JP2003303379A - 警備装置および警備システム - Google Patents

警備装置および警備システム

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JP2003303379A JP2002108781A JP2002108781A JP2003303379A JP 2003303379 A JP2003303379 A JP 2003303379A JP 2002108781 A JP2002108781 A JP 2002108781A JP 2002108781 A JP2002108781 A JP 2002108781A JP 2003303379 A JP2003303379 A JP 2003303379A
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Yumiko Matoba
由美子 的羽
Natsumi Iwasaki
奈津美 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防犯効果を高めることのできる警備装置およ
び警備システムを提供する。 【構成】 不審者Aがドア14を開けて住宅12内へ入
ろうとすると、そのことが第1センサ22により検知さ
れ、第1センサ22の出力に基づいてブザー等の警報手
段が作動される。一方、住人等が住宅12内へ入ろうと
する場合には、住人等が所持するRFIDタグ40に書
き込まれた識別情報がアンテナ26によって読み取ら
れ、制御装置によってブザー等の警報手段の動作が停止
される。したがって、第1センサ22がドア14の開か
れたことを検知したとしても、警報が発せられることは
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、警備区域(住宅等)
の入口(玄関,窓等)から警備区域内へ不審者(泥棒
等)が侵入するのを阻止するための警備装置および警備
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、住宅の玄関ドア等をこじ開け
て盗みに入る犯罪(ピッキング犯罪等)が急増してお
り、住宅警備に対する社会的関心が急速に高まりつつあ
る。そして、かかる事情を背景として、個人住宅向けの
簡易な警備装置が種々開発されており、その代表的なも
のは、「不審者の侵入を検知して警報音を発するもの」
である。
【0003】この種の従来の警備装置1は、図8に示す
ように、ドア2の開かれたことを検知するセンサ3とセ
ンサ3の出力に基づいて警報音を発するブザー4とを備
え、不審者Aによってドア2が開かれたときに、ブザー
4が警報音を発するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の警備装置1(図
8)では、ドア2を開けた者が「不審者」であるか「住
人」であるかを判断することができなかったので、住人
が帰宅した際にもブザー4が鳴らされていた。そのた
め、住人が帰宅するたびに発せられる警報音が近隣住人
等の迷惑になるという問題があった。
【0005】また、住人が帰宅するたびに警報音が発せ
られると、警報音は、「不審者の侵入を知らせる音」と
いうよりも、「住人の帰宅を知らせる音」として近隣住
人等に認識されるようになり、時間が経つにつれて防犯
効果が弱まるという問題もあった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、不
審者が侵入しようとしたときにのみ警報を発することに
より、近隣住人等に迷惑をかけることなく防犯効果を高
めることのできる、警備装置および警備システムを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、「警備区域の入口から警備区域内へ不審者が侵入し
ようとしていることを検知するセンサ、センサの出力に
基づいて警報を発する警報手段、識別情報が書き込まれ
たRFIDタグ、RFIDタグから識別情報を無線通信
により読み取る読取装置、および読取装置が識別情報を
読み取ったときに警報手段の動作を停止する警報停止手
段を備える、警備装置」である。
【0008】この発明において、不審者が警備区域(住
宅,店舗,事務所,倉庫,自動車等)内へ入ろうとする
と、そのことがセンサ(ドアセンサ等)により検知さ
れ、センサの出力に基づいて警報(音,光,通報等)が
発せられる。一方、警備区域内への立入りを許可された
者(住人,店員,社員等)が警備区域内へ入ろうとする
場合には、その者が所持するRFIDタグ(IDカード
等)に書き込まれた識別情報が読取装置により読み取ら
れ、警報手段(ブザー,ランプ,電話等)の動作が停止
