JP2008243108A - 所有物監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】来訪者の応対時における家人の身の安全を確保する。
【解決手段】本発明の監視システムは、来訪者応対時に家人の身の安全を確認する応対監視処理を実行する監視システムであって、来訪者からの呼出に対する応答器による家人の応答を検出する応答検出手段と、出入口屋内側において家人を検知する応対者検知手段と、 前記応答検出手段が応答を検出した後に前記応対者検知手段が家人を検知した場合に前記応対監視処理を実行する監視制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、来訪者を応対する家人の身の安全を監視し、来訪者を装った押し込み強盗等の異常発生を検出する監視システムに関する。
近年、不審者が宅配業者等の正当な来訪者を装い、玄関まで出てきた家人を脅して金品を強奪する押し込み強盗や商品を強制的に売りつける押し売り業者による被害が増加している。
このような犯罪の対策として、従来、家人による来訪者の応対時に自動で異常監視を行う監視システムが提案されている。
例えば、特許文献1に記載された押し売り等の撃退支援装置では、家人が来訪者の応対をする際に操作する押しボタンスイッチを設け、押ボタンスイッチが操作されると監視処理を実行するよう構成している。監視処理が開始すると、所定時間を計時するタイマを作動させ、タイマが所定時間を計時するまでに監視処理を解除するための手元スイッチが操作されなかった場合、異常発生と判定してブザー鳴動等の警報処理を実行する。このようにして、来訪者の応対中の異常監視を実現している。また、監視処理を開始する条件として、家人が操作する押しボタンスイッチに代えて、玄関の扉が開かれる動きによって作動する扉スイッチ、玄関マットが踏まれたことによって作動する圧力スイッチを用いることも可能としている。
特開平6−20161号公報
押し込み強盗や押し売り等の不審者は、インターホンで家人を呼び出すときには配達業者等の正当な訪問者を装っているため、この来訪者に対して家人は無警戒な状態で対面してしまう場合がある。
上記の撃退支援装置において、監視処理を開始するトリガとして押しボタンスイッチを用いた場合は、家人の意思で監視処理を実行する必要がある。したがって、家人が不審な来訪者である可能性を認識しなければ監視処理を実行できず、確実に応対監視を行うことができない。また、扉スイッチや圧力スイッチを用いた場合は、家人が意識することなく来訪者応対時の監視処理が実行可能というメリットはあるが、来訪者の応対時以外であっても、扉が開く都度、玄関マットを踏む都度、監視処理が実行されることになり、使い勝手の面で問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するために為されたものであり、家人が意識することなく、且つ、来訪者の応対時にのみ確実に監視処理を実行可能な監視システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の監視システムは、来訪者応対時に家人の身の安全を確認する応対監視処理を実行する監視システムであって、来訪者からの呼出に対する応答器による家人の応答を検出する応答検出手段と、出入口屋内側において家人を検知する応対者検知手段と、前記応答検出手段が応答を検出した後に前記応対者検知手段が家人を検知した場合に前記応対監視処理を実行する監視制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記監視システムの好適な態様としては、前記応対者検知手段は、前記出入口屋内側にて家人が携帯する無線タグを検知する手段とする。
また、上記監視システムの好適な態様としては、更に、前記応答器の近傍において家人が携帯する無線タグを検知する応答者検知手段を有し、前記監視制御手段は、前記応答検出手段にて応答を検出したときに前記応答者検知手段が検知した無線タグと、当該応答を検出した後に前記応対者検知手段が検知した無線タグと、が同一である場合に前記応対監視処理を実行する。
また、上記監視システムの好適な態様としては、更に、出入口屋外側において家人が携帯する無線タグを検知する外出者検知手段を有し、前記監視制御手段は、前記応対監視処理を実行したときに前記応対者検知手段が検知した無線タグと、前記外出者検知手段が検知した無線タグと、が同一である場合には当該応対監視処理を終了する。
また、上記監視システムの好適な態様としては、更に、正常確認のために家人が操作する操作手段を有し、前記監視制御手段は、前記応対監視処理を開始してから所定時間が経過するまでに前記操作手段が操作されなかった場合に応対異常と判定する。
