JP2008241846A - 粒子を含有するレジスト剥離液及びそれを用いた剥離方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一次粒子径が5〜1,000nmである粒子と、アミン化合物及びアルキレングリコール類よりなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を含有する剥離性に優れたレジスト剥離液及び灰化処理の工程を含まず、剥離性に優れ、回路構造を損傷しない、前記レジスト剥離液を用いたレジスト剥離方法。
【選択図】なし
Description
<1>粒子と、アミン化合物及びアルキレングリコール類よりなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物を含有することを特徴とするレジスト剥離液、
<2>アミン化合物及びアルキレングリコール類を含有する、<1>に記載のレジスト剥離液、
<3>粒子の一次粒子径が5〜1,000nmである、<1>又は<2>に記載のレジスト剥離液、
<4>レジスト剥離方法であって、<1>〜<3>いずれか1つに記載のレジスト剥離液を調製する工程、及び前記レジスト剥離液を用いてレジストを剥離する工程を含むことを特徴とするレジスト剥離方法、
<5>前記レジストを剥離する工程が、前記レジスト剥離液に超音波を適用してレジストを剥離する工程である、<4>に記載のレジスト剥離方法、
<6>前記レジストがイオンインプランテーションされたレジストである、<4>又は<5>に記載のレジスト剥離方法、
<7>灰化処理の工程を含まない<4>〜<6>いずれか1つに記載のレジスト剥離方法。
本発明のレジスト剥離液は、粒子を含有する。粒子には無機粒子及び有機粒子が含まれる。無機粒子としては、例えば、珪素、アルミニウム、セリウム、チタン、ジルコニウム、マンガン、クロム、鉄、スズ、タンタルなどの酸化物及び窒化物が例示でき、これらの複合粒子などを使用することができる。また用途によって、ダイヤモンドなどの硬質粒子を使用する場合もある。好ましく使用されるのは二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化セリウム及び窒化チタンである。有機粒子としては、スチレン樹脂、(メタ)アクリル樹脂(メタ)アクリル酸エステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリフッ化ビニル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂などの有機粒子及びこれらの複合粒子を使用することができる。好ましく使用されるのはエポキシ樹脂、スチレン樹脂及びアクリル樹脂である。
なお、一次粒子径は重量平均粒子径を表し、動的光散乱法により測定できる。測定機を例示すれば、日機装社製「マイクロトラックUPA150」がある。
本発明において、レジスト剥離液に含まれるアミン化合物としてはヒドロキシルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、プロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、ブタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N、N−ジメチルアミノエタノール、N−エチルエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N、N−ジエチルエタノールアミン、N−n−ブチルエタノールアミン、ジ−n−ブチルエタノールアミン、テトラメチルアンモニウム水酸化物、テトラエチルアンモニウム水酸化物、テトラプロピルアンモニウム水酸化物、テトラブチルアンモニウム水酸化物及びその塩等が例示できる。
アミン化合物としては、モノエタノールアミン、ジエチルアミン、N−エチルエタノールアミン、N−n−ブチルエタノールアミン、N、N−ジエチルエタノールアミン、テトラメチルアンモニウム水酸化物が特に好ましく例示できる。
本発明のレジスト剥離液にアミン化合物を含有する場合、2種以上のアミン化合物を併用することもできる。
本発明のレジスト剥離液に含まれるアルキレングリコール類としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリコール等のグリコール化合物及びそれらのモノエーテル又はジエーテル化合物並びにそれらの塩が例示できる。さらに、ジアルキレングリコール、トリアルキレングリコール、テトラアルキレングリコール等のアルキレングリコール数が2〜4の化合物及びそれらのモノエーテル又はジエーテル化合物並びにそれらの塩が例示できる。本発明において、好ましいアルキレン基は、エチレン基である。すなわち、本発明において、アルキレングリコール類として、エチレングリコール類を使用することが好ましい。
具体的にはエチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールジアセテート及び、これらのエチレングリコール数が2〜4の化合物(ジエチレングリコール類、トリエチレングリコール類及びテトラエチレングリコール類)が例示でき、好ましくはジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジアセテート、トリエチレングリコールジアセテートを挙げることができる。