される。したがって、住人等に対して警報が発せられる
ことはない。
【0009】請求項2に記載した発明は、「警備区域の
入口に開閉自在に設けられた侵入阻止部材、侵入阻止部
材が開かれたことを検知するセンサ、センサの出力に基
づいて警報を発する警報手段、識別情報が書き込まれた
RFIDタグ、警備区域内に設けられ、警備区域外にあ
るRFIDタグから識別情報を無線通信により読み取る
読取装置、および警備区域内に設けられ、読取装置が識
別情報を読み取ったときに警報手段の動作を停止する警
報停止手段を備える、警備システム」である。
【0010】この発明において、不審者が警備区域(住
宅,店舗,事務所,倉庫,自動車等)の入口に設けられ
た侵入阻止部材(ドア,引き戸,窓等)を開くと、その
ことがセンサ(ドアセンサ等)により検知され、センサ
の出力に基づいて警報(音,光,通報等)が発せられ
る。一方、警備区域内への立入りを許可された者(住
人,店員,社員等)が侵入阻止部材を開こうとする場合
には、その者が所持するRFIDタグ(IDカード等)
に書き込まれた識別情報が読取装置により読み取られ、
警報手段(ブザー,ランプ,電話等)の動作が停止され
る。したがって、住人等に対して警報が発せられること
はない。また、読取装置および警報停止手段は、警備区
域内に設けられるので、警備区域外にいる不審者によっ
て読取装置および警報停止手段が勝手に操作される心配
はない。
【0011】
【発明の効果】請求項1および2に記載した発明によれ
ば、不審者が警備区域(住宅,店舗,事務所,倉庫,自
動車等)内へ侵入しようとする場合には、警報手段(ブ
ザー,ランプ,電話等)により警報(音,光,通報等)
を発し、「立入りを許可された者(住人,店員,社員
等)」が警備区域内へ入ろうとする場合には、警報手段
の動作を停止することができる。つまり、不審者が警備
区域内へ侵入しようとしているときにのみ警報を発する
ことができる。
【0012】したがって、近隣住人等の警報に対する信
頼を高めることができ、防犯効果を高めることができ
る。また、警報音の音量を大きくしても近隣住人等に迷
惑をかける心配はないので、警報音の音量を大きくする
ことによっても防犯効果を高めることができる。
【0013】また、請求項2に記載した発明によれば、
読取装置および警報停止手段が警備区域内に設けられる
ので、警備区域外にいる不審者が警備動作を解除するの
を防止できる。なお、RFIDタグに書き込まれた識別
情報の読み取りは無線通信で行われるので、警備区域内
と警備区域外との間に壁等が存在する場合でも識別情報
の読み取りに支障はない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して、この発明
の一実施例の警備装置10は、「警備区域」としての住
宅12内に不審者A(図6)が侵入するのを阻止するも
のであり、この警備装置10が住宅12内の所定箇所に
取り付けられることによって、ドア14,窓16および
電話線等をも含む警備システム18が構成される。
【0015】なお、警備装置10および警備システム1
8は、住宅12の他に、店舗,事務所,倉庫または自動
車等のような不審者Aの侵入を阻止する必要のあるあら
ゆる「警備区域」に適用できることを予め指摘してお
く。
【0016】警備装置10は、図1および図2に示すよ
うに、住宅12内の壁面等に取り付けられる本体20を
含み、本体20には、第1センサ22,第2センサ2
4,アンテナ26,ビデオカメラ28,テンキー30,
電話線(またはインターネット)および電源等が接続さ
れる。
【0017】本体20は、箱状のケーシング20a(図
2)を含み、ケーシング20aの内部には、図1に示す
ように、各種の制御を行う制御装置32とブザー34と
が収容される。
【0018】制御装置32(図1)はタイマ36aを内
蔵したCPU36を含み、CPU36には、電源回路3
8,メモリ40,警備動作開始スイッチ42,センサ入
力回路44,RF(無線周波数)回路46,無電圧接点
信号出力回路48,映像入力回路50および通報回路5
2が接続され、無電圧接点信号出力回路48には、「警
報手段」としてのブザー34が接続される。センサ入力
回路44,無電圧接点信号出力回路48および映像入力
回路50には、図7に示すような拡張性を得るために、
複数の接続端子(入力端子または出力端子)が設けられ
る。
【0019】そして、本体20の電源回路38には、電
源線38a(図2)を介して電源(家庭用電源)が接続
され、通報回路52には、通信線52a(図2)を介し
て公衆電話回線またはインターネット回線等が接続され
る。また、センサ入力回路44には、第1センサ22お
よび第2センサ24が互いに直列に接続され、RF回路
46には、RFIDタグ54に書き込まれた識別情報を
