JP2008241132A - パネルの取付構造 - Google Patents

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Seiji Kobayashi
誠治 小林
Tomoyuki Sanada
智之 真田
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Abstract

【課題】着脱作業を効率的に行ない得るパネルの取付構造を提供する。
【解決手段】ルーバーパネル82は、上枠部84に設けられて上方に位置する係合位置および上枠部84と略同一の高さに臨んだ解除位置に弾性変形可能な第1係合手段86,86と、ルーバーパネル82の下枠部に設けた差込部とを備える。また、筐体における開口部11aを画成する内周上部に係止孔15c,15cを形成すると共に、内周下部に係合片を形成する。そして、ルーバーパネル82の差込部を係合片に係合させたもとでルーバーパネル82を開口部11aに臨ませ、係合位置となった第1係合手段86,86が係止孔15c,15cに係合することで、ルーバーパネル82が筐体に取付けられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、製氷機や冷蔵庫等の筐体に取付けられ、機械室に連通する開口部を塞ぐパネルの取付構造に関するものである。
製氷機や冷蔵庫等では、筐体に内部画成した機械室に、製氷部あるいは庫内を冷却するための冷却機構が配設されている。冷却機構は、圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブ、蒸発器等から基本的に構成され、前記凝縮器としては、機械室に配設した冷却ファンにより強制空冷して冷媒との間で熱交換を行なう空冷式のものが採用されている(例えば、特許文献1参照)。
図7(a),(b)は、従来の製氷機50を示す概略斜視図であって、製氷機本体をなす筐体52の前部には、内部画成した機械室54と対応する位置に開口部52aが大きく開設され、この開口部52aにパネル56が着脱自在に取付けられる。このパネル56は、後方に開放する矩形箱体状に形成され、前記開口部52a全体を閉塞し得る大きさに設定されている。また、パネル56には、空気取入口56aおよび空気排出口56bが複数形成され、該空気取入口56aから外部空気を機械室54へ取入れた後、該機械室54内で熱交換された空気を空気排出口56bから排出するようになっている。
図7(b)に示すように、前記筐体52の両側板58,58の前面には、前記パネル56を引っ掛けて支持する固定具60,60が前方へ突出した状態で設けられている。なお、図7(b)では空気取入口56aおよび空気排出口56bは図示省略してある。そして、この固定具60,60をパネル56裏面の対応する部位に設けた係合孔(ダルマ穴)62,62に挿入することで、前記パネル56で開口部52aを前側から塞ぐようになっている。
前記固定具60は、所定長さの円柱状の本体部60aの後端が図示しないリベットにより側板58にカシメ固定されている。また、本体部60aの前端に、該本体部60aより大径の円盤状部60bが設けられている。一方、前記ダルマ穴62は、前記固定具60の円盤状部60bを挿入可能な大径の挿入部62aと、該挿入部62aの上方に連設されて円盤状部60bよりも小径な係止部62bとから構成されている。そして、前記ダルマ穴62の挿入部62aに固定具60の円盤状部60bを挿入した後、パネル56全体を下方にスライドさせることで、円盤状部60bをダルマ穴62の係止部62bに係止させるようになっている。その後、前記パネル56の下面に設けた固定片64に挿通した固定ネジ68を、筐体52におけるベース板66の前面に設けたネジ孔66aに螺挿することで、パネル56を筐体52に固定するようになっている。
特開2003−28545号公報
このように、従来例に係るパネルの取付構造では、固定具60、リベット、固定ネジ68等の部材を要し、部品点数が多くなってコスト高となる要因となっていた。また、従来例では、パネル56を下方へスライドさせてダルマ穴62に固定具60を係合させる構成であるため、図7(a)に示す如く、パネル56と、筐体52のフロントパネル70との間に必ず隙間72が生じる構造となっていた。この隙間72により、製氷機50の見栄えが悪くなると共に、該隙間72にホコリが溜まり易く、製氷機50が不衛生となる問題があった。
