JP2008243985A - 電力伝達装置のコア体 - Google Patents

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Abstract


【課題】 破損を防ぐとともに、電力の変換に起因する高周波ノイズの発生を防ぐことができ、しかも電力の伝達効率を向上することができる電力伝達装置のコア体を提供する。
【解決手段】 コア体1には、第1および第2電磁コイル11,21が収納される。コア体1は、複数のコア部材31〜33,41〜43が組立てられて構成される。各コア部材31〜33,41〜43は、表面が電気的に絶縁される電磁鋼板が多層に積層される積層体である。各コア部材31〜33,41〜43は、端面同士を突合せて組立てられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁誘導によって電力を伝達する電力伝達装置のコア体に関する。
特許文献1には、電磁誘導によって電力を伝達する電力伝達装置として、電源伝送用ロータリジョイントが開示される。この電源伝送用ロータリジョイントは、回転軸を含む回転体に固定される回転側コアユニットと、回転体に対して静止する静止体に固定される静止側コアユニットとを備える。
両コアユニットは、コア部および電磁コイルをそれぞれ有する。両コアユニットのコア部は、コア体を構成する。両コアユニットのコア部は、これらのコア部間に環状空室を形成するように対向配置される。この環状空室内には、両コアユニットの電磁コイルが対向するように収納される。両コアユニットの電磁コイルは、互いに電磁誘導によって電力を伝達可能である。両コアユニットのコア部は、磁束の集約効果を高め、電力の伝達効率を高める。
特開2002−25837号公報
前記電源伝送用ロータリジョイントでは、コア体として、磁性材料の粉末を焼結したフェライトコアが用いられる。フェライトコアは、靭性が低く、換言すれば機械的にもろく、成形工程および加工工程において欠けおよび割れなどの破損が発生しやすいという問題がある。またフェライトコアは、透磁率は高いけれども飽和磁束密度が低いので、磁束の飽和を防ぐために、伝達されるべき電力を高周波電力に変換する必要があり、したがって電力の変換に起因する高周波ノイズが発生してしまうという問題がある。
電力伝達装置では、電力の伝達効率をできるだけ高くすることが好ましい。コア体に渦電流が発生すると、渦電流によるエネルギの損失が生じる。このような渦電流によるエネルギの損失が生じると、電力の伝達効率が低くなってしまう。したがって電力の伝達効率を高くするためには、渦電流によるエネルギの損失を小さくする必要がある。
本発明の目的は、破損を防ぐとともに、電力の変換に起因する高周波ノイズの発生を防ぐことができ、しかも電力の伝達効率を向上することができる電力伝達装置のコア体を提供することである。
本発明は、同軸に設けられる円環状の第1および第2電磁コイルと、第1および第2電磁コイルと同軸に設けられ、円環状に延びる管状に形成され、第1および第2電磁コイルが収納されるコア体とを含む電力伝達装置のコア体であって、
表面が電気的に絶縁される電磁鋼板が多層に積層される積層体から成る複数のコア部材が、端面同士を突合せて組立てられることを特徴とするコア体である。
また本発明は、各コア部材は、
第1および第2電磁コイルの軸線を中心とする円筒状に形成され、前記電磁鋼板が半径方向に多層に積層される積層体から成る周壁部材と、
周壁部材とは別部材に形成され、第1および第2電磁コイルの軸線を中心とする円環状に形成され、前記電磁鋼板が第1および第2電磁コイルの軸線の方向に多層に積層される積層体から成る端壁部材とを有し、
周壁部材および端壁部材は、端面が、第1および第2電磁コイルの軸線上に頂点を有する直円錐面に沿って形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、コア体は、複数のコア部材が組立てられて構成される。各コア部材は、電磁鋼板の積層体から成るので、フェライトコアに比べて、靭性が高く、しかも飽和磁束密度が高い。各コア部材は靭性が高いので、欠けおよび割れなどの破損を防ぐことができる。また各コア部材は飽和磁束密度が高いので、磁束の飽和を防ぐために、伝達されるべき電力を高周波電力に変換する必要がなく、したがって電力の変換に起因する高周波ノイズの発生を防ぐことができる。
