JP2008250743A - 医療情報表示プログラム、医療情報表示方法及び医療情報管理システム - Google Patents

医療情報表示プログラム、医療情報表示方法及び医療情報管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】患者の状態にあまり変化が見られない場合に、患者の状態の把握に手間が掛からないようにすること。
【解決手段】端末装置30は、各ツールプログラム31aが患者について管理する複数の分野の情報を、分野ごとに順に表示させるよう操作者から指示を受けた場合において、何れかの分野の情報により特定される患者の状態に変化がなかったときには、その分野に対応するツールプログラム31aにより生成される現状報告画面44、45の表示を、スキップする。
【選択図】図4

Description

本発明は、医療に関する情報を表示するためのプログラム及び方法と、そのような医療情報を管理するためのシステムとに、関する。
周知のように、医療に関する情報を管理するための医療情報管理システムがある。一般的な医療情報管理システムは、医療情報を検索自在に記録しておくためのデータベース装置と、医療情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に医療情報の検索や登録や更新や削除を行わせるとともに検索結果データベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなる。端末装置には、医療情報における複数の分野ごとに、その分野の情報の閲覧や編集をするための情報管理機能が、用意され、医療従事者が、自分の業務に応じた分野の情報を、端末装置で利用できるようになっている。なお、その情報管理機能としては、例えば、医師や検査技師が患者の病状や検査結果などの記録閲覧をするための電子カルテ機能、医師が薬局に調剤を依頼するための処方依頼機能、医師が検査局に検査を依頼するための検査依頼機能、医師や看護師が入院患者の生命兆候を登録閲覧するための経過情報管理機能、及び、医師や看護師が各患者についての入院から退院までの診療計画を編集閲覧するための診療計画管理機能がある。
ところで、医師は、例えば一日の業務を開始する前に、自分の担当患者の生命兆候や検査結果や診療計画などを検討する必要がある。このため、前述した医療情報管理システムの中には、その医師が担当する患者の状態を把握するための現状把握機能を含むものがある。この現状把握機能は、端末装置を介して医師により起動されると、医師により選択された患者について、各情報管理機能により生成される各種の画面(例えば、生命兆候の経過の一覧画面、検査結果の一覧画面、診療計画の一覧画面など)を、スライドショー形式で、端末装置に表示する。医者は、これらの画面を、クリックしながら順次表示させ、これら画面を通じて、選択した患者の状態を把握し、術後処置、投薬内容、リハビリ内容、食事内容などについて検討することができる。
このように、現状把握機能によると、医者は、担当患者を選択した後、画面内の情報を読み取って患者の状態を把握して画面をクリックするという作業を、何度も行わねばならない。しかし、現実的には、患者の状態に大きな変化がないことが単に確認できればよい場合もあるため、このような場合に、わざわざ画面内の情報を読み取って患者の状態を把握する作業は、煩わしいものとなる。
本発明は、前述したような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、患者の状態にあまり変化が見られない場合に、患者の状態の把握に手間が掛からないようにすることにある。
上記の課題を解決するために案出された医療情報表示プログラムは、患者に関する患者情報を患者毎に記憶したデータベース装置と、患者情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に患者情報の検索や登録や更新や削除を行うとともに検索結果をデータベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなり、端末装置が、患者情報における複数の分野ごとに、その分野の情報をデータベース装置で管理する情報管理機能を備えている医療情報管理システムにおけるその端末装置に対し、医療情報を表示させるためのプログラムであって、端末装置を、操作者から、何れかの患者を指定した実行指示を受け付ける受付手段、その受付手段が実行指示を受け付けると、複数の情報管理機能のうちの一つを動作対象として決定するとともに、操作者から指示があるごとに、その動作対象を別の情報管理機能に順次切り替える切替手段、その切替手段により動作対象とされた情報管理機能に対して、指定された患者の状態の変化の有無をその情報管理機能に照会する照会手段、その照会手段の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化があると回答した場合に、その情報管理機能に対して当該患者についてのその分野の情報を表示装置に表示させる表示手段、及び、照会手段の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化がないと回答した場合にその情報管理機能による表示をスキップするスキップ手段として機能させることを、特徴としている。
