JP2008246529A - プレスラインの運転制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上位コントローラが複数のプレスと複数の搬送装置の動作が最適になるプレス用モーションパラメータ109と、搬送用モーションパラメータ108と位相信号112とを自動生成し、複数のプレスと複数の搬送装置を制御する。
【選択図】図3
Description
全体的な最適化とは、プレス仕様や成形内容が異なる複数のプレスの夫々と、運転設定状態やワーク形状が異なる複数の搬送装置の夫々を、プレスラインが全体として高効率に運転されてアウトプット(生産速度)を高めることができるように、動作させることを言う。
最適な前記各装置の動作とは、プレス仕様や成形内容が異なる複数のプレスの夫々と、運転設定状態やワーク形状が異なる複数の搬送装置の夫々の動作が、プレスラインが全体として高効率に運転されてアウトプット(生産速度)を高めることができるような動作であることを言う。
最適な前記各装置の動作とは、プレス仕様や成形内容が異なる複数のプレスの夫々と、運転設定状態やワーク形状が異なる複数の搬送装置の夫々の動作が、プレスラインが全体として高効率に運転されてアウトプット(生産速度)を高めることができるような動作であることを言う。
2 搬送用コントローラ(T−1)
3 プレス用コントローラ(P−1)
4 搬送用コントローラ(T−2)
5 プレス用コントローラ(P−2)
6 搬送用コントローラ(T−3)
7 プレス用コントローラ(P−3)
8 搬送用コントローラ(T−4)
9 プレス用コントローラ(P−4)
10 搬送用コントローラ(T−5)
11 全体モーション演算部
11a 全体モーション演算部
21 搬送モーション制御部(X)
22 搬送モーション制御部(Y)
101 プレスモーション設定
102 搬送モーション設定
103 ワーク情報設定
104 プレスモーション演算部
105 搬送モーション演算部
106 干渉チェック部
107 同期位相情報生成部
107a 同期位相情報生成部
108 搬送用モーションデータ
109 プレス用モーションパラメータ
110 同期信号生成用マスタクロック
111 位相信号出力部
112 位相信号
113 モニタ
201 位相信号入力部
202 モーションデータ演算部
203 モーションデータ結合部
204 搬送モーションデータ(X)
205 搬送モーションデータ(Y)
206 内部クロック
207 位相信号出力部
208 搬送用モーションパラメータ
209 位置制御
210 速度制御
211 電流制御
212 モータ
213 検出器
301 位相信号入力部
302 モーションデータ演算部
303 モーションデータ結合部
304 搬送モーションデータ
Claims (16)
- 複数のプレスと、複数のプレス間でワークを搬送するために設けられた複数の搬送装置と、前記複数のプレスの夫々と前記複数の搬送装置の夫々である各装置を統括制御する上位コントローラ(1)とにおいて、前記上位コントローラ(1)が前記各装置の動作が最適になるプレス用モーションパラメータ(109)と搬送用モーションパラメータ(108)からなるモーションパラメータと位相信号(112)とを自動生成し、前記各装置を制御することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項1のプレスラインの運転制御方法において、前記各装置の動作が最適になるプレス用モーションパラメータ(109)と搬送用モーションパラメータ(108)からなる前記モーションパラメータと位相信号(112)とを自動生成するにあたり、搬送装置とプレスとの干渉チェックと、搬送装置と金型との干渉チェックと、搬送装置同士の干渉チェックと、ワークとプレスとの干渉チェックと、ワークと金型との干渉チェックと、ワーク同士の干渉チェックのうち少なくとも一つを実施していることを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 複数のプレスと、複数のプレス間でワークを搬送するために設けられた複数の搬送装置と、前記複数のプレスの夫々と前記複数の搬送装置の夫々である各装置を統括制御する上位コントローラ(1)とにおいて、前記上位コントローラ(1)がプレスモーション設定(101)の設定内容からプレスモーションを演算した結果と、搬送モーション設定(102)の設定内容から搬送モーションを演算した結果と、ワーク情報設定(103)の設定内容とから干渉チェックを実施して前記各装置の動作が最適になる前記モーションパラメータと位相信号(112)を自動生成することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項3のプレスラインの運転制御方法において、前記プレスモーション設定101は、スライド位置を特定できるパラメータとスライド速度を特定できるパラメタからなることを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項3のプレスラインの運転制御