JP2008241785A - 波長変換素子、レーザ装置、画像形成装置及び表示装置 - Google Patents

波長変換素子、レーザ装置、画像形成装置及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高パワーの高調波を安定して出力する。
【解決手段】波長変換素子は、周期的な分極反転構造を有するMgO:LiNbO(PPMgLN)を含み、該PPMgLNは、+Z面及び−Z面がCr薄膜50cで覆われている。そして、このPPMgLNは、長さ方向における−X側の端面がレーザ基本波の入射面となり、長さ方向における+X側の端面が出力面となるように配置されている。これにより、PPMgLNでは、高パワーのレーザ基本波が入射されても、電界による破壊、損傷を抑制することができる。従って、波長変換素子は、高パワーの高調波を安定して出力することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、波長変換素子、レーザ装置、画像形成装置及び表示装置に係り、さらに詳しくは、周期的な分極反転構造を有する非線形光学結晶を含む波長変換素子、該波長変換素子を有するレーザ装置、該レーザ装置を備える画像形成装置及び表示装置に関する。
LiNbOやLiTaO等の強誘電体結晶は、非線形光学特性を有することから非線形光学結晶と呼ばれ、光の波長を変換する波長変換素子に利用されている。特に、分極方向を周期的に反転させた分極反転構造を形成して擬似的に位相整合条件(QPM)を満たすようにした非線形光学結晶は、大きい非線形定数を利用できるため、波長変換効率が高い。また、分極反転構造の周期を変化させることで広い波長範囲の光に対応することができる。
分極反転構造を有する非線形光学結晶の形態としては、結晶表面付近の幅が数μm程度の領域を分極反転させて用いる導波路型と、結晶の厚さ方向全体にわたって分極反転させて、結晶全体を利用するバルク型が検討されている。
バルク型は、導波路型に比べて、大きいビーム径の光の波長変換を行うことができるため、高いエネルギーのレーザ光を入射させて高い出力光を得ることが可能である。また、バルク型はアライメントも容易である。
このバルク型において、基本波のシングルパス(単行)変換によりワット級の高出力で連続波(Continuous−Wave:CW)の可視光の発生を実現する有望な非線形光学結晶として、周期的な分極反転構造を有するLiNbO(Periodically Poled LiNbO:PPLN)が注目された。しかしながら、LiNbOでは光損傷、緑色光により誘起される赤外吸収(Green Induced Infrared Absorption:GRIIRA)等の影響のため、出力が不安定になるという不都合があった。また、安定性を高めるために高温域で動作させる必要があった。
そこで、MgOが添加されたLiNbO、いわゆるMgO:LiNbOが検討された。このMgO:LiNbOはLiNbOと比較して優れた耐光損傷性を有するため、シングルパス構成で室温域でのCW、ワット級出力が実現可能な非線形光学結晶として期待されている。
例えば、特許文献1には、単一分極化された強誘電体基板と、強誘電体基板に形成された分極反転領域と、強誘電体基板の表面に形成された溝と、を有する光学素子を備える短波長光源が開示されている。この短波長光源は、基本波から高調波へのワットクラスの高出力波長変換を行う際に、高調波の吸収により熱が発生するのを抑制することを目的としている。
また、特許文献2には、非線形光学効果を有する結晶と、結晶に形成された周期状の分極反転層と、結晶の端面に形成された入射面と、結晶の他の端面に形成された出射面と、結晶の表面または裏面の少なくとも一部に形成した金属膜を有する光波長変換素子が開示されている。この光波長変換素子は、温度変化による焦電効果によって生じる屈折率変化に起因して第2高調波出力が変化するのを抑制している。
特開2006−308731号公報 特開2006−106804号公報
しかしながら、従来の熱対策だけでは、さらなる高パワーの高調波を安定的に出力させるのは困難であり、基本波の入力パワーが大きくなると、非線形光学結晶が破壊されたり損傷を受ける場合があった。
本発明はかかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、高パワーの高調波を安定して出力することができる波長変換素子を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高パワーのレーザ光を安定して出力することができるレーザ装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、高速で画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の第4の目的は、表示品質に優れた情報の表示ができる表示装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、周期的な分極反転構造を有する非線形光学結晶を含む波長変換素子において、前記非線形光学結晶は、自発分極方向が交わる少なくとも2つの領域が導電性部材で覆われていることを特徴とする第1の波長変換素子である。
