JP5367794B2 - ファンモータの取付構造 - Google Patents

ファンモータの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5367794B2
JP5367794B2 JP2011224128A JP2011224128A JP5367794B2 JP 5367794 B2 JP5367794 B2 JP 5367794B2 JP 2011224128 A JP2011224128 A JP 2011224128A JP 2011224128 A JP2011224128 A JP 2011224128A JP 5367794 B2 JP5367794 B2 JP 5367794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
shroud
fan motor
base
side end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011224128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012037231A (ja
Inventor
亮 板倉
小林  実
伸二 宮崎
昭之 友塚
英治 原
富夫 陶山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2011224128A priority Critical patent/JP5367794B2/ja
Publication of JP2012037231A publication Critical patent/JP2012037231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5367794B2 publication Critical patent/JP5367794B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

本発明は、凝縮器を空冷するファンモータを基台に取り付けるための取付構造に関するものである。
図7に示す如く、製氷機10は、略箱形をなす筐体11の内部を上下に区画して、上方に貯氷室14を画成すると共に、該貯氷室14の下方に冷凍機構17が設置される機械室16を画成している。そして、貯氷室14の内部上方に製氷機構15が配設され、該製氷機構15で製造された角氷Iを貯氷室14内に貯留するようになっている。前記冷凍機構17は、前記製氷機構15を構成する蒸発管(図示せず)に冷媒を循環供給するものであり、前記機械室16の底部に敷設固定される基台18上に配置されている。具体的には、前記機械室16の前面側(製氷機本体の手前側)に凝縮器30が配設され、その奥にファンモータ40が配設され、最も奥側に圧縮機CMが配設されている。なお、前記機械室16の前方右側部分には、前後方向に貫通するスリット19が多数形成されて該機械室16を開放可能に閉成する前面パネル11aが配設されている。また前記機械室16の右方を構成する側面パネル11bに左右方向に貫通するスリット19が多数形成されている。そして、ファンモータ40を駆動することで、前側のスリット19を介して機械室16内に吸い込んだ外部空気で凝縮器30や圧縮機CMを空冷し、熱交換後の空気を右側のスリット19から外部に吹き出すようになっている。
このような構成の製氷機10においてファンモータ40は、稼働率が高く故障頻度が高い点や、省スペースの問題で前記冷凍機構17が密集している機械室16内に配設されている点を考えて、簡単に取り外しが可能であることが望まれている。そこで、ファンモータ40をブラケットに取り付け、このブラケットを基台に対して固定するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に係るファンモータを取り付けたブラケットは、対向する2つの脚部を備え、各脚部の下端には外方に延出する取付フランジが屈曲形成されている。そしてブラケットは、一方の取付フランジを基台に設けたホルダーに差し込んだもとで、他方の取付フランジをネジ部材で該基台に取り付けることで固定されている。また取付フランジは、先端部が所定角度だけ高くなるように傾斜されており、いわゆるスプリング効果を利用してブラケットが基台へ取り付けられている。そのため、ファンモータを取り付けるブラケットの見かけ上の剛性が向上するから、使用時にビビリ振動や、ビビリ音等の異常音の発生が低減される。
特開平11−191941号公報
