JP2008247276A - シートベルト巻取装置、シートベルト装置及びシートベルト巻取方法 - Google Patents

シートベルト巻取装置、シートベルト装置及びシートベルト巻取方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シートベルト巻き取りの確実性を向上させ、しかも、無用なモータの駆動を抑えることのできるシートベルト巻取装置を提供する。
【解決手段】本発明のシートベルト巻取装置は、シートベルトの巻き取り中に、モータの過負荷状態を検出すると、モータの駆動を停止させ、所定時間経過後、モータの駆動を再開させる制御部123を備える。制御部123は、乗員の乗降車に係る動作を検出する乗降車検出部401と、過負荷状態の検出により停止したモータの駆動を再開させる必要があるか否かについて、乗員の乗車の際と降車の際とで、それぞれ異なる判定基準により判定するリトライ判定部405と、を備える。この判定基準は、乗員の乗車の際の方が乗員の降車の際よりも、リトライ判定部405によってモータの駆動を再開させる必要がないと判定されやすくなるようにして設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートベルトの巻き取り技術に関し、特に、モータによりシートベルトの巻き取りを行うシートベルト巻取装置及びこのシートベルト巻取装置を備えたシートベルト装置並びにモータによりシートベルトの巻き取りを行うシートベルト巻取方法に関する。
自動車等の車両には、乗員を座席に保持するためのシートベルト装置が装備されている。このシートベルト装置は、シートベルト(ウェビングともいう)、バックル、タングプレート、リトラクタ等から構成される。
このうち、リトラクタは、シートベルトを巻き取るための装置(シートベルト巻取装置)である。リトラクタは、バネ力による巻き取り機構を備える他にも、車両衝突時等の緊急時に火薬の爆発等によってピストンを動かしベルトを強く引き込んで乗員を座席に拘束するプリテンショナ等を備える。さらに、近年は、モータを備え、モータによりベルトを巻き取ることができるモータリトラクタがある。
モータリトラクタでは、消費電力を抑えるために、シートベルトの巻き取り時にモータに電力を供給し、巻き取りが完了するとモータへの電力の供給を止めてモータを停止させる。しかしながら、例えば、シートベルトの巻き取り中であっても、シートベルトが乗員の腕等に引っ掛かった場合や、巻き取り途中に乗員がシートベルトの引き出しを開始した場合には、モータを停止させて、その後適切にモータを制御すべきである。
このような場合を想定したモータリトラクタの発明がある(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のモータリトラクタは、具体的には、シートベルトの巻き取り中に過負荷が検出されたとき、巻き取りを停止して所定時間待機状態とし、その所定時間の経過後、再び巻き取る動作を行う機能を有する。かかる機能により、シートベルトの引っ掛かりにも、巻き取り途中に行われた乗員によるシートベルトの引き出しにも、適切に対処することを可能にしている。
特開2005−280497号公報
上記特許文献1で提案される技術では、乗員が降車する際のシートベルトの巻き取り動作により、シートベルトが完全に巻き取りされる確率は高いものといえる。しかしながら、巻き取りが完了しない事態も、少ないとはいえ、生じ得ることは否めない。
このように、乗員が降車する際のシートベルトの巻き取り動作が、巻き取りが完了しないまま終了してしまうと、シートベルトやタングプレートが座席上に乗ったままの状態で放置されてしまうことがあり得る。そうなると、乗員が乗車する際、見た目が良くないばかりか、乗車の邪魔になってしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、シートベルト巻き取りの確実性を向上させ、しかも、無用なモータの駆動を抑えることのできるシートベルト巻取装置及びこのシートベルト巻取装置を備えたシートベルト装置並びにシートベルト巻取方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るシートベルト巻取装置は、モータの駆動によりシートベルトの巻き取りを行うシートベルト巻取手段と、前記モータの過負荷状態を検出すると、前記モータの駆動を停止させ、所定時間経過後、前記モータの駆動を再開させる処理を、所定条件の下、繰り返し行う制御手段と、を備えたシートベルト巻取装置であって、前記制御手段は、乗員の乗降車に係る動作を検出する乗降車検出手段と、前記モータの過負荷状態の検出により停止した前記モータの駆動を再開させる必要があるか否かについて、乗員の乗車の際と降車の際とで、それぞれ異なる判定基準により判定するリトライ判定手段と、を備え、前記判定基準は、乗員の乗車の際の方が乗員の降車の際よりも、前記リトライ判定手段によって前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定されやすくなるようにして設けられている。