本発明は、第2の観点からすると、周期的な分極反転構造を有する非線形光学結晶を含む波長変換素子において、前記非線形光学結晶は、前記分極反転構造の周期方向に垂直な断面形状が円形状あるいは楕円形状であり、前記非線形光学結晶の外周面が導電性部材で覆われていることを特徴とする第2の波長変換素子である。
これら第1及び第2の波長変換素子のいずれかによれば、基本波の入力パワーが大きくても、非線形光学結晶に発生する電界の強度が従来よりも小さくなり、非線形光学結晶が破壊されたり損傷を受けるのを抑制することができる。従って、高パワーの高調波を安定して出力することが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、少なくとも1つのレーザ光源と;前記少なくとも1つのレーザ光源からのレーザ光の光路上に配置された本発明の波長変換素子と;を備えるレーザ装置である。
これによれば、本発明の波長変換素子を備えているため、結果として、高パワーのレーザ光を安定して出力することが可能となる。
本発明は、第4の観点からすると、画像表示媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、少なくとも1つの本発明のレーザ装置を有し、画像情報に応じて前記画像表示媒体を露光する露光装置を備える画像形成装置である。
これによれば、少なくとも1つの本発明のレーザ装置を有しているため、結果として、高速で画像を形成することが可能となる。
本発明は、第5の観点からすると、光を用いて情報をスクリーンに表示する表示装置であって、少なくとも1つの本発明のレーザ装置を有する光源ユニットと;前記光源ユニットからの光を前記スクリーンに導く光学系と;を備える表示装置である。
これによれば、少なくとも1つの本発明のレーザ装置を有しているため、結果として、表示品質に優れた情報の表示が可能となる。
《レーザ装置》
以下、本発明のレーザ装置の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る側面励起型の半導体レーザ励起固体レーザ装置100の概略構成が示されている。
この固体レーザ装置100は、2つの励起用の半導体レーザアレイ(LDa、LDb)、2つの集光光学系(20a、20b)、固体レーザ結晶10、波長変換素子50及びミラー60を備えている。
半導体レーザアレイLDa及び半導体レーザアレイLDbは、互いに同等の半導体レーザアレイであり、いずれも波長808nmの励起用レーザ光を出力50Wで射出することが可能である。
集光光学系20aは、半導体レーザアレイLDaからの励起用レーザ光を集光する。
集光光学系20bは、半導体レーザアレイLDbからの励起用レーザ光を集光する。
固体レーザ結晶10は、一例として、矩形板状(チップ状)のイットリウムバナデイト(YVO)の一軸性単結晶であり、例えば図2に示されるように、励起用レーザ光によって励起される添加物(発光中心)としてネオジウム(Nd)が添加(ドープ)されているコア部10aと、レーザ光の出力方向(以下では、便宜上「レーザ出力方向」と略述する)に直交する面内において前記コア部10aを取り囲み、レーザ発振にほとんど寄与しないクラッド部10bとから構成されている。
そして、コア部10aの中心でNdのドープ量が多い構成となっている。ここでは、Ndのドープ量の最大値を0.5at.%としている。
また、固体レーザ結晶10の大きさは、レーザ出力方向の長さ(厚さ)が0.5mm、レーザ出力方向に直交する断面が5mm×5mmである。
固体レーザ結晶10の側面には、励起用レーザ光の透過率が高く(例えば、99.5%)なるように、誘電体によるコーティングが施されている。
固体レーザ結晶10のレーザ出力方向と反対側の端面(以下では、便宜上「A面」ともいう)には、波長が1064nmの光(以下では、便宜上「レーザ基本波」ともいう)の反射率が高く(例えば、99.5%)なるように、誘電体によるコーティングが施されている。
固体レーザ結晶10のレーザ出力側の端面(以下では、便宜上「B面」ともいう)には、レーザ基本波の反射率がA面よりも若干低く(例えば、95%)なるように、誘電体によるコーティングが施されている。
すなわち、固体レーザ結晶10の2つの端面間でレーザ共振器が構成される、いわゆるマイクロチップ型レーザ構成としている。
