JP3193958B2 - プロ−ブ装置およびプロ−ブ方法 - Google Patents

プロ−ブ装置およびプロ−ブ方法

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JP3193958B2
JP3193958B2 JP32994894A JP32994894A JP3193958B2 JP 3193958 B2 JP3193958 B2 JP 3193958B2 JP 32994894 A JP32994894 A JP 32994894A JP 32994894 A JP32994894 A JP 32994894A JP 3193958 B2 JP3193958 B2 JP 3193958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用の分野】本発明は、プロ−ブ装置および
プロ−ブ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウエハのチップを検査する
プロ−ブ装置の構成は、この装置のベ−スから立設した
支柱に平面的なヘッドプレ−トをベ−ス面と平行に固定
し、このヘッドプレ−トの中空部にリングインサ−トを
嵌着し、このリングインサ−トの底面にプロ−ブカ−ド
を固定し、上記ベ−スに搭載した載置台上のウエハ面と
の対向位置に配置し、ウエハの電気的特性を検査する構
成になっているのが一般的である。
【0003】この一般的なプロ−ブ装置では、テストヘ
ッドとウエハ面との間に上記部材がそれぞれ配置されて
いるので、テストヘッドとウエハとの間隔を短間隔にす
ることができない。ところが、半導体製造業界では、テ
ストヘッドとウエハとの最短間隔を望んでいる。上記テ
ストヘッドとウエハとの距離を短くする為には、テスト
ヘッドに直接プロ−ブカ−ドを設け、このテストヘッド
をウエハの対向面に配置しウエハを検査する方法が考え
られる。この方法を具体化する技術が特開平5−335
385号公報等に開示されている。
【0004】また、上記テストヘッドに直接プロ−ブカ
−ドを設け、このテストヘッドを回転させウエハの対抗
面に配置させると、当然ウエハ面に対しプロ−ブ面が殆
ど傾斜している場合がある。この傾斜したプロ−ブ面に
ウエハを平行に合わせると、ウエハを載置する載置面が
球心を軸に傾斜する技術が特開平3−290940号公
報等で開示されている。ここで、特開平3−29094
0号公報では載置面を傾斜させる技術のみ開示され、上
記テストヘッドに直接プロ−ブカ−ドを用いたことに関
しての記載がない。ここで、上記プロ−ブ面とは複数の
プロ−ブで形成した面を言う。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】上記ヘッドプレ−トを
除去したプロ−ブ装置は、テストヘッドの回転の毎にプ
ロ−ブ面が殆ど傾いてしてしまう。この傾いたプロ−ブ
面とほぼ水平に維持した載置台上のウエハ面との間に一
定の傾斜が生じることは言うまでもない。この生じた状
態で、複数のプロ−ブの内、一部のプロ−ブが適正に接
触しテスタを介して通電するが、また一部のプロ−ブは
不適正な接触の為、接触不良をおこし高精度な測定が困
難であった。
【0006】本発明の目的は、複数のプロ−ブ先端で形
成されたプロ−ブ面の傾斜と、基板面の傾斜をそれぞれ
求め、基板面をプロ−ブ面の傾斜に平行になるように調
整し、Zアップしてプロ−ブに電極を電気的に接触させ
検査するプロ−ブ装置及びプロ−ブ方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプローブ装置
は、基板の電気的特性を検査するプローブ装置におい
て、複数のプローブ先端を撮像してプローブ先端で形成
されるプローブ面の傾きを求める第1撮像手段と、基板
上に形成された複数の電極面を撮像して電極面で形成さ
れた基板面の傾きを求める第2撮像手段と、上記基板を
