JP2006031534A - 監視装置及び監視方法 - Google Patents

監視装置及び監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006031534A
JP2006031534A JP2004211583A JP2004211583A JP2006031534A JP 2006031534 A JP2006031534 A JP 2006031534A JP 2004211583 A JP2004211583 A JP 2004211583A JP 2004211583 A JP2004211583 A JP 2004211583A JP 2006031534 A JP2006031534 A JP 2006031534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
registration
memory
rfid
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004211583A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroichi Yoshida
広市 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004211583A priority Critical patent/JP2006031534A/ja
Publication of JP2006031534A publication Critical patent/JP2006031534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】暗証番号を覚える必要がなく、使用方法が簡単で、小さな子供にも使用が可能であり、使用しやすい監視装置及び監視方法を提供する。
【解決手段】監視装置を、所定範囲内に存在するRFID1から該RFID1に格納された識別情報を非接触で検出する検出手段2と、登録指示手段3が操作されると検出手段2が検出中の識別情報をメモリ5に登録する登録手段4と、異常状態を検知すると異常信号を発信する異常検知手段6と、異常検知手段6から異常信号を受信したときに、検出手段2がメモリ5に登録済の識別情報を検出していない場合には、警報を発生する制御手段7とで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、防犯を目的とした監視装置及び監視方法に関し、詳しくは、主として家庭で用いられる監視装置及び監視方法に関する。
近年、住宅の玄関のドア等がこじ開けられて侵入される被害が後をたたず、その対策が求められている。そのため、住宅への不審者の侵入を監視するシステムが開発されているが、住宅の玄関のドア等は住人の出入りに用いられるため、監視を行なうにしても、住人の出入りでは警報を発生しないようにしなければならない。そのため、外出時に監視状態に設定すると共に、帰宅時に監視状態を解除するシステムが一般的である。
このような監視システムでは、監視状態を解除する方法として、事前に登録済みの暗証番号を入力したり、外出時にICカードを用いて監視状態に設定し、帰宅時に同じICカードを用いて監視状態を解除したりする等の方法が用いられている。又、ICカードの代わりに、識別情報を内部に記録している一種のICタグであるRFID(Radio Frequency Identification)を使用する方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の警備装置は、RFIDに記録されている識別情報を事前に登録しておき、外出時には外出者がRFIDを所持して外出し、帰宅時に帰宅者が所持しているRFIDの識別情報を自動的に読取って照合の上、監視状態を解除するものである。
特開2003−303379号公報(図5)
しかしながら、上記の暗証番号を用いる方法は、小さな子供には使用が困難であり、又、暗証番号を忘れた場合に対応できない。又、ICカードを用いる方法は、ICカードを紛失した場合に、悪用される危険がある。
又、特許文献1に記載の警備装置では、RFIDに記録されている識別情報を事前に登録しておくため、一旦登録した後は、住人自身が登録を変更するような何らかの操作を行なわない限り、同じ識別情報をその後も引き続き使用することになる。つまり、セキュリティ面から考えると、例えば外出時にその都度識別情報を登録することが好ましいが、特許文献1に記載の警備装置では、外出時に識別情報を登録するような構成とはなっていない。
そこでこの発明は、これらの問題を解決するためになされたものであって、暗証番号を覚える必要がなく、登録も含めて使用方法が簡単で、小さな子供にも使用が可能であり、外出の際に使用しやすい監視装置及び監視方法を提供することを目的としている。
図1は本発明の監視装置の構成を示したブロック図である。本発明の監視装置は、所定範囲内に存在するRFID1から該RFIDに格納された識別情報を非接触で検出する検出手段2と、登録指示手段3が操作されると検出手段2が検出中の識別情報をメモリ5に登録する登録手段4と、異常状態を検知すると異常信号を発信する異常検知手段6と、異常検知手段6から異常信号を受信したときに、検出手段2がメモリに登録済の識別情報を検出していない場合には、警報を発生する制御手段7とを備えていることを特徴としている。上記の異常検知手段6には、一般的には、異常状態を検知すると異常信号を発信するが、検知しなくなると発信を停止する機能を有するものが用いられる。
本発明の監視装置は、主として家庭で用いられ、玄関ドア等の開閉の監視等を行なう監視装置である。この監視装置は、通常、常時、監視状態にして使用される。この監視状態下で、住人が外出の際、識別情報が記録されたRFID1を所持して、登録指示手段3を操作することにより、所持するRFIDに記録されている識別情報が自動的に非接触で登録される。又、帰宅時には所持するRFIDに記録されている識別情報が自動的に非接触で検出されると共に、検出された識別情報が登録されていることを確認することで、玄関ドア等を開けても警報を発しないようにするものである。そして、識別情報が検出されない状態で玄関ドア等が開けられた場合に、警報を発生する仕組みである。
上記の監視装置で用いられるRFID1は、一般にICメモリと無線通信回路からなるCMOSチップ等のLSIと超小型アンテナを内蔵した情報記録媒体であり、ICメモリには固有の識別情報である識別情報が記録されている。このRFIDは形成するのに要する体積がわずかで済むので非常に小さくでき、俗に、ゴマ粒チップとも呼ばれる、縦横高さが数ミリ程度の形状とすることもできる。この識別情報1に記録された識別情報は、識別情報読取装置等の検出手段2により、無線を用いて非接触で読み出すことができる。この読出しが可能なRFID1と検出手段2との距離は、使用される無線周波数によっても異なるが、数mmから数mである。