本発明において、レジスト剥離液にアルキレングリコール類を含有する場合、2種以上のアルキレングリコール類を併用することもできる。
アミン化合物の濃度は、レジスト剥離液に対して10〜90重量%であることが好ましく、より好ましくは20〜70重量%であり、さらに好ましくは20〜50重量%である。アミン化合物の濃度が10重量%以上90重量%以下であると、剥離性能が高いため好ましい。
アルキレングリコール類は、レジスト剥離液に対して10〜90重量%であることが好ましく、15〜70重量%であることがより好ましく、20〜50重量%であることがさらに好ましい。アルキレングリコール類の添加量が10重量%以上であると剥離性能が高いため好ましい。また、アルキレングリコール類の添加量が90重量%以下であるとレジスト剥離液の粘性が高くなりすぎないため好ましい。
なお、本発明のレジスト剥離液に、溶剤、pH調整剤等を添加することが好ましい。
本発明において、レジスト剥離液を所望のpHとするために、pH調整剤として、酸又は緩衝剤を添加することが好ましい。
酸又は緩衝剤としては、硝酸、硫酸、りん酸などの無機酸、ギ酸、酢酸、ヒドロキシ酢酸、プロピオン酸、酪酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、トロパ酸、ベンジル酸、サリチル酸、クエン酸などの有機酸、グリシン、アラニン、タウリンなどのアミノ酸、炭酸ナトリウムなどの炭酸塩、リン酸三ナトリウムなどのリン酸塩、ホウ酸塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩等の緩衝剤を挙げることができる。特に好ましい酸として乳酸、ヒドロキシ酢酸がある。
本発明のレジスト剥離液に使用可能な溶剤としては水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール類、テトラヒドロフランなどのエーテル、ブトキシプロパノール、ブトキシエタノール、プロポキシプロパノールなどのエーテルアルコール、炭酸ジエチル、炭酸ジメチル、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネートなどの炭酸エステル、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、N、N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N−メチルアセトアミド、N、N−ジエチルアセトアミド等のアミド類;N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−プロピル−2−ピロリドン等のラクタム類、1、3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1、3−ジエチル−2−イミダゾリジノン、1、3−ジイソプロピル−2−イミダゾリジノン等のイミダゾリジノン類の極性有機溶剤が挙げられる。これらは単独で使用しても良いし、2種類以上を混合して使用しても良い。これらの中でも水、イソプロパノールを好ましく使用することができる。
剥離方法としては、浸漬法、噴霧法及び、枚葉式を用いた方法等が例示でき、適切な温度、適切な時間処理される。剥離温度は、用いる溶媒、方法によっても異なるが、一般的には20〜80℃であることが好ましく、40〜60℃であることがより好ましい。剥離温度が上記範囲内であると濃度変化が少なく、剥離性能が維持できるため好ましい。
また、改質工程は100〜160℃で行われることが好ましく、120〜150℃で行われることがより好ましい。
改質工程において、レジストに酸化剤を5〜30分接触させることが好ましく、10〜20分接触させることがより好ましい。接触時間が5分以上であると、イオンインプランテーションされたレジストを改質することができ、その後の剥離工程でのレジスト剥離能が向上するので好ましい。また、接触時間が30分以下であると、剥離方法に要する時間が短時間であるので好ましい。また、上記改質工程は、本発明のレジスト剥離液を用いてレジストを剥離する前に行うことが好ましい。
酸化剤としては、具体的には、過酸化水素、過酸化物、硝酸塩、ヨウ素酸塩、過ヨウ素酸塩、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩、過硫酸塩、重クロム酸塩、過マンガン酸塩、オゾン水及び銀(II)塩、鉄(III)塩及び過酸化水素と硫酸の混合物が例示できる。過酸化水素と硫酸の混合物がより好ましく用いられる。
酸化剤は、溶液状であることが好ましく、溶剤としては超純水イオン交換水、蒸留水などの各種の水、メタノール、エタノール、ブタノールなどのアルコール類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド等のアミド類;N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−プロピル−2−ピロリドン等のラクタム類、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジエチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジイソプロピル−2−イミダゾリジノン等のイミダゾリジノン類の極性有機溶媒が例示できる。溶剤は水、アルコール類、スルホキシド類、イミダゾリジノン類であることが好ましく、水であることがより好ましい。