載置した載置台を傾斜させて上記プローブ面に上記基板
面を平行に合わせる位置調整手段と、上記第2撮像手段
で上記電極面を再度撮像し、上記基板面を平行に合わせ
る前の電極位置と平行に合わせた後の電極位置のズレ量
を求め、このズレ量だけ載置台を移動させて位置合わせ
する位置合わせ手段と、上記載置台を垂直方向に移動さ
せて上記各電極と上記各プローブとを接触させる移動手
段とを備えたことを特徴としている。また、請求項2の
プローブ装置は、上記基板面を上記プローブ面に平行に
移動させた後、上記第2撮像手段で撮像し、移動した位
置が計算で求めた位置に到達しているか否かを確認する
手段を有して構成されている。また、本発明のプローブ
方法は、プローブを撮像する第1撮像手段および基板を
撮像する第2撮像手段を備え、基板の電気的特性を検査
するプローブ方法において、複数のプローブ先端を上記
第1撮像手段で撮像してプローブ先端で形成されるプロ
ーブ面の傾きを求め、基板上に形成された複数の電極面
を上記第2撮像手段で撮像して電極面で形成された基板
の傾きを求め、上記基板を載置した載置台を傾斜させて
上記プローブ面に上記基板面を平行に合わせ、上記第2
撮像手段で基板の電極位置を再度撮像し、上記基板面を
平行に合わせる前の電極位置と平行に合わせた後の電極
位置のズレ量を求め、このズレ量だけ載置台を移動させ
て位置合わせし、上記載置台の垂直方向に移動させて上
記各電極を上記各プローブに接触させることを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1撮像手段の撮像で各プロ
−ブの位置座標を求め、この座標からプロ−ブ面の傾き
を計算で求め、更に第2撮像手段の撮像で上記基板の電
極部分で形成された面(電極面)の傾きを計算で求め、
上記プロ−ブ面に基板面(電極面)を平行に合わせ、載
置台をZアップさせることにより上記プロ−ブに電極を
接触さて検査することができる。従って、テストヘッド
の回転毎にプロ−ブ面が傾いても、接触不良をおこすこ
となく、高精度な測定が可能になる。
【0009】
【実施例】本発明のプロ−ブ装置及びプロ−ブ方法を半
導体ウエハに形成された半導体チップの電気的特性を検
査するウエハプロ−バに適用した一実施例を図を用いて
説明する。上記ウエハプロ−バは、第1図に示すよう
に、全体的なウエハプロ−バを示し、この概略構成は被
測定体のウエハ1を載置台2までロ−ドするロ−ダ部3
と、この搬送されたウエハ1の電極にプロ−ブ4を接触
させて測定し良否を検査する測定部5とからなり、テス
トヘッド6に設けられたプロ−ブカ−ド7のプロ−ブ4
と対応するチップの電極パッド(以下電極と言う)とを
位置合わせして、プロ−ブ4に電極を電気的に接触させ
て検査している。
【0010】上記測定部5には、ウエハプローバのベー
ス面8を平面方向及び平面と直交方向にに移動させる載
置台機構部9と、ウエハ1を載置した載置台2の対向面
に到達したテストヘッド6と、このテストヘッド6に固
定したプローブカード7のプローブ4と対応したチップ
の電極とを位置合わせする位置合せ機構10とから構成
されている。ここで、回転機構6Aの一端はテストヘッ
ド6の側面に、他端はウエハプローバの測定部5の側部
に取付られている。
【0011】上記載置台機構部9は、テストヘッド6に
設けたプロ−ブカ−ド7と、このプロ−ブカ−ド7の対
向面にウエハ1が載置される載置台2と、上記プロ−ブ
カ−ド7のプロ−ブ4と載置台2上のウエハ1の電極と
の位置合わせする位置合せ機構10と、この位置合せ機
構10を載置台2に固定する平台11と、上記載置台2
をZアップさせるZステ−ジ12と、載置台2を平面方
向に移動させるXYステ−ジ13となり、ウエハ1をチ
ップ長で順次ステップさせ、プロ−ビングする構成にな
っている。
【0012】上記載置台2は、図2、図3に示すよう
に、ウエハ1が載置される載置部材14の載置面15
と、この載置面15を球方向に移動させる球回転機構1