波長変換素子50は、固体レーザ結晶10から出力されたレーザ基本波の光路上に配置され、レーザ基本波の波長変換を行う。この波長変換素子50は、非線形光学結晶として周期的な分極反転構造を有するMgO:LiNbO(Periodically Poled MgO:LiNbO、以下では、「PPMgLN」ともいう)を含んでいる。
本実施形態では、一例として、PPMgLNは、3辺の長さが、それぞれ20mm(長さ)、3mm(幅)、1mm(高さ)の角柱状の結晶であり、長さ方向に周期的な分極反転構造を有している。
このPPMgLNの作製には、厚さ1mmのZ−cut、5mol%のMgOが添加されたLiNbO基板を利用した。そして、分極反転は、結晶面における+Z面と−Z面との間に電界を印加する方法で行った(「H.Ishizuki,I.Shoji and T.Taira,「Periodical poling characteristics of congruent MgO:LiNbO crystals at elevated temperature」、Appl.Phys.Lett.Vol.82,p4062、2003年」参照)。
このようにして作製されたPPMgLNは、一例として図3(A)及び該図3(A)のA−A断面図である図3(B)に示されるように、結晶方位におけるX方向が長さ方向、結晶方位におけるY方向が幅方向、結晶方位におけるZ方向が高さ方向となる。また、結晶方位におけるZ方向が分極方向、結晶方位におけるX方向が分極反転構造の周期方向となる。なお、図3(B)における符号50aは、自発分極の方向が反転された領域(ドメイン)を示している。すなわち、ドメイン50a及びドメイン50bは、自発分極の方向が互いに反対である。また、ドメイン50aは、幅方向に関してはPPMgLNの表面に露出していない。
ここでは、一例として、周期的な分極反転構造における分極反転周期(分極反転ピッチ)Λは約7μmである。すなわち、PPMgLNは、波長が1064nmの光が入射されたときに、高い変換効率で第2高調波(波長が532nmの緑色の光)が生成されるように設定されている。
そして、PPMgLNは、一例として図3(C)に示されるように、長さ方向における−X側の端面が固体レーザ結晶10からのレーザ基本波の入射面となり、長さ方向における+X側の端面が出力面となるように配置されている。前記入射面には、レーザ基本波の反射率が低く(例えば、約0.5%)なるように、誘電体によるコーティングが施されている。
また、一例として図3(C)に示されるように、PPMgLNの+Z面及び−Z面には、厚さ0.2μmのクロム(Cr)薄膜50cがスパッタリングによりコーティングされている。すなわち、自発分極方向が交わる2つの端面が導電性部材で覆われている。
図1に戻り、ミラー60は、波長変換素子50の出力に含まれる第2高調波をそのまま透過させ、波長変換素子50の出力に含まれるレーザ基本波を分岐する。このミラー60を透過した光が固体レーザ装置100の出力となる。
次に、上記のように構成されるレーザ装置100の動作について簡単に説明する。
半導体レーザアレイLDaからの励起用レーザ光は、集光光学系20aを介して固体レーザ結晶10に側面より入射する。また、半導体レーザアレイLDbからの励起用レーザ光は、集光光学系20bを介して固体レーザ結晶10に側面より入射する。
固体レーザ結晶10におけるコア部10a中のNdは、各励起用レーザ光により励起され、固体レーザ結晶10の両端面によって形成される共振器により、レーザ基本波のレーザ発振に至る。そして、固体レーザ結晶10のB面を透過したレーザ基本波が出力される。
レーザ基本波は、波長変換素子50により波長変換され、波長変換によって生成された第2高調波はミラー60を透過する。なお、波長変換されなかったレーザ基本波も波長変換素子50から出力されるが、ミラー60で分岐される。すなわち、ミラー60により第2高調波のみが取り出される。
この場合には、一例として図4に示されるように、レーザ基本波のパワー(Pin)が大きくなるにつれて、波長変換素子50から出力される第2高調波のパワー(Pout)も、Pinのほぼ2乗に比例して大きくなり、レーザ基本波のパワーが33Wのときに、10.5Wの第2高調波が安定して得られた。
なお、比較として、図5には、前記PPMgLNにおけるクロム(Cr)薄膜50cが−Z面にのみコーティングされていた場合の、PinとPoutの関係が示されている。この場合には、Pinが26Wを超えるとPoutが不安定になり、Pinが30Wを超えたところでPPMgLNは破壊された。
以上説明したように、本実施形態に係る波長変換素子50によると、+Z面及び−Z面がCr薄膜50cで覆われているPPMgLNを含んでいる。これにより、PPMgLNでは、高パワーのレーザ基本波が入射されても、電界による破壊、損傷を抑制することができる。従って、高パワーの高調波を安定して出力することが可能となる。