また、前記固定ネジ68は、ベース板66の前面側に螺挿されるため、パネル56の取付け後も固定ネジ68が製氷機50の外部に露出した状態となる。このため、厨房等の高温多湿な設置環境により固定ネジ68が錆びてしまい、固定ネジ68を外せなくなることもあった。更に、固定ネジ68は外部に露出しているため、使用者は容易に固定ネジ68にアクセスすることができる。このため、使用者が安易にパネル56を取外し、機械室54内の凝縮器やファンモータ等(何れも図示せず)に触れてしまう畏れもあった。
そこで本発明は、従来技術に係るパネルの取付構造に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、簡易な構造で着脱作業を効率的にし得るパネルの取付構造を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に係る発明のパネルの取付構造は、
機械室が内部画成された筐体における機械室と対応する部位に開口部が開設され、該開口部を筐体に着脱自在に取付けたパネルで塞ぐようにした装置において、
前記パネルの上面に、上方に位置する係合位置および下方に位置する解除位置に弾性変形可能な第1係合手段が形成されると共に、該パネルの下面に第2係合手段が形成され、
前記筐体における前記開口部を画成する内周上部に第3係合手段が形成されると共に、内周下部に第4係合手段が形成され、
前記パネルの第2係合手段を第4係合手段に係合させたもとで、該パネルの上部を機械室側に押し込むことで、一旦解除位置まで弾性変形した後に係合位置に弾性復帰した前記第1係合手段が前記第3係合手段に係合して、パネルが前記開口部を塞いだ状態で筐体に取付けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、パネルをワンタッチで容易に着脱することができ、着脱作業を効率的にし得る。また、従来例の如く、ダルマ穴を使用していないので、パネルの取付け時に下方へスライドさせる必要がない。従って、パネルと開口部を画成する筐体の他のパネルとの間に生ずる隙間を僅かにすることができる。すなわち、パネルが筐体に整合して見栄えを向上し得ると共に、隙間にホコリが溜まり難くなって衛生的となる。更に、従来例の如く、外部に露出する固定ネジを必要とせず、該固定ネジが錆びてしまうと云った弊害もない。
請求項2に係るパネルの取付構造では、第1係合手段は、前記パネルの上面に設けられて表側から裏側に向けて上方傾斜する弾性片と、該弾性片の後端に設けられて上方に突出する係合部とから構成され、該係合部が前記第3係合手段としての係止孔に収納されることで係合するようになっている請求項1記載のパネルの取付構造。
請求項2の発明によれば、パネルを取付けた後も該パネルの上面から突出する弾性片にアクセスし易く、パネルの取外し作業を容易にし得る。
本発明に係るパネルの取付構造によれば、パネルをワンタッチで容易に筐体に取付けることができる。
次に、本発明に係るパネルの取付構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では製氷機に設けたパネルとしてのルーバーパネルについて説明するが、本発明が採用し得る装置としては、冷蔵庫や冷凍庫等、冷却機構を備えた装置であればよい。また、以下の説明において、前・後および左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すように製氷機を正面側から見た場合において指称するものとする。
図1に示す如く、実施例に係る製氷機10は、その本体をなす筐体11の内部に、製氷機構(図示せず)で製造された氷塊を貯蔵するための貯氷室12と、冷却機構13(図3参照)を収納する機械室14とが上下の関係で画成されている。上側に位置する貯氷室12と対応する筐体11の前面には、該筐体11に開設された開口と対応する矩形状の開口部15aが形成された前カバー部材15が配設され、該開口部15aを介して氷塊が取出されるようになっている。また筐体11には、前カバー部材15の開口部15aを閉閉自在な扉16が配設してある。前カバー部材15は、後側に開放する矩形箱状に成形され、その下板15bには、図2に示す如く、幅方向(図1の左右方向)に離間して一対の係止孔(第3係合手段)15c,15cが上下に貫通するよう形成されている。