このように構成されると、端末装置は、各情報管理機能が患者について管理する複数の分野の情報を分野ごとに順に表示させるよう操作者から指示を受けた場合において、何れかの分野の情報により特定される患者の状態に変化がなかったときには、その情報管理機能による表示をスキップするよう、動作する。このようにスキップされれば、操作者は、その情報管理機能が管理する分野の情報に変化がなかったことを、簡単に把握できる。
また、上記の課題を解決するために案出された医療情報表示方法は、患者に関する患者情報を患者毎に記憶したデータベース装置と、患者情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に患者情報の検索や登録や更新や削除を行うとともに検索結果をデータベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなり、記端末装置が、患者情報における複数の分野ごとに、その分野の情報をデータベース装置で管理する情報管理機能を備えている医療情報管理システムにおけるその端末装置が、医療情報を表示するための方法であって、端末装置が、操作者から、何れかの患者を指定した実行指示を受け付ける受付手順、その受付手順で実行指示を受け付けると、複数の情報管理機能のうちの一つを動作対象として決定するとともに、操作者から指示があるごとに、その動作対象を別の情報管理機能に順次切り替える切替手順、その切替手順により動作対象とされた情報管理機能に対して、指定された患者の状態の変化の有無をその情報管理機能に照会する照会手順、その照会手順での照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化があると回答した場合に、その情報管理機能に対して当該患者についてのその分野の情報を表示装置に表示させる表示手順、及び、照会手順での照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化がないと回答した場合にその情報管理機能による表示をスキップするスキップ手順を実行することを、特徴としている。
従って、この医療情報表示方法が実現された医療情報管理システムは、前述した本発明の医療情報表示プログラムが動作した端末装置を含む医療情報管理システムと同等に機能することになる。
また、上記の課題を解決するために案出された医療情報管理システムは、患者に関する患者情報を患者毎に記憶したデータベース装置と、患者情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に患者情報の検索や登録や更新や削除を行うとともに検索結果をデータベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなり、端末装置が、患者情報における複数の分野ごとに、その分野の情報をデータベース装置で管理する情報管理機能を備えている医療情報管理システムであって、端末装置が、操作者から、何れかの患者を指定した実行指示を受け付ける受付部、その受付部が実行指示を受け付けると、複数の情報管理機能のうちの一つを動作対象として決定するとともに、操作者から指示があるごとに、その動作対象を別の情報管理機能に順次切り替える切替部、その切替部により動作対象とされた情報管理機能に対して、指定された患者の状態の変化の有無をその情報管理機能に照会する照会部、その照会部の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化があると回答した場合に、その動作対象の情報管理機能に対して当該患者についてのその分野の情報を表示装置に表示させる表示部、及び、照会部の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化がないと回答した場合にその情報管理機能による表示をスキップするスキップ部を備えることを、特徴としている。
従って、この医療情報管理システムは、前述した本発明の医療情報表示プログラムが動作した端末装置を含む医療情報管理システムと同等に機能することになる。
このように、本発明によれば、患者の状態にあまり変化が見られない場合に、患者の状態の把握に手間が掛からなくなる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態の医療情報管理システムの構成図である。
図1に示すように、本実施形態の医療情報管理システムは、複数のデータベース装置10、1台のホスト装置20、及び、複数の端末装置30からなる。このうち、データベース装置10とホスト装置20は、例えばSAN[Storage Area Network]を介して通信自在に接続されている。また、ホスト装置20と端末装置30は、ネットワークNを介して通信自在に接続されている。
データベース装置10は、データベース機能を実現するためのデータベースソフトウエアが導入された汎用コンピュータである。従って、このデータベース装置10は、図示していないが、ストレージユニット、CPU[Central Processing Unit]、メモリユニット、及び、通信アダプタ等のハードウエアを、内蔵している。なお、ストレージユニットは、各種のプログラム及び各種のデータを記憶するユニットである。CPUは、ストレージユニット内のプログラムに従って処理を行うユニットである。メモリユニットは、ストレージユニットから読み出されたプログラムがキャッシュされたりCPUの作業領域が展開されたりするユニットである。通信アダプタは、ホスト装置20との間でデータの遣り取りをするためのユニットである。このように構成されるデータベース装置10は、データベース機能を実現するためのデータベースソフトウエアを、ストレージユニットに記憶している。データベースソフトウエアは、複数のレコードが格納されたデータベーステーブルと、ホスト装置20からの指示に応じてそのデータベーステーブルを検索したりレコードの登録、変更、削除を行うプログラムとを、含んでいる。
