JP2008241484A - 半導体素子の試験装置および半導体素子の試験方法 - Google Patents

半導体素子の試験装置および半導体素子の試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体素子を回転させて2回の測定でプロービングテストを行うことによりプローブカードのプローブの数を減らせるとともに、プローブカードの製作コストを低減する半導体素子の試験装置および半導体素子の試験方法を提供する。
【解決手段】各端辺が略平行に対向する端辺を有し、隣接するふたつの端辺に設けられる複数の電極の配置が同じピッチである多角形の半導体素子のプロービングテストを2回に分けて行い、1回目の測定が終了するとプローブカードのプローブを半導体素子の電極から外し、半導体素子を所定の角度だけ回転させて、1回目の測定で測定しなかった電極にプローブを接触させて2回目の測定をする半導体素子の試験装置とその方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、プローブカードにより半導体素子の検査を行う技術に関する。
今日、ウェーハプロセス終了後に行うプロービングテスト(PT:Probing Test)では、微細加工されたプローブ(針状金属)を電極(パッド)に接触させて、半導体素子内部回路の検査を行い、良品/不良品の判定を行っている。
従来、図7(A)(B)に示す方法によってプロービングテストが行われている。図7(A)に示す半導体素子71(ペリフェラル)は電極72(本例では16個)を外周に列状に配置されている。ペリフェラルの場合によく用いるプローブ73(本例では16本)はカンチレバーと呼ばれL字型の針を使用する。
また、図7(B)に示す半導体素子74(エリアアレイ)は電極75を面状(格子状)に配置されている。エリアアレイの場合によく用いるプローブ76(本例では21本)をパット(本例では21本)上に垂直に立て使用する。
しかしながら、ウェーハ・プロセステクノロジの微細化が進むに連れて、電極サイズや電極ピッチがさらに小さく狭くなる傾向が強くなっている。そのために、上記図7(A)(B)に示したプローブを小さくし、プローブ間のピッチも狭くしなければならなくなっている。
図8にペリフェラルに使用されるカンチレバーのプローブ先端の概略図を示す。図8は電極に配置されるプローブの間隔の関係を示す拡大図である。
プローブ82はプローブカード81を構成する基板配線84に半田付けされている(半田部83)。このようにプローブ82先端径が小さく、プローブ82間のピッチが狭いと基板配線84に半田付けをすることが困難になるとともに半田が接触し易くなり、プローブ間隔(物理的な精度)を確保することが難しいという問題がある。
また、特許文献1によれば、電極ピッチの狭い端辺に関して複数回行う試験をし、縦横方向と対角線方向に移動して試験を行う提案がされている。
特許文献2によれば、90度、180度単位で回転可能なプローバ装置を用いて、半導体素子の1端辺ごとに測定を行い、その測定結果を総合してテスト結果とする提案がされている。
特許文献3によれば、XY方向へ移動する機構により2回の測定を行う提案がされている。
特許文献4によれば、ウェーハに回転対象となるようなチップレイアウトを行い、ウェーハ中心を原点として回転させ試験を行う提案がされている。
特開平09−172143号公報 特開平11−297772号公報 特開2005−127903号公報 特開2005−317561号公報
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、半導体素子を回転させて2回
の測定でプロービングテストを行うことによりプローブカードのプローブの数を減らせるとともに、プローブカードの製作コストを低減する半導体素子の試験装置および半導体素子の試験方法を提供することを目的とする。
本発明の態様のひとつは、半導体ウェーハに形成された半導体素子の複数の電極にプローブを接触させ前記半導体素子を試験する試験装置において、前記プローブは、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち1つおきの電極の位置に対応して配置され、前記複数のプローブを一括して回転させる機構を有する構成でらる。
上記構成により半導体素子を回転させて2回の測定でプロービングテストを行うことができるため、プローブカードのプローブの数を減らせることができる。つまりプローブ間のピッチを従来よりも広くとることができる。そのため、プローブカードの製作コストを低減することができる。
好ましくは、前記複数のプローブの1つのプローブと隣接するプローブとの間隔は、前記電極の1つの電極と隣接する電極との間隔の2倍であってもよい。
好ましくは、前記機構は前記複数のプローブを一括して回転させた後に、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち1つおきの前記電極とは別の電極の位置に前記プローブを対応して配置してもよい。
