JP2008244239A - 熱電モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】端子電極を覆う被覆部材が支持基板から剥がれるのを抑制でき、信頼性の高い熱電モジュールを提供する。
【解決手段】対向して配置された一対の支持基板と、一対の支持基板間に配置された複数の熱電素子とを備え、一対の支持基板の対向面にそれぞれ形成された接続電極によって熱電素子が直列に接続されてなる熱電モジュールであって、少なくとも一方の支持基板の対向面には、接続電極に導通する端子電極が設けられ、その端子電極が該対向面から当該支持基板の少なくとも1つの側面に延在して形成された被覆部材によって覆われている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、空調機、冷温庫、半導体等の発熱体の冷却等に好適に使用される熱電モジュールに関する。
従来より、ペルチェ効果を利用した熱電素子は、電流を流すことにより一端が発熱するとともに他端が吸熱するため、冷却用の熱電素子として用いられている。特に、熱電モジュールとしてレーザーダイオードの温度制御、小型で構造が簡単でありフロンレスの冷却装置、冷蔵庫、恒温槽、光検出素子、半導体製造装置等の電子冷却素子、レーザーダイオードの温度調節等への幅広い利用が期待されている。
この熱電素子を利用した熱電モジュールは、一対の支持基板の間に複数の熱電素子が直列に接続されることにより構成されており、支持基板に形成された端子電極を介して熱電素子に通電することにより、一方の支持基板側が発熱部となり、他方の支持基板側が冷却部となる。このことを利用して、熱電モジュールは、冷却素子又は発熱素子として利用される。
このように、熱電素子を利用した熱電モジュールは、発熱部と冷却部が存在することから結露し易く端子電極を腐食させる原因になる。したがって、通常、端子電極部分は樹脂によって保護されている(例えば、特許文献1の段落0017及び特許文献1に添付された図1)。
特開2000−22224号公報
しかしながら、従来の熱電モジュールにおいて、端子電極を覆う樹脂被覆部材が支持基板から剥がれるという問題があった。
そこで、本発明は、端子電極を覆う被覆部材が支持基板から剥がれるのを抑制でき、信頼性の高い熱電モジュールを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明に係る熱電モジュールは、対向して配置された一対の支持基板と、前記一対の支持基板間に配置された複数の熱電素子とを備え、前記一対の支持基板の対向面にそれぞれ形成された接続電極によって前記熱電素子が接続されてなる熱電モジュールであって、少なくとも一方の支持基板の対向面には、前記接続電極に導通する端子電極が設けられ、その端子電極が該対向面から当該支持基板の少なくとも1つの側面まで延在して形成された被覆部材によって覆われていることを特徴とする。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材は、前記1つの側面を超えてさらに裏面まで延在して形成されていることが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材は、前記1つの側面の両側にある2つの側面の一方又は両方の側面にも延在して形成されていることがさらに好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記端子電極には、リード線が接続材により接続されており、前記端子電極、接続材及びリード線が前記被覆部材により被覆されていてもよい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記リード線は、導体がその先端部を除いて絶縁部材により被覆されてなり、前記導体の先端部で前記端子電極と接続されており、前記被覆部材は前記絶縁部材を覆うように形成されていることが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材は前記絶縁部材を覆う部分が前記1つの側面から突出していることが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材は、前記接続材の一部を露出させていてもよい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材は、シリコン樹脂からなることが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材は、他方の支持基板まで延びて前記一対の支持基板の間に密閉空間を形成し、前記複数の熱電素子の少なくとも一部は前記密閉空間内に配置されていてもよい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記一対の支持基板間に、密閉空間を形成する第2被覆部材をさらに含み、前記複数の熱電素子の少なくとも一部は前記密閉空間内に配置されていてもよい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材の一部と前記第2被覆部材の一部とが上下に重なって形成されていることが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材が前記第2被覆部材の上に重なっていることが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記被覆部材の硬度が、前記第2被覆部材の硬度よりも低いことが好ましい。
本発明に係る熱電モジュールにおいて、前記第2被覆部材は、エポキシ樹脂からなることが好ましい。
以上のように構成された本発明に係る熱電モジュールは、前記端子電極が前記対向面から支持基板の少なくとも1つの側面に延在して形成された被覆部材によって覆われているので、端子電極を覆う被覆部材が支持基板から剥がれるのを抑制でき、信頼性の高い熱電モジュールを提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態の熱電モジュールについて、図面を参照しながら説明する。尚、以下の図面において、同様な部材には同様な符号を付して示している。
実施形態1.