なお、図1に示すように、データベース装置10は、複数用意されている。患者に関する情報は、電子カルテ、経過情報、診療計画などの複数の分野ごとに区分され、区分された情報は、それぞれ、その分野に対応するデータベース装置10に蓄積されている。さらに、各データベース装置10に分散して蓄積された患者情報を統括的に管理するためのデータベース装置10も、用意されている。このデータベース装置10は、患者を一意に特定するための患者識別情報と、その患者を担当している医師を一意に特定するための医師識別情報と、上記の各データベース装置10に蓄積されている各分野の情報をそれぞれ特定するためのポインタ情報とを対応付けたレコードを、蓄積している。
ホスト装置20は、サーバ機能を実現するためのサーバソフトウエアが導入された汎用コンピュータである。従って、ホスト装置20も、図示していないが、ストレージユニット、CPU、メモリユニット、及び、通信アダプタ等のハードウエアを、内蔵している。なお、これら内蔵ハードウエアは、データベース装置10内のハードウエアと同等の機能を有するものである。このように構成されるホスト装置20は、ホスト機能を実現するサーバソフトウエアを、ストレージユニットに記憶している。サーバソフトウエア(に従ったCPU)は、端末装置30からの要求を受けてデータベース装置10に医療情報の検索や登録や更新や削除を行わせるとともに、検索結果をデータベース装置10から端末装置30に転送する。
端末装置30は、クライアント機能を実現するためのクライアントソフトウエアが導入されたパーソナルコンピュータである。従って、端末装置30は、図示していないが、液晶ディスプレイ等の表示装置と、キーボードやマウス等の入力装置と、これら装置が接続された本体とからなり、その本体には、ストレージユニット、CPU、メモリユニット、及び、通信アダプタ等のハードウエアを、内蔵している。なお、これら内蔵ハードウエアは、データベース装置10内のハードウエアと同等の機能を有するものである。このように構成される端末装置30は、医療情報の閲覧や編集の操作を行うためのクライアントソフトウエア31を、ストレージユニットに記憶している。
このクライアントソフトウエア31は、複数のツールプログラム31a、ツール情報管理テーブル31b、動作管理テーブル31c、及び、現状報告モジュール31dを、含んでいる。
複数のツールプログラム31aは、電子カルテ、経過情報、診療計画など、患者に関する各分野の情報の閲覧や編集を、それぞれ実現するためのプログラムである。従って、ツールプログラム31aは、分野の数だけ用意されている。これらツールプログラム31a(に従ったCPU)は、対応する分野の情報を記憶しているデータベース装置10に対する検索をホスト装置20に要求してその検索結果を表示装置に表示する。また、これらツールプログラム31aは、操作者からの指示を受けて、対応する分野の情報を記憶しているデータベース装置10に登録や更新や削除を行うよう、ホスト装置20に要求する。
ツール情報管理テーブル31bは、ツールプログラム31aに関する情報を管理するためのテーブルである。
図2は、ツール情報管理テーブル31bのデータ構造の一例を示す図である。
図2に示すように、ツール情報管理テーブル31bは、ツールプログラム31aと同数のレコードを、有している。各レコードは、「ツール識別コード」、「入外区分情報」、「ツール名」及び「起動順」の各フィールドを、有している。「ツール識別コード」フィールドは、そのツールプログラム31aを一意に特定するツール識別コードが記録されるフィールドである。「入外区分情報」フィールドは、そのツールプログラム31aが入院患者の患者情報のみ取り扱うのか外来患者の患者情報のみ取り扱うのか入院患者と外来患者の両方の患者情報を取り扱うのかを特定する入外区分情報が記録されるフィールドである。「ツール名」フィールドは、そのツールプログラム31aの名称が記録されるフィールドである。「起動順」フィールドは、後述の現状報告モジュール31dが各ツールプログラム31aを順番に起動する場合においてそのツールプログラム31aが何番目に起動されるかを特定する番号が記録されるフィールドである。
図1の動作管理テーブル31cは、後述の現状報告モジュール31dが各ツールプログラム31aを順番に起動する場合において、起動後の各ツールプログラム31aに行わせるべき動作に関する情報を管理するためのテーブルである。
図3は、動作管理テーブル31cのデータ構造の一例を示す図である。
図3に示すように、動作管理テーブル31cは、各ツールプログラム31aが行い得る全ての動作と同数のレコードを、有している。各レコードは、「ツール識別コード」、「ツール名」、「動作コード」、「動作名」、「メッセージ」及び「出力種別フラグ」の各フィールドを、有している。「ツール識別コード」及び「ツール名」の各フィールドは、その動作が行えるツールプログラム31aのツール識別コード及びツール名がそれぞれ記録されるフィールドである。「動作コード」フィールドは、その動作を一意に特定する動作コードが記録されるフィールドである。「動作名」フィールドは、その動作の名称が記録されるフィールドである。「メッセージ」フィールドは、その動作をツールプログラム31aが行った場合に出力されるべきメッセージが記録されるフィールドである。「出力種別フラグ」フィールドは、ツールプログラム31aによる出力形態の種別を特定する出力種別フラグが記録されるフィールドである。なお、本実施形態では、「1」の出力種別フラグは、ツールプログラム31aによる画面表示がスキップされることを意味し、「2」の出力種別フラグは、ツールプログラム31aによる画面表示において所定の部分が強調されることを意味している。