好ましくは、前記複数のプローブとは別に、前記半導体素子の4隅部の電極に対応する位置に配置された第2のプローブを有してもよい。
本発明は、半導体ウェハーに形成された半導体素子を試験する方法において、前記半導体素子に形成された複数の電極の数の半分の数のプローブを準備し、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち、1つおきの電極に前記プローブを接触させ、前記半導体素子の1回目の試験を行ない、前記複数のプローブを一括して90度回転させ、前記1回目の試験で前記プローブを接触させなかった残りの電極に前記プローブを接触させ、前記半導体素子の2回目の試験を行なう半導体素子の試験方法である。
上記方法により半導体素子を回転させて2回の測定でプロービングテストを行うことができるため、プローブカードのプローブの数を減らせることができる。つまりプローブ間のピッチを従来よりも広くとることができる。そのため、プローブカードの製作コストを低減することができる。
本発明によれば、半導体素子を回転させて2回の測定でプロービングテストを行うことによりプローブカードのプローブの数を減らせるとともに、プローブカードの製作コストを低減することも可能となる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
(原理説明)
本発明である複数の半導体素子はウェーハ上に形成され複数の電極を配設した多角形の形状である。その半導体素子の各端辺は略平行に対向する端辺を有し、隣接するふたつの端辺に沿って設けられる電極の配置が同じピッチであることを特徴としている。
上記のような半導体素子の試験を、プローブカードを備えた半導体素子の試験装置を用いてプロービングテストを行う。そして、このプロービングテストは2回の測定をするこ
とで半導体素子の全ての電極の測定を完了する。2回に測定を分けることで1回目と2回目で使用するプローブの本数を分けることができるため、プローブ間のピッチを広くすることができるようになる。
つまり、1回目の測定では、1回目で測定する電極に対応するプローブカードに設けられたプローブが接触して測定をする。その後、2回目の測定するために半導体素子を所定の角度だけ回転させる。そして1回目で測定しなかった電極にプローブを接触させて測定をすることができる。
上記のような構成の半導体素子と2回の測定を行う半導体素子の試験装置によりプロービングテストを行うことでプローブカードのプローブの数を減らせるとともに、プローブカードの製作コストを低減する。
(実施例1)
図1(A)(B)にウェーハ上に形成された半導体素子の構造を示す。図1(A)に示す図は半導体素子1の電極(パッド)が設けられている面からみた平面図である。図1(B)に示す図は図1(A)に示した半導体素子1の中心点Cを中心にして90度回転させた図である。
図1(A)(B)に示した半導体素子1の形状は四角形であり、電極数が20ピンある。また、各端辺(A端辺:1ピン〜5ピンを有する端辺、B端辺:6ピン〜10ピンを有する端辺、C端辺:11ピン〜15ピンを有する端辺、D端辺:16ピン〜20ピンを有する端辺)は、略平行に対向する端辺を有している。本例ではA端辺はC端辺と対向し、B端辺はD端辺と対向している。また、隣接するふたつの端辺に設けられる複数の電極2の配置が同じピッチである。つまり、本例A端辺とB端辺の場合にはA端辺に設けられた電極2(1ピン〜5ピン)とB端辺に設けられた電極2(6ピン〜10ピン)の位置が同じピッチで配置されている。そのため、B端辺が90度回転してA端辺の位置に移動しても、A端辺がD端辺に、D端辺がC端辺に、C端辺がB端辺に移動しても、電極2のピッチは変わらない。
また、図1(A)に示した半導体素子1の電極2内に示した「1」は、1回目の測定場所を示している。A端辺の測定個所は1、3、5ピン、D端辺の測定個所は17、19ピン、C端辺の測定個所は11、13、15ピン、B端辺の測定個所は7、9ピンを測定する。本例では1ピンおきに測定位置を割り付けている。
図1(B)に示した半導体素子1の電極2内に示した「2」は、2回目の測定場所を示している。2回目の測定は、1回目の測定が終了した後、ウェーハ上の半導体素子1を90度時計方向に回転し、その後に2回目の測定をする。このとき、2回目の測定位置が1回目の測定位置とずれるように設計されている。
A端辺の測定場所は2、4ピン、D端辺の測定場所は16、18、20ピン、C端辺の測定場所は12、14ピン、B端辺の測定場所は6、8、10ピンを測定する。1ピンおきに測定位置を割り付けている。
この時の電極2間のピッチをaとしている。また、各端辺の両端の電極2の間隔(例えば、ピン5とピン6)をbとしている。このように電極ピッチを決めることで効率のよい試験が実施できる。