本発明に係る実施形態の熱電モジュールは、対向して配置された一対の第1の支持基板1aと第2の支持基板1b間に複数の熱電素子3が配列されることにより構成されている。具体的には、本実施形態1の熱電モジュールは、図1及び図2に示すように、第1の支持基板1aと第2の支持基板1bの間に、N型熱電素子3aとP型熱電素子3bとが交互に配列されており、第1の支持基板1aの内面に形成された第1の接続電極2aと第2の支持基板1bの内面に形成された第2の接続電極2bによって隣接するN型熱電素子3aとP型熱電素子3b間が接続されている。
また、当該直列回路の一方の端に配置されたP型熱電素子3bの一端が第1の支持基板の内面に形成された端子電極10に接続され(図2に示す)、当該直列回路の他方の端に配置されたN型熱電素子3aの一端が第1の支持基板の内面に形成された端子電極に接続されている。尚、N型熱電素子3aの一端と第1の支持基板1aの内面に形成された端子電極の接続部分は、断面構造は図示していないが、P型熱電素子3bの一端と端子電極10の接続部分と同一側面側にあり、同様の構造になっている。
このようにして、第1の支持基板1aと第2の支持基板1b間に、N型熱電素子3aとP型熱電素子3bとが交互に接続された直列回路が形成される。そして、端子電極にはそれぞれリード線6がハンダ等の接合部材4によって接続される。
ここで、特に、実施形態1の熱電モジュールでは、その端子電極10が該対向面から側面に延在して(まわり込んで)形成された被覆部材5によって覆われていることを特徴としている。
以下、本実施形態1の熱電モジュールの特徴部分についてより具体的に説明するが、以下の説明において、N型熱電素子3aとP型熱電素子3bを区別しないでいうときには、単に熱電素子3という。また、第1の支持基板1aと第2の支持基板1bとを特に区別しないでいうときには、単に、支持基板1という。
本実施形態1において、2つの端子電極10は、第1の支持基板1aの内面において、複数の熱電素子が配列された領域(素子領域)の外側の端子領域に設けられる。尚、本実施形態1では、端子領域は1つの側面に沿って設けられているが、本発明はこれに限定されるものではない。また、2つの端子電極10にはそれぞれ、リード線6が接続部材4によって固定されている。
そして、被覆部材5が、2つの端子電極10、リード線6及び接続部材4を覆い、かつ第1の支持基板1aの内面における素子領域の外側にある端子領域から側面に延在して(まわり込んで)設けられる。ここで、被覆部材5はエポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の絶縁性の被覆膜を形成する材料から構成されていることが好ましく、中でもシリコン樹脂を用いて形成することが好ましい。
また、被覆部材5は、例えば、デイスペンサーによる塗布またはシート状に成形した樹脂の貼り付け、スパーテル等による塗布により形成できる。
以上のように構成された本発明に係る実施形態1の熱電モジュールでは、被覆部材5が、第1の支持基板1aの内面にある端子領域から側面に延在して設けられて、端子電極10、リード線6及び接続部材4を覆っているので、被覆部材5と基板の接触面積を大きくでき、被覆部材5が基板から剥がれにくくなる。これにより、結露等による端子電極及びその周りの腐食が抑制できるので、高い耐湿特性が得られる。
また、支持基板1の側面が端子電極が形成された内面より粗い面になっているときには、被覆部材5が回り込んだ側面で強固に固定されるので、より効果的に被覆部材5の基板からの剥がれを抑制でき、より高い耐湿特性が得られる。
さらに、本実施形態1の熱電モジュールでは、被覆部材5が、端子電極10、リード線6及び接続部材4を覆っているので、端子電極10とともにリード線6及び接続部材4の腐食も抑制できる上さらに、端子電極10に接合されたリード線6及び接続部材4によって端子電極10上に形成された凹凸により、被覆部材5がより強固に固定されるので、より高い耐熱特性が得られる。
実施形態2.