6とからなり、上記載置部材14を球回転機構16に取
り付けたユニットは平台11の上面に固定されており、
上記平台11に対し載置面15は球の中心で球回転する
ように構成されている。このように構成された上記載置
台2は平台11を介してZステ−ジ12の頂面に固定さ
れ、載置面15が自在に傾きプロ−ブ面19に平行に移
動させることができる構成になっている。上記載置面1
5を立体方向に傾ける載置台2の構造について詳細に説
明する。上記球回転機構16は、上記Zステ−ジ12の
頂面に設けた平台11の中心表面に2箇所の凸部をそれ
ぞれ突出させ、この凸部に載置面15と平行に貫通した
孔にシャフトを載置面15と平行に軸着させ、一方上記
載置部材14の裏面に2箇所の凸部をそれぞれ突出さ
せ、この凸部に載置面15と平行に貫通した孔にシャフ
トを平台と共に軸着させ、共通したシャフトで上記載置
部材14と平台11と連結している。
【0013】従って、X軸を中心軸に対して上下に揺動
し、またY軸を中心軸に対して左右向に揺動し、この揺
動量は平台11の3箇所に設けた圧電素子17の進退
(押し引き)により調整を行なっている。また、圧電素
子17の突出部の突出で持ち上げた後、降下させる時
は、常に復帰用スプリング17aが働いているので、圧
電素子17の退避時、載置面15が退避した量だけ載置
部材14の外周降下し、所定の傾きを載置面15に形成
するようになっている。
【0014】上記位置合せ機構10は、図4a〜dに示
すように、上記平台11に設けた第1撮像手段18と、
第1撮像手段18の合焦面20に進退する移動タ−ゲッ
ト21と、プロ−ブカ−ド7の下まで平面移動しウエハ
1の電極を撮像する第2撮像手段22とから成り、上記
第1撮像手段18の光軸から移動タ−ゲット21を外し
(図4b)た状態で、例えば4隅で囲われたプロ−ブ面
19のプロ−ブ4に合わせ、その位置の座標(Xp、Y
p、Zp)を求める。
【0015】上記所定位置に載置台2を降下させ、第1
撮像手段18の光軸に移動ターゲット21を突出させ、
合焦面20が合うパラメータを選択し、上記合焦面20
の座標(X0、Y0、Z0)を求め、接触距離を求める構
成に成っている。例えば、4隅のプローブ位置を求め
る。従って、4隅で囲ったプローブ面19の傾きも求め
ることができる。
【0016】上記第1撮像手段18ではウエハ面を撮像
できる構造でないので、別に設けた第2撮像手段22を
用いてウエハ面を撮像する構造なので、上記第1撮像手
段18と第2撮像手段22と位置合わせをする必要があ
る。上記第1撮像手段18と第2撮像手段22との位置
合せ手段は、図5に示すように、上記第1撮像手段18
の合焦面20に移動タ−ゲット21を突出させ、このタ
−ゲット21の表に第2撮像手段22の合焦面を合わせ
ることにより移動タ−ゲット21位置(Xo、Yo、Z
o)は上記第1撮像手段18の合焦面であり、また第2
撮像手段22の合焦面20でもある。
【0017】上記第2撮像手段22は、図6に示すよう
に、プローブ4とウエハ1の間を自由に移動し、且つ、
プローブ側からウエハ1を撮像し、上記第2撮像手段2
2の合焦面20をチップの電極位置に合わせ、その位置
(XC、YC、ZC)を求める構成になっている。上記4
箇所の位置の座標に基づいてプローブ4に対応する電極
と接触させるまでの接触距離(X、Y、Z)を計算で求
めることができる。
【0018】上記4隅のプロ−ブ4の位置を求め、上記
4隅のプロ−ブ4で形成されたプロ−ブ面19の傾きθ
を計算で求め、また4箇所電極で形成された電極面23
の傾きを計算で傾き求め、上記プロ−ブ面の傾きに平行
に電極面を合わせ載置台2を昇降させ、プロ−ブに対応
する電極を接触させる構成になっている。
【0019】次に、上記ウエハプロ−バの動作について
説明する。図7に示すように、上記プロ−ブ面傾きを求
める動作は、aプロ−ブ、bプロ−ブ、cプロ−ブ、d
プロ−ブ(図中、aプロ−ブ、bプロ−ブのみ図化、c