図2に示すプローブカード3は上記説明した半導体素子1の試験用のプローブカードの構成を示した図である(プローブ位置の上方向からの透視図)。また、図2はプロービングテスト時のプローブと電極との接触状況を示す平面図である。図2に示したプローブカ
ードは図1に示した20ピンの半導体素子1の電極2に対してプローブ4a〜4jを配置したものである。プローブ4a〜4jのピッチdは、図1(A)(B)の電極ピッチaの2倍の距離としている。また、1個置きにプローブ4a〜4jが設けられ、プローブ4a〜4jの配置は図1(A)(B)の半導体素子1の電極2の測定状態に対応できるように設計されている。
本例では1回目の測定後に時計方向に90度ウェーハが回転して図1(A)から(B)に移行するため、隣接するプローブカードの端辺には2回で全ての測定ができるようにプローブが設置されている。
上記プローブの構成により20ピンを測定する場合でも10本のプローブで測定が可能となる。
(実施例2)
図3に100ピンの半導体素子31に対する電極32と電極33(1〜100ピン)の配置の実施例を示す。図3に示す電極32と電極33のうち1回目に測定する電極は、狭ピッチ部の奇数番号の電極32と共通部の共通電極33が該当する。
また、半導体素子31の狭ピッチ部の電極ピッチをnとしている。共通部は、通常ワイヤボンディングの組立性を考慮して電極ピッチが緩められている。本例では共通部のピッチの値を2nとしている。また、この共通部には1回目と2回目の測定で共通に使用する電極33として、電源、グランド、モード端子、リセット端子、発振子、コンデンサ用端子、を割り当てている。
また、電極33以外にも、半導体素子31の機能に応じて必要となる電極を割り当てることが可能である。さらに狭ピッチ部には、入力、出力、入出力を自由に設定することができる。
図4に図3に示した100ピンの半導体素子31を90度回転させて2回目の測定する場合の測定場所を示す。2回目に測定する電極は、狭ピッチ部の偶数番号の電極32と共通部の共通電極33が該当する。
半導体素子の試験装置に設けられるプローブカードには、共通部の電極33(本例では半導体素子の4隅部)に接触させるための狭ピッチ部の複数のプローブとは別に、電極33に対応する位置に配置された第2のプローブを配置する。
上記のように、実施例1と異なり半導体素子に共通部とプローブカードに第2のプローブを設けることで効率よい測定が可能になる。
なお、2回目の測定が終わると、全ての電極32、33の測定が終了となり、1回目と2回目の測定結果を総合して該当半導体素子31の良否判定を行う。
(実施例3)
図5に上記実施例1、2に示した半導体素子の試験を行うための半導体素子の試験装置の構成を示した図である。図5に示す半導体素子の試験装置50は、テスタ装置51、ウェーハプローバ装置52などを備えた構成である。
テスタ装置51は、プローブカード54に対してウェーハ55を回転、平行および垂直に移動させる機構を備えているウェーハプローバ装置52によって所定の位置に支持されたウェーハ55に対して、ウェーハ55上の半導体素子の電気特性を検査する。また、テスタ装置51から制御されるテストヘッド59が、ウェーハプローバ装置52の上方に配置されている。テストヘッド59の下部にはプローブカード54と接続するためのパフォーマンスボード510(基板)とコンタクトピン511が取り付けられている。
ウェーハプローバ装置52は、プローブカード54、ウェーハ搬送部56、ウェーハチャック57、ステージ部58(X/Y/Z・θ駆動機構)などから構成されている。
プローブカード54は、ステージ部58に配置されたウェーハ55上の各半導体素子にプローブを接触させてテスタ装置51から出力されるテスタ信号を入力するとともに、テスタ信号を受けて半導体素子から出力されるリターン信号(テスタ信号に対する半導体素子からの返信信号)を受信するものである。ここで、プローブカード54は実施例1、2で説明したプローブカードと同じものである。つまり、半導体素子を回転させ、2回の測定で各半導体素子の測定を完了するように設計されたプローブカードである。
ウェーハ搬送部56は試験対象であるウェーハ55を搬送してステージ部58にセットし、試験終了後にセットしたウェーハ55をステージ部58から取り外して移動する。
ウェーハチャック57はウェーハ55をバキュームして固定するものである。
ステージ部58は、基台上を水平方向に移動する水平駆動部(XY方向機構)を備え、さらに水平駆動部は後述する垂直駆動部、支持部、回転駆動部、ステージを、水平方向に移動させる。基台はウェーハプローバ装置52の最下部に配置している台座である。
支持部は、回転駆動部、ステージを水平駆動部上で支えるシャフトなどである。垂直駆動部(Z方向機構)は、水平駆動部の高さを調節することにより、支持部、回転駆動部、ステージを垂直方向(Z方向)に移動させる。回転駆動部(回転機構)は、ステージを載せた状態で、支持部上で回転するターンテーブル(回転板)である。ステージは、その上部にウェーハ55を載せるためのウェーハ載置台である。
