JP2008250617A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯型情報処理装置においてヒンジ部からの入水を防ぐ。
【解決手段】携帯型情報処理装置1は、キーボードが上面に配置された装置本体20と、装置本体によりヒンジ部30を介して回動自在に支持された表示部10と、を備え、装置本体20は、電子部品が内部に設置されたカバー25,26と、カバー内において電子部品の設置領域からヒンジ部の周辺領域を分離するように立設した立ち壁40と、カバー内においてヒンジ部の周辺領域の底部に形成された排水口部26hと、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯型情報処理装置のヒンジ部における防水構造に関する。
従来文献(特許文献1)には、ヒンジ部を備えた携帯電話装置が示されている。この従来文献の携帯電話装置では、ユーザの不注意により携帯電話装置が水中に落とされるような状況を考慮して、プリント配線板が配置された領域とヒンジ部が配置された領域とが完全に仕切られている。但し、このような携帯電話装置は、例えばノート型パーソナルコンピュータのような携帯型情報処理装置とは使用環境が全く異なるものである。
特開2004−214927号公報
例えばノート型パーソナルコンピュータのような携帯型情報処理装置は、使用時においてテーブル等に載置されている。よって、ユーザの不注意により水中に落とされるようなおそれは殆どなく、寧ろ、ユーザの不注意により水が溢されるような状況を考慮しなければならない。すなわち、携帯型情報処理装置に関しては、携帯型情報処理装置に最適な防水構造が求められている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ヒンジ部からの入水を防ぐための防水構造を有する携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る携帯型情報処理装置は、キーボードが上面に配置された装置本体と、装置本体によりヒンジ部を介して回動自在に支持された表示部と、を備え、装置本体は、電子部品が内部に設置されたカバーと、カバー内において電子部品の設置領域からヒンジ部の周辺領域を分離するように立設した立ち壁と、カバー内においてヒンジ部の周辺領域の底部に形成された排水口部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ヒンジ部からの入水を防ぐための防水構造を有する携帯型情報処理装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の携帯型情報処理装置の一実施例であるノート型パーソナルコンピュータ1の外観を示す斜視図である。ノート型パーソナルコンピュータ1は、キーボード22やタッチパネル24などが上面に設けられたコンピュータ装置本体20と、液晶表示パネル12が前面に設けられた表示部10と、を備えている。コンピュータ装置本体20の左右の隅部にはヒンジ部30が設けられており、表示部10はコンピュータ装置本体20に対して回動自在となっている。これにより、ユーザは表示部10を開閉することができる。
図2は、図1の破線付近を拡大して示す拡大図であり、ノート型パーソナルコンピュータ1のヒンジ部30周辺を示している。図3は、ノート型パーソナルコンピュータ1のヒンジ部30周辺を示す断面図である。なお、コンピュータ装置本体20は上側カバー25および下側カバー26を有するのであるが、図2では、コンピュータ装置本体20のヒンジ部30周辺が上側カバー25を取り外した状態で示されている。
コンピュータ装置本体20の内部には、CPUやRAMなどが搭載されたプリント配線基板、ハードディスク等の多数の電子部品50が収容されている。下側カバー26は、多数の電子部品50の下側に設けられており、多数の電子部品50を下側から覆っている。また、上側カバー25は、多数の電子部品50の上側に設けられており、多数の電子部品50を上側から覆っている。
コンピュータ装置本体20の下側カバー26は、略矩形形状の底板26bと、底板26bの周縁から立設された側板26sとを有している。下側カバー26の後側両隅部に、複数の部材で構成されるヒンジ部30が固定されている。なお、下側カバー26は、鋳造により一体成形されている。
ヒンジ部30は、ヒンジ部30を下側カバー26にネジ止めにより固定するための固定板部32と、回動中心に位置するヒンジ軸34と、ヒンジ軸34を軸支する軸受部36とを有している。固定板部32および軸受部36は、一枚の板材を折り曲げて形成されている。コンピュータ装置本体20および表示部10には、ヒンジ軸34を挿通するための開口が形成されており、ヒンジ軸34は開口を通して左右方向に延設されている。
下側カバー26の内部には、ヒンジ部30の周辺領域を電子部品50の設置領域から分離するように立ち壁40が立設している。立ち壁40は、ヒンジ部30を取り囲むように、下側カバー26の底板26bから上側カバー25付近まで立ち上がっており、ヒンジ部30の周辺領域をほぼ完全に電子部品50の設置領域から隔離する。また、ヒンジ部30の周辺領域では、下側カバー26の底板26bに排水口部26hが設けられている。
本実施形態のノート型パーソナルコンピュータ1では、立ち壁40によりヒンジ部30の周辺領域が隔離されているため、ヒンジ軸34を挿通するためにコンピュータ装置本体20に形成された開口からコンピュータ装置本体20の内部に水が浸入しても、浸入した水は立ち壁40により遮られて電子部品50の設置領域に侵入することがなく、排水口部26hから外部に排出される。よって、コンピュータ装置本体20に形成された開口から浸入した少量の水により、ノート型パーソナルコンピュータ1が故障することを防止することができる。
なお、本実施形態では、立ち壁40が上側カバー25付近まで立ち上がっているが、立ち壁40は少なくとも排水口部26hより上側まで立ち上がっていれば、ヒンジ部30の開口から浸入した水を遮って排水口部26hから排出する効果を得ることができる。