また各コア部材は、表面が電気的に絶縁される電磁鋼板が多層に積層される積層体であるので、磁束が電磁鋼板に沿うように、各コア部材を配置することによって、渦電流の発生を防ぐことができる。このように渦電流の発生を防ぐことによって、渦電流によるエネルギの損失を低減することができる。これによって電力の伝達効率を向上することができる。
さらに各コア部材は、端面同士を突合せて組立てられるので、各コア部材の突合せ部分で、できるだけ磁束が電磁鋼板に沿うようにすることができる。したがって各コア部材の突合せ部分での渦電流の発生を可及的に防ぐことができる。これによって、渦電流によるエネルギの損失を可及的に低減することができ、電力の伝達効率をさらに向上することができる。
また本発明によれば、周壁部材および端壁部材は、端面が、第1および第2電磁コイルの軸線上に頂点を有する直円錐面に沿って形成されている。したがって周壁部材の端面と端壁部材の端面とを良好に突合せることができる。
図1は、本発明の実施の第1形態であるコア体1を備える電力伝達装置2の構成を示す断面図である。電力伝達装置2は、たとえば多関節ロボットの手首部分に設けられる。多関節ロボットの手首部分には、先端工具が装着される。先端工具には、電力伝達装置2を介して電力が供給される。
電力伝達装置2は、第1構成体3と、第1構成体3に対して予め定める基準軸線Lまわりに回動自在に設けられる第2構成体4とを含む。以下、前記基準軸線Lの方向を単に「軸線方向A」といい、前記基準軸線Lを中心とする半径方向Bを単に「半径方向B」という。第1構成体3は、第1電磁コイル11と、第1電磁コイル11が巻回される第1ボビン12と、第1ボビン12が固定される第1コア部13とを有する。第2構成体4は、第2電磁コイル21と、第2電磁コイル21が巻回される第2ボビン22と、第2ボビン22が固定される第2コア部23とを有する。
第1および第2電磁コイル11,21は、電線が巻回されて構成される。第1および第2電磁コイル11,21は、円環状に形成され、同軸に設けられる。第1および第2電磁コイル11,21の各軸線は、前記基準軸線Lと共通な一直線を成す。第1電磁コイル11は、第2電磁コイル21に内挿される。
第1および第2ボビン12,22は、非磁性材料から成る。第1および第2ボビン12,22は、円環状に形成され、同軸に設けられる。第1および第2ボビン12,22は、第1および第2電磁コイル11,21と同軸に設けられる。換言すれば、第1および第2ボビン12,22の各軸線は、前記基準軸線Lと共通な一直線を成す。第1ボビン12は、第2ボビン22に内挿される。
第1ボビン12は、前記基準軸線Lを中心とする円筒状の基部14と、この基部14の両端部にそれぞれ連なり、半径方向外方B1に向かって突出する円環状の一対のつば部15,16とを有する。このような第1ボビン12では、基部14と各つば部15,16とによって、円環状の溝17が形成される。この溝17は、半径方向外方B1に臨んで開放される。前記溝17には、第1電磁コイル11が収容される。
第2ボビン22は、前記基準軸線Lを中心とする円筒状の基部24と、この基部24の両端部にそれぞれ連なり、半径方向外方B1に向かって突出する円環状の一対のつば部25,26とを有する。このような第2ボビン22では、基部24と各つば部25,26とによって、円環状の溝27が形成される。この溝27は、半径方向外方B1に臨んで開放される。前記溝27には、第2電磁コイル21が収容される。
第1および第2コア部13,23は、コア体1を構成する。コア体1は、円環状に延びる管状に形成される。コア体1は、第1および第2電磁コイル11,21と同軸に設けられる。換言すれば、コア体1の軸線は、前記基準軸線Lと共通な一直線を成す。コア体1には、第1電磁コイル11およびこの第1電磁コイル11が巻回される第1ボビン12が収納されるとともに、第2電磁コイル21およびこの第2電磁コイル21が巻回される第2ボビン22が収納される。
