JP3116261B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP3116261B2
JP3116261B2 JP06128126A JP12812694A JP3116261B2 JP 3116261 B2 JP3116261 B2 JP 3116261B2 JP 06128126 A JP06128126 A JP 06128126A JP 12812694 A JP12812694 A JP 12812694A JP 3116261 B2 JP3116261 B2 JP 3116261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハ(以下「ウエハ」と
いう)のプローブ装置は、ウエハ上に形成された多数の
集積回路を順次検査するために、プローブカードのプロ
ーブ針(金バンプなどの場合もある)の針先とウエハ上
の電極パッドとを繰り返し接触させる装置である。この
ようにウエハの検査をすることによりICチップをパッ
ケージングする前に不良チップを拾い出すことができ、
また歩留まりが異常に悪い場合にはプロセス工程にフィ
ードバックされ、歩留まり改善にも重要な役割を果たし
ている。
【0003】図13は従来のプローブ装置を示す図であ
り、11は、プリント基板に電気的に接触されたプロー
ブ針1を備えたプローブカードである。12はウエハの
載置台であり、この載置台12は、Z方向に移動可能な
Z移動部13の上にθ回転自在に(Z軸のまわりに回転
可能に)設けられている。Z移動部13は、X、Y方向
に移動可能な図示しないアセンブリに設けられているこ
とから、載置部12は、X、Y、Z、θ方向に移動でき
るようになる。プロービング工程では、プローブ針とウ
エハW上の電極パッドとを図示しないカメラで撮像しな
がら載置台12を回転させて電極パッドの並びとプロー
ブ針1の並びとの向きを合わせ、その後載置台12をス
テッピング移動させてプローブ針1と電極パッドとを順
次接触させてICチップを測定している。
【0004】ここで載置台12をθ回転させる機構10
0は図13及び図14に示すように構成されている。即
ち載置台12の外周縁より外方側に操作杆14が突出
し、この操作杆14の先端には球状体15が回転自在に
設けられている。一方Z移動部13側に固定されたモー
タ16によりボールネジ17が駆動され、これにより軸
受け部18がガイドレール19に案内されつつ前後に移
動する。この軸受け部18の上には、前記球状体15を
前後から挾んで転動させる軸受け部18aが設けられ、
従ってボールネジ17の回転により、球状体15が転動
しつつ操作杆14が前方あるいは後方に回動し、この結
果載置台12がθ回転することになる。従ってボールネ
ジ17の回転角つまりエンコーダのパルス数を制御する
ことにより球状体15の移動量つまり載置台12のθ回
転角を制御できる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】従来のθ回転機構
100は、ガイドレール19に沿ってボールネジ17の
軸受け部18を直線運動させ、軸受け部18a内で球状
体15を転動させる構造であるが、Z移動部13はX、
Y、Z方向に移動するため、θ回転機構100の構造が
大きいとプローブ装置全体が大型化してしまい、このた
めボールネジ17、軸受け部18及び18a、並びにガ
イドレール19として、載置台12の回転軸の軸受け部
に打ち勝てるだけの剛性を有するような大きなものを用
いることができない。
【0006】この結果ボールネジ17とその軸受け部1
8との間に介在しているボールが変形すると共にガイド
レール19も変形し、また軸受け部18aが球状体15
を前方または後方に押し出すときに押圧部分が変形し、
これらの変形量が累積することにより、モータ16を所
定量駆動しても、載置台12が所定の回転角だけ正確に
回転しない。
【0007】一方ウエハWは載置台12に載置される前
に位置合わせ機構によりプリアライメントされていて、
オリフラ(オリエンテーションフラット)の向きがプロ
ーブカード11に対して概ね合っており、θ回転機構1
00による載置台12の回転角は例えば数度と極く僅か
である。ところでデバイスの高集積化、パターンの微細
化に伴い電極パッドのサイズ及び電極パッド間の間隔が
小さくなってきているため、プローブ針1の並び及び電