図1の現状報告モジュール31dは、複数のツールプログラム31aによる機能により管理される患者についての各分野の情報を表示装置に表示するためのプログラムである。この現状報告モジュール31dに従ってCPUが実行する処理の内容については、図5乃至図8を用いて後述する。
以上のように構成される医療情報管理システムにおいて、端末装置30の入力装置が操作者に操作されることにより、クライアントソフトウエア31が起動されると、その操作者の認証処理(医師識別情報と暗証情報の確認)が行われ、認証処理の結果、アクセスが許可されると、表示装置に主画面が表示される。
図4は、この主画面41の一例を示す図である。
図4に示すように、主画面41は、医療情報の閲覧や編集の操作を行うための画面であり、各種の機能を呼び出すためのボタンを多数含んでいる。これらボタンの中には、現状報告モジュール31dを起動するためのカンファランスボタン41aが、含まれている。
そして、この主画面41のカンファランスボタン41aがクリックされると、端末装置30のCPUが現状報告モジュール31dをストレージユニットから読み出して、現状報告モジュール31dの動作を開始させる。
図5乃至図8は、現状報告モジュール31dによる処理の流れを示す図である。
処理開始後、最初のステップS101では、現状報告モジュール31d(を実行するCPU)は、操作者が担当する患者のリストをホスト装置20に要求する。すると、ホスト装置20は、この操作者の医師識別情報を検索条件としてデータベース装置10に検索を行わせて、この操作者が担当する患者のリストをデータベース装置10から取得し、端末装置30に送信する。現状報告モジュール31dは、ホスト装置20から担当患者のリストを取得すると、これを表示装置に表示する。
図9は、担当患者のリスト41bが表示された主画面41の一例を示す図である。
図9に示すように、担当患者のリスト41bが、主画面41上に表示されるとともに、更に、この現状報告モジュール31dを終了させるための終了ボタン41cも、主画面41上に表示される。担当患者のリスト41bでは、担当患者に関する情報が各行に示されており、各行は、クリッカブルなボタンとして機能するようになっている。
現状報告モジュール31dは、担当患者のリスト41bと終了ボタン41cとを表示した後、図5のステップS102へ処理を進める。
ステップS102では、現状報告モジュール31dは、図9の終了ボタン41cのクリックによる終了指示があったか否かを、判別する。そして、終了指示がなかった場合、現状報告モジュール31dは、ステップS102からステップS103へ処理を分岐させる。
ステップS103では、現状報告モジュール31dは、図9の担当患者のリスト41bの中の何れかの行がクリックされることにより担当患者の選択があったか否かを、判別する。そして、担当患者の選択がなかった場合、現状報告モジュール31dは、ステップS103から処理を分岐させ、ステップS102へ処理を戻す。
これらステップS102及びS103の処理ループの実行中、担当患者の選択があると、現状報告モジュール31dは、ステップS103からステップS104へ処理を進める。
なお、これらステップS101及びS103を実行する現状報告モジュール31d(を実行するCPU)は、前述した受付部に相当している。
ステップS104では、現状報告モジュール31dは、選択された担当患者に係る電子カルテの情報をホスト装置20を通じてデータベース装置10から取得し、その担当患者の電子カルテの情報が記述された患者情報掲示画面を表示装置に表示する。
図10は、この患者情報掲示画面42の一例を示す図である。
図10に示すように、患者情報掲示画面42には、患者の住所、体格情報、血液型、アレルギー有無、既往症、病歴、処方履歴、受診履歴、入外区分情報など、電子カルテの情報が、記述されている。
現状報告モジュール31dは、選択した担当患者について、図10のような患者情報掲示画面42を表示した後、図5のステップS105へ処理を進める。
ステップS105では、現状報告モジュール31dは、ステップS104でホスト装置20を通じてデータベース装置10から取得した情報の中から、入外区分情報を取り出す。なお、ここで取り出される入外区分情報は、「入院」又は「外来」である。
次のステップS106では、現状報告モジュール31dは、ステップS105で取り出した入外区分情報を検索条件として、図2のツール情報管理テーブル31bからレコードを検出する。ここで、検索条件が「入院」であれば、入外区分情報が「入院」又は「共通」であるレコードが検出される。また、検索条件が「外来」であれば、入外区分情報が「外来」又は「共通」であるレコードが検出される。このようにしてレコードを検出した後、現状報告モジュール31dは、図6の第1の処理ループL1を実行する。
第1の処理ループL1では、現状報告モジュール31dは、ステップS106で検出した全てのレコードについて、一つずつ、「起動順」フィールドの値の順に、ステップS107、S108、第2の処理ループL2、ステップS112乃至S124の処理を、実行する。