次に、上記の監視装置の動作について詳しく説明する。図2は、上記の監視装置の動作を示したフローチャートである。上記の監視装置は、上述したように、通常、常時、監視状態にして使用される。この監視状態において、登録手段4は、登録指示手段3がこれから外出する者等により操作されたか否かをチェックする(S1)。登録指示手段3が操作されたことを検出すると、その時点で検出手段2が、外出者等が所持しているRFID1に記録されている識別情報を検出していれば(S2ア)、その識別情報をメモリ5に登録して(S3)、S4へ移行する。S1で登録指示手段3が操作されていない場合、及び、S2で検出手段2が識別情報を検出していない場合は、いずれも何もせずに、S4へ移行する。
次に、S4において、異常検知手段6が異常信号を発信していなければ、玄関ドア等は閉じた状態なので、最初(S1)に戻り、上記の動作を繰り返す。S4において、玄関ドア等が開かれる等して、異常検知手段6がこれを検知して異常信号を発信している場合は、S5へ移行するが、この場合は、3種類のケースが考えられる。第1のケースは、住人が外出した場合、第2のケースは外出した住人が帰宅した場合、そして、第3のケースは、不法に玄関ドア等を開けて侵入された場合である。
この場合、第1のケースと第2のケースは、登録済の識別情報を格納しているRFIDを所持する住人により、玄関ドア等が開かれた場合であり、検出手段2は、識別情報を探索すると、住人が所持するRFIDが格納している登録済の識別情報を検出することができる。そこで、警報を発生することなく、何もせずに、最初(S1)に戻り、上記の動作を繰り返す。
しかし、第3のケースは、RFIDを所持していないか、或いは、未登録の識別情報しか備えていないRFIDを所持した他人により、玄関ドア等が開かれた場合であり、検出手段2は、識別情報を探索しても、登録済の識別情報を検出することができない。そこで、制御手段7が警報を発生する(S6)。
上記の監視装置によれば、外出者が外出の際に所持するRFID1は、非常に小さい形状にできるので、携帯するのが容易である。又、紛失しても、紛失したRFID1が何に用いられているかを判断するのは困難であることから、悪用される恐れも少ない。又、登録指示手段3を操作するだけで識別情報が登録されると共に、検出手段2が自動的にRFID1の識別情報を検出するので、暗証番号を覚える必要もない。従って、登録も含めて使用方法が簡単で、小さな子供にも使用が可能である。
上記の監視装置において、図1及び、図2の点線で示すように、登録指示手段3に代えて、登録・削除指示手段8を用いると共に、登録手段4に代えて、登録・削除手段9を、用いるようにしてもよい。登録・削除手段9は、図2において、登録・削除指示手段8が操作されると(S2イ)、検出手段2が検出中の識別情報がメモリ5に未登録の場合は(S7)、検出中の識別情報をメモリ5に登録し(S8)、検出中の識別情報がメモリ5に登録済の場合は(S7)、検出中の識別情報をメモリ5から削除する(S8)、という機能を有している。
上記の登録・削除指示手段8及び登録・削除手段9を用いた監視装置の動作フローが、登録指示手段3及び登録手段4を用いた監視装置の動作フローと異なる点は、図2のS2の後の(ア)に代えて挿入した、(イ)で示したフローの部分である。即ち、当初は、メモリ5には何も記録されていないので、外出時に登録・削除指示手段9を操作すると、外出者の所持するRFID1に記録されている識別情報がメモリ5に登録される。そして帰宅時点では、外出者の所持するRFID1の識別情報が既にメモリ5に登録されており、又、既に帰宅しているので、この識別情報をメモリ5に登録しておく必要もないことから、再度登録・削除指示手段9を操作することにより、この識別情報をメモリ5から削除する。
この監視装置は、外出から帰宅までの間は、外出者の所持するRFID1の識別情報のみが登録され、それ以外の識別情報は登録されない仕組みを構成することができるので、安全性の高い監視動作を行なわせることができる。
上記の監視装置において、登録指示手段3、又は、登録・削除指示手段8を押釦スイッチで構成するようにしてもよい。このようにすることにより、識別情報の登録や削除の操作を容易にすることができる。
又、上記の監視装置において、異常検知手段は、一般に、上記の玄関ドア等のようなドアの開閉検知センサ、又は、ドアの鍵の施錠開錠検知センサで構成されており、開閉検知センサが、ドアの開扉を検知した場合、又は、施錠開錠検知センサが、鍵の開錠を検知した場合に、異常信号を発信するようにしている。
又、上記の監視装置において、警報の発生は、所定範囲の境界の少なくとも外側近辺において、認識可能であるようにすると、ドアの閉め忘れや施錠のし忘れを、上記の警報発生により、警告することができる。即ち、ドアの閉め忘れや施錠のし忘れの場合、異常検知手段6が異常信号を発信し続けるが、住人が上記の所定範囲内に存在している間は、検出手段2が、住人が所持するRFIDが格納している登録済の識別情報を検出するので、制御手段7が警報を発生することはない。しかし、住人が上記の所定範囲内からいなくなると、途端に、検出手段2が、住人が所持するRFIDが格納している登録済の識別情報を検出しなくなるので、制御手段7は警報を発生する。そこで、警報の発生が、所定範囲の境界の少なくとも外側近辺において認識可能であれば、住人が所定範囲の境界から離れるとすぐに警報を認識することができ、ドアの閉め忘れや施錠のし忘れを認識することができる。
又、上記の監視装置において、1つのRFIDが、該RFIDを所持する1人の所持者と対応付けて使用されるのが一般的な使用方法である。即ち、1人の住人が1つのRFIDを所持する使用方法である。或いは、複数のRFIDが、該RFIDを所持する1人の所持者と対応付けて使用されるようにしてもよい。即ち、1人の住人が複数のRFIDを所持する使用方法である。
この1人の住人が複数のRFIDを所持する使用方法の場合、上記の監視装置において、検出手段2は、複数のRFID1から該RFID1に格納された識別情報を同時に検出可能であり、登録手段4は、検出手段2が同時に検出した複数の識別情報を、登録指示手段3の操作時に同一グループとして関連付けてメモリに登録し、制御手段7は、同一グループとして関連付けられた複数の識別情報の全てを、検出手段2が同時に検出した場合に、メモリ5に登録済であると判断するようにしてもよい。
或いは、検出手段2は、複数のRFID1から該RFIDに格納された識別情報を同時に検出可能であり、登録手段4は、検出手段2が同時に検出した複数の識別情報を、登録指示手段3の操作時に同一グループとして関連付けてメモリ5に登録し、制御手段7は、同一グループとして関連付けられた複数の識別情報の中から少なくとも予め指定する個数の識別情報を、検出手段2が同時に検出した場合に、メモリ5に登録済であると判断するようにしてもよい。