しかし、特許文献1に係るブラケットを用いたファンモータの取付構造では、ビビリ振動およびビビリ音等の異常音の発生源である該ファンモータから離れた前記脚部の下端のみを基台に固定しているため、ファンモータ付近でのビビリ振動やビビリ音等の異常音の発生を充分に低減できない問題が指摘される。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、ファンモータの動作時に発生するビビリ振動やビビリ音等の異常音を低減し得るファンモータの取付構造を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係るファンモータの取付構造は、
凝縮器を空冷するファンモータを基台へ固定するファンモータの取付構造であって、
前記ファンモータが取り付けられ、前記凝縮器の背面側に前面を当接させて該凝縮器に配設されるシュラウドと、
前記シュラウドの左右両側縁から外側方へ延出する側端片を有し、一方の側端片の後面側には冷媒から水分を除去するドライヤーを取り付け可能であり、また他方の側端片の後面側には冷凍機構中に冷媒をチャージするためのチャージポートを取り付け可能な取付部とを備え、
前記シュラウドが配設された状態で、前記凝縮器を基台に固定するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ファンモータを取り付けたシュラウドに設けた取付部の左右にドライヤーとチャージポートを夫々取り付けることができる。
本発明に係るファンモータの取付構造によれば、ファンモータの動作時に発生するビビリ振動やビビリ音等の異常音を効果的に低減し得る。
本実施例に係るファンモータの取付構造を採用した製氷機における機械室内に配置される冷凍機構成部品を示す分解斜視図である。 基台上における凝縮器、ファンモータおよび圧縮機等の取付位置を示す平面図である。 図2に示す凝縮器、ファンモータおよび圧縮機等を示す正面図である。 凝縮器にシュラウドを取付固定する様子を説明する側断面図である。 一体的に固定された凝縮器およびシュラウドを、基台に取付固定する様子を説明する側断面図である。 一体的に固定された凝縮器およびシュラウドを、基台に取付固定する様子を説明する平面図である。 従来実施されているファンモータの取付構造を採用した製氷機を、機械室内を開放して示す斜視図である。
次に、本発明に係るファンモータの取付構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、説明の便宜上、図3における図面手前側を製氷機の前側、図面左方向を左側、右方向を右側とする。また、実施例のファンモータの取付構造が実施される製氷機は、基本的に図7に示したものと同一構成であるから、該製氷機の詳細な説明は省略する。
図1は、実施例に係るファンモータの取付構造を採用した製氷機10における機械室16内に配置される冷凍機構17を示す分解斜視図である。また図2は、基台上における凝縮器30、ファンモータ40および圧縮機CM等の取付位置を示す平面図である。更に図3は、冷凍機構17を示す正面図である。機械室16内の基本的な構成は、図7に示した従来の機械室16内と同一で、図1および図2に示す如く、その底部に矩形状の基台18が敷設固定され、該基台18上に冷凍機構17を構成する凝縮器30、ファンモータ40、圧縮機CMおよび電装箱CB等の各種冷凍機構成部品が載置・固定されている。
前記凝縮器30は、前面パネル11aに形成された前記スリット19から吸い込まれた外部空気との熱交換が容易な機械室16の前部右側に取付固定されている。そしてこの凝縮器30は、左右両側下端において外側に向かって略直角に屈曲した一対の脚部32,32を備えている。この脚部32,32の所要位置には、前記凝縮器30を基台18に取り付けるための凝縮器固定穴32a,32aが貫設されている。また凝縮器30の左右両側の後端縁には、外側に向けて延出して後面が平面となっている側端部34,34が、該凝縮器30の全高に亘って形成されている。
前記側端部34,34の高さ方向の略中央部には、凝縮器30に対してシュラウド42を一体的に固定するために、内ネジを切ったシュラウド固定ネジ穴34a,34aが夫々前後方向に沿って設けられている。また、各側端部34における各シュラウド固定ネジ穴34aの上方および下方に離間した位置には、図3に示す如く、凝縮器30に対してシュラウド42を取り付けする際の位置決め手段となる位置決め孔部35,35が夫々設けられている。この位置決め孔部35は、後述する位置決め爪部48が係合する部位であり、該位置決め爪部48の位置決め部48bの挿通を許容するように形成されている。