このような本実施の形態では、第1および第2電磁コイル11,21は、互いに電磁誘導によって電力を伝達する。第1および第2電磁コイル11,21には電流が流れ、この電流によって磁束が発生する。この磁束の通路が、コア体1によって形成される。これによって漏れ磁束を小さくすることができ、電力の伝達効率を向上することができる。
図2は、コア体1を分解して示す分解斜視図である。図1をも参照して、コア体1は、複数のコア部材31〜33,41〜43が組立てられて構成される。各コア部材31〜33,41〜43は、表面が電気的に絶縁される電磁鋼板が多層に積層される積層体から成る。各コア部材31〜33,41〜43は、第1コア部13を構成するコア部材31〜33と第2コア部23を構成するコア部材41〜43とに、大別される。
このような本実施の形態では、各コア部材31〜33,41〜43は、電磁鋼板の積層体から成るので、フェライトコアに比べて、靭性が高く、しかも飽和磁束密度が高い。各コア部材31〜33,41〜43は靭性が高いので、欠けおよび割れなどの破損を防ぐことができる。また各コア部材31〜33,41〜43は飽和磁束密度が高いので、磁束の飽和を防ぐために、伝達されるべき電力を高周波電力に変換する必要がなく、したがって電力の変換に起因する高周波ノイズの発生を防ぐことができる。
第1コア部13は、前記基準軸線Lを中心とする円筒状の周壁部材である一対の第1周壁部材31,32と、前記基準軸線Lを中心とする円環状の端壁部材である第1端壁部材33とを、コア部材として有する。一方の第1周壁部材31は、他方の第1周壁部材32に内挿される。以下、一方の第1周壁部材31を第1内壁部材31といい、他方の第1周壁部材32を第1外壁部材32という。第1内壁部材31、第1外壁部材32および第1端壁部材33は、別部材に形成される。
第1端壁部材33は、第1内壁部材31の軸線方向一方A1側の端部31aから第1外壁部材32の軸線方向一方A1側の端部32aにわたって形成される。第1端壁部材33の半径方向内方B2側の端部33bは、第1内壁部材31の軸線方向一方A1側の端部31aに、たとえば接着剤によって固定される。第1端壁部材33の半径方向外方B1側の端部33aは、第1外壁部材32の軸線方向一方A1側の端部32aに、たとえば接着剤によって固定される。
このような第1コア部13では、第1内壁部材31と第1外壁部材32と第1端壁部材33とによって、円環状の溝34が形成される。この溝34は、第2コア部23に臨んで開放される。前記溝34には、第1電磁コイル11およびこの第1電磁コイル11が巻回される第1ボビン12が部分的に収納されるとともに、第2電磁コイル21およびこの第2電磁コイル21が巻回される第2ボビン22が部分的に収納される。第1コア部13の第1端壁部材33には、第1ボビン12が、たとえば接着剤によって固定される。第1コア部13と第2ボビン22との間には、隙間が形成される。
第2コア部23は、前記基準軸線Lを中心とする円筒状の周壁部材である一対の第2周壁部材41,42と、前記基準軸線Lを中心とする円環状の端壁部材である第2端壁部材43とを、コア部材として有する。一方の第2周壁部材41は、他方の第2周壁部材42に内挿される。以下、一方の第2周壁部材41を第2内壁部材41といい、他方の第2周壁部材42を第2外壁部材42という。第2内壁部材41、第2外壁部材42および第2端壁部材43は、別部材に形成される。
第2内壁部材41の軸線方向一方A1側の端部41aは、第1内壁部材31の軸線方向他方A2側の端部31bに隙間をあけて対向する。第2外壁部材42の軸線方向一方A1側の端部42aは、第1外壁部材32の軸線方向他方A2側の端部32bに隙間をあけて対向する。
第2端壁部材43は、第2内壁部材41の軸線方向他方A2側の端部41bから第2外壁部材42の軸線方向他方A2側の端部42bにわたって形成される。第2端壁部材43の半径方向内方B2側の端部43bは、第2内壁部材41の軸線方向他方A2側の端部41bに、たとえば接着剤によって固定される。第2端壁部材43の半径方向外方B1側の端部43aは、第2外壁部材42の軸線方向他方A2側の端部42bに、たとえば接着剤によって固定される。