上記構成の半導体素子の試験装置50は、ウェーハプローバ装置52に、各端辺が略平行に対向する端辺を有して隣接するふたつの前記端辺に沿って設けられ、複数の電極のピッチが同じである多角形の半導体素子をセットする。
次に、ウェーハプローバ装置52のプローブカードのプローブを1回目に測定する電極に接触させ、1回目のテストパターンに従ってテスタ装置51により測定をする。ここで、プローブカードは、半導体素子の各端辺に設けられた電極に対向してプローブが設けられ、1回目の測定と前記2回目の測定において異なる場所の電極にプローブが接触する構造である。なお、プローブのピッチが電極のピッチの2倍にしてもよい。
1回目の測定が終了するとテスタ装置51に1回目の測定結果をメモリなどに蓄積する。
ウェーハプローバ装置52によりウェーハ55に形成された半導体素子の電極とプローブカード54のプローブが接触しないように移動して半導体素子を所定の角度だけ回転させる。
次に、1回目に測定しなかった電極にプローブを接触させて2回目の測定を2回目のテストパターンに従って前記テスタ装置51もメモリなどに2回目の測定結果を蓄積する。
1回目と2回目の測定結果に基づいてテスタ装置51が半導体素子の良否を判定する。電極間のピッチの狭い狭ピッチ部と狭ピッチ部に設けられた電極間のピッチより広いピッチである共通部を設けた半導体素子のプロービングテストを行う前記プローブカードであり、狭ピッチ部に設けられた電極は2回に分けて測定をし、共通部は2回の測定をする。
図6の半導体素子の試験フローを用いて試験方法について説明する。最初、プローブカード54が装着されているテストヘッド59が固定され、駆動部はウェーハ55を載せるステージ部58側にある。
ステップS61では、ウェーハ搬送部56によってX/Y/Z・θ駆動機構を備えているステージ部58へウェーハ55を装着する。ウェーハ55の主面を水平に保った状態で載置してウェーハチャック57により吸着して固定する。
ステップS62ではウェーハの位置補正を行う。ステップS61で配置したウェーハ55の位置を適切な位置にするためステージ部58によりウェーハ位置を決定する。このウェーハプローバ装置52内の回転機構4は1万分の数度の精度で回動が可能という高精度回転のみではなく、例えば1度という低精度で90度、180度という大きな角度を高速回転させることが可能な回転機構である。また、回転方向も、順方向、逆方向に任意に切り替えることが可能である。また、具体的には、回転角の微調整を行う低速高精度回転、方向転換を行う高速低精度回転が可能な別々のモータを回転機構内にそれぞれ備えている。
ステップS63ではウェーハ55上に形成される半導体素子の電極にプローブを接触させる。このとき1回目の測定をするため1回目の測定対象の電極にプローブを接触させる。
ステップS64では1回目の測定を行う。テスタ装置51には測定を制御するためにテストパターンを記録した制御部を備えている。制御部はCPU、メモリなどを備えており、メモリに記録された1回目のテストパターンに基づいて1回目の測定をする。1回目に測定する電極にプローブから1回目のテスタ信号を送信し、その後半導体素子から出力される1回目のリターン信号(テスタ信号に対する半導体素子からの返信信号)を制御部が受信する。また、制御部は1回目と2回目の測定経路を切り替える機能を有している。
ステップS65ではテスタ装置51に1回目の測定データを蓄積する。ステップS64で測定した測定結果を上記制御部のメモリの1回目の測定データを蓄積する部分に記録する。
1回目のテストパターンに従って1回目の測定が完了するとウェーハ55を垂直方向に下方向に移動させウェーハとプローブとを離間する。
ステップS66ではウェーハ55を回転させる。回転機構の方向転換用のステッピングモータなどを駆動させることによって、回転させる。この方向転換による回転は大まかなものでもよい。
なお、実施例1、2では回転機構の専用モータを駆動させることでウェーハを90度単位で高速に回転させることで2回の測定が可能である。
別の例として、45度単位の回転を2回連続して実施することで90度の高速回転を行ってもよい。さらに、2回の測定は必ずしも90度回転しなくてもよく、半導体素子の形状に合った角度回転させればよい。
ステップS67ではウェーハ55の位置補正を行う。ステップS62と同じようにウェーハ55の配置を補正する。
ステップS68ではウェーハ55の電極にプローブを接触させる。このとき2回目測定をするため2回目の測定対象の電極にプローブを接触させる。
ステップS69では2回目の測定を行う。制御部のメモリに記録された2回目のテストパターンに基づいて2回目の測定をする。2回目に測定する電極にプローブから2回目の測定用テスタ信号を送信し、その後半導体素子から出力される2回目のリターン信号を制御部が受信する。