極パッドの並びの向きを極めて正確に合わせる必要があ
る。従って例えば図示しないカメラでプローブ針及び電
極パッドを撮像したときの画像に基づいて演算されたモ
ータの制御量と載置台12の回転角との対応が正確にと
れないと、プローブ針及び電極パッドの配列の向きにつ
いての位置合わせ精度が低くなって、正確なコンタクト
が行えなくなり、高精度な電気的測定が困難になってく
る。
【0008】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、プローブカードに対する被
検査体の向きを正確に合わせることができ、これにより
プローブと被検査体の電極パッドとを精度良く接触させ
ることができて、高精度な電気的測定を行うことのでき
るプローブ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、X、Y、Z方
向に移動可能な移動部に、被検査体の載置部をZ軸のま
わりに回転可能に設け、この載置部上に被検査体を載せ
て載置部を回転させプローブカードに対する被検査体の
向きを合わせた後プローブカードのプローブに被検査体
の電極パッドを接触させて被検査体の電気的測定を行う
プローブ装置において、前記載置部の回転路の接線方向
に伸びるネジ軸部と、前記移動部にZ軸のまわりに回転
できるように軸支され、前記ネジ軸部を駆動する駆動部
と、前記載置部にZ軸のまわりに回転できるように軸支
されると共に、前記ネジ軸部に螺合され、ネジ軸部の回
転によりネジ軸部の長さ方向に移動する軸受け部と、を
備えてなることを特徴とする。
【0010】
【作用】駆動部によりネジ軸部を回転させると、軸受け
部がネジ軸部の長さ方向に移動して駆動部及び軸受け部
が夫々支軸のまわりに回転し、この結果が載置部がθ回
転する。本発明の構成では、ガイドレールや球状体の軸
受け部が不要であるからネジ軸部の軸受け部として大き
なものを使用できるし、変形する個所が少ないので駆動
部の駆動量と載置部の回転角とが正確に対応し、被検査
体の電極パッドとプローブとの並びの向きを正確に合わ
せることができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例の全体の概略を示す斜
視図である。図1中21はYステージであり、ベース2
2上のYガイドレール23に沿ってY方向に移動でき、
また24はXステージであり、Yステージ21上のXガ
イドレール25に沿ってX方向に移動できるよう構成さ
れている。26、27は夫々ボールネジであり、モータ
M2(X方向のモータは図では見えない)により回転し
てX、Yステージ21、24を夫々駆動する。
【0012】前記Xステージ24の上にはZ方向に移動
するZ移動部3が設けられている。即ちこのZ移動部3
は、X、Y、Z方向に移動できることになる。このZ移
動部3には、高倍率のカメラ31と、低倍率のカメラ3
2とが設けられている。前記Z移動部3の上には、θ方
向に回転自在な(周方向に回転自在な)ウエハ載置部3
3が設けられており、この載置部33はθ回転機構40
によりθ回転できるように構成されている。
【0013】次にθ回転機構40について図2〜図4を
参照しながら詳述する。前記Z移動部3は半径方向外側
に突出する支持板41を備えており、この支持板41の
上には後述のボールネジの駆動部42が上下のピボット
軸43、44によりZ軸のまわりに回転できるように軸
支されている。前記駆動部42は、モータ45及び伝達
部46よりなり、伝達部46の上下両面に夫々ピボット
軸43、44が垂直に挿入されて固定されると共に、こ
れらピボット軸43、44の先端部の外側には、夫々ピ
ボット軸43、44に対して相対的に軸のまわりに回転
できるように軸受け部47、48が設けられている。そ
して上側の軸受け部47は、カバー部51を介して前記
支持板41に、また下側の軸受け部48は直接前記支持
板41に夫々固定されており、従って駆動部42はZ移
動部3にZ軸のまわりに回転できるように軸支されてい
ることになる。
【0014】前記駆動部42には、載置部33の回転路
の接線方向に伸びるネジ軸部をなすボールネジ52が設
けられており、このボールネジ52の途中には、これに
螺合されてボールネジ52の回転により相対的に長さ方
向に移動する軸受け部53が取り付けられている。この
軸受け部53の上下両面には夫々ピボット軸54、55
が垂直に挿入されて固定されている。一方前記ウエハ載