このようにすることにより、次のような利点がある。即ち、上記のRFID1はさまざまな分野での応用が考えられており、同じ識別情報を格納しているRFID1が存在する可能性がある。そこで、外出者がRFID1を1個のみしか所持しない場合は、たまたま、同じ識別情報を格納しているRFID1を所持する第3者が現れて不法に玄関ドア等を開ける等して侵入した場合に、警報を発生することができない。そこで、外出者が複数のRFID1を所持することにより、このような不都合なケースを防止することができる。
又、上記の監視装置において、登録されている全ての識別情報をメモリから削除する登録削除手段を備えるのが便利である。
又、本発明の監視方法は、防犯を目的とした監視方法であって、所定範囲内に存在するRFIDから、該RFIDに格納されている識別情報を検出する検出ステップと、登録指示手段が操作されたときに、この検出ステップによって検出されている識別情報をメモリに登録する登録ステップと、異常状態の発生を監視する異常状態監視ステップと、この異常状態監視ステップにおいて異常状態の発生を確認したとき、メモリに登録されている識別情報を上記の検出ステップによって検出していない場合には警報を発生する警報ステップと、からなることを特徴としている。
上記の監視方法において、削除指示手段が操作されたときに、検出ステップによって検出されている識別情報を前記メモリから削除する削除ステップをさらに備えるようにしてもよい。
上記の監視方法は、上述した、監視装置と同様の作用、効果を備えている。
本発明によれば、外出の際、外出者が所持するRFID1は、非常に小さい形状にできるので、携帯するのが容易である。又、紛失しても、紛失したRFID1が何に用いられているかを判断するのは困難であることから、悪用される恐れも少ない。又、検出手段が自動的にRFID1の識別情報を検出するので、暗証番号を覚える必要もなく、又、登録指示手段3又は、登録・削除指示手段8を操作するだけで識別情報が登録されるので、使用方法が簡単であり、小さな子供にも使用が可能であり、使用しやすい監視装置とすることができる。
又、外出者が複数のRFID1を所持すると共に、これらの複数のRFID1に格納されている識別情報を同一グループとして関連付けてメモリに登録する仕組みを用いることができる。この仕組みにより、外出者がRFID1を1個しか所持しない場合に生じる可能性のある、同じ識別情報を格納しているRFIDを所持する第3者が現れて不法に玄関ドア等を開けた場合に警報を発生できないという不都合なケースを、回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。図3は本発明の監視装置の実施の形態におけるブロック図である。本実施の形態の監視装置は、住宅の玄関ドアの開閉を監視対象とした装置であり、住人が一種のICタグであるRFID(Radio Frequency Identification)を所持して外出することを前提とした装置である。本実施の形態の監視装置は、図3において、メモリ22を備えたCPU21と、このCPU21に接続される入力機器及び出力機器とで構成される。入力機器は、監視・停止スイッチ(SW1)12、モード切替スイッチ(SW2)13、登録全削除スイッチ(SW3)14、登録・削除スイッチ(SW4)15、RFIDリーダ16、ドア開閉検知センサ(DS)17、及び、ビデオカメラ18で構成される。又、出力機器は、増幅器31、スピーカ32、及び、通報装置33で構成される。このほか、この監視装置には、上記の各装置等に必要な電源を供給する電源装置が備えられている。又、CPU21は、カレンダー機能と時計機能とを備えると共に、この監視装置を動作させるのに必要な各種プログラム等を備えている。
入力機器である、監視・停止スイッチ(SW1)12は、トグルスイッチ等で構成され、監視装置を監視状態と停止状態のいずれかに設定するスイッチである。モード切替スイッチ(SW2)13は、ロータリースイッチ等で構成され、監視装置のモードを切り替えるスイッチである。この監視装置のモードは、第1モード、第2モード、及び、第3モードの3種類が用意されている。第1モードは住人が外出時に所持するRFID11を1個とするモードである。第2モード、及び、第3モードはこれを複数個とするモードで、詳細は後述する。
又、この監視装置では、住人が外出時に所持するRFID11に備えられている識別情報を監視装置に登録する必要があり、これは、メモリ22に記録することにより行なわれる。この登録及び削除の指示に用いられるのが、登録・削除スイッチ(SW4)15であり、この登録・削除スイッチ(SW4)15は、押釦スイッチで構成されている。登録全削除スイッチ(SW3)14も、押釦スイッチで構成されており、登録されている全ての識別情報を削除する、即ち、メモリ22に記録されている全ての識別情報を消去するスイッチである。
RFIDリーダ16は、住人が所持するRFID11の識別情報を読取る装置である。RFIDリーダ16にはアンテナが備えられており、このアンテナから住宅内外を含む一定の範囲に存在するRFID11の識別情報を読取ることができる。
ドア開閉検知センサ(DS)17は、上記の監視装置が監視の対象としている玄関ドアの開閉を検知するセンサであり、図4はこのドア開閉検知センサ17の例を示した説明図である。この図4は、ドア19の内側から見た図であり、図4(a)はドア19が閉じた状態を、図4(b)はドア19が開いた状態を示している。ドア開閉検知センサ17は、例えば、近接センサ等が用いられ、建物側に取り付けられているドア開閉検知センサ本体部17aと、ドア19側に取り付けられている金属でなるドア開閉検知センサ従属部17bとで構成されている。このドア開閉検知センサ17は、図4(a)の状態、即ちドア19が閉じた状態では、ドア開閉検知センサ本体部17aとドア開閉検知センサ従属部17bとが接近しているので、ドア開閉検知センサ本体部17a、即ち、ドア開閉検知センサ17は、異常信号としてのドア開信号を出力しない。図4(b)の状態、即ちドア19が開いた状態では、ドア開閉検知センサ本体部17aとドア開閉検知センサ従属部17bとが離れているので、ドア開閉検知センサ本体部17a、即ち、ドア開閉検知センサ17は、異常信号として、ドア開信号を出力する。この信号は、ドア19が開いている間中、継続して出力される。
本実施の形態では、住宅の玄関ドアの開閉を監視対象として説明しているが、実際には、ドアの鍵の施錠開錠を監視するのが一般的である。この場合は、ドア開閉検知センサ17に代えて、ドアの鍵の施錠開錠検知センサを用いる。施錠開錠検知センサの場合は、開錠を検知している間、異常信号として開錠信号を出力し、この開錠信号を上記のドア開信号に代えて用いる。
ビデオカメラ18は、玄関ドアの状態を撮影するカメラである。出力機器である増幅器31は、CPUが警報を発生すると、この信号を増幅し、スピーカへ出力してスピーカを鳴動させる。又、通報装置は、CPUが警報を発生すると、電話回線を41介して、携帯電話42へ通報する。この携帯電話へは、警報発生時に、ビデオカメラ18の映像も送信される。