上記構成のシートベルト巻取装置において、前記リトライ判定手段は、乗員の降車の際には、前記モータが駆動開始した回数が第1の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定し、乗員の乗車の際には、前記モータが駆動開始した回数が前記第1の回数より少ない第2の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定する、ようにしてもよい。
また、前記制御手段は、前記モータが駆動開始してから駆動停止するまでのモータ駆動時間を計時する手段を更に備え、前記リトライ判定手段は、乗員の降車の際には、前記モータ駆動時間が、第3の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定し、乗員の乗車の際には、前記モータ駆動時間が、前記第3の回数より少ない第4の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定する、ようにしてもよい。
また、前記制御手段には、シートベルトの装着有無を示す信号と、ドアの開閉有無を示す信号と、が入力され、前記乗降車検出手段は、これらの信号に基づいて、乗員の乗降車に係る動作を検出する、ようにしてもよい。
また、本発明の第2の観点に係るシートベルト装置は、シートベルトと、該シートベルトに摺動可能に設けられたタングプレートと、該タングプレートが挿入係合されるバックルと、本発明の第1の観点に係るシートベルト巻取装置と、を備える。
また、本発明の第3の観点に係るシートベルト巻取方法は、シートベルト巻き取りの動力となるモータの駆動中、前記モータの過負荷状態を検出すると、前記モータの駆動を停止させ、所定時間経過後、前記モータの駆動を再開させる処理を、所定条件の下、繰り返し行う方法であって、乗員の乗降車に係る動作を検出する乗降車検出ステップと、前記モータの過負荷状態の検出により停止した前記モータの駆動を再開させる必要があるか否かについて、乗員の乗車の際と降車の際とで、それぞれ異なる判定基準により判定するリトライ判定ステップと、を備え、前記判定基準は、乗員の乗車の際の方が乗員の降車の際よりも、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定されやすくなるようにして設けられている。
上記構成のシートベルト巻取方法において、前記リトライ判定ステップでは、乗員の降車の際には、前記モータが駆動開始した回数が第1の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定され、乗員の乗車の際には、前記モータが駆動開始した回数が前記第1の回数より少ない第2の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定される、ようにしてもよい。
また、前記モータが駆動開始してから駆動停止するまでのモータ駆動時間を計時するステップを更に備え、前記リトライ判定ステップでは、乗員の降車の際には、前記モータ駆動時間が、第3の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定され、乗員の乗車の際には、前記モータ駆動時間が、前記第3の回数より少ない第4の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定される、ようにしてもよい。
また、前記乗降車検出ステップでは、シートベルトの装着有無を示す信号と、ドアの開閉有無を示す信号と、に基づいて、乗員の乗降車に係る動作が検出される、ようにしてもよい。
以上の如く、本発明は、乗員の降車の際のみならず、乗車の際にもシートベルトの巻き取り動作を行う。また、乗員の乗車の際の方が乗員の降車の際よりも、モータの駆動を再開させる必要がないと判定されやすくなるようにしている。したがって、無用なモータの駆動を抑えつつ、シートベルト巻き取りの確実性を向上させ得る。