ステップS107では、現状報告モジュール31dは、図3の動作管理テーブル31cから、処理対象レコードと同一のツール識別コードを有するレコードを、全て取得する。
次のステップS108では、現状報告モジュール31dは、処理対象レコードに含まれるツール識別コードにて特定されるツールプログラム31aを起動させる。その起動が済むと、現状報告モジュール31dは、第2の処理ループL2を実行する。
第2の処理ループL2では、現状報告モジュール31dは、ステップS107で取得した全てのレコードについて、一つずつ、ステップS109乃至S111の処理を、実行する。
ステップS109では、現状報告モジュール31dは、第2の処理ループL2の処理対象レコードに含まれる動作コードを引数として、ステップS108で起動されたツールプログラム31aに対し、照会処理の実行を依頼する。なお、何れのツールプログラム31aとも、動作コードを引数とした照会処理を行って真偽値を返す機能を、含んでいる。ここで、図3の動作管理テーブル31cに示されるように、パス(クリティカルパスの略称で、入院から退院までの計画を言う)というツール名のツールプログラム31aには、「A001」及び「A002」というコード名の動作コードが、照会処理の引数として、引き渡されるようになっているが、例えば、「A001」の動作コードを引数とした照会処理の実行が、この「パス」ツールプログラム31aに依頼されたときには、この「パス」ツールプログラム31aは、自己が管理するデータベースを検索することによって、該当患者に現在適用されているパスが存在するか否かを、確認する。そして、この「パス」ツールプログラム31aは、該当患者に現在適用されているパスが存在していなければ、「真」を現状報告モジュール31dに返し、該当患者に現在適用されているパスが存在していれば、「偽」を現状報告モジュール31dに返す。また、例えば、「A002」の動作コードを引数とした照会処理の実行が、この「パス」ツールプログラム31aに依頼されたときには、この「パス」ツールプログラム31aは、自己が管理するデータベースを検索することによって、該当患者にパスの適用歴があり尚且つそのパスに対して評価入力がなされているという状態にあるか否かを、確認する。そして、この「パス」ツールプログラム31aは、該当患者にパスの適用歴があり尚且つそのパスに対して評価入力がなされているという状態になければ、「真」を現状報告モジュール31dに返し、そのような状態にあれば、「偽」を現状報告モジュール31dに返す。これらの例と同様に、「パス」以外のツールプログラム31aも、自己が管理するデータベースを検索することによって、照会処理の実行が依頼されたときの引数の動作コードに応じた処理を、実行する。
次のステップS110では、現状報告モジュール31dは、当該ツールプログラム31aから処理結果として真偽値を受け取るまで、待機する。そして、当該ツールプログラム31aから真偽値を受け取ると、現状報告モジュール31dは、ステップS111へ処理を進める。
ステップS111では、現状報告モジュール31dは、第2の処理ループL2の処理対象レコードに含まれる動作コード及び出力種別フラグと、ステップS110で受け取った真偽値とを、ワークテーブルに保存する。
図11は、ワークテーブル43のデータ構造の一例を示す図である。
図11に示すように、ワークテーブル43の各レコードは、「動作コード」、「出力種別フラグ」及び「結果」の各フィールドを、有している。「動作コード」及び「出力種別フラグ」の各フィールドは、動作コード及び出力種別フラグがそれぞれ記録されるフィールドである。「結果」フィールドは、真偽値が記録されるフィールドである。
現状報告モジュール31dは、図11に示すようなワークテーブル43に、動作コード、出力種別フラグ及び真偽値からなるレコードを、登録すると、第2の処理ループL2におけるこの処理対象レコードについての処理を終了する。
現状報告モジュール31dは、ステップS107で取得した全てのレコードについて、ステップS109乃至S111の処理を実行し終えると、第2の処理ループL2から離脱し、図7のステップS112へ処理を進める。
なお、第2の処理ループL2を実行する現状報告モジュール31d(を実行するCPU)は、前述した照会部に相当している。
ステップS112では、現状報告モジュール31dは、ステップS111で真偽値が登録された図11のワークテーブル43から、出力種別フラグが「2」で真偽値が「真」であるレコードを、検索する。
次のステップS113では、現状報告モジュール31dは、ステップS112での検索の結果、レコードが検出できたか否かを、判別する。そして、レコードが検出できた場合、現状報告モジュール31dは、ステップS113からステップS114へ処理を分岐させる。
ステップS114では、現状報告モジュール31dは、この時点より以前に後述のステップS123を経たことにより、この時点でツール識別コード及び動作コードがメモリユニットに一時記録されていれば、それらコードをともに含むレコードを図3の動作管理テーブル31cから特定し、その特定したレコードのメッセージをスキップメッセージとして取得する。
次のステップS115では、現状報告モジュール31dは、第1の処理ループL1での処理対象レコードに含まれるツール識別コードと、ステップS112で検出されたレコードに含まれる動作コードとを、ともに含むレコードを、図3の動作管理テーブル31cから特定し、その特定したレコードのメッセージを強調表示メッセージとして取得する。
