JPH08162509A - プロ−ブ装置およびプロ−ブ方法 - Google Patents

プロ−ブ装置およびプロ−ブ方法

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JPH08162509A
JPH08162509A JP32994894A JP32994894A JPH08162509A JP H08162509 A JPH08162509 A JP H08162509A JP 32994894 A JP32994894 A JP 32994894A JP 32994894 A JP32994894 A JP 32994894A JP H08162509 A JPH08162509 A JP H08162509A
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electrode
parallel
image pickup
substrate
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Hitoshi Fujiwara
等 冨士原
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Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のプロ−ブが形成された面の傾斜、基板の
傾斜をそれぞれ求め、基板面または載置面をプロ−ブ面
の傾斜と平行に調整し、プロ−ブに電極を電気的に接続
させ検査するプロ−ブ装置を提供すること。 【構成】プロ−ブ4を撮像する第1撮像手段18及び基
板1を撮像する第2撮像手段22を設け、複数のプロ−
ブ先端で形成されるプロ−ブ面19の傾きを第1撮像手
段で求め、複数の電極面で形成された基板面23の傾き
を第2撮像手段で求め、プロ−ブ面に基板面を平行に合
わせ、プロ−ブ面を電極面に接触させて基板の電気的特
性を検査するプロ−ブ装置において、プロ−ブ面に基板
面を平行に合わせる調整手段17と、第2撮像手段で基
板の電極位置を再度撮像し、基板面を平行に合わせる前
の電極位置と平行に合わせた後の電極位置を撮像し、そ
のズレ量を求め、このズレ量だけ載置台を移動させて位
置合わせする位置合わせ手段10とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用の分野】本発明は、プロ−ブ装置および
プロ−ブ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウエハのチップを検査する
プロ−ブ装置の構成は、この装置のベ−スから立設した
支柱に平面的なヘッドプレ−トをベ−ス面と平行に固定
し、このヘッドプレ−トの中空部にリングインサ−トを
嵌着し、このリングインサ−トの底面にプロ−ブカ−ド
を固定し、上記ベ−スに搭載した載置台上のウエハ面と
の対向位置に配置し、ウエハの電気的特性を検査する構
成になっているのが一般的である。
【0003】この一般的なプロ−ブ装置では、テストヘ
ッドとウエハ面との間に上記部材がそれぞれ配置されて
いるので、テストヘッドとウエハとの間隔を短間隔にす
ることができない。ところが、半導体製造業界では、テ
ストヘッドとウエハとの最短間隔を望んでいる。上記テ
ストヘッドとウエハとの距離を短くする為には、テスト
ヘッドに直接プロ−ブカ−ドを設け、このテストヘッド
をウエハの対向面に配置しウエハを検査する方法が考え
られる。この方法を具体化する技術が特開平5−335
385号公報等に開示されている。
【0004】また、上記テストヘッドに直接プロ−ブカ
−ドを設け、このテストヘッドを回転させウエハの対抗
面に配置させると、当然ウエハ面に対しプロ−ブ面が殆
ど傾斜している場合がある。この傾斜したプロ−ブ面に
ウエハを平行に合わせると、ウエハを載置する載置面が
球心を軸に傾斜する技術が特開平3−290940号公
報等で開示されている。ここで、特開平3−29094
0号公報では載置面を傾斜させる技術のみ開示され、上
記テストヘッドに直接プロ−ブカ−ドを用いたことに関
しての記載がない。ここで、上記プロ−ブ面とは複数の