前記筐体11の下側に画成された機械室14には、図3に示す如く、冷却機構13を構成する空冷式の凝縮器17、冷却ファン(図示せず)および圧縮機18が、機械室14の底部を構成するベース板19上に左側から右側に向けて順に配置されている。また、筐体11を構成する左右の側板21,21における機械室14と対応する前部の夫々には、図3に示すように、内側(他方の側板21側)に向けて直角に折曲された前面部21aが形成される。そして、図3に示すように、前記前カバー部材15、両前面部21a,21aおよびベース板19により、機械室14に連通する開口部11aが画成されている。前記ベース板19における前側の下面には、図3または図4に示す如く、前側に所定長さで延出する支持板23が配設されると共に、該支持板23には、幅方向に離間して一対の係合片(第4係合手段)23a,23aが上方に向けて折曲形成されている。また、前記ベース板19および側板21,21は、前方から螺挿された合体ボルト80,80によりネジ止めされており、この合体ボルト80,80は、側板21,21の前面部21a,21aから所定量だけ前方に突出している(図4参照)。
前記筐体11における開口部11aの前側に、ルーバーパネル82が着脱自在に取付けられる。このルーバーパネル82は、図5および図6に示すように、樹脂等を後方が開放した矩形箱体状に形成して構成される。ルーバーパネル82の上下寸法は、該パネル82を筐体11に取付けた際に、前記前カバー部材15の下板15bとの間に僅かな隙間Sが生じる値に設定される。また、ルーバーパネル82の幅寸法は、筐体11の幅寸法と略一致している。なお、ルーバーパネル82には、幅方向中央に設けられた仕切壁82aを挟んで空気吐出口または空気排出口として機能する2つの通気口82b,82bが開設され、一方の通気口82bから空冷用の外部空気を機械室14内へ取り込むと共に、該機械室14内で熱交換された空気を他方の通気口82bから排出するよう構成される。また、各通気口82bには、複数の羽根板27が一定間隔で上下方向に配設されている。
ルーバーパネル82の上面を形成する上枠部(上面)84には、左右の端部近傍に第1係合手段86が夫々設けられ、該第1係合手段86は、ルーバーパネル82を開口部11aに取付けた際に、前記前カバー部材15の係止孔15cと係合するよう構成される。図2に示すように、各第1係合手段86は、弾性変形可能な薄板状の弾性片88と、該弾性片88の後端部に形成した突状の係合部90とから構成されている。弾性片88は、パネル82の上枠部84に一体成形された樹脂等の弾性体であって、前記上枠部84の前後方向略中央位置から後方(すなわち、製氷機10の表側から裏側)に向けて所定角度で上方傾斜している。すなわち、この弾性片88は、ルーバーパネル82を筐体11に取付けた後も、前記上枠部84から上方に突出した姿勢とされて、使用者は、製氷機10の前方から前記隙間Sを介して弾性片88を視認し得るよう設定される(図1参照)。
前記係合部90は、後端が前方に向かうにつれて上方傾斜すると共に、前端が略垂直な面を形成するよう構成され、ルーバーパネル82を筐体11に取付けた際に、該係合部90が前記前カバー部材15の係止孔15cに臨むようになっている。各係合部90の幅寸法は、係止孔15cよりも僅かに小さく設定され、該係合部90が係止孔15cに係合した際にルーバーパネル82の左右の位置決めがなされるようになっている。
前記第1係合手段86は、常には係合部90が上方に位置する係合位置にあって、ルーバーパネル82を筐体11に嵌め込んだ際に係合部90が係止孔15cに臨むよう構成される(図2の実線参照)。また、ルーバーパネル82を取外す際には、マイナスドライバー等の工具Tを前記隙間Sに挿入し、該隙間Sに臨む弾性片88を押圧する。これにより、弾性片88が略水平姿勢となるまで弾性変形して、係合部90を係止孔15cから離脱した解除位置(図2の二点鎖線参照)とすることで、係合部90および係止孔15cの係合を解除するよう構成される。
図5に示すように、前記ルーバーパネル82における各第1係合手段86の前方に位置する部位に、案内溝92が僅かな深さで凹設されている。この案内溝92により、ルーバーパネル82と前カバー部材15との間の前記隙間Sが上下方向に若干拡張される。また、案内溝92の上面は、図2に示すように、前記弾性片88と略同一角度で上方傾斜しており、前記隙間Sに工具Tを挿入した際に、該案内溝92が工具Tを案内するようになっている。なお、前記隙間Sの上下寸法は、手指が入らない寸法に設定されており、工具Tを用いることなくルーバーパネル82を簡単には取外しできないように構成して、不必要な機械室14内へのアクセスを抑制し得るようにしてある。