ステップS610ではテスタ装置51に2回目の測定データを蓄積する。ステップS69で測定した測定結果を上記制御部のメモリの2回目の測定データを蓄積する部分に記録する。
2回目のテストパターンに沿って2回目の測定が完了するとウェーハ55を垂直方向に下方向に移動させウェーハとプローブとを離間する。
ステップS611ではテスタ装置51側で1回目と2回目の測定結果を統合して、半導体素子の良否を出力する。2回目の測定が終わると、全ての電極を測定終了となる。
ステップS612ではウェーハ上に形成された複数の半導体素子の測定を行ったかを判定する。もし全ての半導体素子の測定が終了していればステップS63に移行して必要な回数実施して、ウェーハ上の全ての半導体素子の測定をして良否判断を行う。全ての測定が完了していればステップS613に移行する。
ステップS613では測定が終了したウェーハ55をステージ部58から取り外し、ウェーハ搬送部56によって移動する。
ステップS614では全てのウェーハ55の測定をしたかを判定する。全ての枚数分測定が完了していれば測定を終了する。まだ、全ての測定が完了していなければステップS61に移行する。
なお、検査対象となる電極列を所定の位置に配置する際に必要となる位置情報は、基準となる電極を予め設定して、2回目以降のプロービングテスト時に接触する電極列の基準電極がどの座標に位置するかを制御部のメモリに記録しておく。
なお、ウェーハプローバ装置52にもCPUなどを有する制御部を備えており、各種駆動機構によって移動されたステージがどの位置にあるか、次に必要となる移動量、移動方向を計算する。
また、本半導体素子試験の全ての処理を行うためのプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムを読み出すことのできる情報処理装置(コンピュータ)を、上記テスタ装置51とウェーハプローバ装置52の制御部に代えて用いるようにしてもよい。また、情報処理装置の演算装置(CPUやMPU)が、記録媒体に記録されているプログラムを読み出して処理を実行する。従って、このプログラム自体が処理を実現するといえる。
ここで、上記の情報処理装置としては、一般的なコンピューター(ワークステーションやパソコン)の他に、コンピューターに装着される、機能拡張ボードや機能拡張ユニットを用いることができる。
また、上記のプログラムとは、処理を実現するソフトウェアのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム等)のことである。このプログラムは、単体で使用されるものでも、他のプログラム(OS等)と組み合わせて用いられるものでもよい。また、このプログラムは、記録媒体から読み出された後、装置内のメモリ(RAM等)にいったん記憶され、その後再び読み出されて実行されるようなものでもよい。
また、プログラムを記録させる記録媒体は、情報処理装置と容易に分離できるものでもよいし、装置に固定(装着)されるものでもよい。さらに、外部記憶機器として装置に接続するものでもよい。
このような記録媒体としては、ビデオテープやカセットテープ等の磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM、MO、MD、DVD、CD−R等の光ディスク(光磁気ディスク)、ICカード、光カード等のメモリカード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等の半導体メモリなどを適用できる。
また、ネットワーク(イントラネット・インターネット等)を介して情報処理装置と接続されている記録媒体を用いてもよい。この場合、情報処理装置は、ネットワークを介するダウンロードによりプログラムを取得する。すなわち、上記のプログラムを、ネットワーク(有線回線あるいは無線回線に接続されたもの)等の伝送媒体(流動的にプログラムを保持する媒体)を介して取得するようにしてもよい。
なお、ダウンロードを行うためのプログラムは、装置内(あるいは送信側装置・受信側装置内)にあらかじめ記憶されていることが好ましい。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(付記1)
半導体ウェーハに形成された半導体素子の複数の電極にプローブを接触させ前記半導体素子を試験する試験装置において、
前記プローブは、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち1つおきの電極の位置に対応して配置され、
前記複数のプローブを一括して回転させる機構を有する
ことを特徴とする半導体素子の試験装置。
(付記2)
前記複数のプローブの1つのプローブと隣接するプローブとの間隔は、前記電極の1つの電極と隣接する電極との間隔の2倍であることを特徴とする付記1に記載の半導体素子の試験装置。
(付記3)