また、本実施形態に係るレーザ装置100によると、2つの励起用の半導体レーザアレイ(LDa、LDb)と、各半導体レーザアレイによって励起され、レーザ基本波を発振する固体レーザ結晶10と、固体レーザ結晶10からのレーザ基本波の光路上に配置され、10W級の第2高調波を安定して出力することができる波長変換素子50とを備えている。従って、高パワーのレーザ光を安定して出力することが可能となる。
なお、上記実施形態において、集光光学系として単レンズあるいは複数枚のレンズを使用しても良い。特に、マイクロレンズを使用することにより、小型化が可能となる。
また、上記実施形態では、Cr薄膜50cの膜厚が0.2μmの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態において、一例として図6に示されるように、PPMgLNの+Z面を覆うCr薄膜50cと−Z面を覆うCr薄膜50cとを導電性部材50fを用いて短絡させても良い。これにより、PPMgLNの+Z面と−Z面間の電位差を0とすることができる。
また、上記実施形態において、一例として図7(A)及び図7(B)に示されるように、結晶面における+Y面及び−Y面の少なくとも一方を更にCr薄膜50cで覆っても良い。
また、上記実施形態では、PPMgLNを覆う導電性部材がCrの場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)、チタン(Ti)及びこれらの合金のいずれかであっても良い。
また、上記実施形態では、PPMgLNを覆う導電性部材が単一層である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、導電性部材が多層構造を有していても良い。これにより、長寿命化を図ることができる。
また、上記実施形態では、スパッタリングによってPPMgLNが導電性部材で覆われる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図8及び図9に示されるように、前記クロム薄膜50cに代えて、導電性ペースト50dを用いても良い。この場合に、導電性ペースト50dを介してPPMgLNをCu製の保持部材50eに密着させても良い。
なお、導電性ペースト50dとしては、樹脂に銀の微粒子を分散させた銀ペーストが一般的であるが、金、銅などの金属微粒子や、カーボン、カーボンナノチューブ(CNT)、インジウム−スズ酸化物(ITO)の微粒子などを含む導電性ペーストを用いても良い。
また、PPMgLNを覆う導電性部材が、例えばITO、SnO(スズ酸化物)、ZnO(亜鉛酸化物)、IZO(インジウム亜鉛酸化物)のように透明であっても良い。これらの材料は、真空蒸着法やスパッタリング法などによりPPMgLNの表面で薄膜化することができる。この場合に、PPMgLNの入射面では、前記誘電体に代えて、導電性部材と同じ材料の反射防止膜をコーティングしても良い。これにより、入射面への誘電体のコーティング工程を省略することができ、工程の簡略化及び低コスト化が実現できる。
また、上記実施形態では、ドメイン50aが、幅方向に関して、PPMgLNの表面に露出していない場合について説明したが、これに限らず、一例として図10(A)及び図10(B)に示されるように、ドメイン50aが、幅方向に関して、PPMgLNの表面に露出していても良い。
また、上記実施形態では、PPMgLNが角柱状の場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、分極反転構造の周期方向に垂直な断面形状が円形状(図11(A)参照)あるいは楕円形状であっても良い。この場合には、PPMgLNの外周面が導電性部材50cで覆われていても良いし(図11(B)参照)、外周面における自発分極方向が交わる少なくとも2つの部分領域が導電性部材50cで覆われていても良い(図11(C)参照)。そして、少なくとも2つの部分領域を覆う導電性部材50cが前記導電性部材50fで短絡されていても良い(図11(D)参照)。
また、上記実施形態では、固体レーザ結晶としてNd:GdVO結晶を用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、固体レーザ結晶として、Nd:YAG結晶、Yb:YAG結晶、Nd:ASL(Strontium−Lanthanum−Aluminate)結晶、Nd:LSB(Lanthanum−Scandium−Borate)結晶等が用いられても良い。
また、上記実施形態では、レーザ装置として、側面励起型の半導体レーザ励起固体レーザ装置について説明したが、これに限らず、例えば、端面励起型の半導体レーザ励起固体レーザ装置であっても良い。この場合に、固体レーザ結晶における励起用レーザ光の入射面が、前記A面であっても良いし、前記B面であっても良い。