以下、本発明に係るシートベルト巻取装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るシートベルト巻取装置を備えるシートベルト装置の構成例を模式的に示す図である。このシートベルト装置は、車両の座席(シート)に備え付けられており、図示するように、シートベルト巻取装置1と、シートベルト2と、ガイドアンカー3と、ベルトアンカー4と、タングプレート5と、バックル6と、ドア開閉センサ7とを備える。
シートベルト巻取装置1は、モータの動力によりシートベルト2を巻き取る装置であり、車体の側面の内部等に固定されている。シートベルト2は、一端がシートベルト巻取装置1に取り付けられ、他端は、センターピラー上部付近に設置されたガイドアンカー3を経由して、シートベルト巻取装置1の近傍に固定されているベルトアンカー4に取り付けられている。
シートベルト2には、ガイドアンカー3の折り返しからベルトアンカー4に到る間に、タングプレート5が所定範囲を摺動自在にして設けられている。バックル6は、座席(又は車体の床)に固定されており、タングプレート5が係脱可能に挿入係合される構造を有している。また、バックル6は、タングプレート5の係合を検出することによりシートベルト2の装着又は装着解除を検出するシートベルト装着センサ61を備えている。シートベルト装着センサ61は、検出した信号を、コードを介して、シートベルト巻取装置1に出力する。
車両に乗車した乗員Hが、シートベルト2をシートベルト巻取装置1から引き出し、タングプレート5をバックル6に差し込み、係合させると、シートベルト2が乗員Hに装着された状態となり、乗員Hの上体部と、腰部が座席に拘束される。
ドア開閉センサ7は、車両ドアの開状態、閉状態を検出するセンサであり、検出した信号(ドア開信号/ドア閉信号)をコードを介して、シートベルト巻取装置1に出力する。本実施形態では、ドア開閉センサ7は、車両のドア側と、車体側とに設けられた1組の接触式センサで構成される。
図2は、シートベルト巻取装置1の構成を模式的に示す図である。図2に示すように、シートベルト巻取装置1は、フレーム111と、スプール112と、スプリング部113と、モータ114と、動力伝達機構部115と、を備える巻取部11と、コントローラ12とから構成されている。
スプール112は、コ字状のフレーム111に回転自在に支持され、その外周面には、シートベルト2の一端が取り付けられている。スプール112は、モータ114からの駆動力により回転を行い、これにより、シートベルト2がシートベルト巻取装置1に巻き取られる。
スプリング部113は、バネ力によりスプール112を常時巻き取り方向に付勢するものであり、フレーム111に支持されて、動力伝達機構部115を介してスプール112に連結されている。
モータ114は、スプール112を回転させるための電動モータであり、フレーム111に支持されている。同様にフレーム111に支持されている動力伝達機構部115は、モータ114とスプール112との間に介在し、モータ114の動力を変速(より詳細には、減速)してスプール112に伝達する。具体的には、動力伝達機構部115は、スプール112の回転軸に固定されているスプール側プーリ、モータ114の回転軸に固定されているモータ側プーリ、両プーリを繋ぐためのタイミングベルト等(何れも図示せず)から構成されている。また、動力伝達機構部115は、クラッチ機能も有し、モータ114が駆動していない間は、スプール112からのシートベルト2の引き出しを可能にするため、モータ114とスプール112との接続を解除する。
コントローラ12は、モータ114の駆動を制御するためのものであり、図3に示すように、モータドライバ121と、電流センサ122と、制御部123と、を備える。また、コントローラ12は、コードを介して、モータ114、モータ114の駆動電力を供給する電源8、シートベルト装着センサ61、ドア開閉センサ7等に接続されている。
モータドライバ121は、電源8に接続されており、電源8からモータドライバ121に電源電圧が印加される。なお、電源8は車載バッテリ等である。モータドライバ121は、制御部123による制御に従い、モータ114に電圧を印加してモータ114を駆動する。
電流センサ122は、モータドライバ121とモータ114との間に設置され、モータ114に流れる電流の値を検出する。電流センサ122は、検出した電流値を制御部123に出力する。