この監視装置は、筐体に収容されて住宅内の玄関ドアの近くに設置される。又、住人が外出時に所持するRFID11は、その形状を非常に小さくでき、本実施の形態では、数mm角のゴマ粒チップ形状としているが、スティック形状やカード形状としてもよい。このRFID11は、ICメモリと無線通信回路からなるCMOSチップ等のLSIと、超小型アンテナを内蔵した情報記録媒体であり、このRFID11には、既に説明したように、固有の識別情報である識別情報が記録されている。
この監視装置では、RFID11に記録されている識別情報は、上述したように、RFIDリーダ16により、無線を用いて非接触で読取る仕組みを採用している。この仕組みを用いる条件として、住人が、住宅の内側及び外側で玄関ドアの開閉を行なったり、監視装置に備えられた各種スイッチを操作したりする範囲内では、RFIDリーダ16が住人の所持するRFID11の識別情報を読取り可能とし、上記の範囲外では読取り不能とする必要がある。RFID11とRFIDリーダ16との間の読取り可能な最大距離は、使用される無線周波数によっても異なるが、数mmから数mであり、この範囲内で調節可能である。そこで、この範囲内で、上記の条件に即して、RFIDリーダ16とRFID11との読取り可能な最大距離が設定される。
次に、上記の監視装置を設置した住宅の住人が、外出時及び帰宅時に行なう行動について説明する。図5は、上記の監視装置を設置した住宅の住人の外出時及び帰宅時における行動を示したフローチャートである。図5において、外出しようとする住人は、RFID11を所持して玄関へ行く(S11)。そして、所持するRFID11に記録されている識別情報を監視装置に登録するために、玄関の近くに備えられた監視装置の登録・削除スイッチ(SW4)15を押す(S12)。そして、玄関ドアを開けて外に出た後(S13)、玄関ドアを閉めて(S14)、玄関ドアから離れて外出する(S15)。その後、帰宅して玄関ドアに近づき(S16)、玄関ドアを開けて中に入り(S17)、玄関ドアを閉める(S18)。そして、所持するRFID11に記録されている識別情報を監視装置から削除するために、登録・削除スイッチ(SW4)15を押す(S19)。
上記の場合、外出時及び帰宅時には、玄関ドアを開けても警報は発生されない。又、住人以外の第3者が住宅に不法に侵入しようと玄関ドアを開けたときは(不法開扉)、この第3者はRFID11を所持していないか(不審状態1)、所持していても、所持しているRFID11には、監視装置に登録されていない識別情報が備えられており(不審状態2)、これらの場合には、玄関ドアが開けられると警報が発生される。
次に、上記の監視装置の動作について、上記の住人の行動や、住宅に不法に侵入しようとする第3者の行動に沿って図5、図6を参照しながら詳しく説明する。図5、図6は、上記の監視装置の動作を示したフローチャートである。上記の監視装置の動作としては、CPU21に備えられているプログラムにより、以下の動作が行われる。まず、監視・停止スイッチ(SW1)12の状態がチェックされ(S21)、監視状態に設定されていれば、次に、モード切替スイッチ(SW2)13の状態がチェックされ(S22)、モード1以外であれば、他のモードの処理フローへ移行する(S23)。S22でモード1に設定されていれば、押釦スイッチの登録全削除スイッチ(SW3)14の状態がチェックされ(S24)、押釦が押されていない状態、即ち、OFF状態であれば何もせずに、又、押釦が押されている状態、即ち、ON状態であれば、メモリ22に登録されている全ての識別情報を削除して(S25)、S26へ移行する。
S26では、押釦スイッチの登録・削除スイッチ(SW4)15の状態がチェックされ、押釦が押された状態、即ち、ON状態であれば(S12又はS19の状態)、S27へ移行して、RFIDリーダ16が何らかの識別情報を読出中であるか否かがチェックされる。読出中であれば(S11又はS16の状態が継続している状態)、S28へ移行して、読出中の識別情報が、メモリ22に登録済か否かがチェックされ、未登録であれば(S12の状態)、読出中の識別情報をメモリ22へ登録し(S29)、登録済であれば(S19の状態)、読出中の識別情報をメモリ22から削除して(S30)、S31へ移行する。
次に、S31でドア開閉検知センサ(DS)17の状態がチェックされ、ドア開閉検知センサ(DS)17が、ドア開信号を出力していると、(S13、S17又は上記の不法開扉の状態)、RFIDリーダ16が何らかの識別情報を読出中であるか否かがチェックされる(S32)。読出中であれば(S13、S17又は上記の不審状態2の状態)、S33へ移行して、読出中の識別情報がメモリ22に登録済か否かがチェックされ、登録済であれば(S13又はS17の状態)、正常な開扉であり、警報を発生することなくフローの最初に戻る(S21の状態)。未登録であれば(上記の不審状態2)、不法侵入であるので、警報を発生する(S34)。又、S32でRFIDリーダ16が何も読出していない場合も(上記の不審状態1)、不法侵入であるので、警報を発生する(S34)。警報を発生した後は、監視・停止スイッチ(SW1)12が停止状態に設定されない限り(S35)、警報を継続し、監視・停止スイッチ(SW1)12が停止状態に設定されると(S35)、警報を停止する(S36)と共に、監視装置を停止状態とする。
上記の監視装置では、登録・削除スイッチ(SW4)15を押釦スイッチで構成しているので、操作は押釦スイッチを押すだけでよく、識別情報の登録や削除の操作が容易である。又、上記の監視装置によれば、外出の際、外出者が所持するRFID11は、非常に小さい形状にできるので、携帯するのが容易である。又、紛失しても、紛失したRFID11が何に用いられているかを判断するのは困難なので、悪用される恐れも少ない。又、登録・削除スイッチ(SW4)15を押すだけで識別情報が登録されると共に、検出手段が自動的にRFID1の識別情報を検出するので、暗証番号を覚える必要もない。従って、使用方法が簡単であり、小さな子供にも使用が可能である。又、上記の監視装置は、外出の際に所定時間内に家から離れる等の制約もなく、使用しやすい監視装置である。
ところで、前述の特許文献1に記載の警備装置は、前記公報の図5からも分かるように、外出時に開始スイッチをONして玄関のドアを閉めた時から一定時間経過後、例えば30秒経過後に監視動作を開始する仕組みである。そして、帰宅時に所持しているRFIDの識別情報を自動的に読取り、事前に登録されている識別情報との一致を確認して監視動作を解除することで、玄関のドアを開けても警報が鳴動しないようにしている。そして、監視動作を開始後、解除されるまでの間に、識別情報を自動的に読取れない状態で玄関のドアが開けられると、警報が鳴動するようになっている。