本発明の監視システムによれば、来訪者応対時における家人の通常動作を検出して応対監視処理を実行するため、家人が意識することなく、且つ、来訪者の応対時にのみ確実に応対監視を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態として、来訪者が呼出操作する呼出器および家人が呼出に対して応答操作する応答器からなるインターホンシステム、家人が携帯する無線タグ(RFIDタグ)を検出するRFIDシステム、を利用して来訪者応対時の監視処理を実行する監視システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の監視システムの運用イメージ及び全体構成を示す図である。
監視システムは、玄関付近において家人が所持する無線タグ(RFIDタグ)を検出するタグリーダ1aと、呼出器2と、応答器の機能及び応対監視の機能を有する監視装置3と、を含んで構成される。
まず、監視システムの運用イメージについて説明する。来訪者が呼出器2を操作して家人を呼出すると、応答器の機能を持つ監視装置3は呼出音を出力して家人に来訪者の存在を報知する。家人は、監視装置3を操作して来訪者からの呼出に応答し、呼出器2を介して来訪者と通話する。そして、来訪者が来客や宅配業者であることを確認した場合には、家人は玄関に移動して玄関扉を開け、来訪者と直接に応対する。ここで、来訪者の応対の前に家人は通話によって来訪目的の確認を行えるが、押し込み強盗等の不審者が正当な来訪者を装っている可能性もある。そこで、監視システムは、監視装置3にて家人による応答を検出した後、家人が所持している無線タグ(図示せず)を玄関に設置したタグリーダ1aにて検知した場合に、家人による来訪者応対が開始したことを認識し、応対中においては家人の安全確認を行う応対監視処理を実行する。このように、家人が来訪者の応対をする行為を自動検出して応対監視処理を実行することで、家人による応対監視が必要か否かの判断や監視開始の操作を省くことができ、来訪者応対中に発生した異常を確実に検出することができる。
続いて、監視システムの各構成要素について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
本実施形態の監視システムでは、より高度な応対監視処理を実現するべく、玄関を監視するタグリーダ(応対者タグリーダ1a)の他、監視装置3の前方を監視するタグリーダ(応答者タグリーダ1b)及び玄関扉の屋外側を監視するタグリーダ(外出者タグリーダ1c)を用いる。
各タグリーダ1a〜1cは、それぞれの監視範囲に対して所定周波数の搬送波を周囲に出力し、無線タグから返信された応答波を受信する。家人が所持する無線タグには自己を識別する識別コード(タグID)が記憶されており、無線タグは、タグリーダ1から所定周波数の搬送波を受信すると、この搬送波を自己のタグIDに基づいて変調した応答波を送出する。各タグリーダ1a〜1cは、それぞれの監視範囲に存在する無線タグから発信された応答波を受信し、応答波を復調して得られたタグID及び自己を識別する識別情報(リーダID)を含む検知情報を監視装置へ伝送する。これにより、監視装置では各タグリーダの監視範囲に何れの家人が居るのかを認識可能となる。
応対者タグリーダ1aは、家屋の出入口内側に設置され、玄関に居る家人が携帯している無線タグを検知可能なように、玄関(出入口)付近の空間Aを監視範囲とする。
応答者タグリーダ1bは、監視装置に内蔵若しくは併設され、監視装置を操作する家人が携帯している無線タグを検知可能なように、監視装置の前方の空間Bを監視範囲とする。
外出者タグリーダ1cは、家屋の出入口外側に設置され、玄関から屋外へ移動した家人が携帯している無線タグを検知可能なように、玄関の外側の空間Cを監視範囲とする。
ここで、応答者タグリーダ1bでは監視装置を操作する家人のみを検知したいため、他のタグリーダ1a、1cと比較して監視範囲を狭く限定するのが好ましい。監視範囲の調整方法は、既知の技術を適用することができ、例えば、電波吸収体を用いて搬送波の送出方位を限定する方法、搬送波の送信強度を可変させることで電波の到達距離を調整する方法などがある。
呼出器2は、家屋の出入口屋外側に設置され、来訪者が家人を呼び出す際に操作する。また、監視装置3からの応答によって家人との通話を可能する。呼出器2は、一般的なインターホン子機の機能を有していればよいため、詳細な説明は省略する。