置部33は、半径方向外側に突出する支持枠34を備え
ており、この支持枠34の内部の上下両面には、ピボッ
ト軸54、55の先端部を軸受けしてピボット軸54、
55に対して相対的に軸のまわりに回転できるように軸
受け部56、57が設けられている。従ってボールネジ
の軸受け部53は載置部33にZ軸のまわりに回転でき
るように軸支されていることになる。
【0015】そして前記載置部33の移動領域の上方に
は、インサートリング60に取り付けられたプローブカ
ード61が配置され、前記インサートリング60の装置
本体の天板に相当する図示しないヘッドプレートに着脱
自在に設けられている。前記プローブカード61は、被
検査体であるウエハW上の電極パッドの配列に対応し
て、プローブであるプローブ針6が配列されている。前
記プローブカード61と載置台33との間には、ウエハ
Wを撮像するためのカメラ35が移動体35aに支持さ
れてX方向に移動自在に設けられている。
【0016】図5はこのカメラ35とウエハ載置部33
側のカメラ31とを詳述する図であり、カメラ31、3
2はZ移動部3に支持部30aを介して固定されると共
に、支持部30aには、例えば透明な薄いガラス板に金
属膜を蒸着してなるターゲットTがカメラ31の焦点位
置に対してロッドRにより進退自在に設けられている。
下側のカメラ31は例えばCCD素子31aにレンズ3
1bを組み合わせて構成される。上側のカメラ35も同
様の構成である。
【0017】前記ウエハ載置部33をX、Y、Z方向に
移動させる機構の隣りには、プローブ装置と外部との間
のウエハWの入出力ポートをなすカセット載置棚7が配
設されている。このカセット載置棚7は、ウエハWを例
えば25枚収納できるウエハカセットCを上下2段載置
できるように構成されると共に、1段目と2段目との間
には、図6に示すようにウエハWを1枚だけトレー71
に載せて載置することができるようにウエハ載置棚72
が設けられている。なお73は後述の搬送アームが進退
する凹部である。このようにウエハを1枚だけプローブ
装置に対してセットすることができるように構成すれ
ば、ウエハを1枚だけ測定したり、プローブ装置の顕微
鏡で観察したりする場合にカセットCを着脱しなくて済
むので便利である。なおカセット載置棚は1段のみであ
ってもよいが、2段以上上下に設け、カセット載置棚を
昇降させる昇降機構のストロークを大きくとれば、次に
測定すべきウエハを収納したカセットを載置棚に待機さ
せることがてきるのでスループットが高い上、スペース
効率も良い。
【0018】また前記カセット載置棚7のカセット載置
面の左右方向の中央には、前後方向(ウエハの取り出
し、受け入れ方向)に伸び、断面が半円形状の蒲鉾型の
位置合わせ部材74、74が前後に切れ目を介して配設
される一方、カセットCの底面には、前後方向の中央部
にて左右方向に伸びる位置合わせバー75が設けられて
おり、カセットCが載置棚7にに対して正しい位置、つ
まり後述の搬送アームによりウエハの受け渡しを行うこ
とができる位置に置かれたときに、カセットC側の位置
合わせバー75が載置棚7側の位置合わせ部材74、7
4の間の切れ目に入り込むように構成されている。
【0019】ここでカセットCの位置合わせが正しくな
いときには、仮に載置棚7側の位置合わせ部材74、7
4が角型であれば、これの上にカセットCが水平に載っ
てしまい、カセットCの位置が正しくないことを見落と
すあそれがあるが、位置合わせ部材74、74を蒲鉾型
にすれば、図7に示すようにカセットCは必ず左右どち
らかに傾くため、カセットCの位置が正しくなければそ
れを一目して把握することができ、次工程のウエハWの
受け渡し時のトラブルを確実に直前に防止することがで
きる。
【0020】更にカセット載置棚7においては、図8
(a)に示すように固定板76の上に、例えばソレノイ
ドよりなる傾倒機構77により後方側を軸にして前方側
が昇降できる傾倒板78を設け、この上にカセットCを
載せるように構成してもよい。このように構成すれば、
後述の搬送アームによりカセットCに対してウエハの受
け渡しが行われるときには、傾倒板78を水平にし、ウ
エハの検査時には傾倒板78を図8(b)に示すように
後ろ側に傾倒させることにより、ウエハ載置部33の移
動時の振動によってウエハがカセットCから飛び出すと
いった不具合を防止できる。
【0021】また図1に示すように前記カセット載置棚