制御部123は、制御用プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、同プログラムや制御パラメータテーブル等を記憶するROM(Read Only Memory)、同プログラムが実行される際の作業用領域等として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成されている。
制御部123は、モータ114を制御するための制御パラメータ(制御パラメータテーブルから得られる)に従って、モータドライバ121を制御し、モータドライバ121を介してモータ114を制御する。具体的には、制御部123は、PWM(Pulse Width Modulation)方式でモータ114の回転を制御する。このため、制御部123は、所定のデューティー比のPWM信号を生成し、生成したPWM信号と、モータ114の回転方向を指示する制御信号と、をモータドライバ121に出力する。モータドライバ121は、電源電圧をPWM信号で調整した駆動電圧をモータ114に印加する。これにより、モータ114が、所定のデューティー比に基づく速度で回転し、シートベルト2がスプール112に巻き取られる。
続いて、シートベルト巻取装置1により、乗員Hの乗車又は降車の際に実行されるシートベルト2の巻き取り処理(シートベルト巻取処理)について詳細に説明する。
制御部123は、かかるシートベルト巻取処理に対応する機能として、図4に示すように、乗降車検出部401と、過負荷検出部402と、巻取処理時間計時部403と、モータ駆動回数計数部404と、リトライ判定部405と、を備えている。
乗降車検出部401は、後述するシートベルト巻取処理が実行中でないとき、シートベルト装着センサ61からの装着信号/装着解除信号と、ドア開閉センサ7からのドア開信号/ドア閉信号と、に基づいて、乗員Hの乗車、降車に係る動作の検出を行う。乗降車検出部401により乗車又は降車に係る動作が検出されると、制御部123は、後述するシートベルト巻取処理を開始する。乗降車検出部401による乗車又は降車に係る動作の検出方法について、図5を参照して説明する。
図5の表に示すように、乗降車検出部401は、シートベルト装着センサ61からの入力信号が、装着信号から装着解除信号に切り替わると、乗員Hが降車に係る動作をしたものと判定する(換言すれば、乗員Hが降車しようとしている状態であると判定する。)。また、乗車に係る動作の検出については、ドア開閉センサ7からの入力信号が、ドア閉信号からドア開信号に切り替わり、且つ、シートベルト装着センサ61から装着解除信号が入力されている(即ち、シートベルト2が装着されていない)場合に、乗降車検出部401は、乗員Hが乗車に係る動作をしたものと判定する(換言すれば、乗員Hが乗車しようとしている状態であると判定する)。
図4に戻り、過負荷検出部402は、巻き取りの完了、乗員Hの身体や座席、ドア等への引っ掛かりの発生、乗員Hによるシートベルト2の引き出しの開始等を起因としてモータ114に加わる過負荷の検出を行う。かかる過負荷が検出されると、制御部123は、モータドライバ121に駆動停止を指示して(駆動停止信号を出力して)、モータ114の駆動(即ち、回転)を停止させる。本実施形態では、過負荷検出部402は、電流センサ122が検出した電流値(モータ電流値)と所定の電流値(過負荷検出用電流閾値)とを比較し、モータ電流値が、過負荷検出用電流閾値(例えば、5A)以上となった場合に過負荷が検出されたものとみなしている。
巻取処理時間計時部403は、シートベルト巻取装置1によるシートベルト巻取処理の動作時間(実行時間)を計時するためのものであり、本実施形態においては、ソフトウェアタイマで構成される。具体的には、巻取処理時間計時部403は、乗降車検出部401が、乗員Hの乗降車に係る動作を検出した時点、即ち、シートベルト巻取処理の開始時点から計時を開始し、以後、シートベルト巻取処理が終了するまで計時を続ける(モータ114の駆動停止中も継続して計時される。)。巻取処理時間計時部403の計時結果(巻取処理時間)の用途については後述する。
モータ駆動回数計数部404は、モータ114の駆動を開始させた回数(モータ駆動回数)を計数するカウンタである。
リトライ判定部405は、過負荷検出部402により過負荷が検出され、モータ114の駆動が停止された後、再度、モータ114を駆動させる必要があるか否か、換言すれば、再度、シートベルト2の巻き取りを行う(リトライする)必要があるか否かの判定(リトライ判定)を行う。この場合、リトライ判定部405は、乗員Hの乗車の際と降車の際とで、それぞれ異なる判定基準により判定を行う。この判定基準は、リトライ判定部405によって、乗車の際の方が降車の際よりも、リトライする必要がないと判定されやすくなるようにして設けられている。これは、降車の際の巻き取りによって、乗車の際には、シートベルト2の巻き取りが完了しているか、あるいは、それに近い状態となっている蓋然性が高いため、乗車の際の無用なモータ114の駆動を抑えるという理由による。