また、固体レーザ結晶10及びPPMgLNの大きさは、上記実施形態で示した大きさに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、PPMgLNに入射する光の波長が1064nmの場合について説明したが、これに限らず、例えば、波長が914nmの光、あるいは波長が1340nmの光をPPMgLNに入射しても良い。入射光の波長が914nmのときは、457nmの青色の光がPPMgLNから高パワーで出力され、入射光の波長が1340nmのときは、670nmの赤色の光がPPMgLNから高パワーで出力される。
《画像形成装置》
図12には、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての多色画像形成装置1100の概略構成が示されている。この多色画像形成装置1100は、書き換え可能な記録紙に対応し、露光装置1101、複数の搬送ローラ対(1102、1105、1107)、紫外線照射器1103、加熱器1104、加熱器1106などを備えている。
露光装置1101は、赤色に対応したレーザ装置、緑色に対応したレーザ装置、青色に対応したレーザ装置を含んでいる。各レーザ装置は、いずれも、前記波長変換素子50と同様に、少なくとも+Z面と−Z面が導電性部材で覆われている非線形光学結晶を含む波長変換素子を有している。
なお、露光装置1101は、書き換え可能な記録紙上を各レーザ装置からの光で走査しても良いし、液晶パネル等を介して書き換え可能な記録紙に各レーザ装置からの光を照射しても良い。
多色画像形成装置1100の一般的なことについては、例えば特開2003−312064号公報に開示されている。
このように、多色画像形成装置1100は、各レーザ装置が10W級のレーザ光を安定して出力することができるため、高速で画像を形成することが可能となる。
《表示装置》
図13には、本発明の一実施形態に係る表示装置としてのレーザ・ディスプレイ装置2000の概略構成が示されている。
このレーザ・ディスプレイ装置2000は、光源ユニット2001と、光源ユニット2001からのレーザ光をスクリーン2010に向けて照射するためのミラーを含む光学系2003と、光源ユニット2001及び光学系2003を制御する制御装置2005とを備えている。
光源ユニット2001は、赤色の光を出力するレーザ装置R、緑色の光を出力するレーザ装置G、青色の光を出力するレーザ装置Bを含んでいる。各レーザ装置は、いずれも、前記波長変換素子50と同様に、少なくとも+Z面と−Z面が導電性部材で覆われている非線形光学結晶を含む波長変換素子を有している。
このように、本実施形態に係るレーザ・ディスプレイ装置2000は、光源ユニット2001の各レーザ装置が、10W級のレーザ光を安定して出力することができるため、スクリーン2010上に絵や文字を高品質で表示することが可能となる。
なお、空間を貫くレーザ光によって映像表現を行うレーザ・ディスプレイ装置であっても、前記光源ユニット2001を備えるレーザ・ディスプレイ装置であれば、高速で所望の映像表現を行うことが可能となる。
また、図14には、透過型液晶パネルを用いたプロジェクタ2100の概略構成が示されている。
このプロジェクタ2100は、光源装置2101、コリメート光学系2102、インテグレータ光学系2103、液晶パネル2104及び投影レンズ2105などを備えている。
光源装置2101は、レーザ光源と、前記波長変換素子50と同様に、少なくとも+Z面と−Z面が導電性部材で覆われている非線形光学結晶を含む波長変換素子とを有し、波長変換された緑色の光を出力する。
光源装置2101から出力された光は、コリメート光学系2102及びインテグレータ光学系2103を介して液晶パネル2104に入射する。
液晶パネル2104に入射した光は、表示情報に応じて変調され、投影レンズ2105でスクリーン2110上に拡大投影される。
この場合にも、光源装置2101から高パワーの光が出力されるため、情報を高品質でスクリーン2110上に表示することが可能となる。
なお、反射型液晶パネルを用いたプロジェクタであっても良い。
以上説明したように、本発明の波長変換素子によれば、高パワーの高調波を安定して出力するのに適している。また、本発明のレーザ装置によれば、高パワーのレーザ光を安定して出力するのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高速で画像を形成するのに適している。また、本発明の表示装置によれば、表示品質に優れた情報を表示するのに適している。