監視装置3は、屋内のリビング等に設置され、呼出器2及び各タグリーダ1と通信可能に有線又は無線で接続される。監視装置3は、来訪者による呼出器2からの呼出に対して家人が応答する際に操作して来訪者との通話を可能とする通話制御機能(応答器としての機能)を備える。通話制御機能については、一般的なインターホン親機の機能を有していればよい。また、監視装置3は、呼出に対する応答状態および応対者タグリーダ1aによる家人の検出に基づき、家人が来訪者の応対をする行為を自動認識し、応対中の家人の安全確認を行う応対監視処理を実行する監視制御機能を備える。監視装置3は、監視制御機能として、呼出器2からの呼出に対して家人による応答を検出した後、玄関にて家人が携帯する無線タグを検出した場合に、家人が来訪者の応対をしているものと認識する。そして、応対監視処理を開始し、所定時間以内に監視終了の操作が為されない場合には応対異常が発生したと判定する。
図2は、監視装置3の概略構成を示した図である。
監視装置3は、呼出器I/F31、リーダI/F32、報知部33、通話部34、操作部35、通報部36、制御部37を含んで構成される。また、図1においては応答者タグリーダ1bを監視装置3と別体構成として示したが、監視装置3にて応答操作する家人を検知する目的に鑑み、図2に示す如く応答者タグリーダ1bを監視装置3に内蔵する構成が好ましい。
呼出器I/F31は、屋外に設置された呼出器2との通信インターフェースであり、呼出器2との間で制御信号、音声信号の送受を行う。また、モニタ機能付きのインターホンを用いる場合には、映像信号の送受も可能とする。
リーダI/F32は、各タグリーダ1との通信インターフェースであり、内蔵する応答者タグリーダ1b、外部の応対者タグリーダ1a及び外出者タグリーダ1cを接続する。リーダI/F32は、各タグリーダ1から送信される無線タグの検知情報を入力する。
報知部33は、呼出器2から呼出があったときに呼出音を出力したり、応対監視処理における警報音を出力したりする手段であり、スピーカで構成される。
通話部34は、呼出器2を介して来訪者とハンズフリー通話を行う手段であり、マイク及びスピーカで構成される。通話用のスピーカは、報知部33と兼用することもできる。
操作部35は、呼出器2からの呼出に応答する際に家人が操作する押しボタンである。また、操作部35は、応対監視を終了させるために家人が操作する手段を担う。ここで、上述した応答者タグリーダ1bの監視範囲は、家人が操作部35を操作するときに立つ範囲を含むように設定されている。
通報部36は、応対異常が発生した際に、通信網を介して外部の監視センタへ異常通報を行う手段である。
制御部37は、MPU及びメモリで構成され、監視装置3を構成する各部を制御する手段である。制御部37は、通話制御手段38と監視制御手段39とを有する。通話制御手段38は、呼出器2との通話を制御する手段であり、一般的なインターホン親機が持つ通話制御機能を担う。監視制御手段39は、応答状態や無線タグの検知情報に基づいて応対監視を行う監視制御機能を担う。
以下、図3及び図4を参照して、監視制御手段39による監視制御機能について、詳細に説明する。
図3は、呼出に対して家人による応答を検出したときの監視装置3による監視処理の全体動作を示すフロー図である。
監視装置3は、来訪者が呼出器2を操作することによって発信された呼出信号を呼出器I/Fを介して受信すると、来訪者の存在を家人に知らせるために報知部2から呼出音を出力する。そして、呼出に対する家人の応答を検出すると、監視処理を開始する。監視装置3は、呼出音を報知中及び報知後の所定時間において操作部35が操作されたことをもって応答を検出する。
監視装置3は、応答を検出すると、リーダI/F32を介して応答者タグリー1bから受信した検知情報に基づき、応答者が何れの家人であるかをタグIDによって特定する(S100)。このとき、何れの無線タグも検出できていなければ、無線タグを監視装置3に近づけるよう誘導アナウンスを出力する。
次に、監視装置3は、応答を検出してから所定時間T以内に、玄関に設置された応対者タグリーダ1aから無線タグの検知情報を受信するか否かを監視する(S102)。所定時間Tは、家人が来訪者を直接応対する場合に玄関に移動するまでの余裕時間に相当する。通常、応答してから30秒も経過してから玄関に迎え入れることは考え難く、所定時間Tは15〜30秒程度に設定するとよい。
監視装置3は、応答を検出してから所定時間T以内に玄関にて応対者を検出した場合は(S102のYes)、当該応答にかかる来訪者に対しては応対したと認識し(応対検出)、応対者タグリーダ1aから受信した検知情報に基づき、応対者が何れの家人であるかをタグIDによって特定する(S104)。そして、応答者のタグIDと応対者のタグIDとが同一のタグIDであるか、つまり応答者と応対者とが同一人物であるかを判定する(S106)。監視装置3は、応答者と応対者とが同一人物であると判定した場合(S106のYes)、来訪者応対中の家人の安全を確認する応対監視処理を実行する(S108)。応対監視処理については、後に詳述する。