具体的には、リトライ判定部405は、モータ114が駆動開始した回数が、乗車と降車に応じて予め決められた規定回数に達した場合に、リトライする必要がないと判定する。本実施形態では、降車の際の規定回数(第1の回数)を4回、乗車の際の規定回数(第2の回数)を2回としている。
図6は、本実施形態に係るシートベルト巻取処理の手順を示すフローチャートである。シートベルト巻取処理は、乗降車検出部401により、乗員Hの乗車又は降車に係る動作が検出されることで開始される。
先ず、コントローラ12の制御部123により、各種変数(i、T、RtFlg等)に対して初期状態がセットされる(ステップS601)。ここで、iは、モータ駆動回数計数部404による計数結果(モータ駆動回数)が格納される変数である。
Tは、巻取処理時間計時部403による計時結果(巻取処理時間)が格納される変数である。
RtFlgは、リトライ判定部405によるリトライ判定処理の結果が格納されるフラグである。RtFlgがONの場合は、リトライする必要がある(即ち、再度、モータ114を駆動させ、シートベルト2の巻き取りを行う)ことを示し、OFFの場合は、リトライする必要がない(即ち、シートベルト巻取処理を終了する)ことを示す。
次に、巻取処理時間計時部403は、巻取処理時間の計時を開始する(ステップS602)。また、これに同期して、制御部123は、モータドライバ121に駆動信号を出力する。これにより、モータ114は駆動を開始し、シートベルト2がスプール112に巻き取られる(ステップS603)。
次に、巻取処理時間(T)が、最大処理時間に達しているか否かの判定が行われる(ステップS604)。最大処理時間は、正常なシートベルト巻取装置1によるシートベルト巻取処理の通常の動作時間を大きく超えた時間であり、正常時において、巻取処理時間(T)が、ここまで達することはないと考えられる時間である。したがって、巻取処理時間(T)が、最大処理時間に達してしまった場合(ステップS604でNO)には、故障など、何らかの異常により巻き取りの続行が不可能であるとみなすことができ、本処理を終了する。この最大処理時間は、試験や計測、理論等により導出され、予め、ROM等が記憶する制御パラメータテーブルに格納されている。本実施形態では、最大処理時間を10秒に設定している。
巻取処理時間(T)が、最大処理時間に達していない場合(ステップS604でYES)には、制御部123は、シートベルト装着センサ61からの装着信号がコントローラ12に入力されているか否かをチェックする(ステップS605)。装着信号が入力されている場合(ステップS605でYES)は、乗員Hが、再度、シートベルト2を装着したことを示すため、本処理を終了する。
装着信号が入力されていない場合(ステップS605でNO)、過負荷の検出状況がチェックされる(ステップS606)。過負荷が検出された場合(ステップS606でYES)は、制御部123は、モータドライバ121を介して、モータ114の駆動を停止させる(ステップS607)。これにより、シートベルト2の巻き取りが停止する。一方、過負荷が検出されない場合(ステップS606でNO)には、ステップS604からの処理を繰り返し行う。
過負荷の検出により、モータ114の駆動が停止すると、モータ駆動回数計数部404は、モータ駆動回数(i)をカウントアップする(ステップS608)。
次に、リトライ判定部405によるリトライ判定処理が実行される(ステップS609)。図7は、本実施形態に係るリトライ判定処理の手順を示すフローチャートである。
先ず、リトライ判定部405は、モータ駆動回数(i)が最大駆動回数に達しているか否かの判定を行う(ステップS701)。最大駆動回数は、モータ駆動回数の上限であり、本実施形態では5回である。最大駆動回数は、上述した最大処理時間と同様、制御パラメータテーブルに格納されている。モータ駆動回数(i)がこの最大駆動回数まで達した場合(ステップS701でNO)には、リトライ判定部405は、シートベルト2の巻き取りの完了、あるいは何らかの理由により巻き取りが不可能であると判断し、リトライは不要であると判定する。その結果、リトライ判定部405は、RtFlgにOFFを設定して(ステップS702)、本処理(リトライ判定処理)を終了する。