このような第2コア部23では、第2内壁部材41と第2外壁部材42と第2端壁部材43とによって、円環状の溝44が形成される。この溝44は、第1コア部13に臨んで開放される。前記溝44には、第1電磁コイル11およびこの第1電磁コイル11が巻回される第1ボビン12が部分的に収納されるとともに、第2電磁コイル21およびこの第2電磁コイル21が巻回される第2ボビン22が部分的に収納される。第2コア部23の第2端壁部材43には、第2ボビン22が、たとえば接着剤によって固定される。第2コア部23と第1ボビン12との間には、隙間が形成される。
第1内壁部材31および第1外壁部材32は、前記電磁鋼板が半径方向Bに多層に積層される積層体から成る。第1端壁部材33は、前記電磁鋼板が軸線方向Aに多層に積層される積層体から成る。第2内壁部材41および第2外壁部材42は、前記電磁鋼板が半径方向Bに多層に積層される積層体から成る。第2端壁部材43は、前記電磁鋼板が軸線方向Aに多層に積層される積層体から成る。
このような本実施の形態では、第1および第2電磁コイル11,21に流れる電流による磁束は、各コア部材31〜33,41〜43の内部を電磁鋼板に沿って通る。したがって渦電流の発生を防ぐことができる。このように渦電流の発生を防ぐことによって、渦電流によるエネルギの損失を低減することができる。これによっても電力の伝達効率を向上することができる。
前記電磁鋼板が半径方向Bに多層に積層される積層体は、いわゆる巻鉄心であり、帯状の電磁鋼板が渦巻き状に巻回されて形成される。前記電磁鋼板が軸線方向Aに多層に積層される積層体は、いわゆる積層鉄心であり、平板状の複数の電磁鋼板が積層されて形成される。各コア部材31〜33,41〜43は、これらの積層体が加工されて形成される。
電力伝達装置2を組立てるにあたっては、まず、第1および第2構成体3,4をそれぞれ個別に形成し、この後、第1および第2構成体3,4を互いに対向するように配置する。第1構成体3の形成手順と第2構成体4の形成手順とは同様であるので、第1構成体3の形成手順だけ詳細に説明し、第2構成体4の形成手順については説明を省略する。
第1構成体3を形成するにあたっては、まず、第1電磁コイル11を第1ボビン12に形成するとともに第1コア部13を形成し、この後、第1電磁コイル11が形成された第1ボビン12を第1コア部13に嵌め込んで固定する。第1コア部13を形成するにあたっては、まず、第1内壁部材31、第1外壁部材32および第1端壁部材33を、コア部材としてそれぞれ個別に準備し、この後、これらのコア部材31〜33を組立てる。
このような本実施の形態によれば、第1コア部13を形成した後で、第1電磁コイル11が形成された第1ボビン12を第1コア部13に嵌め込んで固定するので、第1コア部13を形成する際に、第1電磁コイル11および第1ボビン12を取扱う必要がない。したがって第1コア部13を容易に組立てることができ、ひいてはコア体1の組立性、電力伝達装置2の組立性を向上することができる。
図3は、第1コア部13を第2コア部23側から見た正面図である。図4は、図3の切断面線S4−S4から見た断面図である。第1コア部13と第2コア部23とは同様であるので、第1コア部13についてだけ説明し、第2コア部23については説明を省略する。
第1内壁部材31、第1外壁部材32および第1端壁部材33の各厚さ寸法T1,T2,T3は、同一であり、たとえば6mmである。第1内壁部材31は、内径D1がたとえば120mmであり、外径D2がたとえば132mmである。第1外壁部材32は、内径D3がたとえば202mmであり、外径D4がたとえば214mmである。第1端壁部材33は、内径が第1内壁部材31の内径D1と同一であり、外径が第1外壁部材32の外径D4と同一である。第1内壁部材31および第1外壁部材32の軸線方向Aに関する各寸法W1は、同一であり、たとえば15.5mmである。第1コア部13の溝の幅寸法W2は、たとえば35mmである。第1コア部13の溝の深さ寸法W3は、たとえば9.5mmである。