プロ−ブで形成した面を言う。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】上記ヘッドプレ−トを
除去したプロ−ブ装置は、テストヘッドの回転の毎にプ
ロ−ブ面が殆ど傾いてしてしまう。この傾いたプロ−ブ
面とほぼ水平に維持した載置台上のウエハ面との間に一
定の傾斜が生じることは言うまでもない。この生じた状
態で、複数のプロ−ブの内、一部のプロ−ブが適正に接
触しテスタを介して通電するが、また一部のプロ−ブは
不適正な接触の為、接触不良をおこし高精度な測定が困
難であった。
【0006】本発明の目的は、複数のプロ−ブ先端で形
成されたプロ−ブ面の傾斜と、基板面の傾斜をそれぞれ
求め、基板面をプロ−ブ面の傾斜に平行になるように調
整し、Zアップしてプロ−ブに電極を電気的に接触させ
検査するプロ−ブ装置及びプロ−ブ方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプロ−ブ装置
は、プロ−ブを撮像する第1撮像手段および基板を撮像
する第2撮像手段を設け、複数のプロ−ブ先端で形成さ
れるプロ−ブ面の傾きを第1撮像手段で求め、複数の電
極面で形成された基板面の傾きを第2撮像手段で求め、
上記プロ−ブ面に上記基板面を平行に合わせ、上記プロ
−ブ面を上記電極面に接触させて基板の電気的特性を検
査するプロ−ブ装置において、上記プロ−ブ面に上記基
板面を平行に合わせる調整手段と、上記第2撮像手段で
基板の電極位置を再度撮像し、上記基板面を平行に合わ
せる前の電極位置と平行に合わせた後の電極位置を撮像
し、そのズレ量を求め、このズレ量だけ載置台を移動さ
せて位置合わせする位置合わせ手段とを設けたことを特
徴としている。また、プロ−ブ面と平行になるように載
置台を移動させた後、再度第2撮像手段で撮像し移動し
た位置が求めた上記位置に到達しているか否かを確認す
るように構成した。更に、上記基板面をこの基板面と直
交する方向に昇降する移動手段を設けたことを特徴とし
ている。また、本発明のプロ−ブ方法は、プロ−ブを撮
像する第1撮像手段および基板を撮像する第2撮像手段
を設け、複数のプロ−ブ先端で形成されるプロ−ブ面の
傾きを第1撮像手段で求め、複数の電極面で形成された
基板面の傾きを第2撮像手段で求め、上記プロ−ブ面に
上記基板面を平行に合わせ、上記プロ−ブ面を上記電極
面に接触させて基板の電気的特性を検査するプロ−ブ方
法において、上記プロ−ブ面に上記基板面を平行に合わ
せ、第2撮像手段で基板の電極位置を再度撮像し、上記
基板面を平行に合わせる前の電極位置と平行に合わせた
後の電極位置を撮像し、そのズレ量を求め、このズレ量
だけ載置台を移動させて位置合わせすることを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1撮像手段の撮像で各プロ
−ブの位置座標を求め、この座標からプロ−ブ面の傾き
を計算で求め、更に第2撮像手段の撮像で上記基板の電
極部分で形成された面(電極面)の傾きを計算で求め、
上記プロ−ブ面に基板面(電極面)を平行に合わせ、載
置台をZアップさせることにより上記プロ−ブに電極を
接触さて検査することができる。従って、テストヘッド
の回転毎にプロ−ブ面が傾いても、接触不良をおこすこ
となく、高精度な測定が可能になる。
【0009】
【実施例】本発明のプロ−ブ装置及びプロ−ブ方法を半
導体ウエハに形成された半導体チップの電気的特性を検
査するウエハプロ−バに適用した一実施例を図を用いて
説明する。上記ウエハプロ−バは、第1図に示すよう
に、全体的なウエハプロ−バを示し、この概略構成は被
測定体のウエハ1を載置台2までロ−ドするロ−ダ部3
と、この搬送されたウエハ1の電極にプロ−ブ4を接触
させて測定し良否を検査する測定部5とからなり、テス
トヘッド6に設けられたプロ−ブカ−ド7のプロ−ブ4
と対応するチップの電極パッド(以下電極と言う)とを
位置合わせして、プロ−ブ4に電極を電気的に接触させ
て検査している。
【0010】上記測定部5には、ウエハプロ−バのベ−
ス面8を平面方向及び平面と直交方向に移動させる載置