本発明に係る実施形態2の熱電モジュールは、被覆部材5の形状が実施形態1の熱電モジュールとは異なっている以外は、実施形態1と同様に構成される。図3は、本発明に係る実施形態2の熱電モジュールの構成を示す斜視図であり、図4は、実施形態2の熱電モジュールの構成を示す断面図である。尚、図3及び図4において、図1及び図2と同様のものには同様の符号を示している。
実施形態2において、被覆部材5は、第1の支持基板1aの内面にある端子領域から側面に延在して端子電極10、リード線6及び接続部材4を覆っているが、その側面を超えてさらに第1の支持基板1aの内面の裏側にある裏面に延在して形成されている。
以上のように構成された実施形態2の熱電モジュールでは、被覆部材5は、第1の支持基板1a内面の端子領域及び側面に密着して固定された上さらに、第1の支持基板1aの裏面でも固定されるので、実施形態1の熱電モジュールに比較してより確実にかつ強固に固定される。したがって、本実施形態2の熱電モジュールは、実施形態1の熱電モジュールに比較してより高い耐湿特性が得られる。
また、実施形態2の熱電モジュールでは、より好ましい形態として、被覆部材5は、その被覆部材が回り込んだ1つの側面の両側にある2つの側面に側面にも回り込んで延在して形成されている。これにより、実施形態2の熱電モジュールでは、被覆部材5が3つの側面及び裏面でも密着して固定され、よりいっそう確実に強固に固定される。したがって、当該形態の熱電モジュールは、さらに高い耐湿特性が得られる。
変形例1.
本発明に係る変形例1の熱電モジュールは、被覆部材5の形状が実施形態1の熱電モジュールとは異なっている以外は、実施形態1と同様に構成される。図5は、本発明に係る変形例1の熱電モジュールの構成を示す断面図である。尚、図5において、図1及び図2と同様のものには同様の符号を示している。
すなわち、変形例1の熱電モジュールでは、被覆部材5がリード線に沿って突出している点が、実施形態1の被覆部材5とは異なっている。具体的には、リード線6は、導体がその先端部を除いて絶縁部材により被覆されており、導体の先端部で前記端子電極と接続されている。そして、実施形態1では、図2に示すように、その導体を被覆する絶縁部材を覆うように被覆部材5を設けている。しかしながら、本変形例1では、被覆部材5をリード線6に沿って突出させて、導体を被覆する絶縁部材部分でリード線6を確実に覆うようにしている。これにより、実施形態1の熱電モジュールにおいて確実に高い耐湿特性が得られるようにしている。
変形例2.
本発明に係る変形例2の熱電モジュールは、被覆部材5の形状が実施形態1の熱電モジュールとは異なっている以外は、実施形態1と同様に構成される。図6は、本発明に係る変形例2の熱電モジュールの構成を示す断面図である。尚、図6において、図1及び図2と同様のものには同様の符号を示している。
具体的には、変形例2の熱電モジュールでは、被覆部材5はリード線を端子電極10に接続する接合部材の一部が露出するように設けられている。このように構成された変形例2の熱電モジュールでは、露出された接合部材4の表面から熱を放出でき、端子電極とリード線の接合部分の熱による劣化を抑制できる。
変形例3.
本発明に係る変形例3の熱電モジュールは、実施形態1の熱電モジュールにおいて、被覆部材5を密閉空間が形成されるように素子領域に延在させてその密閉空間に熱電素子3を収容するようにした以外は、実施形態1と同様に構成される。図7には、変形例3の熱電モジュールの断面図を示し、図1及び図2と同様のものには同様の符号を示している。
以上のように構成された変形例3の熱電モジュールは、熱電素子3を保護することができると同時に、素子領域側からの端子電極への湿気の進入が抑制でき、端子電極周りの信頼性も向上させることができる。
尚、変形例3では、素子領域に形成した密閉空間に熱電素子3を全て収容するようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、一部の熱電素子3を密閉空間に収容するようにしてもよい。
変形例4.