前記凝縮器30を空冷する前記ファンモータ40は、前記シュラウド42に取り付けられた状態で、該凝縮器30の背面側に配設されている(図1および図2参照)。前記シュラウド42は、合成樹脂等を材質として、前記凝縮器30を効率よく冷却し得る位置にファンモータ40を固定する部材であると共に、該凝縮器30を囲繞して該ファンモータ40による冷却風を効率的に利用するための部材でもある。また前記シュラウド42は、ファンモータ40を囲繞可能な内部寸法に設定された筒状本体41の上端縁から前方へ延出する上端片44と、該シュラウド42の全高に亘って筒状本体41の左右両側縁から外側方に向かって延出し、前面が平面となっている側端片46,46とを備えている(図1参照)。そして前記上端片44は、前記凝縮器30の上端部30aと略同等の幅を有しており、該上端部30a全体を上方から当接しつつ覆うことが可能なように構成される(図2参照)。また前記側端片46,46は、前記凝縮器30の側端部34,34に後方から面接触し得るように構成される(図4参照)。更に、シュラウド42における筒状本体41の略中央の後部下端には、後方に突出する係合片(係合部)49が設けられている。なお、係合片49の後端部には、略中央部に前方に対して凹んだ陥凹部49aが設けられている(図6参照)。
前記側端片46,46には、前記凝縮器30のシュラウド固定ネジ穴34a,34aに対応した位置に前後に貫通するシュラウド固定穴46a,46aが夫々設けられている。また各側端片46は、前記凝縮器30の位置決め孔部35,35に対応した位置に、凝縮器30に対してシュラウド42を取り付けする際の位置決め手段となる位置決め爪部48,48が設けられている(図1および図3参照)。
前記位置決め爪部48は、図4に示す如く、前記側端片46から前記側端部34の厚さ分だけ前方に延設される延出部48aと、この延出部48aの前端から下方に突出する位置決め部48bとから構成されている。すなわち位置決め爪部48は、側方からみて上下逆のL字状となっている。
また前記各側端片46には、ドライヤー51やチャージポート52といった冷凍機構17の構成部品を取り付ける取付部50が設けられている。本実施例の場合、前記シュラウド42の右側の側端片46の後面に設けられた取付部50に、冷媒から水分を除去するドライヤー51が、また左側の側端片46の後面に設けられた取付部50に、外部から冷凍機構17中に冷媒をチャージするチャージポート52が取り付けられている(図2参照)。前記取付部50は、合成樹脂製のシュラウド42に一体的に成形されており、その材質故に弾性変形が可能であり、何れも構成部品を着脱自在に嵌合して取付可能な構造となっている。
このような構造の前記シュラウド42は、前記凝縮器30を後方から覆うように一体的に取付固定されている。具体的な凝縮器30およびシュラウド42の取付固定は、前記位置決め孔部35および位置決め爪部48と、前記シュラウド固定ネジ穴34a、シュラウド固定穴46aおよび該シュラウド固定ネジ穴34aに螺合するシュラウド固定ネジ26とによって達成される。そしてこの取付固定によって前記凝縮器30の上端部30aには、上方からシュラウド42の上端片44が覆うように当接し、該凝縮器30の両側端部34,34には後方から該シュラウド42の側端片46,46が当接して面接触する状態となる(図2および図3参照)。すなわち、前記位置決め孔部35に後方から挿通された位置決め爪部48が、位置決め孔部35の下側の縁部に係合すると共に、側端部34および側端片46が当接して連通した両穴34a,46aに対し、シュラウド固定穴46aに挿通したシュラウド固定ネジ26が該シュラウド固定ネジ穴34aに螺合される。
前記基台18は、所要厚さの金属板の端縁部に屈曲加工を施した略矩形の部材である。この基台18には、図1に示す如く、前記機械室16の前部右側に凝縮器30を取付固定するための凝縮器固定ネジ穴22,22と、シュラウド42を取り付けるための取付爪部(被係合部)24とが設けられている。ここで、前記凝縮器固定ネジ穴22,22は、前記凝縮器30を基台18に取付固定する際の両脚部32,32の凝縮器固定穴32a,32aの位置に対応して設けられる。また凝縮器固定ネジ穴22,22には、内ネジが切られている。
前記取付爪部24は、前記基台18の所要部位を切り起こして設けたものである。前記取付爪部24は、側方からみて先端が前方を指向したL字状に形成されており、一体的に固定した(以下、単に一体化と云う)凝縮器30およびシュラウド42を基台18に取り付ける際に、該シュラウド42の係合片49と係合するようになっている。具体的に取付爪部24は、前記基台18から係合片49における係合部分の厚さ分だけ上方に延設される押さえ部24aと、この押さえ部24a上端から前方に突出する先端部24bとから構成されている。ここで、前記先端部24bの先端は、所要角度上方に傾斜した状態で屈曲されている。また押さえ部24aの幅は、前記陥凹部49aの幅と略同等に設定されている。
そして、一体化した前記凝縮器30およびシュラウド42は、(1)前記凝縮器固定ネジ穴22、凝縮器固定穴32aおよび該凝縮器固定ネジ穴22に螺合する凝縮器固定ネジ28と、(2)前記取付爪部24および係合片49とによって前記基台18に取付固定される。ここで、(1)凝縮器固定ネジ穴22、凝縮器固定穴32aおよび凝縮器固定ネジ28は、一体化した凝縮器30およびシュラウド42における凝縮器30を基台18に固定する手段である。すなわち前記凝縮器30は、該凝縮器30を両脚部32,32の凝縮器固定穴32a,32aと、両凝縮器固定ネジ穴22,22とを連通するように基台18上に載置して、該脚部32の上方から凝縮器固定ネジ28を凝縮器固定ネジ穴22に螺合させることで該基台18に固定される。また、(2)前記取付爪部24および係合片49は、一体化した凝縮器30およびシュラウド42におけるシュラウド42を基台18に固定する手段である。すなわち前記シュラウド42は、前記取付爪部24に対して前方から係合片49を係合させることで前記基台18に固定される。