一方、モータ駆動回数(i)が、最大駆動回数に達していない場合(ステップS701でYES)には、リトライ判定部405は、乗降車検出部401による検出結果が、乗車に係る動作、降車に係る動作の何れであったのかをチェックし、乗車に係る動作であった場合(ステップS703でYES)は、ステップS704の処理を行い、降車に係る動作であった場合(ステップS703でNO)は、ステップS705の処理を行う。
ステップS704では、モータ駆動回数(i)が、制御パラメータテーブルに格納されている乗車用の規定回数(乗車用回数)に達しているか否かがチェックされる。その結果、乗車用回数(例えば、2回)に達していない場合(ステップS704でNO)は、リトライ判定部405は、リトライは必要であると判定し、RtFlgにONを設定して(ステップS706)、本処理を終了する。一方、乗車用回数に達した場合(ステップS704でYES)は、リトライ判定部405は、シートベルト2の巻き取りが完了したものと判断し、リトライは不要であると判定する(ステップS702)。
ステップS705では、モータ駆動回数(i)が、制御パラメータテーブルに格納されている降車用の規定回数(降車用回数)に達しているか否かがチェックされる。その結果、降車用回数(例えば、4回)に達していない場合(ステップS705でNO)は、リトライ判定部405は、リトライは必要であると判定する(ステップS706)。一方、降車用回数に達した場合(ステップS705でYES)は、リトライ判定部405は、シートベルト2の巻き取りが完了したものと判断し、リトライは不要であると判定する(ステップS702)。
図6のフローチャートに戻り、上記リトライ判定処理の結果、リトライが不要であると判定された場合(ステップS610でNO)は、制御部123は、本処理(シートベルト巻取処理)を終了する。一方、リトライが必要であると判定された場合(ステップS610でYES)は、制御部123は、制御パラメータテーブルに格納されている規定待機時間(例えば、2秒)が経過するまで処理をウエイトし(ステップS611)、その後、ステップS603からの処理を繰り返し行う。
以上のように、本実施形態のシートベルト巻取装置は、降車の際(即ち、シートベルト2の装着が解除された際)のみならず、乗車の際においても、シートベルト2の巻き取りを行う(シートベルト巻取処理を実行する)。したがって、降車の際のシートベルト巻取処理が不完全なまま(巻き取りが完了しないまま)終了していたとしても、乗員Hの着座時には、シートベルト2の巻き取りが完了するか、あるいは、それに近い状態となっている可能性が高まる。また、乗車の際のシートベルト巻取処理では、降車の際に比べ、リトライ回数を少なくしているため、モータ114の無用な駆動を抑えることができる。
なお、本発明は、上記何れの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、リトライ判定部405は、モータ駆動時間が、乗車と降車に応じて予め決められた規定回数に達するまで連続して所定時間(例えば、0.5秒)より短かった場合に、これ以上の巻き取り動作は不要である(リトライする必要がない)と判定する、ように構成してもよい。この場合、乗車に対応した規定回数(第4の回数)、降車に対応した規定回数(第3の回数)が、それぞれ、乗車の際、降車の際の判定基準となり、第4の回数は、第3の回数より少なくなるように設定される(例えば、第3の回数を2回、第4の回数を1回にする。)。
モータ駆動時間とは、モータ114の駆動開始(制御部123がモータドライバ121に駆動信号(PWM信号、モータ114の回転方向を指示する制御信号)を出力した時点)からモータ114の駆動停止(制御部123がモータドライバ121に駆動停止信号を出力した時点)までの経過時間であり、ソフトウェアタイマ等により計時される。
一般的に、シートベルトの巻き取りが完了している状態や引っ掛かりが解消できない等、巻き取りが不可能な状態でモータを駆動させると、その直後に(即ち、短時間で)、モータに過負荷がかかる。したがって、モータ駆動時間が短時間であれば、シートベルト2の巻き取りが不可能な状態になっている蓋然性が高いといえる。したがって、上記構成を採用することで、巻き取り動作の効率性が更に向上する。
また、乗降車検出部401により検出される乗員Hの降車に係る動作は、乗員Hがタングプレート5をバックル6から取り外した場合、即ち、シートベルト2の装着を解除した場合に限定されない。例えば、乗降車検出部401は、乗員Hが、シートベルト2の装着を解除し、ドアを開けた(ドア開閉センサ7からドア開信号が出力される)場合に、降車に係る動作をしたものと判定してもよい。