プロ−ブ、dプロ−ブも存在しておているが図示せず)
のそれぞれに第1撮像手段18の合焦面20を合わせ、
それぞれのプロ−ブ位置から4点(4隅にあるプロ−
ブ)の位置座標を計算で求めることにより、上記4点の
プロ−ブで囲った面の傾き、例えばθ、が容易に求める
ことができる。ここで、接触距離(プロ−ブに対応した
電極を接触させる為に移動する距離)を求める技術は、
特願平6−85759号公報に記載されているので、接
触距離については概略的な説明に止める。
【0020】上記プロ−ブ面の傾きを求めた後、第1撮
像手段18と第2撮像手段22と位置合わせをして第1
撮像手段18の撮像で求めたプロ−ブ4の位置を第2撮
像手段の記憶部22が記憶する(図5参照)。
【0021】この記憶した第2撮像手段22は、位置合
わせをした場所で待機し、第2撮像手段22の下方に検
査するチップを載置台2の移動により到達させ(図6参
照)対応するA電極、B電極(図中、C電極、D電極は
図示せず)のそれぞれの位置座標を求める。上述したよ
うに上記プロ−ブ面の傾きθを求める。上記4隅の電極
のそれぞれの位置の座標から計算で電極面23の傾きを
求める。理解をしやすいようにする為にウエハ面を水
平、例えば、傾きθ=0としてとして説明する。上記4
隅の電極のそれぞれの位置に第2撮像手段22の合焦面
20を合わせた後、載置台2を所定位置まで降下させ
る。ここで、電極面23は電極で囲った面、またはウエ
ハ面とも言う。
【0022】降下した後、図8で示すように、上記プロ
−ブ面と平行になるように上記ウエハ面を球方向にθ移
動させる。この移動により、球点から半径rの接線上に
ウエハ面があるので、上記第2撮像手段22の撮像で求
めた電極位置が△t(ウエハ面が水平時と比べて)だけ
ズレることになる。上記載置台2をZステ−ジ12の駆
動で昇降させても、接触不良の状態で検査することにな
る。
【0023】そこで、図9で示すように、プロ−ブ面1
9に電極面23を平行にさせた後、再度、プロ−ブカ−
ド7の下方に待機している第2撮像手段22で対応する
電極位置を撮像し、ウエハ面23が水平時の電極位置と
比べて、ズレを演算手段等で求める。この求めたズレ量
をZステ−ジ12及びXYステ−ジ13を介して載置台
2を移動させる。この移動後、ウエハの対応する電極位
置が差の分△tだけ移動し、所定位置(ウエハ面が水平
時の電極位置に対応した位置)に移動したことの確認を
再度第2手段で確認の撮像を行う。
【0024】そして、図10で示すように、上記載置台
2を移動させた後、Zステ−ジ12で載置台2を接触距
離(X、Y、Z)だけZ軸方向にZアップさせ、プロ−
ブ4に対応する電極をプロ−ブ4に電気的に接触させ良
否を検査する。ここで、傾きをX軸方向のみで説明した
が、原理はY軸方向、Z軸方向も同様なので説明を省略
する。
【0025】上述した上記プロ−ブ面に電極面を平行に
した後、載置台2をZ軸方向にZアップさせると記載し
たが、厳密に言うと、Z軸方向に対して垂直にプロ−ブ
面が存在していない、即ち傾きθがあるので、Zアップ
時、プロ−ブ4と電極との位置ズレが数ミクロン生じて
いる筈である。これを解決するためには、載置台2をZ
軸方向にZアップせず、プロ−ブ面と電極面とを平行に
保った状態でウエハ面をプロ−ブ面に接触させる構成で
なければならない。
【0026】そこで、上記載置台2の構成は、図11、
図12で示すように、載置面15を有し平行に平面移動
する載置板24と、この載置板24を保持する載置部材
14と、この載置部材14を球方向に回転させる球回転
機構16と、この球回転機構16を固定する平台11
と、この平台11をZアップさせるZステ−ジ12とか
らなり、プロ−ブ面19とウエハ面23とが平行になっ
た後、上記載置板24を載置部材14から平行に進退す
る構成になっている。ここで、載置板24が載置部材1
4から平行に進退する機構以外は上述した構成と同様で
ある。
【0027】上記載置板24が載置部材14から平行に
