JP2008248917A - ディスクカップリング装置 - Google Patents

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光彦 永原
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Abstract

【課題】回転軸をハブに固定するキーの抜け落ち防止に優れるディスクカップリング装置を提供する。
【解決手段】一対のハブ1のそれぞれとスペーサ3はディスクエレメント2a2b2c2dを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントには、前記ボルト結合用のボルト通し穴5を除いて開口部を有しない、またはその中心部に前記キー8を取り付けた回転軸4a4bが挿通しない大きさの開口部21a21b21c21dを有し、ディスクエレメントが複数枚の場合は、前記複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、前記ボルト結合用のボルト通し穴5を除いて開口部を有しない、または複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有し、他のディスクエレメントは前記キーを取り付けた回転軸が挿通する大きさの開口部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸連結装置に関し、一対のハブをディスクを介して連結するディスクカップリング装置で、回転軸をハブに固定するキーの抜け落ち防止に優れるものに関する。
図3はディスクカップリング装置の概略構造を示し、軸方向に配置される二つの回転軸4a,4bは一対のハブ1をスペーサ3で連結して駆動側から被動側にトルクを伝達し、一対のハブ1とスペーサ3間にはディスクエレメント2が介在する。
ディスクカップリング装置には安価に製造できる簡便な構造で、且つ回転軸間の軸心のずれを吸収して振動やがたを防止したりする性能が求められる。
特許文献1は、直線状に配置された左右の回転軸を接続するカップリングに関し、左右の回転軸の連結側となる端部にギヤ環を有するフランジを取り付け、左右のフランジ間は、前記ギヤ環に内挿される回転胴部で連結するカップリングが記載されている。回転胴部は、軸方向に分割されてフレキシブルカップリングを介在させ、振動やガタを吸収するので寿命が延長される。
特許文献2は、駆動側から被動側に可撓性ディスクを介してトルクを伝達する継手を、一方の軸に摩擦結合素子を介して取り付けるための、ディスクカップリング装置におけるハブに関し、ハブの直径方向の寸法が小さく、質量と慣性モーメントの小さい、摩擦結合素子に軸方向の加圧力を与える加圧フランジが記載されている。
また、ディスクカップリングのディスクエレメントの変形を防止する部品(特許文献3)や、ディスクカップリングの両軸の軸間距離を調整するためにハブ間に配置する、スペーサの取り付け構造(特許文献4)が提案されている。
特開2002−54651号公報 実開平2−122218号公報 実開平3−12020号公報 実開平3−12021号公報
ところで、ディスクカップリング装置では、ハブとハブに挿入される軸を当該軸に取り付けたキーを用いて連結する。
キーを取り付ける方法として、ハブに挿入される軸にネジ孔加工を施し、エンドプレートをネジ止めしてキーの抜け出しを防止する方法や、キーと軸とを直接溶接する方法、キーにセットビスを押し付ける方法、キーに接着剤を塗布する方法などが行われてきた。
しかしながら、ハブに挿入される軸にネジ孔加工を施し、エンドプレートをネジ止めしてキーの抜け出しを防止する方法は、軸のネジ孔加工やエンドプレートの製作コストが高価で、エンドプレートを固定するネジの弛み、脱落によりキーが抜け落ちるなどの問題が指摘されていた。
また、キーと直接溶接する方法は、カップリングを交換する際に、溶接部の除去、再溶接が必要で、キーにセットビスを押し付ける方法や接着剤を塗布する方法は施工技術の巧拙で耐久性が左右され、安定した操業が得られない。
そこで、本発明は、簡便な構造で、キーの抜け止めを防止して、ハブと軸とを安定して連結が可能なディスクカップリング装置を提供することを目的とする。
本発明の課題は以下の手段により達成可能である。
1.二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントには、前記ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないことを特徴とするディスクカップリング装置。
2.二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントはその中心部に前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有するディスクカップリング装置。
3.二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントが複数枚で、前記複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、前記ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないことを特徴とするディスクカップリング装置。
4.二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントが複数枚で、前記複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有し、他のディスクエレメントは前記キーを取り付けた回転軸が挿通する大きさの開口部を有するディスクカップリング装置。
5.前記ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないディスクエレメントが柔軟性を有する素材からなることを特徴とする3記載のディスクカップリング装置。
6.前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有するディスクエレメントが柔軟性を有する素材からなることを特徴とする4記載のディスクカップリング装置。
本発明によれば、確実に回転軸からキーを抜け出すことを防止することが可能なので、高速回転する回転軸や振動の発生する部位及び小スペースへの適用において、キー抜けによるトラブルが防止可能で産業上極めて有用である。
本発明は、ディスクカップリング装置でハブとスペーサ間に配置するディスクエレメントにより、回転軸に取り付けたキーの抜け出しを防止することを特徴とする。以下、図を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係るディスクカップリング装置の一実施例の概略断面構造を説明する図で、複数枚のディスクエレメントを用いる場合を示す。図2はディスクエレメントの形状を説明する平面図を示す。
これらの図において1はハブ、2a,2b,2c,2dはディスクエレメント、3はスペーサ、4a,4bは回転軸、5はハブ1とスペーサ3を結合する結合用リーマボルト6の通し穴、7は結合用リーマボルト6に取り付けるナット、8は回転軸4a,4bに取り付けるキー、21a,21b,21c,21dはディスクエレメント2a,2b,2c,2dに設けられた貫通孔を示す。
図示したディスクカップリング装置は二つの回転軸4a,4bに取り付けられる一対のハブ1と、前記一対のハブ1の間に配置されるスペーサ3を有する。二つの回転軸4a,4bは軸心を一致させて接続する。
回転軸4a(4b)と、ハブ1は、回転軸4a(4b)に取り付けたキー8を介して接続され、ハブ1とスペーサ3はディスクエレメント2a,2b(2c,2d)を介して、結合用リーマボルト6とナット7を用いてボルト結合される。ディスクエレメント2a,2b、2c,2dには結合用リーマボルト6の通し穴5が加工される。
図示したディスクカップリング装置では、ディスクエレメント2a(2b)の中心部に直径d2(d3)の開口部21a(21b)を設け、ディスクエレメント2a(2b)が多方向に変位できるように柔軟性を付与し、その破損を防止する。
直径d2(d3)は回転軸4aよりキー8がスペーサ3側に抜け出すことを防止する回転軸4aの直径d1より小さく、または回転軸4aにキー8を取り付けた高さh1よりも小さくする。
また、ディスクエレメント2cの中心部に直径d4、ディスクエレメント2dの中心部に直径d5の開口部21c、21dを設け、ディスクエレメント2cが多方向に変位できるように柔軟性を付与し、その破損を防止する。
直径d4は、回転軸4bにキー8を取り付けた高さh2より大きく、キー8のスペーサ3側に抜け出すことを防止できないが、直径d5を、回転軸4bの直径d6より小さくするので、キー8のスペーサ3側に抜け出しが防止される。
尚、図示したディスクカップリング装置で、キー8のスペーサ3側に抜け出しが防止可能なディスクエレメントとして、他に、1.ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないもの、2.ディスクエレメントが複数枚の場合は、複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないもの、3.ディスクエレメントが複数枚の場合は、更に、複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有しないもので、他のディスクエレメントはキーを取り付けた回転軸が挿通する大きさの開口部を有するものである場合がある。
尚、ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないディスクエレメントや、キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有するディスクエレメントの場合は、回転軸からのキーの抜け出しによる推力を緩和するため、柔軟性を有する素材とすることが望ましい。
本発明の一実施例に係るディスクカップリング装置の概略断面構造を説明する図。 図1に示したディスクカップリング装置に用いるディスクエレメントの平面図。 ディスクカップリング装置の概略説明図。
符号の説明
1 ハブ
2a,2b,2c,2d ディスクエレメント
3 スペーサ
4a,4b 回転軸
5 通し穴
6 結合用リーマボルト
7 ナット
8 キー
21a,21b,21c,21d 開口部