第1端壁部材33には、第1電磁コイル11の電線の取出孔36が形成される。この取出孔36を介して、第1電磁コイル11の電線が、第1コア部13の外方に取出される。取出孔36は、第1端壁部材33を軸線方向Aに貫通し、半径方向Bに延びる。このように取出孔36は、半径方向Bに延びるので、取出孔36が磁束の通路を遮断しないようにすることができる。取出孔36は、長さ寸法W4がたとえば31mmであり、幅寸法W5がたとえば3mmである。
図5は、図4のセクションIを拡大して示す断面図である。第1内壁部材31と第1端壁部材33とは、端面同士が突合され、第1外壁部材32と第1端壁部材33とは、端面同士が突合される。
第1内壁部材31の軸線方向一方A1側の端面31cおよび第1端壁部材33の半径方向内方B2側の端面33dは、前記基準軸線L上に頂点を有する直円錐面51に沿って形成され、軸線方向一方A1に向かうにつれて縮径する。したがって第1内壁部材31の軸線方向一方A1側の端面31cと第1端壁部材33の半径方向内方B2側の端面33dとを良好に突合せることができ、漏れ磁束を低減することができる。これによっても電力の伝達効率を向上することができる。前記基準軸線Lに垂直な仮想平面50と各端面31c,33dとが成す角度θ1は、各端面31c,33dが互いに全体にわたって対向するように設定され、たとえば45°である。
第1外壁部材32の軸線方向一方A1側の端面32cおよび第1端壁部材33の半径方向外方B1側の端面33cは、前記基準軸線L上に頂点を有する直円錐面52に沿って形成され、軸線方向一方A1に向かうにつれて拡径する。したがって第1外壁部材32の軸線方向一方A1側の端面32cと第1端壁部材33の半径方向外方B1側の端面33cとを良好に突合せることができ、漏れ磁束を低減することができる。これによっても電力の伝達効率を向上することができる。前記基準軸線Lに垂直な仮想平面50と各端面32c,33cとが成す角度θ2は、各端面32c,33cが互いに全体にわたって対向するように設定され、たとえば45°である。
第1内壁部材31と第2内壁部材41とは、端面同士が突合され、第1外壁部材32と第2外壁部材42とは、端面同士が突合される。第1内壁部材31の軸線方向他方A2側の端面31dおよび第2内壁部材41の軸線方向一方A1側の端面41cは、前記基準軸線Lに垂直な仮想平面50に沿って形成される。したがって第1内壁部材31の軸線方向他方A2側の端面31dと第2内壁部材41の軸線方向一方A1側の端面41cとを良好に突合せることができ、漏れ磁束を低減することができる。これによっても電力の伝達効率を向上することができる。第1外壁部材32と第2外壁部材42との突合せ部分についても同様である。
図6は、第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分を拡大して示す断面図である。図7は、第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分の比較例を示す断面図である。図6および図7では、理解を容易にするために、ハッチングを省略している。図6および図7では、磁束を仮想線61,62で示す。
本実施の形態では、第1内壁部材31の軸線方向一方A1側の端面31cおよび第1端壁部材33の半径方向内方B2側の端面33dが突合されるので、図6に示すように、第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分で、できるだけ磁束が電磁鋼板63に沿うようにすることができる。したがって第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分での渦電流の発生を可及的に防ぐことができる。これによって、渦電流によるエネルギの損失を可及的に低減することができ、電力の伝達効率をさらに向上することができる。第1外壁部材32と第1端壁部材33との突合せ部分についても、同様である。
比較例では、第1内壁部材31の軸線方向一方A1側の端面31eおよび第1端壁部材33の厚み方向一表面33eが突合される。このような比較例では、図7に示すように、第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分で、磁束が電磁鋼板63に交差するので、渦電流が発生する。これによって渦電流によるエネルギの損失が大きくなり、電力の伝達効率が低くなる。