そうすると、特許文献1に記載の警備装置では、外出の際、玄関のドアを閉めた時から30秒経過するまでの間に、外出者が持参するRFIDの識別情報が自動的に読取れない状態にするべく、家から離れる等の対応をする必要がある。もし、そのようにしないと、外出の際に、外出者が所持しているRFIDの識別情報が自動的に読取られて、これから外出しようとしているにもかかわらず、監視動作が自動的に解除されてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態の上記の監視装置では、外出の際に所定時間内に家から離れる等の制約はなく、使用しやすい監視装置であるということができる。
上記の監視装置において、住人が外出時に玄関ドアを閉め忘れて、外出しようとしたとき、即ち、図5において、S13からS14を飛び越してS15となった場合には、図7において、S31でドア開閉検知センサ(DS)17がドア開信号を出力する(S13の状態)と共に、S32で、RFIDリーダ16が何も読出さない状態となるので(S15の状態)、警報が発生する(S34)。そこで、この警報音が聞こえるように、上記のRFIDリーダ16とRFID11との読取り可能な最大距離を設定することにより、ドアの閉め忘れを認識可能にすることができる。
又、外出者が帰宅して登録されている識別情報を削除しても、監視・停止スイッチ(SW1)を停止状態に設定しない限り、監視状態が継続する。従って、住人が住宅内にいる場合でも、第3者が玄関ドアを不法に開けると、図7において、S31でドア開閉検知センサ(DS)17がドア開信号を出力する(上記の不法開扉の状態)と共に、S32でRFIDリーダ16が何も読出さない状態となるので(上記の不審状態1)、警報が発生する(S34)。そのため、常時、玄関ドアの監視を行なうことができ、これは、特に深夜における住人の就寝後等の防犯に、有効である。
図8は、識別情報が101である1つのRFIDを所持した住人が、上記で説明したように、識別情報を登録して外出すると共に、帰宅して識別情報の登録を削除した場合の、メモリ22(識別情報登録エリア)における識別情報の登録状態を示したものである。図8(a)は、登録前のメモリ22の状態であり、何も記録されていない。図8(b)は、登録中のメモリ22の状態であり、101が識別情報として1個のみ記録されている。図8(c)は、削除後のメモリ22の状態であり、101が削除された結果、何も記録されていない。
このように、上記の監視装置では、外出から帰宅までの間は、外出者の所持するRFID11の識別情報のみが登録され、それ以外の識別情報が登録されない仕組みとすることができる。この仕組みを確実にする方法として、プログラムにより、メモリ22には1個の識別情報しか登録できないようにしてもよい。このような仕組みにより、安全性の高い監視動作を行なわせることができる。即ち、例えば、外出者の所持するRFID11以外の識別情報を登録できる余地があると、外出者の所持するRFID11以外の識別情報が不法に登録される可能性がある。そうすると、警報を発生すべき場合に、この不法に登録された識別情報により警報発生が妨害されるケースが発生する可能性がある。しかし、上記の仕組みにより、このようなケースの発生を防止することができる。
上記の監視装置は、複数の住人が同時に外出すると共に、ばらばらに帰宅した場合にも対応することができる。図9は、この場合におけるメモリ22(識別情報登録エリア)の登録状態を示したものである。即ち、識別情報を登録する前は、図9(a)のように何も記録されていない。次に、識別情報がそれぞれ101,102,103であるRFIDを、それぞれ所持する住人3人が同時に外出の際、識別情報を登録すると図9(b)のように3個の識別情報が登録される。次に、識別情報が102のRFID所持者が帰宅して登録を削除すると、図9(c)のようになり、ついで、識別情報が101のRFID所持者が帰宅して登録を削除すると、図9(d)のようになり、最後に、識別情報が103のRFID所持者が帰宅して登録を削除すると、図9(e)のようになる。この間は、もちろん監視状態が継続されており、登録済の識別情報のRFID所持者が玄関ドアを開けても警報は発生しないが、RFIDを所持しない第3者、或いは登録されていない識別情報のRFID所持者が玄関ドアを開けると、警報が発生する。
上記の監視装置は、複数の住人がばらばらに外出すると共に、ばらばらに帰宅した場合にも対応することができる。図10は、この場合におけるメモリ22(識別情報登録エリア)の登録状態を示したものである。即ち、識別情報を登録する前は、図10(a)のように何も記録されていない。識別情報が101のRFID所持者が外出の際は、図10(b)のようになり、ついで、識別情報が103のRFID所持者が外出の際は、図10(c)のようになる。そして、識別情報が101のRFID所持者が帰宅の際は、図10(d)のようになり、さらに、識別情報が102のRFID所持者が外出の際は、図10(e)のようになる。この識別情報が102のRFID所持者が帰宅すると、図10(f)のようになり、最後に識別情報が103のRFID所持者が帰宅すると、図10(g)のようになる。この間は、上記同様、監視状態が継続されており、登録済の識別情報のRFID所持者が玄関ドアを開けても警報は発生しないが、RFIDを所持しない第3者、或いは登録されていない識別情報のRFID所持者が玄関ドアを開けると、警報が発生する。
同様にして、上記の監視装置は、詳述しないが、複数の住人がばらばらに外出すると共に、同時に帰宅した場合にも対応することができる。
上述した説明の各ケースでは、外出時に登録した識別情報を帰宅の際削除する仕組みとしているが、帰宅の際削除せずに、そのまま登録を継続させるようにすることもできる。この場合は、一旦登録した識別情報は、その後、外出の度に登録する必要はなく、登録済の識別情報のRFIDを所持して外出するだけでよいので、手間がかからず便利である。又、監視装置の登録・削除スイッチ(SW4)15に代えて、登録スイッチを用いると共に、この登録スイッチを操作することによる機能を、識別情報の登録のみとするようにしてもよい。
ところで、上述した説明は、上記の監視装置において、モード切替スイッチ(SW2)13が第1モードに設定されている場合、即ち、住人が外出時に所持するRFID11を1個とする場合である。しかし、RFID11はさまざまな分野での応用が考えられており、同じ識別情報を格納しているRFIDが存在する可能性がある。そこで、外出者がRFID11を1個のみしか所持しない場合は、たまたま、同じ識別情報を格納しているRFIDを所持する第3者が現れて不法に玄関ドア等を開けて侵入した場合に、警報を発生することができないという問題が生じる可能性がある。そこで、この問題に対処するために設けられたのが、上述の第2モード及び第3モードである。
この第2モード及び第3モードは、外出時に、住人が複数個のRFID11を所持する仕組みである。この場合、複数の識別情報を登録する際、これらの識別情報を同一グループとして関連付ける必要があり、この具体的な方法としては、例えば、識別情報を、登録した年月日及び時刻と共に、メモリ22に記録する方法がある。