図6に示すように、ルーバーパネル82の下部を構成する下枠部(下面)94には、所定幅(支持板23より若干長い寸法)で盛り上がる段状部96が形成され、該段状部96の左右の端部近傍に矩形状の差込部(第2係合手段)98が夫々上下方向に貫通して設けられている。この差込部98は、ルーバーパネル82を取付ける際に、前記支持板23の係合片23aが挿入されて、下枠部94を支持板23に係合する機能を果たしている。差込部98の幅寸法は、係合片23aの幅寸法よりも僅かに大きく設定され、差込部98に係合片23aを係合させた際にルーバーパネル82の左右方向への位置決めが達成される。また、下枠部94における段状部96の左右両端の境界に形成される段部100,100は、案内部として機能するようになっており、前記差込部98に係合片23aを挿入する際に、該係合片23aをこの段部100に沿わせることで係合片23aを差込部98へ誘導することができる。更に、下枠部94における段状部96から外れた左右両端の後縁部に切欠102,102が形成され、ルーバーパネル82を筐体11に取付けた際に、前記合体ボルト80,80がこの切欠102,102に収容されるようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るパネルの取付構造の作用について、以下説明する。
ルーバーパネル82を筐体11に取付ける際には、先ず始めに、ルーバーパネル82の下枠部94を開口部11aに臨ませ、該下枠部94に設けた差込部98,98に支持板23の係合片23a,23aを挿入させる。このとき、前記係合片23aを下枠部94の段部100に沿わせることで左右の位置決めがなされ、該係合片23aを確実に差込部98に差込むことができる。また、前記切欠102,102に側板21,21の合体ボルト80,80が収容されるので、該合体ボルト80,80が下枠部94に干渉することはない。しかも、前記段部100,100と同様に、この切欠102,102によって下枠部94の左右方向への位置決めがなされ、ルーバーパネル82の取付けが効率的となる。
次に、前記差込部98,98に係合片23a,23aを挿入した状態で、ルーバーパネル82の上部を開口部11a(機械室側)に押し込み、該ルーバーパネル82の上枠部84を前カバー部材15の下側に臨ませる。このとき前記第1係合手段86の係合部90は係合位置に位置しているものの、該係合部90の後部が前カバー部材15の下板15bにより押圧され、前記弾性片88が下方へ弾性変形するので、第1係合手段86が前カバー部材15に引っ掛かってしまうことはない。ルーバーパネル82を更に押し込み係合部90が前記係止孔15cに到来すると、弾性片88が弾性復帰し、係合部90は係止孔15c内に臨む。これより、係合部90が係止孔15cに係合し、ルーバーパネル82が筐体11に取付けられる。
すなわち、実施例に係るルーバーパネル82は、差込部98に係合片23aを挿入した後、ルーバーパネル82の上部を開口部11a側へ押し込むだけで、筐体11にワンタッチで取付けることができる。従って、ルーバーパネル82の取付作業を効率的に行なうことができる。また、実施例に係る取付構造によれば、従来例の如く、パネル56を下方にスライドさせる必要はなく、ルーバーパネル82と前カバー部材15との隙間Sを僅かにすることができる。従って、隙間Sにホコリ等が溜まり難くなり、製氷機10を衛生的に維持し得ると共に、製氷機10の美観が損なわれることもない。また、ルーバーパネル82を筐体11に取付けると、前記合体ボルト80,80は、ルーバーパネル82に覆われて外部に露出することがない。従って、合体ボルト80に水分が付着し難くなり、該ボルト80が錆びてしまうのを抑制し得る。しかも、合体ボルト80がルーバーパネル82により覆われて外部から視認されないので、使用者が安易に合体ボルト80を取外してしまうと云ったこともなくなる。
次に、ルーバーパネル82を筐体11から取外す際には、マイナスドライバー等の工具Tをルーバーパネル82と前カバー部材15との間の隙間Sに挿入し、一方の第1係合手段86の弾性片88を押し下げる。このとき、弾性片88は、ルーバーパネル82の上枠部84から後方に向けて上方傾斜した係合位置にあるので、弾性片88を製氷機10の前方から視認でき、工具Tを弾性片88へ確実にアクセスさせることができる。従って、第1係合手段86の解除に要する労力が低減されて作業性を向上し得る。更に、ルーバーパネル82に設けた案内溝92により、前記隙間Sの案内溝92を設けた部位が若干拡張されているので、工具Tを容易に挿入することが可能となる。しかも、案内溝92の上面は、弾性片88と同様な傾斜角度に設定されているので、弾性片88へのアクセス性がより向上される。更に、案内溝92を設けることで、工具Tの挿入箇所が明確となり、使用者が工具Tの挿入箇所を誤ると云ったことがない。但し、前記隙間Sの上下寸法は、手指が入らない寸法に設定してあるから、該隙間Sに差し込み得る工具Tを用いない限り、ルーバーパネル82は取外すことができず、不必要な機械室14内へのアクセスを抑制することができる。