次のステップS116では、現状報告モジュール31dは、当該動作コードと、当該出力種別フラグと、ステップS114及びS115でメッセージを取得した場合にはそのメッセージとを引数として、ステップS108で起動したツールプログラム31aに対し、当該患者についての当該分野の情報の表示処理の実行を依頼する。ここで、当該ツールプログラム31aは、両コードを引数とした表示処理の実行依頼を受けることにより、当該分野の情報のうち、所定のロジックに従って特定した箇所を強調表示した現状報告画面を、図4の主画面41とは別のウインドウに表示する。また、当該ツールプログラム31aは、メッセージを引数とした表示処理の実行依頼を受けることにより、現状報告画面内の所定の欄にメッセージを表示する。
図12は、ツールプログラム31aが表示した現状報告画面44の一例を示す図である。
図12に示す現状報告画面44には、担当患者に対する投薬の指示が複数列挙されている。このうち、最上位の投薬指示が、強調表示されている。また、この現状報告画面44の上部には、メッセージ欄44aが備えられており、当該ツールプログラム31aが引数としてメッセージを受け取っていた場合に、そのメッセージが、このメッセージ欄44aに記述される。図12は、メッセージ欄44aに強調表示メッセージが記述された例を、示している。なお、この図12に示す現状報告画面44は、図2のツール情報管理テーブル31bに列挙されたツール名のうち、「指示書」というツール名を持つツールプログラム31aにより生成された画面の一例である。つまり、「パス」や「経過表」などのツール名を持つツールプログラム31aにより生成される現状報告画面は、図12に示した現状報告画面44とは異なった内容となっている。
現状報告モジュール31dは、当該ツールプログラム31aに対し、図12に示すような現状報告画面44を表示させた後、図8のステップS121へ処理を進める。
一方、図7のステップS112での検索の結果、レコードが検出できなかった場合、現状報告モジュール31dは、ステップS113からステップS117へ処理を進める。
ステップS117では、現状報告モジュール31dは、ステップS111で真偽値が登録された図11のワークテーブル43から、出力種別フラグが「1」で真偽値が「偽」であるレコードを、検索する。
次のステップS118では、現状報告モジュール31dは、ステップS117での検索の結果、レコードが検出できたか否かを、判別する。そして、レコードが検出できた場合、現状報告モジュール31dは、ステップS118からステップS119へ処理を分岐させる。
ステップS119では、現状報告モジュール31dは、この時点より以前に後述のステップS123を経たことにより、この時点でツール識別コード及び動作コードがメモリユニットに一時記録されていれば、それらコードを含むレコードを図3の動作管理テーブル31cから特定し、その特定したレコードのメッセージをスキップメッセージとして取得する。
次のステップS120では、現状報告モジュール31dは、当該動作コードと、当該出力種別フラグと、ステップS119でメッセージを取得した場合にはそのメッセージとを引数として、ステップS108で起動したツールプログラム31aに対し、当該患者についての当該分野の情報の表示処理の実行を依頼する。ここで、当該ツールプログラム31aは、両コードを引数として表示処理の実行依頼を受けることにより、当該分野の情報が記述された(強調表示の無い)画面を、図4の主画面41とは別のウインドウに表示する。また、当該ツールプログラム31aは、メッセージを引数とした表示処理の実行依頼を受けることにより、所定の欄にメッセージを表示する。
図13は、ツールプログラム31aが表示した現状報告画面45の一例を示す図である。
図13に示す現状報告画面45には、担当患者についての血液検査の結果が記述されている。また、図12の現状報告画面44と同様に、図13の現状報告画面45の上部にも、メッセージ欄45aが備えられており、当該ツールプログラム31aが引数としてメッセージを受け取っていた場合に、そのメッセージが、メッセージ欄45aに記述される。図13は、メッセージ欄45aにスキップメッセージが記述された例を、示している。なお、この図13に示す現状報告画面45は、図2のツール情報管理テーブル31bに列挙されたツール名のうち、「検査結果」というツール名を持つツールプログラム31aにより生成された画面の一例である。つまり、「経過表」や「再診予約」などのツール名を持つツールプログラム31aにより生成される現状報告画面は、図12及び図13に示した現状報告画面44、45とは異なった内容となっている。
現状報告モジュール31dは、当該ツールプログラム31aに対し、図13に示すような現状報告画面45を表示させた後、図8のステップS121へ処理を進める。
ステップS121では、現状報告モジュール31dは、図12又は図13に示すような現状報告画面44、45に対するクリックがなされたか否かを、判別する。そして、現状報告画面44、45に対するクリックがなされなかった場合、現状報告モジュール31dは、ステップS121からステップS122へ処理を分岐させる。
ステップS122では、現状報告モジュール31dは、現状報告画面44、45を表示し始めてから所定時間が経過したか否かを、判別する。そして、所定時間が経過していなかった場合、現状報告モジュール31dは、ステップS122から処理を分岐させ、ステップS121へ処理を戻す。
これらステップS121及びS122の処理ループの実行中、現状報告画面44、45に対するクリックがなされると、現状報告モジュール31dは、ステップS121から図6のステップS124へ処理を進める。