(実施例の作用)
次に、前述のように構成された実施例のファンモータの取付構造の作用について説明する。なお、前記凝縮器30、シュラウド42および基台18は、夫々取付固定されていない状態にあるとする。
先ず、図4に示すように前記凝縮器30に対してシュラウド42を位置決めすべく、4つの位置決め爪部48における位置決め部48bを、位置決め孔部35を介して側端部34の後ろ側から前側へ挿通させる。このとき、前記位置決め部48bは下方に突出して形成されているため、前記両側端片46,46は、凝縮器30に取付固定される位置よりも少し高い位置で両側端部34,34に当接する(図4(a)参照)。この状態からシュラウド42を下げれば、各位置決め爪部48における延出部48aの下面が前記位置決め孔部35の下縁部に当接して上下方向の位置決めされると共に、位置決め部48bが側端部34に係合して前後方向の位置決めがなされる。またシュラウド42の上端片44が、前記凝縮器30の上端部30aに覆うように当接する(図4(b)参照)。
この状態において、前記凝縮器30のシュラウド固定ネジ穴34aとシュラウド42のシュラウド固定穴46aとは連通する位置関係となるので、後方からシュラウド固定ネジ26を該固定ネジ穴34aに螺合すれば、前記シュラウド42(ファンモータ40)は凝縮器30を後方から覆うように一体化される。このとき、凝縮器30の上端部30aの略全体にシュラウド42の上端片44が上方から当接し、また側端片46,46の略全体が側端部34,34に後方から面接触状態で当接して固定される。従って、凝縮器30とシュラウド42との固定は非常に強固なものとなる。また前記凝縮器30は、基本的に剛性の高い部材であるので、これに一体化したシュラウド42も見かけ上の剛性が向上してファンモータ40の動作によるビビリ振動やビビリ音等の異常音を効果的に低減し得る。なお、図4においてファンモータ40は省略されている。
次に、一体化された前記凝縮器30およびシュラウド42を、前記基台18に取付固定する場合を説明すると、図5(a)および図6に示す如く、該シュラウド42の係合片49を取付爪部24に係合させるように前方から移動させる。このように係合片49を取付爪部24に係合させると、最終的に前記陥凹部49aに取付爪部24が入り込んで、押さえ部24aの前端に当接する。ここで、前記先端部24bの先端は、所要角度上方に傾斜しているので、係合片49の取付爪部24への係合はスムーズになされる。
また、前記基台18の上面と先端部24bの下面との間の距離は、係合片49における係合部分の厚さと略同等に設定されているため、該係合片49を取付爪部24に係合させたシュラウド42の上方向へのずれは好適に抑制される(図5(a)参照)。更に、前記押さえ部24aの幅と、陥凹部49aの幅とは略同等に設定されているため、前記シュラウド42の左右方向へのずれも好適に防止される(図6参照)。そして、前記係合片49を取付爪部24に係合させることで、凝縮器固定ネジ穴22,22の位置と、両凝縮器固定穴32a,32aの位置とが一致する。
この状態において、上方から各凝縮器固定穴32aに連通した凝縮器固定ネジ28を凝縮器固定ネジ穴22に螺合することで、一体化された凝縮器30とシュラウド42(ファンモータ40)とが前記基台18に固定される。そして、前記シュラウド42における各取付部50に、対応してドライヤー51およびチャージポート52を取り付ける。なお、図5および図6においてファンモータ40は省略されている。
前記シュラウド42の上端片44が該凝縮器30の上端部30aを上方からが覆うように当接し、該シュラウド42の側端片46,46が該凝縮器30の両側端部34,34を後方から当接してなされる該凝縮器30とシュラウド42との固定は、固定箇所が多くかつ分散して存在しているため、安定度が高く、ビビリ振動やビビリ音の異常音を大きく低減し得る効果を奏する。
また、後面が平面となっている側端部34,34と、前面が平面となっている側端片46,46とが面接触状態で当接するので、凝縮器30とシュラウド42との固定は非常に強固なものとし得る効果を奏する。また、前記基台18の上面と先端部24bの下面との間の距離は、係合片49における係合部分の厚さと略同等に設定され、
更に、押さえ部24aの幅と、陥凹部49aの幅とは略同等に設定されているため、該係合片49を取付爪部24に係合させたシュラウド42の上方向および左右方向へのずれは好適に抑制される。このずれの防止により、一体化した凝縮器30およびシュラウド42と基台18との固定が容易となる効果を奏する。