また、本発明において、酸化剤は過酸化水素を含む溶液であることが好ましく、過酸化水素と硫酸の混合物溶液であることがより好ましい。
本発明は、半導体工業に使用される公知のレジストに適用可能であり、特にKrFポジティブフォトレジストに使用することが好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、アッシング装置はチャンバーを備えていることから、装置全体が大型化する。本発明のレジスト剥離方法で灰化処理を省略することができれば、大きなチャンバーを必要としないので、装置全体を省スペース化することができる。また、真空にする必要もないことから、チャンバーを真空処理する必要がない。このため、短時間にレジスト剥離をすることができる。
(試料の作製)
シリコンウエハ上に汎用レジスト(市販のKrFレジスト)をレジストの厚さが1,000Å程度になるように塗布した。次に、このレジストが塗布された試料を、プリベークし、マスクパターンを介して露光し、現像した。
その後、イオン注入操作を行った。イオンはAsイオンを用い、ドーズ量は1E16atoms/cm2として試料を作製した。
(レジスト剥離液の調製)
レジスト剥離液は以下の通り調製した。
二酸化ケイ素粒子(一次粒子径30nm) 5重量%
モノエタノールアミン 50重量%
水 45重量%
得られた試料を、レジスト剥離液を含む処理槽に浸漬し、周波数0.8〜1MHzの超音波を基板の下面から印加した。剥離液の温度を50℃、浸漬時間を5分とし、超純水により洗浄を行った。
その後、光学顕微鏡でレジストの残存の有無を確認し、レジストの剥離性を評価した。
◎:剥離性が非常に優れている
○:剥離性良好
△:一部残存有り
×:大部分残存
レジスト剥離液に含まれる化合物、pH調整剤及び水を表1に記載の物質及び添加量とした以外は実施例1と同様にしてレジストの剥離性を評価した。結果を表1に示す。
レジスト剥離液に含まれる化合物、pH調整剤及び水を表2に記載の物質及び添加量とした以外は実施例1と同様にしてレジストの剥離性を評価した。結果を表2に示す。
レジスト剥離液に含まれる化合物、pH調整剤及び水を表2に記載の物質及び添加量とし、超音波を印加しないこと以外は実施例1と同様にしてレジストの剥離性を評価した。結果を表2に示す。
得られた試料を、酸化アルミニウムのスラリーを供給しながら化学的機械的研磨法によって、レジスト層の上面部に形成された硬化層を除去した。硬化層を除去した後、試料を硫酸に浸漬してレジスト層を剥離し、走査電子顕微鏡を用いて観察した。その結果、機械加工によってレジストを剥離したシリコンウエハ表面には無数の傷が観察された。
P1:二酸化ケイ素粒子(一次粒子径30nm)
P2:窒化チタン粒子(一次粒子径100nm)
P3:エポキシ樹脂粒子(一次粒子径500nm)
A1:モノエタノールアミン
A2:N−n−ブチルエタノールアミン
B1:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
B2:トリエチレングリコールモノブチルエーテル
(レジスト剥離液の調製)
レジスト剥離液は以下の通り調製した。
二酸化ケイ素粒子(一次粒子径5nm) 10重量部
N、N−ジエチルエタノールアミン 30重量部
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 30重量部
ヒドロキシ酢酸 1重量部
水 30重量部
得られた試料を、レジスト剥離液を含む処理槽に浸漬し、周波数0.8〜1MHzの超音波を基板の下面から印加した。剥離液の温度を50℃、浸漬時間を5分とし、超純水により洗浄を行った。
その後、走査電子顕微鏡でレジストの残存の有無を確認し、レジストの剥離性を評価した。
◎:剥離性が非常に優れている
○:剥離性良好
△:一部残存有り
×:大部分残存
レジスト剥離液に含まれる粒子の一次粒子径を表3に記載の一次粒子径とした以外は実施例21と同様にしてレジストの剥離性を評価した。結果を表3に示す。
Claims (7)
- 粒子と、アミン化合物及びアルキレングリコール類よりなる群から選ばれた少なくとも1つの化合物とを含有することを特徴とするレジスト剥離液。
- アミン化合物及びアルキレングリコール類を含有する、請求項1に記載のレジスト剥離液。
- 前記粒子の一次粒子径が5〜1,000nmである、請求項1又は2に記載のレジスト剥離液。
- レジスト剥離方法であって、
請求項1〜3いずれか1つに記載のレジスト剥離液を調製する工程、及び
前記レジスト剥離液を用いてレジストを剥離する工程を含むことを特徴とする
レジスト剥離方法。 - 前記レジストを剥離する工程が、前記レジスト剥離液に超音波を適用してレジストを剥離する工程である、請求項4に記載のレジスト剥離方法。
- 前記レジストがイオンインプランテーションされたレジストである、請求項4又は5に記載のレジスト剥離方法。
- 灰化処理の工程を含まない請求項4〜6いずれか1つに記載のレジスト剥離方法。
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