また、これらステップS121及びS122の処理ループの実行中、現状報告画面44、45を表示し始めてから所定時間が経過した場合も、現状報告モジュール31dは、ステップS122から図6のステップS124へ処理を進める。
一方、図7のステップS117での検索の結果、レコードが検出できなかった場合、現状報告モジュール31dは、ステップS118からステップS123へ処理を進める。
ステップS123では、現状報告モジュール31dは、処理対象レコード内のツール識別コードと、図11のワークテーブル43における「出力種別フラグ」フィールドの値が「1」である各レコードに含まれる動作コードとを、メモリユニットに、一時記録する。その後、現状報告モジュール31dは、当該ツールプログラム31aに対して現状報告画面を表示させることなく、ステップS124へ処理を進める。
なお、ステップS112乃至S122を実行する現状報告モジュール31d(を実行するCPU)は、前述した表示部に相当している。また、ステップS118及びS123を実行する現状報告モジュール31d(を実行するCPU)は、前述したスキップ部に相当している。
ステップS124では、現状報告モジュール31dは、ステップS108で起動したツールプログラム31aを停止させ、第1の処理ループL1におけるこの処理対象レコードに対する処理を終了する。
なお、ステップS108及びS124を実行する現状報告モジュール31d(を実行するCPU)は、前述した切替部に相当している。
現状報告モジュール31dは、ステップS106で検出した全てのレコードについて、ステップS107、S108、第2の処理ループL2、ステップS112乃至S124の処理を実行し終えると、第1の処理ループL1から離脱し、ステップS103で選択された担当患者についての処理を全て終了して、ステップS102へ処理を戻す。
また、ステップS102及びS103の処理ループの実行中、図9の終了ボタン41cのクリックによる終了指示があると、現状報告モジュール31dは、図5乃至図8に係る処理を終了する。そして、端末装置30は、図4の主画面41を表示した状態になる。
現状報告モジュール31dが、以上に説明したように動作するため、医師は、例えば一日の業務を開始する前に、自分の担当患者の生命兆候や検査結果や診療計画などを検討するため、図4の主画面41のカンファランスボタン41aをクリックする。すると、担当患者のリスト41bが表示される(図9)。
そして、医師が、任意の担当患者を選択してその担当患者の行をクリックすると、各ツールプログラム31aによる現状報告画面44、45が順次表示される処理が、開始される。その現状報告画面44、45の表示は、その現状報告画面44、45が医師によりクリックされるか、所定時間が経過した時に、次の現状報告画面44、45に切り替えられる(ステップS121、S122)。つまり、現状報告画面44、45は、スライドショー形式で表示される。なお、この切り替わる順番は、各ツールプログラム31aに定義されている起動順となっている(図2)。
このようにして順次表示される各現状報告画面44、45には、前述したように、選択された担当患者についての対応する分野の情報が、記述されるが、所定のロジックに従って特定した箇所を強調表示すべきとされた場合には、その箇所が強調表示され、メッセージ欄44a、45aには、強調表示メッセージが記述される(ステップS115、S116、図12)。
また、各現状報告画面44、45に記述されるべき情報に変化がないと、各ツールプログラム31aが判断した場合(ステップS118;はい)、そのツールプログラム31aにより生成されるはずの現状報告画面44、45は、生成されることなくその表示がスキップされる(ステップS123)。そして、そのスキップの後に表示された現状報告画面44、45のメッセージ欄44a、45aには、スキップメッセージが表示される(ステップS114、S119)。このスキップメッセージにより、医師は、現状報告画面44、45の表示がスキップされたこと、及び、そのスキップされた現状報告画面44、45に係る分野における患者情報に変化がなかったことを、把握することができる。
従って、本実施形態によれば、患者の状態にあまり変化が見られない場合に、患者の状態の把握に手間が掛からなくなる。
本実施形態の医療情報管理システムの構成図 ツール情報管理テーブルのデータ構造の一例を示す図 動作管理テーブルのデータ構造の一例を示す図 主画面の一例を示す図 現状報告モジュールによる処理の流れを示す図 現状報告モジュールによる処理の流れを示す図 現状報告モジュールによる処理の流れを示す図 現状報告モジュールによる処理の流れを示す図 担当患者のリストが表示された主画面の一例を示す図 患者情報掲示画面の一例を示す図 ワークテーブルのデータ構造の一例を示す図 現状報告画面の一例を示す図 現状報告画面の一例を示す図
符号の説明
10 データベース装置
20 ホスト装置
30 端末装置
31 クライアントソフトウエア
31a ツールプログラム
31b ツール情報管理テーブル
31c 動作管理テーブル
31d 現状報告モジュール
41 主画面
41a カンファランスボタン
41b リスト
41c 終了ボタン
42 患者情報掲示画面
43 ワークテーブル
44 現状報告画面
44a メッセージ欄
45 現状報告画面
45a メッセージ欄

Claims (4)