台機構部9と、ウエハ1を載置した載置台2の対向面に
到達したテストヘッド6と、このテストヘッド6に固定
したプロ−ブカ−ド7と、このプロ−ブカ−ド7のプロ
−ブ4と対応したチップの電極とを合わせする位置合せ
機構10とから構成されている。ここで、回転機構6a
の一端はテストヘッド6の側面に、他端はウエハプロ−
バの測定部5の側部に取付られている。
【0011】上記載置台機構部9は、テストヘッド6に
設けたプロ−ブカ−ド7と、このプロ−ブカ−ド7の対
向面にウエハ1が載置される載置台2と、上記プロ−ブ
カ−ド7のプロ−ブ4と載置台2上のウエハ1の電極と
の位置合わせする位置合せ機構10と、この位置合せ機
構10を載置台2に固定する平台11と、上記載置台2
をZアップさせるZステ−ジ12と、載置台2を平面方
向に移動させるXYステ−ジ13となり、ウエハ1をチ
ップ長で順次ステップさせ、プロ−ビングする構成にな
っている。
【0012】上記載置台2は、図2、図3に示すよう
に、ウエハ1が載置される載置部材14の載置面15
と、この載置面15を球方向に移動させる球回転機構1
6とからなり、上記載置部材14を球回転機構16に取
り付けたユニットは平台11の上面に固定されており、
上記平台11に対し載置面15は球の中心で球回転する
ように構成されている。このように構成された上記載置
台2は平台11を介してZステ−ジ12の頂面に固定さ
れ、載置面15が自在に傾きプロ−ブ面19に平行に移
動させることができる構成になっている。上記載置面1
5を立体方向に傾ける載置台2の構造について詳細に説
明する。上記球回転機構16は、上記Zステ−ジ12の
頂面に設けた平台11の中心表面に2箇所の凸部をそれ
ぞれ突出させ、この凸部に載置面15と平行に貫通した
孔にシャフトを載置面15と平行に軸着させ、一方上記
載置部材14の裏面に2箇所の凸部をそれぞれ突出さ
せ、この凸部に載置面15と平行に貫通した孔にシャフ
トを平台と共に軸着させ、共通したシャフトで上記載置
部材14と平台11と連結している。
【0013】従って、X軸を中心軸に対して上下に揺動
し、またY軸を中心軸に対して左右向に揺動し、この揺
動量は平台11の3箇所に設けた圧電素子17の進退
(押し引き)により調整を行なっている。また、圧電素
子17の突出部の突出で持ち上げた後、降下させる時
は、常に復帰用スプリング17aが働いているので、圧
電素子17の退避時、載置面15が退避した量だけ載置
部材14の外周降下し、所定の傾きを載置面15に形成
するようになっている。
【0014】上記位置合せ機構10は、図4a〜dに示
すように、上記平台11に設けた第1撮像手段18と、
第1撮像手段18の合焦面20に進退する移動タ−ゲッ
ト21と、プロ−ブカ−ド7の下まで平面移動しウエハ
1の電極を撮像する第2撮像手段22とから成り、上記
第1撮像手段18の光軸から移動タ−ゲット21を外し
(図4b)た状態で、例えば4隅で囲われたプロ−ブ面
19のプロ−ブ4に合わせ、その位置の座標(Xp、Y
p、Zp)を求める。
【0015】上記所定位置に載置台2を降下させ、第1
撮像手段18の光軸に移動タ−ゲット21を突出させ、
合焦面20が合うパラメ−タを選択し、上記合焦面20
の座標(Xo、Yo、Zo)を求め、下記の式から接触
距離を求める構成に成っている。例えば4隅のプロ−ブ
位置を求める。従って4隅で囲ったプロ−ブ面19の傾
き も求めることがきる。
【0016】上記第1撮像手段18ではウエハ面を撮像
できる構造でないので、別に設けた第2撮像手段22を
用いてウエハ面を撮像する構造なので、上記第1撮像手
段18と第2撮像手段22と位置合わせをする必要があ
る。上記第1撮像手段18と第2撮像手段22との位置
合せ手段は、図5に示すように、上記第1撮像手段18
の合焦面20に移動タ−ゲット21を突出させ、このタ
−ゲット21の表に第2撮像手段22の合焦面を合わせ
ることにより移動タ−ゲット21位置(Xo、Yo、Z
o)は上記第1撮像手段18の合焦面であり、また第2
撮像手段22の合焦面20でもある。
【0017】上記第2撮像手段22は、図6に示すよう
に、プロ−ブ4とウエハ1の間を自在に移動し、且つ、