読み取るアンテナ26が接続される。さらに、無電圧接
点信号出力回路48には、「警報手段」としてのビデオ
カメラ28が接続され、映像入力回路50には、ビデオ
カメラ28の映像出力端子が接続される。
【0020】第1センサ22は、「侵入阻止部材」とし
てのドア14が開かれたことを検知するマグネットスイ
ッチであり、図2に示すように、ドア枠14aに固定さ
れたセンサ本体22aとドア本体14bに固定されたマ
グネット部22bとを含む。第1センサ22において
は、ドア14が開かれたときにセンサ本体22aからマ
グネット部22bが離間され、ドア14の開信号が出力
される。
【0021】第2センサ24は、「侵入阻止部材」とし
ての窓16が開かれたことを検知するマグネットスイッ
チであり、図2に示すように、窓枠16aに固定された
センサ本体24aと窓本体16bに固定されたマグネッ
ト部24bとを含む。第2センサ24においては、窓1
6が開かれたときにセンサ本体22aからマグネット部
22bが離間され、窓16の開信号が出力される。
【0022】ドア14または窓16の開信号が出力され
ると、制御装置32では、無電圧接点信号が生成され、
この無電圧接点信号が無電圧接点信号出力回路48から
ブザー34およびビデオカメラ28へ出力される。
【0023】なお、第1センサ22および第2センサ2
4の種類は、特に限定されるものではなく、マグネット
スイッチに代えて、リミットスイッチまたは光電スイッ
チ等が用いられてもよい。
【0024】アンテナ26は、住人等が所持するRFI
D(Radio Frequency Identification)タグ54に書き込
まれた情報を読み取る「読取装置」として機能するもの
である。
【0025】RFIDタグ54は、図4に示すように、
カード状の本体54aを含み、本体54aの内部には、
識別情報が書き込まれたICチップ54bと、それに接
続されたアンテナコイル54cとが収容されている。ア
ンテナ26によってRFIDタグ54の識別情報を読み
取る際には、アンテナ26からICチップ54bに電力
が供給され、ICチップ54bからアンテナ26に対し
て識別情報に関する信号が無線送信される。アンテナ2
6が読み取った識別情報は、予めメモリ40に記憶され
た識別情報と対比され、両者が一致した場合には、住宅
12内へ入ろうとしている者が住人等であると判断さ
れ、警備動作が停止される。
【0026】アンテナ26とRFIDタグ54との通信
距離は、アンテナ26の種類(性能)や供給電力量を変
えることにより調整可能であり、この実施例では、住宅
12の外壁の厚み等を考慮して、10〜50cm程度に
設定される。また、この実施例では、アンテナ26のあ
る位置を住宅12の外部から容易に知ることのできるよ
うに、住宅12の外壁面のアンテナ26と対応する位置
には、目印シール26a(図3)が貼り付けられる。
【0027】なお、RFIDタグ54の種類は、特に限
定されるものではなく、カード状のものに代えて、棒状
または円盤状のもの等が用いられてもよい。
【0028】ビデオカメラ28は、ドア14または窓1
6から侵入しようとする不審者A(図6)を自動撮影す
るものである。ビデオカメラ28は、無電圧接点信号出
力回路48から無電圧接点信号が与えられたときに作動
され、ビデオカメラ28で撮影された映像は、映像入力
回路50等を介してメモリ40に記憶される。
【0029】テンキー30は、通報回路52によって
「異常事態」を通報しようとする通報先(住人の携帯電
話等)の電話番号を入力するものであり、テンキー30
から入力された電話番号は、メモリ40に記憶される。
第1センサ22または第2センサ24からドア14また
は窓16の開信号が制御装置32へ与えられると、通報
回路52によってメモリ40に記憶された電話番号へ自
動ダイヤルされ、住人等に対して「異常事態」が通報さ
れる。
【0030】ブザー34は、不審者Aを撃退するために
大音量の警報音を発するものであり、無電圧接点信号出
力回路48から無電圧接点信号が与えられたときに作動
される。
【0031】以下には、図5のフロー図に従って、警備
装置10を用いた警備システム18による住宅12(図
2)の警備動作について説明する。
【0032】警備動作の準備段階では、テンキー30を
操作することによって通報先の電話番号がメモリ40に
登録され、また、RFIDタグ54の識別情報をアンテ
ナ26に読み取らせることによってその識別情報がメモ
リ40に登録される。
【0033】警備動作の準備完了後、ステップS1(図
5)において警備動作開始スイッチ42がONされる
と、CPU36に内蔵されたタイマ36aが作動され、
一定の退室準備時間(この実施例では30秒)のカウン
トが開始される。この退室準備時間は、制御装置32に