図8は、第1内壁部材31と第2内壁部材41との突合せ部分を拡大して示す断面図である。図8では、理解を容易にするために、ハッチングを省略して示す。図8では、磁束を仮想線65で示す。第1内壁部材31と第2内壁部材41との突合せ部分には、隙間66が形成される。このような第1内壁部材31と第2内壁部材41との突合せ部分は、磁束が曲がらない箇所に配置される。
このような本実施の形態では、第1内壁部材31と第2内壁部材41との突合せ部分での漏れ磁束を低減することができる。これによっても電力の伝達効率を向上することができる。また組立て精度によって、第1内壁部材31と第2内壁部材41とが前記基準軸線Lに垂直な方向にずれるような状態になっても、漏れ磁束を少なくすることができる。さらに第1構成体3と第2構成体4とを回動させるときの振動などによって、第1内壁部材31と第2内壁部材41とが前記基準軸線Lに垂直な方向にずれたとしても、漏れ磁束を少なくすることができる。
さらに第1内壁部材31と第2内壁部材41とが前記基準軸線Lに垂直な方向にずれても、第1内壁部材31と第2内壁部材41とは、互いに干渉しないので、第1内壁部材31と第2内壁部材41との間の隙間を小さくすることができる。第1内壁部材31と第2内壁部材41との間の隙間を小さくすることによって、漏れ磁束をさらに少なくすることができる。
図9は、本発明の実施の第2形態であるコア体71を備える電力伝達装置72の構成を示す断面図である。図10は、コア体71を分解して示す分解斜視図である。本実施の形態のコア体71を備える電力伝達装置72は、前述の第1形態のコア体1を備える電力伝達装置2に類似するので、同一の部分には同一の符号を付して、説明を省略する。
第1コア部80は、前記基準軸線Lを中心とする円筒状の周壁部材である第1周壁部材81と、前記基準軸線Lを中心とする円環状の端壁部材である第1端壁部材82とを、コア部材として有する。第1周壁部材81および第1端壁部材82は、別部材に形成される。第1周壁部材81は、前記電磁鋼板が半径方向Bに多層に積層される積層体から成る。第1端壁部材82は、前記電磁鋼板が軸線方向Aに多層に積層される積層体から成る。
第2コア部90は、前記基準軸線Lを中心とする円筒状の周壁部材である第2周壁部材91と、前記基準軸線Lを中心とする円環状の端壁部材である第2端壁部材92とを、コア部材として有する。第2周壁部材91および第2端壁部材92は、別部材に形成される。第2周壁部材91は、前記電磁鋼板が半径方向Bに多層に積層される積層体から成る。第2端壁部材92は、前記電磁鋼板が軸線方向Aに多層に積層される積層体から成る。
第1周壁部材81は、第2周壁部材91に内挿される。以下、第1周壁部材81を内壁部材81といい、第2周壁部材91を外壁部材91という。
第1端壁部材82は、内壁部材81の軸線方向一方A1側の端部81aから外壁部材91の軸線方向一方A1側の端部91aにわたって形成される。第1端壁部材82の半径方向内方B2側の端部82bは、内壁部材81の軸線方向一方A1側の端部81aに、たとえば接着剤によって固定される。第1端壁部材82の半径方向外方B1側の端部82aは、外壁部材91の軸線方向他方A2側の端部91aに、隙間をあけて対向する。第1端壁部材82には、第1ボビン12が、たとえば接着剤によって固定される。第1コア部80と第2ボビン22との間には、隙間が形成される。
第2端壁部材92は、内壁部材81の軸線方向他方A2側の端部81bから外壁部材91の軸線方向他方A2側の端部91bにわたって形成される。第2端壁部材92の半径方向内方B2側の端部92bは、内壁部材81の軸線方向他方A2側の端部81bに、隙間をあけて対向する。第2端壁部材92の半径方向外方B1側の端部92aは、外壁部材91の軸線方向他方A2側の端部91bに、たとえば接着剤によって固定される。第2端壁部材92には、第2ボビン22が、たとえば接着剤によって固定される。第2コア部90と第1ボビン12との間には、隙間が形成される。