また更に、前期位置決め爪部48における延出部48aの下面が、位置決め孔部35の下縁部に当接して上下方向の位置決めされると共に、位置決め部48bが側端部34に係合して前後方向の位置決めがなされるため、凝縮器30とシュラウド42との固定が容易となる効果を奏する。
また、前記シュラウド42に各種冷凍機構成部品を取り付ける取付部50を設けることで、以下の作用を奏する。すなわち、(a)前記冷凍機構成部品を固定する固定具に係る部品点数を省略し得る、(b)冷凍機構17全体がシュラウド42の剛性向上に資するため、該シュラウド42のビビリ振動やビビリ音の異常音を低減し得る、(c)取付部50への冷凍機構成部品嵌合の取り付けは嵌合等でなされているので、該冷凍機構成部品の着脱が容易に可能となる。
(変更例)
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構造を適宜に採用することができる。
(1)実施例では、側端部34,34および側端片46,46は夫々対向する面を平面形状としていたが、例えば規則的な凹凸等のように、側端部34,34と側端片46,46とが当接した際に、面的接触が達成される対応した形状であれば、如何なる形状でも採用可能である。
(2)実施例では、凝縮器30の両脚部32,32は、何れも凝縮器固定ネジ28,28で固定されていたが、両脚部32,32の何れか一方の基台18に対する取り付けを、例えば取付爪部24と係合片49とのように係合で実施するようにしてもよい。この場合、一体化した凝縮器30およびシュラウド42の基台18への着脱が容易となる。
(3)実施例では、シュラウド42の係合片49は、略中央下端部に1つだけ後方に突設されているが、例えばシュラウド42の下端部左右両側に離間する等して複数設けてもよい。この場合、一体化した凝縮器30およびシュラウド42の基台18への取り付けの容易性を損なわず、かつ基台18に対する固定性を高めて、更にファンモータの動作時に発生するビビリ振動やビビリ音等の異常音を効率的に低減し得る。
(4)実施例では、位置決め爪部48は、合計で4カ所設けられているが、その数を適宜変更してもよい。
(5)実施例では、シュラウド固定ネジ穴34aに内ネジを切って、該固定ネジ穴34aにシュラウド42のシュラウド固定穴46aに挿通したシュラウド固定ネジ26を螺合しているが、例えば内ネジを前記シュラウド固定穴46a側に切ったり、または該シュラウド固定ネジ穴34aおよびシュラウド固定穴46aを共に単なる貫通穴として、凝縮器30の前方またはシュラウド42の後方の一方からボルト等を挿通して、他方側でナット等により締結するようにしてもよい。
(6)実施例では、凝縮器固定ネジ穴22に内ネジを切って、ここに凝縮器30の凝縮器固定穴32aを介して凝縮器固定ネジ28を螺合しているが、例えば公知の締結手段を用いて固定してもよい。
17 冷凍機構、18 基台、30 凝縮器、 40 ファンモータ、
42 シュラウド、46 側端片、50 取付部、51 ドライヤー、
52 チャージポート

Claims (1)

  1. 凝縮器(30)を空冷するファンモータ(40)を基台(18)へ固定するファンモータの取付構造であって、
    前記ファンモータ(40)が取り付けられ、前記凝縮器(30)の背面側に前面を当接させて該凝縮器(30)に配設されるシュラウド(42)と、
    前記シュラウド(42)の左右両側縁から外側方へ延出する側端片(46)を有し、一方の側端片(46)の後面側には冷媒から水分を除去するドライヤー(51)を取り付け可能であり、また他方の側端片(46)の後面側には冷凍機構(17)中に冷媒をチャージするためのチャージポート(52)を取り付け可能な取付部(50)とを備え、
    前記シュラウド(42)が配設された状態で、前記凝縮器(30)を基台(18)に固定するようにした
    ことを特徴とするファンモータの取付構造。
JP2011224128A 2011-10-11 2011-10-11 ファンモータの取付構造 Active JP5367794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011224128A JP5367794B2 (ja) 2011-10-11 2011-10-11 ファンモータの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011224128A JP5367794B2 (ja) 2011-10-11 2011-10-11 ファンモータの取付構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007007386A Division JP2008175419A (ja) 2007-01-16 2007-01-16 ファンモータの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012037231A JP2012037231A (ja) 2012-02-23