図11は、この例におけるメモリ22(識別情報登録エリア)の登録状態を示したものである。即ち、識別情報を登録する前は、図11(a)のように何も記録されていない。次に、識別情報がそれぞれ201,202,203である3個のRFIDを所持する1人の住人が外出の際に、識別情報を登録すると、図11(b)のように3個の識別情報が、登録した年月日及び時刻と共に登録される。図11(b)では、登録した日及び時刻は、2004年5月26日9時10分25秒である。次に、識別情報が202のRFID所持者が帰宅して登録を削除すると、図11(c)のようになる。
この場合、RFIDリーダ16が読出した複数の識別情報に対して、メモリ22に登録されているか否かのチェックの方法の違いにより、第2モードと第3モードとが区別される。第2モードでは、登録時に登録された全ての識別情報がRFIDリーダ16から読み出された識別情報と一致する場合のみ、メモリ22に登録されていると判断する。第3モードでは、登録時に登録された全ての識別情報の中で、少なくとも予め指定された個数の識別情報がRFIDリーダ16から読出されると共に、これらが登録されている識別情報と一致する場合に、メモリ22に登録されていると判断する。例えば、図11(b)において、予め指定された個数を2個とすると、201,202,203の識別情報の内、少なくとも2個がRFIDリーダ16から読出されると共に、登録されている識別情報と一致する場合に、メモリ22に登録されていると判断する。
上記の場合、識別情報の登録に際して、登録した識別情報を同一グループとして関連付ける必要がないようにも思えるが、帰宅の際、登録済の識別情報を削除するのを忘れた場合や、帰宅の際に登録済の識別情報の削除を行なわない仕組みの場合に、住人とその住人が所持している複数のRFIDの識別情報との対応が不明確になることから、これを防ぐために、登録した識別情報を同一グループとして関連付ける必要がある。
上記の監視装置は、複数個のRFID11を所持した複数の住人が、ばらばらに外出すると共に、ばらばらに帰宅する場合にも対応することができる。図12は、この場合における、外出の際に識別情報を登録すると共に、帰宅の際に登録を削除する場合のメモリ22(識別情報登録エリア)の登録状態を示したものである。
即ち、識別情報を登録する前は、図12(a)のように何も記録されていない。次に、識別情報がそれぞれ301,302,303である3個のRFIDを所持する1人の住人が外出の際、識別情報を登録すると、図12(b)のように3個の識別情報が、登録した日及び時刻と共に登録される。図12(b)では、登録した日及び時刻は、2004年5月26日9時30分19秒である。次に、識別情報がそれぞれ401,402,403である3個のRFIDを所持する1人の住人が、外出の際識別情報を登録すると、図12(c)のように3個の識別情報が、登録した日及び時刻と共に登録される。図12(c)では、登録した日及び時刻は、2004年5月26日13時45分31秒である。次に、識別情報が301,302,303のRFIDを所持する住人が帰宅した際には、図12(d)のようになり、最後に、識別情報が401,402,403のRFIDを所持する1人の住人が帰宅すると、図12(e)のようになる。
上記の監視装置では、監視の対象としては、玄関ドアの開扉を対象としているが、これには限られず、その他のドアや窓等が開けられたことや、壊されたこと等、或いは、特定エリアに人が存在するか否かを赤外線等で検知する等、およそ、防犯上異常状態が検知可能であるものについては、いかなるものも監視の対象とすることができる。
又、上記の監視装置で使用する識別情報として、実際には、多数桁の数字や、数字と文字を組み合わせたコード等が用いられると考えられるが、上記の各説明では、説明の便宜上、3桁の数字を使用している。
本発明の監視装置のブロック図である。 本発明の監視装置のフローチャートである。 本実施の形態における監視装置のブロック図である。 ドア開閉検知センサの例を示した説明図であり、(a)はドアが閉じた状態を、(b)はドアが開いた状態を示している。 本実施の形態における監視装置を使用する住人の外出時及び帰宅時における行動を示したフローチャートである。 本実施の形態における監視装置の動作を示したフローチャート(1)である。 本実施の形態における監視装置の動作を示したフローチャート(2)である。 (a)〜(c)は、本実施の形態における監視装置のメモリの登録状態の説明図(1)である。 (a)〜(e)は、本実施の形態における監視装置のメモリの登録状態の説明図(2)である。 (a)〜(g)は、本実施の形態における監視装置のメモリの登録状態の説明図(3)である。 (a)〜(c)は、本実施の形態における監視装置のメモリの登録状態の説明図(4)である。 (a)〜(e)は、本実施の形態における監視装置のメモリの登録状態の説明図(5)である。
符号の説明
1 RFID
2 検出手段
3 登録指示手段
4 登録手段
5 メモリ
6 異常検知手段
7 制御手段
8 登録・削除指示手段
9 登録・削除手段
11 RFID
12 監視・停止スイッチ(SW1)
13 モード切替スイッチ(SW2)
14 登録全削除スイッチ(SW3)
15 登録・削除スイッチ(SW4)
16 RFIDリーダ
17 ドア開閉検知センサ(DS)
17a ドア開閉検知センサ本体部
17b ドア開閉検知センサ従属部
18 ビデオカメラ
19 ドア
21 CPU
22 メモリ
31 増幅器
32 スピーカ
33 通報装置
41 電話回線
42 携帯電話

Claims (12)

  1. 所定範囲内に存在するRFIDから該RFIDに格納された識別情報を非接触で検出する検出手段と、
    登録指示手段が操作されると、前記検出手段が検出中の識別情報をメモリに登録する登録手段と、
    異常状態を検知すると、異常信号を発信する異常検知手段と、
    前記異常検知手段から異常信号を受信したときに、前記検出手段が前記メモリに登録済の識別情報を検出していない場合には、警報を発生する制御手段と、を備えていることを特徴とする監視装置。
  2. 前記登録指示手段に代えて、登録・削除指示手段を用い、前記登録手段に代えて、登録・削除手段を用いると共に、
    前記登録・削除指示手段が操作されると、前記登録・削除手段は、前記検出手段が検出中の識別情報が前記メモリに未登録の場合は、検出中の識別情報をメモリに登録し、検出中の識別情報が前記メモリに登録済の場合は、検出中の識別情報を前記メモリから削除する請求項1記載の監視装置。
  3. 前記登録指示手段、又は、前記登録・削除指示手段が、押釦スイッチで構成されている請求項1又は2記載の監視装置。
  4. 前記異常検知手段は、ドアの開閉検知センサ、又は、ドアの鍵の施錠開錠検知センサで構成されており、前記開閉検知センサが、前記ドアの開扉を検知した場合、又は、前記施錠開錠検知センサが、前記鍵の開錠を検知した場合に、前記異常信号を発信する請求項1から3のいずれか1項に記載の監視装置。