一方、応答を検出してから所定時間T以内に玄関にて応対者を検出しなかった場合には(S102のNo)、当該応答にかかる来訪者に対しては応対する意思なしと認識し、応対監視処理を実行することなく監視処理を終了する。したがって、応答検出から所定時間Tが経過するまでの間以外では、家人が玄関に移動したとしても応対監視処理が実行されないため、本当に来訪者の応対をした場合だけ応対監視を行うことができる。
また、応答者と応対者とが同一人物でない場合には(S106のNo)、当該応答にかかる来訪者に対しては応答監視処理を実行する必要性なしと認識し、応対監視処理を実行することなく監視処理を終了する。応答者と応対者とが別人である場合は、家屋には家人が少なくとも2人以上居り、他の家人が応対したことを呼出に応答した家人が認識している状況といえる。このような状況下で応対監視処理を実行すると、応対者が応対監視中であることを認識していないため、監視終了の動作を忘れてしまい誤報が発生する可能性が高くなる。また、仮に来訪者が不審者であった場合でも、応答した家人が異変に気付けるため、非常通報等の迅速な対応が見込める。したがって、応答者と応対者とが同一人物でない場合は、応対監視処理を実行せずに終了させる。
なお、応答者と応対者とが別人であっても応対監視処理を実行するようにしてもよい。この場合は、S100,S104、S106の処理、及び、応答者タグリーダ1bの構成を省略することができる。また、同居する家人の各々を特定する必要がなくなるため、家人が所持する各無線タグには同一のタグIDを与えることができる。
また、監視装置3における応答の検出は、オフフック検知による通話開始のタイミングとしてもよい。また、操作部35の再操作やオフフック検知による終話のタイミングとしてもよい。さらに、通話開始と終話とを併用し、通話開始から所定時間T以内に終話を検出した場合には所定時間Tを再計時するようにしてもよい。これにより、通話状態が保持されたまま家人が来訪者を応対した場合や、しばらくの間インターホン通話をした後に来訪者を応対した場合であっても、確実に応対監視処理を実行可能である。
また、上記処理では応対者を検出したタイミングで応対監視処理を実行させているが、応対者タグリーダ1aにて応対者の無線タグを検出した後、再び無線タグを検出しなくなったタイミングで応対監視処理を実行させるようにしてもよい。これにより、押し込み強盗等の不審者によって家人が玄関から移動させられた場合にのみ応対監視を行うことができ、例えば友人と玄関で話をしている場合に応対監視を実行させずに済む。
図4は、図3のS108において実行される応対監視処理の詳細動作を示す動作フロー図である。
監視装置3は、家人による来訪者応対を検出して応対監視を開始すると、応対監視を開始してから所定時間t1が経過するまでに、応対者として検出した家人の外出を検出したか、及び家人による監視終了の操作を検出したかを監視し、応対異常の判定を行う。
具体的に、監視装置3は、応対監視処理を開始した後、所定時間T1以内に、玄関外側に設置された外出者タグリーダ1cから無線タグの検知情報を受信したか否かを監視する(S200)。外出者を検出した場合は(S200のYes)、外出者タグリーダ1cから受信した検知情報に基づき、外出者が何れの家人であるかをタグIDによって特定する(S202)。そして、応対者のタグIDと外出者のタグIDとが同一のタグIDであるか、つまり応対者と外出者とが同一人物であるかを判定する(S204)。
応対者と外出者とが同一の家人である場合は(S204のYes)、応対監視処理を継続する必要がないため、応対監視を終了する(S208)。つまり、来訪者の応対をした家人がそのまま来訪者とともに外出した状況であり、応対監視を継続した場合、監視終了の操作が為されずに誤報が発生してしまう。よって、応対者の外出を検知した場合には自動的に応対監視を終了させる。
一方、応対者と外出者とが別の家人である場合は(S204のNo)、S200の処理へ戻る。
また、外出者を検出していない場合には(S200のNo)、応対を検出してから所定時間t1以内に監視装置3の操作部35が操作されたか否か、つまり監視終了の操作が為されたか否かを監視する(S206)。監視装置3にて監視終了の操作がされた場合は(S206のYes)、来訪者の応対を既に完了したと認め、応対監視を終了させる(S208)。