プロ−プ側からウエハ1を撮像し、上記第2撮像手段2
2の合焦面20をチップの電極位置に合わせ、その位置
(Xc、Yc、Zc)を求める構成になっている。上記
4箇所の位置の座標から下記の式でプロ−ブ4に対応す
る電極と接触させるまでの接触距離(X、Y、Z)を計
算で求めることができる。
【0018】上記4隅のプロ−ブ4の位置を求め、上記
4隅のプロ−ブ4で形成されたプロ−ブ面19の傾きθ
を計算で求め、また4箇所電極で形成された電極面23
の傾きを計算で傾き求め、上記プロ−ブ面の傾きに平行
に電極面を合わせ載置台2を昇降させ、プロ−ブに対応
する電極を接触させる構成になっている。
【0019】次に、上記ウエハプロ−バの動作について
説明する。図7に示すように、上記プロ−ブ面傾きを求
める動作は、aプロ−ブ、bプロ−ブ、cプロ−ブ、d
プロ−ブ(図中、aプロ−ブ、bプロ−ブのみ図化、c
プロ−ブ、dプロ−ブも存在しておているが図示せず)
のそれぞれに第1撮像手段18の合焦面20を合わせ、
それぞれのプロ−ブ位置から4点(4隅にあるプロ−
ブ)の位置座標を計算で求めることにより、上記4点の
プロ−ブで囲った面の傾き、例えばθ、が容易に求める
ことができる。ここで、接触距離(プロ−ブに対応した
電極を接触させる為に移動する距離)を求める技術は、
特願平6−85759号公報に記載されているので、接
触距離については概略的な説明に止める。
【0020】上記プロ−ブ面の傾きを求めた後、第1撮
像手段18と第2撮像手段22と位置合わせをして第1
撮像手段18の撮像で求めたプロ−ブ4の位置を第2撮
像手段の記憶部22が記憶する(図5参照)。
【0021】この記憶した第2撮像手段22は、位置合
わせをした場所で待機し、第2撮像手段22の下方に検
査するチップを載置台2の移動により到達させ(図6参
照)対応するA電極、B電極(図中、C電極、D電極は
図示せず)のそれぞれの位置座標を求める。上述したよ
うに上記プロ−ブ面の傾きθを求める。上記4隅の電極
のそれぞれの位置の座標から計算で電極面23の傾きを
求める。理解をしやすいようにする為にウエハ面を水
平、例えば、傾きθ=0としてとして説明する。上記4
隅の電極のそれぞれの位置に第2撮像手段22の合焦面
20を合わせた後、載置台2を所定位置まで降下させ
る。ここで、電極面23は電極で囲った面、またはウエ
ハ面とも言う。
【0022】降下した後、図8で示すように、上記プロ
−ブ面と平行になるように上記ウエハ面を球方向にθ移
動させる。この移動により、球点から半径rの接線上に
ウエハ面があるので、上記第2撮像手段22の撮像で求
めた電極位置が△t(ウエハ面が水平時と比べて)だけ
ズレることになる。上記載置台2をZステ−ジ12の駆
動で昇降させても、接触不良の状態で検査することにな
る。
【0023】そこで、図9で示すように、プロ−ブ面1
9に電極面23を平行にさせた後、再度、プロ−ブカ−
ド7の下方に待機している第2撮像手段22で対応する
電極位置を撮像し、ウエハ面23が水平時の電極位置と
比べて、ズレを演算手段等で求める。この求めたズレ量
をZステ−ジ12及びXYステ−ジ13を介して載置台
2を移動させる。この移動後、ウエハの対応する電極位
置が差の分△tだけ移動し、所定位置(ウエハ面が水平
時の電極位置に対応した位置)に移動したことの確認を
再度第2手段で確認の撮像を行う。
【0024】そして、図10で示すように、上記載置台
2を移動させた後、Zステ−ジ12で載置台2を接触距
離(X、Y、Z)だけZ軸方向にZアップさせ、プロ−
ブ4に対応する電極をプロ−ブ4に電気的に接触させ良
否を検査する。ここで、傾きをX軸方向のみで説明した
が、原理はY軸方向、Z軸方向も同様なので説明を省略
する。
【0025】上述した上記プロ−ブ面に電極面を平行に
した後、載置台2をZ軸方向にZアップさせると記載し
たが、厳密に言うと、Z軸方向に対して垂直にプロ−ブ
面が存在していない、即ち傾きθがあるので、Zアップ
時、プロ−ブ4と電極との位置ズレが数ミクロン生じて
いる筈である。これを解決するためには、載置台2をZ
軸方向にZアップせず、プロ−ブ面と電極面とを平行に
保った状態でウエハ面をプロ−ブ面に接触させる構成で