工具Tにより弾性片88を押し下げると、該弾性片88は弾性変形して係合部90が下方へ移動する。そして、係合部90が係止孔15cから完全に抜け出すと、該係合部90および係止孔15cの係合が解除され、一方の第1係合手段86が前カバー部材15から解放される。そして、残る第1係合手段86についても、上記と同様な手順によって係止孔15cとの係合を解除することで、ルーバーパネル82の上枠部84が前カバー部材15から取外される。次に、ルーバーパネル82を上方へ持ち上げ、支持板23の係合片23aを下枠部94の差込部98から抜き出して、ルーバーパネル82を筐体11から取外す。すなわち、実施例に係る取付構造によれば、第1係合手段86と係止孔15cとの係合を解除するだけで容易にルーバーパネル82を筐体11から取外すことができる。従って、ルーバーパネル82を取外す際に、従来例の如く、固定ネジ68等を外す手間が省略され、ルーバーパネル82の取外し作業を効率的にし得る。しかも、従来のように、外部に露出した固定ネジ68が錆びてしまい、ルーバーパネル82を取外せなくなると云った弊害もない。
〔変更例〕
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
実施例では、第1〜第4係合手段86,98,15c,23aを夫々2つずつ設けた場合を示したが、これら係合手段を3つ以上設けるようにしてもよい。また、実施例では、ルーバーパネル82を筐体11の前面に設けた場合を示したが、機械室14に対応する箇所であれば、該ルーバーパネル82を筐体11の側方や後方に取付けるようにしてもよい。更に、第2および第4係合手段98,23aについては、実施例とは逆の構成、すなわち、差込部98を支持板23に形成すると共に、係合片23aを段状部96の下面から下方へ延出するよう設けてもよい。実施例では、パネルとしてルーバーパネル82を採用したが、複数の通孔を穿設したパネル、あるいは通孔のないパネルであってもよい。更に、実施例では、機械室14が筐体11の下側に画成される装置で説明したが、該機械室14が筐体11の上側に画成される装置であってもよい。
実施例に係る製氷機の全体を示す正面図である。 ルーバーパネルの取付構造の要部を示す縦断面図である。 ルーバーパネルを取外した状態で示す製氷機の要部正面図である。 ルーバーパネルの取付構造の要部を示す縦断面図である。 ルーバーパネルを示す全体斜視図である。 ルーバーパネルの下部を後側から見た斜視図である。 従来例に係るパネルの取付構造を示す概略斜視図であって、(a)はパネルを取付けた状態を示し、(b)はパネルを取外した状態を示す。
符号の説明
11 筐体,11a 開口部,14 機械室,15c 係止孔(第3係合手段)
23a 係合片(第4係合手段),82 ルーバーパネル(パネル)
84 上枠部(上面),86 第1係合手段,88 弾性片,90 係合部
94 下枠部(下面),98 差込部(第2係合手段)

Claims (2)

  1. 機械室(14)が内部画成された筐体(11)における機械室(14)と対応する部位に開口部(11a)が開設され、該開口部(11a)を筐体(11)に着脱自在に取付けたパネル(82)で塞ぐようにした装置において、
    前記パネル(82)の上面(84)に、上方に位置する係合位置および下方に位置する解除位置に弾性変形可能な第1係合手段(86,86)が形成されると共に、該パネル(82)の下面(94)に第2係合手段(98,98)が形成され、
    前記筐体(11)における前記開口部(11a)を画成する内周上部に第3係合手段(15c,15c)が形成されると共に、内周下部に第4係合手段(23a,23a)が形成され、
    前記パネル(82)の第2係合手段(98,98)を第4係合手段(23a,23a)に係合させたもとで、該パネル(82)の上部を機械室側に押し込むことで、一旦解除位置まで弾性変形した後に係合位置に弾性復帰した前記第1係合手段(86,86)が前記第3係合手段(15c,15c)に係合して、パネル(82)が前記開口部(11a)を塞いだ状態で筐体(11)に取付けられる
    ことを特徴とするパネルの取付構造。
  2. 前記第1係合手段(86,86)は、前記パネル(82)の上面(84)に設けられて表側から裏側に向けて上方傾斜する弾性片(88,88)と、該弾性片(88,88)の後端に設けられて上方に突出する係合部(90,90)とから構成され、該係合部(90,90)が前記第3係合手段としての係止孔(15c,15c)に収納されることで係合するようになっている請求項1記載のパネルの取付構造。
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