7の前方には、ウエハの搬送機構8が配置されている。
この搬送機構8は、Z、θ方向に移動自在な搬送基体8
0と、上下に独立して進退自在な2個の搬送アーム8
1、82とを備えており、これら搬送アーム81、82
には、ウエハWの保持を確実にするためにバキュームチ
ャックをなす吸着孔83が形成されている。この場合例
えば上側の搬送アーム81がロード用、下側の搬送アー
ム82がアンロード用として用いられる。
【0022】なおウエハ載置部31を移動させる機構に
おいては既述のようにベース体22の上にX、Yアセン
ブリが配設されるが、この場合X、Yの各ステージ2
4、21は、プローブ針6とウエハWの電極パッドとを
正確に接触させるために極めて高い水平度が要求され
る。このため従来ではベース体22及び各ガイドレール
23、25を表面研磨した後組み立てていたが、各部材
の表面は研磨後においても微視的には凹凸があり、組み
立てによりこれらの凹凸が累積されることから、図9に
示すようにガイドレール23をベース体22に取り付け
た後当該ガイドレール23の表面を研磨して水平度を出
すようにすれば、ベース体22の凹凸は吸収されてしま
い、結果としてウエハWを高い水平度をもって移動させ
ることができる。
【0023】次に上述実施例の作用について説明する。
先ず被検査体であるウエハWを例えば25枚収納したウ
エハカセットCをカセット載置棚7に載せ、ウエハ搬送
機構8の例えば上側の搬送アーム81によりカセット7
内のウエハWを取り出し、例えば搬送機構8に組み合わ
された図示しない位置合わせ機構によりウエハWの向き
が所定の向きとなるよう位置合わせ(プリアライメン
ト)された後ウエハ載置部33に搬送する。このとき載
置部33の上に検査済みのウエハWが載っているときに
は、新たなウエハWを載せる前に当該検査済みのウエハ
Wが下側の搬送アーム82により取り出される。
【0024】続いてZ移動部3に設けられたカメラ32
によりプローブ針6を広い視野で捉えてプローブ針6の
並びの方向を把握すると共に、上側のカメラ35でウエ
ハWの電極パッドの並びの方向を把握し、図示しない制
御系でカメラ32、35の撮像結果に基づいて、プロー
ブ針6の並びと電極パッドの並びとの方向が一致するに
必要な載置部33のθ回転角、つまりθ回転機構の駆動
部42の駆動量(エンコーダのパルス数)を演算する。
そしてこの演算結果に基づき、θ回転機構40の駆動部
42がボールネジ52を回転させると、駆動部42及び
軸受け部53は夫々Z移動部3及び載置部33に、Z軸
のまわりに回転できるように軸支されているので、図1
0の説明図に示すように軸受け部53がボールネジ52
に対して例えば前進し、その前進に伴いボールネジ52
が駆動部42と共にピボット軸43(44)を軸として
載置部33側に振れながら、軸受け部53が載置部33
に対してピボット軸54(55)を軸として回転する。
【0025】こうして載置部33が所定の角度θ1だけ
回転し、図11に示すようにウエハ上のICチップ9の
電極パッド91の並び及びプローブ針6の並びの向きが
一致する。次いでプローブ針6と電極パッドとのX、Y
方向の位置合わせを行った後載置部33を歩進動作させ
てウエハW上の電極パッドを順次プローブ針6に接触さ
せ、図示しないテストヘッドにより各ICチップの電気
的測定を行う。
【0026】なおプローブ針6と電極パッドとのX、Y
方向の位置合わせについては、次のようにして行う。即
ち図12(a)に示すように先ずZ移動部3を制御して
上側のカメラ35と下側のカメラ31との焦点をターゲ
ットTを用いて互に一致させる。次いで図12(b)に
示すようにZ移動部3を含むX、Y、Zアセンブリを制
御して上側のカメラ35によりウエハW上の予め定めら
れた複数の特定点を撮像し、更に図12(c)に示すよ
うに下側のカメラ31でプローブ針6を撮像する。これ
らの撮像工程は、はじめ低倍率モードで広い領域を撮像
し(プローブ針を撮像する場合カメラ32を用いる)、
次いで高倍率モードで狭い領域を撮像し、画面の中心に
目標点が位置するようにX、Y、Zアセンブリを制御す
ることによって行われる。このように上、下の両カメラ
31、35の互いの焦点を合わせておき下側のカメラ3
1によりプローブ針6を撮像し、上側のカメラ35によ
りウエハWを撮像すれば、いわば共通の撮像手段により
各部を撮像したのと同等であるから、各部の相対位置が
求まる。
【0027】上述実施例のようにして載置部33のθ回