なければならない。
【0026】そこで、上記載置台2の構成は、図11、
図12で示すように、載置面15を有し平行に平面移動
する載置板24と、この載置板24を保持する載置部材
14と、この載置部材14を球方向に回転させる球回転
機構16と、この球回転機構16を固定する平台11
と、この平台11をZアップさせるZステ−ジ12とか
らなり、プロ−ブ面19とウエハ面23とが平行になっ
た後、上記載置板24を載置部材14から平行に進退す
る構成になっている。ここで、載置板24が載置部材1
4から平行に進退する機構以外は上述した構成と同様で
ある。
【0027】上記載置板24が載置部材14から平行に
進退する動作について説明する。上記第1撮像手段18
の撮像で4隅のそれぞれのプロ−ブ位置からプロ−ブ面
19の傾きθを求める。上記第1撮像手段18と第2撮
像手段22の位置を合わせる。上記第2撮像手段22の
撮像で4隅のそれぞれの電極位置から電極面23の傾き
を求め、上記プロ−ブ面19にウエハ面23を平行に合
わせる。
【0028】図13に示す様に、上記ウエハ面を平行に
合わせることにより、水平位置にあるウエハ1の電極位
置Aが平行に合わせると、電極位置A1の位置になる。
この位置の電極A1をウエハ面と直交方向に移動させな
ければならない。その為先ず、上記第2撮像手段像22
で、例えばA電極の位置を再度撮像し、そのX軸方向の
ズレ△Q(図中A−A1間の距離)を求める。更に、ズ
レ△R(A−A2間の距離)を求め、その合計した移動
量で、載置板24を移動させ、第2撮像手段22で再確
認する。この確認後、上記A2の位置をウエハ面と直交
する方向に載置板24を進退させてプロ−ブ4に電極を
接触させる。
【0029】ここで、ウエハ1の単数チップについて説
明したが、連続して複数のチップをプロ−ビングする
時、ウエハ1の中央のチップの電極にプロ−ブ4を接触
させるには、プロ−ブ面の傾きθとチップ長からZアッ
プ量を加減し例えば、隣チップと測定中チップとのZ方
向の段差が100ミクロン有れば、隣チップが測定中チ
ップになった時、載置台のZアップ量が500ミクロン
に80ミクロンのオ−バドライブ量を加えて580ミク
ロンのZアップ量に、更に100ミクロンを加えて68
0ミクロンのZアップをする。更に次のチップを測定す
る時、順次100ミクロンを加えてプッロ−ビングする
ことは言うまでもない。
【0030】この実施例によれば、プロ−ブカ−ド7を
固定したテストヘッド6を載置台2の対向面に回転移動
させて生じるプロ−ブ面に対する傾きがあっても、この
傾きにウエハ面の傾きを合わせプロ−ビングするので、
チップ内の複数の電極に各プロ−ブ4を電気的に接触さ
せることができ、プロ−ブ4と電極の接触精度を向上さ
せることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のプロ−ブ装置及びプロ−ブ方法
では、プロ−ブ面の傾きを求め、この傾きにウエハ面を
平行に合わせることができるので、複数のプロ−ブと基
板の電極とを同時に、しかも均一に接触させることがで
き、信頼性の高いプロ−ブ検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロ−ブ装置をウエハプロ−バに用い
たウエハプロ−バ外観図。
【図2】本発明の載置機構を説明する載置機構側断面
図。
【図3】本発明の載置機構を説明する載置機構側上面
図。
【図4】本発明のプロ−ブ位置を求める動作説明図。
【図5】本発明の1撮像手段と第2撮像手段の位置合わ
せを説明する説明図。
【図6】本発明のウエハのチップの電極位置を第2撮像
手段で求める動作説明図。
【図7】本発明のプロ−ブ面の傾いている状態を説明す
る説明図。
【図8】本発明の電極面の平行時、電極位置が△tだけ
ズレることを説明する説明図。
【図9】本発明のプロ−ブの垂直下に電極が位置するよ
うに載置台をX軸移動した説明図。
【図10】本発明の載置台をZアップさせた状態を説明
する説明図。
【図11】本発明のウエハ面と直交方向に載置面が移動
することを説明する説明図。
【図12】本発明の直交方向に載置面が移動した状態を
説明する説明図。