よる警備動作が開始されるまでの猶予時間である。
【0034】そして、ステップS3においてドア14が
閉じられたか否かが判断されるとともに、ステップS5
において退室準備時間(30秒)が経過したか否かが判
断され、これらの両ステップにおいて「YES」と判断
されたときにのみ、以下の警備動作へ移行される。つま
り、退室準備時間(30秒)が経過してもドア14が閉
じられない限り警備動作へは移行されず、また、ドア1
4が閉じられても退室準備時間(30秒)が経過しない
限り警備動作へは移行されない。
【0035】警備動作では、まず、ステップS7におい
て、RFIDタグ54の識別情報を検出したか否かが判
断され、「YES」と判断されると、ステップS9にお
いて警備動作が停止される。つまり、制御装置32(C
PU36)が「警報停止手段」として機能することによ
って、ブザー34,ビデオカメラ28および通報回路5
2等の警報手段の動作が停止される。
【0036】ステップS7において「YES」と判断さ
れるためには、住人等がRFIDタグ54の識別情報を
アンテナ26に読ませる必要があるが、アンテナ26と
RFIDタグ54とは無線通信により交信されるので、
住人等は、図3に示すように、目印シール26aのある
位置にRFIDタグ54をかざすだけでよい。
【0037】一方、ステップS7において「NO」と判
断されると、警備動作が継続され、ステップS11にお
いて、ドア14または窓16が開かれたか否かが判断さ
れる。そして、ステップS11において「NO」と判断
されると待機され、「YES」と判断されると以下の警
報発生動作が開始される。
【0038】警報発生動作では、ステップS13におい
てブザー34が鳴らされるとともに、ステップS15に
おいてビデオカメラ28が作動され、また、ステップS
17において住人等へ「異常事態」が電話(またはイン
ターネット)通報される。そして、ステップS19にお
いてタイマ36aによる停止時間のカウントが開始され
る。この停止時間は、各警報手段の動作を停止させるま
での時間であり、不審者Aを撃退するのに十分な時間
(たとえば2〜5分)に設定される。
【0039】この実施例では、図6に示すように、不審
者Aがドア14を開けると同時にブザー34(図1)が
鳴らされるので、不審者Aは住宅12内に侵入すること
なく退散すると考えられるが、その場合でも、ビデオカ
メラ28が作動して不審者Aの映像がメモリ40(図
1)に記憶されることになる。この映像は、「異常事
態」の通報とともに、住人等へ送信されてもよい。
【0040】そして、ステップS21においてRFID
タグ54の識別情報を検出したか否かが判断され、ま
た、ステップS23において停止時間が経過したか否か
が判断され、ステップS21またはS23のいずれかで
「YES」と判断されると、ステップS25において警
備動作が停止される。つまり、制御装置32(CPU3
6)が「警報停止手段」として機能することによって、
ブザー34,ビデオカメラ28および通報回路52等の
警報手段の動作が停止される。
【0041】この実施例によれば、不審者Aが住宅12
内へ侵入しようとする場合には、警報手段(ブザー3
4,ビデオカメラ28,通報回路52等)により警報
(音,映像送信,通報等)を発し、住人等が住宅12内
へ入ろうとする場合には、警報手段の動作を停止させる
ことができる。つまり、不審者Aが住宅12内へ侵入し
ようとしているときにのみ警報を発することができる。
【0042】したがって、近隣住人等の警報に対する信
頼を高めることができ、防犯効果を高めることができ
る。また、ブザー34の音量を大きくしても、近隣住人
等に迷惑をかける心配はない。
【0043】また、「読取装置」として機能するアンテ
ナ26や、「警報停止手段」として機能する制御装置3
2は住宅12内に設けられるので、住宅12の外にいる
不審者Aがこれらを勝手に操作するのを防止でき、不審
者Aによって警備動作が解除されるのを防止できる。
【0044】さらに、ビデオカメラ28によって「住居
侵入」の証拠を残すことができ、また、電話通報等によ
って「被害に合ったこと」を早期に知ることができるの
で、警察等に対して犯人捜査に必要な情報を迅速に提供
することができる。
【0045】なお、上述の実施例では、本発明の基本的
構成について説明したが、本発明の構成は、たとえば図
7に示す警備装置58のように、使用者のニーズ等に応
じて適宜変更または拡張することができる。
【0046】すなわち、警備装置58(図7)におい
て、センサ入力回路44には、第1センサ22および第
2センサ24に加えて、第3センサ60および第4セン
サ62が接続される。また、無電圧接点信号出力回路4
8には、ブザー34およびビデオカメラ28に加えて、