また、シートベルト2の巻き取りをより確実にする観点から、シートベルト2の装着解除と、ドア開とをそれぞれトリガとして、シートベルト巻取処理の実行を開始させてもよい。この場合は、以下に示す2通りの状況が想定される。
(1)シートベルト2の装着が解除された後、ドアが開けられた場合
この場合は、先ず、シートベルト装着センサ61からの装着解除信号が制御部123に入力されると、シートベルト巻取処理が実行され、上記実施形態で説明した如く、所定の終了条件を満たすまで、シートベルト2の巻き取りが行われる。そして、ドア開閉センサ7からのドア開信号が制御部123に入力されると、再度、シートベルト巻取処理が実行される。なお、シートベルト2の装着解除に基づくシートベルト巻取処理の実行中に、ドア開信号が制御部123に入力された場合は、当該シートベルト巻取処理の終了後、直ちに、ドア開に基づくシートベルト巻取処理の実行が開始される。
(2)ドアが開けられた後、シートベルト2の装着が解除された場合
この場合は、先ず、シートベルト装着センサ61からの装着解除信号が制御部123に入力されることで、シートベルト2の装着解除に基づくシートベルト巻取処理が実行され、その終了後、直ちに、ドア開に基づくシートベルト巻取処理の実行が開始される。
また、過負荷検出部402によるモータ114の過負荷の検出は、電流センサ122が検出した電流値(モータ電流値)に基づく方法に限定されることはなく、よく知られた種々の検出方法が採用できる。例えば、コントローラ12とシートベルト2の張力を測定するセンサ等をコードで接続し、過負荷検出部402は、シートベルト2にかかる張力の大きさに基づいて、モータ114の過負荷を検出してもよい。
また、上記実施形態においては、車両の座席にシートベルト装置が備え付けられている例を示したが、車両に限らず、シートベルト装置を座席に備える飛行機等に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態で説明したフローチャートにおける各処理は、その順序に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に順序を変更することができる。
また、制御部123の機能は、ソフトウェアに限らず、専用のハードウェアによっても実現することができる。
本発明の一実施形態に係るシートベルト巻取装置を備えるシートベルト装置の構成例を模式的に示す図である。 図1のシートベルト巻取装置の構成例を模式的に示す図である。 図2のコントローラの構成例及びその接続状態を示すブロック図である。 図3の制御部が備えるシートベルト巻取処理に対応する機能の構成例を示すブロック図である。 図3の制御部が備える乗降車検出部による乗車又は降車の検出方法を説明するための表である。 本発明の一実施形態におけるシートベルト巻取処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるリトライ判定処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 シートベルト巻取装置
2 シートベルト
3 ガイドアンカー
4 ベルトアンカー
5 タングプレート
6 バックル
7 ドア開閉センサ
8 電源
11 巻取部
12 コントローラ
61 シートベルト装着センサ
111 フレーム
112 スプール
113 スプリング部
114 モータ
115 動力伝達機構部
121 モータドライバ
122 電流センサ
123 制御部
401 乗降車検出部
402 過負荷検出部
403 巻取処理時間計時部
404 モータ駆動回数計数部
405 リトライ判定部

Claims (9)

  1. モータの駆動によりシートベルトの巻き取りを行うシートベルト巻取手段と、
    前記モータの過負荷状態を検出すると、前記モータの駆動を停止させ、所定時間経過後、前記モータの駆動を再開させる処理を、所定条件の下、繰り返し行う制御手段と、を備えたシートベルト巻取装置であって、
    前記制御手段は、
    乗員の乗降車に係る動作を検出する乗降車検出手段と、
    前記モータの過負荷状態の検出により停止した前記モータの駆動を再開させる必要があるか否かについて、乗員の乗車の際と降車の際とで、それぞれ異なる判定基準により判定するリトライ判定手段と、を備え、