  5. 前記警報の発生は、前記所定範囲の境界の少なくとも外側近辺において、認識可能である請求項1から4のいずれか1項に記載の監視装置。
  6. 1つの前記RFIDが、該RFIDを所持する1人の所持者と対応付けられている請求項1から5のいずれか1項に記載の監視装置。
  7. 複数の前記RFIDが、該RFIDを所持する1人の所持者と対応付けられている請求項1から5のいずれか1項に記載の監視装置。
  8. 前記検出手段は、複数の前記RFIDから、これらRFIDに格納された識別情報を同時に検出可能であり、
    前記登録手段は、前記検出手段が同時に検出した複数の識別情報を、前記登録指示手段の操作時に同一グループとして関連付けて前記メモリに登録し、
    前記制御手段は、前記同一グループとして関連付けられた複数の識別情報の全てを、前記検出手段が同時に検出した場合に、前記メモリに登録済であると判断する請求項7記載の監視装置。
  9. 前記検出手段は、複数の前記RFIDから、これらRFIDに格納された識別情報を同時に検出可能であり、
    前記登録手段は、前記検出手段が同時に検出した複数の識別情報を、前記登録指示手段の操作時に同一グループとして関連付けて前記メモリに登録し、
    前記制御手段は、前記同一グループとして関連付けられた複数の識別情報の中から少なくとも予め指定する個数の識別情報を、前記検出手段が同時に検出した場合に、前記メモリに登録済であると判断する請求項7記載の監視装置。
  10. 登録されている全ての前記識別情報を前記メモリから削除する登録削除手段を備えた請求項1から9のいずれか1項に記載の監視装置。
  11. 防犯を目的とした監視方法であって、
    所定範囲内に存在するRFIDから、該RFIDに格納されている識別情報を検出する検出ステップと、
    登録指示手段が操作されたときに、前記検出ステップによって検出されている識別情報をメモリに登録する登録ステップと、
    異常状態の発生を監視する異常状態監視ステップと、
    前記異常状態監視ステップにおいて異常状態の発生を確認したとき、前記メモリに登録されている識別情報を前記検出ステップによって検出していない場合には警報を発生する警報ステップと、からなることを特徴とする監視方法。
  12. 削除指示手段が操作されたときに、前記検出ステップによって検出されている識別情報を前記メモリから削除する削除ステップをさらに備えた請求項11記載の監視方法。

JP2004211583A 2004-07-20 2004-07-20 監視装置及び監視方法 Pending JP2006031534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004211583A JP2006031534A (ja) 2004-07-20 2004-07-20 監視装置及び監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004211583A JP2006031534A (ja) 2004-07-20 2004-07-20 監視装置及び監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006031534A true JP2006031534A (ja) 2006-02-02

Family

ID=35897777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004211583A Pending JP2006031534A (ja) 2004-07-20 2004-07-20 監視装置及び監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006031534A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310709A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Sharp Corp 防犯装置
US8091777B2 (en) 2006-05-17 2012-01-10 Laurel Precision Machines Co., Ltd. Monitoring apparatus
US8832791B2 (en) 2008-07-04 2014-09-09 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication apparatus and method thereof
US8863261B2 (en) 2008-07-04 2014-10-14 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication apparatus, method thereof and computer readable recording medium
KR20150013927A (ko) * 2015-01-14 2015-02-05 삼성전자주식회사 사용자 인증 장치 및 사용자 인증 방법
JP2020057946A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御システム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08124047A (ja) * 1994-10-21 1996-05-17 Alpine Electron Inc セキュリティ装置
JPH11296760A (ja) * 1998-04-06 1999-10-29 Koushou Denshi Kk 携行品管理装置
JP2002123803A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Lintec Corp 個人識別システム
JP2003056227A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Oki Electric Ind Co Ltd セキュリティシステム及びセキュリティ方法
JP2003179609A (ja) * 2001-08-09 2003-06-27 Taiko Denki Co Ltd 通信認証装置及び通信認証方法
JP2003303379A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Sanrikkusu:Kk 警備装置および警備システム
JP2004124686A (ja) * 2002-07-31 2004-04-22 Sony Corp ドアロックシステムおよびドアロック管理方法