本発明に係る変形例4の熱電モジュールは、実施形態1の熱電モジュールにおいて、被覆部材5とは別に、素子領域に第2被覆部材7を形成して密閉空間を構成し、その被覆部材7に重ねて被覆部材5を形成するようにした以外は、実施形態1と同様に構成される。図8には、変形例4の熱電モジュールの断面図を示し、図1及び図2と同様のものには同様の符号を示している。
以上のように構成された変形例4の熱電モジュールは、熱電素子3を保護することができると同時に、素子領域側からの端子電極への湿気の進入が抑制でき、端子電極周りの信頼性も向上させることができる。
また、本変形例4の熱電モジュールでは、第2被膜部材7の上に、被膜部材5が重なる2重構造になっているので、樹脂同士の接触界面で変形による応力を抑えることができる。さらに、2重構造になっているので、水分や外気の侵入を効果的に防ぎ、結露によるショートが発生しにくい。これにより、長時間駆動による破壊寿命をさらに向上させることができる。
また、本変形例4では、被覆部材5の硬度が、第2被覆部材7の硬度よりも低いことが好ましい。このようにすると、熱電モジュールを動作したときの冷熱サイクル時の被覆部材5と第2被覆部材の接触界面での応力を緩和することができ破壊寿命を向上させることができる。
また、本変形例4では、端子電極10の周りを被覆する被覆部材5をシリコン樹脂を用いて形成することが好ましい。このシリコン樹脂は、基板との濡れがよく、水分や外気の侵入を抑制することができ、かつ被覆部材5が基板からはがれなくなる。
端子電極10の周りを被覆する被覆部材5をシリコン樹脂とした場合、第2被覆部材7はシリコン樹脂との濡れ性がよいエポキシ樹脂により構成することが好ましい。このようにすると、シリコン樹脂とエポキシ樹脂との界面からの水分や外気の侵入を防ぐことができる。
以上の変形例3及び変形例4では、密閉空間には、減圧又は乾燥ガスが封入されていることが好ましい。そうすることにより、低い温度で使用するときでも、結露を抑制できるため信頼性を向上できる。
以上、本発明に係る実施形態及び変形例について説明したが、本発明において、支持基板として、例えば、アルミナや窒化アルミなどのセラミック、エポキシ・ポリイミドなどの樹脂基板、またエポキシ・ポリイミドの樹脂にセラミックのフィラーを入れて熱伝導を向上させたものなどを用いることができる。
本発明に係る実施形態1の熱電モジュールの構成を示す斜視図である。 実施形態1の熱電モジュールの構成を示す断面図である。 本発明に係る実施形態2の熱電モジュールの構成を示す斜視図である。 実施形態2の熱電モジュールの構成を示す断面図である。 本発明に係る変形例1の熱電モジュールの構成を示す断面図である。 本発明に係る変形例2の熱電モジュールの構成を示す断面図である。 本発明に係る変形例3の熱電モジュールの構成を示す断面図である。 本発明に係る変形例4の熱電モジュールの構成を示す断面図である。
符号の説明
1 支持基板、1a 第1の支持基板、1b 第2の支持基板、2 接続電極、2a 第1の接続電極、2b 第2の接続電極、3 熱電素子、3a N型熱電素子、3b P型熱電素子、10 端子電極、4 接続部材、5 被覆部材、7 第2被覆部材。

Claims (14)

  1. 対向して配置された一対の支持基板と、前記一対の支持基板間に配置された複数の熱電素子とを備え、前記一対の支持基板の対向面にそれぞれ形成された接続電極によって前記熱電素子が接続されてなる熱電モジュールであって、
    少なくとも一方の支持基板の対向面には、前記接続電極に導通する端子電極が設けられ、その端子電極が該対向面から当該支持基板の少なくとも1つの側面まで延在して形成された被覆部材によって覆われていることを特徴とする熱電モジュール。
  2. 前記被覆部材は、前記1つの側面を超えてさらに裏面まで延在して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱電モジュール。
  3. 前記被覆部材は、前記1つの側面の両側にある2つの側面の一方又は両方の側面にも延在して形成されている請求項1又は請求項2に記載の熱電モジュール。
  4. 前記端子電極には、リード線が接続材により接続されており、
    前記端子電極、接続材及びリード線が前記被覆部材により被覆されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
  5. 前記リード線は、導体がその先端部を除いて絶縁部材により被覆されてなり、前記導体の先端部で前記端子電極と接続されており、前記被覆部材は前記絶縁部材を覆うように形成されている請求項4に記載の熱電モジュール。
  6. 前記被覆部材は前記絶縁部材を覆う部分が前記1つの側面から突出している請求項5に記載の熱電モジュール。
  7. 前記被覆部材は、前記接続材の一部を露出させている請求項4〜5のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
  8. 前記被覆部材は、シリコン樹脂からなることを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
  9. 前記被覆部材は、他方の支持基板まで延びて前記一対の支持基板の間に密閉空間を形成し、前記複数の熱電素子の少なくとも一部は前記密閉空間内に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
  10. 前記一対の支持基板間に、密閉空間を形成する第2被覆部材をさらに含み、前記複数の熱電素子の少なくとも一部は前記密閉空間内に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
  11. 前記被覆部材の一部と前記第2被覆部材の一部とが上下に重なって形成されていることを特徴とする請求項10に記載の熱電モジュール。
  12. 前記被覆部材が前記第2被覆部材の上に重なっていることを特徴とする請求項11に記載の熱電モジュール。
  13. 前記被覆部材の硬度が、前記第2被覆部材の硬度よりも低いことを特徴とする請求項10〜12のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
  14. 前記第2被覆部材は、エポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項10〜13のうちのいずれか1つに記載の熱電モジュール。
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