Claims (6)

  1. 二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントには、前記ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないことを特徴とするディスクカップリング装置。
  2. 二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントはその中心部に前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有するディスクカップリング装置。
  3. 二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントが複数枚で、前記複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、前記ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないことを特徴とするディスクカップリング装置。
  4. 二つの回転軸間を軸心を一致させて接続するディスクカップリング装置であって、前記二つの軸に取り付けられる一対のハブと、前記一対のハブ間に配置されるスペーサを有し、前記一対のハブは前記回転軸に、前記回転軸に取り付けたキーを介して接続され、前記一対のハブのそれぞれと前記スペーサはディスクエレメントを介してボルト結合され、前記ディスクエレメントが複数枚で、前記複数枚のディスクエレメントの少なくとも1枚が、前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有し、他のディスクエレメントは前記キーを取り付けた回転軸が挿通する大きさの開口部を有するディスクカップリング装置。
  5. 前記ボルト結合用のボルト通し穴を除いて開口部を有しないディスクエレメントが柔軟性を有する素材からなることを特徴とする請求項3記載のディスクカップリング装置。
  6. 前記キーを取り付けた回転軸が挿通しない大きさの開口部を有するディスクエレメントが柔軟性を有する素材からなることを特徴とする請求項4記載のディスクカップリング装置。
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CN108361290A (zh) * 2018-01-26 2018-08-03 中国核电工程有限公司 一种多瓣夹壳联轴器
JP2020045977A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 Jfeスチール株式会社 カップリング装置

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