JP2004157875A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Self Security:Kk セキュリティ装置の設定方法及びリモートコントローラ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08124047A (ja) * 1994-10-21 1996-05-17 Alpine Electron Inc セキュリティ装置
JPH11296760A (ja) * 1998-04-06 1999-10-29 Koushou Denshi Kk 携行品管理装置
JP2002123803A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Lintec Corp 個人識別システム
JP2003179609A (ja) * 2001-08-09 2003-06-27 Taiko Denki Co Ltd 通信認証装置及び通信認証方法
JP2003056227A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Oki Electric Ind Co Ltd セキュリティシステム及びセキュリティ方法
JP2003303379A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Sanrikkusu:Kk 警備装置および警備システム
JP2004124686A (ja) * 2002-07-31 2004-04-22 Sony Corp ドアロックシステムおよびドアロック管理方法
JP2004157875A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Self Security:Kk セキュリティ装置の設定方法及びリモートコントローラ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8091777B2 (en) 2006-05-17 2012-01-10 Laurel Precision Machines Co., Ltd. Monitoring apparatus
JP2007310709A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Sharp Corp 防犯装置
JP4703482B2 (ja) * 2006-05-19 2011-06-15 シャープ株式会社 防犯装置
US8832791B2 (en) 2008-07-04 2014-09-09 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication apparatus and method thereof
US8863261B2 (en) 2008-07-04 2014-10-14 Samsung Electronics Co., Ltd. User authentication apparatus, method thereof and computer readable recording medium
KR20150013927A (ko) * 2015-01-14 2015-02-05 삼성전자주식회사 사용자 인증 장치 및 사용자 인증 방법
KR101652398B1 (ko) * 2015-01-14 2016-08-30 삼성전자주식회사 사용자 인증 장치 및 사용자 인증 방법
JP2020057946A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御システム
WO2020071129A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御システム
JP7361269B2 (ja) 2018-10-02 2023-10-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御システム、及び、制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100263034B1 (ko) 인텔리전트 금고
KR101256920B1 (ko) 출입 이력관리 및 통합 보안 시스템을 결합한 도어락 시스템 및 이를 이용한 도어락 시스템 운영방법
KR101676104B1 (ko) 비밀번호 도어락을 구비한 보안시스템
KR20060101405A (ko) 전자태그를 이용한 사용자의 안전모와 안전장비의 이중검사를 통한 출입 통제 시스템
TWM527479U (zh) 智能化門禁系統
KR101954449B1 (ko) 스마트 도어락 및 그의 운용 방법
US20070052518A1 (en) Security management device, security management method, security management program, and computer-readable recording medium
KR100578489B1 (ko) 보안 도어록 시스템
JP2006031534A (ja) 監視装置及び監視方法
US20220319261A1 (en) Automatic Door Opening Systems and Methodolgies
KR101025830B1 (ko) 지문인식 방범시스템
JP4863611B2 (ja) ホームコントロールシステム、ホームコントロール方法およびホームコントローラ用プログラム
JP4835247B2 (ja) 入退室管理システム
JP2003303379A (ja) 警備装置および警備システム
TWI599991B (zh) Intelligent access control system
WO2005045779A1 (ja) サービス提供装置、サービス提供プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、サービス提供方法、およびキーユニット
KR20030034704A (ko) 블루투스를 이용한 출입/근태관리시스템 및 방법
KR20180063585A (ko) 스마트 도어락 장치 및 그 제어 방법
JP5407561B2 (ja) 非常ドア監視装置及び非常ドア監視システム
KR20150004569U (ko) 비밀번호 도어락을 구비한 보안시스템
KR100666008B1 (ko) 인텔리전트 도어록 시스템
JP2007077692A (ja) 電子錠システム、およびそのプログラム
KR100634567B1 (ko) 이동 단말기를 이용한 도어 개폐 제어 시스템 및 그 제어방법을 기록한 기록매체
KR100890283B1 (ko) 무선통신을 이용한 디지털 도어록 제어장치 및 방법
KR20190100756A (ko) 외부인 침입 방지 및 화재 시 대피를 위한 도어락 제어시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110