転を行えば、従来のθ回転機構のようにガイドレールや
球状体の軸受け部が不要であるため、限られたスペース
の中ではその分ボールネジ52及びその軸受け部53を
大きくすることができ、従って載置部33を回転させる
ときに軸受け部53における螺合部のボールの変形量が
少なくしかも変形する個所が少ないのでロストモーショ
ン(ボールネジを動かしても被駆動部が動かない状態)
が少なく、ボールネジ52の回転量と載置部33の回転
角とが正確に対応する。この結果プローブの並び及び電
極パッドの並びの向きが精度よく一致させることができ
るので、プローブを電極パッドに正確に接触させること
ができ、従って高精度な電気的測定を行うことができ
る。
【0028】なお本発明のプローブ装置のプローブとし
ては、ガイド板から垂直に伸び出しているいわゆる垂直
針などと呼ばれれているプローブ針であってもよいし、
あるいはフレキシブルなフィルムに形成された金バンプ
などであってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被検査体
の載置部をθ回転せるための駆動部の駆動量と載置部の
回転角とが正確に対応するのでプローブカードに対する
被検査体の向きを正確に一致させることができ、従って
プローブを電極パッドに精度良く接触させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るθ回転機構の概略を示す
分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係るθ回転機構を示す平面図
である。
【図4】本発明の実施例に係るθ回転機構を示す断面図
である。
【図5】本発明の実施例のプローブ装置において上側カ
メラと下側カメラとの構造及びターゲットを示す側面図
である。
【図6】カセット載置棚を示す斜視図である。
【図7】カセット載置棚の正しくない位置にカセットを
載置したときの状態を示す正面図である。
【図8】カセット載置棚の他の例を示す説明図である。
【図9】ウエハ載置部の移動機構のベース体及びガイド
レールの組み立ての様子を説明する説明図である。
【図10】θ回転機構の動作を示す説明図である。
【図11】プローブ針の並び及び電極パッドの並びが一
致した状態を示す説明図である。
【図12】上側カメラと下側カメラとを用いて互いの焦
点合わせ及びプローブ針とウエハとの撮像の様子を示す
説明図である。
【図13】従来のプローブ装置の要部を示す側面図であ
る。
【図14】従来のプローブ装置の要部を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
3 Z移動部 31、32、35、 カメラ 33 ウエハ載置部 40 θ回転機構 42 駆動部 43、44、54、55 ピボット軸 52 ボールネジ 53 軸受け部 6 プローブ針 7 ウエハ載置棚 74 位置合わせ部材 75 位置合わせバー 77 傾倒機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−191293(JP,A) 特開 昭60−20830(JP,A) 実開 平5−93045(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01R 31/26,31/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X、Y、Z方向に移動可能な移動部に、
    被検査体の載置部をZ軸のまわりに回転可能に設け、こ
    の載置部上に被検査体を載せて載置部を回転させプロー
    ブカードに対する被検査体の向きを合わせた後プローブ
    カードのプローブに被検査体の電極パッドを接触させて
    被検査体の電気的測定を行うプローブ装置において、 前記載置部の回転路の接線方向に伸びるネジ軸部と、前
    記移動部にZ軸のまわりに回転できるように軸支され、
    前記ネジ軸部を駆動する駆動部と、前記載置部にZ軸の
    まわりに回転できるように軸支されると共に、前記ネジ
    軸部に螺合され、ネジ軸部の回転によりネジ軸部の長さ
    方向に移動する軸受け部と、を備えてなることを特徴と
    するプローブ装置。
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