このような本実施の形態では、4つのコア部材81,82,91,92でコア体71を構成することができるので、コア部材の個数を少なくすることができる。したがって組立性を向上することができる。また固定箇所を少なくすることができる。したがって組立てに要する工程数を少なくして、これによっても組立性を向上することができる。
図11は、第1コア部80を第2コア部90側から見た正面図である。図12は、図11の切断面線S12−S12から見た断面図である。図13は、前記基準軸線Lを含む平面で第2コア部90を切断して見た断面図である。
内壁部材81および外壁部材91ならびに第1および第2端壁部材92の各厚さ寸法T11,T12,T13,T14は、同一であり、たとえば6mmである。内壁部材81は、内径D11がたとえば120mmであり、外径D12がたとえば132mmである。外壁部材91は、内径D13がたとえば202mmであり、外径D14がたとえば214mmである。第1端壁部材82は、内径が内壁部材81の内径D11と同一であり、外径D21が外壁部材91の外径D14よりもわずかに小さく、たとえば213mmである。第2端壁部材92は、内径D22が内壁部材81の内径D11よりもわずかに大きく、たとえば121mmであり、外径が外壁部材91の外径D14と同一である。内壁部材81および外壁部材91の軸線方向Aに関する各寸法W11は、同一であり、たとえば31.5mmである。
図14は、図12のセクションIIを拡大して示す断面図である。内壁部材81と第1端壁部材82とは、端面同士が突合される。
内壁部材81の軸線方向一方A1側の端面81cおよび第1端壁部材82の半径方向内方B2側の端面82dは、前記基準軸線L上に頂点を有する直円錐面101に沿って形成され、軸線方向一方A1に向かうにつれて縮径する。したがって内壁部材81の軸線方向一方A1側の端面81cと第1端壁部材82の半径方向内方B2側の端面82dとを良好に突合せることができる。前記基準軸線Lに垂直な仮想平面100と各端面81c,82dとが成す角度θ11は、各端面81c,82dが互いに全体にわたって対向するように設定され、たとえば45°である。
図15は、図13のセクションIIIを拡大して示す断面図である。外壁部材91と第2端壁部材92とは、端面同士が突合される。
外壁部材91の軸線方向他方A2側の端面91dおよび第2端壁部材92の半径方向外方B1側の端面92cは、前記基準軸線L上に頂点を有する直円錐面102に沿って形成され、軸線方向他方A2に向かうにつれて拡径する。したがって外壁部材91の軸線方向他方A2側の端面91dと第2端壁部材92の半径方向外方B1側の端面92cとを良好に突合せることができる。前記基準軸線Lに垂直な仮想平面100と各端面91d,92cとが成す角度θ12は、各端面91d,92cが互いに全体にわたって対向するように設定され、たとえば45°である。
図14および図15を参照して、内壁部材81と第2端壁部材92とは、端面同士が突合され、外壁部材91と第1端壁部材82とは、端面同士が突合される。
内壁部材81の軸線方向他方A2側の端面81dおよび第2端壁部材92の半径方向内方B2側の端面92dは、前記基準軸線L上に頂点を有する直円錐面103に沿って形成され、軸線方向他方A2に向かうにつれて縮径する。したがって内壁部材81の軸線方向他方A2側の端面81dと第2端壁部材92の半径方向内方B2側の端面92dとを良好に突合せることができる。前記基準軸線Lに垂直な仮想平面100と各端面81d,92dとが成す角度θ13は、各端面81d,92dが互いに全体にわたって対向するように設定され、たとえば45°である。
このような本実施の形態によれば、電力伝達装置72を組立てるときに、第1コア部81の内壁部材81を第1ボビン12に内挿するにあたって、内壁部材81の軸線方向他方A2側の端面81dで第1ボビン12を案内することができる。これによって第1コア部81の内壁部材81を第1ボビン12に容易に内挿することができる。