監視装置3は、応対監視を開始して所定時間が経過するまでに応対者の外出及び監視終了の操作の何れも検出しなかった場合には(S206のNo)、来訪者を応対している家人安全を確認するため、報知部33から予備警報音を出力して応対者に監視終了の操作をするよう促す(S210)。そして、さらに所定時間t2が経過するまでに監視装置3にて監視終了の操作がされれば(S212のYes)、応対者の無事が確認されたため、応対監視を終了させる(S208)。一方、所定時間t2以内に監視終了操作を検出できなかった場合には(S212のNo)、不審な来訪者によって応対者は危険な状況にあると認識し、応対異常を確定する(S214)。監視装置3は、応対異常と判定すると、報知部33にて大音量の警報音を出力するとともに、通報部36を介して異常発生を監視センタへ通報する(S216)。
ここで、所定時間t1は、家人が来訪者を応対する際に必要最小限の時間に相当する。通常、宅配業者等の応対に数分も要することは考え難く、所定時間t1は30〜60秒程度に設定するとよい。また、所定時間t1は、監視装置3が設置された場所へ玄関で応対中の家人が移動するのに要する余裕時間に相当する。よって、所定時間t2は、所定時間Tと同等である15〜30秒、若しくは、来訪者との会話を中断する猶予時間として所定時間Tより若干長めの時間に設定するとよい。
なお、外出者を検出したときに自動的に監視終了せず、必ず応対者による監視終了操作を行わせるようにしてもよい。この場合は、S200〜S204の処理、及び、外出者タグリーダの構成を省略することができる。
また、応対を検出して所定時間t1が経過した場合に、監視終了操作の督促を報知せず、即座に応対異常を確定させるようにしてもよい。この場合、S210、S212の処理を省略することができる。
以上に説明したとおり、本実施形態の監視システムによれば、家人が来訪者を応対する行為を精度良く検出し、応対監視処理を自動的に実行することができる。したがって、来訪者がいないときに監視処理が実行されることによる、応対異常の誤報及び煩雑な取消操作を排除することができる。また、利用者は無線タグを所持しているだけで自動的に応対監視処理が実行されるため、監視操作忘れによる失報を排除することができる。
なお、上記実施形態の監視システムでは、監視装置に応答器の機能を含む構成としたが、応答器を別体構成とし、応答器における呼出器との通話状態(応答状態)を監視装置にて検出して応対監視処理を実行する構成とすることもできる。
本実施形態の監視システムの運用イメージ及び全体構成を示す図である。 監視装置の概略構成を示した図である。 監視装置による監視処理の全体動作を示すフロー図である。 監視装置による応対監視処理の詳細動作を示すフロー図である。
符号の説明
1a・・・応対者タグリーダ
1b・・・応答者タグリーダ
1c・・・外出者タグリーダ
2・・・呼出器
3・・・監視装置

Claims (5)

  1. 来訪者応対時に家人の身の安全を確認する応対監視処理を実行する監視システムであって、
    来訪者からの呼出に対する応答器による家人の応答を検出する応答検出手段と、
    出入口屋内側において家人を検知する応対者検知手段と、
    前記応答検出手段が応答を検出した後に前記応対者検知手段が家人を検知した場合に前記応対監視処理を実行する監視制御手段と、
    を備えることを特徴とした監視システム。
  2. 前記応対者検知手段は、前記出入口屋内側にて家人が携帯する無線タグを検知する手段である請求項1に記載の監視システム。
  3. 更に、前記応答器の近傍において家人が携帯する無線タグを検知する応答者検知手段を有し、
    前記監視制御手段は、前記応答検出手段にて応答を検出したときに前記応答者検知手段が検知した無線タグと、当該応答を検出した後に前記応対者検知手段が検知した無線タグと、が同一である場合に前記応対監視処理を実行する請求項2に記載の監視システム。
  4. 更に、出入口屋外側において家人が携帯する無線タグを検知する外出者検知手段を有し、
    前記監視制御手段は、前記応対監視処理を実行したときに前記応対者検知手段が検知した無線タグと、前記外出者検知手段が検知した無線タグと、が同一である場合には当該応対監視処理を終了する請求項2又は3に記載の監視システム。
  5. 更に、正常確認のために家人が操作する操作手段を有し、
    前記監視制御手段は、前記応対監視処理を開始してから所定時間が経過するまでに前記操作手段が操作されなかった場合に応対異常と判定する請求項1乃至4に記載の監視システム。
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