本発明の一実施形態に係るレーザ装置を説明するための図である。 図1における固体レーザ結晶10を説明するための図である。 図3(A)〜図3(C)は、それぞれ図1における波長変換素子50を説明するための図である。 波長変換素子50における、入射されるレーザ基本波のパワー(Pin)と出力される第2高調波のパワー(Pout)との関係を説明するための図である。 従来の波長変換素子における、入射されるレーザ基本波のパワー(Pin)と出力される第2高調波のパワー(Pout)との関係を説明するための図である。 図1における波長変換素子50の変形例1を説明するための図である。 図7(A)は図1における波長変換素子50の変形例2を説明するための図であり、図7(B)は図1における波長変換素子50の変形例3を説明するための図である。 図1における波長変換素子50の変形例4を説明するための図である。 図1における波長変換素子50の変形例5を説明するための図である。 図10(A)及び図10(B)は、それぞれ図1における波長変換素子50の変形例6を説明するための図である。 図11(A)〜図11(D)は、それぞれPPMgLNが円柱状の場合を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る書き換え可能な記録紙に対応した多色画像形成装置の概略構成を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るレーザ・ディスプレイ装置を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタを説明するための図である。
符号の説明
50…波長変換素子、50c…Cr薄膜(導電性部材)、100…レーザ装置、1100…多色画像形成装置(画像形成装置)、1101…露光装置、2000…レーザ・ディスプレイ装置(表示装置)、2001…光源ユニット、2100…プロジェクタ(表示装置)、2101…光源装置(光源ユニット)。

Claims (13)

  1. 周期的な分極反転構造を有する非線形光学結晶を含む波長変換素子において、
    前記非線形光学結晶は、自発分極方向が交わる少なくとも2つの領域が導電性部材で覆われていることを特徴とする波長変換素子。
  2. 前記少なくとも2つの領域を覆う導電性部材は、短絡されていることを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子。
  3. 前記少なくとも2つの領域は、結晶面における+Z面及び−Z面を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の波長変換素子。
  4. 前記少なくとも2つの領域は、結晶面における+Y面及び−Y面の少なくとも一方を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の波長変換素子。
  5. 周期的な分極反転構造を有する非線形光学結晶を含む波長変換素子において、
    前記非線形光学結晶は、前記分極反転構造の周期方向に垂直な断面形状が円形状あるいは楕円形状であり、
    前記非線形光学結晶の外周面が導電性部材で覆われていることを特徴とする波長変換素子。
  6. 前記非線形光学結晶は、マグネシウムが添加されたニオブ酸リチウム結晶であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  7. 前記導電性部材の少なくとも一部は、金属であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  8. 前記導電性部材の少なくとも一部は、導電性ペーストであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  9. 前記導電性部材は、透明であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長変換素子。
  10. 前記ニオブ酸リチウム結晶の入射面は、前記導電性部材と同じ材料の反射防止膜で覆われていることを特徴とする請求項9に記載の波長変換素子。
  11. 少なくとも1つのレーザ光源と;
    前記少なくとも1つのレーザ光源からのレーザ光の光路上に配置された請求項1〜10のいずれか一項に記載の波長変換素子と;を備えるレーザ装置。
  12. 画像表示媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、
    少なくとも1つの請求項11に記載のレーザ装置を有し、画像情報に応じて前記画像表示媒体を露光する露光装置を備える画像形成装置。
  13. 光を用いて情報をスクリーンに表示する表示装置であって、
    少なくとも1つの請求項11に記載のレーザ装置を有する光源ユニットと;
    前記光源ユニットからの光を前記スクリーンに導く光学系と;を備える表示装置。
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