前記機構は前記複数のプローブを一括して回転させた後に、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち1つおきの前記電極とは別の電極の位置に前記プローブを対応して配置することを特徴とする付記1又は2に記載の半導体素子の試験装置。
(付記4)
前記複数のプローブとは別に、前記半導体素子の4隅部の電極に対応する位置に配置された第2のプローブを有することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体素子の試験装置。
(付記5)
半導体ウェハーに形成された半導体素子を試験する方法において、
前記半導体素子に形成された複数の電極の数の半分の数のプローブを準備し、
前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち、1つおきの電極に前記プローブを接触させ、前記半導体素子の1回目の試験を行ない、
前記複数のプローブを一括して90度回転させ、前記1回目の試験で前記プローブを接触させなかった残りの電極に前記プローブを接触させ、前記半導体素子の2回目の試験を行なう
ことを特徴とする半導体素子の試験方法。
(付記6)
前記ウェーハを移動または回転したときに前記ウェーハの位置補正を行うステップを設けることを特徴とする付記5の半導体素子の試験方法。
(A)半導体素子の電極の配置と1回目の測定場所を示した図である(20ピンでの実施例)。(B)半導体素子の電極の配置と1回目と2回目の測定場所を示した図である(時計方向に90度回転した後の状態の実施例) 20ピンの半導体素子に対するプローブ配置を示し、プローブのピッチを示した模式図である。 100ピンの半導体素子に対する電極配置を示し、1回目に測定する奇数端子と共通端子を示した平面図である。 100ピンの半導体素子に対する電極配置を示し、2回目に測定する偶数端子と共通端子を示した平面図である。 半導体素子の試験装置の構成を示す図である。 半導体素子の試験方法のフローを示す図である。 (A)従来のペリフェラルの電極にプローブを接触させて測定する場合の模式図である。(B)従来のエリアアレイの電極にプローブを接触させて測定する場合の模式図である。 従来のプローブ先端と基板上の配線にはんだ付けを行った平面図である。
符号の説明
1、31 半導体素子
2、32、33 電極
3 プローブカード
4 プローブ
50 半導体素子の試験装置
51 テスタ装置
52 ウェーハプローバ装置
54 プローブカード
55 ウェーハ
56 ウェーハ搬送部
57 ウェーハチャック
58 ステージ部
59 テストヘッド
510 パフォーマンスボード
511 コンタクトピン
71 ペリフェラル
72、75 電極
73、76 プローブ
74 エリアアレイ
81 プローブカード
82 プローブ
83 半田部
84 基板配線

Claims (5)

  1. 半導体ウェーハに形成された半導体素子の複数の電極にプローブを接触させ前記半導体素子を試験する試験装置において、
    前記プローブは、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち1つおきの電極の位置に対応して配置され、
    前記複数のプローブを一括して回転させる機構を有する
    ことを特徴とする半導体素子の試験装置。
  2. 前記複数のプローブの1つのプローブと隣接するプローブとの間隔は、前記電極の1つの電極と隣接する電極との間隔の2倍であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の試験装置。
  3. 前記機構は前記複数のプローブを一括して回転させた後に、前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち1つおきの前記電極とは別の電極の位置に前記プローブを対応して配置することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体素子の試験装置。
  4. 前記複数のプローブとは別に、前記半導体素子の4隅部の電極に対応する位置に配置された第2のプローブを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体素子の試験装置。
  5. 半導体ウェハーに形成された半導体素子を試験する方法において、
    前記半導体素子に形成された複数の電極の数の半分の数のプローブを準備し、
    前記半導体素子の4辺に並んで形成された電極のうち、1つおきの電極に前記プローブを接触させ、前記半導体素子の1回目の試験を行ない、
    前記複数のプローブを一括して90度回転させ、前記1回目の試験で前記プローブを接触させなかった残りの電極に前記プローブを接触させ、前記半導体素子の2回目の試験を行なうことを特徴とする半導体素子の試験方法。
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