外壁部材91の軸線方向一方A1側の端面91cおよび第1端壁部材82の半径方向外方B1側の端面82cは、前記基準軸線L上に頂点を有する直円錐面104に沿って形成され、軸線方向一方A1に向かうにつれて拡径する。したがって外壁部材91の軸線方向一方A1側の端面91cと第1端壁部材82の半径方向外方B1側の端面82cとを良好に突合せることができる。前記基準軸線Lに垂直な仮想平面100と各端面91c,82cとが成す角度θ14は、たとえば45°である。
このような本実施の形態によれば、電力伝達装置72を組立てるときに、第2コア部91の外壁部材91に第2ボビン22を内挿するにあたって、外壁部材91の軸線方向一方A1側の端面91cで第2ボビン22を案内することができる。これによって第2コア部91の外壁部材91に第2ボビン22を容易に内挿することができる。したがって電力伝達装置72の組立性をさらに向上することができる。
前述の実施の各形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。
図16は、本発明の実施の他の形態のコア体が備える第1コア部の一部を拡大して示す断面図である。本実施の形態のコア体は、前述の第1形態のコア体1に類似するので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態では、第1外壁部材32Xの厚み寸法T21は、第1端壁部材33の厚み寸法T3よりも小さい。
本発明の実施の第1形態であるコア体1を備える電力伝達装置2の構成を示す断面図である。 コア体1を分解して示す分解斜視図である。 第1コア部13を第2コア部23側から見た正面図である。 図3の切断面線S4−S4から見た断面図である。 図4のセクションIを拡大して示す断面図である。 第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分を拡大して示す断面図である。 第1内壁部材31と第1端壁部材33との突合せ部分の比較例を示す断面図である。 第1内壁部材31と第2内壁部材41との突合せ部分を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の第2形態であるコア体71を備える電力伝達装置72の構成を示す断面図である。 コア体71を分解して示す分解斜視図である。 第1コア部80を第2コア部90側から見た正面図である。 図11の切断面線S12−S12から見た断面図である。 前記基準軸線Lを含む平面で第2コア部90を切断して見た断面図である。 図12のセクションIIを拡大して示す断面図である。 図13のセクションIIIを拡大して示す断面図である。 本発明の実施の他の形態のコア体が備える第1コア部の一部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 コア体
2 電力伝達装置
11 第1電磁コイル
21 第2電磁コイル
31 第1内壁部材
32 第1外壁部材
33 第1端壁部材
41 第2内壁部材
42 第2外壁部材
43 第2端壁部材

Claims (2)

  1. 同軸に設けられる円環状の第1および第2電磁コイルと、第1および第2電磁コイルと同軸に設けられ、円環状に延びる管状に形成され、第1および第2電磁コイルが収納されるコア体とを含む電力伝達装置のコア体であって、
    表面が電気的に絶縁される電磁鋼板が多層に積層される積層体から成る複数のコア部材が、端面同士を突合せて組立てられることを特徴とするコア体。
  2. 各コア部材は、
    第1および第2電磁コイルの軸線を中心とする円筒状に形成され、前記電磁鋼板が半径方向に多層に積層される積層体から成る周壁部材と、
    周壁部材とは別部材に形成され、第1および第2電磁コイルの軸線を中心とする円環状に形成され、前記電磁鋼板が第1および第2電磁コイルの軸線の方向に多層に積層される積層体から成る端壁部材とを有し、
    周壁部材および端壁部材は、端面が、第1および第2電磁コイルの軸線上に頂点を有する直円錐面に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコア体。
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