    前記判定基準は、乗員の乗車の際の方が乗員の降車の際よりも、前記リトライ判定手段によって前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定されやすくなるようにして設けられている、
    ことを特徴とするシートベルト巻取装置。
  2. 前記リトライ判定手段は、
    乗員の降車の際には、前記モータが駆動開始した回数が第1の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定し、
    乗員の乗車の際には、前記モータが駆動開始した回数が前記第1の回数より少ない第2の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト巻取装置。
  3. 前記制御手段は、前記モータが駆動開始してから駆動停止するまでのモータ駆動時間を計時する手段を更に備え、
    前記リトライ判定手段は、
    乗員の降車の際には、前記モータ駆動時間が、第3の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定し、
    乗員の乗車の際には、前記モータ駆動時間が、前記第3の回数より少ない第4の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト巻取装置。
  4. 前記制御手段には、シートベルトの装着有無を示す信号と、ドアの開閉有無を示す信号と、が入力され、
    前記乗降車検出手段は、これらの信号に基づいて、乗員の乗降車に係る動作を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシートベルト巻取装置。
  5. シートベルトと、
    該シートベルトに摺動可能に設けられたタングプレートと、
    該タングプレートが挿入係合されるバックルと、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のシートベルト巻取装置と、を備える、
    ことを特徴とするシートベルト装置。
  6. シートベルト巻き取りの動力となるモータの駆動中、前記モータの過負荷状態を検出すると、前記モータの駆動を停止させ、所定時間経過後、前記モータの駆動を再開させる処理を、所定条件の下、繰り返し行う方法であって、
    乗員の乗降車に係る動作を検出する乗降車検出ステップと、
    前記モータの過負荷状態の検出により停止した前記モータの駆動を再開させる必要があるか否かについて、乗員の乗車の際と降車の際とで、それぞれ異なる判定基準により判定するリトライ判定ステップと、を備え、
    前記判定基準は、乗員の乗車の際の方が乗員の降車の際よりも、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定されやすくなるようにして設けられている、
    ことを特徴とするシートベルト巻取方法。
  7. 前記リトライ判定ステップでは、
    乗員の降車の際には、前記モータが駆動開始した回数が第1の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定され、
    乗員の乗車の際には、前記モータが駆動開始した回数が前記第1の回数より少ない第2の回数に達した場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定される、
    ことを特徴とする請求項6に記載のシートベルト巻取方法。
  8. 前記モータが駆動開始してから駆動停止するまでのモータ駆動時間を計時するステップを更に備え、
    前記リトライ判定ステップでは、
    乗員の降車の際には、前記モータ駆動時間が、第3の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定され、
    乗員の乗車の際には、前記モータ駆動時間が、前記第3の回数より少ない第4の回数に達するまで連続して所定時間より短かった場合に、前記モータの駆動を再開させる必要がないと判定される、
    ことを特徴とする請求項6に記載のシートベルト巻取方法。
  9. 前記乗降車検出ステップでは、シートベルトの装着有無を示す信号と、ドアの開閉有無を示す信号と、に基づいて、乗員の乗降車に係る動作が検出される、
    ことを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載のシートベルト巻取方法。
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