方法において、前記搬送モーション設定102は、フィード位置及びフィード速度を特定できるパラメータ並びにリフト位置及びリフト速度を特定できるパラメータ、またはフィード位置及びフィード速度を特定できるパラメータからなることを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項3のプレスラインの運転制御方法において、前記ワーク情報設定(103)は、金型送り線高さ、金型形状寸法、ワーク形状寸法のうち少なくとも一つを含むことを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項1から請求項6のプレスラインの運転制御方法において、前記プレス用モーションパラメータ(109)を各々のプレス毎に生成し、前記搬送用モーションパラメータ(108)を各々の搬送装置毎に作成することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項7のプレスラインの運転制御方法において、前記プレス用モーションパラメータ(109)と前記搬送用モーションパラメータ(108)は、少なくとも1サイクル分のモーションデータを持つことを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項1から請求項8のプレスラインの運転制御方法において、前記上位コントローラ(1)は前記各装置を制御するために設けられたプレス用コントローラ(3)や搬送用コントローラ(2)からなる複数の下位コントローラ群へ各装置のモーション指令情報をリアルタイムに送り、前記下位コントローラ群は前記モーション指令情報を受けて動作することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項9のプレスラインの運転制御方法において、前記モーション指令情報は前記各装置に作られた前記搬送用モーションパラメータ(108)又は前記プレス用モーションパラメータ(109)と、前記位相信号(112)とからなることを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項10のプレスラインの運転制御方法において、前記下位コントローラ群は、前記上記コントローラ(1)から受けた各装置の前記搬送用モーションパラメータ(108)又は前記プレス用モーションパラメータ(109)が複数軸を制御するモーションパラメータである場合は、前記モーションパラメータを制御対象の各軸毎に展開したモーションデータで動作することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項11のプレスラインの運転制御方法において、前記下位コントローラ群は、前記上記コントローラ(1)から受けた前記各装置の前記搬送用モーションパラメータ(108)又は前記プレス用モーションパラメータ(109)が複数軸を制御するモーションパラメータである場合は、前記モーションパラメータを制御対象の各軸毎に展開したモーションデータと、前記上位コントローラ(1)から送られる各装置の前記位相信号(112)とで動作することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項11又は請求項12のプレスラインの運転制御方法において、前記下位コントローラ群で得られた位置情報又は速度情報をモーションデータ結合部(203)で合成して前記上位コントローラ(1)の同期位相情報生成部(107)へフィードバック情報として送り、前記同期位相情報生成部(107)は前記フィードバック情報に基づいて前記モーションパラメータをリアルタイムに修正することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項11又は請求項12のプレスラインの運転制御方法において、前記下位コントローラ群で得られた位置情報又は速度情報をモーションデータ結合部(203)で合成して前記上位コントローラ(1)の同期位相情報生成部(107)へフィードバック情報として送り、前記同期位相情報生成部(107)は前記フィードバック情報に基づいて前記位相信号(112)をリアルタイムに修正することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項9から請求項14のプレスラインの運転制御方法において、前記位相信号(112)は前記同期位相情報生成部(107)のデータと、同期信号生成用マスタクロック(110)から発信される基準クロックを前記位相信号出力部(111)が受けて出力することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
- 請求項1から請求項15のプレスラインの運転制御方法において、自動生成された複数のプレスと複数の搬送装置のモーションデータ状態を前記上位コントローラ(1)で表示することを特徴とするプレスラインの運転制御方法。
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