進退する動作について説明する。上記第1撮像手段18
の撮像で4隅のそれぞれのプロ−ブ位置からプロ−ブ面
19の傾きθを求める。上記第1撮像手段18と第2撮
像手段22の位置を合わせる。上記第2撮像手段22の
撮像で4隅のそれぞれの電極位置から電極面23の傾き
を求め、上記プロ−ブ面19にウエハ面23を平行に合
わせる。
【0028】図13に示す様に、上記ウエハ面を平行に
合わせることにより、水平位置にあるウエハ1の電極位
置Aが平行に合わせると、電極位置A1の位置になる。
この位置の電極A1をウエハ面と直交方向に移動させな
ければならない。その為先ず、上記第2撮像手段像22
で、例えばA電極の位置を再度撮像し、そのX軸方向の
ズレ△Q(図中A−A1間の距離)を求める。更に、ズ
レ△R(A−A2間の距離)を求め、その合計した移動
量で、載置板24を移動させ、第2撮像手段22で再確
認する。この確認後、上記A2の位置をウエハ面と直交
する方向に載置板24を進退させてプロ−ブ4に電極を
接触させる。
【0029】ここで、ウエハ1の単数チップについて説
明したが、連続して複数のチップをプロ−ビングする
時、ウエハ1の中央のチップの電極にプロ−ブ4を接触
させるには、プロ−ブ面の傾きθとチップ長からZアッ
プ量を加減し例えば、隣チップと測定中チップとのZ方
向の段差が100ミクロン有れば、隣チップが測定中チ
ップになった時、載置台のZアップ量が500ミクロン
に80ミクロンのオ−バドライブ量を加えて580ミク
ロンのZアップ量に、更に100ミクロンを加えて68
0ミクロンのZアップをする。更に次のチップを測定す
る時、順次100ミクロンを加えてプッロ−ビングする
ことは言うまでもない。
【0030】この実施例によれば、プロ−ブカ−ド7を
固定したテストヘッド6を載置台2の対向面に回転移動
させて生じるプロ−ブ面に対する傾きがあっても、この
傾きにウエハ面の傾きを合わせプロ−ビングするので、
チップ内の複数の電極に各プロ−ブ4を電気的に接触さ
せることができ、プロ−ブ4と電極の接触精度を向上さ
せることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のプロ−ブ装置及びプロ−ブ方法
では、プロ−ブ面の傾きを求め、この傾きにウエハ面を
平行に合わせることができるので、複数のプロ−ブと基
板の電極とを同時に、しかも均一に接触させることがで
き、信頼性の高いプロ−ブ検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロ−ブ装置をウエハプロ−バに用い
たウエハプロ−バ外観図。
【図2】本発明の載置機構を説明する載置機構側断面
図。
【図3】本発明の載置機構を説明する載置機構側上面
図。
【図4】本発明のプロ−ブ位置を求める動作説明図。
【図5】本発明の1撮像手段と第2撮像手段の位置合わ
せを説明する説明図。
【図6】本発明のウエハのチップの電極位置を第2撮像
手段で求める動作説明図。
【図7】本発明のプロ−ブ面の傾いている状態を説明す
る説明図。
【図8】本発明の電極面の平行時、電極位置が△tだけ
ズレることを説明する説明図。
【図9】本発明のプロ−ブの垂直下に電極が位置するよ
うに載置台をX軸移動した説明図。
【図10】本発明の載置台をZアップさせた状態を説明
する説明図。
【図11】本発明のウエハ面と直交方向に載置面が移動
することを説明する説明図。
【図12】本発明の直交方向に載置面が移動した状態を
説明する説明図。
【図13】本発明のウエハ面を平行にさせた時の電極ズ
レを説明する説明図。
【図14】本発明の電極をプロ−ブと接触する位置に載
置台を移動させた説明図。
【符号の説明】