なお、立ち壁40は、下側カバー26の一部として鋳造されており、下側カバー26と一体成形されている。仮に、立ち壁40を下側カバー26とは別の部材として構成すると、立ち壁40と下側カバー26との間のシール不良が問題となる。また、立ち壁40と下側カバー26との間をゴム部材でシールした場合に、ゴムの経年劣化やゴムの圧縮反力による下側カバー26の歪みが問題となる。これに対して、本実施形態のように立ち壁40と下側カバー26とを一体成形すると、これらの問題の発生を回避することができる。
立ち壁40の一部には、立ち壁40上端40aから下方に延びる切り欠き部40bが形成されている。切り欠き部40bは、表示部10とコンピュータ装置本体20との間で信号を伝送するためのケーブル28を、電子部品50の設置領域からヒンジ部30の周辺領域を経由して表示部10まで延ばすために設けられている。ケーブル28は、立ち壁40の切り欠き部40bを通過してヒンジ部30の周辺領域に入った後、ヒンジ部30の開口を通って表示部10の内部に挿入されている。なお、切り欠き部40bの下端は、排水口部26hよりも十分上方に位置にしており、ヒンジ部30の周辺領域に浸入した水が切り欠き部40bを通って電子部品50の設置領域に浸入しないように配慮されている。
さらに、切り欠き部40bとケーブル28との間には、ケーブル28を伝って電子部品50の設置領域に入ろうとする水を遮るための返し部品44が設けられている。本実施形態の返し部品44は、図4(a)に示されるリング状のゴム部材である。このような返し部品44の貫通穴44aにケーブル28が挿入されて、返し部品44が立ち壁40の切り欠き部40bに嵌め込まれることにより、ケーブル28と切り欠き部40bとの隙間が封止される。このため、ケーブル28を伝って流れる水をヒンジ部30の周辺領域内に留めることができ、水がヒンジ部30の周辺領域から電子部品50の設置領域に浸入することを防止することができる。返し部品44の上端は上側カバー25により押さえられており、返し部品44の切り欠き部40bからの抜けが防止されている。
なお、返し部品は、図4(b)に示されるように、一部に切れ目45bを有するU字状のゴム部材45でもよい。返し部品がリング状のゴム部材44であると、ゴム部材44の貫通穴44aより大きな電子部品がケーブル28に予め繋がっていると、返し部品44をケーブル28に取り付けることが困難である。これに対して、返し部品がU字状のゴム部材45である場合には、返し部品45の切れ目45bに通して貫通穴45aまでケーブル28を導くことができる。すなわち、返し部品45をケーブル28の途中部分に直接取り付け可能であり、返し部品45をケーブル28に容易に取り付けることができる。返し部品45が切り欠き部40bに嵌め込まれることにより、返し部品45が変形して返し部品45の切れ目45bは閉じる。
なお、本実施形態の変形例によれば、立ち壁40の上端40aに沿って、立ち壁40の上端40aと上側カバー25との隙間を塞ぐように発泡材でなる封止材を配置することが好ましい。これにより、電子部品50の設置領域に水が浸入することをより確実に防止することができる。
ノート型パーソナルコンピュータの外観を示す斜視図である。 ノート型パーソナルコンピュータのヒンジ部周辺を示す拡大図である。 ノート型パーソナルコンピュータのヒンジ部周辺を示す断面図である。 ケーブルに装着される返し部品を示す図である。
符号の説明
1…ノート型パーソナルコンピュータ、10…表示部、12…液晶表示パネル、20…コンピュータ装置本体、22…キーボード、24…タッチパネル、25…上側カバー、26…下側カバー、26s…側板、26b…底板、26h…排水口部、28…ケーブル、30…ヒンジ部、32…固定板部、34…ヒンジ軸、36…軸受部、40…立ち壁、40a…立ち壁上端、40b…切り欠き部、44,45…返し部品

Claims (7)

  1. キーボードが上面に配置された装置本体と、
    前記装置本体によりヒンジ部を介して回動自在に支持された表示部と、
    を備え、
    前記装置本体は、
    電子部品が内部に設置されたカバーと、
    前記カバー内において前記電子部品の設置領域から前記ヒンジ部の周辺領域を分離するように立設した立ち壁と、
    前記カバー内において前記ヒンジ部の周辺領域の底部に形成された排水口部と、
    を有することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 前記立ち壁には、前記装置本体から前記ヒンジ部の周辺領域を経由して前記表示部に延びる信号ケーブルを配設するための切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
  3. 前記立ち壁の切り欠きと前記信号ケーブルとの間には、前記信号ケーブルを伝って流れる水を遮るための返し部品が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 前記返し部品は、リング状のゴム部材であることを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処理装置。
  5. 前記返し部品は、U字状のゴム部材であることを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処理装置。
  6. 前記カバーは、前記電子部品の下側を覆う下側カバーと、前記電子部品の下側を覆う上側カバーとで構成されたものであり、
    前記立ち壁は、前記下側カバーから前記上側カバーに向けて立設されたものであり、
    前記立ち壁と前記上側カバーとの隙間には、当該隙間を封止するための封止部材が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯型情報処理装置。
  7. 前記カバーは、前記電子部品の下側を覆う下側カバーと、前記電子部品の下側を覆う上側カバーとで構成されたものであり、
    前記立ち壁は、鋳造により下カバーと一体成形されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯型情報処理装置。
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