する補正データを原稿の背景色に応じて変更するようにしたが、色味の補正処理の一部または全部をソフトウェアによる演算で行うようにしてもよい。この場合、例えば、色味補正前の画像データを接続された外部機器に転送し、該外部機器にて前記色味補正の処理を自動的に行うようにしてもよい。
また、補正処理例としては、デジタル写真に通常行なわれているRGBのそれぞれの輝度を表す係数を手動で変化させて行う補正画面を、背景部材19の移動や交換の検出に応じて表示させ、ユーザに手動設定を促すようにしてもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施形態である画像読取装置の概略断面図である。 画像読取ユニットを説明するための図である。 コントローラ基板の回路構成を説明するためのブロック図である。 デジタル画像処理部の構成を説明するためのブロック図である。 プログラム記憶部の内部領域を説明するための図である。 1次元γ補正手段に設定する補正テーブルデータの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態である画像読取装置を説明するための図であり、赤外線を利用して原稿の透過率を検知する透過率検知部と制御部との概要を示すブロック図である。 赤外線を照射したときの原稿の透過率と赤外線受光量との関係を示すグラフ図である。 プログラム記憶部の内部領域を説明するための図である。 原稿の透過率が異なる場合に、背景部材の色の違いが原稿の画像データに及ぼす影響の差の一例を示す図である。 1次元γ補正手段の補正データを示すグラフ図である。 背景部材の色の切換えで、原稿の画像の色バランスが変化する例を示す図である。 本発明の実施形態の変形例を説明するための斜視図である。
符号の説明
2a〜2d 搬送ローラ
2g 原稿検知センサ
11 画像読取ユニット
11a 光源
11b 結像レンズ
11c 画像読取センサ(画像読取部)
18 コントローラ基板
19 背景部材
20 背景部材移動手段
21 透過率検知部
30 プラテンガラス
31 圧板
32 圧板開閉検知手段
100 画像読取装置
109 透過率判定手段
111 原稿
112 赤外線発光手段
113 赤外線受光手段
114 赤外線発光制御手段
115 駆動手段
116 信号増幅手段
117 A/D変換器
118 信号解析手段
307 デジタル画像処理用記憶部
308 画像メモリ
309 タイミング信号発生部
310 制御部
311 I/F部
312 プログラム記憶部
313 メモリ部
314 データ保持部
400 色補正手段
401 1次元γ補正手段
402 エッジ強調手段
403 シェーディング補正回路
404 解像度変換回路
405 画像メモリI/F回路
406 解像度変換回路
410 色補正処理部

Claims (6)

  1. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に、該画像読取部に対向して配置可能な少なくとも2つの色を有する背景部材、又は異なる色を有する複数の背景部材と、
    前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正手段と、
    前記背景部材と前記画像読取部との少なくとも一方を移動させる移動手段と、
    前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正手段の補正量を変更する補正量変更手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿の光の透過率を検知するための透過率検知手段を備え、該透過率検知手段の検知結果、および前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色に応じて、前記補正量変更手段が前記色補正手段の補正量を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記透過率検知手段は、赤外線発光部と、該赤外線発光部が発光した赤外線を受光する赤外線受光部とを有することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に、該記画像読取部に対向して配置可能な少なくとも2つの色を有する背景部材、又は異なる色を有する複数の背景部材と、
    前記背景部材と前記画像読取部との少なくとも一方を移動させる移動手段と、を備えた画像読取装置の制御方法において、
    前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正ステップと、 前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正ステップでの補正量を変更する補正量変更ステップと、を備えることを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  5. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に、該記画像読取部に対向して配置可能な少なくとも2つの色を有する背景部材、又は異なる色を有する複数の背景部材と、
    前記背景部材と前記画像読取部との少なくとも一方を移動させる移動手段と、を備えた画像読取装置の制御プログラムにおいて、
    前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正ステップと、 前記画像読取位置に配置される前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正ステップでの補正量を変更する補正量変更ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする画像読取装置の制御プログラム。
  6. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    該画像読取部による画像読取が可能な前記画像読取部の画像読取位置に配置された着脱可能な背景部材と、
    該背景部材と交換可能な異なる色の背景部材と、
    前記画像読取部によって読み取られた画像データの色相を補正する色補正手段と、
    前記背景部材の色の変更に応じて前記色補正手段の補正量を変更する補正量変更手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
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