  1. 患者に関する患者情報を患者毎に記憶したデータベース装置と、患者情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に患者情報の検索や登録や更新や削除を行うとともに検索結果をデータベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなり、前記端末装置が、患者情報における複数の分野ごとに、その分野の情報を前記データベース装置で管理する情報管理機能を備えている医療情報管理システムにおけるその端末装置に対し、医療情報を表示させるためのプログラムであって、
    前記端末装置を、
    操作者から、何れかの患者を指定した実行指示を受け付ける受付手段、
    前記受付手段が実行指示を受け付けると、前記複数の情報管理機能のうちの一つを動作対象として決定するとともに、前記操作者から指示があるごとに、その動作対象を別の情報管理機能に順次切り替える切替手段、
    前記切替手段により動作対象とされた情報管理機能に対して、指定された患者の状態の変化の有無をその情報管理機能に照会する照会手段、
    前記照会手段の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化があると回答した場合に、その情報管理機能に対して当該患者についてのその分野の情報を表示装置に表示させる表示手段、及び、
    前記照会手段の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化がないと回答した場合にその情報管理機能による表示をスキップするスキップ手段
    として機能させる
    ことを特徴とする医療情報表示プログラム。
  2. 前記表示手段は、動作対象の情報管理機能より前に動作対象となった情報管理機能による表示が前記スキップ手段によりスキップされた場合に、動作対象の情報管理機能に対してその分野の情報を表示装置に表示させるとともに、スキップされた情報管理機能に関する情報を表示装置に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の医療情報表示プログラム。
  3. 患者に関する患者情報を患者毎に記憶したデータベース装置と、患者情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に患者情報の検索や登録や更新や削除を行うとともに検索結果をデータベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなり、前記端末装置が、患者情報における複数の分野ごとに、その分野の情報を前記データベース装置で管理する情報管理機能を備えている医療情報管理システムにおけるその端末装置が、医療情報を表示するための方法であって、
    前記端末装置が、
    操作者から、何れかの患者を指定した実行指示を受け付ける受付手順、
    前記受付手順で実行指示を受け付けると、前記複数の情報管理機能のうちの一つを動作対象として決定するとともに、前記操作者から指示があるごとに、その動作対象を別の情報管理機能に順次切り替える切替手順、
    前記切替手順により動作対象とされた情報管理機能に対して、指定された患者の状態の変化の有無をその情報管理機能に照会する照会手順、
    前記照会手順での照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化があると回答した場合に、その情報管理機能に対して当該患者についてのその分野の情報を表示装置に表示させる表示手順、及び、
    前記照会手順での照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化がないと回答した場合にその情報管理機能による表示をスキップするスキップ手順
    を実行する
    ことを特徴とする医療情報表示方法。
  4. 患者に関する患者情報を患者毎に記憶したデータベース装置と、患者情報の閲覧や編集の操作を行うための端末装置と、端末装置からの要求を受けてデータベース装置に患者情報の検索や登録や更新や削除を行うとともに検索結果をデータベース装置から端末装置に転送するホスト装置とからなり、前記端末装置が、患者情報における複数の分野ごとに、その分野の情報を前記データベース装置で管理する情報管理機能を備えている医療情報管理システムであって、
    前記端末装置が、
    操作者から、何れかの患者を指定した実行指示を受け付ける受付部、
    前記受付部が実行指示を受け付けると、前記複数の情報管理機能のうちの一つを動作対象として決定するとともに、前記操作者から指示があるごとに、その動作対象を別の情報管理機能に順次切り替える切替部、
    前記切替部により動作対象とされた情報管理機能に対して、指定された患者の状態の変化の有無をその情報管理機能に照会する照会部、
    前記照会部の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化があると回答した場合に、その動作対象の情報管理機能に対して当該患者についてのその分野の情報を表示装置に表示させる表示部、及び、
    前記照会部の照会に応じて動作対象の情報管理機能が当該患者の状態に変化がないと回答した場合にその情報管理機能による表示をスキップするスキップ部
    を備えることを特徴とする医療情報管理システム。
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