1:ウエハ 2:載置台 3:ロ−ダ部 4:プロ−ブ 5:測定部 6:テストヘッド 10:位置合わせ機構(位置合わせ手段) 12:Zステ−ジ(移動手段) 14:載置部材 15:載置面 16:球回転機構 17:圧電素子(調整手段) 18:第1撮像手段 19:プロ−ブ面 20:第1撮像手段および第2撮像手段の合焦面 21:移動タ−ゲット 22:第2撮像手段 23:電極面(ウエハ面) 24:載置板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/68 H01L 21/68 F (56)参考文献 特開 平5−335385(JP,A) 特開 平4−196238(JP,A) 特開 平6−21166(JP,A) 特開 平4−361543(JP,A) 特開 平4−207047(JP,A) 特開 昭61−125033(JP,A) 特開 昭61−292917(JP,A) 特開 平2−65150(JP,A) 特開 平4−249705(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01B 11/00 G01B 11/26 G01R 1/073 G01R 31/26 H01L 21/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の電気的特性を検査するプローブ装
    置において、複数のプローブ先端を撮像してプローブ先
    端で形成されるプローブ面の傾きを求める第1撮像手段
    と、基板上に形成された複数の電極面を撮像して電極面
    で形成された基板面の傾きを求める第2撮像手段と、上
    記基板を載置した載置台を傾斜させて上記プローブ面に
    上記基板面を平行に合わせる位置調整手段と、上記第2
    撮像手段で上記電極面を再度撮像し、上記基板面を平行
    に合わせる前の電極位置と平行に合わせた後の電極位置
    のズレ量を求め、このズレ量だけ載置台を移動させて位
    置合わせする位置合わせ手段と、上記載置台を垂直方向
    に移動させて上記各電極と上記各プローブとを接触させ
    る移動手段とを備えたことを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のプローブ装置において、上記
    基板面を上記プローブ面に平行に移動させた後、上記第
    2撮像手段で撮像し、移動した位置が計算で求めた位置
    に到達しているか否かを確認する手段を有することを特
    徴とするプローブ装置。
  3. 【請求項3】 プローブを撮像する第1撮像手段および
    基板を撮像する第2撮像手段を備え、基板の電気的特性
    を検査するプローブ方法において、複数のプローブ先端
    を上記第1撮像手段で撮像してプローブ先端で形成され
    るプローブ面の傾きを求め、基板上に形成された複数の
    電極面を上記第2撮像手段で撮像して電極面で形成され
    た基板の傾きを求め、上記基板を載置した載置台を傾斜
    させて上記プローブ面に上記基板面を平行に合わせ、上
    記第2撮像手段で基板の電極位置を再度撮像し、上記基
    板面を平行に合わせる前の電極位置と平行に合わせた後
    の電極位置のズレ量を求め、このズレ量だけ載置台を移
    動させて位置合わせし、上記載置台の垂直方向に移動さ
    せて上記各電極を上記各プローブに接触させることを特
    徴とするプローブ方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプローブ方法において、
    上記基板面を上記プローブ面に平行に移動させた後、上
    記第2撮像手段で撮像し、移動した位置が計算で求めた
    位置に到達しているか否かを確認することを特徴とする
    プローブ方法。
JP32994894A 1994-12-05 1994-12-05 プロ−ブ装置およびプロ−ブ方法 Expired - Fee Related JP3193958B2 (ja)

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