ランプ64,既存の警備システム(警備会社のシステ
ム)66およびデジタルカメラ68等の「警報手段」が
接続され、映像入力回路50には、デジタルカメラ68
の映像出力端子が接続される。
【0047】したがって、複数のセンサのいずれかが、
ドア14,窓16または他のドア等が開かれたことを検
知すると、無電圧接点信号出力回路48から既存の警備
システム66に対して接点信号が与えられ、警備会社に
対して「異常事態」が知らされる。また、ブザー34お
よびビデオカメラ28とともに、ランプ64およびデジ
タルカメラ68が作動され、侵入者の映像がメモリ40
に記憶される。そして、メモリ40に記憶された映像
は、必要に応じて通報回路52から住人等または警備会
社へ送信される。
【0048】また、警備装置58(図7)のCPU36
には、音声合成回路70およびフレーズ設定スイッチ7
2が接続され、音声合成回路70には、アンプ74を介
してスピーカ76が接続される。そして、メモリ40に
は、音声合成回路70へ選択的に与えられる複数のフレ
ーズが記憶される。フレーズ設定スイッチ72は、メモ
リ40に記憶された複数のフレーズから任意のフレーズ
を選択するものであり、音声合成回路70は、選択され
たフレーズを音声合成して発信するものである。
【0049】したがって、複数のセンサのいずれかが、
ドア14,窓16または他のドア等が開かれたことを検
知すると、予め選択されたフレーズがスピーカ76から
発声される。
【0050】また、警備装置58(図7)のCPU36
には、パーソナルコンピュータ78が接続され、このパ
ーソナルコンピュータ78によってメモリ40に記憶さ
れた情報が適宜読み出される。
【0051】したがって、警備動作の履歴を管理するこ
とが容易となり、より高度な警備が可能となる。なお、
この場合には、パーソナルコンピュータ78に備えられ
たキーボードが制御装置32の入力装置として機能する
ので、テンキー30は設けられなくてもよい。
【0052】さらに、警備装置58(図7)のCPU3
6には、電気錠制御回路80が接続され、電気錠制御回
路80には、ドア14をロックするための電気錠82が
接続される。この電気錠82は、アンテナ26がRFI
Dタグ54の識別情報を読み取ったときに開錠されるも
のである。
【0053】したがって、住人等が住宅12内へ入る際
には、警備動作の停止操作とドア14の開錠操作とが同
時に行われることになる。
【0054】なお、警備装置58(図7)においても、
センサや警報手段の数が増減可能であり、また、センサ
や警報手段の種類が変更可能であることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の警備装置を示すブロック
図である。
【図2】図1実施例の警備装置を用いた警備システムを
示す正面図である。
【図3】図2実施例の警備システムを示す背面図であ
る。
【図4】RFIDタグ(IDカード)を示す斜視図であ
る。
【図5】警備装置および警備システムの動作を示すフロ
ー図である。
【図6】不審者Aが侵入しようとしたときの警報発生動
作を示す図である。
【図7】他の警備装置を示すブロック図である。
【図8】従来技術を示す正面図である。
【符号の説明】
10… 警備装置 12… 住宅 14… ドア 18… 警備システム 22… 第1センサ 24… 第2センサ 26… アンテナ 28… ビデオカメラ 32… 制御装置 34… ブザー 54… RFIDタグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】警備区域の入口から前記警備区域内へ不審
    者が侵入しようとしていることを検知するセンサ、 前記センサの出力に基づいて警報を発する警報手段、 識別情報が書き込まれたRFIDタグ、 前記RFIDタグから前記識別情報を無線通信により読
    み取る読取装置、および前記読取装置が前記識別情報を
    読み取ったときに前記警報手段の動作を停止する警報停
    止手段を備える、警備装置。
  2. 【請求項2】警備区域の入口に開閉自在に設けられた侵
    入阻止部材、 前記侵入阻止部材が開かれたことを検知するセンサ、 前記センサの出力に基づいて警報を発する警報手段、 識別情報が書き込まれたRFIDタグ、 前記警備区域内に設けられ、前記警備区域外にある前記
    RFIDタグから前記識別情報を無線通信により読み取
    る読取装置、および前記警備区域内に設けられ、前記読
    取装置が前記識別情報を読み取ったときに前記警報手段
    の動作を停止する警報停止手段を備える、警備システ
    ム。
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