JP5367794B2 true JP5367794B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=45849402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011224128A Active JP5367794B2 (ja) 2011-10-11 2011-10-11 ファンモータの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5367794B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210014900A (ko) * 2019-07-31 2021-02-10 한온시스템 주식회사 쿨링모듈 케이싱 플레이트 조립체, 상기 플레이트 조립체의 조립방법 및 상기 플레이트 조립체를 포함하는 쿨링모듈의 조립 및 수리방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6194475B2 (ja) * 2013-09-20 2017-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641059Y2 (ja) * 1991-08-01 1994-10-26 サンデン株式会社 ファンモ−タ取り付け構造
JP3817925B2 (ja) * 1998-08-31 2006-09-06 スズキ株式会社 車両用コンデンサ
JP3896268B2 (ja) * 2001-10-16 2007-03-22 ホシザキ電機株式会社 熱交換装置
JP3824010B1 (ja) * 2005-06-22 2006-09-20 松下電器産業株式会社 冷蔵庫

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210014900A (ko) * 2019-07-31 2021-02-10 한온시스템 주식회사 쿨링모듈 케이싱 플레이트 조립체, 상기 플레이트 조립체의 조립방법 및 상기 플레이트 조립체를 포함하는 쿨링모듈의 조립 및 수리방법
KR102621266B1 (ko) 2019-07-31 2024-01-08 한온시스템 주식회사 쿨링모듈 케이싱 플레이트 조립체, 상기 플레이트 조립체의 조립방법 및 상기 플레이트 조립체를 포함하는 쿨링모듈의 조립 및 수리방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012037231A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20150108688A (ko) 공기조화기의 실외기
JP5367794B2 (ja) ファンモータの取付構造
JP5367793B2 (ja) ファンモータの取付構造
JP2008205582A (ja) 音響調節器の筐体構造
JP2008190806A (ja) 空気調和機の室外ユニット
KR20150091616A (ko) 공기조화기의 실외기
JP2019178802A (ja) 空気調和機
JP2008175419A (ja) ファンモータの取付構造
JP4918413B2 (ja) 冷蔵ショーケース
JP5097515B2 (ja) 製氷機
JP2016130591A (ja) 冷蔵庫
JP2007017044A (ja) 冷蔵庫
TW201328493A (zh) 電子裝置殼體
JP2014043971A (ja) 空気調和装置の室外機
JP6723500B2 (ja) 取付構造および冷蔵庫
JP5076538B2 (ja) 音響調節器の筐体構造
KR101573534B1 (ko) 모터 장착부재 및 이를 구비하는 트레이 어셈블리
JP2003156233A (ja) 空気調和機の室外機
JP2019196884A (ja) 冷却貯蔵庫
JP5558438B2 (ja) 冷蔵庫の庫内仕切り前板の取付構造および冷蔵庫
JP6681781B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2009008375A (ja) 冷蔵庫
CN114877607B (zh) 一种冰箱
JP2019027633A (ja) 基板固定構造およびそれを備えた冷蔵庫
WO2021124665A1 (ja) ヒートシンク、および電子機器ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5367794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350