【図13】本発明のウエハ面を平行にさせた時の電極ズ
レを説明する説明図。
【図14】本発明の電極をプロ−ブと接触する位置に載
置台を移動させた説明図。
【符号の説明】
1:ウエハ 2:載置台 3:ロ−ダ部 4:プロ−ブ 5:測定部 6:テストヘッド 10:位置合わせ機構(位置合わせ手段) 12:Zステ−ジ(移動手段) 14:載置部材 15:載置面 16:球回転機構 17:圧電素子(調整手段) 18:第1撮像手段 19:プロ−ブ面 20:第1撮像手段および第2撮像手段の合焦面 21:移動タ−ゲット 22:第2撮像手段 23:電極面(ウエハ面) 24:載置板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロ−ブを撮像する第1撮像手段および
    基板を撮像する第2撮像手段を設け、複数のプロ−ブ先
    端で形成されるプロ−ブ面の傾きを第1撮像手段で求
    め、複数の電極面で形成された基板面の傾きを第2撮像
    手段で求め、上記プロ−ブ面に上記基板面を平行に合わ
    せ、上記プロ−ブ面を上記電極面に接触させて基板の電
    気的特性を検査するプロ−ブ装置において、 上記プロ−ブ面に上記基板面を平行に合わせる調整手段
    と、第2撮像手段で基板の電極位置を再度撮像し、上記
    基板面を平行に合わせる前の電極位置と平行に合わせた
    後の電極位置を撮像し、そのズレ量を求め、このズレ量
    だけ載置台を移動させて位置合わせする位置合わせ手段
    とを設けたことを特徴とするプロ−ブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のプロ−ブ装置において、上記
    載置台をプロ−ブ面に平行に移動させた後、再度第2撮
    像手段で撮像し、移動した位置が計算で求めた位置に到
    達しているかを確認することを特徴とするプロ−ブ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1のプロ−ブ装置において、上記
    プロ−ブ面に平行に合わせた上記基板面を直交方向に移
    動させてプロ−ブ面に基板面を合致させる移動手段を設
    けたことを特徴とするプロ−ブ装置。
  4. 【請求項4】 プロ−ブを撮像する第1撮像手段および
    基板を撮像する第2撮像手段を設け、複数のプロ−ブ先
    端で形成されるプロ−ブ面の傾きを第1撮像手段で求
    め、複数の電極面で形成された基板面の傾きを第2撮像
    手段で求め、上記プロ−ブ面に上記基板面を平行に合わ
    せ、上記プロ−ブ面を上記電極面に接触させて基板の電
    気的特性を検査するプロ−ブ方法において、 上記プロ−ブ面に上記基板面を平行に合わせ、第2撮像
    手段で基板の電極位置を再度撮像し、上記基板面を平行
    に合わせる前の電極位置と平行に合わせた後の電極位置
    を撮像し、そのズレ量を求め、このズレ量だけ載置台を
    移動させて位置合わせすることを特徴とするプロ−ブ方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4のプロ−ブ方法において、上記
    載置台をプロ−ブ面に平行に移動させた後、再度第2撮
    像手段で撮像し、移動した位置が求めた上記位置に到達
    しているか否かを確認するとを特徴とするプロ−ブ方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4のプロ−ブ方法において、上記
    プロ−ブ面に平行に合わせた上記基板面を直交方向に移
    動させてプロ−ブ面に基板面を合致させることを特徴と
    するプロ−ブ方法。
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KR101064553B1 (ko) * 2009-12-23 2011-09-14 양 전자시스템 주식회사 프로브 핀의 위치 자동 보정 기능을 갖는 프로브 구동 장치

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